私的良スレ書庫
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元スレレッド「――俺はマサラタウンのレッドだッ」
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レッドが詰め寄ろうとすると、
ナツメの〝パチン〟という指鳴らしと共に、
ゲンガーの入ったボールが跳ねた。
ナツメの手に吸い込まれたボールが開いた。
――ぽんッ。
ゲンガーはレッドに変身すると、本物のレッドの頬を大きな舌で舐めた。
悪寒が走ったあと、レッドは痺れて動けなくなった。
ナツメの〝パチン〟という指鳴らしと共に、
ゲンガーの入ったボールが跳ねた。
ナツメの手に吸い込まれたボールが開いた。
――ぽんッ。
ゲンガーはレッドに変身すると、本物のレッドの頬を大きな舌で舐めた。
悪寒が走ったあと、レッドは痺れて動けなくなった。
ナツメ「くくく、どうやらゲンガーは、おまえが気に入ったらしいな。
どうも気に入ったヤツの変身ばかりする子でな」
ナツメはレッドの頬を優しくなでた。
レッド「――ッ」
ナツメ「いっただろ?
私の予知では、近い将来、おまえは私を殺すんだ。
未来は、変わらない。今までだってそうさ
そんなガキと女が、分かりあえるわけがない」
レッド「……」
ナツメ「なにッ? この私が寂しそうだ、と?」
レッド「……」
ナツメ「あはははははははははははははははは
はははっはははははははははははははははは
はははははははははははははははははははは」
まるで慟哭のようなナツメの笑い声が響いた。
どうも気に入ったヤツの変身ばかりする子でな」
ナツメはレッドの頬を優しくなでた。
レッド「――ッ」
ナツメ「いっただろ?
私の予知では、近い将来、おまえは私を殺すんだ。
未来は、変わらない。今までだってそうさ
そんなガキと女が、分かりあえるわけがない」
レッド「……」
ナツメ「なにッ? この私が寂しそうだ、と?」
レッド「……」
ナツメ「あはははははははははははははははは
はははっはははははははははははははははは
はははははははははははははははははははは」
まるで慟哭のようなナツメの笑い声が響いた。
ナツメはレッドの頬を叩いた。
動けないレッドが、床に転がった。
一通り笑ったあと、
ナツメ「――なァ、坊や」
ひどく優しい声で、ナツメがいった。
レッド「――じゃあ、おまえは私を助けてくれるか。
抗いがたい未来を壊してでも」
レッド「……」
地面に這った少年が見上げた先には、
見たことのないナツメの、シニカルで柔らかい笑みがあった。
動けないレッドが、床に転がった。
一通り笑ったあと、
ナツメ「――なァ、坊や」
ひどく優しい声で、ナツメがいった。
レッド「――じゃあ、おまえは私を助けてくれるか。
抗いがたい未来を壊してでも」
レッド「……」
地面に這った少年が見上げた先には、
見たことのないナツメの、シニカルで柔らかい笑みがあった。
× レッド「――じゃあ、おまえは私を助けてくれるか。
抗いがたい未来を壊してでも」
○ ナツメ「――じゃあ、おまえは私を助けてくれるか。
抗いがたい未来を壊してでも」
また喋りやがった……
抗いがたい未来を壊してでも」
○ ナツメ「――じゃあ、おまえは私を助けてくれるか。
抗いがたい未来を壊してでも」
また喋りやがった……
ごめんなさい、>>357のレッドはナツメに変えてください
×レッド「――じゃあ、おまえは私を助けてくれるか。
抗いがたい未来を壊してでも」
○ナツメ「――じゃあ、おまえは私を助けてくれるか。
抗いがたい未来を壊してでも」
×レッド「――じゃあ、おまえは私を助けてくれるか。
抗いがたい未来を壊してでも」
○ナツメ「――じゃあ、おまえは私を助けてくれるか。
抗いがたい未来を壊してでも」
ナツメ「ユンゲラー!」
ボールからユンゲラーが現れた。
レッド「……」
ナツメ「背中に打撲のあとがあるな。
いまはゆっくり眠れ、レッド」
ナツメ「ユンゲラー、催眠術!」
眠りに落ちる中、頭をなでる感触をレッドは感じた……
ボールからユンゲラーが現れた。
レッド「……」
ナツメ「背中に打撲のあとがあるな。
いまはゆっくり眠れ、レッド」
ナツメ「ユンゲラー、催眠術!」
眠りに落ちる中、頭をなでる感触をレッドは感じた……
ん?
ヘリには乗ってないよな?
寝かされたらレッド捕まるんじゃね??
まぁいいや
ヘリには乗ってないよな?
寝かされたらレッド捕まるんじゃね??
