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    元スレ暦「ジュースでいいか八九寺?」火憐「精神科いこうよ兄ちゃん…」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×5
    タグ : - ISグラハム + - 八九寺真宵 + - 化物語 + - 千石撫子 + - 阿良々木暦 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    152 = 22 :

    ひたぎ「あの子、なんていったかしら。ま、どうでもいいことだけれど」

    「ガハラさん! 頼む!あいつは見逃してやってくれ! あいつは無関係なんだ!」

    ひたぎ「安心なさいな。既に神原が回収して、今頃東京湾に沈んでいるわ」

    「神原! クソッ、あいつただじゃおかないからな!」

    ひたぎ「そのセリフは改めて本人に直接言うといいわ。あの子、喜ぶから。ところで、私そっちにお邪魔してもいいかしら阿良々木くん? お邪魔するわね」

    「今の質問意味なくね?」

    ひたぎ「よっこいしょ。ふぅ」

    153 = 140 :

    …ふぅ

    154 = 22 :

    ひたぎ「あぁ、どこかの馬鹿のおかげで無駄な時間と体力を奪われたわ」

    「あの、一応僕の意見を言いたいんだが」

    ひたぎ「阿良々木くん、私、おにぎり作ってきたの。ほら」

    「なぜここでおにぎり?」

    ひたぎ「今日、午後から一緒に勉強したあと、食べようと思って。食べさせてあげる」

    (見た目は安全そうだが……)

    155 :

    どんなに美味しいおにぎりでもトイレでは喰いたくない

    156 = 22 :

    ひたぎ「あっ、落っことしちゃったー」ボトッ

    「おい、わざとだろ。わざと落としただろ」

    ひたぎ「いっけね! てへっ♪」

    「活字詐欺やめて! てへって顔じゃないもん! ♪マークつくような声じゃないもん!」

    ひたぎ「あらあら、せっかくのおにぎりをトイレの床に落としてしまったわ。でも問題ないわね。はい」

    「おい、待て、やめろ、まさか」

    ひたぎ「めしあがれ」グイグイ

    「ふぐううぅぅ!?」

    ひたぎ「ほら、阿良々木くんの好きな便所味のおにぎりよ。バイ・家なき子」グイグイ

    157 = 145 :

    ひたぎいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!

    159 :

    流石すぎる・・・

    160 = 140 :

    何コレ興奮する

    161 :

    やっと追いついたなにコレ面白い
    まさか本人・・・!?

    162 :

    支援する勇気

    164 :

    西尾維新が下ネタやりたくてvipでやりましたみたいだな

    165 = 22 :

    「ひどいよぉ……もうおにぎり食べられないよぉ」

    ひたぎ「あらあら、私のおにぎり以外もう食べられないですって。うれしいわ。レパートリーを増やさなくっちゃ」

    「悪かった……僕が悪かったから」

    ひたぎ「阿良々木くんがなぜ自責の念にかられているのかわからないわ。ところで、さっきまで私ここで映画を見ていたの」

    「バイト初日からサボりかよ!」

    ひたぎ「とても久しぶりに恋愛映画を見たわ。泣けた。私、大感動。ヒロインに共感しました」

    「なんだその試写感想のテンプレは……ちなみに何を見たんだ?」

    ひたぎ「猟奇的な彼女」

    「そりゃ共感するだろうよ!」

    ひたぎ「やったぱり本場にはかなわないわね」

    「僕はお前以上に猟奇的な彼女知らないよ!」

    166 :

    本誌でやればいいのに

    167 :

    ひたぎ「ひどいことを言ってくれるわね。偏見よ、それ。私はこれ以上ないくらい模範的な淑女であると自負しているのに」

    「お前が自負と偏見って感じだよ」

    ひたぎ「ひたぎちゃんの淑女アピ~ル。ばふぱふぱふ^^」

    「なあ、活字詐欺やめて。^^ってキャラじゃないじゃん」

    169 :

    面白い

    170 :

    紫煙

    171 = 167 :

    ひたぎ「阿良々木くん、江戸川乱歩の『芋虫』は読んだかしら」

    「ああ、大昔に一度読んだよ」

    ひたぎ「芋虫というのは両手両足がなく、床をのたうちまわることしかできない男のこと。彼は戦争帰還兵なの」

    「あ、なんか思い出してきた」

    ひたぎ「おまけに顔もつぶれて会話もままならない。彼の妻は夫への愛憎そのままに介護をし、生活を送るわけ」

    「最後がけっこうブラックなんだよなー」

    ひたぎ「何が言いたいかというと、私は阿良々木くんが芋虫になろうとも添い遂げる覚悟があるということ」

    「とりあえず、ありがとう」

    ひたぎ「いえいえ。えっと、じゃあ、とりあえず右腕からきりましょうか」

    「ちょっと重い愛の告白じゃなかったの!?」

    172 :

