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    元スレ暦「ジュースでいいか八九寺?」火憐「精神科いこうよ兄ちゃん…」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×5
    タグ : - ISグラハム + - 八九寺真宵 + - 化物語 + - 千石撫子 + - 阿良々木暦 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    401 :

    ういっ

    402 :

    あらりるれろさんの発言で羽川さんのストレスがマッハになったから出てきたんだろうしらりるれろさんは偉そうに怒れる立場じゃないだろw

    403 = 378 :

    「弱体化? じゃあ大人しく引っ込んでろよ。てか、羽川から出ていけよ」

    「それは無理だにゃあ。俺はご主人からは離れられない、お前らと同じ運命共同体だにゃ。人に歴史ありというように、ご主人に俺がいるんだにゃあ」

    「何賢そうに語ってんだよ」

    「う……と、とにかく。今すぐ出てけと言われて、縄張りを譲る猫はいないのにゃ!」

    「ほう。なら僕にも考えがあるぞ、猫」

    「けーっ! 人間の浅知恵なんてたかが知れてるにゃあ!」

    「こいつを見てもその大口がたたけるかな」スッ

    「にゃ、にゃにィ!? そいつは……ッッ!!」

    404 :

    >>396
    そりゃCLAMPだww

    えーとなんて作品だっけ…

    405 :

    >暦「こいつを見てもその大口がたたけるかな」スッ

    すごく…大きいです

    406 = 378 :

    (猫じゃらしだった)

    (正しくはエノコログサ。ご存知のようにそこら中に生えてる雑草だ。先のフサフサした部分を猫の前で振ってやると……)

    「こんなっ……もので……にゃっ……俺が……釣られるわけ……にゃっ!」

    (こうかはばつぐんだ!)

    (ククク、馬鹿め。猫(見た目は白髪の女子高生)のやつ、まんまと引っ掛かってやがるぜ)

    「にゃっ! にゃあ! こいつ、フワフワホワホワのへんちくりんめ! 大人しく捕まるにゃっ!」

    (何かに似てるなと思ったら、蚊を叩こうとしてうまくいかない図に見えるな)

    「ふははははは! いい格好だな猫! 人間の浅知恵にお前はまるで手が届かないじゃないか! バーカ!」

    「くっ、くっそおおお! にゃあにやあにゃあ!」

    407 :

    あれ今…w

    408 :

    ありゃりゃぎさんのが大きいわけないだろ

    409 = 404 :

    一瞬、変わったような…

    410 = 392 :

    翼もいいかもしれない

    411 = 378 :

    「ぜーっ、ぜーっ、ぜーっ。お、おい、人間。き、今日のところはこのくらいで勘弁しといてやるにゃあ」

    「おいおい。『怪異が肩で息をしている』じゃあないか。ははっ、障り猫とやらもたいしたことないなァーッ」

    「だまれ!」

    「ンッン~♪ 実に! スガスガしい気分だッ! 歌でもひとつ歌いたいようなイイ気分だ~!」

    「くそっ……くっそぉ……」

    「あれがデネブアルタイルベガ~♪」

    412 = 378 :

    「ちくしょおおおおおおお」

    「おいおい。まさか、『完全体にさえなれば』とか言い出すんじゃないだろうな」

    「ひっく……ひっく……ず、ずりゅい! ずりゅいぞ人間のくそばかぁ!」

    「あーはいはい。泣き真似とか無駄無駄無駄」

    「にゃんだよそれ! その、フワフワゆらゆらしたへんなの! あんなの使われたら無視出来ないにきまってるでしょ!」

    「はー? 何言ってんのお前。猫の事情なんて知ったことか」

    「うるさい! もういやにゃあああああああ」

    「お、おい。まさかマジで」

    「うわああああああああああああんんん」

    414 = 378 :

    (まさかのマジ泣きだった)

    (あのいつも挑発的で、上から目線の障り猫が、だ)

    (いやさぁ、最近忍が駄々こねるから、まあ怪異も色々だなとは思ってたけどさ)

    (こいつは泣いちゃ、ダメだろ)

    「うわああああああああああああ」

    (止まることなく泣き続ける猫である)

    (銀髪だけど、見た目羽川が大泣きしてる格好なんだよな)

    (ちなみに現在、世間は夕食の時間。夜の公園で、男子高校生が女子高生を泣かせていると駆けつけてくる人もいるかもしれない)

    (痴話喧嘩の仲裁なんかされたくないし、だいたいこいつとは後半分の喧嘩だけの間柄なのだ)

    (ひとまず泣き止んでもらおう)

    「な、なあ、もう泣き止めよー」

    「びゃああああああああああああ!!!」

    415 :

    ブラック羽川かわいいなぁ
    支援

    416 :

    戦場ヶ原一筋の俺の想いが羽川に傾きつつある

    なんてSSだ……

    418 = 378 :

