元スレP「安価でアイドルプロデュースしてIA大賞受賞を目指す」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
201 = 32 :
ほ
204 = 12 :
悩むな・・・
1で
205 = 167 :
なんか真美の気配が薄い気がするぞ…
206 = 36 :
もうちょっと真美に構ってあげてもいいと思うんだ
207 = 12 :
入れ替わってもバレない位だからな・・・
208 = 1 :
【ライブ会場】
雪歩「……」チラーリ
ざわ……
ざわ……
雪歩「うう……ひ、人があんなに……ぷ、プロデューサぁ~……」パタパタ
P「どうした、こわいのか?」
雪歩「こ、こわいですぅ……だって私たち、よく考えたら、初めてのライブ……」
P「はは……そんなに心配することはないさ。あのお客さんたちは、皆ロッソストラーダを見に来てくれているだぞ?」
P「つまり、フェスやなんかと違って、完全にお前達の味方ってことさ」
雪歩「で、でも……もし、雪歩って思ってたより大したことないな、とか思われて、ガッカリされたら……」
雪歩「そっ、それで! あ~もう、真美ちゃんやあずささんの方が素敵だな、って思われたら……」
雪歩「あ、でもそれはそれで……えへへ、だってそうですよね、私なんて、こんなひんそーでひんにゅーでちんち……」
雪歩「むしろ、真美ちゃんたちの人気がアップしていいことだらけですぅ!」
P「前向きにネガティブな奴だな……」
209 = 12 :
ちんち・・・何だね?
210 = 36 :
ちんちん?(難聴)
211 = 32 :
支援は紳士のつとめ
212 = 1 :
真美「ゆきぴょーん。そんなに固くならなくてもいいっぽいよ?」
雪歩「真美ちゃん……」
真美「んっふっふ~、真美ね! さっき、ファンの女の子と友達になっちゃったんだ~!」
雪歩「ええええ!? ど、どうして!?」
真美「え? だってだって、真美ちゃんだいすきーって言われちゃったから、嬉しくなっちゃったんだもん」
真美「ほらメルアド! スゴイっしょ~!」
P「自由すぎないか……よく騒がれなかったな」
真美「ちっちっち、甘いよ兄ちゃん! 真美だって、ムササビに友達を選ぶわけじゃないんだよ」
P「たぶん、無差別に、ってことが言いたいんだろうけど……それなら、どういう理由で選んだんだ?」
213 = 1 :
真美「それはねっ、ヘンソーを見破ったから!」
P「……変装?」
真美「そだよっ! 亜美じゃなくて、真美って言ってくれたんだもんっ! えへへ……」
P「……」
P(双海亜美……俺、実はまだ、会ったことがないんだよな)
P(ここにその亜美が来る可能性はないってことは、真美の頭にはないみたいだが……)
P(……真美が楽しそうだから、まあいいか)
真美「これってまだまだ、兄ちゃんにもできないことだもんね! 真美パーンチ!」ポカッ
P「あいたっ! え、なんで俺、殴られたんだ!?」
真美「んっふっふー! ショージンが足らんな! 修行してから出直せい!」
P「……?」
215 = 1 :
ブー……
小鳥『……皆さん、お待たせいたしたました。これより、765プロ所属アイドル……』
小鳥『ロッソストラーダによる、1stライブを開催します!』
パチパチパチ……
スタッフ「皆さん、そろそろ本番なので、準備をお願いしますっ!」
みんな「はいっ!」
P「よし、みんな、気を引き締めていこう!」
P「……雪歩? いけるな?」
雪歩「うう……も、もう逃げられないんですよね……よ、よおし……!」
雪歩「み、みんな! 気合を入れていきましょう!」
真美・あずさ「はいっ!」
あずさ「3!」
真美「2っ!」
雪歩「……1!」
216 = 12 :
ほ
217 = 1 :
「「「……たーっち!」」」
パチン! パチンパチン!
真美「よっしゃー息ばっちりだニャー! それじゃ兄ちゃんっ、行ってくるねっ!」
P「はは……ニャーってなんだニャーって」
真美「細かいことはいーの! んじゃねっ!」
P「……ああ、行って来い!」
パチン! タタタ……
あずさ「ふふっ真美ちゃんったら……それじゃあプロデューサーさん、私も……」
P「は、はい! はいたーっ……」
パチン!
