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    元スレ僧侶「ひのきのぼう……?」

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    みんなの評価 : ★★★×4
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    251 = 235 :

    >>247
    僧侶と魔法使いとぶとうかでおk
    ゴミどもはくれてやるよ

    252 = 16 :

    >>247
    そして勇者と僧侶は幸せにry

    253 = 1 :

    戦士「待たせたな。これが『伝説の剣』だ」

    商人「おおっ!!」

    勇者「わぁ! 戦士さん、ありがとう!」

    賢者「さすがは百戦錬磨の雄。お見事です」

    商人「ちょ、ちょっと確認させてくだされ」

    商人「ふむ……ふむふむ。うーむ、ワシは現物を手に取るのは初めてですが」

    商人「本物で間違い無さそうですな。収拾した情報とほぼ一致しております」

    商人「後は刀身を見せてもらえば、確信に至れるのですが……」

    戦士「!」

    賢者「では勇者様、さっそくお手を」

    勇者「ボ、ボクがこれを抜くの? 緊張するなぁ」

    勇者は 伝説の剣を 手に取った! ▼

    勇者「……なんだか、不思議な力を感じる。ちょっと冷たいけど。それじゃあ……」

    戦士「待て!!」

    勇/商/賢「!?」

    254 :

    ♂だとクズにしか見えないのに、♀に脳内変換すると皆かわいいから困る

    255 = 231 :

    >>257
    ちょっとまてぶとうかだけは渡さん

    257 = 189 :

    >>257は本当に欲張りだな!!

    258 :

    男賢者だとわかってても脳が勝手に女に変換してくる

    259 = 1 :

    勇者「な、なに? 戦士さん」

    戦士「その剣を抜くのは、別の機会にしてもらいたい」

    商人「な……何故ですかな?」

    戦士「仮にも伝説と称される武器だ。簡単に抜いていいものではなかろう」

    戦士「どうしても抜く必要に迫られたときに、初めて抜剣すべきだ」

    賢者「……ですが、早いうちに手に馴染ませておくという必要性が、既にありませんか?」

    戦士「最初から頼ってしまっては、もしその剣が使えなくなったときに困るだろう」

    戦士「ここはいざというときまで温存し、必要が迫るまでは、現状の装備を保つべきだ」

    賢者「偽物だったらどうするのです。確認するくらいは良いでしょう」

    戦士「ならば天下の大商人を目指す男の目が、曇っていたということだ」

    商人「ワ、ワシの目利きは偽物などに誤魔化されたことはありませんぞ!」

    戦士「ならば本物と断定できるのだな」

    商人「少なくとも、外見を見る限りは! ええ、刀身など確認せずとも!」

    賢者「……どうされますか? 勇者様。決めるのは貴方です」

    勇者「……う~ん。それじゃあ……」

    260 = 189 :

    ぬかった

    261 = 174 :

    下女とか夫人とかどうやってもクズにしか見えない

    262 = 1 :

    勇者「とりあえず戦士さんの言うとおりにしよう」

    戦士「!」

    勇者「戦士さんがいなければ、この剣は手に入らなかったもん」

    勇者「だから今回は、戦士さんの言い分を尊重したいな」

    賢者「……勇者様がそう仰られるのであれば」

    戦士「ならばその日が来るまで、この剣は俺が預かっておこう。構わんな?」

    勇者「うん、構わない」

    賢者「勇者様、それはさすがにどうかと。商人殿に預かってもらうべきです」

    商人「ワ、ワシがですか」

    勇者「ううん、いいよ。この剣はそもそも、戦士さんが手に入れたものでしょ」

    勇者「何だかボクがそれをほいほい受け取っちゃうと悪いし、すっきりしないんだ。ね?」

    賢者「……勇者様がそう仰られるのであれば」

    戦士「勇者よ。感謝する」

    勇者「そんな、お礼を言われるようなことは何にもないよ」

    賢者「……」

    263 = 245 :

    うーんそれじゃあ
    僕が勇者ちゃんとちゅっちゅするよ!