    「そうだ! ほら、これやるから、猫じゃらし。な!」

    「……壁紙もつけてくれる?」

    「壁紙?」

    「ひっかくやつだにゃあ」

    「あー壁紙な。後でホームセンターで適当なの買おうな」

    「スーパーで売ってるやつじゃなくて、ちゃんとしたししゃもも欲しいにゃ」

    「ぐっ……あーわかったわかった。買ってやるから」

    「まんじゅう」

    「まんじゅう? うーん、猫にはカロリー高いがまあいいだろう」

    「マグロ」

    「もちろん釣れたてだな!」

    「海外旅行」

    「お前もう思いつきで言ってるだけだろ!」

    419 = 378 :

    「うぅ……体力を激しく消耗してしまったにゃあ……」

    「僕も疲れたよ……」

    (まあ実際の疲労は少ないんだけど。考えたら一日中誰かと会話してるんだ。脳がせわしなく動いて騒々しい気がする)

    「あー疲れた。座っちゃお」

    「……」

    「なんだよ」

    「ちょうど寝心地がよさそうな場所があるにゃあ」

    「は? っておい!」

    420 = 378 :

    (寝心地がよさそう)

    (そう言って猫が僕の膝に頭を降ろし横になった。膝枕ってやつだ)

    「……いやいやいや」

    (異性に膝枕をしてもらう。これは未だガハラさんでさえ果たされない異性間交流における僕の夢だ)

    (それが、今、叶ってしまった。思ってたのと違うけど)

    「これ、男女逆だろ」

    (女の子の膝に頭を横たえる。きっと太ももの感触が楽しめたり、頭撫でてもらったり、目と鼻の先の局部にドキドキしたり)

    (そういうものじゃないのか。ほら、相手は羽川だぜ!?)

    (隠れ巨乳だったみたいにさぁ、太ももが意外にむちむちしてて、それをちょっと気にしてむず痒そうな羽川とか!)

    (やっぱ見たいって思うじゃん!)

    422 = 398 :

    おっとりメガネ巨乳には全く興味のない僕だけど
    羽川の色気にはチンコがおっきっきおっきっきです

    423 = 378 :

    「……」

    (目が上下している。本当に眠いんだな。瞼が上に行ったり、下に行ったり……)

    「……おい、馬鹿猫」

    「……うるさいにゃ、人間」

    「今日羽川に会ったときからお前が演技してたんだろ」

    「違うにゃあ。俺は初めは出てなかったにゃ。まあ、ご主人をつっつくくらいはしてたけどにゃ」

    「つっつく?」

    「なんだかんだ、ご主人も最後には引いてしまうところがあるにゃあ。だからご主人の行動にノイズを起こして誘導するのが狙い。ADのカンペみたいなものだにゃあ」

    (猫にギャグを言えと指示されたら羽川がギャグをやってくれるんだろうか)

    「といってもご主人と俺は立場が決まってるから限界はあるけどにゃ」

    「じゃあ、結局お前僕をディスるために出てきたのかよ」

    「あー。ちょっと違うにゃ」

    424 = 378 :

    「初めからおっぱいの話。このあたりまではまずまずだったにゃ」

    (まだそのへんはいつも通りだったな)

    「そこに、人間、お前のチンケな相談だにゃ」

    「僕はけっこう勇気出して話したんだぞ。だから最初長く脱線してたんだし。でも他に話せそうな相手がいなかったしな」

    「まったく。お前の無遠慮、無神経、無差別の相談にご主人の体は天変地異が起こったみたいだったにゃあ」

    「おかげで回路がいかれちまって、ご主人の表層意識と深層意識が滅茶苦茶になりかけるし、核が破裂しかけた。ま、すぐに立ち直ったところはさすがご主人だけどな」

    「けど、時間が足りなくてレイアウトがずれた。俺が普段いるべき場所ではなく、急にステージ袖に移動させられたりしてな」

    「結果として、アウトプットがご主人と俺が混じってしまったにゃ」

    「……要するに、僕が悪いってことか」

    425 = 378 :

    「しゃべりは俺がやったが、感情的なクラスタはぶっちゃけ100%ご主人のものだったにゃあ」

    「本気で怒ってたのか」

    「ざまあないにゃ。ま、普段からこれくらいぶっちゃけてもらったほうがご主人のためにゃんだけどな。人間、お前、ご主人のストレスになったんだにゃ」

    「僕が……羽川のストレス」

    「お、深刻そうな顔だにゃ。いい気分だにゃあ。歌でもひとつ歌いたい気分だにゃあ」

    「やっぱり、僕はばかだった……」

    「説明したらまた眠くなってきたにゃあ……」

    426 :

    一々他人の様相を周りくどく描写することはできるのに、
    何故か他人の好意には鈍感。
    それがこのテの主人公の資格。

    427 = 378 :

    「おい、羽川はちゃんと元に戻るのか」

    「今……復旧作業中……俺は優秀なのにゃ……」

    「復旧作業? それで羽川のレイアウトとかは治るのか」

    「そう……ああ、本棚が多くてたいへん……やっぱり体育館倉庫も見なきゃ……」

    (寝かけてやがる……言ってることも寝言っぽくなってきたな)

    (けど……そうか。ストレス……)

    「にゃ~……」

    (羽川がそこまで怒った理由は正直わからない)

    (とりあえず、羽川が戻ったら謝ろう)

    (もし、許してもらえなかったら、僕は……)

