元スレ僧侶「ひのきのぼう……?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×4
451 = 409 :
今からでも遅くない、早く僧侶を戻してぶとうかと魔法使い♀の僧侶ハーレムパーティを作るんだ
このままでは俺が死んでしまう
452 = 422 :
もうマジで魔王世界滅ぼせよ
453 = 377 :
どうせ記憶戻るんだから
賢者いい思いしてるの今だけだろw
454 = 409 :
>>435
ああそれだわ
ラストが急展開すぎてついてけなかったけど面白かったよ
455 = 301 :
――
賢者「まもなく山頂ですね」
勇者「かなり登ったけど……まだ魔王城に攻め入る手がかりは見つからないね」
戦士「無駄足に終わる可能性もあるというのだな」
商人「そんなこたぁありません。ここの魔物はなかなかG稼ぎに打ってつけですぞ」
賢者「それに経験値も豊富に得ました。我々はまた一回り鍛えられたでしょうね」
勇者「うん。それにどうせ旅をするなら、色んなところを見て回りたいしね」
戦士「のん気なものだな。これでは……これでは、物見遊山ではないか。なぁ商人よ」
商人「はい? ああ、まあ、そうかもしれませんなあ」
賢者「……今ごろは僧侶殿も、城下町で安穏と過ごしていることでしょうね」
賢者「いや運が悪ければ、別れたあの日のうちにはすでに魔物に――」
戦士「それはない。愚鈍とはいえ、ああ見えて恐ろしくしぶとい奴だったからな」
勇者「ねえ何の話?」
賢者「いつかの民家にあった冒険譚の話ですよ。今度聞かせて差し上げましょう」
商人「賢者殿……ごまかし方も上達していってますな……」
456 = 307 :
>>453
本当にこうでなかったら報われない
>>1、もしハッピーエンドでないと(ry
457 = 330 :
胸糞系は埋るのはえーな
458 = 315 :
>>451
そこに賢者♀もくわえてだな
459 = 409 :
>>458
性格♂そのままで奪い合いが始まるんですねわかります
460 = 301 :
間違いなくこのスレでは収まらなくなったので
>>900後半ぐらいで後編パートスレを、まったく同じスレタイで>>1が立てます悪しからず
461 = 382 :
賢者戦士商人惨殺√はよ
462 :
>>458
戻さずとも僧侶のことを理解したおにゃのこ達がパーティ組んでくれればOK
463 = 370 :
>>460
把握
支援は任せろ
464 :
おまえらが先を推測するのは勝手だけどそれをここに書くなよ…
465 = 359 :
>>460
僧侶のモデルお前か
俺らが悪いのに謝るなよ
466 = 305 :
書き溜めた分無くなったっぽいな
明らか初期に比べてスピード下がってるじゃん!!
467 :
パートにするよりSS速報に移動したらどうかね
468 = 301 :
――
【雪山>山頂】
勇者「うわぁ、見晴らしいいね」
賢者「前方は北の城、後方は西の町が一望できますね」
戦士「そして横には魔王城、か……」
商人「ふむ。あの海の真ん中にそびえ立つ大陸が、我々の終着点ですな」
勇者「すごく切り立った山で囲まれてるね。どうやって乗り込めばいいんだろう……」
賢者「理想は空路。次点で陸路。……大穴で海路ですか」
戦士「正直、あの山は登れないこともない。が、このパーティーと装備ではとても無理だな」
商人「魔王との戦いを控えながら、丸腰で登頂するわけにもいきませんしなあ」
勇者「とにかく情報収集しておいて損はないね。このまま予定通り北の城に向かおう」
勇者「旅をしてから結構経つし、きっと何か手がかりが生まれてるかもしれない」
賢者「ええ」
戦士「……ん……天気が悪くなってきたな」
商人「うひゃあ、こりゃ大変だ! もし吹雪いて来たら、ルーラで退散しましょう!」
469 :
魔王になりたい
470 = 435 :
>>460
パート2とかは荒れるから入れるなよ
471 :
おまえら埋めすぎなんだよ少し黙ってろ
472 = 334 :
僧侶「勇者……ずっと一緒だよ……」
メ ガ ン テ
473 = 301 :
勇者「……ちょっと待って」
賢者「? どうしました?」
戦士「む。あれは……」
商人「すわ、前から魔物がやってきますぞ! 迎撃準備じゃ!」
勇者「待って。あれは魔物じゃない……」
―― ―― ―― ―― ――
僧侶(もうちょっとで山頂かな。ふう、疲れた)
僧侶(ここの魔物は強いからなぁ。逃げきるのが精一杯だよ。おかげで登るのは早かったけど)
僧侶(でも天気も悪くなってきたし、そろそろ逃げきるのも難しくなってくるのかなぁ)
僧侶(ん?)
