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元スレレッド「俺はただのポケモントレーナーさ」
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レッド「確かあんたは……」の続き
レッドとナツメがロケット団再興を目指す話の第二部です。
レッドとナツメがロケット団再興を目指す話の第二部です。
【38番道路】
レッド「……風が気持ちいい……」
レッド「自転車でこうして走ってると……」
レッド「昔を思い出すな……。まだ俺が一介のトレーナーでしかなかった頃の……」
レッド「その時はチャンピオンになること、ポケモンマスターになることだけ目指してがむしゃらだった」
レッド「……チャンピオンになって……、俺は……慢心していたんだろうな……」
レッド「必ず、俺は強くなってみせる。……絶対に」
レッド「……」
レッド「それにしても……軽いな、自転車って……」
レッド「いや……ナツメがいないからか……」
レッド「……風が気持ちいい……」
レッド「自転車でこうして走ってると……」
レッド「昔を思い出すな……。まだ俺が一介のトレーナーでしかなかった頃の……」
レッド「その時はチャンピオンになること、ポケモンマスターになることだけ目指してがむしゃらだった」
レッド「……チャンピオンになって……、俺は……慢心していたんだろうな……」
レッド「必ず、俺は強くなってみせる。……絶対に」
レッド「……」
レッド「それにしても……軽いな、自転車って……」
レッド「いや……ナツメがいないからか……」
キャンプガールが勝負を仕掛けてきた!
おとなのおねえさんが勝負を仕掛けてきた!
とりつかいが勝負を仕掛けてきた!
レッド「……勝った、けど……、違うんだろうな。やっぱり力だけで……」
レッド「一度、自分自身と、みんなを見つめ直す必要がある……」
レッド「……」
レッド「次のアサギシティで、今の手持ちをいったん預けよう……」
レッド「かつてそうしたように、もう一度……ゼロから始め直すのも悪くはない」
おとなのおねえさんが勝負を仕掛けてきた!
とりつかいが勝負を仕掛けてきた!
レッド「……勝った、けど……、違うんだろうな。やっぱり力だけで……」
レッド「一度、自分自身と、みんなを見つめ直す必要がある……」
レッド「……」
レッド「次のアサギシティで、今の手持ちをいったん預けよう……」
レッド「かつてそうしたように、もう一度……ゼロから始め直すのも悪くはない」
【39番道路】
レッド「……ん? あれは……牧場、か」
レッド「『栄養満点、モーモーミルク! 絞りたてどうぞ!』」
レッド「少し喉も渇いたし、寄ってみるか」
【モーモー牧場】
アポロ「やはりこれに限る。モーモーミルクは欠かせん」
レッド「あ、アポロ……?」
アポロ「む……お前は、レッドか。もうここまで来たのだな」
レッド「あ、ああ……」
アポロ「ナツメはどうした」
レッド「……別行動中だ」
レッド「……ん? あれは……牧場、か」
レッド「『栄養満点、モーモーミルク! 絞りたてどうぞ!』」
レッド「少し喉も渇いたし、寄ってみるか」
【モーモー牧場】
アポロ「やはりこれに限る。モーモーミルクは欠かせん」
レッド「あ、アポロ……?」
アポロ「む……お前は、レッドか。もうここまで来たのだな」
レッド「あ、ああ……」
アポロ「ナツメはどうした」
レッド「……別行動中だ」
アポロ「ワケありか」
レッド「ああ。もう一度自分の夢、目的を見つめ直すために、今は別行動だ」
アポロ「そうか」
レッド「……」
アポロ「ならば、強くなれ。……チャンピオンであるお前に言うのもおかしい話だが」
レッド「いや、俺はチャンピオン失格だ。今の俺は、ただのポケモントレーナー、レッドさ」
アポロ「……そうか。お前はこれからアサギへと向かうのか」
レッド「ん? ああ」
アポロ「ならば途中まで共に行こう。……アサギで少しやることがある」
