元スレP「安価でアイドルプロデュースしてIA大賞受賞を目指す」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
703 = 339 :
雪歩を連れて千早を追いかける
704 = 279 :
P(千早を追いかけよう!)
―――
P「ううん……慣れないテレビ局だと、なんだか迷いそうになるな。えーっと、千早は……」
千早「……」
??「……」
P「おお、いたいた……って、なんだかストーカーみたいだな、俺……」
P(あれ? あの、千早と話している男性は……誰だ? どこかで見たことがあるような……)
P(あまり若くはないようだし、アイドルというわけではないだろうけど)
P「……」
P(も、もしかして……ふ、不倫!? そ、そんなの俺が許さんぞ!!)
705 = 339 :
不倫て
千早はお前のものじゃ無いぞ
706 = 268 :
俺の嫁だもんな
707 = 279 :
―――
千早「……」ペコリ
P(話は終わったようだな……)
―――
千早「……ふぅ、やっぱり、だめね……」
P「やあ千早」ヌッ
千早「きゃあっ! ぷ、プロデューサー!?」
P「あはは、奇遇だなあ、こんなところで会うなんて」
千早「なんだか、やけに棒読みなんですけど……驚かさないでください、もう……」
P(さあてと……何から聞いてやろうか)
1 あの男性は誰?
2 今日は、何の用事でテレビ局に?
3 何がだめだったんだ?
>>709
710 = 308 :
まさか豊胸手術を…!?
711 = 279 :
P「……ところで、何がだめだったんだ?」
千早「あ……き、聞かれてしまいましたか」
P「ああ、盗み聞きするつもりはなかったんだけど……すまないな」
千早「いえ……。……ふふっ、こういうひとり言を聞かれるというのは、自分の部屋着を見られたみたいで……」
千早「なんだか……恥ずかしくなってしまいますね」
P「……」
P(千早にとって、それほどプライベートなことだったんだろうか?)
千早「……今ならもう、プロデューサーに話しても、いいかもしれません」
P「……言いたくないなら、言わなくてもいいんだぞ? プライベートなことだったら、尚更だ」
千早「あ、い、いいえ! そんな、大したことではありませんから……」
千早「プライベートではなく……、あくまでこれは、仕事の話です」
P「仕事? と、いうと……」
千早「はい。これは、歌の話です」
712 = 279 :
千早「以前、プロデューサーには、歌詞を書いているところを見られてしまいましたよね」
P「ああ、もう二ヶ月以上前だが……宿題、とか言っていたっけ?」
千早「はい……その宿題を、私は今提出してきたところなんです」
P「提出……というと、さっきの男性から出された宿題だったのか?」
千早「あ、そ、そこまで見られていたなんて……もう、いるなら声をかけてくれればいいのに」
P「あはは……いや、ついな」
P(不倫かどうかってドキドキしていたなんて言えない)
P(……しかしこの様子だと、本当にそういう関係の相手ではなさそうだな。少しホッとした……)
千早「私、今まで何度も、歌詞を書いてはあの人に見せていたんです」
P「あのデモテープの曲に合う、歌詞か?」
千早「はい……でもやっぱり、今日も不合格だったみたいで……はぁ」
713 = 365 :
私怨
714 = 665 :
そう、僕か?
716 = 279 :
―――
P(それから……、俺は千早から、詳しく事情を聞くことができた)
P(あの男性の正体は、あの有名な音楽番組の総合プロデューサー……武田蒼一だった)
P(道理で見たことがあると思ったんだ……あんな有名人と千早が、コネクションを持っていたなんてな)
P(千早はこれまで彼に、自分のために曲を作って欲しい、と何度もお願いをしてきたようだ)
P(彼の作る曲は、たしかに民衆に知れ渡った名曲揃いだから、千早がそれを願うのも無理はない)
P(だけど……ずっとフラれ続けてきた、とのこと。彼はどうやら、気まぐれでしか曲を作らないらしい)
P(しかしながら、千早は諦めなかった)
P(そんな彼女に渡されたのが、一本のデモテープ。俺も以前、千早に聴かせてもらった曲だ)
P(これに歌詞を書いて、自分の心を打たせてくれたら、特別に楽曲を提供してあげる)
P(それが、千早に言い渡された宿題、だったのだ)
717 = 281 :
ほ
718 = 279 :
P「……」グッ
『――♪ ――♪ ――♪』
P(そして今、そのデモテープは、俺の手の中にある)
P(初めて聴いたときから、ずっと思っていたんだ)
P(この曲には、彼女のイメージがぴったりと当てはまる、と……)
P(その宿題を俺達にもやらせてくれないか、と頼んだところ、千早は快く了解してくれた)
P(せっかく千早が自分の手で獲得したテープだから、最初は断られるかと思ったが……)
P(千早はまるで、こうなることがわかっていたかのように、俺にテープを譲ってくれた)
P(……詩……。彼女ならきっと……この曲に、素敵な歌詞をつけることができるはずだ)
P(そして……これはきっと、素晴らしい歌になる)
P(待ってろよ……雪歩)
【ある日の風景6 おわり】
720 = 426 :
>>719
早まりすぎだ三十路
小鳥さん
722 = 279 :
【活動36週目 765プロ事務所 朝】
P(あれから、一ヶ月の時間が経った)
P(この一ヶ月はとにかく営業、営業で……俺達はひたすら、新曲のアピールをし続けた)
P(それと同時進行で収録が行われた4thシングル『First Stage』は先日、無事に発売され……)
P(俺達に出来ることはあと、今週末に発表されるランキングの結果を待つのみとなった)
P(今週は、運命のランキングが発表される週。ここでトップ20位に入れていれば……IA大賞にノミネートされる)
P(……こんな異常なペースで収録、リリースを行ってくれたレコード会社には、感謝してもしきれないな)
P「う、うぷ……」
小鳥「ぷ、プロデューサーさん? 具合でも悪いんですか?」
P「あ、いえ……なんだか、緊張で吐きそうで……」
小鳥「しっかりしてくださいね……まだ、あと5日は時間があるんですから」
P「はい……」
723 = 279 :
P(などと吐き気と戦っている間に、今日もアイドル達がやってきた!)
