私的良スレ書庫
不明な単語は2ch用語を / 要望・削除依頼は掲示板へ。不適切な画像報告もこちらへどうぞ。 / 管理情報はtwitterでログインするとレス評価できます。 登録ユーザには一部の画像が表示されますので、問題のある画像や記述を含むレスに「禁」ボタンを押してください。
VIP以外のSS書庫はSS+をご利用ください。
元スレほむら「私の中に、もう1人……!?」
SS スレッド一覧へ / SS とは? / 携帯版 / dat(gz)で取得 / トップメニューみんなの評価 : ★★★×8
レスフィルター : (試験中)
>>250
屋上
屋上
マミ「それにしても……あの時の暁美さん、本当にすごかったわ。
あなたに、あんな戦い方ができたなんて……」
弱ほむ「あ、あれは、その……必死だったから……か、火事場の、ばか力というか……」
マミ「……私のためにそんなに必死になってくれたのね。すごく、嬉しい……。
あのね、暁美さん……。その……もう1回、お礼を言わせて欲しいの」
弱ほむ「え?そんな、だってあの時にもう……」
マミ「ううん、言わせて?だって、あの時暁美さんが来てくれなかったら、
こんな風にお茶を飲むことも、お喋りすることだって……」
弱ほむ「巴さん……」
マミ「だからね、暁美さん……!」
ほむら「…………え?」
マミ「私を助けてくれて、本当にありがとう……!」
あなたに、あんな戦い方ができたなんて……」
弱ほむ「あ、あれは、その……必死だったから……か、火事場の、ばか力というか……」
マミ「……私のためにそんなに必死になってくれたのね。すごく、嬉しい……。
あのね、暁美さん……。その……もう1回、お礼を言わせて欲しいの」
弱ほむ「え?そんな、だってあの時にもう……」
マミ「ううん、言わせて?だって、あの時暁美さんが来てくれなかったら、
こんな風にお茶を飲むことも、お喋りすることだって……」
弱ほむ「巴さん……」
マミ「だからね、暁美さん……!」
ほむら「…………え?」
マミ「私を助けてくれて、本当にありがとう……!」
ほむら「え?あの、えっ、と……」
ほむら『ちょ、ちょっとあなた……!いきなり……!』
弱ほむ『だって……本当にお礼を言われるべきなのは、私じゃなくて……』
ほむら『だから、そんなこと気にしなくても……』
マミ「暁美さん……?どうしたの?」
ほむら「えっ……あの、いえ、なんでもありません……」
マミ「お茶もケーキも、まだ口を付けてないみたいだし……。
あっ、もしかして体調が……!?そういえば暁美さん、心臓の病気で入院してたって……!」
ほむら「い、いえ。大丈夫です。本当に。ちょっと考え事をしてただけですから……。
それに心臓はもう治りました」
マミ「そ、そう?だったら、良いんだけど……。ごめんね。私ったら、取り乱しちゃって……」
ほむら「……ケーキ、いただきますね」
マミ「えぇ、どうぞ召し上がれ!」
ほむら『ちょ、ちょっとあなた……!いきなり……!』
弱ほむ『だって……本当にお礼を言われるべきなのは、私じゃなくて……』
ほむら『だから、そんなこと気にしなくても……』
マミ「暁美さん……?どうしたの?」
ほむら「えっ……あの、いえ、なんでもありません……」
マミ「お茶もケーキも、まだ口を付けてないみたいだし……。
あっ、もしかして体調が……!?そういえば暁美さん、心臓の病気で入院してたって……!」
ほむら「い、いえ。大丈夫です。本当に。ちょっと考え事をしてただけですから……。
それに心臓はもう治りました」
マミ「そ、そう?だったら、良いんだけど……。ごめんね。私ったら、取り乱しちゃって……」
ほむら「……ケーキ、いただきますね」
マミ「えぇ、どうぞ召し上がれ!」
マミ「それでね、その時とってもおかしくって……」
ほむら「そうなんですか。それは……」
マミ「……ねぇ、暁美さん。変なことを訊くようだけど……なんだかちょっと、雰囲気が変わった?