僧侶(うわぁ、言ってるそばから魔物の群れだ。また逃げ切れるかな……)
僧侶(……ん? ちょっと待てよ? 魔物じゃない……?)
僧侶「んん?」
僧侶「あっ!」
474 = 359 :
うああああ僧侶あああ
475 = 301 :
僧侶「勇者!」
勇者「? えっ?」
戦士「僧侶!」
商人「な、なんと僧侶か!」
賢者「……!!」
僧侶「うわあ、久しぶりだね。僕だよ、僧侶だよ」
勇者「えっ? えっ??」
戦士「……僧侶。こんなところで何をしている」
僧侶「えっと。実は北の城で――」
商人「ああっ、お前のその額の紋章は!?」
賢者「……追放者の烙印。自力では決して消えない傷痕……」
戦士「お前、追放されたのか。何をやらかしたのだ」
僧侶「それが、ちょっとオーブを盗んだ犯人に間違えられて」
商人「国宝を!? また大それたマネを!」
僧侶「僕は盗んだりしてないけど、もう判決が出ちゃったから、仕方ないんです」
476 = 422 :
会っちまったな…
477 = 386 :
あーあ出会っちまったか
478 = 301 :
僧侶「そうそう勇者、それでね。色々あって、もう小屋には住めなくなっちゃったんだ」
勇者「え……小屋に……?」
僧侶「でも安心して。国が、勇者に新しい家を用意してくれたんだって」
賢者「まぁそのくらいの支援は当然でしょう」
商人「ふむ。その家の規模によって、王の信頼の度合いが図れますな」
戦士「ふん、どんな家だろうが住めば都だろう。あるだけマシだ」
僧侶「神父さんの小屋も、家主が代わっただけで、なくなった訳じゃないから――」
勇者「神父さん?」
勇者「ねえ、君、なんで神父さんのこと知ってるの?」
僧侶「えっ? やだなぁ、僕と勇者が、一番お世話になった人じゃないか」
勇者「ボクと……君が?」
賢者(まずい! 過去の記憶が倒錯しては、勇者様に悪影響を及ぼす可能性も――)
賢者「勇者様!」
勇者「?」
賢者「お下がりください。これ以上この者に関わってはいけません」
480 :
読み手のうっぷんためさせ過ぎでしょう。
追いついたけど、延々と低空飛行だしもう寝る。
481 :
賢者・・・
482 = 301 :
賢者「商人殿、勇者様を離れた場所へ!」
商人「えっ、ワ、ワシ? はぁ、賢者殿がおっしゃるなら」
勇者「え、ちょっと何? この人は誰? ちょっと――」
商人「まぁまぁほらほらさぁさぁ」
僧侶「……えっ? 『誰?』ってどういうこと?」
戦士「俺は立ち合わせてもらうぞ」
賢者「構いませんよ」
僧侶「戦士さん、賢者さん。勇者はどうしちゃったの?」
賢者「僧侶殿。いや、僧侶よ。残念ながら」
賢者「勇者様は、二度とお前のことを思い出すことはない」
僧侶「えっ? どうして?」
賢者「私が勇者様の、お前に関する一切の記憶を消したからだ。もう、戻らない」
戦士「……」
僧侶「……。どうして、そんなことをしたんですか?」
483 = 422 :
賢者マジでシネ
486 = 301 :
賢者「……勇者は、お前の事をいつも気にかけていた」
賢者「魔王討伐に支障が出るほどに、だ」
賢者「だから記憶を消した。おかげで旅は順調になった」
賢者「これで納得できるか?」
戦士「……」
僧侶「……」
僧侶「そっかぁ」
僧侶「勇者は僕のことを、そんなに気にかけてくれてたんだ」
賢者「! ……だが、もう二度と思い起こすことはない」
僧侶「良かった」
賢者「!?」
僧侶「僕なんかのために魔王退治が難航してちゃ、申し訳が立たないし」
僧侶「勇者が無事に魔王を倒せるなら、僕が持つものなら何でも差し出すよ」
賢者「……別に、お前からなにか受け取った訳ではない。一方的に消したのだ」
賢者「私は、お前が恨むべき存在になったのだぞ」
487 = 359 :
賢者「キャッキャウフフ」
488 = 396 :
僧侶人良すぎだろ…
489 = 339 :
うわああああああああああああああああ
490 = 462 :
この僧侶、僧侶というより聖人じゃね?
