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元スレほむら「さやか、あなた……まどかを殺すつもりね」
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>>100
もう戻れないんじゃね?
もう戻れないんじゃね?
・
・
・
さやか「へへー、さやかちゃん、2段にしちゃいましたからねー!」
まどか「わっ、すごーい!」
ほむら「よくそんな状態で上の段が落ちないわね」
さやか「正直ハラハラもんよ。あんたたちの1段アイスでさえ、
結構大きいからギリギリのバランスで成り立ってる感じするのに……」
まどか「だ、だよね。もしこれで誰かにぶつかられたりしたら……」
子ども「きゃははは!こっちだよー!はやくはやくー!あうっ!」
まどか「きゃっ!?」
さやか「ぶ、ぶつかられおった!」
・
・
さやか「へへー、さやかちゃん、2段にしちゃいましたからねー!」
まどか「わっ、すごーい!」
ほむら「よくそんな状態で上の段が落ちないわね」
さやか「正直ハラハラもんよ。あんたたちの1段アイスでさえ、
結構大きいからギリギリのバランスで成り立ってる感じするのに……」
まどか「だ、だよね。もしこれで誰かにぶつかられたりしたら……」
子ども「きゃははは!こっちだよー!はやくはやくー!あうっ!」
まどか「きゃっ!?」
さやか「ぶ、ぶつかられおった!」
ほむら「アイスも……落としてしまったわね」
子ども「いたたた……ぐすっ」
さやか「あっちゃー、こけて怪我しちゃってるじゃん」
まどか「……もう!何するの、危ないでしょ!」
子ども「ひぐっ……!」
さやか「!」
まどか「ちゃんと前見て走らないと!何考えてるの!?周りの人の迷惑になるんだよ!
ほら、あなたのせいでわたしのアイスが落ちちゃったんだよ!」
子ども「ご、ごめん、なさい……ぅええぇん……!」
まどか「泣いたら許されると思ってるの!?子どもだからって、そんなの……」
さやか「ま、まどか、落ち着いて。相手はさ、ほら、こんなちっちゃい子どもなんだし……」
子ども「いたたた……ぐすっ」
さやか「あっちゃー、こけて怪我しちゃってるじゃん」
まどか「……もう!何するの、危ないでしょ!」
子ども「ひぐっ……!」
さやか「!」
まどか「ちゃんと前見て走らないと!何考えてるの!?周りの人の迷惑になるんだよ!
ほら、あなたのせいでわたしのアイスが落ちちゃったんだよ!」
子ども「ご、ごめん、なさい……ぅええぇん……!」
まどか「泣いたら許されると思ってるの!?子どもだからって、そんなの……」
さやか「ま、まどか、落ち着いて。相手はさ、ほら、こんなちっちゃい子どもなんだし……」
>>104
おのれあすみん!
おのれあすみん!
まどか「さやかちゃんまで、何言ってるの!?
子どもだから何しても許されるなんて、そんなの絶対おかしいよ!
わたしのアイスが落ちちゃったんだよ!?こんなのあんまりだよ!酷すぎるよ!」
さやか「わ、わかったよ。アイスならほら、あたしのを1段あげるからさ、ほら、ね?」
まどか「ほんと!?わーい、ありがとうさやかちゃん!」
さやか「……!?お、おう……」
ほむら「まどか、良かったら私のアイスも食べても良いわよ。まだほとんど口を付けていないから」
まどか「わあっ、良いの?ほむらちゃんもありがとう!」
子ども「ひっく、ぐすっ……」
さやか「キミ、大丈夫?怪我は……擦り傷か。ほら、絆創膏あげるから。
ちゃんと水で綺麗にあらってから貼るんだよ?」
子ども「う、うん……おねえちゃん、ありがとう」
子どもだから何しても許されるなんて、そんなの絶対おかしいよ!
わたしのアイスが落ちちゃったんだよ!?こんなのあんまりだよ!酷すぎるよ!」
さやか「わ、わかったよ。アイスならほら、あたしのを1段あげるからさ、ほら、ね?」
まどか「ほんと!?わーい、ありがとうさやかちゃん!」
さやか「……!?お、おう……」
ほむら「まどか、良かったら私のアイスも食べても良いわよ。まだほとんど口を付けていないから」
まどか「わあっ、良いの?ほむらちゃんもありがとう!」
子ども「ひっく、ぐすっ……」
さやか「キミ、大丈夫?怪我は……擦り傷か。ほら、絆創膏あげるから。
ちゃんと水で綺麗にあらってから貼るんだよ?」
子ども「う、うん……おねえちゃん、ありがとう」
まどか「えへへっ、アイス美味しいね。ほむらちゃん、さやかちゃん」
ほむら「えぇ、そうね。とっても美味しいわ」
さやか「……あのさ、まどか。さっきのは、ちょっと酷いんじゃない……?」
まどか「えっ?」
さやか「あんなちっちゃい子が怪我したのに、あんた、自分のアイスのことしか考えてなかったでしょ?
