私的良スレ書庫
不明な単語は2ch用語を / 要望・削除依頼は掲示板へ。不適切な画像報告もこちらへどうぞ。 / 管理情報はtwitterでログインするとレス評価できます。 登録ユーザには一部の画像が表示されますので、問題のある画像や記述を含むレスに「禁」ボタンを押してください。
VIP以外のSS書庫はSS+をご利用ください。
元スレほむら「私の中に、もう1人……!?」
SS スレッド一覧へ / SS とは? / 携帯版 / dat(gz)で取得 / トップメニューみんなの評価 : ★★★×8
レスフィルター : (試験中)
>>5の発想は俺が大事に温めておく
マミ「えっ……?それって、キュゥべえと契約する以外にも魔法少女になる方法があるってこと?」
QB「僕の知る限りでは、無いね。とにかく、マミもあまり油断しない方が良いよ」
マミ「……暁美さんが私を騙して、縄張りを奪い取ろうとしている、ということ?」
QB「可能性の話だけどね」
マミ「それはきっとないわ。だって、確かにあの子にはちょっと分からないことがあるけど……。
あの様子は間違いなく魔法少女になりたての、戦い慣れてない女の子だもの。
そんな子が、誰かの縄張りを奪おうとするなんて、考えられない」
QB「……とにかく、用心しすぎるということはない。僕が言いたいのはそれだけだ」
マミ「心配してくれてありがとう、キュゥべえ。一応、心に留めておくわね」
QB「そうしてくれるとありがたいよ」
QB「僕の知る限りでは、無いね。とにかく、マミもあまり油断しない方が良いよ」
マミ「……暁美さんが私を騙して、縄張りを奪い取ろうとしている、ということ?」
QB「可能性の話だけどね」
マミ「それはきっとないわ。だって、確かにあの子にはちょっと分からないことがあるけど……。
あの様子は間違いなく魔法少女になりたての、戦い慣れてない女の子だもの。
そんな子が、誰かの縄張りを奪おうとするなんて、考えられない」
QB「……とにかく、用心しすぎるということはない。僕が言いたいのはそれだけだ」
マミ「心配してくれてありがとう、キュゥべえ。一応、心に留めておくわね」
QB「そうしてくれるとありがたいよ」
翌日、放課後
弱ほむ「え、えい!えい!」
使い魔「ギャァァアアァアア……!」
弱ほむ「……お、終わった……?良かったぁ……」
マミ「すごいわ、暁美さん。今日は昨日よりずっと上手に戦えてたわよ」
弱ほむ「ほ、本当ですか……?ありがとうございます……!」
マミ「……ちなみに、魔女と戦った経験はどのくらいあるの?」
弱ほむ「えっ……と……。実は、まだ、全然……」
マミ「……だよね。うん、だったら良いの。ごめんね、変なこと訊いて」
弱ほむ「……?いえ……」
ほむら『…………』
弱ほむ「え、えい!えい!」
使い魔「ギャァァアアァアア……!」
弱ほむ「……お、終わった……?良かったぁ……」
マミ「すごいわ、暁美さん。今日は昨日よりずっと上手に戦えてたわよ」
弱ほむ「ほ、本当ですか……?ありがとうございます……!」
マミ「……ちなみに、魔女と戦った経験はどのくらいあるの?」
弱ほむ「えっ……と……。実は、まだ、全然……」
マミ「……だよね。うん、だったら良いの。ごめんね、変なこと訊いて」
弱ほむ「……?いえ……」
ほむら『…………』
ほむホーム
弱ほむ「今日の巴さん、なんだかちょっと変だったような……」
ほむら『たぶん、キュゥべえに何か吹き込まれたんでしょうね』
弱ほむ「何かって……?」
ほむら『暁美ほむらを信用してはいけないとか、そんなところでしょう……』
弱ほむ「えっ、そんな……!」
ほむら『そうは言っても、疑念という程の感情を巴マミが抱いているわけではなさそうだし。
この調子であなたが彼女と共闘し続ければ、またすぐに信用が戻るわよ』
弱ほむ「だったら、良いんですけど……」