なんていうか、とても落ち着いているというか……」
ほむら「えっ……?……そうですか?それはきっと……巴さんと一緒に居るからですね。
巴さんと一緒に居ると、なんだか、すごく落ち着きますから」
マミ「まぁ……そんなことを言われると、なんだか照れちゃうわね。ふふっ、ありがとう」
ほむら「…………」
マミ「……暁美さん?」
ほむら「あ……ごめんなさい。ちょっと……その、懐かしくって」
ほむら「そうなんですか。それは……」
マミ「……ねぇ、暁美さん。変なことを訊くようだけど……なんだかちょっと、雰囲気が変わった?
なんていうか、とても落ち着いているというか……」
ほむら「えっ……?……そうですか?それはきっと……巴さんと一緒に居るからですね。
巴さんと一緒に居ると、なんだか、すごく落ち着きますから」
マミ「まぁ……そんなことを言われると、なんだか照れちゃうわね。ふふっ、ありがとう」
ほむら「…………」
マミ「……暁美さん?」
ほむら「あ……ごめんなさい。ちょっと……その、懐かしくって」
マミ「それ、さっきも言ってたじゃない?暁美さんったら、変なの」
ほむら「……そう、ですね」
この人に素直な好意を向けられて……
すっかり忘れていたものが、思い出されるような感覚がする。
……いつ以来だろう。
この人とこうしてお茶会をするのは。
いつ以来だろう、この人とこうして分け隔てなく他愛もない話をするのは。
いつからだろう、この人と距離がずれ始めたのは。
いつからだろう……この人を戦力としか考えなくなったのは。
ほむら「……巴さん」
マミ「なぁに?どうしたの?」
ほむら「これから……よろしくお願いしますね」
ほむら「……そう、ですね」
この人に素直な好意を向けられて……
すっかり忘れていたものが、思い出されるような感覚がする。
……いつ以来だろう。
この人とこうしてお茶会をするのは。
いつ以来だろう、この人とこうして分け隔てなく他愛もない話をするのは。
いつからだろう、この人と距離がずれ始めたのは。
いつからだろう……この人を戦力としか考えなくなったのは。
ほむら「……巴さん」
マミ「なぁに?どうしたの?」
ほむら「これから……よろしくお願いしますね」
マミ「?えぇ、もちろん!これから一緒に頑張りましょう」
ほむら「私のこと、たくさん鍛えてください。もっともっと、強くなりたいんです」
マミ「あら……ふふっ。良いの?私、ちょっとスパルタになっちゃうかもよ?」
ほむら「もちろん。思い切り厳しくしてもらって構いません」
弱ほむ『あ、あのー……もしかして……』
ほむら『えぇ。鍛えてもらうのはあなたよ。夜にこっそり私が教えるだけじゃ、限界があるもの』
弱ほむ『や、やっぱり……』
ほむら『彼女に……巴さんに、しっかり鍛えてもらいなさい。言っておくけど、結構厳しいわよ?』
弱ほむ『は、はいぃ……頑張ります……』
ほむら「私のこと、たくさん鍛えてください。もっともっと、強くなりたいんです」
マミ「あら……ふふっ。良いの?私、ちょっとスパルタになっちゃうかもよ?」
ほむら「もちろん。思い切り厳しくしてもらって構いません」
弱ほむ『あ、あのー……もしかして……』
ほむら『えぇ。鍛えてもらうのはあなたよ。夜にこっそり私が教えるだけじゃ、限界があるもの』
弱ほむ『や、やっぱり……』
ほむら『彼女に……巴さんに、しっかり鍛えてもらいなさい。言っておくけど、結構厳しいわよ?』
弱ほむ『は、はいぃ……頑張ります……』
類似のSS結構あっただろ
まぁ、1年以上経てばネタは殆ど尽きるのもしょうがないか
まぁ、1年以上経てばネタは殆ど尽きるのもしょうがないか
おもしろいね。期待
すげー初歩的な質問だが、保守ってageなきゃ意味ないの?
すげー初歩的な質問だが、保守ってageなきゃ意味ないの?
・
・
・
マミ「いけないわ、敵の動きを見てからじゃ遅い!予測して、避けて、撃つ!」
弱ほむ「は、はいぃ……!」
マミ「あなたの魔法は強力だけど、それだけに頼ってちゃ魔力の無駄使いになっちゃうわ!