    「……めざし」

    「……猫ってアゴを撫でると喜ぶっていうよな。まあ、こんなの点数稼ぎにもならないだろうけど」コショコショ

    「……ふにゃっ!」

    428 = 377 :

    ふむふむ

    429 = 378 :

    (そういえば昔、お祖母ちゃんの家の猫をこうしたっけ)

    「なっ……なにを……してるの、にゃ」

    「アゴ撫でてるんだよ」

    「あ、あごってっ……あ、ああっ」

    「おー。身体をくねらせている。さっきの猫じゃらしといい、お前普通に猫だな」

    「やっ……これ……やんっ!」

    「気持ちいいか?実際猫的にどうなんだ?」

    「き、気持ちよくなんかっ……う、ああっ、ああん!」

    「そうか。やっぱり人間側の勝手な解釈だったんだな」

    「はぁはぁ……あ、だめ!」

    430 :

    ほうほう

    431 = 378 :

    「僕もさ、羽川ならきっといい答えを返してくれるって都合よく考えてたんだよな」

    「やっ! はぁん、いやっ、いやらっ、なにこれっ、なにこれぇ!」

    「だいたいさ、羽川を完璧超人みたいにみんな言うけど、そんなはずないよな」

    「はぁっ! ふぁっ! やら、なんらのっ、ああっ、ひゃあ!」

    「わかってたはずなのになぁ」

    「にゃ、は、うう、にゃぎ、も、もう、やめ、やめやめ、やんっ!」

    432 = 377 :

    おいおい…
    オナ禁中だっつーのに…

    433 = 378 :

    (そうだ。あいつはいつだって自分の限界を言葉にしていたじゃないか)

    「いやっ、やん、へぁ、あ、う、くぅぅ……」

    (『何でもは知らない。知っていることだけ』)

    「やらああ! もうらめっ、きゃん! あっ、あっ、あっ、あっ」

    「僕は今までなにを聞いてたんだろう」

    「あっあっあっあっあっあっあっあっ」

    (ちゃんと謝ろう。そして、自分が知らなくちゃいけないことを確かめなくちゃ)

    「あっ、ひあっ! あっ……ッッ!」

    435 = 378 :

    「はぁ……はぁ……はぁ……」

    「お前ぶるぶる震えてるぞ。それに何でそんなに息が荒いんだよ」

    「はぁ……はぁ……」

    (その表情一目で、普通の状態じゃないことに気づく)

    (潤んだ瞳、絶えず息を吐く口、垂涎、熱でもあるみたいな真っ赤な顔。銀髪のせいで赤が目立つ)

    (体の方に目を遣ると、猫の腰辺りのベンチが何かでぐっしょり濡れている。ベンチを濡らしたそれは地面に向かい、糸を引いていた)

    「……は?」

    「阿良々木くん……」

    (呼ばれてそちらを向くと、猫の銀髪は黒髪に戻っいた。つまり、羽川だった)

    436 :

    糸を引いて・・・だと・・・?

    437 = 378 :

    「はぁ……はぁ……」

    (荒い息の羽川。今彼女は僕の膝を枕にしていて、顔を覗くと毛穴が見えそうなほど(目立つものはないけど)近くにあるわけで)

    「阿良々木くん……」

    (前にどこかで同じようなシチュエーションを経験した気がする)

    「まさか……」

    羽川「おねがい……」

    (羽川のお願いは何でも聞きたい僕だけども! そんな陶酔した表情で言われても!)

    439 = 430 :

    この時期に半裸はつらいから早く

    440 = 378 :

    「……えっと」

    「……」

    (リアクションのとれない僕をじれったく思ったのか、羽川はゆっくり起き上がり、自分の腰辺りを一瞥して)

    「えっと……」

    「……」

    (羽川はベンチに横たわり、右足を少しずつ開いて僕の視線を誘導した。確かにベンチを濡らした源がそこにあった)

    (羽川と、視線があった)

    「きて……」

    (僕は、逃げた)

    441 :

    おい逃げんなヤレ

    442 :

    俺の羽川がこんなに淫乱なはずがない

    443 = 430 :

    俺らのマララ木さんがこんなにチキンなはずがない

    444 = 378 :

    (どうやって逃げてきたのかは覚えていない)

    (何か言ったのか、無言だったのか。ただ絶対に振り返らなかったのだけは覚えている)

    「もしかしたら羽川も意識がはっきりしてなかったかもしれない。猫が僕をからかおうとしたのかもしれない)

    (けど、僕は女の子のお願いを、断る以前に、放棄し、逃げ出してしまった)
    「僕はきっと世界最高峰のチキン、ワールドレコードのヘタレだ」

    (しかも、相手が羽川なのは初めてじゃないのだ)

    (もう、ガハラさんに殺されるのが一番楽かも、とか考えてたら、家の玄関だった)

    445 :

    羽川さんだと後が大変だから猫の方と交尾させようぜ!

    446 = 378 :




    出先で金がとんだから猫(黒)だけ買ったこれから読む

    447 = 377 :

    がんばってくれ!

    448 = 442 :

    猫黒はガハラさんが超可愛いから覚悟しとけよ


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