ほむら『……休憩は終わり。説明を続けるわよ。良い?閃光弾と手榴弾は……』
弱ほむ「今日の巴さん、なんだかちょっと変だったような……」
ほむら『たぶん、キュゥべえに何か吹き込まれたんでしょうね』
弱ほむ「何かって……?」
ほむら『暁美ほむらを信用してはいけないとか、そんなところでしょう……』
弱ほむ「えっ、そんな……!」
ほむら『そうは言っても、疑念という程の感情を巴マミが抱いているわけではなさそうだし。
この調子であなたが彼女と共闘し続ければ、またすぐに信用が戻るわよ』
弱ほむ「だったら、良いんですけど……」
ほむら『……休憩は終わり。説明を続けるわよ。良い?閃光弾と手榴弾は……』
学校、放課後
まどか「さやかちゃん、帰ろ!」
さやか「ごめーんみんな。あたし今日、日直なんだ……先、帰っててくんない?」
まどか「そうなの?だったら待ってるよ!仁美ちゃんはお稽古があるって先に帰っちゃったし」
弱ほむ「私も、待つから……」
さやか「いや、悪いよ。日直終わったら、あたし病院行くつもりだし……」
まどか「あ、上条くんの……。うーん、そっか……ほむらちゃん、どうする?」
ほむら『上条恭介のお見舞いね……丁度良いわ。美樹さやかに付いて行きましょう』
弱ほむ『えっ……でも私、上条くんのこと、よく知らない……』
まどか「さやかちゃん、帰ろ!」
さやか「ごめーんみんな。あたし今日、日直なんだ……先、帰っててくんない?」
まどか「そうなの?だったら待ってるよ!仁美ちゃんはお稽古があるって先に帰っちゃったし」
弱ほむ「私も、待つから……」
さやか「いや、悪いよ。日直終わったら、あたし病院行くつもりだし……」
まどか「あ、上条くんの……。うーん、そっか……ほむらちゃん、どうする?」
ほむら『上条恭介のお見舞いね……丁度良いわ。美樹さやかに付いて行きましょう』
弱ほむ『えっ……でも私、上条くんのこと、よく知らない……』
しかし、もしことが解決したら、かなり問題が出そうだな、2in1は
ほむら『そんなことを言ってる場合じゃないでしょう。美樹さやかの監視のためよ』
弱ほむ『は……はい……』
弱ほむ「えっと……私も、病院に付いて行っても良い、かな……?」
さやか「へっ?別に良いけど……あんた恭介のこと知ってるの?」
弱ほむ「えっと……知らないから、転校生として、挨拶に行っておこうかな……って」
まどか「そう言えばそうだね……ほむらちゃんが行っても大丈夫?さやかちゃん」
さやか「なっ、何が?何が大丈夫って?」
まどか「え?だって、2人っきりの方が良いんじゃ……」
さやか「な、なーに言ってんのよ!お、大勢の方が賑やかで良いに決まってるでしょお!?」
弱ほむ「……?」
さやか「なんならまどかも付いて来なよ!ごめんね!さっさと仕事終わらせちゃうからさ!
その後、みんなで恭介のお見舞いに行こー!恭介、きっと喜ぶぞー!」
まどか「さやかちゃん……」
ほむら『(これでバレてないと思えてるのがこの子らしいわね。こんなの、誰がどう見ても……)』
弱ほむ『美樹さん、本当に賑やかなのが好きなんですね。あんなに楽しそうに……』
ほむら『…………』
弱ほむ『は……はい……』
弱ほむ「えっと……私も、病院に付いて行っても良い、かな……?」
さやか「へっ?別に良いけど……あんた恭介のこと知ってるの?」
弱ほむ「えっと……知らないから、転校生として、挨拶に行っておこうかな……って」
まどか「そう言えばそうだね……ほむらちゃんが行っても大丈夫?さやかちゃん」
さやか「なっ、何が?何が大丈夫って?」
まどか「え?だって、2人っきりの方が良いんじゃ……」
さやか「な、なーに言ってんのよ!お、大勢の方が賑やかで良いに決まってるでしょお!?」
弱ほむ「……?」
さやか「なんならまどかも付いて来なよ!ごめんね!さっさと仕事終わらせちゃうからさ!
