のくす牧場
コンテンツ
牧場内検索
カウンタ
総計:127,057,083人
昨日:no data人
今日:
最近の注目
人気の最安値情報
    VIP以外のSS書庫はSS+をご利用ください。

    元スレ暦「ジュースでいいか八九寺?」火憐「精神科いこうよ兄ちゃん…」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×5
    タグ : - ISグラハム + - 八九寺真宵 + - 化物語 + - 千石撫子 + - 阿良々木暦 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
    ←前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitter

    351 = 311 :

    僕のオールドファッションも如何ですか?

    352 = 343 :

    「んあっ……え、なんだその食べ方」

    (羽川はポケットティッシュを一枚膝の上に広げて、そこでポン・デ・リングの球を一つ一つちぎって食べていた)

    「そんな食べ方してるやつ初めて見たぞ」

    「せっかく数珠状になってるんだし、それを一つずつ食べたくならない? それともこれは女子的な食べ方なのかな」

    (ちなみに。うちのでっかい妹、忍は共にばくばく豪快に食べる派。下の妹はドーナツを口にくわえたまま数十分はぼーっとしてるダラダラ派)

    「ふうむ」

    「阿良々木くんもかなり独特だよね。一ヶ所先に食べてポン・デ・リングを引き伸ばしたあとに、先からちまちま食べてる男の人もなかなかいないんじゃないかな」

    「え、普通だろ? 男子的に」

    (このほうが長く楽しめる気がするし。あと口から長いものがブラブラしていてドキドキするのだ)

    353 :

    ハニーオールドファッション食べたくなってきた

    355 = 343 :

    (なんだかなぁ)

    「……」

    (羽川の食べ方が気になる。いや、ちぎるとかはもういいんだけど。諸動作というか)

    (ちぎったポン・デ・リングのつまみ方とか、口許への運び方とか)

    (あむっ……とそれを口に放りこむところとか)

    (伏し目がちな表情で食しているところが妙に色っぽくて様になっている)

    (羽川って、まつ毛、長いんだなぁ。今までメガネだったから気づかなかったけど)

    (イインチョーキング、羽川翼。そのポン・デ・リングを食べることでさえ、他と一線を隠していた)

    (だってさあ、すごいよ、この絵)

    (ここまで艶やかにポン・デ・リングを食べる女がいるだろうか。いや、いない。羽川翼、恐ろしい子っ)

    357 = 343 :

    「おいしいね」

    「……」

    「あ……あー。やっぱり、手がベトベトになっちゃった」

    「……」

    「ちょっと、水道で手洗ってくるね」

    「……」

    「お待たせー。じゃあ、続きをしましょうか」

    「うん。さっき羽川、おっぱいが八杯とか言ってたけど、エロキャラいけると思うよ」

    「どこからその認知に至ったの!? あとおっぱいが八杯なんて言ってない!」

    「だって、ねえ、みなさん?」

    「どこのみなさん!?」

    358 = 295 :

    俺もそう思います!

    359 = 343 :

    「だっていちいち動作がエロいんだよ」

    「ただポン・デ・リング食べてただけだよ。手に砂糖がついちゃったから洗いにいって」

    「羽川、ドーナツ食べたら喉かわいたろ。はい、コーヒー」

    「ありがとう。いただくね……んっ……んっんっ……ぷはぁ」

    「ほらやっぱりエロキャラだよ。なー。みんなも見たよなー」

    「先ほどのセリフには私の意図とは違うものに改竄されていますっ! 即刻訂正をお願いしますっ!」

    360 = 343 :

    「なにもお前のエロさは行動に限ったことじゃないんだぜ。ヴィジュアルもだ」

    「阿良々木、女の子の容姿についてそういう言い方するのは立派なセクハラよ」

    「みんなには見えないかもしれないが、実は今羽川は超キワキワのスーツを着ている。フィフス・エレメントのやつ」

    「私には制服にしか見えないよ!?」

    「オレンジ色のショートカットでカラーコンタクトをしています」

    「確かにショートにしたけどっ! コンタクト入れてるけどもっ!」

    361 = 345 :

    わろた

    362 = 343 :

    「阿良々木くん、私を苛めて楽しい?」

    「お前を苛めるのが楽しいんじゃない。羽川と性的な話をするのが楽しい!―――僕はドヤ顔でそう言った」

    (なんてたって、僕と最初におっぱいトークをした女子(実務込:失敗)だからな!)

