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元スレ刹那「インフィニット・ストラトス?」
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「うっはwwww女wのw子wwwマジ?wwwwマジっすか? うはwwwwパネェwwww
って言うかぁ? 胸はぁ、どうしてたぁのぉ? どぉゆー? どぉーゆーわけぇ?
あー、やっちゃたぁwwやっちったぁ俺ぇwwwコレデスティニー……
マジ俺そう言うの慣れてないって言うかぁwwww俺は俺のままでいたいって言うかぁ……」
↑R-35だとこうなる
着替え終わったらしいシャルルに呼ばれて、刹那は二つあるベッドの一つに腰かけていた。
対面のベッドには、同じようにちょこんとシャルルが座っている。
「……答えにくかったら、黙っていて構わない。
理由を、聞かせてもらえるか」
「……実家から、そうしろって言われて」
「実家……デュノア社か?」
「そう。僕の父はそこの社長……その人から直接の命令でね」
「…………」
「……僕はね、刹那。父の本妻の子じゃないんだよ」
自身の罪を白状するように、シャルルはぽつりぽつりと言葉を紡いでいく。
「父とは、ずっと別々に暮らしてたんだけど……二年前に引き取られたんだ。
そう……お母さんが亡くなった時、デュノアの家の人が迎えに来てね」
「…………」
母。その言葉に、刹那の胸がずきりと痛んだ。
って言うかぁ? 胸はぁ、どうしてたぁのぉ? どぉゆー? どぉーゆーわけぇ?
あー、やっちゃたぁwwやっちったぁ俺ぇwwwコレデスティニー……
マジ俺そう言うの慣れてないって言うかぁwwww俺は俺のままでいたいって言うかぁ……」
↑R-35だとこうなる
着替え終わったらしいシャルルに呼ばれて、刹那は二つあるベッドの一つに腰かけていた。
対面のベッドには、同じようにちょこんとシャルルが座っている。
「……答えにくかったら、黙っていて構わない。
理由を、聞かせてもらえるか」
「……実家から、そうしろって言われて」
「実家……デュノア社か?」
「そう。僕の父はそこの社長……その人から直接の命令でね」
「…………」
「……僕はね、刹那。父の本妻の子じゃないんだよ」
自身の罪を白状するように、シャルルはぽつりぽつりと言葉を紡いでいく。
「父とは、ずっと別々に暮らしてたんだけど……二年前に引き取られたんだ。
そう……お母さんが亡くなった時、デュノアの家の人が迎えに来てね」
「…………」
母。その言葉に、刹那の胸がずきりと痛んだ。
R-35って宮野さんの素らしいけどあそこまでチャラかったのか…
「それで、色々検査を受ける過程でね。
IS適正が高いことがわかって……で、非公式ではあったけれど、テストパイロットをやることになってね。
……でも、父に合ったのはたったの二回だけ。話をした時間は、一時間にも満たないかな」
「…………」
「その後のことだよ……経営危機に陥ったんだ」
「デュノア社が?」
デュノア社には、量産型ISのシェア第三位を誇る実績がある。
そのような有名企業が、倒産の危機に晒されるなど考え難い話であった。
それに補足するように、シャルルは続けた。
「結局、リヴァイヴは第二世代型なんだよ。
現在ISの研究は、第三世代型の開発が主流になってるんだ。
セシリアさんやラウラさんが転入してきたのも、そのためのデータを取る必要からだと思う。
デュノア社(あそこ)も、第三世代型の開発に直視はしてるんだけど……なかなか形にならなくて。
このままだと、開発許可が剥奪されてしまうんだ」
「そのための性別詐称……つまりはプロパガンダか」
やはり、男性IS操縦者のネームバリューには多大なものがある。
身元すら定かでない異星人を招き入れるほどなのだ、そこに純粋な人間の男性IS操縦者が現れれば、興味を引かれるのは当然であろう。
「それに、同じ男子なら、日本に出現した特異ケースと接触しやすい……
