元スレ末原「こ、これが力なのか……!!」洋榎「どうしたんや恭子……」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
1 :
全国大会会場にて
実況『試合終了!清澄と姫松の準決勝進出が決まりました!』
姉帯「うわああああああん!!負けちゃったああああああああああ!!」ポロポロ
霞「ふぅ疲れたわ……」
咲「お疲れ様でした」ぺっこりん
姉帯「うわあああああああああああああああん!!」ボロボロ
末原「……」
咲「また一緒に打とうね!」
姉帯「う、うん……」グジュ
末原「……」トコトコ
2 :
ほう
3 :
久しぶりの改造だな
4 = 1 :
姫松高校控室にて
末原「ただいま戻りました」
洋榎「ごくろうさんやで!」
絹恵「お疲れ様です!」
由子「おつかれなのよー」
漫「すごかったですやん先輩!」
末原「そ、そうですか?」
洋榎「ナイス闘牌や!これで5年連続でベスト8や!」
末原「1位でバトンをもらったのに2位で終わって申し訳ないですね」ニタニタ
洋榎「かまへんかまへん!あの面子で2位は上等や!」
末原「えへへ……」テレテレ
ガチャン
赤阪「アミダくじ~アミダくじ~ひいて楽しいアミダくじ~♪」
5 = 2 :
代行可愛い
6 :
善野監督の改造は結局どうなったの?
7 :
洋榎~
8 :
福路美穂子ちゃんの美乳揉みたい
9 = 1 :
絹恵「あ、代行」
赤阪「すっえはらちゃ~ん準決勝進出おめでと~」
末原「あ、ありがとうございます!」
赤阪「まさかあの面子で準決勝行けると思わなかったで~、ヒヤヒヤものやったわ~」
末原「ハラハラさせて申し訳ありません」
洋榎「でも勝ったからええやーん」
由子「そうなのよー」
赤阪「勝ったには勝ったけどホンマええのん末原ちゃ~ん?」
末原「え?なにがですか?」
赤阪「あの倍満は宮永さんのおかげやで~、末原ちゃんはあの子の手のひらで踊らされたんやで~
なにか思うことないんすっえはらちゃ~ん」
末原「別に無いですけど……」
赤阪「え、ホンマに気にしてないん?!」
10 = 1 :
末原「ええ、まぁ」
赤阪「で、でも末原ちゃん!今回は勝ったやなくて勝たせてもらったんやで!悔しいとか思わないん?!」
末原「思いませんね、まぁ運が良かったなぁとは思いますけど」
洋榎「ラッキークッキーお好み焼きや!」
漫「そこはもんじゃ焼きでしょ」
洋榎「あんなゲボみたいなんどこがええんや!」
絹恵「汚いよお姉ちゃん……」
末原「そうだみなさん、準決勝進出のお祝いとしてもんじゃ焼きを食べに行きましょうよ、わたしがおごりますよ」
洋榎「ホ、ホンマか恭子!」
絹恵「先輩太っ腹!」
漫「ゴチになります!」
末原「ほな行きましょうか」
赤阪「す、末原ちゃん……!宮永咲を勝つための方法があるんやけど……!」
末原「間に合ってます、麻雀は時の運です、次こそは圧倒的に勝ってみせますよ」
赤阪「そ、そう……」
11 = 1 :
もんじゃ焼き屋にて
漫「ンマーイ!」ハッシュハッシュ!
末原「うん、なかなかいけますね」モグモグ
絹恵「いくらでもいけるね!」モグモグ
由子「初めて食べるけど美味しいのよー」モグモグ
洋榎「ま、まぁお好み焼きには負けるけどなかなかやな……」モグモグ
漫「ハムッ、ハフハフ、ハフッ!!」
洋榎「漫!がっつきすぎや!少しは遠慮というものをやな……」
漫「しょうがないですやん、こういう美味いもんこういうときぐらいしか食えへんのですから……」
末原「どんどん食べてください、何ならおかわり注文しますよ」
漫「ホンマでっか!やったー!!」ハッシュハッシュ!
由子「このパリパリも美味しいのよー」パリパリ
12 = 1 :
2時間後 宿舎への帰り道にて
洋榎「ああ食った食った!最高や!」
絹恵「満腹やね」
漫「ううう……気持ちが悪い……」
由子「食べ過ぎなのよー」
洋榎「見境なく食べるからこうなるんやで」
漫「すんません……」ウプッ
末原「準決勝のあともみんなで食べに行きましょう、もちろん決勝進出を記念して!」
洋榎「そうやな!また清澄のあいつに格の違いを見せつけたるで!」
漫「元中日の台湾人ですか……」
洋榎「その郭ちゃうわ!」
末原「ふふふ……」
絹恵「宿舎に着いたでー」
由子「ふぁああ、眠いのよー……」
13 = 1 :
宿舎にて
洋榎「ていや!」シュッ!
漫「ギニヤ!!こういうとこの枕は固いからやめてくださいよ!」
洋榎「こういうとこでの枕投げはお約束やーん、ほれ絹!」ビュッ!