それにあなたの場合は実弾兵器なんだから、弾も無駄に出来ないのよ!」
弱ほむ「は、はいぃ……!」
ほむら『(相変わらずね……。後輩の特訓となると、普段からは考えられないくらい厳しい……。
でも、確実に“私”の動きはよくなってきてる。やっぱり彼女にお願いして正解だったわね)』
マミ「ふぅ……今日はこのくらいにしておきましょうか。暁美さん、大丈夫?疲れたでしょう?」
弱ほむ「はぁ……はぁ……い、いえ……大丈夫、です……」
マミ「無茶はいけないわ?少し休みましょうか。パトロールへは、その後行きましょう」
弱ほむ「は、はい……」
・
・
マミ「いけないわ、敵の動きを見てからじゃ遅い!予測して、避けて、撃つ!」
弱ほむ「は、はいぃ……!」
マミ「あなたの魔法は強力だけど、それだけに頼ってちゃ魔力の無駄使いになっちゃうわ!
それにあなたの場合は実弾兵器なんだから、弾も無駄に出来ないのよ!」
弱ほむ「は、はいぃ……!」
ほむら『(相変わらずね……。後輩の特訓となると、普段からは考えられないくらい厳しい……。
でも、確実に“私”の動きはよくなってきてる。やっぱり彼女にお願いして正解だったわね)』
マミ「ふぅ……今日はこのくらいにしておきましょうか。暁美さん、大丈夫?疲れたでしょう?」
弱ほむ「はぁ……はぁ……い、いえ……大丈夫、です……」
マミ「無茶はいけないわ?少し休みましょうか。パトロールへは、その後行きましょう」
弱ほむ「は、はい……」
>>265
ほむかの事か?
ほむかの事か?
病院
さやか「……お待たせ、まどか」
まどか「あ、ううん。……さやかちゃん?」
さやか「ん……何、どうかした?」
まどか「……上条くんの怪我……あんまりよくないの……?」
さやか「あ……うん、まぁ……。
やっぱり、ちょっと参っちゃってるみたいでさ……」
まどか「……そうなんだ……」
さやか「……それじゃ、帰ろっ!まどか!」
まどか「……うん」
さやか「……お待たせ、まどか」
まどか「あ、ううん。……さやかちゃん?」
さやか「ん……何、どうかした?」
まどか「……上条くんの怪我……あんまりよくないの……?」
さやか「あ……うん、まぁ……。
やっぱり、ちょっと参っちゃってるみたいでさ……」
まどか「……そうなんだ……」
さやか「……それじゃ、帰ろっ!まどか!」
まどか「……うん」
マミさんがほむらに依存しまくるってなら最近だと、ほむら「この時間軸のまどかは…」とかか
帰り道
さやか「……ねぇ、まどか」
まどか「……?」
さやか「恭介の指って……どうやったら治るのかな……」
まどか「……さやかちゃん……」
さやか「……ごめん、変なこと訊いちゃったね。やだな、あたしってば。あははっ」
まどか「あ、あのね、さやかちゃん……」
さやか「ん?なに?」
まどか「その……この前の、あの話……魔法少……」
さやか「っ……!?ちょっと待って……ねぇ、まどか。ここ……どこ……?」
さやか「……ねぇ、まどか」
まどか「……?」
さやか「恭介の指って……どうやったら治るのかな……」
まどか「……さやかちゃん……」
さやか「……ごめん、変なこと訊いちゃったね。やだな、あたしってば。あははっ」
まどか「あ、あのね、さやかちゃん……」
さやか「ん?なに?」
まどか「その……この前の、あの話……魔法少……」
さやか「っ……!?ちょっと待って……ねぇ、まどか。ここ……どこ……?」
まどか「え……?っ……な、なに、これ……周りの景色が、どんどん変わっていく……!?」
さやか「ど、どうなってんの……!?何よ、これ……!」
まどか「やっ、やだ……!さ、さやかちゃん、あれ……!何か居る……!」
魔女「…………」