その使用機体と本人のデータも取れるかも、って」
特異ケース。なるほど、ELSを介してISを動かす仕組みは、おそらく世界的に二つとない操縦系統である。
加えて、GNドライヴや自由な形態移行など、他のISとは一線を画す技術がこれでもかと積み込まれているのだ。
そう呼称されるのも、当然と言えた。
「そう、君のデータを盗んで来い、って言われてるんだよ。
……僕は、あの人にね」
「…………」
この空気に耐え切れなくなったのか、シャルルは吐息をこぼして、
「……自分勝手だけど、本当のこと話したら、楽になったよ。
……聞いてくれてありがとう。今まで嘘をついていて、ごめん」
「気にするな、俺は気にしない。
……お前は、これからどうする気だ」
「どう、って……」
シャルルは、視線を組んだ手元に落とし、
>気にするな、俺は気にしない。
やっぱ気に入ってんのねwww
やっぱ気に入ってんのねwww
「女だってことがばれたから、きっと、本国に呼び戻されるだろうね。
……後の事はわからない……良くて牢屋行きかな」
「お前は、そうしたいのか」
「…………そうしなきゃ、いけないよ」
「もう一度言う。お前は、そうしたいのか」
「…………」
シャルルは、黙り込んだ。その沈黙は、即ち否――――否定である。
「ならば、お前はここに居ろ」
「えっ……」
「俺が黙っていればすむことだ」
「でも……」
「安心しろ。
真実が露見しても、この学園に居る限りは、お前をどうこうすることは出来ない」
「……どうして?」
「IS学園特記事項……『本学園における生徒は、その在学中において、ありとあらゆる国家、組織、団体に帰属しない』」
生徒手帳の内容を暗記している刹那は、文章をそらんじた。
要約すると、IS学園に在学している間、シャルルに手を出すことは出来ないのだ。
もっとも、その三年間に限られるが。
「期限はある……だが、その間は自由だ。三年間の中で、方法を模索すればいい」
「…………」
「……ないのなら見つける。なくても見つけ出す」
刹那の言に、シャルロットは小さく笑った。
「それ、無茶だよ……でも、よく覚えてたね。特記事項なんて五十五個もあるのに」
「ああ……友人のおかげだ」
(ありがとう……ティエリア)
≪礼を言われることじゃない≫
その友人とは、ティエリア・アーデのことである。
シャルルの男装をいち早く見抜いたティエリアは、そのことに関する条項を見つけ出し、完璧に把握していたのだ。
当のティエリア本人は、感謝されることではないとばかりのポーカーフェイスだが。
「……刹那。かばってくれて、ありがとう」
「気にするな」
「俺は気にしない……って?」
「ああ」
刹那が微笑むのに応えるように、シャルルは、笑った。
◆
「…………」
「……ないのなら見つける。なくても見つけ出す」
刹那の言に、シャルロットは小さく笑った。
「それ、無茶だよ……でも、よく覚えてたね。特記事項なんて五十五個もあるのに」
「ああ……友人のおかげだ」
(ありがとう……ティエリア)
≪礼を言われることじゃない≫
その友人とは、ティエリア・アーデのことである。
シャルルの男装をいち早く見抜いたティエリアは、そのことに関する条項を見つけ出し、完璧に把握していたのだ。
当のティエリア本人は、感謝されることではないとばかりのポーカーフェイスだが。
「……刹那。かばってくれて、ありがとう」
「気にするな」
「俺は気にしない……って?」
「ああ」
刹那が微笑むのに応えるように、シャルルは、笑った。
◆
そこへ、
コンコン、と、ノックの音。
「敵襲……! シャルル、ベッドへ」
「わ、わかった!」
≪……少なくとも、敵ではないと思うが≫
体を隠すべく、流れるような動きでシャルルはベッドにもぐりこみ、布団をひっかぶる。
「デュノアさん? いらっしゃいますか?」
ドア越しのくぐもった声の主は、セシリア・オルコットだろう。
「夕食をまだ取られていないようですけれど、お加減でも悪いのですか?
