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元スレ刹那「インフィニット・ストラトス?」
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>>644
非童貞であるよりも非処女である可能性が遥かに高いからな
非童貞であるよりも非処女である可能性が遥かに高いからな
せっさんの過去を考えると、童貞じゃないどころか後ろの処女も失ってる可能性があるんじゃ…
さすが見た目は子供、頭脳はじいさん
親御心が芽生えてらっしゃる
親御心が芽生えてらっしゃる
自らの手を、血で汚したあの日。
拳銃を手に、人を殺したあの日。
悲鳴と助けを踏みにじり、悪意で自分を歪めたあの日。
払拭しがたい、傷であった。
自らの手で親の存在を断った刹那と、生まれたその日から親をなくしたラウラ。
二人はどこか似ているように見えて、全く違う。
けれど、同じような何かを抱えていた。
振動で起きないようにラウラの手を優しく離してやって、刹那は起き上がる。
彼女の寝顔は、穏やかだった。いい夢を、見ていればよいが。
そっと、髪を撫でてやる。さらさらとした銀髪が、窓から差し込む月光を弾いていた。
――――今日ぐらいは、一緒でもいいだろう。
ラウラの寝顔にどこか安心を感じた刹那は、そう決めた。
一応言っておくが、刹那のそれは恋愛感情ではなく父性である。
実年齢七十三歳のおじいさんである刹那は、未だ女性の心理をいまいちわかっていなかった。
◆
拳銃を手に、人を殺したあの日。
悲鳴と助けを踏みにじり、悪意で自分を歪めたあの日。
払拭しがたい、傷であった。
自らの手で親の存在を断った刹那と、生まれたその日から親をなくしたラウラ。
二人はどこか似ているように見えて、全く違う。
けれど、同じような何かを抱えていた。
振動で起きないようにラウラの手を優しく離してやって、刹那は起き上がる。
彼女の寝顔は、穏やかだった。いい夢を、見ていればよいが。
そっと、髪を撫でてやる。さらさらとした銀髪が、窓から差し込む月光を弾いていた。
――――今日ぐらいは、一緒でもいいだろう。
ラウラの寝顔にどこか安心を感じた刹那は、そう決めた。
一応言っておくが、刹那のそれは恋愛感情ではなく父性である。
実年齢七十三歳のおじいさんである刹那は、未だ女性の心理をいまいちわかっていなかった。
◆
「少年、朝だ。日光が清清しいぞ、そろそろ起きたまえ」
「刹那さん? 朝ごはん、食べないんですか?」
ノックの音とくぐもった声で、刹那は目を覚ました。
いつの間にか、眠りに落ちてしまったようだ。
隣を見やると、ラウラは未だ夢の中である。
ベッドから出ようとして、刹那はふとひっかかりを感じた。
ラウラが、腕にひっしとしがみついているのである。
眠っているにも関わらず、その力は強い。流石は超兵――厳密には違うが――だ。
刹那の腕力なら外せないことはないだろうが、女性が相手となっては、強引に引っぺがすのも気が引けた。
そんな事情は知りもしない生徒の面々は、ドアをもう一度ノック。
「少年? 返事をしろ、少年。まだ眠っているのか?」
「そろそろ起きないと、遅刻しちゃいますよ」
「……もしや、体調不良でベッドから起き上がれないのかもしれん。
これは強硬手段もやむなしだ、ドアを開けるぞ」
「いいんですか、そんなことしちゃって?」
「男の誓いに、訂正は無い。……失礼」
ドアを解除したらしい(あくまで)『女子生徒の集団』が、部屋に入ってくる。
彼女らの目に入ったのは、寝巻き姿の刹那と、その刹那と同じベッドで眠る‘全裸の’ラウラ。
「刹那さん? 朝ごはん、食べないんですか?」
ノックの音とくぐもった声で、刹那は目を覚ました。
いつの間にか、眠りに落ちてしまったようだ。
隣を見やると、ラウラは未だ夢の中である。
ベッドから出ようとして、刹那はふとひっかかりを感じた。
ラウラが、腕にひっしとしがみついているのである。
眠っているにも関わらず、その力は強い。流石は超兵――厳密には違うが――だ。
刹那の腕力なら外せないことはないだろうが、女性が相手となっては、強引に引っぺがすのも気が引けた。
そんな事情は知りもしない生徒の面々は、ドアをもう一度ノック。
「少年? 返事をしろ、少年。まだ眠っているのか?」
「そろそろ起きないと、遅刻しちゃいますよ」
「……もしや、体調不良でベッドから起き上がれないのかもしれん。
これは強硬手段もやむなしだ、ドアを開けるぞ」
「いいんですか、そんなことしちゃって?」
「男の誓いに、訂正は無い。……失礼」
ドアを解除したらしい(あくまで)『女子生徒の集団』が、部屋に入ってくる。
彼女らの目に入ったのは、寝巻き姿の刹那と、その刹那と同じベッドで眠る‘全裸の’ラウラ。
刹那が一夏役になるとハーレムに見えないな!