さやか「ひっ……!な、なんだよあれ……!生き物……!?」
QB「どうやら君たちは、魔女の結界に取り込まれたようだね……」
まどか「っ!?キュ、キュゥべえ!?」
さやか「うそ、でしょ……?これが、この前言ってた……じゃ、じゃあ、あの変なのが……!」
魔女「!」
QB「まずい、気付かれた!このままじゃ君たちは2人とも命を落とすことになる!」
さやか「ど、どうなってんの……!?何よ、これ……!」
まどか「やっ、やだ……!さ、さやかちゃん、あれ……!何か居る……!」
魔女「…………」
さやか「ひっ……!な、なんだよあれ……!生き物……!?」
QB「どうやら君たちは、魔女の結界に取り込まれたようだね……」
まどか「っ!?キュ、キュゥべえ!?」
さやか「うそ、でしょ……?これが、この前言ってた……じゃ、じゃあ、あの変なのが……!」
魔女「!」
QB「まずい、気付かれた!このままじゃ君たちは2人とも命を落とすことになる!」
まどか「ッ……!こっちに来る……やだっ、誰か、誰か……!」
さやか「そ、そんな……な、なんとかならないの!?」
QB「僕にはどうしようもないよ。ただ……君たちは違う。
言っただろう?君たちには、魔女を倒すための力が、素質が備わっているんだ」
さやか「えっ……そ、それって……!」
魔女「ケケケケケケケケ!!」
まどか「ひっ……!」
QB「君たちが助かるには、もうこれしかない!今すぐ願い事を決めて、僕と契約を……」
魔女「ギャァアアアアアアアア……!」
「へへっ、いっちょあがりっと」
さやか「っ……え……?」
QB「……!君は……!」
さやか「そ、そんな……な、なんとかならないの!?」
QB「僕にはどうしようもないよ。ただ……君たちは違う。
言っただろう?君たちには、魔女を倒すための力が、素質が備わっているんだ」
さやか「えっ……そ、それって……!」
魔女「ケケケケケケケケ!!」
まどか「ひっ……!」
QB「君たちが助かるには、もうこれしかない!今すぐ願い事を決めて、僕と契約を……」
魔女「ギャァアアアアアアアア……!」
「へへっ、いっちょあがりっと」
さやか「っ……え……?」
QB「……!君は……!」
杏子「よぉ。命拾いしたね、あんたたち」
まどか「え、えっ……!?」
QB「佐倉杏子、どうして君がこの町に?」
杏子「あっちの方はしけてやがんだよ。それに比べて、こっちはやっぱ良いね。
魔女がうじゃうじゃ居る。絶好の狩場だ」
さやか「あ、あの……!」
杏子「ん?」
さやか「あ、あなた、魔法少女、なの……?」
杏子「……あー、あんたら、魔女もキュゥべえも見えてるんだね。
なるほどね……素質持ちってわけか。
それでピンチにかこつけて、契約なんて結ぼうとしちゃったわけだ、こいつは」
QB「2人の命を救うにはあれしか方法がなかったからね」
杏子「ふん、よく言うぜ。っていうかさ、やめてくんない?
ただでさえこの町にはマミの奴が居るってのに。
これ以上好き勝手に魔法少女増やされたら、さすがに迷惑だわ」
まどか「え、えっ……!?」
QB「佐倉杏子、どうして君がこの町に?」
杏子「あっちの方はしけてやがんだよ。それに比べて、こっちはやっぱ良いね。
魔女がうじゃうじゃ居る。絶好の狩場だ」
さやか「あ、あの……!」
杏子「ん?」
さやか「あ、あなた、魔法少女、なの……?」
杏子「……あー、あんたら、魔女もキュゥべえも見えてるんだね。
なるほどね……素質持ちってわけか。
それでピンチにかこつけて、契約なんて結ぼうとしちゃったわけだ、こいつは」
QB「2人の命を救うにはあれしか方法がなかったからね」
杏子「ふん、よく言うぜ。っていうかさ、やめてくんない?