P「さて、みんなの調子は、っと……」
雪歩「ぅ、ぅぷ……」
真美「ゆきぴょん、だいじょぶ~?」
あずさ「かわいそうに……緊張でおなかの調子が悪くなっちゃってるのね……」
P(……よし、今日はこの子に、意気込みを語ってもらうとしよう!)
>>725
725 = 281 :
雪歩
726 = 279 :
P「……雪歩」
雪歩「はぃ……」
P「具合、悪そうだな? 大丈夫か?」
雪歩「えへへ……ば、ばっちりですぅ! もうどーんなお仕事でも……うぅ」
P(……なるほど。それじゃあ、こう答えておくことにしよう!)
1 安心したよ
2 無理するな
>>728
731 = 279 :
P「無理するな。調子悪いんだったら、ソファで横になってるといいよ」
雪歩「……は、はい……ごめんなさい、みんな……」
真美「んじゃ、真美も一緒に~♪ ……ぐえ」ガシッ
P「お前はこっちだよ、元気いっぱいじゃないか」
真美「ぶーぶー! 兄ちゃん、ゆきぴょんにだけ優しくない~!?」
あずさ「ま、真美ちゃん? 雪歩ちゃんは具合が悪いんだから……あとで、にしましょうね~?」
真美「ちぇっちぇっ!」
みんなの団結値が上がった!
732 = 452 :
ゆ
735 = 279 :
P「……さて、今週の予定だが……」
P「突然で悪いが、今週はオフだ」
雪歩「……え?」
真美「やったーんお休みだ~い♪」クルクル
P「いやあ、正直、やることがないんだよな!」
P「曲のリリースは終わったし、たぶん今からライブなんかをやるのは難しいし……」
P「テレビやラジオの仕事も、今週は入っていないしな! あっはっは!」
P(自分で言ってて空しくなってきた……まだこの子達は、レギュラー番組を持っていないんだよな)
P「とにかく……週末のランキング発表のときだけは来てくれれば、それでいい」
P「というわけで解散っ!」
雪歩「……は、はい。わかりました……」
あずさ「急に暇になっちゃったわね~……美希ちゃんと、お出かけでもしようかしら?」
真美「らじゃーだよ兄ちゃん! んっふっふー、なにしよっかなー♪」
736 = 279 :
【ある日の風景7】
P「さてと……となると俺も、やることがあまり残ってないな」
P「よおし、それならそれで、もう寝て過ごすとするか! そう考えるとワクワクしてきたぞ!」
ピピピ
P「……」
P(電話だ)
P(俺の第六勘がこう言っている……この電話の主は女の子。しかも、俺がプロデュースを手がけているうちの誰かだ)
P(そして……この電話に出たら、俺の貴重な休みがひとつ潰れる。そんな予感もする……)
P(まあ、出ないわけにはいかないんだけど……)
電話をかけてきたのは…
1 雪歩
2 真美
3 あずさ
>>739
737 = 365 :
女の子だからピヨちゃんは無理か…
740 = 439 :
雪歩
742 :
小鳥と夜景デート
744 = 298 :
お疲れ様です萩原組の皆さん
745 = 308 :
小鳥さん選びたいけど選択肢に無いから…
746 = 279 :
【翌日 ショッピングモール】
雪歩「……」ソワソワ
チラ
雪歩「……はぁ……」
P(昨日、俺に電話をかけてきたのは雪歩だった)
P(なんでも、携帯を変えたいんだけど、自分ではどれが良いのかよくわからないので……)
P(機種選びを俺に付き合って欲しい、ということだった)
P「よし、今回は時間通りちゃんと来れたぞ。しかし……」
雪歩「……」キョロキョロ
P「……俺を探してるのかな。それに、さっきからため息ついたりして……かわいいなあ雪歩」
1 もう少し様子を見よう……
2 かわいいけどかわいそうだから姿を現そう
>>748
750 = 279 :
すみません、ご飯を食べてきます
みんなの評価 : ★
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