それで、半べその子にあんなに捲くし立てて……。大人気ないって言うかさ」
まどか「だって……悪いのはあの子だよ?悪いことしたら、ちゃんと叱ってあげなきゃ」
さやか「そりゃまぁ……確かに、あの子の不注意だったけどさ。それにしたって……」
ほむら「まどかの言う通りよ。まどかは何も責められるようなことはしてないわ」
さやか「……はぁ。わかった、もう良いよ。ほら、アイス溶けちゃうよ」
ほむら「えぇ、そうね。とっても美味しいわ」
さやか「……あのさ、まどか。さっきのは、ちょっと酷いんじゃない……?」
まどか「えっ?」
さやか「あんなちっちゃい子が怪我したのに、あんた、自分のアイスのことしか考えてなかったでしょ?
それで、半べその子にあんなに捲くし立てて……。大人気ないって言うかさ」
まどか「だって……悪いのはあの子だよ?悪いことしたら、ちゃんと叱ってあげなきゃ」
さやか「そりゃまぁ……確かに、あの子の不注意だったけどさ。それにしたって……」
ほむら「まどかの言う通りよ。まどかは何も責められるようなことはしてないわ」
さやか「……はぁ。わかった、もう良いよ。ほら、アイス溶けちゃうよ」
翌朝
まどか「おはよう、さやかちゃん!」
ほむら「おはよう」
さやか「ん、おはよ。……あれ?ほむら、あんた手どうしたの?」
ほむらの右手には、包帯が巻かれていた。
ほむら「これは……昨日、ちょっと怪我をしてしまって」
さやか「それは見てわかるよ。だから、なんで怪我したのかって」
ほむら「……良いじゃない、別に。それより早く行かないと遅刻するわよ」
さやか『……魔法で治さないのも、何か理由があるわけ?』
ほむら『関係ないわ。魔力の無駄使いを避けるために自然治癒に任せているだけよ』
さやか「…………」
なんだろう、ほむらは何か、隠してる……?
まどか「おはよう、さやかちゃん!」
ほむら「おはよう」
さやか「ん、おはよ。……あれ?ほむら、あんた手どうしたの?」
ほむらの右手には、包帯が巻かれていた。
ほむら「これは……昨日、ちょっと怪我をしてしまって」
さやか「それは見てわかるよ。だから、なんで怪我したのかって」
ほむら「……良いじゃない、別に。それより早く行かないと遅刻するわよ」
さやか『……魔法で治さないのも、何か理由があるわけ?』
ほむら『関係ないわ。魔力の無駄使いを避けるために自然治癒に任せているだけよ』
さやか「…………」
なんだろう、ほむらは何か、隠してる……?
・
・
・
さやか「…………」
なんか、昨日から気になることが多いなぁ。
まどかの様子と言い、ほむらの怪我と言い……。
……あたしの気にしすぎなのかなぁ。
仁美「……やかさん、さやかさん?」
さやか「えっ……あ、あぁごめん。何、どうしたの?」
ほむら「次は体育でしょう。もうみんな更衣室に行ってしまったわよ」
さやか「あ、そ、そっか!ごめんごめん、ボーっとしちゃってたよ」
まどか「もしかして、体調悪いの?保健室、連れて行こうか?」
さやか「だ、だーいじょうぶだってぇ!
ちょっと昨日夜更かししちゃってさ!寝不足気味なだけだよ!」
まどか「そう?だったら良いんだけど……」
・
・
さやか「…………」
なんか、昨日から気になることが多いなぁ。
まどかの様子と言い、ほむらの怪我と言い……。
……あたしの気にしすぎなのかなぁ。
仁美「……やかさん、さやかさん?」
さやか「えっ……あ、あぁごめん。何、どうしたの?」
ほむら「次は体育でしょう。もうみんな更衣室に行ってしまったわよ」
さやか「あ、そ、そっか!ごめんごめん、ボーっとしちゃってたよ」
まどか「もしかして、体調悪いの?保健室、連れて行こうか?」
さやか「だ、だーいじょうぶだってぇ!
