元スレ杏子「くうかい?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×4
551 = 377 :
『僕が君たちを騙す?
人聞きの悪いことは言わないで欲しいな、さやか。
僕は訊かれなかったから、言わなかっただけだよ。
それに魔法少女にとって、肉体と魂の分離は、実に便利で合理的なシステムじゃないか』
『合理的、ですって……?』
『そうさ。心臓が破れても、ありったけの血を抜かれても、
魔力の源たるソウルジェムさえ砕かれなければ、
魔法少女は魔力で傷ついた体を修理することができる』
絶句するマミとさやか。
体温を失い始めた体を温めるように、まどかはほむらを抱き締めた。
彼女の顎先から落ちる涙の粒が、ほむらの制服のリボンを濡らした。
『君たちはいつもそうだね。
事実をありのままに伝えると、決まって同じ反応をする。
どうして人間はそんなに、魂の在処にこだわるんだい?』
552 = 458 :
名言クルー
553 = 377 :
風呂
できるだけのこのスレで終わらせたい
終わらないときはSS速報で書ききる
554 :
実際五感があればソウルジェムになることくらいいいよな?
魔女にはなりたくないけど
555 = 525 :
トイレに落っことしたらどうするんだよ
556 :
いってらい
>>555
基本的に指輪の形してるから大丈夫じゃね
557 :
558 :
>>557
契約じゃなくて口約束だよね
559 :
QBに「最強の魔女になってお前らを絶滅させたい!」って願うとどうなるの?っと
560 = 492 :
風呂行ってら―
561 :
ほむほむほむ
562 = 550 :
ほむほむほむほむ
563 = 496 :
ほむほむほむほむほむ
564 = 492 :
ほむほむほむほむほむほむほむ
565 = 518 :
ほむぅ!
566 :
あえてここはさやさやで
567 = 556 :
あんこちゃんあんあん
568 = 492 :
あんこちゃんのSGペロぺロ
569 = 422 :
あんこちゃんほむさや
571 = 492 :
ここはまどっちまどまどせざるをえない
572 = 377 :
『それが分からないのは、
あなたがわたしたちと違う生き物だからよ、キュウべえ。
『今の発言はなかなかに正鵠を得ているよ、マミ。
僕たちの種族はまだ、"感情"というものを完全に理解できていないんだ。
君たち人類が"原子力"という比較的扱いやすいエネルギーを持て余しているようにね』
意味深な言葉を、しかしマミは聞き流して言った。
『あなたのことは、良いパートナーだと思っていたのに……』
『僕のことが憎いかい?』
『わたしの命を救ってくれたことには感謝しているわ。
あの時魔法少女になる道を選ばなければ、わたしは死んでいたでしょうから。
けれどあなたは、決して魔法少女になる必要のない、美樹さんや鹿目さんにも契約を迫った』
『僕は良かれと思って、素質ある彼女たちに声をかけただけだよ』
『魔法少女になることによって、何を得て、何を失うことになるのか、
予めきちんと話さないあなたのやり方は、悪質だと言わざるを得ないわ』
『やれやれ。
やっぱり僕と君たちの価値観には、大きな齟齬があるみたいだ。
そして認識の相違から生じた判断ミスを後悔するとき、なぜか人間は、他者を憎悪するんだよね』
573 = 492 :
QBさんマジ悪徳営業宇宙人
575 = 452 :
ほ
576 :
む
577 = 377 :
キュウべえはスツールから床に降り立つと、
さやかとまどかを交互に見つめ、
『しかし今回君たちは契約前の時点で、
幸運にも――こういう表現は不本意だが――ソウルジェムの本質を知ることができた。
その上で魔法少女になるか、ならないかは、完全に君たちの自由だよ。
人智の及ばない奇跡が必要になったときは、いつでも僕を呼び出してほしい』
最後にさやかを一瞥し、照明の影に姿を隠した。
マミが目のかすみを覚えて瞬きすると、
キュウべえはどこにも見えなくなっていた。
『ひっ……えぐっ……うぅ……っ……』
まどかの嗚咽は、部屋の静けさを逆に際立たせた。
マミは祈るような気持ちで、振り子時計を見上げた。
578 :
まぁQBの持ってる知識も膨大な量になるだろうから、全部話せっつわれても困るだろうよ
580 = 452 :
人類が感情のエネルギー化技術手に入れたら、感情発電所とかできるのか
581 = 528 :
>>580
みんなでNTRモノとか見るのか
582 :
>>580
マトリックス的な人間培養装置の中にズラリと少女が並んでいて、皆一様に
幸せな生活から一転して絶望のどん底に叩き込まれていく装置か……。
583 = 380 :
>>580
ニートだけどそれできたら就職するわ
584 :
発電専用のクローン人間牧場でおk
臓器移植にも使えるよ!