絹恵「えい!!」スパッ!
洋榎「おおナイスキャッチや、藤ヶ谷ばりの好セーブやん」
漫「それて褒めてないですやん……」
由子「のよー……のよー……」ムニャムニャ
末原「主将、もう由子が寝てますし静かにしましょう」
洋榎「そ、そうやな、ほな寝よかー」
末原「電気消しますよ」カチャ
絹恵「お姉ちゃん……」ガサゴソ
洋榎「なんやまたうちの布団に入ってくるんか、絹は甘えん坊やなぁ」
末原「漫ちゃん」
漫「入ってこなくていいですよ」
15 = 1 :
洋榎「ぐがーぐがー」
絹恵「お姉ちゃん……」ギュー
漫「く、苦しい……」
由子「のよー……」ムニャムニャ
末原「ZZZ……」
洋榎「イチロー帰ってきてや……」ムニャムニャ
絹恵「お姉ちゃん……浮気は許さんで……」ギュギュギュー!
漫「痛い……痛いです……」
由子「のよー……のよー……」
末原「ZZZ……ん……」カッ
末原「ううん……トイレ……」スクッ
丑三つ時、末原恭子はふと眼を覚ました
末原「ふぁああ……」トコトコ
18 = 1 :
廊下にて
末原「ふぁああ……」トコトコ
末原「喉が渇いたな……」チャリン
ガチャコン
末原「うん……」ゴキュゴキュ
末原「ぷはぁ!やっぱコーラは罐に限りますね」
シーン・・・・・・
末原「やっぱ夜のホテルは静かですね、みんな寝てるんでしょうな」
末原「ん……」ゴキュゴキュ
末原「さてと……」カランコロン
コーラの罐をゴミ箱に放る
末原(わたしももうひと眠りしますか……)
自分たちの部屋へ戻ろうしたそのとき・・・・・・!!
『―――末原、末原よ……』
末原「え……」
23 = 1 :
『この声が聞こえるか末原よ……』
末原「だ、だれや!わたしを呼ぶのはだれですか!」
『屋上へ来るのだ末原よ……』
末原「何故ですか!あなたはいったい……!」
シーン・・・・・・
末原「……」
末原「何やったんやいったい……幽霊か?」
末原「……」
末原「取りあえず屋上に行ってみるか……」トコトコ
どこからともなく聞こえてきた声に導かれ末原は屋上へと赴くのであった
末原(行っても大丈夫やろか……しかし……)
危険だとは思っても気になってしかたがない、見えない力で引っ張られているようであった
末原「……」トコトコ
25 = 1 :
カツン・・・ カツン・・・ カツン・・・
末原「……」
ガチャン
末原「う……」
湿っぽい東京の風が末原の体に吹きつける……!
末原「だれですか?わたしをここへ呼んだのは……」トコトコ
末原「どこにいるんですか……出てきてくださいよ……」キョロキョロ
シーン・・・・・・
末原「どこや……」キョロキョロ
屋上全体を見回すが人はおろかねずみ一匹いなかった
末原「なんやだれもいないやん……気のせいか……」
末原「あ!あの代行のいたずらやな!きっと隠れてわたしをここまで寄こしたのでしょう!してやられましたね!」
末原が屋上を後にしようとした、そのとき……
末原「うわっ!なんやなんや!」
まばゆいばかりの光が突如として末原の目の前に現れたのだ……!
27 :
まさかハゲ専のグラーフさんが
28 = 1 :
末原「なんやこの光は……!」ヨロヨロ
『―――末原よ……』
末原「だ、だれや!そこ光の中にりのはだれや!」
『落ち着け末原よ……』
末原「漫ちゃんやな!こんないたずらして何が楽しいんや!怒りませんからさっさと出てきてください!」
『末原よ怖がらなくていい……私は宇宙からの使者だ……』
末原「う、宇宙からの使者?なんやそれ……やっぱ夢見てるんやろか……」
『夢ではない末原よ、私はお前に力を授けにきたのだ……』
末原「力?!」
『そうだ、宮永咲を倒すための近力だ―――!!』ピカーッ!
末原「な……!」
その刹那、光が末原を包んだのだ……!
末原「なんやこれは……力が……力が湧いてくるで……そうや……これで宮永咲に勝てる……
もう悔しい思いをしないで済むんや!」
末原「フフフ……ハハハハハハハハ!!!!!!!」
末原の笑い声が夜の東京に響いたのだった……
29 :
末原彰晃
30 = 2 :
尊師!
尊師じゃないか!
