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元スレ刹那「インフィニット・ストラトス?」
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こう考えればいい
こういうことを積み重め刹那の恋愛観を目覚めさせるのだと
こういうことを積み重め刹那の恋愛観を目覚めさせるのだと
◆
臨海学校当日。
「今十一時で~す!
夕方までは自由行動、夕食に遅れないように旅館に戻ること。いいですね~!?」
「「「「は~い!」」」」
「任務了解」
真耶の指示に、生徒全員が元気よく了承の返事をして、それぞれ思い思いの行動に移る。
「少年、少しいいか」
声に振り向くと、そこに立っていたのは金髪の……少、女?
ともかく、乙女座が一人立っていた。
手にしているのは、バレー用のボールだ。
「私は、君との果し合いを所望する!」
「果し合い……?」
「そうだ、青い海、白い雲、そして快晴の天気!
あえて言おう、絶好のビーチバレー日和であると!」
「ビーチバレー……!」
「嫌とは言わせんよ。私にも意地がある」
「……わかった。その挑戦を受けよう」
「ちょっと、刹那さん!?」
何やら愛を越え憎しみを超越し宿命となった勝負に臨もうとする刹那は、ふと名前を呼ばれた。
声の主は、青いビキニとパレオ姿の――奇しくも色以外がシャルと同じの水着を着用した――セシリア・オルコット。
小脇にビーチパラソルとシートを抱えつつ、ふくれっ面で刹那を見やっている。
臨海学校当日。
「今十一時で~す!
夕方までは自由行動、夕食に遅れないように旅館に戻ること。いいですね~!?」
「「「「は~い!」」」」
「任務了解」
真耶の指示に、生徒全員が元気よく了承の返事をして、それぞれ思い思いの行動に移る。
「少年、少しいいか」
声に振り向くと、そこに立っていたのは金髪の……少、女?
ともかく、乙女座が一人立っていた。
手にしているのは、バレー用のボールだ。
「私は、君との果し合いを所望する!」
「果し合い……?」
「そうだ、青い海、白い雲、そして快晴の天気!
あえて言おう、絶好のビーチバレー日和であると!」
「ビーチバレー……!」
「嫌とは言わせんよ。私にも意地がある」
「……わかった。その挑戦を受けよう」
「ちょっと、刹那さん!?」
何やら愛を越え憎しみを超越し宿命となった勝負に臨もうとする刹那は、ふと名前を呼ばれた。
声の主は、青いビキニとパレオ姿の――奇しくも色以外がシャルと同じの水着を着用した――セシリア・オルコット。
小脇にビーチパラソルとシートを抱えつつ、ふくれっ面で刹那を見やっている。
「バスの中で私と約束したのを忘れましたの?」
約束。確か、サンオイルを塗ると約束をしていた。
先ほどから姿が見えなかった――荷物を取りにいっていたのだろう――ため、遅れるのだろうと踏んでいたのだ。
「水入り……いや、先約か。
男の誓いに訂正は無い。彼女を優先したまえ」
「……すまない」
「どうと言うことはないさ。しかし私は我慢弱い。急げよ、少年」
「……了解」
刹那と乙女座の会話の最中に、セシリアはシートを敷き、パラソルを広げると、その上に寝そべって、
サンオイルの瓶を横に置いた。
「さあ刹那さん、お願いしますわ」
「わかった」
瓶の蓋を取り、オイルを手に空ける。両手で暖めてから、ゆっくりと丁寧に、セシリアの肌に手を滑らせた。
「んっ……」
セシリアから、悩ましげな声が上がる。
構わず、刹那は続けた。
約束。確か、サンオイルを塗ると約束をしていた。