レッド「あ、ああ……」
レッド「ああ。もう一度自分の夢、目的を見つめ直すために、今は別行動だ」
アポロ「そうか」
レッド「……」
アポロ「ならば、強くなれ。……チャンピオンであるお前に言うのもおかしい話だが」
レッド「いや、俺はチャンピオン失格だ。今の俺は、ただのポケモントレーナー、レッドさ」
アポロ「……そうか。お前はこれからアサギへと向かうのか」
レッド「ん? ああ」
アポロ「ならば途中まで共に行こう。……アサギで少しやることがある」
レッド「あ、ああ……」
【アサギシティ】
レッド「……潮風が気持ちいいな」
アポロ「港町だからな。クチバシティへの連絡船も通っている」
レッド「灯台もあるのか」
アポロ「……俺の用があるのは、あそこだ」
レッド「何をするつもりなんだ?」
アポロ「修行と……、もう一つ、ロケット団としての仕事だ」
レッド「……?」
アポロ「灯台の頂上には、守り神として奉られているデンリュウがいる」
レッド「デンリュウ……」
アポロ「……毒を盛るのだ」
レッド「……潮風が気持ちいいな」
アポロ「港町だからな。クチバシティへの連絡船も通っている」
レッド「灯台もあるのか」
アポロ「……俺の用があるのは、あそこだ」
レッド「何をするつもりなんだ?」
アポロ「修行と……、もう一つ、ロケット団としての仕事だ」
レッド「……?」
アポロ「灯台の頂上には、守り神として奉られているデンリュウがいる」
レッド「デンリュウ……」
アポロ「……毒を盛るのだ」
アポロ「俺はもう行こう。お前は……これからジムに挑むなりタンバへ向かうなり好きにするが良い」
レッド「……」
アポロ「ではな。また会おう」
レッド「ああ……、またな」
アポロ「……」
レッド「……ジム、行くか……」
レッド「……」
アポロ「ではな。また会おう」
レッド「ああ……、またな」
アポロ「……」
レッド「……ジム、行くか……」
【アサギシティジム】
おっさん「おーっす! おお、お前はチャンピオン!」
レッド「よしてくれ。もう、俺にチャンピオンを名乗る資格はないんだからな」
おっさん「何を言っているんだレッド! お前は立派なポケモントレーナーだろう!」
レッド「三年前まではそうだったかもな。今は通りすがりのポケモントレーナーさ」
おっさん「よくわからないが、お前にも何かあったと言うことか!」
レッド「そういうことだな」
おっさん「ところで、このジムに挑戦かレッド!」
レッド「そのつもりだよ」
おっさん「残念だが、ジムリーダーのミカンは留守だぞ!」
レッド「……またか」
おっさん「おーっす! おお、お前はチャンピオン!」
レッド「よしてくれ。もう、俺にチャンピオンを名乗る資格はないんだからな」
おっさん「何を言っているんだレッド! お前は立派なポケモントレーナーだろう!」
レッド「三年前まではそうだったかもな。今は通りすがりのポケモントレーナーさ」
おっさん「よくわからないが、お前にも何かあったと言うことか!」
レッド「そういうことだな」
おっさん「ところで、このジムに挑戦かレッド!」
レッド「そのつもりだよ」
おっさん「残念だが、ジムリーダーのミカンは留守だぞ!」
レッド「……またか」
おっさん『ミカンは、この時間アサギのどこかを散歩している! 適当に探してみてくれ!』
レッド「……なるほどね。適当に探してみて回る、か……」
レッド「と、その前に……、ポケモンを預けておこう……」
【アサギシティ・ポケモンセンター】
レッド「リザードン、カメックス、フシギバナ、カビゴン、ラプラス、ピカチュウ……」
レッド「悪いけど、少し我慢しておいてくれ。もう一度俺が自分自身を見つめ直せた時――」
レッド「その時は……必ず迎えに来るからな」
レッド「そして、ガーディ。俺はお前と修行に励む。よろしくな」
ガーディ「ばう」
レッド「……なるほどね。適当に探してみて回る、か……」
レッド「と、その前に……、ポケモンを預けておこう……」
【アサギシティ・ポケモンセンター】