まぁいいや
■■■
ババババババババババババババッ……。
ヘリの喧しい音に、私はうんざりした。
戦士が休息中だ。その妨げになるじゃないかと。
団員「ナツメ様。貨物とマチスを運び終えました。
これよりタマムシのアジトに輸送します!」
ナツメ「よろしい。
私は作戦ナンバー13。
『マサラの少年』を逃がしたのち、
シオンタウンに向かう。ゆけェ!」
団員一同「「「ハッ! すべてはロケット団の栄光の為に!!」」」
ババババババババババババババッ……。
ヘリの喧しい音に、私はうんざりした。
戦士が休息中だ。その妨げになるじゃないかと。
団員「ナツメ様。貨物とマチスを運び終えました。
これよりタマムシのアジトに輸送します!」
ナツメ「よろしい。
私は作戦ナンバー13。
『マサラの少年』を逃がしたのち、
シオンタウンに向かう。ゆけェ!」
団員一同「「「ハッ! すべてはロケット団の栄光の為に!!」」」
――そう、すべてはロケット団の為に。
私の命や、坊やの人生さえも、礎に。
ババババババババッ……
去っていくヘリを、船にいる全ての者が固唾を呑んで見送った。
そして残された私と、倒れている少年に、乗客たちの注目がいった。
私の命や、坊やの人生さえも、礎に。
ババババババババッ……
去っていくヘリを、船にいる全ての者が固唾を呑んで見送った。
そして残された私と、倒れている少年に、乗客たちの注目がいった。
ナツメ「ふんッ。野次馬どもが」
超能力を使って、レッドを引き寄せる。
そっと眠るレッド。何も知らないレッド。
乗客に向けて、私は演説する。
ナツメ「――聞くがいい。愚かなる偽善者共。
我はロケット団の尖兵がひとり、ナツメ」
がやがや、ざわざわ……。
あの人、ヤマブキの……
超能力で話題になった
ロケット団だって?
少年を人質にするのか?
超能力を使って、レッドを引き寄せる。
そっと眠るレッド。何も知らないレッド。
乗客に向けて、私は演説する。
ナツメ「――聞くがいい。愚かなる偽善者共。
我はロケット団の尖兵がひとり、ナツメ」
がやがや、ざわざわ……。
あの人、ヤマブキの……
超能力で話題になった
ロケット団だって?
少年を人質にするのか?
ナツメ「我々ロケット団が、近い未来、
新たなる世界を切り開いてみせよう。
遍く人間共が、ポケモンに平伏す未来をッ!」
がやがや、わざわざ……。
ナツメ「そして、この少年を覚えておくがいい!
――この少年がいずれ、人類の大いなる敵なるだろう」
新たなる世界を切り開いてみせよう。
遍く人間共が、ポケモンに平伏す未来をッ!」
がやがや、わざわざ……。
ナツメ「そして、この少年を覚えておくがいい!
――この少年がいずれ、人類の大いなる敵なるだろう」
乗客すべてが、その眠っている少年を凝視した。
遠ざかるヘリの轟音。私の演説。ロケット団登場による緊張感。
それらすべてが作り上げた空気。それが一人の幼い少年に向けられる。
ナツメ「怨め、憎め、疑え、知れ、嬲れ、許すなッ――。
この少年に試練を、ロケット団に栄光をッ!」
その乗客の視線は、言うなれば『敵意』だった。
遠ざかるヘリの轟音。私の演説。ロケット団登場による緊張感。
それらすべてが作り上げた空気。それが一人の幼い少年に向けられる。
ナツメ「怨め、憎め、疑え、知れ、嬲れ、許すなッ――。
この少年に試練を、ロケット団に栄光をッ!」
その乗客の視線は、言うなれば『敵意』だった。
――坊や、私は悪い女だろう?