先ほどから姿が見えなかった――荷物を取りにいっていたのだろう――ため、遅れるのだろうと踏んでいたのだ。
「水入り……いや、先約か。
男の誓いに訂正は無い。彼女を優先したまえ」
「……すまない」
「どうと言うことはないさ。しかし私は我慢弱い。急げよ、少年」
「……了解」
刹那と乙女座の会話の最中に、セシリアはシートを敷き、パラソルを広げると、その上に寝そべって、
サンオイルの瓶を横に置いた。
「さあ刹那さん、お願いしますわ」
「わかった」
瓶の蓋を取り、オイルを手に空ける。両手で暖めてから、ゆっくりと丁寧に、セシリアの肌に手を滑らせた。
「んっ……」
セシリアから、悩ましげな声が上がる。
構わず、刹那は続けた。
>両手で暖めてから
こういう気遣いは出来るのにせっさんて奴は…
こういう気遣いは出来るのにせっさんて奴は…
>>744
ワロタ
ワロタ
「あっ……」
繰り返すたびに、セシリアは乱れていく。ような気がする。
その様を見守る他の女子生徒は、小さく息を吐き出しながらも目を離さない。
「うわぁ~、気持ちよさそ~」
「こっ、こっちまで、ドキドキしちゃう……」
「セシリア、後であたしにもサンオイル貸してよね!」
ギャラリーのあおりを受けてか、セシリアの息が荒くなる。
腑に落ちない何かを感じながらも、刹那はただ手を動かし、背中へとサンオイルを塗り終えた。
「ミッションの八十パーセントを達成……これで終了か」
「いえ、せっかくですし、手の届かないところは、全部お願いしますぅ……」
「……ミッションプランを変更……フェイズ2へ移行する。俺はどこまでやればいい?」
「足と、その……お尻も……」
「くぅっ……堪忍袋の緒が切れた! 許さんぞ代表候補生!」
そこで、乙女座が咆えた!
「破廉恥であるぞ! その上約束を違えるか!」
「いえ、そんな……これも約束のうち……」
「増援を!」
「はっ?」
「女ァ!」
乙女座の要請に答え、おでこを出した少年が介入する。
後ろで結われた辮髪(べんぱつ)から見るに中国人なのだろうが、現地の人間だろうか。
「弱いものが海に来るな! ……サリィ!」
「はいはい」
呼ばれて、少年の後ろから女性が姿を現した。
ロールした金髪から見るに、セシリアと同郷かもしれない。
「ごめんなさいね、あの人たち、我慢弱いから。ここは抑えてあげて」
「はっ、はあ……」
登場してきて場を収めようとする大人の女性に、セシリアはただ頷くほかない。
「私が代わりをやるから。ダメ?」
「いっ、いえいえ、大変光栄ですわ!」
「よし、行くぞ少年! 今から我々が進むのは勝負の世界……修羅の道だ!」
刹那の手を引き、乙女座は砂浜を行く。
◆
「いえ、そんな……これも約束のうち……」
「増援を!」
「はっ?」
「女ァ!」
乙女座の要請に答え、おでこを出した少年が介入する。
後ろで結われた辮髪(べんぱつ)から見るに中国人なのだろうが、現地の人間だろうか。
「弱いものが海に来るな! ……サリィ!」
「はいはい」
呼ばれて、少年の後ろから女性が姿を現した。
ロールした金髪から見るに、セシリアと同郷かもしれない。
「ごめんなさいね、あの人たち、我慢弱いから。ここは抑えてあげて」
「はっ、はあ……」
登場してきて場を収めようとする大人の女性に、セシリアはただ頷くほかない。
「私が代わりをやるから。ダメ?」
「いっ、いえいえ、大変光栄ですわ!」
「よし、行くぞ少年! 今から我々が進むのは勝負の世界……修羅の道だ!」
刹那の手を引き、乙女座は砂浜を行く。
◆
そういやせっさんとティエリアって50年近くずっと一緒だったんだよね・・・
二人っきりで
二人っきりで
バレーボール会場。
「さて、もしよろしければ、皆様方にこのビーチバレーをご説明させて頂きましょう」