レッド「リザードン、カメックス、フシギバナ、カビゴン、ラプラス、ピカチュウ……」
レッド「悪いけど、少し我慢しておいてくれ。もう一度俺が自分自身を見つめ直せた時――」
レッド「その時は……必ず迎えに来るからな」
レッド「そして、ガーディ。俺はお前と修行に励む。よろしくな」
ガーディ「ばう」
レッド「ミカン……、彼女ははがねタイプのポケモンを使う」
ガーディ「ばう」
レッド「はがねタイプは、ほのおに弱いんだ。ハッサムもそうだった」
ガーディ「ばうっ」
レッド「突破口はおそらくお前だ。頼むぜ」
ガーディ「ばうばうっ」
レッド「はは、可愛い奴だな」ナデナデ
ガーディ「ばうぅ」
少女「ポケモンと……仲が良いんですね」
ガーディ「ばう」
レッド「はがねタイプは、ほのおに弱いんだ。ハッサムもそうだった」
ガーディ「ばうっ」
レッド「突破口はおそらくお前だ。頼むぜ」
ガーディ「ばうばうっ」
レッド「はは、可愛い奴だな」ナデナデ
ガーディ「ばうぅ」
少女「ポケモンと……仲が良いんですね」
レッド「ん……、君は……?」
ミカン「私は、ミカンです。あなたがあまりにもガーディと仲よさげにしていたので、つい話しかけちゃいました」
レッド「君が……アサギジムリーダーのミカンか」
ミカン「あ、挑戦者の方ですか…………って、チャンピオンのレッドさん……!?」
レッド「はは、今の俺にチャンピオンを名乗る資格はないから、それは少し違うな」
ミカン「え……?」
レッド「今はただのポケモントレーナーさ」
ミカン「……?」
レッド「ごめんごめん、上手く説明できないけど……」
レッド「纏めると、とある人にバトルで負けて、色々考え直してるのさ」
ミカン「そうなんですか……」
ミカン「私は、ミカンです。あなたがあまりにもガーディと仲よさげにしていたので、つい話しかけちゃいました」
レッド「君が……アサギジムリーダーのミカンか」
ミカン「あ、挑戦者の方ですか…………って、チャンピオンのレッドさん……!?」
レッド「はは、今の俺にチャンピオンを名乗る資格はないから、それは少し違うな」
ミカン「え……?」
レッド「今はただのポケモントレーナーさ」
ミカン「……?」
レッド「ごめんごめん、上手く説明できないけど……」
レッド「纏めると、とある人にバトルで負けて、色々考え直してるのさ」
ミカン「そうなんですか……」
レッド「今は……、このガーディと一緒にレベルアップしようと思ってる」
ガーディ「ばう!」
ミカン「……あ、それじゃあ、その……」
レッド「?」
ミカン「あの、私、まだジムリーダーになりたてで……その、自信がないんです……」
レッド「……」
ミカン「だから、折角ですし……、一緒に、強くなりませんか……?」
レッド「……」
ミカン「あ……。すみません、レッドさんにこんなこと……」
レッド「い、いや、違うんだ。まさかそんなこと頼まれるとは思っても見なかったからさ。俺なんかで良ければ、よろしく頼むよ」
ミカン「は、はい……! よろしくお願いします!」
ガーディ「ばう!」
ミカン「……あ、それじゃあ、その……」
レッド「?」
ミカン「あの、私、まだジムリーダーになりたてで……その、自信がないんです……」
レッド「……」
ミカン「だから、折角ですし……、一緒に、強くなりませんか……?」
レッド「……」
ミカン「あ……。すみません、レッドさんにこんなこと……」
レッド「い、いや、違うんだ。まさかそんなこと頼まれるとは思っても見なかったからさ。俺なんかで良ければ、よろしく頼むよ」
ミカン「は、はい……! よろしくお願いします!」
レッド「それで、どうするつもりなんだ?」
ミカン「ま、まずは……」
レッド「うん」
ミカン「ご飯……食べませんか」
レッド「……あ、ああ……良いけど」
ミカン「ごめんなさい……」
【アサギ食堂】
ミカン「アサギシティは港町、美味しい魚もたくさんですし、アサギ牛も美味しいですよ」
レッド(アサギ牛……。ミルタンク……なわけないか…………。ないよな?)