    ひたぎさんガチで切り落としそうだ

    173 = 167 :

    ひたぎ「えっ、だって今のうちに保険をかけておいたほうが、後々楽でしょう?」

    「お前は保険の意味を調べ直せ」

    ひたぎ「どうせ芋虫になるならんだし、だったら、先に斬っちゃおっかな、て……」

    「僕が芋虫になるのはもう規定事項なんですか?」

    ひたぎ「うるさいわね。ウジ虫のくせに」

    「どこに行った淑女ー!」

    ひたぎ「大人しく私に解体されなさいよ。ウジ虫の解体新書なんて今さら価値があるとは思えないけど、笑い話くらいにはなるわよ^^」

    「僕の価値ってそんなもん!?」

    ひたぎ「はいはい、上腕と肩を出す出すー」

    「いやだああああ! こんな高坂先生ー!」

    ひたぎ「でーもそれって、僕の愛なのー」

    「いらないよそんな彼女の異常な愛情!」

    174 :

    右腕を切り落とす勇気

    175 :

    愛なら仕方ない

    176 :

    ドクロちゃんwwww

    177 :

    しえんた

    178 :

    うまいなあ

    179 :

    西尾先生がVIPに出没していると聞いたのですがここですか?

    180 = 167 :

    「ほんと、すみませんでした。勘弁してください。僕を傷つけないでください」

    ひたぎ「私は既に傷つけられたわ」

    「……」

    ひたぎ「安心して、阿良々木くん。腕の一本や二本なくても平気よ。SFちっくになりつつある原作に沿っていけば改造手術してもらえるから」

    「いよいよ人間じゃなくなるのか!?」

    ひたぎ「ロボコップみたいなサイボーグになったりしてね。そうするとCVも変更かしら。シュワちゃんの声が聴けるなんて、アフレコが楽しみだわ」

    「この年と見た目であの激渋声はきつい……」

    ひたぎ「私達の生活についても杞憂よ。きっとブレードランナー的な人と機械の恋愛話になっちゃって全国の袖を濡らすわ。あーマジ泣けるー」

    181 :

    182 = 167 :

    「本当にごめんなさい。もうガハラさんが傷つくようなことは二度としません」

    ひたぎ「別に二人の問題で傷つくのは構わないわ。だけど、今回はちょっと許せなかっただけ。ここは譲れないところなのよ」

    ひたぎ「阿良々木くん、私の人生はあなたと共に歩むためのもの。これは今年の春からあなたと過ごした数ヶ月の間に可決されたの。規定事項よ」

    ひたぎ「私は、あなたの命、人生が欲しいの。私のライフと等価交換でね」

    「お前、ここでハガレン読んだろ」

    ひたぎ「あら、わかった? ま、とにかくそういうこと」

    183 = 167 :

    「僕だって……お前とうまくやっていきたいと思ってるよ」

    ひたぎ「うまくやっていきたい、少し曖昧にして逃げられた気もするけど。まあ、いいわ」

    「じゃあ、ここを出たら、一緒に受験生になろうぜ」

    ひたぎ「ところで阿良々木くん、その汚ならしいものをずっと露出させてるという自覚はあるのかしら?」

    (はっ!? そうだった! しかもまだ紙で拭いてもいないじゃん!)

    「ガハラさん、悪いんだけど、紙、取ってきてくれる?」

    ひたぎ「ひたぎちゃんクイズ~。ばふぱふぱふ」

    「実はお気に入りのネタなのか?」

    185 :

    やっと追い付いた。西尾先生こんなところで何してるんですかw



    あとこのSSってどこに収納されるの?