いつの間にやら音頭を取る審判――――赤いスーツの男の席が置かれ、刹那はバレーボールに臨んでいた。
「ルールは簡単、二体二、二十一点選手の三セットマッチ。
戦って、戦って、戦って抜いて、スポーツマンシップに溢れた試合にして頂きたいものです」
「干渉、手助け、一切不要……と言いたいところだがな。相方を頼むぞ」
「任務、了解」
「それでは、ビーチレバレーファイトォ、レディーッ」
「お前が俺のパートナーか……よろしく頼む」
「ああ。……流派東方不敗は王者の風。例えビーチバレーであろうと、全力で行くぞ」
「ゴォーッ!」
◆
爆発くらってもなんともない生徒とかもいるんだろうか
死ぬほどいたいとか言って
死ぬほどいたいとか言って
>>784
ガタイが良すぎだろwwwwwwww
ガタイが良すぎだろwwwwwwww
>>789
通りすがりとかIS学園の生徒とか海の家のアルバイトとか
あとまじこいは個人的にすごい面白かった
あっちも人間、チャンスはあるはずだ……その希望の言葉は、しかし圧倒的な実力の前でかき消された。
「武士道とは……!」
「俺の……俺のミスだ……!」
「いいファイトだった。またやろう」
「これが……ビーチバレーだと言うのか……!?」
刹那は、戦慄した。
あの超人的な高速戦闘が、ビーチバレー……?
「少年、君の勝ちだ」
「ああ……」
乙女座の視線を受けて、刹那は思わず目をそらした。
まあ、トスなりレシーブなりを担当したものの、刹那側が大勝を収めた理由は、やはりあの赤い外套の男に他ならない。
「……今度は、純粋な手合わせを望みたいところだ」
「……了解した。お前が納得するまで、俺は戦い続けよう」
「その旨をよしとする。……感謝するぞ、少年」
爽やかにそう言い残し、乙女座は会場を後にした。
◆
通りすがりとかIS学園の生徒とか海の家のアルバイトとか
あとまじこいは個人的にすごい面白かった
あっちも人間、チャンスはあるはずだ……その希望の言葉は、しかし圧倒的な実力の前でかき消された。
「武士道とは……!」
「俺の……俺のミスだ……!」
「いいファイトだった。またやろう」
「これが……ビーチバレーだと言うのか……!?」
刹那は、戦慄した。
あの超人的な高速戦闘が、ビーチバレー……?
「少年、君の勝ちだ」
「ああ……」
乙女座の視線を受けて、刹那は思わず目をそらした。
まあ、トスなりレシーブなりを担当したものの、刹那側が大勝を収めた理由は、やはりあの赤い外套の男に他ならない。
「……今度は、純粋な手合わせを望みたいところだ」
「……了解した。お前が納得するまで、俺は戦い続けよう」
「その旨をよしとする。……感謝するぞ、少年」
爽やかにそう言い残し、乙女座は会場を後にした。
◆
>>793
悪ふざけ てへっ
「刹那、ここにいたんだ!」
遠方から、シャルが歩いてくる。
刹那を探していたのだろうか。
手を振って返そうとして、刹那は、
彼女の隣に全身にバスタオルを巻いた奇怪かつ面妖な生物がいることに気づいて、思わず動きを止めた。
先日と同じ水着を着用しているシャルに比べてやけに重装備なそれは、
傍から見れば妖怪か何かに写るだろう。
「……ラウラ、何をしている?」
「あ、わかるんだ」
なんとなく、息遣いのようなものでわかる。そう言っても納得されないだろうと自ら結論に至ったので、刹那は頷くに留めておいた。
そんな刹那を横目に、シャルはラウラの肩へそっと手を置いて、
「ほら、刹那に見せたら? 大丈夫だよ」
「だっ、大丈夫かどうかは私が決める」
震えた声のラウラに、シャルは耳元へ口を寄せつつささやいた。