その後、みんなで恭介のお見舞いに行こー!恭介、きっと喜ぶぞー!」
まどか「さやかちゃん……」
ほむら『(これでバレてないと思えてるのがこの子らしいわね。こんなの、誰がどう見ても……)』
弱ほむ『美樹さん、本当に賑やかなのが好きなんですね。あんなに楽しそうに……』
ほむら『…………』
・
・
・
さやか「いやーごめんごめん、すっかり遅くなっちゃったよ。面会時間、まだ間に合うかな」
弱ほむ「ぎりぎり……間に合わないかも」
まどか「あれ、ほむらちゃん面会時間知って……あ、そっか。入院してたんだもんね」
さやか「さて、病院に到着……したは良いものの。うーん……時間微妙だなぁ。
これじゃ、本当にほむらが挨拶しただけで終わっちゃうよ」
まどか「でも、せっかく来たんだし挨拶だけでも……」
弱ほむ「ッ!?」
ほむら『ッ……この反応……!』
弱ほむ『そんな……病院に、魔女だなんて……!』
ほむら『(……まずい……!)』
・
・
さやか「いやーごめんごめん、すっかり遅くなっちゃったよ。面会時間、まだ間に合うかな」
弱ほむ「ぎりぎり……間に合わないかも」
まどか「あれ、ほむらちゃん面会時間知って……あ、そっか。入院してたんだもんね」
さやか「さて、病院に到着……したは良いものの。うーん……時間微妙だなぁ。
これじゃ、本当にほむらが挨拶しただけで終わっちゃうよ」
まどか「でも、せっかく来たんだし挨拶だけでも……」
弱ほむ「ッ!?」
ほむら『ッ……この反応……!』
弱ほむ『そんな……病院に、魔女だなんて……!』
ほむら『(……まずい……!)』
まどか「ほむらちゃん?どうしたの……?」
ほむら「……今日はもう時間もないみたいだから、帰った方が良いと思うわ」
さやか「え?でも、せっかく待ってくれたのに……」
まどか「良いの?ほむらちゃん」
ほむら「えぇ、大丈夫。だから早く帰りましょう。日も暮れそうだし、暗くなったら危ないもの」
さやか「うーん……そうだね。
どうせなら、挨拶のあとも色々話せた方が良いだろうし。また今度にしよっか」
ほむら「それじゃ、私の家はあっちだから。さようなら!」
まどか「あっ……行っちゃった。……変なほむらちゃん」
さやか「何か焦ってたみたいだし、急用でも思い出したんじゃないの?
ま、仕方ないね。あたしたちも帰ろっか」
ほむら「……今日はもう時間もないみたいだから、帰った方が良いと思うわ」
さやか「え?でも、せっかく待ってくれたのに……」
まどか「良いの?ほむらちゃん」
ほむら「えぇ、大丈夫。だから早く帰りましょう。日も暮れそうだし、暗くなったら危ないもの」
さやか「うーん……そうだね。
どうせなら、挨拶のあとも色々話せた方が良いだろうし。また今度にしよっか」
ほむら「それじゃ、私の家はあっちだから。さようなら!」
まどか「あっ……行っちゃった。……変なほむらちゃん」
さやか「何か焦ってたみたいだし、急用でも思い出したんじゃないの?
ま、仕方ないね。あたしたちも帰ろっか」
ほむら「……まどかたちは帰ったわね。それじゃ、行くわよ」
弱ほむ『は、はい……でも、どうして急に代わって欲しいなんて……』
ほむら「……巴マミが危ないわ」
弱ほむ『え……!?』
ほむら「あなたはまだ見たことがないでしょうけど……。巴マミはこの結界の主に負けるわ」
弱ほむ『っ……!そ、そんな……!あの巴さんがまさか……!』
ほむら「相性が最悪なのよ。しかも……さっきこの結界内から巴マミの魔力反応を感じた……!」
弱ほむ『じゃ、じゃあもう、この中で戦って……!?は、早く助けないと!』
ほむら「えぇ。こんなところで巴マミに死なれるわけにはいかない……!
