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元スレ上条「流石に浴槽に二人は狭いな」美琴「う、うん…///」
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振り返ると、そこには現在進行形で思考の中心を占領する人物が居た。
「ア、アアア、アンタ、いつから、そこに…?」
「何で文節で区切ってんの?…まぁいいけど。ちなみに俺ならさっきからずっと声かけてたんだけどなー」
「そ、そう」
何時ものツンツンヘアーに、服は流石に余所行きの私服だ。
(そういえばコイツの私服って始めて見たかも…)
そんな些細な日常との違和にドギマギしながらも極めて冷静(美琴比べ)な対応を心がける。
「…あ、そういえば美鈴さんは?まだ来てないのか?」
眠さがヤバイ。さっきからミスタイプが激増してボキャブラリーが激減してる
「ア、アアア、アンタ、いつから、そこに…?」
「何で文節で区切ってんの?…まぁいいけど。ちなみに俺ならさっきからずっと声かけてたんだけどなー」
「そ、そう」
何時ものツンツンヘアーに、服は流石に余所行きの私服だ。
(そういえばコイツの私服って始めて見たかも…)
そんな些細な日常との違和にドギマギしながらも極めて冷静(美琴比べ)な対応を心がける。
「…あ、そういえば美鈴さんは?まだ来てないのか?」
眠さがヤバイ。さっきからミスタイプが激増してボキャブラリーが激減してる
その質問についつい黙ってしまう美琴。ここで『来ない』と言うのは簡単だが、そう言ってしまうとこの馬鹿は『じゃあ俺と二人で居てもだし、帰るか』などと言い出しかねない。
「遅れてくるのか?」
「え、ええと…」
『遅れてくる』も当然却下だ。いずればれてしまう。ならば…。
「げ、現地、集合、かな…?」
苦しい訳だとは思った。
「…あぁ、そうなのか」
納得しちゃったよ。我ながら『かな…?』はマズッたと思ったのに。
「じゃ、行こうぜ。電車もうすぐだろ?」
そう言って美琴の手を引く上条。
「あ…うん、そうね、行こう」
そのさりげなさ。流石、一級フラグ建築士である。
「だから何で文節で区切んの?マイブーム?」
彼の疑問に答えるものは、当然居ない。
「遅れてくるのか?」
「え、ええと…」
『遅れてくる』も当然却下だ。いずればれてしまう。ならば…。
「げ、現地、集合、かな…?」
苦しい訳だとは思った。
「…あぁ、そうなのか」
納得しちゃったよ。我ながら『かな…?』はマズッたと思ったのに。
「じゃ、行こうぜ。電車もうすぐだろ?」
そう言って美琴の手を引く上条。
「あ…うん、そうね、行こう」
そのさりげなさ。流石、一級フラグ建築士である。
「だから何で文節で区切んの?マイブーム?」
彼の疑問に答えるものは、当然居ない。
電車に揺られること数時間。二人は目的地の温泉宿へと到着した。
「へぇ、中々いいところじゃないか。なぁ?」
「そ、そうね」
その後車内で初春に電話相談を持ちかけ、何とか会話できる程度の平常心を取り戻した。
(何か初春さんやたらとテンション上がってたわね…『白井さんは私が食い止めます!』とか言っていたし…)
ゴールキーパーの異名を美琴は知らないが、彼女はその才を如何なく発揮し、先日の福引の副賞は米5キロ、そして当選者は無し、と改竄した。
更には携帯機器のメール記録も、上条―美鈴間、美琴―美鈴間のものを完全に消去した。
ジャッジメントの白井と言えど、ここまですれば足は付かないだろう。自分の首が危ういけど。
でもまぁ、『友達の恋路を支えて消される女ってステキ…!』程度の認知なので、彼女は彼女なりに問題視はしていないようだが。
「へぇ、中々いいところじゃないか。なぁ?」
「そ、そうね」
その後車内で初春に電話相談を持ちかけ、何とか会話できる程度の平常心を取り戻した。
(何か初春さんやたらとテンション上がってたわね…『白井さんは私が食い止めます!』とか言っていたし…)
ゴールキーパーの異名を美琴は知らないが、彼女はその才を如何なく発揮し、先日の福引の副賞は米5キロ、そして当選者は無し、と改竄した。
更には携帯機器のメール記録も、上条―美鈴間、美琴―美鈴間のものを完全に消去した。
ジャッジメントの白井と言えど、ここまですれば足は付かないだろう。自分の首が危ういけど。
でもまぁ、『友達の恋路を支えて消される女ってステキ…!』程度の認知なので、彼女は彼女なりに問題視はしていないようだが。
「部屋もいいな、落ちつきがあって。The・旅館って感じだな」
部屋に入ると、そこは2人で丁度いいくらいの大きさの部屋だった。
決して狭い、と言う意味でなく、言ってみるならいい意味で小さい、といった感じだ。
レトロなテレビに、小さな金庫。床の間と、その端にチョコンと載せられた白い電話。
「お、見てみろよ御坂!家族風呂まであんぞ!景色も悪くないし…。商店街の景品にしてはかなり上等なんじゃないか!?」
冬も真っ盛りの中、雪が降ったのか山肌を白銀が覆う。
家族風呂から立ち上る湯気がいかにもな風情をかもし出していた。
ただ、その超然とした景色、雰囲気の中、彼女だけが静かだった。
(…もしかして俺、はしゃぎすぎか…?)