あずさ「たーっち♪」
P「……あずささん、俺……」
あずさ「……めっ! ですよ? 私、先週のことなんて……、もう忘れちゃいましたから♪」
たったった……
218 = 1 :
『みーんなー! こーんにちはー! 真美だよーっ!』
『今日は、楽しんでいってくださいね~!』
ワァァァ!
P「……」
P「さて、最後は雪歩か……」
雪歩「」
P「えっ」
P(雪歩が、たーっちの体勢のまま、白目を剥いている……)
P「お、おい? もう出番だぞ!? 大丈夫か……?」
雪歩「」
P「……ここは、たたき起こしてやらないと!」
【タッチしてください】
1 背中
2 手
3 おっぱい
>>221
222 = 1 :
P「……たーっち!」
パチン!
雪歩「……う、うう……?」
P「おお、ようやく起きたな……ほらほら、もう行くんだ!」
雪歩「え? わ、私……ここは……?」
P「ああもう、ここはライブ会場だよ! もう雪歩が出て行く出番だぞ!」
雪歩「えええええ!? すすすみませんっ! 今すぐ行きますぅっ!」
タタタッ!
P「お、おい、そんなに急ぐと……!」
雪歩「! あわ、あわわわわっ!!」
どんがらがっしゃーん!
P「……」
223 = 151 :
おいそいつ本体無し春香じゃね?
225 = 1 :
P(慌てた雪歩は、まるでどこかのリボンの子のように、ステージへと文字通り転がり込んでいった……)
P(この世の終わりのような表情をしていた雪歩だったが……)
P(ファンの皆からの「頑張れ!」という声援を受けて、なんとか立ち直れたようだ)
雪歩『ありがっとー、ありがっとー……愛をありがとー……ぐすっ』
P(……ここだけの話、ファンたちにとっては、雪歩の泣き顔も大きな魅力のひとつらしい)
P(だから雪歩が失敗などしても、むしろ「お、涙目見れてラッキー!」というくらいの気持ちで、全然気にしないのだが……)
P(きっと、本人はしばらく引きずるんだろうなあ……)
P(背中を軽く押してステージに上がらせ……、あとは、真美とあずささんに任せたほうがよかったかもしれない)
226 = 124 :
>>223
春香ーリボン=雪歩
何…!?まさかな…
227 = 12 :
ほ
228 = 1 :
【ライブ終了後…】
雪歩「……」ズーン
あずさ「ゆ、雪歩ちゃん、そんなに気にしちゃダメよ~?」
雪歩「……はぃ……」
真美「真美はメッチャ楽しかったよ! またやろーね、兄ちゃんっ!」
P「あ、ああ」
雪歩「……プロデューサー? あの、お願いがあるんですけど……」
P「お、おう、どうした雪歩。なんでも言ってくれ」
雪歩「また……前みたいに、お説教してくれませんか……」
229 = 1 :
P「いやそんな、最初のあれを除けば、説教するほど悪くは……」
雪歩「ダメなんですなにか言ってもらってないともう無理なんですぅ! うわあああん!」
雪歩「ぷ、プロデューサーが、何も言ってくれないなら……も、もう私!」
雪歩「……穴掘って、埋まってきますぅ~~~!!!!」
P(ど、どうしよう。このままだと、借り物のステージに穴が開いてしまうぞ)
1 説教する
2 ほっとく
>>232
234 = 1 :
P(仕方がないな……)
P「……雪歩、いいか」
雪歩「は、はい!」
あずさ「ぷ、プロデューサーさん……今日は、そんなに怒らないであげてくれませんか……?」ヒソヒソ
P「まあまあ、俺に任せといてください」ヒソヒソ
雪歩「……」
P「雪歩、はっきり言おう……お前は!」
雪歩「……!」
P「自分の売りを、わかっていないっ!!!!」
雪歩「は、はい! ……え?」
235 = 1 :
P「音無さんカモン!」
小鳥「はい!」シュッ
みんな「!?」
P「例のアレを……」
小鳥「はい、ここに……」スッ
雪歩「ぷ、プロデューサー? それは……?」
P「これはな、雪歩へのファンレターだ。いつも読んでるだろう?」
雪歩「はい……でも、なんで今それを……」
P「まあまあ。これはな……ただのファンレターじゃない」