もしお忘れでしたら、私もまだですので、一緒にどうかと思いまして……
……デュノアさん? 入りますわよ?」
ゆっくりと、部屋の扉が開いた。
それに遅れて、セシリアが部屋に入ってくる。
「あら……刹那さん? 部屋を空けていると思ったら……何をしていますの?」
「シャルルが体調を崩したようだ……アリーナの時からおかしいと思ってはいたが、どうやら風邪を引いたらしい」
「ごほっ、ごほごほっ」
あくまでいつも通りの冷静な刹那に対し、シャルルのそれは演技過剰だ。
内心冷や汗をたらす刹那だが、セシリアは違和感を覚えてはいない様子で、
「それはお気の毒ですわね……何かお持ちしましょうか?」
「それは俺が受け持とう。同じ男性同士だ」
「そうですか?」
「うっ、うん、僕はいいから、二人で行ってきてよ。うつしちゃったら悪いし」
「刹那さんも?」
「ああ、まだすませていない」
「では、ご一緒に……」
「了解した」
ほぅ、とセシリアは息を漏らすと、無理にシャルルを連れて行っても悪いと言う結論に行き着いたのか、
「では、刹那さんをお連れしてもよろしいですか?」
「どっ、どうぞ、ごゆっくり」
「では、参りましょう」
刹那の手を引いて、部屋から出て行った。
◆
「シャルルが体調を崩したようだ……アリーナの時からおかしいと思ってはいたが、どうやら風邪を引いたらしい」
「ごほっ、ごほごほっ」
あくまでいつも通りの冷静な刹那に対し、シャルルのそれは演技過剰だ。
内心冷や汗をたらす刹那だが、セシリアは違和感を覚えてはいない様子で、
「それはお気の毒ですわね……何かお持ちしましょうか?」
「それは俺が受け持とう。同じ男性同士だ」
「そうですか?」
「うっ、うん、僕はいいから、二人で行ってきてよ。うつしちゃったら悪いし」
「刹那さんも?」
「ああ、まだすませていない」
「では、ご一緒に……」
「了解した」
ほぅ、とセシリアは息を漏らすと、無理にシャルルを連れて行っても悪いと言う結論に行き着いたのか、
「では、刹那さんをお連れしてもよろしいですか?」
「どっ、どうぞ、ごゆっくり」
「では、参りましょう」
刹那の手を引いて、部屋から出て行った。
◆
「すまない、シャルル。遅れてしまった」
「ううん、気にしないで」
トレーを手に、刹那は再びシャルルの部屋に足を踏み入れる。
机に置くと、シャルルは着席しながら献立を確認し、
「うっ……」
小さくうめき声を漏らした。
「何か食べられないものでもあったか?」
「いっ、いや、大丈夫……」
明らかに大丈夫でない震えた声で返答すると、シャルルは割り箸を手に取り、左右に割る。
明らかに大丈夫でない割れ方をした割り箸を震えた手で持ちながら、
明らかに大丈夫でない動きでおかずをつっつこうとして、
「……箸が苦手なのか」
「練習しては、いるんだけどね……」
「気遣いが足りなかったな。フォークをもらってくる」
「うぇっ? いや、いいよ、そんな」
「……シャルル。お前はもう少し、他人に甘えることを覚えたほうがいい。
人を頼ることは、信頼関係の表れだ」
「…………」
刹那の言葉に、シャルルはもじもじと体を揺らしながら口をつぐんだ。
それから、口にしづらいのか、何度かどもりながらも、遠慮がちに、
「じゃっ、じゃあね……」
「?」
「刹那が、食べさせて」
「了解した」
「えっ? い、いいの?」
「問題は無い」
即答した刹那は、シャルルから箸を受け取って、焼き魚をほぐしていく。
ELSには、日本人のパイロットも取り込まれていたのだ。
ELSは一個体にして複数個体。知識の共有も、簡単に行える。
差し出された箸に、シャルルはゆっくりと顔を近づけた。
そのまま口を開いて、銜えるように口に含む。
よく噛んでから、飲み下す。
「どうだ?」
「うん、美味しいよ」
「次は何がいい?」
「ごはんがいい、かな」
シャルルの答えに、刹那は器用に箸を操る。
何の苦もなく白米を挟むと、シャルルに向け運んでやる。
シャルルが口の中へ食物を迎え入れる時、唇の横に米粒がついたようだ。
「シャルル、ご飯粒が付いていている」
「えっと……取って?」
「わかった」
