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    元スレ姉「弟のニオイがたまらない」

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    303 :

    姉スレは良いですヨネ

    310 = 265 :

    こんばんは。第四部をはじめたいと思います。

    ご飯を作っているので、少々お待ちを

    311 = 297 :

    きたああああああ

    312 = 265 :

    第四部


    「え、なんて?」

    「だから、俺告白された」

    「よく意味がわかりません」

    「これ以上わかりやすい解説もありません」

    「告白ってあの……病気のやつだよね?」

    「それ宣告。そっちのが由々しき問題だわ」

    「え、え、い、意味がわかんない」

    「だから俺k」

    「うわああああああああああああああ」ガタッ

    「おお、姉ちゃんは今日も元気だ」

    「うわああああああああああああああ」シャッシャッ

    「(網戸を開け閉めする意味がわからん)」

    「うわああああああああああああああ」バシャバシャ

    「(金魚が可愛そうだ)」

    314 :


    取り乱しすぎバロスwww

    316 = 265 :

    「お姉ちゃんのが可愛想!」

    「なんで?」

    「だ、だって…お、お姉ちゃんだよ!」

    「たぶん別の意味で可哀想な姉ちゃんではあるけど」

    「あ、相手はだれよ!どこのメス豚よ!」

    「弟の臭いをブヒブヒ嗅ぐ人が一番のメス豚だと思う」

    「え、お姉ちゃんが好きなの?」テレッ

    「そのフィルター便利だな。違うよ、クラスの女の子」

    「連絡網の紙どこだっけ?」

    「おい、実行に移すな」

    「くぅ…弟君がロリコンだったなんて……」

    「クラスメイトだって言ったろ。姉ちゃん基準にすんな」

    「お姉ちゃんより魅力のある女がいるっていうの!?」

    「そのフィルター、目にもついてるのか」

    318 = 265 :

    「いいもん、お姉ちゃんは愛人でもいいもん。カラダだけの関係でいいんだもん!」

    「既成事実をねつ造するな」

    「そして猟銃でその女を……」

    「昼ドラかよ」

    「い、一度つれてきなさい!」

    「俺を共犯者にするつもり?」

    「い、一緒に犯すですって!お、犯すならお姉ちゃんだけn」

    ポカッ

    「すこし黙れ」

    「ふえぇ…」

    「そもそも俺はまだ返事をだしていない」

    「え、そうなの!?」パアッ

    「ほとんど話したことなかった人だし」

    「そうなんだあ」ニヤニヤ

    319 = 265 :

    「てか、どんな人なの?」

    「なんか美人系で大人しい人」

    「お姉ちゃんに似てるね」

    「対極だな」

    「な、なにをぅ……」

    「高嶺の花なのに、みんなに優しい」

    「それアレだよ。悪い組織が弟君をだますために作ったサイボーグだよ!」

    「真っ先に姉ちゃんを改造手術に出すわ」

    「ぐぬぬ」

    「まあ俺に縁の無い人だと思ってた」

    「縁者のほうがいいですよー」

    「そんな彼女から手紙をもらった」

    「手紙?」

    320 :

    金魚かわいそう

    321 :

    やだ、濃い姉スレが落ちてる・・・

    322 = 265 :

    >>240の人」

    「えーと…え…ろーしょん入れてきた人…?」

    「そうらしい」

    「どこが清楚なのよ!」

    「俺は正直ひいた」

    「そうだよね。そんなえっちなもの使うなんて信じられない」

    「姉ちゃんはリューブゼリー派だもんね」

    「ち、ちが……」カアッ

    「まあ俺も悪ふざけだとは思ったさ。でも呼び出された場所に行ってみたら」

    「行ってみたら…?」

    「告られましたとさ」

    「ふわあああああああ!」

    323 = 265 :

    「姉ちゃんがリューブゼリーかけてくれたおかげだね」

    「ちがう、ちがうもん!」

    「まあ俺はそんなよく知らない人と知ってる姉は正直苦手だ」

    「あれ、今後半…」

    「そこで今度家に連れてくることにした」

    「い、いきなり!?」

    「いや変なことしないからね。デートとかで彼女の人となりを探るより、リラックスして話したいからさ」

    「ローション渡す女が変なことしないわけないじゃない!」

    「まあそうなんだよ。ただそんな簡単に襲ってくる女なら、俺は好きじゃない」

    「え、そうなの?」

    「だからなにかしてきた時点で終了ってこと」

    「なにもおきなかったら…?」

    「さあ、どうするかなあ」

    「うわあああん!弟君があああああ!」

    「(面白い……)」

    324 = 304 :