P「普通、ファンレターは俺と音無さんが分別するんだ。そして見せられる内容の物だけ、お前達に渡している」
雪歩「……? それじゃあ、見せられないファンレターっていうのも、あるんですかぁ?」
P「……ああ。今から、それを読み上げる」ニタァ
237 = 1 :
P「……」
スゥ…
『ゆきぽかわいいよゆきぽ……ハァハァ』
雪歩「!?」
P(ほう、邪悪な気配を感じ取ったか……)
P「……だが、まだまだこんなもんじゃないぞ」
『涙目の雪歩かわいい』
『むしろ俺が涙目にしたい。雪歩ちゃんの涙ゴクゴク』
『涙目で「この豚ぁ! 東京湾に埋めてやりますぅ!」って言われながら、足で思いっきり踏まれたいよぉ……』
『雪歩茶をゴクゴクしたいよぉ……フヒヒ』
雪歩「え、え……?」
238 = 12 :
いやー読まれちゃったかー恥ずかしいなー
239 :
お前らじゃん
240 = 36 :
誰だよこんな変態的な手紙書いたの(棒)
241 = 1 :
P「それから次はだなぁ……」ペラ
雪歩「も、もういいですぅ! プロデューサーっ! こ、これって……!」
P「……雪歩のファンの中には、こういう人もいるんだ」
P「もちろん、今日駆けつけてくれたファンの中にも、こういうことを書いた人がいるかもしれない」
真美「」ゾワゾワ
あずさ「……なんだか、ちょっと……か、過激ですね~……」
雪歩「……」
P「雪歩は、これを聞いてどう思う?」
雪歩「え、えっと……わ、私なんかの涙で、嬉しいのかな、って……」
P「嬉しいんだよ! かわいいんだもん!」
雪歩「!?」
P「俺だって……雪歩の泣き顔は大好きだ。その点では、この人達と一緒さ」
242 = 87 :
涙目雪歩かわいいよぉぉぉ
243 = 197 :
ゆきぽぉぉぉぉ!
244 = 221 :
ゆきほおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!
245 = 1 :
P「雪歩……今日のライブで、雪歩の悪口を言う人はいたか?」
雪歩「……」フルフル
P「盛大にこけていたけど、笑ったり、バカにしたりした人はいたか?」
雪歩「い、いなかったですぅ……」
P「ああ、そうだ……それはな、雪歩。お前の失敗は、ファンの人たちにとっては、可愛いからなんだよ」
雪歩「……」
P「むしろ……そういうところこそ、最大の魅力だって感じる人だっている。このファンレターの人達のようにな」ピラ
雪歩「そっ、それはもういいですぅ!」
P「……世の中には本当に、色んな人がいるんだ」
P「俺を筆頭に、雪歩の失敗を愛してくれる人がいるのなら、雪歩も、少しは救われないか?」
雪歩「……そうかもです。えへへ……」
247 = 182 :
こいつ雪歩じゃなくてフヒ歩だろ……
248 = 1 :
P(……雪歩は、ほんの少しだけ納得? してくれたようだ)
P(ファンレターだが、もちろん、本当にヤバイ内容のものはすぐに処分する)
P(世の中には、過激という言葉で済まされない愛情表現をする人もいるからな……)
P(今回読んだファンレターは、俺と音無さんが笑いのネタにするためのものだったのである)
雪歩「でも、やっぱり私……失敗はなるべくしたくないですぅ。あうう……」
P「なあに、そんなに気にすることもないよ。雪歩はもうしっかり実力つけてるんだから、落ち着いてやればミスなんて……」
真美「そうだよゆきぴょんっ! もしミスったって、真美達もいるもんねっ!」
あずさ「みんなで力を合わせて、一緒に頑張れば……ふふっ。きっと、ぜーんぶうまくいくわよ~」
雪歩「真美ちゃん、あずささん……そ、そうですよね! 私達みんなで一致団結すれば――
??「……ハッ! おめでてえ奴らだぜ!」
249 :
あまとうか?
250 = 167 :
お…鬼ヶ島
みんなの評価 : ★
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