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    元スレ暦「ジュースでいいか八九寺?」火憐「精神科いこうよ兄ちゃん…」

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    みんなの評価 : ★★★×5
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    101 = 22 :

    撫子「いらっしゃい、暦お兄ちゃん」

    「おう」

    撫子「お迎え、ありがとう」

    (……今日の千石はニーソックスだ)

    (ガハラさんは普段制服姿以外で生足を見せてくれることなんてほとんどないのだけれど)

    (いやさ、八九寺のヒョロっとした幼女レッグとか神原の健康的で引き締まった足とかしょっちゅう見てるよ)

    (別に最近気が高ぶってるつもりはないし、だからなんというか、今みたいに千石の華奢だけど、どこかエロティックな足を見て心がざわついても僕の年齢を考えればごく自然というか)

    (別に欲情したとかじゃないんだな。うん)

    「じゃあ、どこ行こうか?」

    102 = 51 :

    はぁ……
    まじで忍ちゃん、平野なんだよな… はぁ…

    103 :

    合ってないよな…
    誰なら良かったんだろう

    104 = 22 :

    撫子「えっと、あの、あんまり人が多いところは嫌、かな」

    「そうか、じゃあカラオケでも行くか?」

    (しかし絶対領域っいいなあ)

    撫子「か、かか、カラオケ!? だ、だめだよ、撫子、歌へただし……あ、でも暦お兄ちゃんが歌ってるところは見たいな」

    「いや、僕もあんまり褒められたもんじゃないけど。でも千石の声って僕好きだぜ」

    (しかし黒のニーソックスってやっぱいいもんだなあ)

    撫子「へえっ!? す、すすすっ、好きって!?」

    「僕、声フェチっぽいところがあるんだけどさ、千石の声って声優の花澤香菜にそっくりでいいよ。あ、ひくなよー」

    撫子「ひっ、ひいてないおふっ!?」

    (噛んだか)

    105 = 22 :

    「じゃあ、歌がだめならラップはどうだ? 最近はけっこうマニアックな歌が入ってる機種が多いらしいぜ」

    撫子「暦お兄ちゃん、ラップだってすごく技術がいるんだよ。ただしゃべってるだけじゃないんだよ」

    「へえ、そうなのか」

    撫子「そうだよ、ラッパーの人はみんな毎夜フリースタイルバトルを繰り返して、スキルを磨いて、ついにゲットーから飛び出してきたんだよ」

    「まさか千石にラップについて諭されるとは」

    撫子「あ、ご、ごめんなさい、偉そうに喋っちゃって……」

    「いや、いいんだよ。でもますます千石のラップが聴きたくなってきたなあ」

    撫子「……どっ、どうしても暦お兄ちゃんが聴きたいって言うなら、撫子、いいよ」

    「えっ、マジで! やったー!」

    107 = 22 :

    撫子「じゃあ、いくよ?」

    「どうぞ」

    撫子「暦お兄ちゃん、見ててね。撫子のこと、ちゃんと見ててね」

    「まかせとけって」

    撫子「……せーのっ」


    撫子「電気ビリビリデジタルDG」

    撫子「今だに生身じゃ恥ずかしい、君の」

    撫子「頭の中にはICあるか、俺の頭にゃLSI」

    撫子「頭もピッカリLED、ヒューズもぶっとぶ高圧電流」

    撫子「DG自慢のリズムマシーンは、消費電力7000わっと!」

    108 = 22 :

    撫子「ふうっ……どうかな?」

    「電気グルーヴの電気ビリビリかよ! 僕はてっきりHALCALIみたいなかわいいやつとか、ゴツいギャングスタラップを想像してたよ!」

    (えーと。一応解説すると、ヒットする以前の電気グルーヴの初期の曲で、まだこの時期はヒップホップと分類されることが多かったんだよな。実はちょっとしたアンチTKな歌詞だったりするのだ)

    撫子「ライブで篠原ともえさんともデュエットしたこともあるんだよ」

    「よく知ってるな千石! もう僕がピエール瀧やるから二人で歌おうぜ! 富士山とかも!」

    撫子「でも、石野卓球さんがいないよ……」

    (卓球派だった。レイヴ娘千石)

    109 = 66 :

    もっと駿河を出せー!なでことかどうでもいいんだよー!