ちょっと昨日夜更かししちゃってさ!寝不足気味なだけだよ!」
まどか「そう?だったら良いんだけど……」
ほむら「ほら、早く着替えなさい。置いて行くわよ」
さやか「はやっ!もう着替えたの!?さてはあんた、制服の下に体操服着込んでたわね!」
ほむら「えぇ。それがどうかしたかしら」
さやか「ひ、卑怯者ぉ!今までそんな準備したことなかったじゃん!」
ほむら「用意周到と言って欲しいわね。さ、行きましょうまどか」
さやか「げえ!まどかまで!」
まどか「えへへっ。じゃあねさやかちゃん、先に行ってるね!」
さやか「くそぉう、せっかくの体育なのにまどかにセクハラもできないとは不覚……。
こうなったら、仁美に……」
仁美「残念ですが、お喋りしてる間に着替え終わってしまいましたわ」
さやか「お、おのれ……」
口では残念そうなことを言いながらも、心の中ではちょっと安心してた。
昨日のまどかはちょっと変だったけど、
こうして会話をしてみると、いつも通りのまどかだったから。
さやか「はやっ!もう着替えたの!?さてはあんた、制服の下に体操服着込んでたわね!」
ほむら「えぇ。それがどうかしたかしら」
さやか「ひ、卑怯者ぉ!今までそんな準備したことなかったじゃん!」
ほむら「用意周到と言って欲しいわね。さ、行きましょうまどか」
さやか「げえ!まどかまで!」
まどか「えへへっ。じゃあねさやかちゃん、先に行ってるね!」
さやか「くそぉう、せっかくの体育なのにまどかにセクハラもできないとは不覚……。
こうなったら、仁美に……」
仁美「残念ですが、お喋りしてる間に着替え終わってしまいましたわ」
さやか「お、おのれ……」
口では残念そうなことを言いながらも、心の中ではちょっと安心してた。
昨日のまどかはちょっと変だったけど、
こうして会話をしてみると、いつも通りのまどかだったから。
昼休み
ほむら「まどか、今日もお弁当のおかず、食べてもらっても良いかしら?」
まどか「え?うん良いよ。でもほむらちゃんの方からお願いされるなんて、ちょっと意外かも」
ほむら「昨日あの後練習したから、味見してもらいたくて……」
さやか「練習って、おかず作る練習?」
仁美「もしかして、その手の怪我はその時に……?」
ほむら「あ……。えぇ、実は……包丁で、ちょっと」
さやか「えっ。じゃあ今朝、怪我の理由をはぐらかしたのは……恥ずかしかったから?」
ほむら「…………」
さやか「な、なぁーんだもう!変にごまかすから何かと思えば!
それにしても、料理で手を切る不器用なクール美少女か……。
どんどん萌え要素が追加されていきますなぁ!」
ほむら「……だから言いたくなかったのよ」
ほむら「まどか、今日もお弁当のおかず、食べてもらっても良いかしら?」
まどか「え?うん良いよ。でもほむらちゃんの方からお願いされるなんて、ちょっと意外かも」
ほむら「昨日あの後練習したから、味見してもらいたくて……」
さやか「練習って、おかず作る練習?」
仁美「もしかして、その手の怪我はその時に……?」
ほむら「あ……。えぇ、実は……包丁で、ちょっと」
さやか「えっ。じゃあ今朝、怪我の理由をはぐらかしたのは……恥ずかしかったから?」
ほむら「…………」
さやか「な、なぁーんだもう!変にごまかすから何かと思えば!
それにしても、料理で手を切る不器用なクール美少女か……。
どんどん萌え要素が追加されていきますなぁ!」
ほむら「……だから言いたくなかったのよ」
放課後
さやか「さーて、今日はカフェで何食べようかなー。
体育でカロリー消費したし、お稽古の仁美の分まで食べちゃいますからね!」
ほむら「まさか、2人分食べる気?」
まどか「もう、さやかちゃんってば。太っちゃうよ?」
今日1日通して意識してみたけど、やっぱりいつも通りのまどかだ。
昨日のまどかは……まぁ、まどかだってああいうこともあるだろう。
深く考えすぎだよね。
ほむらの怪我だってあたしの考えすぎだったんだし……もう気にしないでおこう。
まどかがいつも通りなんだから、あたしもいつも通りにふざけよう!