グラハムかティエリアだとどうなっていたか・・・
グラハムかティエリアだとどうなっていたか・・・
「なっ……破廉恥だぞ、少年!」
「そんな……おかしいよ、おかしいですよ、こんな!」
「何なんだよこれは、男女がベッドでギシギシやってさ!
父さん……僕どうすればいいんだ!」
「信じるんだ……自分が成すべきと思ったことを!
ここは男子の部屋……女子は、ここから出て行けぇーっ!」
いや、お前も女子だろ。刹那は少年のような茶髪の少女を見てそう思った。
その騒ぎで意識を半覚醒させたらしいラウラは緩慢な動作で起き上がり、寝ぼけ眼をこすると、
「むぅ……無作法なやつだな。夫婦の寝室に」
「夫婦……!?」
「なんとぉーっ!」
「十五で結婚なんか、出来るものかよ!」
「嘘なんじゃないか! 自分で自分を騙して、分かったようなこと言って! あなたは、何も見えていないんだ!」
「正しさが人を救うとは限らないぞ……刹那は私の嫁だ」
「君は女の子だ! 嫁なんか作れない! そうやって自分の見たいものだけ見て、すべてを否定して!」
「あんたは一体、何なんだぁーっ!」
何の論争をしてるんだこいつらは、と呆れつつも、刹那はこの状況をどう突破したものか頭をひねった。
◆
「そんな……おかしいよ、おかしいですよ、こんな!」
「何なんだよこれは、男女がベッドでギシギシやってさ!
父さん……僕どうすればいいんだ!」
「信じるんだ……自分が成すべきと思ったことを!
ここは男子の部屋……女子は、ここから出て行けぇーっ!」
いや、お前も女子だろ。刹那は少年のような茶髪の少女を見てそう思った。
その騒ぎで意識を半覚醒させたらしいラウラは緩慢な動作で起き上がり、寝ぼけ眼をこすると、
「むぅ……無作法なやつだな。夫婦の寝室に」
「夫婦……!?」
「なんとぉーっ!」
「十五で結婚なんか、出来るものかよ!」
「嘘なんじゃないか! 自分で自分を騙して、分かったようなこと言って! あなたは、何も見えていないんだ!」
「正しさが人を救うとは限らないぞ……刹那は私の嫁だ」
「君は女の子だ! 嫁なんか作れない! そうやって自分の見たいものだけ見て、すべてを否定して!」
「あんたは一体、何なんだぁーっ!」
何の論争をしてるんだこいつらは、と呆れつつも、刹那はこの状況をどう突破したものか頭をひねった。
◆
ナントイウガノタ学園
そのうち妙に悟りきったやつとかでてくるんだろうか
そのうち妙に悟りきったやつとかでてくるんだろうか
せっさんとフェルトの関係がもう少し進んでいたら、女性の機微にも敏くなったんだろうか
モノレール、車内。
時代的には進んだ技術のためか、内部のデザインもなかなか洗練されている。
ただ、それはあくまで一般的な観点からの話であって、刹那からすれば、やや前時代的ではあったが。
そんな中、刹那とシャルロットは二人掛の椅子に、並び合って座っていた。
目的は、買い物。それも、衣類を、である。
「でも刹那、どうして僕だけ誘ってくれたの?」
「臨海学校が近い。俺も水着を購入する必要があった」
「それで、僕も?」
「ああ。女子用のそれを持っていない、と前に言っていただろう?」
「そう言えば、そうだったような」
顎に手を添えて、シャルロットは過去の思い出を振り返っているらしい。
ふむふむと声を漏らすシャルロットに、刹那が続ける。
「見立てを頼みたかったのもある。俺はこう言った事柄に疎い。……シャルロットならば信頼できる」
「あ、今……」
シャルロット。
刹那にそう呼ばれて、シャルロットは何だか気恥ずかしくなった。
少しくすぐったいけれど、嬉しい。
「どうした?」
「うっ、ううん。任せてよ」
誤魔化しの笑みを浮かべながら、シャルロットは頷いた。
◆
時代的には進んだ技術のためか、内部のデザインもなかなか洗練されている。