ミカン「私はランチセットにします。レッドさんはどうしますか?」
レッド「俺もミカンちゃんと同じのにするよ」
ミカン「はいっ、わかりました。ランチセット二つお願いします」
ミカン「ま、まずは……」
レッド「うん」
ミカン「ご飯……食べませんか」
レッド「……あ、ああ……良いけど」
ミカン「ごめんなさい……」
【アサギ食堂】
ミカン「アサギシティは港町、美味しい魚もたくさんですし、アサギ牛も美味しいですよ」
レッド(アサギ牛……。ミルタンク……なわけないか…………。ないよな?)
ミカン「私はランチセットにします。レッドさんはどうしますか?」
レッド「俺もミカンちゃんと同じのにするよ」
ミカン「はいっ、わかりました。ランチセット二つお願いします」
レッド「いやぁ、美味しかったよ」
ミカン「気に入ってもらえたようで、よかったです」
レッド「こんなに美味しいとは思わなかったな……。毎日来ても良いくらいだ」
ミカン「ふふ、そんなに美味しかったんですか?」
レッド「ああ。カントーは言うほど美味しいものがないんだよ。だからかな」
ミカン「そうなんですか……。カントーかぁ、どんなところなんでしょう」
レッド「良いところだよ。ジョウトも良いところだけど、カントーも同じくらい良いところさ」
ミカン「あ。そういえば、レッドさんはロケット団って悪の組織を壊滅させたんですよね」
レッド「……昔の話だね」
ミカン「気に入ってもらえたようで、よかったです」
レッド「こんなに美味しいとは思わなかったな……。毎日来ても良いくらいだ」
ミカン「ふふ、そんなに美味しかったんですか?」
レッド「ああ。カントーは言うほど美味しいものがないんだよ。だからかな」
ミカン「そうなんですか……。カントーかぁ、どんなところなんでしょう」
レッド「良いところだよ。ジョウトも良いところだけど、カントーも同じくらい良いところさ」
ミカン「あ。そういえば、レッドさんはロケット団って悪の組織を壊滅させたんですよね」
レッド「……昔の話だね」
ミカン、シャキーンとか言ってみたり大食いしてみたり
キャラが濃くなってきてるよな
キャラが濃くなってきてるよな
ミカン「凄いなあ……。私だったら、怖くて何も出来ないと思います」
レッド「凄くなんか無いよ……。ただ無鉄砲だっただけさ」
ミカン「やっぱり、悪の組織と真っ向から戦うような……そんな強い意志を持った人だからこそチャンピオンなんですね……」
レッド「……」
ミカン「レッドさん……?」
レッド「……二重の意味で、俺はチャンピオン失格だな」
ミカン「それって……?」
レッド「いや……なんでもないよ。それより、修行ってのはどうするんだい?」
ミカン「あ、そうですね、忘れてました!」
レッド「凄くなんか無いよ……。ただ無鉄砲だっただけさ」
ミカン「やっぱり、悪の組織と真っ向から戦うような……そんな強い意志を持った人だからこそチャンピオンなんですね……」
レッド「……」
ミカン「レッドさん……?」
レッド「……二重の意味で、俺はチャンピオン失格だな」
ミカン「それって……?」
レッド「いや……なんでもないよ。それより、修行ってのはどうするんだい?」
ミカン「あ、そうですね、忘れてました!」
レッド「なるほど。タンバシティか」
ミカン「40番水道、41番水道を越えた先にある小さな街ですけど……」
レッド「ここで修行するわけにはいかないのかな?」
ミカン「それでも良いんですけど、タンバへは海を渡ることになりますよね。……自然の厳しさに触れることで、心身共に成長できるのではないかと……」