彼女を欠いては、ワルプルギスの夜に勝つ可能性が……絶対に、助けるわよ……!」
弱ほむ『っ……』
弱ほむ『は、はい……でも、どうして急に代わって欲しいなんて……』
ほむら「……巴マミが危ないわ」
弱ほむ『え……!?』
ほむら「あなたはまだ見たことがないでしょうけど……。巴マミはこの結界の主に負けるわ」
弱ほむ『っ……!そ、そんな……!あの巴さんがまさか……!』
ほむら「相性が最悪なのよ。しかも……さっきこの結界内から巴マミの魔力反応を感じた……!」
弱ほむ『じゃ、じゃあもう、この中で戦って……!?は、早く助けないと!』
ほむら「えぇ。こんなところで巴マミに死なれるわけにはいかない……!
彼女を欠いては、ワルプルギスの夜に勝つ可能性が……絶対に、助けるわよ……!」
弱ほむ『っ……』
ほむら「着いた、ここが最深部……!ッ!」
マミ「ティロ・フィナーレ!」
弱ほむ『巴さん!良かった……これで勝っ……』
ほむら「駄目!まだ終わってない!」
マミ「…………え」
弱ほむ『(そんな、魔女の中から、もう一体……!?)』
ほむら「ッ……!」
カチッ
マミ「っ……あ、あれ……?わ、私……生き、てる……?」
ほむら「…………」
マミ「あ、暁美、さん……!?」
弱ほむ『ま、間に合った……』
ほむら『この魔女は、あなたには荷が重い。
私が相手をするわ。よく見てなさい、お手本を見せてあげるから』
弱ほむ『は、はいっ……!』
マミ「ティロ・フィナーレ!」
弱ほむ『巴さん!良かった……これで勝っ……』
ほむら「駄目!まだ終わってない!」
マミ「…………え」
弱ほむ『(そんな、魔女の中から、もう一体……!?)』
ほむら「ッ……!」
カチッ
マミ「っ……あ、あれ……?わ、私……生き、てる……?」
ほむら「…………」
マミ「あ、暁美、さん……!?」
弱ほむ『ま、間に合った……』
ほむら『この魔女は、あなたには荷が重い。
私が相手をするわ。よく見てなさい、お手本を見せてあげるから』
弱ほむ『は、はいっ……!』
・
・
・
ほむら「……終わったわね」
マミ「す……すごい……」
ほむら「…………」
マミ「あ、暁美さん、あなた……そんなに……!」
弱ほむ「と、巴さぁあん……!」
マミ「……え?」
弱ほむ「間に合って、良かった……私、巴さんが……し死んじゃうかも、って……!」
マミ「私の、ために……?」
弱ほむ「良かった、良かったぁ、巴さぁん……!」
マミ「……ごめんね、ありがとう、暁美さん」
・
・
ほむら「……終わったわね」
マミ「す……すごい……」
ほむら「…………」
マミ「あ、暁美さん、あなた……そんなに……!」
弱ほむ「と、巴さぁあん……!」
マミ「……え?」
弱ほむ「間に合って、良かった……私、巴さんが……し死んじゃうかも、って……!」
マミ「私の、ために……?」
弱ほむ「良かった、良かったぁ、巴さぁん……!」
マミ「……ごめんね、ありがとう、暁美さん」
シャルロッテ「お前の攻撃は素晴らしかったタイミングも戦術も!だが、しかし、まるで全然!この俺を倒すには程遠いんだよねぇ!」
弱ほむ「……ぐすっ……」
マミ「落ち着いた?」
弱ほむ「は、はい……ありがとうございます……」
マミ「ふふっ……もう、これじゃどっちが助けられたのか分からないわね。
お礼を言うのはこっちの方。改めて、本当にありがとう、暁美さん」
弱ほむ「巴さん……」
マミ「それから……ごめんね。せっかくコンビを組んだのに、勝手なことしちゃって……」
弱ほむ「い、いえ、そんなこと……!」
マミ「私ね……実は暁美さんのこと、ちゃんと信用しきれてなかったの……。
暁美さんみたいな子がそんな……そんなはずないって分かってても、どうしても……」
弱ほむ「……仕方、ありません……。
縄張りを横取りしようとする子は、多いって聞きます……。で、でも私は……!」
マミ「うん、大丈夫。暁美さんは、そんな子じゃないわ。
あなたを信じなかった私が駄目な子だったの。
……改めて、これからよろしくね、暁美さん!」
弱ほむ「は、はいっ!」
マミ「落ち着いた?」
弱ほむ「は、はい……ありがとうございます……」
マミ「ふふっ……もう、これじゃどっちが助けられたのか分からないわね。
お礼を言うのはこっちの方。改めて、本当にありがとう、暁美さん」
弱ほむ「巴さん……」
マミ「それから……ごめんね。せっかくコンビを組んだのに、勝手なことしちゃって……」
弱ほむ「い、いえ、そんなこと……!」
マミ「私ね……実は暁美さんのこと、ちゃんと信用しきれてなかったの……。
暁美さんみたいな子がそんな……そんなはずないって分かってても、どうしても……」
弱ほむ「……仕方、ありません……。
縄張りを横取りしようとする子は、多いって聞きます……。で、でも私は……!」
マミ「うん、大丈夫。暁美さんは、そんな子じゃないわ。
あなたを信じなかった私が駄目な子だったの。
……改めて、これからよろしくね、暁美さん!」
弱ほむ「は、はいっ!」
マミ「そうだ、私、暁美さんにきちんとお礼しなくちゃね!暁美さん、週末に何か予定はある?」
弱ほむ「?いえ、特には……」
マミ「良かったぁ。だったら、お茶会を開きましょう!