491 = 307 :
今ドラクエ9の賢者の装備引っぺがして地図の洞窟に一人で放り出しだ
492 :
ぐう聖
生まれて始めてこの言葉を使おうと思った
493 = 301 :
僧侶「恨む? 何を恨むというの?」
僧侶「逆に感謝したいくらいだよ。勇者が旅に専念できるようになったのなら」
賢者「……『二度と』思い出さないのだぞ。旅が終わっても、平和な世界になっても」
僧侶「だったら、なおさら安いものだよ。世界が平和になったのなら」
賢者「……そうか。そういうことか。つまり」
賢者「所詮、お前の勇者様に対する思い入れなど、その程度のものなのだな」
賢者「勇者様にとぼけられても、特に何とも思わない、思えないというわけだ」
僧侶「……ううん……。よく分からない」
賢者「ふっ、安心した。お前がそういう了見ならば、こちらもやりやすい」
賢者「多少なりとも抱いていた罪悪感が溶けていくようだ。いや実に馬鹿らしかった」
僧侶「……よく分からないけど」
僧侶「きっと勇者は、僕のことを忘れてくれたほうが、幸せになると思う。そんな気がする」
賢者「……遠回しに気取った自惚れかな? ふっ、心配には及ばない」
賢者「勇者様は必ず、必ず幸せになる。この賢者の名にかけてな」
僧侶「そう。よかった」 ニコッ
494 = 469 :
アレが痛い
495 :
僧侶が報われなさすぎて泣いた…
496 = 382 :
賢者良心の呵責で自殺クルー?
497 = 324 :
僧侶が真の勇者END
な?
498 = 301 :
賢者「では、僧侶よ。できるなら、もう二度と勇者様に関わらないで欲しい」
賢者「何かの拍子に勇者様の記憶が戻ってしまっては、旅が遅延する恐れもある」
僧侶「うん。……。分かった」
戦士「……」
賢者「それでは戦士殿、先を急ぎましょう。いよいよ天気も悪くなってきましたし」
戦士「ああ。先に行っててくれ。俺は少しだけこいつと話がある」
賢者「どうぞ。しかし、あまり長くならないように――」
僧侶「戦士さん」
戦士「……それは『ひのきのぼう』か。なぜ持ち歩いている」
僧侶「これは、僕です。前、戦士さんが僕にそう言ってくれたから、翌日に買ったんです」
戦士「……まさかそれだけで、一人で、この雪山の頂まで登ってきたというのか」
僧侶「そうですよ。いつも逃げてばっかだけど、でも、いざ戦うとなったら」
僧侶「『突き』が強いんです。今じゃあ『ひのきのぼう』は、結構使いこなせるようになったんですよ」
戦士「……突きが強い……か……」
499 = 336 :
僧侶が聖人に進化する展開はよ
500 = 386 :
おい・・・バッドエンド厨は歓喜だが
きついってこんなん
みんなの評価 : ★★★×4
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