考えても見れば彼女とは根本的な価値観が違う。金銭的なものが違えば、当然こうした宿泊施設に関する感性もことなるだろう。
(御坂にとったらこの宿もぺーぺーなのかもな…)
部屋に入ると、そこは2人で丁度いいくらいの大きさの部屋だった。
決して狭い、と言う意味でなく、言ってみるならいい意味で小さい、といった感じだ。
レトロなテレビに、小さな金庫。床の間と、その端にチョコンと載せられた白い電話。
「お、見てみろよ御坂!家族風呂まであんぞ!景色も悪くないし…。商店街の景品にしてはかなり上等なんじゃないか!?」
冬も真っ盛りの中、雪が降ったのか山肌を白銀が覆う。
家族風呂から立ち上る湯気がいかにもな風情をかもし出していた。
ただ、その超然とした景色、雰囲気の中、彼女だけが静かだった。
(…もしかして俺、はしゃぎすぎか…?)
考えても見れば彼女とは根本的な価値観が違う。金銭的なものが違えば、当然こうした宿泊施設に関する感性もことなるだろう。
(御坂にとったらこの宿もぺーぺーなのかもな…)
(どうしようかな…いつ切り出そう…)
部屋を楽しげに見て回る上条を見て、美琴は再び罪悪感に襲われていた。言うまでも無く、美鈴が来ないことについてだ。
(あんだけ楽しそうにしてるし、今更騙まし討ちみたいに二人っきり宣言してもね…)
雰囲気、というか何かが違う。何が違うって聞かれても解らないけど。
何と言うか、筋が通ってない感じがするのだ。
「…なぁ、御坂」
「えっ?」
そんなことを考えていると、不意に声をかけられた。
「…ひょっとして、つまんなかったりするか?」
部屋を楽しげに見て回る上条を見て、美琴は再び罪悪感に襲われていた。言うまでも無く、美鈴が来ないことについてだ。
(あんだけ楽しそうにしてるし、今更騙まし討ちみたいに二人っきり宣言してもね…)
雰囲気、というか何かが違う。何が違うって聞かれても解らないけど。
何と言うか、筋が通ってない感じがするのだ。
「…なぁ、御坂」
「えっ?」
そんなことを考えていると、不意に声をかけられた。
「…ひょっとして、つまんなかったりするか?」
>>202帰って来てくれ
>>202の続きから
「け、結構、胸板とか厚いんだ、わ、腹筋とか」
単純に好奇心から、彼の体を弄り始める
そうしているうちに、興味は下の方へと
「・・・う、うなぎ、や、なんだろう、ヘビ?」
直視こそしてはいないが、確実に、昨日の浴槽で見た、それよりじっくり見る
「い、意外と変な形でも、ないの、かな、たぶん」
触って、みよう、かな
でも、寝てる人の体に、そんな、駄目、だよね
「見ようによっては、か、かわいい?」
その手は、そこに向かって、ゆっくりと、指先が触れた
「うわぁ、なんだろ、柔らかい、こんなのなんだ」
敏感な部分を避け、モノ自体を、少しつかんでみる
「け、結構、胸板とか厚いんだ、わ、腹筋とか」
単純に好奇心から、彼の体を弄り始める
そうしているうちに、興味は下の方へと
「・・・う、うなぎ、や、なんだろう、ヘビ?」
直視こそしてはいないが、確実に、昨日の浴槽で見た、それよりじっくり見る
「い、意外と変な形でも、ないの、かな、たぶん」
触って、みよう、かな
でも、寝てる人の体に、そんな、駄目、だよね
「見ようによっては、か、かわいい?」
その手は、そこに向かって、ゆっくりと、指先が触れた
「うわぁ、なんだろ、柔らかい、こんなのなんだ」
敏感な部分を避け、モノ自体を、少しつかんでみる
「あ、暖かい、なんか、だらーんってしてるけど」
よく、見てみたい、と布団の中にもぐって、見つけた
こういうもの、なのかな、と、掴んだり、指でつついたり
もはや、本人にはお構いなしに弄っていく
男の本能とは、また別に、生理現象、仕方の無いことはよくある
特に、上条当麻、彼は自分の家で、抜くこともままならない生活である
そうなってくると、自然、彼の生存本能も機能していく
「あれ、これって、あ、固く、なって、きた・・・」