私と暁美さんの、魔法少女コンビ結成記念パーティよ!
助けてもらったお礼も兼ねて、うんとおもてなしするわね!」
弱ほむ「えっ?そ、そんな、お礼だなんて……」
ほむら『良いじゃない、行ってくれば。断る理由もないでしょう?』
弱ほむ「…………」
マミ「遠慮なんてしないで、ね?」
弱ほむ「あの、それじゃ……良いですか?お言葉に甘えても……」
マミ「もちろん!それじゃ、時間なんかはまた連絡するわね!」
弱ほむ「はい、お願いします……」
弱ほむ「?いえ、特には……」
マミ「良かったぁ。だったら、お茶会を開きましょう!
私と暁美さんの、魔法少女コンビ結成記念パーティよ!
助けてもらったお礼も兼ねて、うんとおもてなしするわね!」
弱ほむ「えっ?そ、そんな、お礼だなんて……」
ほむら『良いじゃない、行ってくれば。断る理由もないでしょう?』
弱ほむ「…………」
マミ「遠慮なんてしないで、ね?」
弱ほむ「あの、それじゃ……良いですか?お言葉に甘えても……」
マミ「もちろん!それじゃ、時間なんかはまた連絡するわね!」
弱ほむ「はい、お願いします……」
・
・
・
ほむら『危ないところだったわね……でも、良かった。巴マミを救えて』
弱ほむ「…………」
ほむら『……どうしたの?』
弱ほむ「あ、あの……ちょっと、訊いても良いですか……」
ほむら『何かしら』
弱ほむ「巴さんを助けたのは……どうして、ですか?」
ほむら『……?彼女に死んで欲しくなかったからに決まってるじゃない』
弱ほむ「死んで欲しくなかったのは、どうしてですか……?」
ほむら『……何が言いたいのかしら』
・
・
ほむら『危ないところだったわね……でも、良かった。巴マミを救えて』
弱ほむ「…………」
ほむら『……どうしたの?』
弱ほむ「あ、あの……ちょっと、訊いても良いですか……」
ほむら『何かしら』
弱ほむ「巴さんを助けたのは……どうして、ですか?」
ほむら『……?彼女に死んで欲しくなかったからに決まってるじゃない』
弱ほむ「死んで欲しくなかったのは、どうしてですか……?」
ほむら『……何が言いたいのかしら』
仲間や自分がピンチになるともうひとつの人格がでてくるとかマミさん好きそうな感じ
弱ほむ「この前、言って、ましたよね……。美樹さんは、鹿目さんを救うための障害なんだって……。
美樹さんと友達になった時も、美樹さんを監視するのに都合が良い、って……」
ほむら『……言ったわね』
弱ほむ「それじゃあ、巴さんを助けたのは……。
ワルプルギスの夜を倒すための、戦力が欲しいから……?それとも……」
ほむら『あなた……もしかして私を責めているの?』
弱ほむ「…………」
ほむら『……あなたの気持ちも、よくわかるわ。私の考えが人道的でないことも自覚してる』
弱ほむ「じゃあ……!」
ほむら『でもね、私はあなたとは違う。私は変わってしまった。
長い旅を続けるうちに……私は、迷子になってしまったんだと思う。
巴マミを救った理由……それが何なのか、今の私にはわからない。
救うために救った、そう答えられれば良いんだけど。
……今の私には、それももう、できない……』
弱ほむ「っ…………」
美樹さんと友達になった時も、美樹さんを監視するのに都合が良い、って……」
ほむら『……言ったわね』
弱ほむ「それじゃあ、巴さんを助けたのは……。
ワルプルギスの夜を倒すための、戦力が欲しいから……?それとも……」
ほむら『あなた……もしかして私を責めているの?』
弱ほむ「…………」
ほむら『……あなたの気持ちも、よくわかるわ。私の考えが人道的でないことも自覚してる』
弱ほむ「じゃあ……!」
ほむら『でもね、私はあなたとは違う。私は変わってしまった。