    「ふぅーん。そうですかそうですか。阿良々木くんは私をそういう目で見ていたんですか。じゃあ、私も色々解放しちゃおうかな」

    「解放?」

    「まず、手始めに、見知らぬおじさん誘惑しようかな」

    「なっ、なにぃっ!?」

    363 = 343 :

    「そうだなー。ブルース・ウィリスみたいに禿げたおじさんがいいな。そこさえクリアすれば誰でもOK」

    「はやまるな羽川! その条件では大多数の日本のおじさんが当てはまってしまう!」

    「一緒にプリクラ撮ったりして恋人気分を味わってさ」

    「それは10年前のテレクラだ!」

    「そしてホテルへ行き……私はそのブルース・ウィリスに体を捧げるのです」

    「ぐああああー! どうしても名前だけブルース・ウィリスの日本のサラリーマンしか浮かばねえええ!」

    「さよならー私の純潔ー…………私はルララ宇宙の風にのる」

    364 :

    え?
    バサ姉眼鏡じゃなくなっちゃったん?ショートになっちゃったん?


    え?

    365 = 295 :

    >>364
    一連の事が終わった後の事だろ
    原作には髪切ったって書いてあったぞ

    366 = 343 :

    「ふっふっふっ……初めてですよ。僕をここまで追い詰めた羽川さんは」

    「フルパワーまで出させないでね。これ以上言ったら、阿良々木くんがどれだけ傷つくのか私にもわかわないんだから」

    「まだ……上があるのか」

    (これ以上されたら、明日から羽川と目が合わせられなくなりそうだった)

    (僕の中のアニマが羽川の放つ言葉のRPGで破壊されたビルのように粉々に砕けちってしまうぜ。イマジンブレイカー、羽川翼)

    「まったく。阿良々木くんが余計な話するから、本題に入れないよ」

    「だって! だって! 羽川がおっぱいとか言うんだもん! 始めにおっぱい言ったのだーれだ。羽川だ! 僕は悪くないやい!」

    367 :

    傷物語がすきすぎて5回目読んでるんだが早く鬼物語ほしいよ。

    後ヒタギエンドが最終巻らしいけどやっぱ結婚とかすんのかね。

    368 :

    >>367
    マジレスすると蟹=キャンサー=ガンで死ぬ

    371 = 343 :

    「言ってないよ」

    「いーや! 言った、いったね! 見ろ>>343を!」

    「あーほんとだ」

    「羽川、さしつかえなければ教えてほしい。裁判で悪いようにはしない」

    「私、何か悪いことしたかな……」

    (そう言うが、羽川の胸はゴールデンウィーク以来第一級犯罪モノだと思っている僕。クリミナル・ワン。いや、あるから2つツーか?)

    「それは……お恥ずかしながら、私もちょっと気が緩んでいたというか」

    「んん?」

    「その……私も、思春期ですので、体を持て余すこともあるのです、はい」

    「ほうほう」

    「それで、つい、口がすべって……もぉ、こんなこと言わせないでよぉ」

    (と言って顔を真っ赤にし、しおれる羽川。正直、萌える)

    372 = 343 :

    (しかし、羽川が気が緩んでいた? どういうことだろう。いくらかの変革を経たとはいえ、羽川がそんなミスをするだろうか)

    「もう、いいでしょうか?」

    「ああ、楽にしてくれていい」

    「もうっ。話があるんじゃなかったんですかー」

    「ああ。忘れてた。おっぱいで」

    「話がズレすぎだよ!」

    「ほら、ボインボインって擬音があるじゃないか。話の軸が左右に揺さぶられたんだな」

    「もーやだよーおっぱい談義ー」

    「まあ、目が離せないっていうか」

    「ねえ、今私のどこ見てるの」

    「ノドボトケ」

    「女の子にはないよ」

    「ああ、突起物だから錯覚しちゃった。それに二つあるな」

    「私そろそろ怒っていいと思うんだ!」

    373 :