レッド「……」
ミカン「あ、レッドさんがいやなら勿論アサギでも大丈夫です! ここには修行に向いている灯台がありますから!」
レッド「あ、いや違うよ。ミカンちゃんの意見に賛成だよ、俺は」
ミカン「へ」
レッド「俺と歳なんてそう変わらないだろうに、しっかり考えてるんだなって思ったのさ。凄いね」
ミカン「そ、そんな……! 私なんて、まだまだ、です……」
ミカン「40番水道、41番水道を越えた先にある小さな街ですけど……」
レッド「ここで修行するわけにはいかないのかな?」
ミカン「それでも良いんですけど、タンバへは海を渡ることになりますよね。……自然の厳しさに触れることで、心身共に成長できるのではないかと……」
レッド「……」
ミカン「あ、レッドさんがいやなら勿論アサギでも大丈夫です! ここには修行に向いている灯台がありますから!」
レッド「あ、いや違うよ。ミカンちゃんの意見に賛成だよ、俺は」
ミカン「へ」
レッド「俺と歳なんてそう変わらないだろうに、しっかり考えてるんだなって思ったのさ。凄いね」
ミカン「そ、そんな……! 私なんて、まだまだ、です……」
レッド「それじゃあ、それで決まりだ。なみのりでタンバまで向かえば良いんだね」
ミカン「はい、そうです」
レッド「よし、それじゃ……、準備が終わり次第行こうか」
ミカン「わかりました。……あの、よろしくお願いします」ペコリ
レッド「うん、こちらこそ」
ミカン「あ、レッドさん……、電話番号の交換しませんか……?」
レッド「電話番号?」
ミカン「はい、ポケギアの」
レッド「ぽけ、ぎあ……?」
ミカン「あれ、ポケギア……持ってないんですか!?」
レッド「う、うん」
ミカン「あると便利なんですよ。いつでも連絡取れるし……。あ、そうだ、買いましょう! ここで買いましょう、レッドさん!」
レッド「別に良いけど、うわ、いきなり手を引かないでくれミカンちゃん!」
ミカン「はい、そうです」
レッド「よし、それじゃ……、準備が終わり次第行こうか」
ミカン「わかりました。……あの、よろしくお願いします」ペコリ
レッド「うん、こちらこそ」
ミカン「あ、レッドさん……、電話番号の交換しませんか……?」
レッド「電話番号?」
ミカン「はい、ポケギアの」
レッド「ぽけ、ぎあ……?」
ミカン「あれ、ポケギア……持ってないんですか!?」
レッド「う、うん」
ミカン「あると便利なんですよ。いつでも連絡取れるし……。あ、そうだ、買いましょう! ここで買いましょう、レッドさん!」
レッド「別に良いけど、うわ、いきなり手を引かないでくれミカンちゃん!」
【ポケギアショップ】
ミカン「数種類のポケギアがありますよ。アサギが誇るポケギアショップです!」
レッド「はぁ……、すごいたくさんあるんだねぇ……。全部同じにしか見えない」
ミカン「全然違いますよ。会話機能に特化しているものや、マップ機能特化、色々です」
レッド「ミカンちゃんのはどんなの?」
ミカン「私のは二世代前のです。少し古いですけど……これが?」
レッド「じゃ、ミカンちゃんと同じ奴にしよう」
ミカン「え……」
レッド「いやぁ、俺よくわかんないし……」
ミカン「あ、でも……もっと新しいのとか……」
レッド「でも……ミカンちゃんと同じだったら、使い方教えてもらえるだろ?」
ミカン「ぁ……はい、そうですねっ。じゃんじゃん、教えちゃいます!」
ミカン「数種類のポケギアがありますよ。アサギが誇るポケギアショップです!」