    110 :

    なでこかわいいちゅっちゅ

    111 :

    >>109
    好き嫌いがあるのは仕方ない事だけど
    好きじゃないキャラをディスるなよ

    112 = 22 :

    火憐「火憐だぜ!」

    月火「月火じゃないよ!」

    火憐「じゃああたしの隣にいるのは誰!?」

    月火「てなわけで、お兄ちゃんの後をつけてきたんだけど」

    火憐「兄ちゃんは心を患っているからな。誰かを不幸にしないか心配になったんだぜ」

    月火「それにしても、せんちゃんがせっかくアタックしてるのに、お兄ちゃんまるで気にしてないみたいね」

    火憐「私達妹を苛めるような鬼畜兄だからなー。きっと脳の中の恋愛を司る中脳ってやつに異変が起こってるんだ」

    月火「ドーパミンが分泌されるとかねー。でも体の中の化学反応が恋愛の正体だなんて、ロマンチックとは言えないねー」

    火憐「結局、恋愛なんて勘違い! いわば偽物なんだぜ」

    月火「おお! なんか醒めちゃってる大人な意見! なんかあったの火憐ちゃん?」

    火憐「兄ちゃんのせいで、彼とギクシャク。気分は毎日介錯だよ!」

    月火「お怨みいたしますー!」

    113 = 22 :

    火憐「おっ、移動するみたいだぜ」

    月火「結局カラオケに行くのかな。せんちゃんがんばれー」

    火憐「よしよし。そう、そこだ! そこで腕をまわすんだ!」

    月火「『ご、ごめんね。でも、こうしないと自転車から落ちて危ないし。二人乗りだし……』かな?」

    火憐「おお、読唇術」

    月火「ほらほら、火憐ちゃん。私達も移動しよ」

    火憐「うーん。兄ちゃんと最後に2ケツとかいつだったっけ」

    月火「火憐ちゃんさー。けっこう、ブラコンだよね」

    火憐「おいおい、私より5センチも背が低い兄ちゃんだぜ? 兄妹として心配はするけど、度を超えた感情はない」

    月火「だって前にヤる寸前だったしー」

    火憐「いや、あれは違うんだよ、differentだよ。あれは歯磨きしてたらああなるよ。自然だよ」

    114 :

    羽川好きだったけど、羽川語りはちょっとキモかった。





    117 = 22 :

    火憐「カラオケじゃなくて、漫喫に来たか」

    月火「まあ私達学生が手軽に二人きりになれるところってここしかないよね。ホテルって高いし」

    火憐「えっ、ちょっと待って。今日そこまでいくの?」

    月火「当たり前じゃあん。いくよ、いくよ、イキまくりだよー」

    火憐「うわあーっ! 月火ちゃんが下ネタにいっちゃったー!」

    月火「火憐ちゃん、二人が入った隣の部屋、空いてたよ」

    火憐「うぅ、妹がスレてしまった」

    月火「自分だってお兄ちゃんにズコズコシャコシャコやられて、アヘアへしてたくせに」

    火憐「ねえ、だからあれは違うんだって。月火ちゃんも一度やってもらうといいよ」

    月火「今の火憐ちゃんはキャラ違うよ」

    火憐「ありのまま起こったことを話すぜ。あたしは歯を磨いてもらっていたはずが、実の兄に押し倒されていた……」

    火憐「何を言ってるかわからねーとは思うが、あたしも何をされたのかわからなかった……」

    火憐「吸血鬼とかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ……」

    118 = 22 :

    「普段あんまり来ないけど、二人入るとけっこう狭いな」

    撫子「な、撫子、もっとつめるから、暦お兄ちゃんもっとくつろいでいいよ」

    「いいよいいよ。ところで千石。お前漫画好きだったよな。今日も何か目当てのものがあるのか?」

    撫子「そんなに読んでないよ。私、普段は文庫本読むことのほうが多いし。昨日は柄谷行人を読んでたよ」

    「へえ、だから千石は博学なのかー」

    (とはいえ、今の千石に妙な知識人アピール、もっといえば「私、できる女なの」的なものを感じてしまうのはなぜだろう)

    (うーん、僕の卑屈な部分がそう思わせているんだろうな)

    (なんたって、友達の兄貴からの遊びの誘いにのってくれるような、いい子だからな)