    264 = 235 :

    俺はいつも剣を抜いてるぜ














    一度も斬ったことないけど

    265 = 1 :

    商人「ところで、次の目的地はどこですかな。明日の行き先は」

    勇者「うん、それなんだけど、すでに賢者さんと決めてあるんだ」

    賢者「はい。我々は次に、【北の城】へ向かう途中にある、雪山へ向かおうと考えています」

    商人「ふむ。構いませんが、ご説明願えますかな」

    賢者「はい。伝説の剣を入手してしまえば、この旅の目的は残り一つ」

    賢者「すなわち、【魔王城】への侵入経路の発見です」

    戦士「そういえばもうじき大陸を一周するが、結局道らしき道は見つけられず仕舞いだったな」

    商人「辛うじて南の港町からの陸続きのルートがありましたが、ありゃ無理ですもんな」

    賢者「どこにも道が見つからなかった場合、そのルートを使うことになりますが」

    賢者「まだ足を踏み入れていない地域があります。それが次の雪山です」

    賢者「万一そこにも手がかりが無かったなら、そのまま雪山を越えて【北の城】に向かいます」

    賢者「大陸の王都であれば、今なら何らかの新たな情報が集まっているかもしれません」

    勇者「うん、ちょうどみんなの故郷だしね! ボクも魔王と決戦の前に、一度家に帰りたいし」

    商人「えっ。ああー……」

    戦士「むう……それは……」

    266 = 16 :

    >>263
    はぜろ

    267 = 1 :

    賢者「僧侶殿のことなら、心配いりませんよ」

    商人「!? ちょ、ちょっと」

    戦士「賢者、どういうつもりだ?」

    勇者「?」

    勇者「僧侶って、誰のこと?」

    商人/戦士「!?」

    賢者「あぁ勇者様、ちょっとした知人です。我々のパーティーには関係ありませんよ」

    勇者「ふうん……? 誰だろ……」

    戦士「……」

    商人「……ほ、ほほう。さすがは賢者殿。何やらうまくやりましたな」ボソ

    賢者「いえ。これは魔王打倒のためにも、必要な処置だと思ったまでです」

    戦士「ふん。まぁ、確かにそうか」

    賢者「とにかく、これで何の気後れもなく、北の城まで向かえるということです」

    勇者「……? ねえ、何の話?」

    賢者「大したことはありませんよ。それでは最後に、地図でおさらいをしましょう」

    268 :

    「おおゆうしゃよ、わすれてしまうとはなさけない・・・」

    269 = 1 :

     

    ―――――――――【北の城】―――――――――

    ―――【雪山】―――――――――【渓谷】―――

    【西の町】――――【魔王城】――――――【東の村】

    ―――【砂漠】―――――――――【賢者の村】―

    ―――――――――【南の港町】――――――――

     

    賢者「我々は今まで、【北の城】からぐるりと時計回りに旅をしてきました」

    賢者「もっとも私がパーティーに参入したのは【賢者の村】からですが」

    勇者「今いるのがこの【西の町】でしょ。だったら雪山を越えたら、ちょうど一周するね」

    商人「魔王城の周りは高い山、そして海……もはや空から乗り込むぐらいしかありませんな」

    戦士「ルーラやキメラのつばさを応用して、乗り込めないのか」

    賢者「不可能ですね。少なくとも、一度足を踏み入れなければ」

    勇者「……うん、分かった。明日雪山に行って、そのまま北の城に行って」

    勇者「いずれにも魔王城に乗り込む糸口が見つからなければ、南の港町からの陸路を使おう」

    270 = 100 :

    本当にクズしかいないな

    271 = 1 :

    勇者「それじゃ、今日はもう暗くなってきたし、解散――!」

    ――

    勇者(……何だか熱を出してから、やけに胸の中がすかすかする気分。変なの……)

    勇者(ううん、そんなこと気にしてる場合じゃない。明日は山越え、しっかり休まなくちゃ……)

    ――

    戦士(この『伝説の剣』……やはり抜けぬ……)

    戦士(ふん……仮に最後まで抜けなかったとしても……魔王を倒すのはこの俺だ……)

    ――

    商人(いまの軍資金はこれだけ。魔王を倒しさえすれば、これを元手にもっと増やせる)

