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    元スレ暦「ジュースでいいか八九寺?」火憐「精神科いこうよ兄ちゃん…」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×5
    タグ : - ISグラハム + - 八九寺真宵 + - 化物語 + - 千石撫子 + - 阿良々木暦 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    801 = 783 :

    「うっ、ふうっ、う、うんっ、ふにゅ、ゆーっ、ふゅっ!」

    「真宵ちゃん……真宵ちゃん……」

    (真宵ちゃんの痛みやスナック感覚など忘れ、ぼくはぼくが擦れるたびに感じる快楽に夢中になっていた)

    「しっ、師匠っ? あのっ、ふっ!」

    「ぼくは師匠じゃない。阿良々木だ」

    「……阿良々木、さん」

    「なに、真宵ちゃん」

    「阿良々木さん、ふっ、真宵ちゃん、ちょっと、んっ、思い出してたですよ、うぁっ」

    「何を?」

    「あ、阿良々木さんと初めての会った……ひゃ、日のことっ」

    (ぼくと八九寺真宵の出会い)

    「覚えてる、ですか?」

    802 = 783 :

    「昔々のその昔――というほどじゃありません。ごく最近のことです」

    「私はお母さんの家に行くところでした。お母さんはお父さんと暮らせなくなったので、少し遠いところにいるのです」

    「ひとりでお母さんの家に行くのは初めてでした。普段お父さんはひとりで行くのは危ないからダメだと言っていました」

    「でもその日。学校で今日は母の日ですと先生に教えられて、お母さんに会いに行こうと決めました」

    「お花を買っていければよかったけどバス代がいくらになりかもわかりません」

    「だから一言おめでとうと言いに行きたかったのです」

    「何かがあったときのために、リュックにはたくさん荷物を詰めました」

    「初めてひとりでバスに乗った私は得意になりました」

    「けど元気だったのはそこまで。そのあとが大変だったのです。だってバス停からお母さんの家まではすごく道が長かったのです」

    「私は迷子になってしまいました」

    803 = 783 :

    「地図は持ってきましたが、使ったことがないのでよくわかりません」

    「バス停や公園にある地図と比べてみても、書き方が違うしどこがどこなのか」

    「そのうち、空も赤くなってきて、私は不安になりました」

    「でも、きっと泣いたら絶対にお母さんの家にたどり着けないと思っていたので、私は地図と道を一生懸命見ました」

    「そしたら、男の人が声をかけてきました」

    「どうした。道にでも迷ったのか」

    「私は男の人が怖くて、口をききませんでした」

    「知らんぷりをしていると、男の人がすごく落ち込んでいるみたいでした」

    「男の人が怒るところは見たことありました。でもがっかりしてるところは初めてでした」

    804 = 783 :

    「なんだかかわいそう。なんだかかわいい」

    「私は勇気を出して、男の人に道を聞きました」

    「残念なことに男の人も私のお母さんの家はわかりませんでした」

    「けど、一緒に探してくれると言いました」

    「それから、二人で赤い空が暗い空になるまでお母さんの家を探しました」

    「男の人はじゅけんせいとかで、毎日したくもない勉強をしていると言いました」

    「私も、勉強ができないのに毎日宿題をやっていると答えました」

    「その男の人と、h仲良くなることができました」

    「初めにお母さんの家をひとりで探していたときは本当は怖くて怖くてたまりませんでした」

    「お母さんの家につかない。自分が今どこにいるのかわからない」

    「でも、もう怖い気持ちはありませんでした」

    806 = 783 :

    「お母さんの家についたのはもう夜ご飯の時間でした」

    「お母さんは私が来たことにとってもとってもびっくりしていましたが、玄関で私を抱き締めてくれました」

    「男の人は、よかったな、と言いました」

    「私とお母さんは男の人の人にお礼を言って、お見送りしました」

    「家に入るとお母さんとたくさんおしゃべりしました。でも、私は半分くらいあの男の人のことを考えていました」

    「名前は教えてもらいましたが、言いづらくて舌を噛みそうでした」

    「だから、私は心の中で師匠と呼びました。先生みたいだけど学校の先生じゃないからです」

    「私が迷子にならないように一緒に道を探してくれた師匠」

    「また、会いたいな、と私は思いました」

    807 = 783 :