手で、そっとシャルルの頬に触れる。
そのまま、逡巡する様子もなしに、刹那は指を銜え、米粒を自身の口内へ招き入れる。
「?」
「刹那が、食べさせて」
「了解した」
「えっ? い、いいの?」
「問題は無い」
即答した刹那は、シャルルから箸を受け取って、焼き魚をほぐしていく。
ELSには、日本人のパイロットも取り込まれていたのだ。
ELSは一個体にして複数個体。知識の共有も、簡単に行える。
差し出された箸に、シャルルはゆっくりと顔を近づけた。
そのまま口を開いて、銜えるように口に含む。
よく噛んでから、飲み下す。
「どうだ?」
「うん、美味しいよ」
「次は何がいい?」
「ごはんがいい、かな」
シャルルの答えに、刹那は器用に箸を操る。
何の苦もなく白米を挟むと、シャルルに向け運んでやる。
シャルルが口の中へ食物を迎え入れる時、唇の横に米粒がついたようだ。
「シャルル、ご飯粒が付いていている」
「えっと……取って?」
「わかった」
手で、そっとシャルルの頬に触れる。
そのまま、逡巡する様子もなしに、刹那は指を銜え、米粒を自身の口内へ招き入れる。
>>318
あっ
「あ……」
「どうした?」
「うっ、ううん、なんでもない……」
何やら顔を赤らめるシャルルに、刹那は、ああそういうことかと納得しつつも、作業を続けた。
(……餌付けのようだな)
≪…………≫
全くデリカシーのない思考に、ティエリアは思わず閉口する。
この男、実年齢は七十三歳。思春期を戦場で過ごしたことで、その翼は存分に殺されていたのであった。
◆
あっ
「あ……」
「どうした?」
「うっ、ううん、なんでもない……」
何やら顔を赤らめるシャルルに、刹那は、ああそういうことかと納得しつつも、作業を続けた。
(……餌付けのようだな)
≪…………≫
全くデリカシーのない思考に、ティエリアは思わず閉口する。
この男、実年齢は七十三歳。思春期を戦場で過ごしたことで、その翼は存分に殺されていたのであった。
◆
日が沈み、月が顔を出す頃。
アリーナの二階に上り、ラウラは一人空を眺めていた。
「教官……貴方の完全無比な強さこそ、私の目標であり、存在理由……」
その言葉は、彼女の教官――――即ち千冬へと宛てたものである。
だがしかし、この場に千冬の姿は見えない。
「刹那・F・セイエイ……いや、ガンダム……!」
呟く、憎むべき男の名前。
歯噛みしながら、ラウラは後頭部へ手を回し、アイパッチを外す。
「……教官に汚点を与えた張本人……排除する」
外気に晒される、瞳。
闇夜を拒む、金の虹彩。
イノベイターと、同じ色の。
「どのような手段を使ってでも……!」
ラウラは、月夜に咆えた。
◆
汚点あたえてないよね?
勘違いしちゃうボーデビッヒちゃん^ω^ペロペロ
勘違いしちゃうボーデビッヒちゃん^ω^ペロペロ
一日が経っての放課後、肩を並べて刹那とシャルルは廊下を歩いていた。
「刹那、今日も特訓、するよね?」
「ああ。努力を怠れば、いずれ結果に現れてくる」
「第三アリーナで、代表候補生三人が模擬戦やってるって!」
そこに、突然飛び込んでくる報せ。
耳を疑うようなその話の真偽を、確かめる必要があった。
「刹那」
「ああ、急ぐぞ」
◆
第三アリーナの観覧席に到着した二名は、目に飛び込んできた光景に、目を疑った。
ISを装着したセシリアと鈴音が、一機のISの前で倒れ伏しているのだ。
その黒い装甲は――――
「シュヴァルツェア・レーゲン……! ラウラ・ボーデヴィッヒか……!」
状況証拠は、これでもかと言わんばかりに揃っていた。
もはや、疑う余地も無い。
満身創痍の状態ながら、連結させた双天牙月を杖に鈴音が立ち上がる。
直後、甲龍の肩に設置された穴から、目に見えぬ衝撃が発射された。
「無駄だ。このシュヴァルツェア・レーゲンの、停止結界の前ではな!」
口端を吊り上げ、ラウラは嘲笑と共に宣言。
そのまま、ISの装甲に覆われた右腕を掲げる。
虹色の膜がラウラの腕を中心に広がって行き、そこに接触した砲弾が爆ぜる。
ラウラの眼前、三十センチ程前で、甲龍の取っておきは玉砕したのだ。
(GNフィールドではない……! あれは……!)