ただでさえこの町にはマミの奴が居るってのに。
これ以上好き勝手に魔法少女増やされたら、さすがに迷惑だわ」
QB「そんなことを言われても、僕の使命は素質のある子と契約を結ぶことだよ」
杏子「ちっ……ま、とにかく魔女も狩ったし、あたしは行くよ。じゃあね」
まどか「あ、あの!」
杏子「なんだよ……まだなんかあるわけ?」
まどか「……た、助けてくれて、ありがとう……」
杏子「……よしなよ。別にあたしはあんたたちを助けようと思ったわけじゃない。
獲物が居たから、狩っただけだ。礼なんか要らないよ」
まどか「で、でも……」
杏子「……もしあれが使い魔だったら、あたしはあんたらを見殺しにしてたんだからさ」
さやか「え……それ、どういうこと……?」
杏子「どうでも良いじゃん、そんなこと。魔法少女でもないあんたたちが知ったってさ。
ま、そういうことで。どうせ食われるんなら、次は使い魔に食われなよー。じゃあね!」
杏子「ちっ……ま、とにかく魔女も狩ったし、あたしは行くよ。じゃあね」
まどか「あ、あの!」
杏子「なんだよ……まだなんかあるわけ?」
まどか「……た、助けてくれて、ありがとう……」
杏子「……よしなよ。別にあたしはあんたたちを助けようと思ったわけじゃない。
獲物が居たから、狩っただけだ。礼なんか要らないよ」
まどか「で、でも……」
杏子「……もしあれが使い魔だったら、あたしはあんたらを見殺しにしてたんだからさ」
さやか「え……それ、どういうこと……?」
杏子「どうでも良いじゃん、そんなこと。魔法少女でもないあんたたちが知ったってさ。
ま、そういうことで。どうせ食われるんなら、次は使い魔に食われなよー。じゃあね!」
さやか「……キュ、キュゥべえ!あの子なんなの……?助けてくれたのは良いけど、なんか……」
QB「君が魔法少女に対してどんなイメージを持ってたのかは知らないけど、
彼女、佐倉杏子こそが魔法少女として一番正しい生き方をしていると言える」
まどか「正しい、生き方……?」
QB「それはともかくとして、これで僕たちの話を信じてくれる気になったかい?
魔女と魔法少女を目の当たりにしたんだ。信じざるを得ないはずだよ」
さやか「う、うん……ごめん、変な風に疑っちゃって」
まどか「やっぱり全部、本当のことだったんだね……」
QB「最初からそう言ってるじゃないか。
それじゃ、全て真実だと確認した上でもう一度改めて訊くよ。
僕と契約して、魔法少女になる気はないかい?」
まどか「っ……それは……」
さやか「……ごめん。まだちょっと、心の整理が……」
QB「そうか……。無闇に急かすわけにもいかないから、じっくり考えると良いよ。
何か願い事が決まったら、いつでも僕に声をかけて。待ってるからね」
QB「君が魔法少女に対してどんなイメージを持ってたのかは知らないけど、
彼女、佐倉杏子こそが魔法少女として一番正しい生き方をしていると言える」
まどか「正しい、生き方……?」
QB「それはともかくとして、これで僕たちの話を信じてくれる気になったかい?
魔女と魔法少女を目の当たりにしたんだ。信じざるを得ないはずだよ」
さやか「う、うん……ごめん、変な風に疑っちゃって」
まどか「やっぱり全部、本当のことだったんだね……」
QB「最初からそう言ってるじゃないか。
それじゃ、全て真実だと確認した上でもう一度改めて訊くよ。
僕と契約して、魔法少女になる気はないかい?」
まどか「っ……それは……」
さやか「……ごめん。まだちょっと、心の整理が……」
QB「そうか……。無闇に急かすわけにもいかないから、じっくり考えると良いよ。
何か願い事が決まったら、いつでも僕に声をかけて。待ってるからね」
・
・
・
QB「君がこの町に来るなんてね。まったく予想外だったよ」
杏子「何よ、あたしが見滝原に来ちゃいけないっての?」
QB「そうは言ってないさ。ただ、ちょっと意外だったからね。だって、この町にはマミが居るだろう?」
杏子「ふん……それは確かに気に入らないが、あいつと係わり合いにならなきゃ良いだけのことだろ?
あたしはあたしで、勝手にグリーフシード集めるさ。
ま、場合によっちゃマミの縄張りを奪うってのも手だけどねー」
QB「すべて君の思い通りに行くとは限らないよ?
なんせ、この町にはマミの他にもう1人魔法少女が居るからね」
杏子「はぁ?何よそれ、聞いてないんだけど?」
QB「訊かれなかったからね」
・
・
QB「君がこの町に来るなんてね。まったく予想外だったよ」
杏子「何よ、あたしが見滝原に来ちゃいけないっての?」
QB「そうは言ってないさ。ただ、ちょっと意外だったからね。だって、この町にはマミが居るだろう?」
杏子「ふん……それは確かに気に入らないが、あいつと係わり合いにならなきゃ良いだけのことだろ?
