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    元スレ白望 「二者択一……?」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - ×2+ - 宮守女子 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    751 = 732 :

    なん…だと…

    752 = 671 :

    ふんふむ

    753 = 488 :

    ふんふむ

    754 = 484 :

    ふんふむ

    756 = 473 :


    助けられると思った。
    シロも、エイちゃんも。

    だけど、どうしても駄目だった。
    エイちゃんの死は確定事項だった。

    ならば、どうするか。
    エイちゃんを一人ぼっちにさせたくない。
    誰かが寄り添うことが必要だ。

    一番は、シロだった。
    私の大切な人。もちろん、死んでほしくない。
    けれど、この先に待ちうけているであろう、エイちゃんの想像を絶する孤独を考えると……。
    シロには心の中で何度も謝罪した。エイちゃんを独りにすることなど、私にはできなかった。

    あるいは、自分が死んで、一緒にあの空間で生きていくことも考えた。
    私がシロの変わりになるとは思っていない。
    少しでも、エイちゃんの孤独に寄り添うことが出来るなら……。

    それが、あの悪魔の二者択一だ。
    どちらに転んでも、エイちゃんが独りになることは無いと思った。

    だが、シロに拒絶された。

    759 = 473 :


    エイスリン 『ダッテ、シロガ、エランダカラ!』

    あの一言は、とても眩しかった。
    私はそこまで、シロを強く信じることができなかった。
    ずっと、シロが私の死を選ぶかもしれない、と恐れていた。

    そのとき、思った。
    ああ、私はこの子に敵わないな、と。

    その後も、必死にシロが向こうの世界に留まるように画策した。
    だけどそれも……シロを想うエイちゃんの心に、拒絶された。

    そこで、私にできることは無くなった。







    ……本当に、そうだろうか?

    760 :

    しえん

    761 :

    しえん

    763 = 473 :


    シロのところへ行こう。
    まだ意識を取り戻してはいないが、きっと目を覚ますはずだ。

    何故なら、シロは前へ進むことを選んだのだから。

    ベッドから降り、シロが隔離されている部屋へと向かう。
    二度、ノック。返事は無いが、私は扉を開ける。

    胡桃 「シロ……」

    人工呼吸器が取り付けられ、目を閉じたままのシロ。
    痛々しい姿だった。すぐに、元気になってほしいと思った。

    胡桃 「エイちゃん……」

    今、考えられる範囲で、私がエイちゃんにしてあげられることは二つ。

    一つは、このホワイトボードに書かれたメッセージをシロに渡すこと。

    もう一つは……悲劇の夜に交わした、エイちゃんとの約束を守ること。

    764 = 760 :

    しえん

    768 = 473 :


    予感がする。
    シロが意識を取り戻すときが近い。

    大丈夫。私はできる。
    だって、自分を隠すことは得意だから……。

    そのとき、シロの瞼がゆっくりと開き始めた。

    大丈夫だよ、エイちゃん。
    私は約束を守るから。










    さあ、シロが間もなく目を覚ます。




    白望 「二者択一……?」 episode of side-A

    エイスリン 「ニシャタクイツ……?」 おわり

    770 :

    乙乙

    772 = 761 :

    乙!
    エイスリン視点まで読んでなんかウルッと来た

    775 :

    終わっ…た?おつおつ

    776 = 484 :

    乙山

    777 = 671 :

    乙乙
    エイちゃんは天使

    778 = 745 :

    乙!かなりよかった

    780 = 473 :

    金曜日から三日間、つたない創作に付き合ってくれてありがとうございました
    支援・保守・乙、すごく励みになりました

    余談ですが、話のラストについては、最後まで三者択一で悩んでいました。
    でも、他二つがあまりにバッドエンドすぎて、やめました。

    バイトまでまだ時間があるので、
    内容やその他、質問などあれば答えます。

    781 :

    セミロングトヨネはよ

    782 = 472 :

    うおおおお乙!

    783 = 745 :

    今まで書いたもの知りたい
    または今後書く予定など

    784 = 775 :

    参考にした話とかあったりする?

    785 = 761 :

    もし書いてくれるなら、お蔵入りしたバッドエンドの概要を知りたい

    786 :

    乙!!
    残り2つだとどんな感じだったの?

    787 = 473 :

    >>783
    咲のSSに限定すると、
    「戦犯を決めましょう」
    エイスリン 「ナマエ……ゲンツキ・ホー?」 和 「ホーwwww」
    「この本なんだろ……。『まーじゃん部昔話』?」

    今後はどうだろう。
    草案は10本くらいあるけど、今回でけっこう疲れたので書くかはまだわからない

    >>784
    参考は無い
    スレの途中で似た話はいくつか取り上げられていたけど、それほど飽和してるネタやね
    話の核にしようと思ったのは、原作でもシロのモデルになってる遠野物語のマヨイガ


    788 = 471 :

    ゲンツキ・ホーの人かよ!

    789 = 775 :

    昔話好きだったわ
    参考無しか、すごいな

    790 = 745 :

    全部よんでた
    次も期待してます!

    792 = 474 :

    ゲンツキ・ホーお前かwwww

    793 = 654 :


    ええ話や

    794 = 473 :

    >>785->>786

    ①胡桃が黒幕エンド(>>728まで一緒)
    →エイスリンは普通に生きてる
    →胡桃が>>750->>759を告白する(ただし、これは嘘)
    →エイちゃんがボードに『しろ だいすき』って書く
    →胡桃がエイスリン殺す
    →シロにボードを渡す前に、『ごめんね ありがとう』って書く
    →胡桃 (一緒にひらがなの練習してきたから……真似ぐらい、簡単にできるよ)
    →さあ、シロが間もなく目を覚ます。
    →エイちゃん、シロは私のものだから。

    自分を隠すっていう胡桃の特質を、悪意の嘘で固めたラスト
    『ごめんね ありがとう』でシロにエイちゃんが関わっていたことを察せながら、
    疑念を抱かせて、エイちゃんに全部を押し付ける。死人にくちなし。
    二者択一は、シロを助け出すために、エイちゃんを利用した

    という話

    796 = 472 :

    流石にそれは重いな

    797 = 775 :

    確かにちょいタンマの所は鳥肌立ったわ

    798 = 471 :

    エロ・セーシとか言ってたやつと一緒とは考えられんな

    799 = 781 :

    小走れメロスも入ってたっけ昔話

    800 = 473 :

    >>785->>786

    ②やっぱり胡桃が黒幕エンド(>>759まで一緒)
    →今、考えられる範囲で、私がエイちゃんにしてあげられることは一つ。
    →ごめんね、シロ。待ってて、エイちゃん
    →今、シロがそっちに行くから

    けれど、白い病室には延々と嗚咽の音が漏れ続けるだけだった(>>316
    シロの首を絞める胡桃の嗚咽、と首を絞められて苦しむシロの嗚咽

    という話


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