    商人(その時の商戦はすでに考えてある……ぐふふ、世界一の大商人になる日は近いぞ……)

    ――

    賢者(勇者様の、私を見る目が変わった……私に、確かな機会が与えられたのだ……)

    賢者(あとは何があろうとも必ず勇者様を支え、お守りし、魔王を倒す)

    賢者(それだけの箔がつけば、何者も口は挟めないだろう……そして、その暁には……)

    ――――

    272 = 231 :

    渓谷って淫谷って見間違えるな

    273 = 235 :

    >>270
    性別転換してみろ
    抜ける

    274 = 236 :

    こ....ここからはっぴーえんどだよね?

    275 :

    何時になったら僧侶の逆襲はじまんのー

    276 = 1 :

    ――――――――――――――――――――

    【北の町>城下町>外れの小屋】

    <夜>

    僧侶「ふう……ただいま」

    僧侶「おなかすいたな。パンを食べよう」

    僧侶「パンふた切れにバターを塗って……あと少し野菜も」

    僧侶「いただきます」

    僧侶「ん……おいしい。しあわせ」

    僧侶「ごちそうさま」

    僧侶「さて……寝よっかな」

    僧侶(……今日もたくさん特訓したぞ。僕、結構強くなったかも)

    僧侶(そろそろギルドに登録してもいいかもしれない。そしたら、勇者も驚くかな)

    「――!」

    僧侶「……ん? なんだろ」

    僧侶(外が騒がしいな……行ってみよう)

    278 = 231 :

    >>276
    穴がしゃべっとる・・

    279 = 208 :

    魔王軍の進行で殺伐としてるだけかと
    まあクズばっかだな








    お前だよ賢者屑野郎てめぇぇぇ!!

    280 :

    人間臭いパーティーだな

    281 = 22 :

    煩悩が大きすぎるPT

    282 = 168 :

    途中まで戦士はまともと思ってたら戦士もクズだったでござる
    でも賢者の気持ちは結構分かる
    こいつ好きだわ、悲惨なことになりそうだけどwww

    283 = 1 :

    ガチャ

    僧侶(なんの騒ぎだろう……)

    盗賊「だからオレは何も盗ってねえって!」

    兵士B「くそ……おかしいな、荷物には何もないぞ」

    兵士A「おい、ボディチェックだ!」

    盗賊「くっ……待て!」

    盗賊「お前ら、そこまでオレを疑うってことは覚悟はできてるんだろうな!」

    兵士B「何ぃ」

    盗賊「この国は、ヨソ者の亡命にも慈悲深いと聞いてやってきたが――」

    盗賊「夜中の出入りは禁止だなんて話、昨日の今日で知る機会がなかったんだ!」

    兵士A「こいつ何日も隠れてた分際でよくもそんなデタラメを……」

    盗賊「いいか、もしオレの身体を調べて何も出てこなかったら、お前たちを……」

    盗賊「国を訴えてやる! 訴訟だ! それなりの賠償を要求してやるぞ!」

    兵士B「お、おいどうする?」

    兵士A「こんな露骨なその場しのぎにたじろいでお前がどうする! さぁ服を改めろ!」

    284 = 235 :

    >>281
    野蛮さで成り立ってるよな

    285 = 1 :

    僧侶「あのう……」

    盗賊/兵士A/B「!?」

    僧侶「もう夜中ですし、ケンカはやめませんか?」

    兵士A「な、なんだお前は」

    僧侶「僕は近くの小屋に住む者です。こんな時間に言い争うのは、つまらないからやめましょう」

    盗賊「あっ! お、お前!」

    兵士A「ま、待て! 逃げる気か!」

    盗賊「違う! こいつだ、こいつがアレを盗んだんだ! そうに違いない!!」

    僧侶「えっ?」

    兵士B「何をでたらめを……」

    盗賊「でたらめなんかじゃねえさ、見ろ、こいつのポケットの膨らみを」

    盗賊「オレが証明してやる!!」


    盗賊は 僧侶に かけよった! 
    盗賊は 僧侶のポケットから オーブをとりだした! ▼

    僧侶「えっ……?」

    286 = 64 :

    えっ……?