なにも考えていない時でも、執拗に触られればモノは、役割を果たそうとする
どうしよう、いや、どうするもなにもない筈なのだが、なんとかしようとしてしまう
真面目な彼女のいい部分でもある、しかし、今回は、それが裏目にでた
「えと、出せば、また元に戻るん、だよね、確か」
少し、今までより強く、それを握る
よく、見てみたい、と布団の中にもぐって、見つけた
こういうもの、なのかな、と、掴んだり、指でつついたり
もはや、本人にはお構いなしに弄っていく
男の本能とは、また別に、生理現象、仕方の無いことはよくある
特に、上条当麻、彼は自分の家で、抜くこともままならない生活である
そうなってくると、自然、彼の生存本能も機能していく
「あれ、これって、あ、固く、なって、きた・・・」
なにも考えていない時でも、執拗に触られればモノは、役割を果たそうとする
どうしよう、いや、どうするもなにもない筈なのだが、なんとかしようとしてしまう
真面目な彼女のいい部分でもある、しかし、今回は、それが裏目にでた
「えと、出せば、また元に戻るん、だよね、確か」
少し、今までより強く、それを握る
その刺激は、流石に、疲れて眠っているモノの主を、起こしてしまった
「な、何をしてるんでせうか、美琴さん」
終わった、なにが、とはわからないが、終わった
顔を上げ、ようやく出た言葉は
「お、おはようなぎ」
最悪のグッドモーニングだった
「まぁ、興味があったのはわかります、上条さんも御坂さんに、興味が無いわけじゃありません」
「は、はい」
「なので、その、で、出来れば言って欲しいなーと」
「す、すみません」
朝も朝から、まさか性教育の授業
しかも、モラルの面を、上条が御坂に、なかなか想像しがたい光景
「な、何をしてるんでせうか、美琴さん」
終わった、なにが、とはわからないが、終わった
顔を上げ、ようやく出た言葉は
「お、おはようなぎ」
最悪のグッドモーニングだった
「まぁ、興味があったのはわかります、上条さんも御坂さんに、興味が無いわけじゃありません」
「は、はい」
「なので、その、で、出来れば言って欲しいなーと」
「す、すみません」
朝も朝から、まさか性教育の授業
しかも、モラルの面を、上条が御坂に、なかなか想像しがたい光景
身だしなみを整え、ホテルを出る
とはいっても、1週間はこのホテルに滞在するのだから、無理に出かける必要は無い
ことは少し前、上条のお説教が終わったころ
「そういえば俺、着替えとかなにも持ってないな」
急な断水で、洗濯もしていなかったため、そもそも着る物も少ない状態だったが
「コインランドリーなら、近くにあるわよ」
「コインランドリー、1回500円は、上条家の1日の食費にも相当するんですよ」
嘘ではない、もやしで底上げしても、上条家にはブラックホールが存在するのだ
「いや、別に無いなら無いで、それくらいどうにかしてあげるから」
この24時間で何度目か、上条当麻は、頭を床につけることになる
とはいっても、1週間はこのホテルに滞在するのだから、無理に出かける必要は無い
ことは少し前、上条のお説教が終わったころ
「そういえば俺、着替えとかなにも持ってないな」
急な断水で、洗濯もしていなかったため、そもそも着る物も少ない状態だったが
「コインランドリーなら、近くにあるわよ」
「コインランドリー、1回500円は、上条家の1日の食費にも相当するんですよ」
嘘ではない、もやしで底上げしても、上条家にはブラックホールが存在するのだ
「いや、別に無いなら無いで、それくらいどうにかしてあげるから」
この24時間で何度目か、上条当麻は、頭を床につけることになる
「そんなに距離ないわよね、当麻の寮までって」
学校が休みでも、律儀に制服を着る彼女ともに、デートと言うには味気ない
コインランドリーへ、洗濯物を洗いにいく、そんなお出かけ
だが、彼女はそれも楽しんでいた、あまり、一人の個人に執着しない彼が
今は、自分と過ごす、その為に居てくれる
「本当に、御坂さんには、頭が上がりませんし、足を向けて寝れないですよ」