長い旅を続けるうちに……私は、迷子になってしまったんだと思う。
巴マミを救った理由……それが何なのか、今の私にはわからない。
救うために救った、そう答えられれば良いんだけど。
……今の私には、それももう、できない……』
弱ほむ「っ…………」
週末
マミ「どう、キュゥべえ?上手に出来たかな?」
QB「そうだね、少なくとも見た目のインパクトは大きいと思うよ。
とてもじゃないけど、個人が準備した料理とは思えない」
マミ「見た目だけじゃなくて、味も保障済みよ!いつもより念入りに味見したんだから!」
QB「そうかい、すごい張り切りようだね。これなら暁美ほむらも喜ぶだろう」
マミ「あら、もう暁美さんのこと怪しんだりしないの?」
QB「彼女にはまだまだ謎が多いことには変わりないけれど、君の命を救ったことは事実だ。
少なくとも、君の隙をついて縄張りを奪おうだとかは考えていないだろうね」
マミ「えぇ、本当に、暁美さんには感謝してもしきれないわ……。
だから、今日はうんとおもてなししなくっちゃね!」
マミ「どう、キュゥべえ?上手に出来たかな?」
QB「そうだね、少なくとも見た目のインパクトは大きいと思うよ。
とてもじゃないけど、個人が準備した料理とは思えない」
マミ「見た目だけじゃなくて、味も保障済みよ!いつもより念入りに味見したんだから!」
QB「そうかい、すごい張り切りようだね。これなら暁美ほむらも喜ぶだろう」
マミ「あら、もう暁美さんのこと怪しんだりしないの?」
QB「彼女にはまだまだ謎が多いことには変わりないけれど、君の命を救ったことは事実だ。
少なくとも、君の隙をついて縄張りを奪おうだとかは考えていないだろうね」
マミ「えぇ、本当に、暁美さんには感謝してもしきれないわ……。
だから、今日はうんとおもてなししなくっちゃね!」
・
・
・
マミ「そろそろ来る頃だけど……」
ピーンポーン
マミ「っ!はーい!」
弱ほむ「こ、こんにちは……」
マミ「いらっしゃい、暁美さん!待ってたわ、どうぞ、あがって?」
弱ほむ「はい、おじゃまします……えっ……!こ、これって……!」
マミ「うふふっ……ちょっと、張り切りすぎちゃったかな?」
ほむら『(壁一面が飾り付けてある……)』
弱ほむ「す、すごいです……!わっ……このお料理も、全部巴さんが……!?」
マミ「えぇ、一応全部手作り。暁美さんのお口に合うと良いんだけど……」
ほむら『……すごいわね、本当に……』
・
・
マミ「そろそろ来る頃だけど……」
ピーンポーン
マミ「っ!はーい!」
弱ほむ「こ、こんにちは……」
マミ「いらっしゃい、暁美さん!待ってたわ、どうぞ、あがって?」
弱ほむ「はい、おじゃまします……えっ……!こ、これって……!」
マミ「うふふっ……ちょっと、張り切りすぎちゃったかな?」
ほむら『(壁一面が飾り付けてある……)』
弱ほむ「す、すごいです……!わっ……このお料理も、全部巴さんが……!?」
マミ「えぇ、一応全部手作り。暁美さんのお口に合うと良いんだけど……」
ほむら『……すごいわね、本当に……』
マミ「暁美さん…、貴女に憑いてるわ…!揺蕩う狂戦士の影~ベルセルクス・フラッソ~が…!」
マミ「それじゃ、冷めないうちにいただきましょう?」
弱ほむ「は、はい、いただきます……っ!」
マミ「……どう?」
弱ほむ「す、すごく美味しいです……!」
マミ「本当!良かったぁ。食後には美味しいケーキもあるから、楽しみにしててね!」
ほむら『(壁の飾りつけ、それに豪華な食事……まるで、パーティね。
いえ……彼女にとって、これはパーティなんだわ。
いったい、準備するのにどれだけの労力を……。