31 :
尊師言われても新尊師の方しか浮かばんようになった
32 = 1 :
そして数日後 準決勝当日 姫松高校控室にて
洋榎「ああもうとうとう恭子は戻ってこなかったで!」
絹恵「どこに行ったんやろな……」
漫「やっぱ宮永咲に負けたのがきつかったのかもしれませんね……」
由子「ああやって気を紛らわせてたのかもしれないのよー……」
洋榎「代行はまだ帰ってこないんやろか……」
絹恵「必ず末原先輩を探してきてくれるハズや……多分」
漫「いったいどこまで行ったんですか代行は……」
由子「八甲田山に行くって言ってたのよー」
漫「なんでまたあんなとこに……」
洋榎「ああもう始まるで!早く行き漫!」
漫「は、はい!」
33 = 1 :
数時間後
絹恵「みんなごめん……」ポロポロ
洋榎「泣くことあらへんやんようやったって!」
由子「そうなのよー大健闘なのよー!」
漫「原村、ダヴァン相手によくやったと思うで」
絹恵「みんな……」
洋榎「このあとは必ず恭子が仇を討ってくるハズや!安心し!」
絹恵「お姉ちゃん末原先輩は……」
洋榎「あ、そうやった、いないんやったな……」
由子「とうとう時間が来てしまったのよー……」
34 :
???「会場に核を落とすナリよ~」
36 = 1 :
漫「ホンマどこいったんですかね……」
由子「やっぱ警察に通報したほうがいいのよー……」
洋榎「取りあえず今日の試合が終わっても帰ってこなかったら警察に知らせよか……」
漫「まさか警察沙汰になるとは……」
絹恵「いったいどこにいったんやろ先輩……」ポロポロ
洋榎「絹……」
絹恵「うちもう麻雀のことなんてどうだって良い……末原先輩が無事でいてくれるなら……」ボロボロ
由子「絹ちゃん……」
洋榎「ああもう恭子いまにおるんや!」
ガチャン
赤阪「お、おまたやで……」ブルブル
37 :
ここまでテンプレ
40 :
なんで毎度山に向かうんだwwwww
41 = 1 :
洋榎「代行!」
赤阪「遅れてごめんな……」ブルブル
絹恵「どうしたんですか代行!体中氷まみれやないですか!」
赤阪「八甲田山まで行ってきたんや……凍え死ぬかと思ったで……」ブルブル
漫「ホンマに八甲田まで行ってきたんですか……」
赤阪「でもなんとか末原ちゃん見つけてきたで……」
洋榎「恭子は!恭子はどこにいるんや!」
赤阪「も、もうすぐ来るで……」ブルブル
カツン・・・ カツン・・・ カツン・・・
洋榎「いったいどうなったんやろ……心配やで……」
赤阪「あ、新しい末原ちゃんのお披露目やで……はっくしゅん!」
42 = 1 :
ガチャン
末原「……」
洋榎「あ!恭子!」
絹恵「せ、先輩?!」
由子「の、のよー!?」
漫「え……」
赤阪「どうや……おかしいやろ……」ブルブル
そこでみんなが見たものは……
末原「遅れて申し訳ありません、ただいま戻りました」
白装束を来て合掌している末原の姿だった……!
洋榎「なんや恭子その格好……なんのマネやいったい……」
末原「わたしは神です」
漫「なん……やと……」
44 = 1 :
末原「……」
洋榎「な、なに言うてるんや恭子は……ハハハ……」
絹恵「ナ、ナイスジョークだね……」
末原「ジョークではありません、わたしは神の力を手に入れたのです」
洋榎「神の力……恭子は神様なんか?」
末原「はい」
絹恵「先輩……」
由子「元阪神の八木?」
漫「それは代打の神様ですやん……」
末原「清澄を倒すためにわたしは神になったのです」
洋榎「えらい胡散臭いで……」
赤阪「あ、あ、あ、頭でも打っておかしくなったんやろ……へっくしゅん!ううう……」ブルブル
45 = 39 :
地味に毎回咲さんや対局相手の反応が楽しみなんや
46 = 1 :
絹恵「代行大丈夫ですか!早く着替えてください風邪引きますよ!」
赤阪「ごめんなぁ絹ちゃん……」ブルブル
洋榎「神様言うんやったら証拠見せてや!」
末原「わかりました、ではいまわたしの力を見せてさしあげましょう」パチン
末原が指を鳴らす、すると
赤阪「なんやなんや!急にポカポカしだしたで~」
由子「体中の氷が溶けだしたのよー!」
赤阪「ああもう心まで温かくなってきた~、ありがとうな末原神ちゃ~ん」
末原「どうです、わたしの力を信じてくれましたか」
洋榎「なんやすごいやないか……もしかしてホンマに……」
赤阪「あれ?どんどん体が熱く……!熱い熱い!なんや体中が焼けるように熱いで!あづいいいいい!!!!」バタバタバタバタバ!
漫「先輩やりすぎですよ!!」
47 = 1 :
赤阪「ハァハァハァハァ……」
絹恵「大丈夫ですか代行……」
赤阪「死ぬかと思ったで……」
末原「今まであなたが犯してきた罪に対する天罰です」
赤阪「うちがなにしてきたって言うんや……」
洋榎「恭子時間やで!はよ行かな!」
末原「わかりました、では行って参ります」
絹恵「うちらもついていきます!」
洋榎「せやな!ほな行こか!」
末原「ありがとうございます」
48 :
楽しみ
50 :
もう鬼太郎じゃなくてこっちの臨海でいいよ
みんなの評価 : ☆
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