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    元スレフレンダ「し、死にたくない……」QB「それが君の願いだね?」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - とある魔術の禁書目録 + - アイテム + - フレンダ + - 外野が厨房 + - 魔法少女まどか☆マギカ + - 麦野 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    201 :

    よくやってるけどな

    202 :

    >>195
    俺のフレンダが不人気ってのかこの野郎

    203 = 201 :

    不人気のほうが独り占めできていいよ
    モアイの競争率は異常

    205 = 204 :

    207 :

    まーだー?

    208 = 204 :

    210 = 204 :

    211 = 204 :

    212 = 204 :

    213 :

    しゅ

    214 = 204 :

    215 = 122 :

    216 :

    217 = 216 :

    ここ迄出てないスーパーむぎのんはもらっていきますね

    218 :

    マミさんはほむほむと1、2を争う人気キャラだぜ

    219 = 201 :

    むぎのんもかつての勢いが・・・
    もうモアイが最後の砦だな

    220 = 122 :

    221 = 204 :

    222 :

    ほう

    223 = 142 :

    >>1乙!!
    くっそーー、「学園都市」知ってたら楽しさ2倍だったんだろなぁ~。
    適当にけいおん(?)の女キャラを勝手にアサインして脳内再生してたw(けいおんも全く知らんww)
    それでもフレンダファンにとっては、マジ楽しかったよ!!
    久々の神SS、グッジョブ!!ありがとうノシ

    224 :

    人気をどういう定義ではかってんのか知らないが
    キャラスレで生き残ってるのは滝壺スレだけなんだぜ

    225 = 201 :

    むぎのんスレがないだと・・・

    226 = 81 :

    >>189
    いくらでも寝ろ
    保守はするから。

    227 = 204 :

    もうそろそろ5時間だぞ

    228 :

    えっ?

    229 :

    まだ20分もあるじゃん

    230 :

    どうか夜帰ってくるまで落ちてませんように

    231 :

    ほむ

    233 = 59 :

    おはよう、保守ありがとう
    今から続き書く

    234 :

    人気ジャンル同士を安易にクロスさせるとつまらなくなるのが関の山だが、これはすごく面白い!
    期待支援

    235 = 59 :

    ――
    杏子「おいおい……何が安全だ」

     ファミレスを後にした七人は一番近いという、マンションに向かっていた。

     立地の割には値段が高すぎるということで、入居者のほとんどいないマンションで、昼間でも人気の少ない辺りだ。
     そして、だからこそ、アイテム面々は好き勝手やっていたとのこと。

     だが、そのマンションに着いて、全員が全員、苦々しい顔をした。

     マンションの前に、人影が五人分見えた。二足歩行の人の形をしてたが、それは大きく人からかけ離れていた。

     四体はずんぐりとした人型で、黒い装甲に覆われている。
     右手に当たる部分にはそれぞれ大型の機関銃が握られている。

     深夜、フレンダたちを襲った、魔法少女が入った駆動鎧と同型だった。

     しかも、それは四体。

     さらにもう一体、四体の駆動鎧を背後に控えさせた、今まで見なかったような、真っ白なライダースーツにフルフェイスを被ったような、すっきりとした風貌の駆動鎧もいた。
     こちらも手に銃を持っているが、大きな機関銃ではない。一般人でも片手で持てるような拳銃サイズ。
     しかし外観は従来の拳銃よりかけ離れていて、まるでSF映画に出てくるレーザー銃のような形をしていた。また、それはケーブルが真っ白の駆動鎧に向けて伸び、接続されている。

    「よぉ、わざわざやってきてくれてゴクロウサン」

     先頭の白い駆動鎧が皮肉たっぷりに言う。男の声。どうやらリーダー格のようだ。

    浜面「くそっ……回り込まれてたのか!?」

    236 = 218 :

    ティヒヒ

    237 = 59 :