それほどまでに、コンビを組めるということが彼女にとっては……)』
弱ほむ『あ、あの……』
ほむら『何かしら。……もしかして、私に気を遣っているの?』
弱ほむ『だって、こんなにすごいお料理……』
ほむら『そんなこと、気にしないで良いわ。
巴マミの好意は、彼女を心から思っているあなたが受けるべき。
……私には、そんな資格なんてないもの』
弱ほむ『…………』
弱ほむ「は、はい、いただきます……っ!」
マミ「……どう?」
弱ほむ「す、すごく美味しいです……!」
マミ「本当!良かったぁ。食後には美味しいケーキもあるから、楽しみにしててね!」
ほむら『(壁の飾りつけ、それに豪華な食事……まるで、パーティね。
いえ……彼女にとって、これはパーティなんだわ。
いったい、準備するのにどれだけの労力を……。
それほどまでに、コンビを組めるということが彼女にとっては……)』
弱ほむ『あ、あの……』
ほむら『何かしら。……もしかして、私に気を遣っているの?』
弱ほむ『だって、こんなにすごいお料理……』
ほむら『そんなこと、気にしないで良いわ。
巴マミの好意は、彼女を心から思っているあなたが受けるべき。
……私には、そんな資格なんてないもの』
弱ほむ『…………』
・
・
・
マミ「さぁ、お茶が入ったわ。どうぞ召し上がれ?」
弱ほむ「ありがとう、ございます……」
マミ「それにしても……こうして誰かとお茶会を開くなんて、ずいぶん久し振り……」
弱ほむ「はい……本当に、久し振りですね……」
マミ「あら、暁美さんも昔はよくお茶会を?」
弱ほむ「えっ?あ、は、はい!その……はい、昔は、よく……」
危ない……また、余計なこと言っちゃうところだった……。
でも、本当に懐かしかったんだもん……。
巴さんとこんな風に、お茶会なんて……すごく久し振り。
……ということは、“私”は、それ以上に……。
・
・
マミ「さぁ、お茶が入ったわ。どうぞ召し上がれ?」
弱ほむ「ありがとう、ございます……」
マミ「それにしても……こうして誰かとお茶会を開くなんて、ずいぶん久し振り……」
弱ほむ「はい……本当に、久し振りですね……」
マミ「あら、暁美さんも昔はよくお茶会を?」
弱ほむ「えっ?あ、は、はい!その……はい、昔は、よく……」
危ない……また、余計なこと言っちゃうところだった……。
でも、本当に懐かしかったんだもん……。
巴さんとこんな風に、お茶会なんて……すごく久し振り。
……ということは、“私”は、それ以上に……。
類似してるかもしれないスレッド
- ほむら「まさか…まどかなの…!?」 (253) - [58%] - 2012/4/2 4:30 ★
- ほむら「こ、これは…!?」 (365) - [52%] - 2012/4/2 19:30 ★
- ほむら「私の戦場はここじゃない…あれ?」 (145) - [52%] - 2011/12/10 7:00 ☆
- ほむら「私に足りなかったのは……」 (157) - [52%] - 2011/10/1 5:46 ☆
- ほむら「こんな、こんなはずじゃ……!」 (175) - [51%] - 2012/8/9 11:15 ☆
- ほむら「ヒッご、ゴキブリ!!!」 (265) - [50%] - 2011/7/31 4:30 ★
- ことり「穂乃果ちゃんが記憶喪失……!?」 (179) - [50%] - 2014/2/10 19:15 ☆
- ほむら「私の願いはなんだったのかしら?」 (163) - [50%] - 2012/11/8 16:45 ☆
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について