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    元スレ姉「弟のニオイがたまらない」

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    みんなの評価 :
    タグ : - 厨二 ×2+ - + - 弟マジ鬼畜 + - 百合 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    801 = 743 :

    えええええええええええええ

    802 = 788 :

    何ィィィィィィィ

    804 = 718 :

    「危ねえだろ!」

    「…すいません」


    「まったく…最近のガキはしつけがなってねえな…」

    「……」





    「担任の顔でも見てみたいもんだぜ、なあ弟?」




    「え…お、大那先生…!?」




    「話は岡本から聞いてるぜ。さっさと乗れ」

    「は、はい…」


    http://www.youtube.com/watch?v=hsDzUP5l-5Y&feature=related
    (↑今こんな雰囲気です)

    807 :

    >>805
    えっ

    808 = 800 :

    >>805

    809 = 737 :

    >>805
    お前という奴はwwwww

    810 = 696 :

    >>805
    最初から読み直してこいよ

    811 = 743 :

    ちょい最初から読んでくる

    812 = 718 :

    ――車の中

    「飛ばすぜええ!」

    「先生…そんなに飛ばしたらマズいでしょ…」

    「だって急ぐんだろ?」

    「減点されますよ」

    「なにかあったら教師クビですよ…」

    「お前ナメてんのか」

    「え…」

    「生徒が迷ってる時に」

    「それを全力で助けられないのが教師だというのなら」

    「そんな免許捨ててやらあ!」

    「先生…」



    「今のこと他の先生には内緒にしといてね…」

    「そういうこというからモブキャラ扱いされんだよ」

    813 = 718 :

    ――病院

    「あ、あの…その…」

    「姉さんの弟と、その担任です。お姉さんはどちらでしょうか」

    「現在集中治療室で治療中です」

    「姉の…状態はどうなんでしょう…」

    「意識がなく昏睡状態です…」

    「そんな…」

    「最悪のケースも覚悟しておいてください…」

    「あぁ…」ガタッ

    「弟!気を確かにしろ!」

    「先生、俺もう…」グスッ

    「お前が姉ちゃんを信じないで誰が信じるんだよ!」

    「ここで地面に這いつくばりにきたんじゃないだろう!?」


    「すいません、お静かに」

    「あ、スンマセン…」

    816 = 679 :

    大那先生かっこいいじゃないか

    817 = 718 :

    「あ、二人とも来ましたか!」

    「岡本…」

    「岡本、電話ありがとうな。腕も使えないのに」

    「いえ、同じ病室の方に手伝ってもらったので…」

    「弟がこの体たらくでな…」

    「弟君…気持ちはわかりますが…気をしっかり持って…」

    「嫌…だったのかな…」

    「?」

    「姉ちゃんは俺が嫌いだから」

    「家に帰りたくなかったから」

    「酒をガブ飲みしたのかな…」

    「まだそんなこと言ってるんですか!?」

    「だって…」

    パシッ

    819 = 743 :

    すまん誤爆だROM

    820 :

    ギブスで…

    821 :

    おい、なんだよやめろよな

    823 = 718 :

    「バカなこと言わないでください!」

    「お姉さん悲しみますよ!」

    「大好きな弟が、自分の無事を信じてくれないなんて…」

    「俺だって信じたいよ…」

    「でも俺が姉ちゃんに嫌われてるなら…」

    「もう信じる意味もない…」

    「ちょっと待っててください」タッタッタッ


    「連れてきました」

    「誰…?」

    「こちら同窓会に出席していた、お姉さんのクラスメイトの方です」

    「病院に連絡して、一緒についてきてくれたんですよ」

    「あなたが…弟君?」

    「はい…」

    「なにがあったんですか!?」

    824 = 718 :

    「今日の同窓会で、姉ちゃんはすごく楽しそうだったんです」

    「弟君の話ばかりしていて」

    「姉ちゃんを狙ってる男も何人かいたんですが」

    「そんな彼らが入れないほど、姉ちゃんは弟君の自慢をしていたんです」

    「俺の話…」

    「誰かが言ったんです」

    「「もうそれなら弟と結婚しちゃえよー」って」

    「そしたら姉ちゃん」

    「本気で照れだして」

    「その後お酒をドンドン飲みだして」

    「気持ちよくなったんでしょうね」

    「話にブレーキがかからなくなって」

    「お酒も増える一方」

    「私たちが気づいた時には様子がおかしくて」

    「突然バタッと倒れまして…』」

    825 = 718 :

    「私たちがもっと早く気づいてあげていればよかったんですけど…」

    「本当にゴメンナサイ…」グスッ

    「もう泣かないでください」

    「お姉さんは、きっとすごく楽しかったのでしょうから」

    「そうですよ、勢いある時のお姉さんは誰にも止められませんよ」

    「ありがとうございます…」

    「我々にできることは信じることだけですよ」

    「そうですね、待ちましょう…!」



    「姉ちゃんが俺の話ばかり…?」


    「本気で照れた…?」


    「俺の事…」

    826 = 737 :

    ドキドキ

    827 = 718 :

    ガチャッ

    「!」

    医者「治療終わりました」

    「どうなんですか、お姉さんの容体は!?」




    「無事ですよ」




    「相当の量飲んでらしたので危険でしたが」

    「それでも今は安静にしておきます」

    「相当体が弱ってますからね」

    「今病室を用意しますので」


    「よかった…」

    「よかったよぉ…」グスッ

    「ウワーン!!(ノД`)・゜・。」

    828 :