(「せっかく水着に着替えたんだから、刹那に見てもらわないと」)
(「まっ、待て。私にも、心の準備と言うものがあって……」)
(「ふぅ~ん。だったら、僕だけ刹那と海で遊んじゃうけど……いいのかなぁ~?」)
(「そっ、それはダメだ! ……ええい!」)
悪ふざけ てへっ
「刹那、ここにいたんだ!」
遠方から、シャルが歩いてくる。
刹那を探していたのだろうか。
手を振って返そうとして、刹那は、
彼女の隣に全身にバスタオルを巻いた奇怪かつ面妖な生物がいることに気づいて、思わず動きを止めた。
先日と同じ水着を着用しているシャルに比べてやけに重装備なそれは、
傍から見れば妖怪か何かに写るだろう。
「……ラウラ、何をしている?」
「あ、わかるんだ」
なんとなく、息遣いのようなものでわかる。そう言っても納得されないだろうと自ら結論に至ったので、刹那は頷くに留めておいた。
そんな刹那を横目に、シャルはラウラの肩へそっと手を置いて、
「ほら、刹那に見せたら? 大丈夫だよ」
「だっ、大丈夫かどうかは私が決める」
震えた声のラウラに、シャルは耳元へ口を寄せつつささやいた。
(「せっかく水着に着替えたんだから、刹那に見てもらわないと」)
(「まっ、待て。私にも、心の準備と言うものがあって……」)
(「ふぅ~ん。だったら、僕だけ刹那と海で遊んじゃうけど……いいのかなぁ~?」)
(「そっ、それはダメだ! ……ええい!」)
いやヒイロが相手に居るぞ
奴ならきっとGガン勢にも対抗できるはず
奴ならきっとGガン勢にも対抗できるはず
踏ん切りがついたのか、ラウラは自らバスタオルを外す。
空中へ白い布が舞い、中から姿を現した。
黒の、フリルがついたビキニタイプの水着。やや面積が小さい。
それに加えて、ラウラ自身、髪型も変えていた。左右で縛ってあるのだ。ツインテールというやつか。
「わっ、笑いたければ、笑うがいい……」
そっぽを見ながら、ラウラは縮こまった。
自信がないのだろう、もじもじと、落ち着きなく人差し指同士を合わせている。
「おかしなところなんてないよね、刹那?」
「ああ……いいと思う」
「そっ、そうか。悪くないか。……嬉しいぞ」
照れて、ラウラが下を向く。
それと同時、クラスの女子が声を張り上げていた。
「セイエイ君、ビーチバレーやろうよ!」
もう一度か、と思わないでもないが、先ほどの試合、刹那は何もしていない。
せっかくだ、と、刹那は二人に目をやり、
「人数は同じだ。……いけるか?」
二人が首肯したのを確認して、刹那は駆け出した。
この臨海学校、いい思い出になりそうだ。
◆
空中へ白い布が舞い、中から姿を現した。
黒の、フリルがついたビキニタイプの水着。やや面積が小さい。
それに加えて、ラウラ自身、髪型も変えていた。左右で縛ってあるのだ。ツインテールというやつか。
「わっ、笑いたければ、笑うがいい……」
そっぽを見ながら、ラウラは縮こまった。
自信がないのだろう、もじもじと、落ち着きなく人差し指同士を合わせている。
「おかしなところなんてないよね、刹那?」
「ああ……いいと思う」
「そっ、そうか。悪くないか。……嬉しいぞ」
照れて、ラウラが下を向く。
それと同時、クラスの女子が声を張り上げていた。
「セイエイ君、ビーチバレーやろうよ!」
もう一度か、と思わないでもないが、先ほどの試合、刹那は何もしていない。
せっかくだ、と、刹那は二人に目をやり、
「人数は同じだ。……いけるか?」
二人が首肯したのを確認して、刹那は駆け出した。
この臨海学校、いい思い出になりそうだ。
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