    麦野「でもどういうことだ……仮にもアジトだ、しっかりと情報管理してれば、割れるわけがない」

     能力をすぐにでも発動できるよう、麦野は演算を開始する。

     絹旗が、情報管理と聞いて、ちらりとフレンダの方を見る。

    フレンダ「わ、私は違うってわけよ!」

     その視線に焦って、フレンダは必死に弁解する。

    「いやいや、そんなにぞろぞろと連れ立ってたら、嫌でも目立つだろ」

     馬鹿にするような口調でライダースーツの男は言う。

    絹旗「それを超重々承知で、だからこそ二手に分かれて行動したはずですが」

     手近にあった標識を引っこ抜きながら、絹旗が否定した。

    「ああ、そうだったのか。まあ、今のは嘘だ。単純な話、上にはお前達の動向はお見通しなんだとよ」

    麦野「チッ……どこまでの上層部がこの件に関わってるんだよ……」

     事態の最悪さを理解して、麦野は舌打ち、そして歯ぎしりする。

     アイテムのアジトを知り、さらに、恐らく学園都市の衛星を使って七人を監視していたとなれば、かなりの権限を持った人間が黒幕ということになる。

     それも、かつてのアイテム以上、それを指示していた電話の女以上の。

    239 = 107 :

    ふはー

    240 = 59 :

    「そんなことはどうでもいいんだ。こっちの命令は、単純。
     最悪死体になってもいいから『原子崩し』と『能力追跡』を回収し、残りを消せ、それだけだからな」

    杏子「この戦力相手に、できると思ってるのか?」

    「まあ、できるだろ。『原子崩し』さえなんとかすればだけどな」

    麦野「私も甘く見られたもんね」

    「来いよ『原子崩し』。こっちの最大戦力は俺だ。お互い最大戦力同士をぶつけてフェアにいこうじゃねえか」

    麦野「ほざいてろ」

     麦野が人差し指をライダースーツの男に向ける。そこからいつも通り、能力を発動すれば貫いて終わり、のはずだ。

     しかしそれよりも早く、銃弾がライダースーツの男に到達する。

     ライダースーツの男はまるで銃弾が見えてるかのように易々と避けた。

    マミ「私たちも甘く見られすぎだわ」

     銃弾を放ったのはもちろんマミ。いつの間にか変身を完了させたマミが銃を構えていた。
     見れば、フレンダ、杏子も同じく変身を完了させている。

    241 = 122 :

    速度あげてくれ

    242 = 59 :

    マミ「銃使い同士、仲良くするっていうのはどうかしら?」

     にこりと笑って、麦野より一歩前に立つマミ。

    マミ『後ろのロボットさん、装甲が厚いし、銃が使えないとすぐに接近戦をしてくるから苦手なのよね。
       適材適所ってことでいきましょ』

     同時に、六人の脳内に直接響くようなマミの声が聞こえた。

    浜面「これは……!?」

    マミ『テレパシーよ。できれば、顔に出さないようにしてほしかったけど』

    麦野『魔法少女ってのは『精神感応』(テレパス)までできるのか』

    マミ『これはキュゥべえが仲介に立っていてくれるお陰だけどね』

     マミは六人にウィンクを飛ばす。

    「はぁ……まあいいか。人工UMA一体に苦戦する雑魚なら五分もかからないだろ。『原子崩し』はそれからでも遅くない」

    マミ「残念ね、三分もかからないと思うわ」

    「さて、起動、と」

     マミの言葉を無視し、ライダースーツの男は銃の引き金を一度引く。

     すると、モーターの駆動音が鳴り出し、男の被るヘルメットの顔面部に文字が現れた。

     その文字を見た瞬間、浜面は驚愕する。

    244 = 59 :


     ――Equ.Meltdowner。ヘルメットの顔面部に、確かに、はっきりと、青色のLEDライトでそう書かれているのを浜面は確認した。

    浜面「巴気をつけろ! そいつ、かなりヤバい!」

     無作為な動作でライダースーツの男はマミに銃口を向け、引き金を引く。

     その銃口の方向を見極めたマミが、発射される前に回避行動を取り、それが正解だと悟った。

     真っ白な、光線が放たれた。

     じゅわっという、水分が蒸発する音と共に、アスファルトが真っ赤に融解する。

     滝壺は、麦野は、絹旗は、フレンダは、浜面は、知っていた。それが何であるか、ヘルメットの文字と、現象から、すぐに予想がついた。

    麦野「どういうことだおい……私の能力のパクリじゃねえか!」

    フレンダ「マミ……!」

     事態を危険視したフレンダがマミの下へ駆け寄ろうとする。が、それは叶わない。

     ずんぐりとした巨体からは想像もできないほど俊敏な動きで、四体の真っ黒な駆動鎧が立ち塞がったからだ。

    フレンダ「くっ……マミ、気をつけて、それはどんなものも貫通する絶対の攻撃ってわけよ!」

     すぐに駆けつけられないと判断したフレンダは、マミに警告する。

     その予想は当たっていたらしく、再び銃口を向けられて、マミが作ったリボンの壁は易々と撃ち抜かれた。

     フレンダの警告が届いたのか、マミは壁が破られる前に回避行動を取り、光線を避ける。間一髪だ。

    245 = 224 :