「し、しばらくは、頭は同じ方向で寝るし、問題、ないでしょ」
以前ならば、絶対に飲み込んでいた、そんな言葉も今は、ちゃんと言える
「そう、だな、一緒に寝るんだもんな」
それは、上条も同じだった
学校が休みでも、律儀に制服を着る彼女ともに、デートと言うには味気ない
コインランドリーへ、洗濯物を洗いにいく、そんなお出かけ
だが、彼女はそれも楽しんでいた、あまり、一人の個人に執着しない彼が
今は、自分と過ごす、その為に居てくれる
「本当に、御坂さんには、頭が上がりませんし、足を向けて寝れないですよ」
「し、しばらくは、頭は同じ方向で寝るし、問題、ないでしょ」
以前ならば、絶対に飲み込んでいた、そんな言葉も今は、ちゃんと言える
「そう、だな、一緒に寝るんだもんな」
それは、上条も同じだった
あまり、量を持っていっても仕方がないので、殆ど最低限の服だけ持って来た
「意外と、片付いてたわね」
「意外って、心外だな、こう見えても上条さんはキレイ好きですよ?」
洗濯物を両手にかかえ、ホテルへと戻る
大した手間はなかったが、途中、上条家で、家捜しがあった
美琴としては、すこしHな本なんかが、出てきても良いかなー、なんて思っていたが
「これと言って、面白いものはなかったわね」
上条としては、暴食シスターが居る手前、そういうものは、持ちたくても持てない
「なんだよ、面白いものって」
「え、いや、ははは」
彼女としても、そういうものがあったら面白いな、とも言えないが
「ところで、さっき買ってたのって、なに?」
「意外と、片付いてたわね」
「意外って、心外だな、こう見えても上条さんはキレイ好きですよ?」
洗濯物を両手にかかえ、ホテルへと戻る
大した手間はなかったが、途中、上条家で、家捜しがあった
美琴としては、すこしHな本なんかが、出てきても良いかなー、なんて思っていたが
「これと言って、面白いものはなかったわね」
上条としては、暴食シスターが居る手前、そういうものは、持ちたくても持てない
「なんだよ、面白いものって」
「え、いや、ははは」
彼女としても、そういうものがあったら面白いな、とも言えないが
「ところで、さっき買ってたのって、なに?」
コインランドリーの帰り、薬局に寄っていた二人
上条はチラリと、その端にある一角を気にしていた
一般的なところの、避妊具、つまりは、ゴム
今朝、あんなことがあってしまっては、意識せざるを得ない
だが、流石に昨日の今日で、コレを買っていては、がっつき過ぎだろう
そう思い、手にした物は
「入浴剤、体の芯まで温まりましょう」
「え、と、お風呂の?」
入浴剤と言っているのだから、お風呂で使うのは当然だろう
しかし、彼女が言っているのは、そういう意図とは少し違った
今日も、一緒に、入る、のかな
上条はチラリと、その端にある一角を気にしていた
一般的なところの、避妊具、つまりは、ゴム
今朝、あんなことがあってしまっては、意識せざるを得ない
だが、流石に昨日の今日で、コレを買っていては、がっつき過ぎだろう
そう思い、手にした物は
「入浴剤、体の芯まで温まりましょう」
「え、と、お風呂の?」
入浴剤と言っているのだから、お風呂で使うのは当然だろう
しかし、彼女が言っているのは、そういう意図とは少し違った
今日も、一緒に、入る、のかな
ホテルに着き、洗い終えた洗濯物をたたむ
1週間、ここで過ごすんだな、と、急に実感が湧いてきた
寮に戻っていたら、風呂どころか、トイレも、近くの公園まで走るはめになっていた
このお嬢様には、感謝してもしきれない、それと同時に
付き合っちゃってるんだよな、御坂と
不幸だ、不幸だ、と普段言っているが、これはどういう運命の悪戯だろうか
勿論、彼女のことが悪いわけでも、嫌なわけでもない
一人の女の子として見てたし、顔立ちも可愛いと思ってた、頼りになるとも思っている
だが、昨日のタイミングは、我ながら酷いものだった
あそこまでしておいて、ようやく、上条は言葉を出すことが出来た