「AICだ……!」
「AIC?」
聞きなれぬ単語を、刹那は聞き返す。
一度頷いてから、シャルルは口を開いた。
「シュヴァルツェア・レーゲンの第三世代兵器、アクティブ・イナーシャル・キャンセラー……慣性停止能力だよ」
――――慣性停止能力。
刹那には馴染みのない機能であるが、その名前から、大体の程度は知れた。
おそらくは、シールドエネルギーを利用して力場を作成、その空間に接した物体の慣性を停止させてしまう能力。
ビームであろうと実弾であろうと無効化できる、無敵の盾であろう。
その城壁を貫く、あるいは迂回しない限り、勝ち目は無い。
ならば、直線的な攻撃しか行えぬ甲龍では、相性の悪い相手と言えた。
直接剣を交えた鈴音は、とっくにそのからくりに気づいているのだろう。
打開策を練るべく、衝撃砲を低出力で連射。牽制しつつ、距離を取る。
だが、それもラウラの予想の上。
肩部装甲から分離したのは、小さな矢じりのような鋼鉄――――ペンデュラム。
ワイヤー代わりに形を持ったエネルギーで肩と繋がったそれは、四つ共空中の鈴音を追う。
鈴音も必死にかわしているが、ISの巨体で人間の手のひら大のそれを避け続けるのに無理が来た。
右足へ、ヘビのごとくしなったワイヤーが巻きつけられる。
「ふん。この程度の仕上がりで第三世代兵器とは、笑わせる」
戦闘ではなく、狩猟でもしているかのように力を抜いているラウラは、嘲りを含んだ笑いを投げかけた。
>>1は(今さらだけど)どこまで書きますか?
シャルルとお風呂のあたり?
シャルルとお風呂のあたり?
>>334
このスレでどこまで進むか、と言う意味合いならラウラの嫁宣言(放送済みの話)まで、
今日中にどこまで進むか、と言う意味合いなら予定は未定です。
しかし、一方もやられてばかりではない。
その慢心を突くように、ビット、ブルー・ティアーズがシュヴァルツェア・レーゲンを囲う。
一基一基に仕掛けられた銃口から、青白い閃光が放たれる。
その攻撃すら見抜いていたのか、ラウラは地面を滑るように疾走。
勢いを保ったまま、慣性を殺さずに上空へと移動する。
ビームで追いきれぬのなら、誘導する兵器を使えばいい。
そう考えたセシリアは、ブルー・ティアーズの腰に備え付けられた二基のミサイルを撃つ。
自身を追跡するミサイルから逃れるべく、ラウラは大仰な軌道を描く。
それこそ、セシリアの狙いであった。
ラウラの移動先へ、ビットを待機させておいたのである。
その事実を把握したラウラは、AICを起動。
ビットの動きを止め、直撃を避ける。
このスレでどこまで進むか、と言う意味合いならラウラの嫁宣言(放送済みの話)まで、
今日中にどこまで進むか、と言う意味合いなら予定は未定です。
しかし、一方もやられてばかりではない。
その慢心を突くように、ビット、ブルー・ティアーズがシュヴァルツェア・レーゲンを囲う。
一基一基に仕掛けられた銃口から、青白い閃光が放たれる。
その攻撃すら見抜いていたのか、ラウラは地面を滑るように疾走。
勢いを保ったまま、慣性を殺さずに上空へと移動する。
ビームで追いきれぬのなら、誘導する兵器を使えばいい。
そう考えたセシリアは、ブルー・ティアーズの腰に備え付けられた二基のミサイルを撃つ。
自身を追跡するミサイルから逃れるべく、ラウラは大仰な軌道を描く。
それこそ、セシリアの狙いであった。
ラウラの移動先へ、ビットを待機させておいたのである。
その事実を把握したラウラは、AICを起動。
ビットの動きを止め、直撃を避ける。
「動きが止まりましたわね!」
ライフルを構えながら、セシリアは告げた。
そう、AICは多大な消耗をもたらす。高速で移動しながら使用できるものではないのだ。
だが、ラウラがその弱点を補えないはずもなし。
「ふん。貴様もな」
余裕の笑みを顔に貼り付けながら、ラウラはISに指示を下す。
シュヴァルツェア・レーゲンの肩部装甲が、今度は横へスライド。