さやか「なに~?嫁が夫に口答えするんじゃなーい!こうしてくれるわー!」
まどか「きゃっ!もう、やめてってばさやかちゃん!きゃははは!」
さやか「さーて、今日はカフェで何食べようかなー。
体育でカロリー消費したし、お稽古の仁美の分まで食べちゃいますからね!」
ほむら「まさか、2人分食べる気?」
まどか「もう、さやかちゃんってば。太っちゃうよ?」
今日1日通して意識してみたけど、やっぱりいつも通りのまどかだ。
昨日のまどかは……まぁ、まどかだってああいうこともあるだろう。
深く考えすぎだよね。
ほむらの怪我だってあたしの考えすぎだったんだし……もう気にしないでおこう。
まどかがいつも通りなんだから、あたしもいつも通りにふざけよう!
さやか「なに~?嫁が夫に口答えするんじゃなーい!こうしてくれるわー!」
まどか「きゃっ!もう、やめてってばさやかちゃん!きゃははは!」
さやか「えぇい、抵抗するんじゃない!ほれほれー!」
まどか「きゃははは!やめっ、さやかちゃ、あはははは!」
いつも通りのまどかとの、いつも通りのじゃれ合い。
……の、はずだった。
でも……
まどか「さやかちゃ、きゃはははは!やめて、……やめてッ!!」
さやか「えっ……!?」
一際強い、まどかの拒絶の声。
それはじゃれ合いなんかじゃなく……本気の怒鳴り声だった。
さやか「ぁ……ご、ごめん、まどか。でも、なんで……」
まどか「やめてって言ったよね?どうして嫌がってることするの?
そんなに人の嫌がることをして楽しいの?わたしをいじめて楽しいの?」
まどか「きゃははは!やめっ、さやかちゃ、あはははは!」
いつも通りのまどかとの、いつも通りのじゃれ合い。
……の、はずだった。
でも……
まどか「さやかちゃ、きゃはははは!やめて、……やめてッ!!」
さやか「えっ……!?」
一際強い、まどかの拒絶の声。
それはじゃれ合いなんかじゃなく……本気の怒鳴り声だった。
さやか「ぁ……ご、ごめん、まどか。でも、なんで……」
まどか「やめてって言ったよね?どうして嫌がってることするの?
そんなに人の嫌がることをして楽しいの?わたしをいじめて楽しいの?」
さやか「そ、そんな、つもりじゃ……」
まどか「酷いよさやかちゃん、酷いよさやかちゃん……酷いよ!さやかちゃんッ!!」
突然まどかは手を振り上げて、
さやか「ぁぐっ!?ま、まどか……!?」
まどか「酷いよ!酷いよ酷いよ酷いよ酷いよ!!」
さやか「ま、待っ、痛ッ!ほんと、痛い、待って、まどか、痛いって!」
ま、待って、これ、ほんと痛い……!
パシパシ叩くとか、ポカポカ叩くとか、そういうのじゃない!
拳で思い切り……殴りつけてきてる……!?
ほむら「まったく……自業自得ね」
さやか「いや、ほむら!み、見てないで、痛ッ!と、止めて!
これほんと、まどか、ストップ!やめて!まどか!やめてぇ!」
ほむら「……?まどか、もうそのくらいにしてあげて。さやかも反省したでしょうし」
まどか「酷いよさやかちゃん、酷いよさやかちゃん……酷いよ!さやかちゃんッ!!」
突然まどかは手を振り上げて、
さやか「ぁぐっ!?ま、まどか……!?」
まどか「酷いよ!酷いよ酷いよ酷いよ酷いよ!!」
さやか「ま、待っ、痛ッ!ほんと、痛い、待って、まどか、痛いって!」
ま、待って、これ、ほんと痛い……!
パシパシ叩くとか、ポカポカ叩くとか、そういうのじゃない!
拳で思い切り……殴りつけてきてる……!?
ほむら「まったく……自業自得ね」
さやか「いや、ほむら!み、見てないで、痛ッ!と、止めて!
これほんと、まどか、ストップ!やめて!まどか!やめてぇ!」
ほむら「……?まどか、もうそのくらいにしてあげて。さやかも反省したでしょうし」
そのほむらの声で、ぴたりとまどかの動きは止まった。
まどか「…………」
さやか「っ……ま、まどか、あんた……」
まどか「ひぐっ……ぐすっ、ぅえぇえええん……!」
……な、なに……?