585 :
ていうか、ソウルジェムって砕かれたら即死なのに
合理的なQBがその最大の弱点を教えないのもおかしな話
586 = 377 :
杏子が出て行ってから、濃密な五分が経過しようとしていた。
ソウルジェムが肉体の近くに戻れば、暁美さんは息を吹き返すのだろうか?
キュウべえは『危険な賭』だと言っていた。彼女自身もそれを理解しているようだった。
もしも、暁美さんが蘇らなかったら……?
マミが最悪の場合を想定したそのとき、
だらりと垂れ下がっていたほむらの手先が、ぴくりと動いた。
――――――
――――
――
ザァァァァ、という水音に、我に返る。
白昼夢を見ていたらしい。
マミはシャワーを止めて、大きな姿見に映った裸体を見つめた。
「……ただの入れ物……なのよね……」
人差し指の爪先を、胸の正中線に軽く突き立て、数センチ切りつける。
ささやかな痛みとともに血が滲み出し、
彼女が魔力を注いだ瞬間、傷口は跡形もなく塞がった。
587 = 566 :
SGは頭とか胸とか腹とか大事なところについてることが多いから滅多なことでは砕かれないのでは
その可能性よりSG=魂のことを話して契約を渋られることのほうがよっぽど不利益なだけ
てかほむらのSGの位置危ないよな……手の甲とか……
盾あるから大丈夫なのか?
588 = 585 :
>>587
まあ、そういうことだと…
QBの「聞かれなかったから」は契約の為の嘘ってことでいいのかもね
つうか意図的に事実を隠して「合意をもとに契約」って…
589 :
>>588
闇金と同じ手口だよな
590 = 566 :
マミさんのシャワーシーン!
591 :
マミさんペロペロ
592 :
あんこちゃんもぐもぐ
593 = 377 :
メンタル・エンチャントをほどこせば、ささやかな痛みさえ消すことができる。
魔法。それは人の域を逸した者のみが使える業。
「……わたしはもう……人間じゃ、ない……」
鏡の中の自分に言い聞かせるように、そう呟いた。
マミがほむらの私室に戻ると、まだ杏子は帰ってきていないようで、
ほむらは一人スツールに腰掛け、壁に掛かった魔女の絵を見つめていた。
ちなみに対ワルプルギスの夜のチームを結成して以来、
根無し草の杏子はほむらの家の一室を陣取り、我が家のように振る舞っている。
「ありがとう。さっぱりしたわ」
「ずいぶん長いシャワーだったわね。
浴室で倒れているんじゃないかと思って、
様子を見に行こうとしていたところよ」
594 = 465 :
マミさんのお風呂のぞきたい
595 :
あんこちゃん風呂とかどうしてんだろうな?やっぱ魔法でスーパーのレジ通したり、とか銭湯にタダで入ったりホテル泊まったりやりたい放題なんかな
596 :
魔法を使えば体を清潔に保つことできそう
597 :
あんこ「風呂なんて何カ月ぶりだろう」
598 :
あんこちゃんクンカクンカしたい
599 :
>>585
ソウルジェムが本体って話したら、まどか達みたいに魔女化を防ぐために自分達壊しちゃうからだろ
魔女にならなかったら、エネルギー手に入らないし、QBは無駄に時間を過ごすことになる
みんなの評価 : ★★★×4
類似してるかもしれないスレッド
- 京子「りせっと!」 (130) - [66%] - 2011/12/2 1:00 ★
- 杏子「わらしべ長者?」 (273) - [63%] - 2011/7/19 3:30 ★
- 櫻子「なんだこれ」 (299) - [62%] - 2011/9/20 6:00 ★
- 花陽「ここどこ?」 (130) - [62%] - 2013/11/12 17:30 ★
- 澪「ねかふぇ!」 (132) - [60%] - 2012/3/19 17:00 ☆
- 姉「なにか用?」 (132) - [60%] - 2011/10/12 12:15 ☆
- 唯「ざけるが!」 (979) - [60%] - 2009/8/31 4:32 ★★★
- 唯「おいたち!」 (406) - [60%] - 2010/8/15 5:05 ★★
- 杏子「さやかとの再会」 (470) - [60%] - 2011/12/11 8:15 ★★★
- 杏子「車を拾った」 (233) - [59%] - 2012/4/18 9:45 ☆
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について