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    元スレP「安価でアイドルプロデュースしてIA大賞受賞を目指す」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : - まおゆう + - アイドルマスター + - 安価 + - 雪歩 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    756 = 281 :

    759 = 279 :


    P(かわいいけど……さすがにイジワルするのはかわいそうだから、姿を現そう)

    ―――

    P「やあ、雪歩」

    雪歩「! ぷ、プロデューサぁ~……」パタパタ

    P「悪いな、待たせちゃったみたいで」

    雪歩「い、いいえ! 私も、今来たところですから……」

    P「……そうか」


    P(雪歩、俺はちゃんと知っているぞ)

    P(もう20分以上前から、ここに来ていたということを……俺はその間、ずっとお前のことを観察していたんだからな!)


    P「雪歩は本当に良い子だなあ……」ワシャワシャ

    雪歩「えっ、え? な、なんで……」

    P「……」ナデナデ

    雪歩「……えへへ……でも、よくわかんないけど……、嬉しいですぅ……」

    761 = 279 :


    【携帯ショップ】

    雪歩「色んな種類がありますね~……迷っちゃいそうですぅ」

    P「そうだな……なんだこれ、ボタンがなくて画面がやたらデカイ……。え? 液晶をタッチ?」

    ツツー…

    P「うお、動いた! め、面妖な……」

    雪歩「!」ティン

    雪歩「ぷ、プロデューサー! ちょっとそれ、貸してくださいっ!」

    P「ん、ああ……」

    雪歩「こうして私が、このケータイを持てば……」


    雪歩「萩原スマ歩ですぅ!」ドヤァ


    P「……」

    雪歩「……な……な」


    雪歩「……なーんちゃって……う、うぅ……」

    762 = 601 :

    雪歩はかわいいなぁ

    764 = 452 :

    う、うんかわいいよー(棒)

    765 = 727 :

    よし、携帯のCMに出そう(提案)

    766 = 286 :

    雪歩が画面拡大するところでPヘッドのPがくぱぁって言う漫画思い出した

    767 = 279 :


    ―――

    P「な、なあ雪歩……いい加減、元気だしてくれよ……」

    雪歩「……うぅ……」

    P「悪かったよ、スルーしてさ……こ、今度はちゃんと、笑うから」

    雪歩「無理して笑ってもらうのは余計みじめですぅ! いーんです……どーせ、こんな私なんて……」

    雪歩「実は前々から考えてたとっておきのネタを披露しても、プロデューサーに目を背かれちゃう私なんて……」

    雪歩「もうきっと、穴掘って埋まる価値もありません……むしろ穴さんに申し訳ないです」

    P「穴に人権はないから気にするな……」


    P(うーん……どうにかして、雪歩に元気になってもらわないとな。でも、どうしたら?)

    1 甘いモノでも買ってきてあげよう
    2 渾身のダジャレを言おう
    3 その他

    >>770

    771 = 452 :

    手をつなぐ

    773 = 279 :


    P「雪歩……いいか、よく聞けよ」

    雪歩「は、はい……」

    スゥ…

    P「猫が……ねこんだ!」

    雪歩「……? 寝込んじゃうなんて、かわいそうですね……」

    P(あ、あれ?)

    P「ごほん! えーっと……それじゃあ」

    P「虫なんて……無視しろっ!」

    雪歩「む、無視なんてできません! 私、部屋に虫が出たら、こわくて眠れなくなっちゃいますぅ!」

    P(あれれ~?)

    774 = 291 :

    雪歩は天使だな

    775 = 279 :


    ―――

    P「……ハァ、ハァ……えーっと、それじゃあ、最後に……」

    雪歩「あの、プロデューサー? さっきから、何を……」

    P「ふ、ふっとんだ布団は……フットインだー!」

    雪歩「?」

    P「……」

    P(なぜだ……千早には、あんなにバカウケしたのにっ!)

    P「もうダメだ……ああ、なんで俺は、ダジャレなんて言おうとしたんだろう……」

    雪歩「えっ!? だ、ダジャレ?」

    P「そうだよ……俺、なんとか雪歩を笑わせようと思って……でも、どうやら俺にはセンスがなかったらしい」

    雪歩「……ぷ、プロデューサー……あ、あの! とっても、面白かったですぅ!」

    P「ウソだよ……笑ってないじゃないか」

    雪歩「……え、えへ~……」ニッコリ

    P(雪歩は作り笑いもかわいいなあ)

    776 :

    千早www

    777 = 286 :

    ええ子や…

    778 = 452 :

    もう千早と結婚しろよ

    779 :

    そういや営業でそんなんあったなww

    780 = 279 :


    雪歩「……ごめんなさいですぅ……」

    P「い、いや、俺の方こそ……ごめん、逆に雪歩に気を遣わせちゃったな」

    雪歩「いえ、そんな……元はといえば、私が落ち込んじゃったから……」

    P「それを言えば、俺だって……」

    雪歩「……」

    P「……」

    雪歩「えへ、えへへ……♪」

    P「ははは……なんだか、お互い、気を遣いすぎてたみたいだな」


    P(雪歩が、ようやく笑ってくれた)

    P(やっぱり雪歩には、笑顔が一番よく似合う……)