ただ、それはあくまで一般的な観点からの話であって、刹那からすれば、やや前時代的ではあったが。
そんな中、刹那とシャルロットは二人掛の椅子に、並び合って座っていた。
目的は、買い物。それも、衣類を、である。
「でも刹那、どうして僕だけ誘ってくれたの?」
「臨海学校が近い。俺も水着を購入する必要があった」
「それで、僕も?」
「ああ。女子用のそれを持っていない、と前に言っていただろう?」
「そう言えば、そうだったような」
顎に手を添えて、シャルロットは過去の思い出を振り返っているらしい。
ふむふむと声を漏らすシャルロットに、刹那が続ける。
「見立てを頼みたかったのもある。俺はこう言った事柄に疎い。……シャルロットならば信頼できる」
「あ、今……」
シャルロット。
刹那にそう呼ばれて、シャルロットは何だか気恥ずかしくなった。
少しくすぐったいけれど、嬉しい。
「どうした?」
「うっ、ううん。任せてよ」
誤魔化しの笑みを浮かべながら、シャルロットは頷いた。
◆
>>688
分かってないんだろ
分かってないんだろ
>>688
せっさんは好意を「信頼されてる、理解し合える」として捉えてるんだよ
せっさんは好意を「信頼されてる、理解し合える」として捉えてるんだよ
>>691
無表情の金眼で着てる姿想像して吹いた
無表情の金眼で着てる姿想像して吹いた
駅に到着して、二人はモノレールから降りると、目的地に向かって歩き出す。
その姿を、遠方から隠れて見守る影があった。
(あれ……もしかして、デートじゃありませんの?)
自販機を盾にするようにしつつ、刹那とシャルロットを目で追っているのは、イギリスの代表候補生――――セシリア・オルコットその人だ。
何やら刹那が外に出かけると言う話を耳にして、ばれないよう尾行してきたはいいものの……
(くうう……まさか、デュノアさんが女の子だったなんて……
しかも刹那さんといやに親しげですし、まさか、既にただならぬ関係なのでは……!?)
「楽しそうだな」
嫉妬心と興味で心をたぎらせるセシリアの背に、声がかかる。
どこかで聞いた声、振り返れば、そこにいたのはドイツの代表候補生、自称刹那を嫁にした女、ラウラ・ボーデヴィッヒ。
「ラウラさん!」
「そう警戒するな……今のところ、お前に危害を加えるつもりはない」
「信じられるものですか!」
「……すまなかった」
突然頭を下げるラウラに、セシリアは間の抜けた声を上げそうになった。
意図を探りかねて呆然とするセシリアへ、説明するべく、ラウラは口を働かせる。
その姿を、遠方から隠れて見守る影があった。
(あれ……もしかして、デートじゃありませんの?)
自販機を盾にするようにしつつ、刹那とシャルロットを目で追っているのは、イギリスの代表候補生――――セシリア・オルコットその人だ。
何やら刹那が外に出かけると言う話を耳にして、ばれないよう尾行してきたはいいものの……
(くうう……まさか、デュノアさんが女の子だったなんて……
しかも刹那さんといやに親しげですし、まさか、既にただならぬ関係なのでは……!?)
「楽しそうだな」
嫉妬心と興味で心をたぎらせるセシリアの背に、声がかかる。
どこかで聞いた声、振り返れば、そこにいたのはドイツの代表候補生、自称刹那を嫁にした女、ラウラ・ボーデヴィッヒ。
「ラウラさん!」
「そう警戒するな……今のところ、お前に危害を加えるつもりはない」
「信じられるものですか!」
「……すまなかった」
突然頭を下げるラウラに、セシリアは間の抜けた声を上げそうになった。
意図を探りかねて呆然とするセシリアへ、説明するべく、ラウラは口を働かせる。
>>692
理解しあえてねぇ……
理解しあえてねぇ……
>>698
それは言っちゃダメ!!
それは言っちゃダメ!!
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