    (その後、八九寺真宵は浮遊霊みたいにあちこち歩き、また迷子になっているところぼくと再会した)

    「だっ、だから、真宵ちゃん、うあっ、阿良々木さんにまた会えて、う、嬉しくて」

    「ぼくも、嬉しいよ」

    「すきっ、阿良々木さん、だいすきっ!」

    (ぼくは何の気遣いもなく動いていた。真宵ちゃんを小さいお友達ではなく、どこまでも純粋にぼくへの愛を向けてくるひとりの女として見ていた)

    「う、あぁ、あっ、なんかっ、ふあっ、キモチイイ……ッ!」

    「真宵ちゃん、真宵ちゃん」

    (ぼくは射精した)

    808 = 798 :

    やれやれ

    809 = 783 :

    (ポケットティッシュで体液を拭き取り、服を着た。その合間にぼくらは何度もキスをした)

    「……阿良々木さん」

    「なんだ?」

    「アララララララララ木さぁーんっ!」

    「ぼくはそんなウェカピポな名前じゃないっ!」

    「失礼。噛みました」

    「本当かよ」

    「はにかみましたっ。 えへっ!」

    「可愛すぎるっ!」

    「大好きっ、歯並びさんっ」

    「まあ、歪んではいないようだな……」

    (愛が重い人とかいるみたいだからな)

    810 = 783 :

    (帰ってお風呂に入りたいということで、真宵ちゃんは帰ることになった。お父さんと二人で暮らす家へ)

    「でも、まだ帰ってきてないんだろ?」

    「はい。でも、お腹全体がだるいし、ちょっとベッドで寝たいですよ」

    (ぼくは余韻に浸っていたが、真宵ちゃんは既に現実に帰っていた)

    「そっか。送っていこうか」

    「いえ、大丈夫です。それに、帰り道にひとりで余韻に浸りたいのです」

    「あ、そうなんだ」

    「それから、今日はもう家に人がいるのですよ」

    「それじゃあ、もしかして」

    「えへへっ。今日はいいことが二つもあって、真宵ちゃん嬉しいですっ!」

    811 = 783 :

    「それではっ。真宵ちゃんは帰り道を行きますっ! アナル木さんっ!」

    「下ネタはやめろ!」

    「失礼。噛みました」

    「わざとじゃないだろうな……」

    「アナルナルナル~」

    「サクラテツ対話篇は読んじゃいけませんっ」

    「あははっ」

    「ううむ、やはりジャンプは基本的にオゲレツだからなぁ」

    忍野「その通り。勝利・友情・努力だけじゃない、エロ・グロ・ナンセンスもまたジャンプにおいて真なり、だからね。阿良々木くん、お楽しみだったねえ」

    「旅館の仲居みたいなこと言うな!」

    忍野「はっはー、阿良々木くん、随分元気だねえ」

    「いいことあったからな」

    812 = 783 :

    忍野「元気があるなら二回戦いけばいいのに。あの子、帰しちゃうのかい」

    「一応、初めてなんだぞ」

    忍野「これはこれは僕としたことが無粋だったね。でも、阿良々木くん、後戯のない男は嫌われるぜ。アフターケアが大事なんだ」

    「……わかったよ」

    (ここでぼくの携帯が鳴った。妹の月火からだった)

    月火「お兄ちゃん? 私のジョア飲んだでしょ!?」

    (何か大きい音がして、月火の声が聞こえなかった)

    「あ? なんだって!?」

    月火「だーかーらー、ジョア!」

    忍野「ああー、あれじゃあ即死だなぁ」

    (ノンキに言う忍野)

    (音が聞こえた方を見た)

    (どうしてでしょう。どうしてでしょう。本当に、どうしてなんでしょう)

    信号は、確かに、青色だったのに――

    (真宵ちゃんだったものが、地面に散らばっていた)

    813 :

    やはりバラバラになってしまったのだろうか……

    815 = 783 :