刹那へ向け撃った、大型のレールカノンをセシリアへ放つ。
スターライトmkⅢの光弾と、レールカノンの電磁弾がぶつかり合う。
爆音と閃光に感覚を奪われつつ、ラウラはワイヤーを操作。
その先にくくりつけられた甲龍が、釣られて動き。
セシリアのブルー・ティアーズと激突、両者共々地面へ叩きつけられる。
無様に転がる二機へ、ラウラは余裕の笑いを浮かべたまま接近。
三メートルほどに距離を詰める。
上空から見下ろしつつ、再びレールカノンを突きつけた。
諦めるものか。
鈴音が、衝撃砲へエネルギーを集め始める。
「甘いな。この状況でウェイトのある空間圧兵器を使うとは……」
淡々と言葉を紡ぎながらも、ラウラはレールカノンの射撃準備を整えた。
後はトリガーを引けば、二人まとめて始末できるだろう。
ライフルを構えながら、セシリアは告げた。
そう、AICは多大な消耗をもたらす。高速で移動しながら使用できるものではないのだ。
だが、ラウラがその弱点を補えないはずもなし。
「ふん。貴様もな」
余裕の笑みを顔に貼り付けながら、ラウラはISに指示を下す。
シュヴァルツェア・レーゲンの肩部装甲が、今度は横へスライド。
刹那へ向け撃った、大型のレールカノンをセシリアへ放つ。
スターライトmkⅢの光弾と、レールカノンの電磁弾がぶつかり合う。
爆音と閃光に感覚を奪われつつ、ラウラはワイヤーを操作。
その先にくくりつけられた甲龍が、釣られて動き。
セシリアのブルー・ティアーズと激突、両者共々地面へ叩きつけられる。
無様に転がる二機へ、ラウラは余裕の笑いを浮かべたまま接近。
三メートルほどに距離を詰める。
上空から見下ろしつつ、再びレールカノンを突きつけた。
諦めるものか。
鈴音が、衝撃砲へエネルギーを集め始める。
「甘いな。この状況でウェイトのある空間圧兵器を使うとは……」
淡々と言葉を紡ぎながらも、ラウラはレールカノンの射撃準備を整えた。
後はトリガーを引けば、二人まとめて始末できるだろう。
だが、そうはいかない。
その油断を活かし、セシリアが再びミサイルの発射口をラウラに向けた。
ラウラの顔が、驚愕に染まる。
しかし、逃げられぬ。
この間合いで外すものか、セシリアはミサイルを撃ち出した。
◆
爆炎の中から、二人が姿を現す。
手ひどい損傷を受けてはいるが、動けないほどではないようだ。
「この至近距離でミサイルだなんて……無茶するわねあんた」
「苦情は後で。でも、これなら確実にダメージは……」
セシリアの言葉が、途切れた。
吹いた風で、砂埃が掻き消える。
その中から悠然と出現したシュヴァルツェア・レーゲンには、傷一つついていなかったのだ。
「……終わりか?」
涼しい顔で、ラウラは手を組みながら問いかけた。
「ならば、私の番だ」
肩部装甲が、パージ。
ペンデュラムが、四つ、一斉に行動を開始する。
そのうちの半数は、牽制。
セシリアと鈴音の行動範囲を狭め、
本命が、それぞれの首に巻きついた。
ISのシールドを削るそれではなく、物理的な攻撃。
呼吸をすることすらままならず、二人の動きが鈍る。
それを、ラウラは見逃さない。
急速で接近すると、両者に向け拳と蹴りの乱打を叩き込む。
鈴音へ、加減の一切無い右ストレート。
セシリアへ、サッカーボールを飛ばすような蹴り。
軽量な機体故か、その一撃で転倒したセシリアを一度捨て置き、
未だ倒れぬ鈴音へと左右のジャブ、右のアッパー、とどめとばかりにハイキック。
吹いた風で、砂埃が掻き消える。
その中から悠然と出現したシュヴァルツェア・レーゲンには、傷一つついていなかったのだ。
「……終わりか?」
涼しい顔で、ラウラは手を組みながら問いかけた。
「ならば、私の番だ」
肩部装甲が、パージ。
ペンデュラムが、四つ、一斉に行動を開始する。
そのうちの半数は、牽制。
セシリアと鈴音の行動範囲を狭め、
本命が、それぞれの首に巻きついた。
ISのシールドを削るそれではなく、物理的な攻撃。