    P(……思えば、こうやって雪歩とふたりきりになるのは、随分久しぶりのことな気がする)

    P(最後にこの子とふたりきりで話したのは……あの、北東エリアでの営業の帰り。空港のテラスだったかな)

    781 :

    雪歩は可愛いなぁ

    782 = 279 :


    P(……もしかしたら俺は……、雪歩のことを、避けていたのかもしれない)

    P(雪歩と、これ以上思い出を作ってしまったら……きっと、別れのときが辛くなる)

    P(だからこうして、IA大賞ノミネートのときが近づくにつれて……雪歩を少し、遠ざけていたのかも)

    P(まだ、ノミネートすらされていないというのに……はは、バカみたいだな、俺)


    P「……」ジッ

    雪歩「……? プロデューサー?」

    P「雪歩、携帯変える以外に、今日はなにか予定はあるか?」

    雪歩「予定……特に、ないですけど……」

    P「……そうか、それじゃあ……」

    1 デートしようか
    2 さっさと携帯を変えて今日はもう帰ろうか

    >>784

    786 :

    この団結力

    787 = 279 :


    P「これから俺と、デートしようか」

    雪歩「……え……」

    P「最近さ、雪歩にあまり構ってあげられなかっただろ? だから……」

    雪歩「か、構うって……そんな、私、犬みたいな子じゃありませんっ」

    P「……そうだな、雪歩は犬は大の苦手だもんな」

    雪歩「そ、そうですぅっ!」

    雪歩「……えっと、だからその、で、ででデートって……」カァァ

    P「ううん……デートって言い方が悪かったかな。よし、それじゃあこうしよう!」

    P「これは、雪歩の男嫌いを直すための、秘密特訓だ!」

    雪歩「ひ、秘密特訓……?」

    P「ああ。こうしてちょっとでも男に慣れれば、雪歩はもっとアイドル活動しやすくなるだろ?」

    P「だからこれは……そう、どっちかって言うと、仕事なんだ」

    雪歩「……お仕事……」

    789 = 776 :

    もう
    えんだあああああああああああああ
    していいですか?

    790 = 293 :

    嫌あああああああああ

    791 = 279 :


    雪歩「……う、うぅ……」グルグル

    P(雪歩の目がグルグルし始めた……これは、混乱しているときのサインだ)

    雪歩「え、えへへ……デート、デートかぁ……」

    P「……前はたしか、雪歩からデートに誘ってくれたよな? メールでさ」

    雪歩「あっ、あれはつい、Do-Daiの歌詞を乗っけちゃっただけですぅ!」

    雪歩「……な、何度も説明したのに……プロデューサーは、イジワルです……」

    P「……」

    P(なかなかOKの返事が貰えないな……もしかして、本当に嫌がってるのかも)

    P「……なあ雪歩。俺と遊んだりするの、いやか? いやだったら、無理にとは言わないけど……」

    雪歩「!」

    ガタッ

    雪歩「……! ……!」フルフル フルフル

    P「……よし、決まりだ! それじゃあ、行こうか!」

    雪歩「……♪」パァ

    792 = 307 :

    かわいいなぁ

    793 = 279 :


    ―――

    P(それから俺達は、色々なところをふたりで見て回った)

    P(洋服屋、アクセサリーショップ、小物屋……)

    P(全部の店で、ちゃんと買い物をしたわけではなかったけれど……)

    P(売っているものを見て、あーでもないこーでもないと言い合ったり)

    P(おかしな商品を発見しては、お互いに笑い合えているだけで……それだけで、俺の心はとても満たされていた)


    雪歩「えへへ……プロデューサー! これ見てください、かわいいですよ♪」

    P「お前のほうがかわいいよ」

    雪歩「えっ」

    P「いや、なんでもないよ。どれどれ……」

    雪歩「ぷ、プロデューサー!?」


    P(どうなるかもわからない未来のことなんて考えずに……こうして、雪歩と思い出を作っていくことは)

    P(……悪いことじゃあ、ないよな? 誰か、そうだといってくれ……)

    【ある日の風景7 おわり】

    794 :

    なぜ現実には雪歩が居ないんだ

    795 = 452 :

    > お前のほうがかわいいよ
    たしかに

    797 = 281 :

    音無さん落ち着いてください

    798 :

    親愛度がリミットブレイクしてるピヨちゃんの出番はまだですか?

    799 = 447 :

    鳥は巣にお帰りください

    800 = 279 :


    【活動36週目 765プロ事務所 週末夜】

    P「ついに、このときが来たな……」

    雪歩「……」コクン

    真美「ねえねえ兄ちゃん、まだ……? 真美、なんかお腹痛くなってきちゃったよ……」

    P「それはさっき、お前がお菓子を食べ過ぎたせいだ。だから気にしなくても大丈夫だよ」

    真美「そーかもしんないけど……うあうあ~! ソワソワするよ~!」

    あずさ「わ、私も……ちょ、ちょっと表に出て、頭冷やしてきますね~」パタパタ

    P「ま、待ってくださいあずささん! 今出て行ったら、ランキング発表までに帰ってこれないでしょうっ!」

    ―――

    高木「ウォッホン! ……じ、時間だな……」

    P「はい……」

    高木「それじゃあ君、テレビを付けてくれたまえ……」

    P「……」

    ピッ


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