    120 = 22 :

    撫子「暦お兄ちゃん、映画、見よ」

    「ああ、いいよ。何の映画だ?」

    撫子「これ」

    (と言って千石が差し出したのは、フランスのなんとかってミュージシャンが主演してる映画で、女優の奥さんがヒロイン役の夫婦共演作品だった)

    (ギャングの男とアメリカから遊びに来た女が知り合い恋に落ちたあげくの逃走劇)

    (全体的に退廃的なムードが漂っていて、僕は正直この手の気取った映画は苦手)

    (それでも眠らずに見続けられたのはとにかくよくラブシーンがあったからだ)

    (いや、僕を責めないでほしい。思春期の男子高校生としてはここがピンポイントなのだ。隣で見てる千石が気になったけど……)

    (なんかさっきから視線を感じるんだよな)

    (千石はさっきから妙に太もものあたりをモジモジさせているが、トイレに行きたいのだろうか)

    121 = 22 :

    火憐「隣の部屋が確保できたのはいいけど、静かだな」

    月火「ずっと会話もないってことは映画見てるのかな。って火憐ちゃんちゃっかり漫画読んじゃってるね」

    火憐「兄ちゃん、ゾンビ屋れい子売っちゃったじゃん。あたし最後まで読んでなかったんだよ」

    月火「あー。ちょうどあの頃、家でまったく口聞いてなかったよね」

    火憐「だって兄ちゃん、『貴様らと言葉を交わすと、口頭器官がメルトダウンを起こす』とか言うほど中2病真っ盛りだったんだぜ」

    月火「やばかったよねー。あれは」

    火憐「貴様ら、だぜ? どんだけー」

    撫子「あっ、ご、ごめん暦お兄ちゃん!」

    「おっ?」

    122 :

    これは……

    123 :

    エロいな

    124 = 22 :

    撫子「けほっ、けほっ。ごめん、ごめんなさい……」

    「いや、僕はいいけど千石大丈夫か?」

    (むせたのかな。しかし、千石の吐き出したコーラが僕の股間にかかってしまった)

    「慣れないとこ(漫喫)だから、緊張したのか。なんてな、ははっ」

    撫子「ごめんなさい……びしゃびしゃに、なっちゃったね」

    「あー。とりあえず早く拭かないとちょっと臭いかもな」

    (衣類に水をこぼすと、いかにもな臭いがしちゃうんだよなぁ)

    撫子「な、撫子が、きれいにしてあげるね……」

    125 = 44 :

    ほうほう

    126 :

    ふむふむ

    127 = 67 :

    続けて

    128 = 22 :

    月火「せんちゃん、咳き込んでる……」

    『慣れないとこだから緊張したのか。なんてな、ははっ』

    撫子『ごめんなさい……びしゃびしゃに、なっちゃったね』

    火憐「おい、ちょっと待て。隣の部屋で一体何のオリエンテーリングが始まったんだ。びしゃびしゃって何が?」

    月火「お兄ちゃんの『ははっ』って笑い、めちゃめちゃ腹立つんだけど」

    撫子『撫子が、きれいにしてあげるね』

    火憐「ヘイヘイヘイちょっと待てよブラザーズアンドシスターズ!」

    月火「きつい! 予想以上に身内の情事きつい!」

    撫子『んっ……よいしょ……』ゴシゴシ

    火憐「ひいいいいい! やめろおおーやめてくれえぇーっっ!!」

    「ちょ、千石、待って……うっ」

    月火「うげぼおおおおおげろげろげろ」

    129 :

    なるほど

    130 :

    吐くほどかよ
    そして井口の素が再生された

    131 = 22 :

    撫子『きれいになった、かなぁ』

    『うまいなぁ、千石(染み抜きが)』

    火憐「クソッ……壁殴っちまった」

    月火「あきまへん! あきまへんでええ!」

    『これなら、洗濯のプロになれるぜ』

    火憐「ソープか! ソープなのか!」

    月火「イアン・ソープ復帰! イアン・ソープ復帰! これはメダルきたでええ!」

    『あ、おまえも少しかかってるぞ。今、とるから』

    撫子『ふえっ、お、おまえって、おまえって……ふぁ、あああ……』

    火憐「壁殴り代行始めました! 火憐ちゃんは壁殴り代行始めました!」

    月火「ああ、不死鳥が見える……」

    134 :