呼吸をすることすらままならず、二人の動きが鈍る。
それを、ラウラは見逃さない。
急速で接近すると、両者に向け拳と蹴りの乱打を叩き込む。
鈴音へ、加減の一切無い右ストレート。
セシリアへ、サッカーボールを飛ばすような蹴り。
軽量な機体故か、その一撃で転倒したセシリアを一度捨て置き、
未だ倒れぬ鈴音へと左右のジャブ、右のアッパー、とどめとばかりにハイキック。
苦悶の表情を見せる二人の機体の装甲が崩れ、それに合わせて赤枠の警告文がポップする。
――――警告
――――生命維持警告域通過
「ひどい……! あれじゃ、二人が……!」
凄惨なその光景を目の当たりにして、シャルルが悲痛な声を上げる。
確かに、客観的に見れば、あれはまさしく虐殺であった。
圧倒的な暴力で、一方的に弱者をいたぶっている。
(同じだ……あの時と……)
刹那の記憶が、よみがえった。
彼が少年兵だった頃は、まさしく弱肉強食の世であったのだ。
他人を謀り、裏切り、殺し、奪った。
何かを得るために、何かを犠牲にして、生きてきた。
その時と、同じだ。
複数人で徒党を組み、殺す。
弱者を狙い、なぶる。
命乞いなど聞かず、悲鳴は無視して、罪悪感を飲み込み、奪いつくす。
ならば、刹那・F・セイエイは何だ?
何のために生きている? 刹那・F・セイエイが、成さなければならないことは?
――――世界の歪みを、断つことだ。
「エクシアを出す」
「刹那!?」
「シャルル、お前はここで待っていろ」
シャルルに言い含め、刹那はISを展開。
瞬きの間に、装着を終えた。
観覧席とアリーナの間には、シールドが張ってある。
エクシアの出力をもってすれば突破は可能だが、そうしては後々自らの首を絞めかねない。
(ティエリア、ここからアリーナへの最短経路は?)
≪今表示する。……これだ≫
ティエリアの言葉に遅れて、モニターに地図が表示される。
元々同じ施設内だ、出入り口の間隔はそう長くない。
マップを頼りに非常用の避難口を渡れば、時間の短縮が図れるはずだ。
GNドライヴから、粒子が噴出する。
異常なまでの加速力で、刹那はアリーナ内を駆け抜けた。
◆
愉悦の笑みのまま、ラウラは右腕を振り上げる。
その進路上にあるのは、鈴音の頭だ。
この手を振り下ろせば、どうなるだろうか。
そんなこと、ラウラはとうに承知している。
だから、やる。
渾身の力で、ラウラは拳を振るい――――
かけて、横殴りに吹き飛ばされた。
「目標地点に到着。
……エクシア、武力介入を開始する」
登場したのは、白と青の機体、ガンダムエクシア。
武力で紛争を根絶するべく、この戦場に立ち入ったのだ。
「ラウラ・ボーデヴィッヒ……何故、このような真似をした」
「二度も言わせるな。答えてやる義理などない」
「何故俺を憎む? その理由は何だ」
「貴様の脳は腐っているのか?」
「…………」
≪刹那、時間を稼ぐんだ。しばらくすれば教員が来る≫
(了解)
「……対話をする意思はないのか」
「くどい」
「俺たちは同じ人間……わかりあえるはずだ」
「貴様とわかりあう気は毛頭ない」
答えながら、ラウラはレールカノンの銃口を刹那に向けた。
一寸の間を作り、電磁砲弾が刹那に迫る。
いかに弾速に優れようと、所詮は単発の直線。
刹那が、それに当たる道理はない。
足を後ろに引き、体をひねる。
その最低限の動作で、刹那は敵弾を回避した。
やはり、戦うほか無い。時間を稼ぐだけの消極的な戦いだが、やる以外に道は無いのだ。
刹那はGNソードでラウラを狙い、ライフルモードでビームをばら撒く。
ラウラとて、代表候補生。
当てる気のない射撃に当たってやるほど、お人よしでもなければ、判断力が欠如してもいない。
>>1
なんという僥倖!生き恥を晒した甲斐があったというものだ!!
なんという僥倖!生き恥を晒した甲斐があったというものだ!!
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