    ファイブオーバーとはまた別モンか
    支援

    246 = 59 :

    「まあ、単発じゃ当たらないよな」

     そう言って、ライダースーツの男は何かを投げる。カードだ。

    麦野「拡散支援半導体……!」

     続いて、ライダースーツの男はそれを原子崩しの銃で撃ち抜いた。

     カードに光線が当たった瞬間、光線は幾十にも枝分かれし、豪雨のようにマミを遅う。

    フレンダ「マ――」

     枝分かれしたと言っても、一発一発が一撃必殺の絶対攻撃だ。最悪の事態を想定したフレンダがマミの名前を叫ぼうとする。

     しかし、言葉は発せられない。マミに気を取られたところを真っ黒な駆動鎧の蹴りが容赦なく襲いかかったからだ。

     轟ッ!! という凄まじい音が響き、フレンダの体は玩具の人形のように空中に投げ捨てられる。

    麦野「フレンダッ!!」

     麦野も吹き飛ばされたフレンダに意識を移動させてしまう。

     当然、それを許す敵ではない。

     気がつけば、麦野の眼前に巨大な機関銃を構えた駆動鎧が迫っていた。しかし、機関銃の引き金は引かれない。

     単純な打撃で、鈍器として、駆動鎧は機関銃を麦野に、横殴りに叩き付けた。

     麦野は魔法少女ではなく、人間だ。レベル5と言っても、体は人間だ。
     そんなものを食らえば、一溜まりもなかっただろう。

    248 = 59 :

    杏子「あぶねえ!」

     それを間一髪、杏子が押し倒し、事なきを得る。

     フルスイングを空振った駆動鎧だが、体制は一切崩さない。そのまま足を上げて、二人を踏みつけようとする。

     杏子はそれよりも早く麦野を抱えて地面を転がる。駆動鎧から距離を僅かだが取ると、すぐに立ち上がり、麦野を抱えて距離を取る。

    杏子「全員しっかりしやがれ! あたしらが安全圏ってわけじゃないんだぞ!」

     杏子が叱咤する。

    浜面「でもフレンダが……!」

    杏子「フレンダなら大丈夫だ! あんな程度で死ぬわけがない!」

    絹旗「浜面、後ろ!」

     三体目。浜面の背後にいつの間にか駆動鎧が機関銃を構えていた。

     銃口が浜面に向けられている。浜面と一緒にいる滝壺にも、だ。今度は機関銃の正当な使い方がされるようだった。

    フレンダ「その通りってわけよ!」

     だが、引き金は引かれない。駆動鎧の横っ腹に小型ミサイルが直撃し、駆動鎧は炎に包まれる。
     ミサイルは、フレンダの放ったものだ。

    浜面「フレンダ!」

     見ればフレンダはあれだけ激しく吹き飛ばされたというのに、傷一つない、無傷のままだ。

    249 = 59 :

    麦野「くそっ……無茶苦茶だ!」

     浜面は自分の実力の無さを理解しつつ、滝壺を守るため。
     麦野と杏子とフレンダは効率よく防壁を張るため。
     絹旗は取り残されないため。

     浜面と滝壺、麦野と杏子、絹旗、そしてフレンダで散開していた六人は一度一箇所に集まる。

    杏子「こいつらの内の一体は厄介だぞ……いくらぶっ壊しても魔法で回復してきやがるからな」

     六人が集まったことにより狙い所だと判断されたのか、三体の駆動鎧が機関銃を構え、六人に向ける。

    麦野「どういうことだ?」

     そして、一斉掃射。鼓膜が壊れるかのような、爆撃のような音が鳴り響く。

    杏子「詳細はわからねえ、でも敵に魔法少女がいるってことは確かだ!」

     それに対応して、杏子とフレンダが結界を張る。二重に張られた結界は銃弾を一切通さない。

    浜面「俺たちもだけど、巴は大丈夫なのか!?」

    杏子「ああ、マミのことなら心配いらねえよ。悔しいけどな」

    フレンダ「で、でも……」

    杏子「マミはな、お人好しすぎるんだよ。
       馬鹿正直に正義の味方なんてやっちゃってさ、グリーフシードも落とさない使い魔までご丁寧にお掃除してくれるんだ」

    フレンダ「それなら尚更余裕がなくてヤバイんじゃないの!?」


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