私を怨め、憎め、疑え、知れ、嬲れ、許すな。
おまえの同情めいた顔など、毛頭見たくもないんだよ。
――カッシャ。
カメラのフラッシュの光と音が響いた。
ナツメ「……」
私は気弱そうな男を睨んだ。
大方、写真をマスコミに売りつける魂胆なのだろう。
理科系の男「あの、いや、つい……あはは」
ナツメ「ふんッ」
私を怨め、憎め、疑え、知れ、嬲れ、許すな。
おまえの同情めいた顔など、毛頭見たくもないんだよ。
――カッシャ。
カメラのフラッシュの光と音が響いた。
ナツメ「……」
私は気弱そうな男を睨んだ。
大方、写真をマスコミに売りつける魂胆なのだろう。
理科系の男「あの、いや、つい……あはは」
ナツメ「ふんッ」
ナツメ「ユンゲラー、テレポート!」
疑惑と恐怖を残し、
ナツメはレッドと共に、
サントアンヌ号から消え去った。
少し荒れ始めてた波飛沫の音が、
乗客たちの心をざわつかせていた。
■■■
疑惑と恐怖を残し、
ナツメはレッドと共に、
サントアンヌ号から消え去った。
少し荒れ始めてた波飛沫の音が、
乗客たちの心をざわつかせていた。
■■■
波に揺られるような心地よい眠りから覚めた。
――ざざァん、ざざァん。
夕焼けのオレンジに染まった海が、
レッドの眼前に広がっていた。
どうやら自分は、
サントアンヌ号出港場所だった、
クチバシティの港に戻っていることがわかった。
――ざざァん、ざざァん。
夕焼けのオレンジに染まった海が、
レッドの眼前に広がっていた。
どうやら自分は、
サントアンヌ号出港場所だった、
クチバシティの港に戻っていることがわかった。
砂浜に捨てられたボロい軽トラックの荷台。
そこでレッドに、しばらく眠っていたようだった。
ナツメに眠らされた後から記憶がない。
だれに、ここまで運ばれたのかも、不明。
ただ、背中には治療の跡。
ここへ運んでくれたヤツの優しさを感じとれた。
レッド「……」
――ぽちゃん。
そこでレッドに、しばらく眠っていたようだった。
ナツメに眠らされた後から記憶がない。
だれに、ここまで運ばれたのかも、不明。
ただ、背中には治療の跡。
ここへ運んでくれたヤツの優しさを感じとれた。
レッド「……」
――ぽちゃん。
水が跳ねる音。
レッド「……」
波の中を、ポケモンが泳いでいた。
ピンク色の皮膚の、ちょっとマヌケそうな顔。
見たことのないポケモンに興味がわいた。、
いつもどおりポケモン図鑑を出そうと手をポケットに――
レッド「……」
ポケモン図鑑は、もうなかった。
――ざざァん、ざざァん。
レッド「……」
波の中を、ポケモンが泳いでいた。
ピンク色の皮膚の、ちょっとマヌケそうな顔。
見たことのないポケモンに興味がわいた。、
いつもどおりポケモン図鑑を出そうと手をポケットに――
レッド「……」
ポケモン図鑑は、もうなかった。
――ざざァん、ざざァん。
ロケット団幹部を倒した。
それでも、ポケモンは逃がせなかった。
サントアンヌ号襲撃で悪名はあがり、
ナツメに裏切られ、
グリーンへの誤解はどろ沼……
心の弾力が、また失われていくのが分かる。
――ざざァん、ざざァん。
ボールの中では、
同じく故郷を失くした、
二匹の仲間が心配してるのがわかった。
それでも、ポケモンは逃がせなかった。
サントアンヌ号襲撃で悪名はあがり、
ナツメに裏切られ、
グリーンへの誤解はどろ沼……
心の弾力が、また失われていくのが分かる。
――ざざァん、ざざァん。
ボールの中では、
同じく故郷を失くした、
二匹の仲間が心配してるのがわかった。
海の音。
夕焼けに染まる、町、海、空。
波と戯れるポケモン。
レッドの心とは無関係に、
今日も世界は美しくあり続ける。
レッドは、ピカチュウ、スピアー、ギャラドスを、外にだした。
ぽん、ぽん、ぽん。
――戦いは、また明日。
正義に逃げるのか、悪に転がるのやら、分からない。
いまはただ、仲間と夕焼けを眺めていよう。
― クチバは オレンジ ゆうやけの色 ―
■■ サントアンヌ号襲撃/了 ■■
夕焼けに染まる、町、海、空。
波と戯れるポケモン。
レッドの心とは無関係に、
今日も世界は美しくあり続ける。
レッドは、ピカチュウ、スピアー、ギャラドスを、外にだした。
ぽん、ぽん、ぽん。
――戦いは、また明日。
正義に逃げるのか、悪に転がるのやら、分からない。
いまはただ、仲間と夕焼けを眺めていよう。
― クチバは オレンジ ゆうやけの色 ―
■■ サントアンヌ号襲撃/了 ■■
うーん…
物書きとしてゆるせないんだが
何この幼稚な文章
文系なら堪えられるのかもしれないけどね、理系の俺には無理
と、いうわけで退散します
あとはネトウヨだけで楽しんでくれや(笑)
物書きとしてゆるせないんだが
何この幼稚な文章
文系なら堪えられるのかもしれないけどね、理系の俺には無理
と、いうわけで退散します
あとはネトウヨだけで楽しんでくれや(笑)
初代ならヤドンかな
>>382-383サンクス
>>382-383サンクス
妹がPC占拠するから落ちます。
保守、支援してくれた方、感謝です。
保守、支援してくれた方、感謝です。
まだ途中までしか読んでないが
この気持ち悪い全レスはこの後もずっとあるのか
この気持ち悪い全レスはこの後もずっとあるのか
>>395
ポケモンスレだから仕方ないね
ポケモンスレだから仕方ないね
>>395
一億と二千年間ROMってろ
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みんなの評価 : ★★★×6
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