    姉も姉だが弟も弟でいい根性しちょる
    支援

    326 = 265 :

    ――翌日

    「(うあぁ、今日弟君がその娘を連れてくるのか……)」

    「(お姉ちゃんだってモテてるのに、「弟君が好きです!」って断ってるんだよ…?)」

    「(これで弟君がその娘となんやかんやあったら……!)」

    「(うわああああん!どうしようぅ!お姉ちゃん溶けてなくなっちゃいそうだよう!)」

    「(いや待て、まだその娘を見てない…)」

    「(弟君はあたしをイジめるために、わざとおおげさに美人とか言ってるのかも…)」

    「(そんじょそこらの女に負けるお姉ちゃんじゃありません!)」

    「(かかってきなさい小娘!大人の魅力で差を見せつけてあげるんだから!)」

    ピピピピ!

    「わーい、ホットケーキ焼けたー」キャッキャッ

    327 = 313 :

    大人の魅力ww

    328 = 265 :

    「うまうま」φ(c・ω・ )ψ

    ガラッ

    「ただいま」

    「あ、弟君!おかえりー!今ね、ホットケーキ…」

    「連れてきたから」

    「!!」

    「岡本さん、これうちの姉ちゃん。こちらクラスメイトの岡本さん」

    「(め、めっちゃ美人ー!!)」

    「(飾り気がないのにおしとやかな佇まい!黒髪がさらりと広がり、純粋そうなイメージに拍車をかけているぅ!立てば芍薬座れば牡丹、歩く姿は大納言!これは強敵だああああ!!)」

    「姉ちゃん?」

    「うあ、あ、あの、その…」

    「初めまして、岡本と申します。弟君にはいつもお世話になっています。よろしくお願いします」

    「あ、よ、よろしくおねがいしましゅ…」

    「(あ、噛んだ)」

    330 = 291 :

    何故岡本さんなんだ

    331 = 265 :

    >>330
    http://www.okamoto-condoms.com/
    こちらから名前を借りました


    「じゃあ俺の部屋いこうか」

    「はい」

    バタン

    「……」

    「(うああああ!いきなりしくじったあああああ!)」

    「(足ぶらぶらしながらホットケーキを食べてるのみられたー!)」

    「(お、大人の魅力失敗……)」

    「(どうしよう…このままじゃ二人きりでらぶらぶになっちゃう!)」

    「(ぐぬぬ、阻止せねば……)」

    「(そうだ!お茶持ってくついでに様子を見にいこう!)」

    「(古典的だが、いい作戦!)」

    「(にゅふふ、首を洗って待ってなさい岡本さん!)」

    333 = 265 :

    ガチャリ

    「お、おお、おお茶ですよー」

    「ああ、ありがとう」

    「ありがとうございます」

    「じいーっ……」

    「?」

    「姉ちゃんどうしたの?」

    「ふえ、な、なんでもない!どうぞごゆっくり!」

    バタン

    「(あっというまに出てきてしまった……)」

    「(どう見てもローション持ってくる人には見えない……)」

    「(弟君がウソついてるのかな?)」

    「(もうちょっと様子を見てみよう…)」

    334 = 314 :

    やだ何この姉、かわいい

    335 = 320 :

    >>334
    照れてるぞこいつ

    336 = 265 :

    ジーッ|ω´・;) ←姉


    「岡本さんは普段音楽とか聴く?」

    「その…私あまり流行の曲とか知らなくて…」

    「そうなんだ、カラオケとか行かないの?」

    「カラオケは……その、はずかしくて……」

    「(か、かわええ…鼻血でそう…!あたしなんかホルモン歌うのに)」

    「そうなの?こんど一緒にいこうよ」

    「む、無理です…!私多分音痴ですし…」

    「声綺麗なのに」

    「うぅ、からかわないでください……」カアッ

    「(うおーい!生娘ここに極まれりいいい!)」

    「そんなつもりないけどさ。じゃあ好きな食べ物とかは?」

    「絶対聞いたら笑います…」

    「好物で笑ったりしないよ」

    「(そ、そうだよ、なんだったらこの娘を食べちゃいたいよ!)」ジュルリ

    337 = 265 :