    287 = 240 :

    またクズか

    288 = 101 :

    ざけんなくずどもあああああああああ

    289 = 1 :

    兵士A「そ、それは!」

    兵士B「そいつを早く渡せ!!」

    盗賊「も、もちろんだ」

    兵士は オーブをうけとった ▼

    兵士A「間違いない……この珠の美しい色合い! 紛れもなく国宝のオーブ!」

    兵士B「ああ、助かった……一時はどうなることかと思った……」

    盗賊「そ、そんなにスゲーもんだったのか? お、お前もよく盗る気になったなぁ」

    僧侶「えっ? 僕はそんな玉なんて知らないよ」

    盗賊「嘘をつけ! 現にお前のポケットから出てきたのを、このお二人も見てたんだ!」

    兵士A「うむ……まぁ、確かに」

    兵士B「そこの少年、お前を城へ連行する! さぁ大人しくするんだ!」

    僧侶「えっ? 今のは、そこの人がもともと持ってたのを、僕のポケットに入れたんだよ」

    盗賊「出まかせを! どうせオレがヨソ者だから、濡れ衣を着せやすいって魂胆なんだろ!?」

    兵士B「ええ……ど、どうする?」

    兵士A「とにかく、二人ともひっ捕らえるんだ!」

    290 = 68 :

    なんか腹立ってきた

    291 = 81 :

    女盗賊きた

    292 = 235 :

    まーた盗賊か
    盗賊としょうにん()は肉壁に改名しろよ

    293 = 199 :

    戦士も賢者もクズすぎる

    294 = 1 :

    ――

    【北の城>地下牢】

    衛兵「ここでしばらく大人しくしてろ!」

    ガシャン

    僧侶「あいたた」

    僧侶(……うーん。僕はオーブなんて盗んでないんだけどな)

    僧侶(でもそれより、いいことを知ったぞ)

    僧侶(【東の村】の村長さんが寝言で言ってたオーブは、多分これのことだ)

    僧侶(【東の村】から少し西へ進んだ位置にほこらがあって、そこにオーブを持っていくんだ)

    僧侶(そうしたら、魔の城へ続く道が開ける……多分、何かが起こるんだ)

    僧侶(魔王城は山と海に囲まれてるから、多分この方法で乗り込めるんだ)

    僧侶(勇者に会ったらすぐに伝えないと)

    僧侶(……ここを出られたら、だけど。……いつ出してもらえるのかな……)

    僧侶(……)

    僧侶「」 Zzz…

    295 = 1 :

    ――

    兵士B「ふい~。オーブが見つかって良かった良かった」

    兵士A「なあ兄弟」

    兵士A「あのとき、尋問してた男の方の服は、まだ改めてなかったよな」

    兵士B「そうだったか? まぁそんなこと覚えちゃいないが」

    兵士A「オーブが見つかって俺も動転していたが、よくよく考えてみると」

    兵士A「あの男がガキの方に無理矢理オーブを押し付けたってのも、普通に在り得るんじゃないか」

    兵士B「さぁ、俺が知るもんか。オーブは見つかったんだ、あとは野となれ山となれだ」

    兵士A「とはいっても、判決が下される際に、参考人として呼び出されるかもしれんぞ」

    兵士B「ええ、面倒くさいなぁ」

    兵士A「……ま。その時は俺たちが見たままのことを伝えればいい」

    兵士A「『あの僧侶のポケットからオーブが出てきた』ってな」

    兵士B「僧侶?」

    兵士A「ああ。あいつは例の『ひのきのぼう』だよ。勇者様にリストラされた奴」

    兵士A「身の程知らずに魔王討伐についていきやがって、俺は前から気に食わなかったんだ――」

    296 = 3 :

    魔王はこの世界ゴールさせちゃってもいいよもう

    298 :

    おい>>1もしここから大逆転で僧侶と勇者がくっ付いてハッピーエンドにならなかったら
    お前のドラクエに、メタル系がHP残り1で必ず逃げ出す呪いかけるからな

    299 :

    みんないい性格してて面白い支援

    300 = 174 :

    バッドエンドしか見えないじゃないですかやだー!


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