    怒っていいよぺろぺろ

    374 = 343 :

    「はいはい、本番いきまーす」

    「チッ、強制的におっぱいトークを中断するつもりか」

    「サン、ニイ、イチ!」

    「今日の昼間なんだけどさ」

    「うん」

    375 :

    ほうほう

    376 :

    出たな「スキル・章変えリセット」

    378 :

    「妹の友達と遊んでたんだけどさ」

    「うん」

    「まあ、昔から知ってるし、もうひとりの妹みたいなもんだけど」

    「うん?」

    「それで、そいつが『彼女いるの?』って聞いてきたんだ」

    「……」

    「それで、僕は『いない』って答えちゃったんだ」

    「いるのにさ」

    「……」

    「なぁ、これってどういう心理なんだと思う?」

    379 :

    羽川のおっぱいにむしゃぶりつきたい

    380 = 378 :

    「……」

    「……」

    (あの、さ。ちょっと前に怖い絵って流行ったじゃん。綺麗なんだけど見てると不安になってきたり、絵の内容が実は恐ろしい場面だったり)

    (今の羽川はそんな感じだった)

    (聞く側としての表情、姿勢は共にいつもの心強い、唯一無二、シンクタンクのスタンドプレー、僕の恩人羽川翼ではある)

    (怒った顔じゃないんだよ? でも、なんていうか……)

    (ギャルゲーをやったことのない女子が、深夜たまたまアニメ化作品を見てしまい、主人公のあまりの節操のなさに空いた口が塞がらないほど呆れ怒り)

    (部屋中のクッションを引きちぎり、腹いせに友達に空メール100件送り、真夜中の住宅街で主人公への罵詈雑言を朝までぶちまける)

    (といえばこの怖さが伝わるだろうか)

    (怖い羽川だった)

    381 :

    むしゃぶりつきたいに羽川のおっぱい

    382 = 378 :

    「なあ……」

    「いやいやねーから」

    「羽川!?」

    「阿良々木くん、まず、妹の友達ってことはその子は火憐ちゃん月火ちゃんと同い年だよね」

    「あ、ああ……」

    「次に、妹の友達と遊ぶ。まあ少数派だとは思うけどそういう人もいるだろうね」

    「だけど阿良々木くんは戦場ヶ原さんという彼女がいる。恋人のいる男の人が妹の友達の中学生と遊ぶ。これはさっき以上に少数派だれうし、周りから見たら異常だろうね」

    「い、異常……」

    383 :

    まぁ普通はねーよな

    384 = 378 :

    「そして、その子から『彼女いないの?』と聞かれる。阿良々木くんの答え、『いないよ(キリッ』」

    「……」

    「おかしいね。戦場ヶ原さんはどこにいったのかな。何かがあって破局? それともボリス・ヴィアンみたいに肺に花が生えて死んじゃったのかな? それなら本当に悲しいよね」

    「そ、そのう……」

    「阿良々木くん。不思議なことに阿良々木くんの周りにはたくさん女の子が集まってくるけど、こういう不誠実なことはしない人だって、私、信じてたんだ」

    「あ……あ……」

    「もうさ、幻滅、だよ。信頼がた落ち。リーマンショックレベルだよ」

    「ご、ごめ……ごめんなしゃい、ひっく……」

    「私に泣いて謝るのはちがうでしょう?」

    385 :

    これはどう考えてもロリリ木さんが悪い

    386 :

    僕も呆れた目で見られたあと罵られたい

    387 = 378 :