    「ま――――――真宵ちゃんッッ!!」

    忍野「まあ、待ちなよ、阿良々木くん」

    「離せよっ、忍野っ!」

    忍野「はっはー、阿良々木くん、本当に元気がいいね。でも、やっぱりちょっと元気よすぎ?」

    「何言ってんだよっ!! はやくっ」

    忍野「幼女ちゃんの元に駆けつけるかい? それとも救急車を呼ぶのかな。それならやめといた方がいい。無駄だから。ほら、ごらんよ」

    忍野「ここから見ても血の池地獄だ。少し離れたところにあるあれ、右腕じゃないか。あらら、千切れて飛んじゃったんだなぁ」

    忍野「ううん、体のほうは真っ赤かでよく見えないがペシャンコだね。内臓から脳は全部飛び出てるだろうし、骨なんか粉々だろう」

    忍野「おや、リュックサックは比較的潰れてないね。ぬいぐるみが入ってるからかな。はは、なんとも不思議な絵だな」

    (僕は言葉が出なかった。忍野がいくら詳細に描写しても、口から嗚咽しか出てこない)

    (八九寺真宵。迷子の少女。その最後)

    (僕はようやく、次の言葉を呟くことができた)

    「――なんで?」

    忍野「だって、あの子まだ死んでなかったろう?」

    Lost Child. Fake Mai Mai DEAD END

    816 :

    何コレ、何でこんなにつまんなくなっちゃったの・・・

    817 :

    イッた

    818 = 788 :

    誰か解説して

    819 = 783 :

    火憐「火憐だぜ!」
    月火「月火だよ!」
    月火憐「二人合わせてファイアーシスターズ!」
    月火「でもさーただの横文字だといまいちキマらないよねー。当て字がほしいよー」
    火憐「死線の蒼とか、傷んだ赤とかな!」
    月火「だから私達も当て字を考えたいっ!」
    火憐「閃きたいっ!」
    月火「炎の転校生とか炎の矢とかー!」
    火憐「うんうん!」
    月火「炎のチャレンジャーとか炎のマテリアとかー!」
    火憐「シスターズ関係ねー!」
    月火「ではここで予告編クイズー!」
    火憐「クイズー!」
    月火「ヤクルトは体内環境4000億の乳酸菌を育てますが!」
    火憐「ますが!」
    月火「4000億ってどんだけだよ」
    火憐「いや菌につっこまれても」
    月火「私破裂しないか心配だよ」
    火憐「いや菌につっこまれても」

    月火憐「次回! こよみハーレム・其の7!」

    火憐「もうスレ終わりそうだな」
    月火「ご利用は計画的にね」

    820 :

    さぁまた保守する作業がはじまるぜ

    最後はもちろん全員いっぺんにだよな?

    823 :

    もうよくわからん

    824 :

    最近のワンピースみたいだ
    シリアスとギャグの境目が分からん

    825 :

    コンバトラー

    826 :

    こよみチキンが発動して、せまりくる女体から逃げるんだろ?
    しえんう

    827 :

    そーいえばガハラさんは浮気は許してたよね
    浮気が本気になったらピーするとも言ってたけど

    829 = 798 :

    安価でセックスなんかしてまうからあかんかったんや…

    832 = 780 :

    作者同じだからって戯言ネタしちゃったら化物語しか知らない人がこまりますよっ!
    《サマータイム導入、ただし吸血鬼》みたいなっ!

    833 :

    >>832
    作中でも刀語ネタとかあるし大丈夫大丈夫
    むしろ今からでも遅くないから見ろ

    834 = 824 :

    っふ

    835 :

    八九寺と忍がかわいい

    836 :

    これ完結できるのか?

    837 :

     

    841 :

    このままだとスレが落ちるって聞いたのですが本当ですか?

    842 :

    >>1が書いてるわけでもないのにwなんで急に現れた人がすらすら書けるのww
    休憩中の西尾がみてるんじゃねーのwww

    846 :

    まだ未完かよ

    850 = 783 :

    ひたぎ「羽川さん?」

    「は?」

    ひたぎ「羽川さんが、どうかしたの?」

    「どうかっつうか――」

    (あれえ……なんか、このやりとり前にもやったような……)

    「――まあ、なんか、気になって」

    ひたぎ「ふうん」

    「ほら、何か、羽川翼だなんて、響きがいいじゃん」

    ひたぎ「そうかしら」

    「はねか『わ』とつば『さ』で韻踏んでるし、羽と翼ってどんだけ空飛びたいんだよ、みたいな」

    ひたぎ「空は飛べど鳥にあらず。羽だけなのね、不気味」


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