そのことを思い出し、意識せずとも、目線は動いていた
美琴、と、昨日の浴室
顔が赤くなってくる、自分もああいうことは慣れていない
昨日の自分は、どうかしていた、そう俺自身もイレギュラーだったんだ
1週間、ここで過ごすんだな、と、急に実感が湧いてきた
寮に戻っていたら、風呂どころか、トイレも、近くの公園まで走るはめになっていた
このお嬢様には、感謝してもしきれない、それと同時に
付き合っちゃってるんだよな、御坂と
不幸だ、不幸だ、と普段言っているが、これはどういう運命の悪戯だろうか
勿論、彼女のことが悪いわけでも、嫌なわけでもない
一人の女の子として見てたし、顔立ちも可愛いと思ってた、頼りになるとも思っている
だが、昨日のタイミングは、我ながら酷いものだった
あそこまでしておいて、ようやく、上条は言葉を出すことが出来た
そのことを思い出し、意識せずとも、目線は動いていた
美琴、と、昨日の浴室
顔が赤くなってくる、自分もああいうことは慣れていない
昨日の自分は、どうかしていた、そう俺自身もイレギュラーだったんだ
うん、今日は普通に過ごそう、一人で風呂に入って、床で寝よう
どこまでいっても、やはりヘタレであった
「御坂、俺、先に風呂入ってるから」
買ってきた入浴剤を片手に、浴室へ入っていく
体を洗い、髪も洗った、抜かりは無い
入浴剤を浴槽へ入れると、乳白色のにごり湯へ変わっていく
ふと、ホテルの風呂に、入浴剤を入れても良いのだろうか、とも思ったが
「入れちゃったもんは、仕方がないよなっと」
あまり悪びれず、お湯に浸かる
やはり、風呂はいいものだ、体の疲れも癒してくれるし、思考もまとまってくる
今日の上条さんは紳士的ですよ、っと
「お、おじゃましまーす」
それも一瞬だった
飯食ってきます
どこまでいっても、やはりヘタレであった
「御坂、俺、先に風呂入ってるから」
買ってきた入浴剤を片手に、浴室へ入っていく
体を洗い、髪も洗った、抜かりは無い
入浴剤を浴槽へ入れると、乳白色のにごり湯へ変わっていく
ふと、ホテルの風呂に、入浴剤を入れても良いのだろうか、とも思ったが
「入れちゃったもんは、仕方がないよなっと」
あまり悪びれず、お湯に浸かる
やはり、風呂はいいものだ、体の疲れも癒してくれるし、思考もまとまってくる
今日の上条さんは紳士的ですよ、っと
「お、おじゃましまーす」
それも一瞬だった
飯食ってきます
>>292
黙るんだ声年増!
黙るんだ声年増!
食料が無かったので外に出てた、遅くなって申し訳ない
「えっと、美琴さん?」
「な、なに」
なぜ、入って来たのだろうか、一応、声はかけた
「先に、入ってるって、言ったから、その、待たせちゃ、悪いかな、って」
ええ、まぁ、その、言いました、「先に」って
「あ、あの、美琴さん、それは、お先に、お風呂借りるよー、的な」
けして、先に入って待ってるぜ!なんて積極的なセリフでは、無かったんだけどな、と
「ご、ごめん、じゃあ、出るね」
出ちゃうのか、それは、ちょっと残念と言うか、いやかなり残念
「きょ、今日も一緒に入るか、美琴」
「え、うん、いいの?」
もう、なるようになれ、流れに身を任せる、嬉しいのは本心だが
「えっと、美琴さん?」
「な、なに」
なぜ、入って来たのだろうか、一応、声はかけた
「先に、入ってるって、言ったから、その、待たせちゃ、悪いかな、って」
ええ、まぁ、その、言いました、「先に」って
「あ、あの、美琴さん、それは、お先に、お風呂借りるよー、的な」
けして、先に入って待ってるぜ!なんて積極的なセリフでは、無かったんだけどな、と
「ご、ごめん、じゃあ、出るね」
出ちゃうのか、それは、ちょっと残念と言うか、いやかなり残念
「きょ、今日も一緒に入るか、美琴」
「え、うん、いいの?」
もう、なるようになれ、流れに身を任せる、嬉しいのは本心だが
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