    「戦場ヶ原さんがどんな思いをすると思う?」

    「が、ガハラさんはぁ……怒ってたけどぉ……うぅ」

    「阿良々木くん、情けない泣き声出さないで。ちゃんとしてよ。出来損ないの萌えキャラみたいだよ?」

    「うっ……ううぅー」

    「繰り返すけど、ホントに幻滅だよね。イマジンブレイク。わたしのげんそうはぶちころされましたー」

    「羽川! お願いだからもうやめてくれ! 僕はお前に見捨てられたら生きていけないよ!」

    「どーせ他の女の子にも似たようなセリフ言ってるんだろうね。最低だよね。底が深すぎて深淵って感じ。私に這い寄ってこないでね」

    388 :

    キツイ・・・

    390 :

    みてるぜ

    391 = 378 :

    「あーあ、こんなこと聞く前までは『私のいやらしいおっぱいをモミモミしてください・アゲイン!』を発動しようと思ってたのになぁー」

    「うそ……」

    「ほんと。阿良々木くんがあまりにもおっぱいに飢えてるみたいだったからさ」

    「クソッ! クソッ! ばかっ! 僕のばかっ!」

    「だいたいさー。いくら私が寛容だからってタダでおっぱい談義につきあうわけないじゃん。女の子からのサイン、見逃してるよ。あ、でも中学生からのサインには敏いのかな。やだ、ロリコン?」

    「やめろ……そんな蔑むような目は……」

    「そっかー。そういうことだったんだー。じゃあ私みたいないやらしいおっぱいよりも、そりゃあ未成熟発展途上がいいよねー。キモッ」

    「ぐあああああああああ!!」

    「これから二度と話しかけないでね。私、あなたのことが嫌いです。バイバイ、あらりるれろくん」

    「ぼくの……名前は……ラ行じゃなあい……」

    「失礼。あなたの心を噛みました。にゃーんて。にゃはははははははははははは」

    392 :

    これは面白い
    存分に続けなさい

    393 :

    このタイトルからこの羽川を誰が想像しただろうか



    支援

    394 = 378 :

    「……にゃ?」

    「ははははははは! はっ! やべやべ」

    「……おい、矢沢あいの漫画を言ってみろ」

    「にゃ、にゃにゃ?」

    「紅白に出場した声優は?」

    「水樹にゃにゃ」

    「風の谷の?」

    「にゃうしか」

    「……」

    「……」

    「いつからだ」

    「あれ、人間!? 久しぶりだにゃあ。最近マジどうしてたにゃ?」

    397 = 378 :

    「てめ、ふざけんなよ? てめ、ふざけんなよ?」

    「と、とばっちりだにゃあ。俺、今来たとこだし。ほら、名前の表記もご主人から猫になってるにゃあ」

    「は? は? は?」

    「うっ、ど、どつかないでほしいにゃ……」

    「だいたいさ、怪しかったんだよ、最初から」

    「そのわりにはマジでショック受けてたにゃあ」

    「やっぱりお前の仕業じゃねーか!」

    「あっ、ちょ、やめてほしいにゃ、一応体は人間の女の子のわけで。ご主人の……い、痛い、痛い」

    398 :

    良かった……
    羽川さんにあんなこと言われてぼく生きていけなくなっちゃうところだった

    399 = 378 :

    「痛い? 僕の方が光倍痛かったんですけど。マジ辛すぎて失明しかけたんだけど」

    「彼女でもねーのに大げさだにゃあ」

    「なんか文句あんのかよ、なあなあなあ」

    「あっ、痛っ……」

    「もうさ、殴っていい? 今度ばかりはちょっと僕キレたわ」

    「ふん、お、お前みたいなヘタレチキンにご主人の顔を殴れるわけないにゃ」

    「忍、こいつ喋れなくなるまで食べていいぞ」

    「ややや、やめるにゃあ! 俺はもう前に弱体化されたし、これ以上やったらご主人がサナトリウム生きだにゃ! そ、それでもいいのか!?」


    ←前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitterで / SS一覧へ
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×5
    タグ : - ISグラハム + - 八九寺真宵 + - 化物語 + - 千石撫子 + - 阿良々木暦 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。

    類似してるかもしれないスレッド


    トップメニューへ / →のくす牧場書庫について