    ほんとよかった

    829 = 737 :

    安心した

    830 = 787 :

    よかった

    831 = 718 :

    「よかった…よかったです…」グスッ

    「やったな、弟!」

    「よかった…」

    「もう…死んでもいい…」

    「弟君が今死んだら今度はお姉さんが悲しみますよ!」

    「ハハハ…そうだな…」


    「病室の準備が整いましたのでどうぞ」

    「さあ、弟君。行ってあげなさい」

    「俺が…?」

    「お前が行かないで誰が行くんだ?」

    「目を覚ました時に、誰に一番会いたいと思います?」

    「……」

    「それに」

    「弟君には言わなきゃならないことがあるんですよね?」

    「あ…!」

    833 = 718 :

    「なんだ!なにがあるんだ!?」

    「先生はさっさと帰ってください」

    「そんなこというなよー!」

    「クラスメイトさんも、どうぞお帰りになってください。遅くまで付き合って頂きありがとうございました」

    「いえ、そんな…」

    「あ、弟君」

    「はい」

    「姉ちゃんは弟君が好きだから…お酒が進んじゃったんだと思うの…」

    「だから責めないであげてね…」

    「わかりました…」



    「みなさん、ありがとうございました」

    「後は俺一人で見てきます」

    「しっかりね…!」

    「男を見せてやれよ!」

    836 = 718 :

    ――姉の病室

    ガラッ

    「姉ちゃん…」

    「Zzz…」

    「…」ホッ

    「(よかった…)」グスッ

    「(また涙出てきた…)」

    「姉ちゃん…」ヨシヨシ

    「そうか…俺の事が自慢かあ…」

    「本気で照れたりしたんだって?」

    「嬉しいなあ」

    「俺も姉ちゃんのこと好きだよ…」

    「前も言ったって?」

    「あれとは多分違う意味」

    「一人の女性として…かな」

    837 = 718 :

    「岡本に言われたんだよ」

    「「弟君はお姉さんのことばかり話す」って」

    「おんなじだよな」

    「俺も姉ちゃんの話をしている時が一番楽しいかも」

    「いや、一番じゃないか…」

    「一番は姉ちゃんと話している時」

    「姉ちゃんと一緒にすごしている時」

    「姉ちゃんがぎゅーって抱きしめてくれる時」

    「一番がたくさんだって?」

    「どれが一番なんて選べないよ」

    「全部姉ちゃんなんだもん」

    「目、覚ましてよ姉ちゃん」

    「本当は今すぐにでも」

    「抱きしめてあげたいんだけどな」

    838 = 737 :

    弟くん良い子や…

    839 = 718 :

    「そうそう、これも岡本に言われたんだよ」

    「最近俺が姉ちゃんに優しくなってるんだって」

    「あんだけヒドいことをした俺がね」

    「ホントごめんね」

    「多分あの夜」

    「姉ちゃんが襲ってきた夜」

    「そこから俺はわからなくなった」

    「姉ちゃんが本当におれのこと好きなのか」

    「岡本を歓迎したりもするしさ」

    「あれ、やっぱ好きっていうのは弟としてなのかな、って」

    「だから俺は自分の気持ちを抑えていたんだと思う」

    「それを岡本に見透かされてね」

    「まったく、岡本様々だよ」

    841 = 803 :

    昔妹SSかなんかで兄が交通事故で病院へみたいなのあったなぁ

    同じ人かな?

    842 = 718 :

    「でも俺は岡本にフラれた」

    「いや、俺がフッたのか」

    「あいつは綺麗だし優しいけど」

    「みんなの高値の花だけれど」

    「ドキドキしないんだ」

    「友達…として見ていたんだと思う」

    「そんな俺をさ」

    「アイツはずっと支えてくれた」

    「今日だってギプスはめた手で俺を叩いてな…」

    「意外と熱血なんだよ、アイツ」

    「そんなアイツに俺はなにもしてやれない」

    「姉ちゃんを選んだからさ」

    「もちろんアイツが困った時は全力で助けるよ?」

    「でも、女性として俺の側に寄り添ってほしいのは」

    「姉ちゃんなんだよ」

    843 = 679 :

    弟くん……
    やっぱり岡ちゃんええ子やぁ

    844 = 718 :

    「俺が誰よりも傍にいてほしいのは」

    「姉ちゃんなんだ」

    「だからさあ」

    「起きてよ姉ちゃん…」

    「大好きだよ姉ちゃん…」グスッ






    「そっかー。弟君もお姉ちゃんのこと好きなんだー」






    「!?」

    845 = 737 :

    ブッ

    846 = 828 :

    ちょっと姉ちゃんの部屋行ってくる

    847 :

    ですよねーwwwwwwwwwwwwwwwww

    848 = 718 :

    「え…いつ…いつか・・・・ら」

    >>836の「「姉ちゃん…」ヨシヨシ」から」

    「え、全部聞いてたの…」

    「弟君だって前やったよねー?」

    「姉ちゃん…」ブルブル

    「あ、ゴメン…怒った…?」

    ギュッ

    「うわーん(ノД`)・゜・。 」

    「ちょっとちょっと泣かないで弟君!」アタフタ

    「うわーん(ノД`)・゜・。 」ギュウゥ

    「く、苦しい…」

    「よかったよぉ…よかったよぉ…!!」

    「心配かけて…ごめんね…」ナデナデ

    849 = 737 :

    うわーん

    850 :

    ヤバいニヤニヤしちまう


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