レッド「はぁ……、すごいたくさんあるんだねぇ……。全部同じにしか見えない」
ミカン「全然違いますよ。会話機能に特化しているものや、マップ機能特化、色々です」
レッド「ミカンちゃんのはどんなの?」
ミカン「私のは二世代前のです。少し古いですけど……これが?」
レッド「じゃ、ミカンちゃんと同じ奴にしよう」
ミカン「え……」
レッド「いやぁ、俺よくわかんないし……」
ミカン「あ、でも……もっと新しいのとか……」
レッド「でも……ミカンちゃんと同じだったら、使い方教えてもらえるだろ?」
ミカン「ぁ……はい、そうですねっ。じゃんじゃん、教えちゃいます!」
レッド「……よし、登録完了……なのかな?」
ミカン「はい。ちゃんと登録できてます」
レッド「それじゃ……、お互い準備することにしようか」
ミカン「はいっ。私、ジムの仕事を少し処理してきますねっ」タタタタタッ
レッド「うん、わかった。……さて……俺は……」
レッド「なみのり出来るポケモンがいるな……」
レッド「と、その前に」
ミカン「はい。ちゃんと登録できてます」
レッド「それじゃ……、お互い準備することにしようか」
ミカン「はいっ。私、ジムの仕事を少し処理してきますねっ」タタタタタッ
レッド「うん、わかった。……さて……俺は……」
レッド「なみのり出来るポケモンがいるな……」
レッド「と、その前に」
悪いが前スレのを最後まで見てないんだ
あらすじを書いてくれないだろうか
あらすじを書いてくれないだろうか
【ポケギアショップ】
レッド「んー……?」
レッド「おお、これにしよう」
レッド「よし、次はフレンドリィショップだ」
【フレンドリィショップ】
配達員「いらっしゃいませ」
レッド「これを……届けて欲しいんですけど」
配達員「どちらまででしょうか?」
レッド「あ、はいはい――」
>>33
http://sea-mew.jp/nox/modules/webarc/2ch/ss/1253673362-0.html
レッド「んー……?」
レッド「おお、これにしよう」
レッド「よし、次はフレンドリィショップだ」
【フレンドリィショップ】
配達員「いらっしゃいませ」
レッド「これを……届けて欲しいんですけど」
配達員「どちらまででしょうか?」
レッド「あ、はいはい――」
>>33
http://sea-mew.jp/nox/modules/webarc/2ch/ss/1253673362-0.html
1回しかURLあげないからな!
絶対1人言うと何人も出てくるから
http://mimizun.com/log/2ch/news4vip/yutori7.2ch.net/news4vip/kako/1253/12536/1253673362.html
絶対1人言うと何人も出てくるから
http://mimizun.com/log/2ch/news4vip/yutori7.2ch.net/news4vip/kako/1253/12536/1253673362.html
【チョウジタウン】
ナツメ「……ここが、アジトね」
見張り「な、ナツメ様!?」
ナツメ「中に入れてもらえるかしら」
見張り「はっ、はいっ! どうぞ!」
ナツメ(仏壇の裏に階段……?)
見張り「このまま奥へお進み下さい!」
ナツメ「わかったわ」
ナツメ「……ここが、アジトね」
見張り「な、ナツメ様!?」
ナツメ「中に入れてもらえるかしら」
見張り「はっ、はいっ! どうぞ!」
ナツメ(仏壇の裏に階段……?)