今度は急に、泣き出し……
ほむら「……!さやか、謝りなさい」
さやか「なっ、え……」
ほむら「謝りなさい!……可哀想に、まどか。
もう大丈夫よ、あなたをいじめる人は居ないわ……」
まどか「…………」
さやか「っ……ま、まどか、あんた……」
まどか「ひぐっ……ぐすっ、ぅえぇえええん……!」
……な、なに……?
今度は急に、泣き出し……
ほむら「……!さやか、謝りなさい」
さやか「なっ、え……」
ほむら「謝りなさい!……可哀想に、まどか。
もう大丈夫よ、あなたをいじめる人は居ないわ……」
お前は死んだんだぞ?ダメじゃないか!死んだ奴が出てきちゃあ!死んでなきゃあああ!!
まどか「うぇええええん……ほむらちゃぁん……!」
な……何がなんだか、わからない。
あたしがいつ、まどかをいじめたって……?
あんなの、今まで何回もやってきたおふざけじゃん……。
それなのに、いきなりまどかがキレて、かと思ったら、泣き出して……。
ほむら「……何をしているの、さやか。早く謝れと言っているでしょう……!」
さやか「えっ、あ……ご、ごめん、まどか……」
わけがわからないまま、ほむらの迫力に押されて謝ってしまった。
……すると。
まどか「ううん、良いよ!わたしの方こそ、叩いたりしちゃってごめんね、さやかちゃん!」
な……何がなんだか、わからない。
あたしがいつ、まどかをいじめたって……?
あんなの、今まで何回もやってきたおふざけじゃん……。
それなのに、いきなりまどかがキレて、かと思ったら、泣き出して……。
ほむら「……何をしているの、さやか。早く謝れと言っているでしょう……!」
さやか「えっ、あ……ご、ごめん、まどか……」
わけがわからないまま、ほむらの迫力に押されて謝ってしまった。
……すると。
まどか「ううん、良いよ!わたしの方こそ、叩いたりしちゃってごめんね、さやかちゃん!」
さやか「……は……?」
まどか「さ、早く行こ?カフェ、行くんだよね?」
ほむら「えぇ。ほら、行くわよさやか」
さやか「あっ、え、あ……う、うん」
何、今の……。
まさか、嘘泣き……?
いや、違う。
あれは多分……本気で泣いてた。
でも、感情が突然切り替わった。
感情の切り替えが早いとか、そういう問題じゃなくて、一瞬で、切り替わった。
それこそ、スイッチを切り替えるみたいに……。
怒ったかと思えば突然泣き出して、泣いたと思えば突然にっこり笑う。
ど……どうしちゃったんだよ、まどか……。
まどか「さ、早く行こ?カフェ、行くんだよね?」
ほむら「えぇ。ほら、行くわよさやか」
さやか「あっ、え、あ……う、うん」
何、今の……。
まさか、嘘泣き……?
いや、違う。
あれは多分……本気で泣いてた。
でも、感情が突然切り替わった。
感情の切り替えが早いとか、そういう問題じゃなくて、一瞬で、切り替わった。
それこそ、スイッチを切り替えるみたいに……。
怒ったかと思えば突然泣き出して、泣いたと思えば突然にっこり笑う。
ど……どうしちゃったんだよ、まどか……。
>>138
なんだって、それは本当かい?
なんだって、それは本当かい?
・
・
・
まどか「じゃあね、ほむらちゃん、さやかちゃん。また明日ー」
さやか「うん……また明日」
ほむら「ばいばい、まどか」
さやか「……あのさ、ほむら」
ほむら「何かしら」
さやか「まどか……どうしちゃったの?」
ほむら「?何が?」
さやか「いやだから、今日のまどかだよ。突然怒ったり、泣いたり……」
ほむら「あれはあなたのせいじゃない。あなたがまどかの嫌がることをしたからでしょう?」
・
・
まどか「じゃあね、ほむらちゃん、さやかちゃん。また明日ー」
さやか「うん……また明日」
ほむら「ばいばい、まどか」
さやか「……あのさ、ほむら」
ほむら「何かしら」
さやか「まどか……どうしちゃったの?」
ほむら「?何が?」
さやか「いやだから、今日のまどかだよ。突然怒ったり、泣いたり……」
ほむら「あれはあなたのせいじゃない。あなたがまどかの嫌がることをしたからでしょう?」
さやか「た、確かにそれはそうだけどさ。
でもあんなの、今までと変わらないただのじゃれ合いじゃん!