あたしはあたしで、勝手にグリーフシード集めるさ。
ま、場合によっちゃマミの縄張りを奪うってのも手だけどねー」
QB「すべて君の思い通りに行くとは限らないよ?
なんせ、この町にはマミの他にもう1人魔法少女が居るからね」
杏子「はぁ?何よそれ、聞いてないんだけど?」
QB「訊かれなかったからね」
QB「しかも、その魔法少女は今、マミとコンビを組んでいる。かつての君のようにね」
杏子「……何が言いたいのさ」
QB「別に。僕はただ現状を報告してるだけだよ。深い意味はない」
杏子「ふん。マミなんかと組んでるってことは、そいつも甘ったれた腑抜けだろ?
そんなのが何人居ようが、あたしの敵じゃないっしょ。
あーあ、この町にゃそんな魔法少女しか居ないのかねー……。
その方があたしにとっちゃ好都合なんだけどさ、ははっ」
QB「マミに賛同しているのは確かだけど、あまり油断しない方が良いよ?
一見するとマミにも君にも及ばないけど、彼女が時折見せる実力の片鱗から考えると、
本当の力はきっとそんなものじゃないはずだ」
杏子「何?もしかしてあんた、あたしが負けるとでも思ってるわけ?」
QB「だから、僕はただ現状を報告しているだけだよ」
杏子「ちっ……。まー挨拶くらいには行っても良いかもね。
マミなんかと組もうってのはどんな甘ちゃんなのか、気にもなるしさ」
杏子「……何が言いたいのさ」
QB「別に。僕はただ現状を報告してるだけだよ。深い意味はない」
杏子「ふん。マミなんかと組んでるってことは、そいつも甘ったれた腑抜けだろ?
そんなのが何人居ようが、あたしの敵じゃないっしょ。
あーあ、この町にゃそんな魔法少女しか居ないのかねー……。
その方があたしにとっちゃ好都合なんだけどさ、ははっ」
QB「マミに賛同しているのは確かだけど、あまり油断しない方が良いよ?
一見するとマミにも君にも及ばないけど、彼女が時折見せる実力の片鱗から考えると、
本当の力はきっとそんなものじゃないはずだ」
杏子「何?もしかしてあんた、あたしが負けるとでも思ってるわけ?」
QB「だから、僕はただ現状を報告しているだけだよ」
杏子「ちっ……。まー挨拶くらいには行っても良いかもね。
マミなんかと組もうってのはどんな甘ちゃんなのか、気にもなるしさ」
学校
弱ほむ「え……なんで、どうしたの……?」
マミ「急に、魔法少女のこと信じる気になっただなんて……」
さやか「その……実は、あたしたち昨日、魔女に襲われたんです」
ほむら『っ……!』
弱ほむ「そ、そんな……!」
マミ「で、でも、普通は助からないはず……契約でもしない限りは……。まさか……」
まどか「あ、いえ……契約はしてないです」
弱ほむ「だったら、どうして……」
さやか「その……魔法少女に、助けられたんだ、あたしたち」
マミ「えっ……!?でも、この町には私と暁美さん以外には……」
ほむら『(もしかして……)』
QB「佐倉杏子。彼女がこの町に来たんだよ」
弱ほむ「え……なんで、どうしたの……?」
マミ「急に、魔法少女のこと信じる気になっただなんて……」
さやか「その……実は、あたしたち昨日、魔女に襲われたんです」
ほむら『っ……!』
弱ほむ「そ、そんな……!」
マミ「で、でも、普通は助からないはず……契約でもしない限りは……。まさか……」
まどか「あ、いえ……契約はしてないです」
弱ほむ「だったら、どうして……」
さやか「その……魔法少女に、助けられたんだ、あたしたち」
マミ「えっ……!?でも、この町には私と暁美さん以外には……」
ほむら『(もしかして……)』
QB「佐倉杏子。彼女がこの町に来たんだよ」
マミ「ッ……!」
ほむら『…………』
弱ほむ『え?だ、誰……?』
マミ「そんな……どうして、佐倉さんが……?」
さやか「マミさん、知ってるんですか!?」
マミ「えぇ……でも、私の知ってるあの子はもう、人助けなんか……」
QB「そうだね。杏子の目的はあくまでもグリーフシードだ。
まどかとさやかは、杏子の狩りの結果、たまたま助かったに過ぎないだろうね。
杏子自身もそう言ってたし」