    186 :

    支援www 収納先教えてくださいお願いします

    187 = 167 :

    ひたぎ「さて、私の左手には紙がありますが、右手には何もありません。けど、この右手はそれはそれは献身的で、10秒であなたを天国に連れていってくれます」

    「そ、それって……」

    ひたぎ「ちなみにどちらか一つしか選べません。さあ、今夜のご注文はどっち?」

    「……右で」

    ひたぎ「おお、勇者よ、紙を選ばないとは情けない。お前は欲に負けたのだ」

    「僕の欲しいのはそっちだからな」

    ひたぎ「そう。それじゃあ、右を選んだあなたに天国への階段を。せいぜいいい顔見せて頂戴、私のウジ虫くん」

    ひたぎ「そうそう、ウジ虫って傷の治療に使われるって知ってたかしら。マゴットセラピーというのだけれど」

    188 = 167 :

    「あはっ、ただいまぁー」

    火憐「……」

    月火「……」

    「あれあれえー。二人ともぉ、元気がないゾ!」

    火憐「うぜえ……」

    月火「お兄ちゃん、せんちゃんどうだった?」

    「あ? 千石? あぁ……あー。一緒に映画見たぜ」

    火憐「おい、兄ちゃんなんかくさいぞ」

    「あはっ、僕、紙じゃなくて天国への階段選んじゃったからさぁ。臭いのはめんごめんご! めーんーご!」

    火憐「くさいし、うざい! くさうざい!」

    月火「なんなの? 腹立つんだけど。ねえ、わざと? それわざと?」

    「さーって! 神原にTelしなくっちゃあ!」ピューン

    190 :

    語尾とか言い回しとか微妙に違うけど西尾降臨といわれても違和感がないくらい素晴らしい支援

    191 = 167 :

    神原「神原駿河だ。私は阿良々木先輩の言いなりだ」

    「お前、あのあと千石をどうした」

    神原「その声は阿良々木先輩か。昼間よりも高圧的に感じる。ふふ、いいぞ、私の被虐心が震えている!」

    「いいから早く話せよ」

    神原「千石ちゃんだが、阿良々木先輩を待っているところを半ば強制的に彼女の自宅まで運んだ」

    (きっと本当に運送って感じだったんだろうな)

    神原「しかし罪なお方だ。戦場ヶ原先輩のお怒りなど承知の上で千石ちゃんとカップル喫茶にしけこむとは」

    「カップル喫茶じゃなくて満喫だよ。なんで僕と千石でそんな欲望解放空間に行くんだよ」

    神原「しかし、近頃の満喫の利用客はそれが目当てのものたちも多いのだろう?」

    「そうかもしれないけど、僕と千石の間には何もなかったよ」

    神原「満喫なのに。マン、キツ」

    「お前ただ下ネタ言いたいだけだろ!」

    193 = 167 :

    神原「その戦場ヶ原先輩だが、さっき電話があった。うまくいったようでなによりだ」

    「あの……僕のこと何か言ってた?」

    神原「天国への階段を7秒で駆け抜けたと言っていた」

    「あ、そですか……」

    神原「私もはやい男は嫌だな」

    「えーっ。な、なにィ、やっぱり自分の足のほうが自信あるって意味かいィ?」

    神原「ふっ」

    (嘲笑された)

    194 :

    7秒!いやここはガハラさんがすごいのだと取っておこう

    195 :

    好きな子にされたら、まあ、あんまり長くはもたんだろ

    196 = 174 :

    7秒でいく勇気

    197 = 186 :

    むしろ7秒持ちこたえた理性

    198 = 167 :

    神原「戦場ヶ原先輩は強い人だ。問題が起こればそれを解決するために尽力する。まあ歪んだやり方であることが多いとは思うが」

    (まあ、こいつなんか無視されてたわけだしなあ)

    神原「一方で千石ちゃんだが、実はかなりあやふやな言い訳で連れ去ってしまったのだ。後で阿良々木先輩からもフォローしておいてほしい」

    「ああ、わかったよ」

    神原「あれは泣いてたなぁ」

    「ぐっ、気が重くなる。しかし、実際のところ戦場ヶ原には千石についてどうしろって言われたんだ?」

    神原「ん、猿ぐつわにして山に埋めてこいと言われた」

    「本気で消すつもりだったのかあいつ!! なんで僕はまだ無事なのか逆に怖くなってきたよ!!」

    199 = 167 :

    神原「だから千石ちゃんが無事だと戦場ヶ原先輩に知られたら、私は死ぬかもしれないな。アッハッハッハッ」

    「笑えねえ……」

    神原「しかし、恐らく阿良々木先輩も同罪だぞ。なにせ逢い引きしていた相手が生きていたのだ。不倫疑惑が再浮上する」

    「なにその泥沼劇」

    神原「つまりだ。私、阿良々木先輩、千石ちゃんの3人は戦場ヶ原先輩から身を守るための同盟、一種の運命共同体なわけだ!」

    「あいつ、僕の彼女のはずなのになんかもうターミネーターとかそういう扱いだよな。さっきまでヘヴン状態だったのに」

    200 = 184 :

    三分駿河


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