そりゃまぁ、前にもやりすぎてちょっと怒られちゃった時はあるけど、
でも今日のは、全然違った!あんな、本気で怒って、殴ってくるなんて……!」
ほむら「……まどかにも、そういう時もあるわよ。体調が優れなかったのかも知れないわ」
さやか「う……でも、今まではそんなの……」
ほむら「あなた……何が言いたいの?」
さやか「……じ、事故のことがさ、何か影響してるんじゃないの……?」
ほむら「いいえ、そんなことはないわ。事故の影響なんて、何もない。
体はあなたが戻したし、魂は私が戻した。完全に元通りにね。
それとも何?あなたは今の状況に不満があるの?まどかが生き返ったというのに」
さやか「い、いや……問題ないなら、良いんだよ。そうだよね、生き返ったんだから、
些細なこといちいち気にする必要なんて、ないんだよね……」
でもあんなの、今までと変わらないただのじゃれ合いじゃん!
そりゃまぁ、前にもやりすぎてちょっと怒られちゃった時はあるけど、
でも今日のは、全然違った!あんな、本気で怒って、殴ってくるなんて……!」
ほむら「……まどかにも、そういう時もあるわよ。体調が優れなかったのかも知れないわ」
さやか「う……でも、今まではそんなの……」
ほむら「あなた……何が言いたいの?」
さやか「……じ、事故のことがさ、何か影響してるんじゃないの……?」
ほむら「いいえ、そんなことはないわ。事故の影響なんて、何もない。
体はあなたが戻したし、魂は私が戻した。完全に元通りにね。
それとも何?あなたは今の状況に不満があるの?まどかが生き返ったというのに」
さやか「い、いや……問題ないなら、良いんだよ。そうだよね、生き返ったんだから、
些細なこといちいち気にする必要なんて、ないんだよね……」
・
・
・
ほむらと別れ、1人で家に向かう。
確かに、昨日と今日のまどかは変だった。
でも……うん、感情が不安定な日なんて、まどかにだってある。
うん、そうだ、だから、そんなこと気にする必要なんて、何も……。
杏子「でさ、お化けが出るとか、その死体が動き回るとか……」
マミ「もう、佐倉さん。あんまり怖がらせないで!」
さやか「あ……マミさんに、杏子」
杏子「おっ?よー、偶然だね」
マミ「こんにちは。美樹さんはこれから帰宅?」
・
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ほむらと別れ、1人で家に向かう。
確かに、昨日と今日のまどかは変だった。
でも……うん、感情が不安定な日なんて、まどかにだってある。
うん、そうだ、だから、そんなこと気にする必要なんて、何も……。
杏子「でさ、お化けが出るとか、その死体が動き回るとか……」
マミ「もう、佐倉さん。あんまり怖がらせないで!」
さやか「あ……マミさんに、杏子」
杏子「おっ?よー、偶然だね」
マミ「こんにちは。美樹さんはこれから帰宅?」
さやか「うん、まぁ。2人は、もしかしてパトロールですか?」
マミ「えぇ、一応軽くね。まぁ、ほとんどお散歩みたいなものだけど」
さやか「そうですか……」
杏子「ん?どうしたさやか、なんか元気ないじゃんか。
いつもなら“あたしも行くー”とか言って付いて来ようとするくせに」
さやか「あー、まぁ……ね」
マミ「どうしたの?何か悩み事?」
さやか「……いえ、そんな大したことじゃないです。気にしないでください」
まどかのことなんて、相談できるはずない。
下手に相談して、あのことを知られたりなんかしたら……
杏子「もしかして、まどかのことか?」
マミ「えぇ、一応軽くね。まぁ、ほとんどお散歩みたいなものだけど」
さやか「そうですか……」
杏子「ん?どうしたさやか、なんか元気ないじゃんか。
いつもなら“あたしも行くー”とか言って付いて来ようとするくせに」
さやか「あー、まぁ……ね」
マミ「どうしたの?何か悩み事?」
さやか「……いえ、そんな大したことじゃないです。気にしないでください」
まどかのことなんて、相談できるはずない。
下手に相談して、あのことを知られたりなんかしたら……
杏子「もしかして、まどかのことか?」
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