まどか「えっと……?そ、その子、どんな子なんですか……?」
さやか「確か……あたしたちを襲ったのが使い魔だったら見殺しにしてた、とか言ってて……」
弱ほむ「えっ……!?そ、それって……!」
ほむら『…………』
弱ほむ『え?だ、誰……?』
マミ「そんな……どうして、佐倉さんが……?」
さやか「マミさん、知ってるんですか!?」
マミ「えぇ……でも、私の知ってるあの子はもう、人助けなんか……」
QB「そうだね。杏子の目的はあくまでもグリーフシードだ。
まどかとさやかは、杏子の狩りの結果、たまたま助かったに過ぎないだろうね。
杏子自身もそう言ってたし」
まどか「えっと……?そ、その子、どんな子なんですか……?」
さやか「確か……あたしたちを襲ったのが使い魔だったら見殺しにしてた、とか言ってて……」
弱ほむ「えっ……!?そ、それって……!」
マミ「……そう言えば、あなたたちには言ってなかったわね。
使い魔は……人を殺すことで、魔女に成長するのよ」
さやか「なっ……!?」
マミ「だから、魔女の持つグリーフシードが目的の佐倉さんは……」
さやか「ちょ、ちょっと待って……!それってつまり、人間を使い魔の餌みたいに考えてるってこと!?」
まどか「ひどい……!」
マミ「実際ね、そういう魔法少女って少なくないの。哀しいことだけど……」
QB「むしろ、マミたちのように人助けのために魔女も使い魔も区別なく倒す魔法少女は珍しいんだ。
大抵の子は、リスクとリターンを天秤にかけて効率を第一に考えるからね」
さやか「そ、そんなのって……!」
QB「でもそれを非難できるのは、同じ魔法少女としての運命を背負った子だけじゃないかな」
さやか「っ……!」
QB「まぁとにかく、用心した方が良いよ。マミ、ほむら。
杏子の狙いがグリーフシードである以上、彼女との衝突は避けられないだろうしね」
マミ「……そうね。気を付けるわ」
使い魔は……人を殺すことで、魔女に成長するのよ」
さやか「なっ……!?」
マミ「だから、魔女の持つグリーフシードが目的の佐倉さんは……」
さやか「ちょ、ちょっと待って……!それってつまり、人間を使い魔の餌みたいに考えてるってこと!?」
まどか「ひどい……!」
マミ「実際ね、そういう魔法少女って少なくないの。哀しいことだけど……」
QB「むしろ、マミたちのように人助けのために魔女も使い魔も区別なく倒す魔法少女は珍しいんだ。
大抵の子は、リスクとリターンを天秤にかけて効率を第一に考えるからね」
さやか「そ、そんなのって……!」
QB「でもそれを非難できるのは、同じ魔法少女としての運命を背負った子だけじゃないかな」
さやか「っ……!」
QB「まぁとにかく、用心した方が良いよ。マミ、ほむら。
杏子の狙いがグリーフシードである以上、彼女との衝突は避けられないだろうしね」
マミ「……そうね。気を付けるわ」
類似してるかもしれないスレッド
- ほむら「まさか…まどかなの…!?」 (253) - [58%] - 2012/4/2 4:30 ★
- ほむら「こ、これは…!?」 (365) - [52%] - 2012/4/2 19:30 ★
- ほむら「私の戦場はここじゃない…あれ?」 (145) - [52%] - 2011/12/10 7:00 ☆
- ほむら「私に足りなかったのは……」 (157) - [52%] - 2011/10/1 5:46 ☆
- ほむら「こんな、こんなはずじゃ……!」 (175) - [51%] - 2012/8/9 11:15 ☆
- ほむら「ヒッご、ゴキブリ!!!」 (265) - [50%] - 2011/7/31 4:30 ★
- ことり「穂乃果ちゃんが記憶喪失……!?」 (179) - [50%] - 2014/2/10 19:15 ☆
- ほむら「私の願いはなんだったのかしら?」 (163) - [50%] - 2012/11/8 16:45 ☆
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について