    「本当ですか…?」

    「うん」

    「……キ」

    「?」

    「ホットケーキです…」

    「え、ホットケーキなの?」

    「…」コクリ

    「そういやさっき姉ちゃん食べてたな」

    「お、美味しそうでした……」

    ドタタタタ

    ジュージュー

    ドタタタタ

    ガチャ

    「岡ちゃんお待たせー!ホットケーキだよー!」

    「なにしてんだ」

    338 = 265 :

    「しまった!」

    「覗いてたろ」

    「そ、そそそなことしてないよ!」

    「まったく、今日は岡本さんいるんだから。ねえ岡本さん」

    「いただきます!」パク

    「え」

    「ふああ、すごくおいしいです…!」パクパク

    「ほんとうほんとう!?」

    「はい!(*´ω`*)」パアッ

    「(か、かあいい…!)」

    「あれ、波長が同じなのかな」

    「!あ、私ったら……ご、ごめんなさい!」カアッ

    「ふおおおおおお」

    だきっ

    339 = 291 :

    姉のつまみ食いタイムなのか……いいな

    340 :

    弟が嫉妬する展開も第5部で欲しい

    341 = 266 :

    支援

    男の嫉妬はなぁ

    342 = 265 :

    「よしよしー今日からお前はうちの子だー」ナデナデ

    「扶養家族が増えた」

    「そんな、私なんて……」カアッ

    「そうゆうところもかあいい!」

    「姉ちゃんは不要家族にでもしてやろうか」

    「いいもん!そしたら岡ちゃんと暮らすもん!」

    「岡本さんの親に負担かけるな」

    「弟君にはもったいない…この逸材はもったいない…」

    「そんなことありません!弟君は素敵です!」

    「いうねえ」

    「あ……」カアッ

    「なんだろう、俺も恥ずかしい」

    「で、弟君のどこが好きなの?」ニヤニヤ

    「う、うぅ……」カアアッ

    「俺がお客さんになってきたのは気のせいだろうか」

    343 = 306 :

    俺得支援

    344 = 265 :

    「さあ、お言いなさい!」

    「その…クラスではクールで」

    「家にいる時が一番クールだと思う」

    「でもすごく優しくて」

    「そうかなあ」

    「い、いいなあ…」

    「前電車でおばあさんが弟君の前に立ってたんです」

    「ほおほお」

    「そしたら弟君は、おばあさんに席を…」

    「なかなかできないよねー」

    「作ってあげたんです」

    「へ?」

    「隣にいた女性を頭上のネットの上に乗せたんです…」カアッ

    「ごめん、ちょっとよくわからない」

    345 = 294 :

    わろた

    346 = 265 :

    「ですから、隣の女性をネットの上に乗せたんです」

    「そしておばあさんに「さあ、席が空きましたよ」って」

    「あの時のおばあさんの気まずそうな顔……」

    「そして上に乗せられた女性……」

    「あれが自分だったらと思うと…」カアッ

    「あ、わかった、この娘変態だ」

    「そんなこというなよ」

    「なんでそんな涼しそうな顔してんのよ!」

    「てかその隣に座ってた女性って姉ちゃんだよね」

    「あ、そういえばそうだ」

    「弟君が高い高いしてくれたから嬉しくなっちゃったんだ」

    「いいなぁ……」

    「(今更だが罪悪感が湧いてきた)」

    349 = 265 :

    「その頃から少しずつ気になり始めて」

    「ふむふむ」

    「でも私は声をかけられなかった。自信も勇気もないですし……」

    「そんな時衝撃がおこりました」

    「しょうげき?」

    「リューブゼリーを、制服につけながら登校してきたんです!」

    「ああ…」

    「ああ…」

    「しかもなんかいい匂いするんです!」

    「消臭力だね」

    「私は稲妻に打たれたような気がしました……」

    「私のいた世界なんてちっぽけだった」

    「世界にはこんなにスケールの大きい人がいるんだ」

    「もう動くアートですよ!」

    「今日は独白タイムを、もう使ってしまうのか」


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