    世間的には独り言ばかり喋って危なくて、彼女がいるのに妹の友人である女子中学生に手を出し、さらに妹まで犯そうとした男になるのか
    胸熱

    135 = 22 :

    「あ、そろそろ時間だな」

    撫子「あ……」シュン

    「ん。どうしたんだ千石?」

    撫子「ううん、なんでもないよ」

    「漫喫も案外面白いな。ジュースおかわりできるし、漫画・映画もあるし。その点ファミレスより有意義にすごせる気がする」

    撫子「今度は、撫子、もう少し広くて長く休めるところがいいなぁ。ベッドもあったりして」

    「うーん、そんなに都合いい場所あるかなー」

    撫子「そこにはね、カラオケもゲームもあるんだよ」

    「なんだって! まるで天国じゃないか!」

    撫子「今度、撫子が連れてってあげるね。その天国へ……」

    「わぁ、千石といると楽しいことばかりだなぁ」

    136 = 74 :

    >>134
    クラスメイトをパジャマ姿でお散歩プレイも付け加えてくれ

    137 = 22 :

    「千石、ちょっとトイレに行ってくるよ。外で待っててくれ」

    撫子「うん。撫子、待つよ。いつまでも待つよ」

    「(いつまでも?)おう」

    「あ、すいません、トイレってどこですか?」

    ひたぎ「そちらの突き当たりにございまーす」

    「……」

    ひたぎ「ご利用ありがとうございましたー」

    「……」

    「……どうもー。さーて、トイレトイレっと」

    138 = 74 :

    いやいやお互いスルーするなよwww

    着々と包囲網が完成してるな

    139 = 44 :

    お父さんの仕事ってwww

    140 :

    ひたぎさん大好きなんだけど大人しくなって空気化するって聞いてから怖くて原作読めない
    全部買ったんだけどまだビニールついてる(´・ω・`)

    141 = 74 :

    >>140
    大丈夫、ただ文房具持ち歩かなくなってデレるだけだから


    ガハラさんかわいい

    142 = 22 :

    「うぅ、大、大」ガチャ

    「ふぅー……」

    「……」

    「おい待てよどうなってんだよなんでガハラさんがここにいるんだよ」

    「まさか神原の密告を聞きつけて僕を抹殺に」

    「……いやーないない。ないでしょー。だって僕ガハラさんの彼氏ですよー」

    「もう、僕らAもBもC抜きでZまでいっちゃった? みたいな?」

    「それがなーんで抹殺なんてされるんだよー」

    「きっとさーあれだよー。さっきの子も他人の空似だよー。みーまーちーがーい」

    「カギカッコの前に『ひたぎ』って書いてあった気もするけど、あれも『ふたぎ』の読み間違いだな、うん」

    「あははははー。よみまつがい! バイ・糸井重里」

    143 = 140 :

    >>141
    よし、封印解くか…

    144 :

    単純に出番減るだけだな
    てか西尾の羽川プッシュが強すぎる

    145 :

    え、なにこのSSクオリティ高くね
    月火ちゃんといちゃこらさせろセックスさせろ

    146 = 132 :

    偽物語は出ないけど猫物語で出る>ひたぎ

    147 = 145 :

    忍ちゃんマジかわいい
    羽川ちゃんマジおっぱい
    撫子ちゃんマジ淫乱
    月火ちゃんマジ妹

    148 = 22 :

    「あれ、紙がない……」

    ひたぎ「青い紙がいい? 赤い紙がいい?」

    「うわあああああああああああああああああ!!」

    ひたぎ「どうしたの、阿良々木くん。まるで映画『シャイニング』でジャック・ニコルソンに追い詰められたみたいな顔して」

    ひたぎ「それとも、私が男子トイレの個室のドアによじ登って、あなたを覗きこんでいることに驚いているのかしら」

    「ははっ……ガハラさん、なんで漫喫にいるんだ?」

    ひたぎ「あら、言ってなかったかしら。私、3時間14分23秒前からここの新人アルバイトなの。以後よろしく」

    「ちょうど僕らが入店した時間からですね……」

    ひたぎ「僕ら。僕らねえ」

    150 = 145 :

    「じゃったら儂のこと好きっていって?」


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