見張り「このまま奥へお進み下さい!」
ナツメ「わかったわ」
【アジト】
ナツメ「……」
ラムダ「ん? おや、ナツメじゃないか?」
アテナ「なんですって? あら、随分と早いじゃないの」
ランス「まだチョウジに来るとの連絡は受けていませんでしたが……長い道のりお疲れでしょう、どうぞこちらへ」
ナツメ「……ありがとう」
ラムダ「ヒヒヒッ、見ないうちになんだか女らしくなったな? ん?」
ナツメ「……別に、大したことではないわ」
アテナ「二人旅の中で何かがあったわね……」
ランス「違いありません」
ラムダ「ヒヒヒッ、甘酸っぱいねぇ!」
ナツメ「……」
ラムダ「ん? おや、ナツメじゃないか?」
アテナ「なんですって? あら、随分と早いじゃないの」
ランス「まだチョウジに来るとの連絡は受けていませんでしたが……長い道のりお疲れでしょう、どうぞこちらへ」
ナツメ「……ありがとう」
ラムダ「ヒヒヒッ、見ないうちになんだか女らしくなったな? ん?」
ナツメ「……別に、大したことではないわ」
アテナ「二人旅の中で何かがあったわね……」
ランス「違いありません」
ラムダ「ヒヒヒッ、甘酸っぱいねぇ!」
アテナ「って、レッドがいないじゃないの」
ラムダ「ヒヒ……ありゃ? なんでいねぇんだ? まさか喧嘩別れか? マリッジブルーか」
ナツメ「少し黙ってなさい。……ただ、お互いのために別行動を取っているだけよ」
ランス「別行動ですか?」
ナツメ「ええ。……私はチョウジへ……レッドはアサギへ、ね」
アテナ「ふぅん、ま、あんたが来たならちょうど良いわ。ラムダの実験がやっと良い具合になってきたのよ」
ナツメ「電波によるポケモンの進化……」
ラムダ「ヒヒヒッ、もうすぐ本格的に電波を発生させる装置も完成するぜぇ」
ナツメ「そう……。良い具合のようね」
ランス「ええ、ラムダさんの実験が成功した暁には、強力なポケモン達が私たちの手中に……」
アテナ「と、すると……、ロケット団が真に復活する日もそれだけ近くなるわ」
ラムダ「ヒヒ……ありゃ? なんでいねぇんだ? まさか喧嘩別れか? マリッジブルーか」
ナツメ「少し黙ってなさい。……ただ、お互いのために別行動を取っているだけよ」
ランス「別行動ですか?」
ナツメ「ええ。……私はチョウジへ……レッドはアサギへ、ね」
アテナ「ふぅん、ま、あんたが来たならちょうど良いわ。ラムダの実験がやっと良い具合になってきたのよ」
ナツメ「電波によるポケモンの進化……」
ラムダ「ヒヒヒッ、もうすぐ本格的に電波を発生させる装置も完成するぜぇ」
ナツメ「そう……。良い具合のようね」
ランス「ええ、ラムダさんの実験が成功した暁には、強力なポケモン達が私たちの手中に……」
アテナ「と、すると……、ロケット団が真に復活する日もそれだけ近くなるわ」
ナツメ「その装置とやら、見せてもらえるかしら」
ラムダ「ヒヒヒッ、かまわねぇぜ……。俺の自信作だからよぉ」
ナツメ「……そういえば、アポロはどうしたの」
ランス「アポロさんは相も変わらず武者修行中ですね。彼からたまに連絡が入るだけですよ」
アテナ「今はアサギにいるらしいわ」
ナツメ「アサギ……」
アテナ「ふぅん、その顔……」
ナツメ「な、なに……?」
アテナ「思い切り恋する乙女って感じだったわねぇ」
ランス「ええ、見ました。確かに間違いなく、誰かに恋慕の情を寄せる人の瞳でしたよ」
ナツメ「ば、馬鹿なことを……」
ラムダ「ヒヒヒッ、かまわねぇぜ……。俺の自信作だからよぉ」
ナツメ「……そういえば、アポロはどうしたの」
ランス「アポロさんは相も変わらず武者修行中ですね。彼からたまに連絡が入るだけですよ」
アテナ「今はアサギにいるらしいわ」
ナツメ「アサギ……」
アテナ「ふぅん、その顔……」
ナツメ「な、なに……?」
アテナ「思い切り恋する乙女って感じだったわねぇ」
ランス「ええ、見ました。確かに間違いなく、誰かに恋慕の情を寄せる人の瞳でしたよ」
ナツメ「ば、馬鹿なことを……」
アテナ「否定はその実肯定よ。特に色恋沙汰に関してはね」
ランス「まったく持ってその通りです」
ナツメ「だから……違うわ。私は……サカキをもう一度ロケット団へと……。ただそれだけを目指す」
ランス「サカキ様ですか」
ナツメ「……ロケット団のトップには、やはり……サカキがいるべき」
ラムダ「ヒヒヒッ、そりゃ賛成だなぁ。あのお方ほど、トップが似合う男もおるまい」
アテナ「そうね。……三年前、サカキ様はロケット団の解散だけを告げて、どこかへと消えてしまわれた」
ナツメ「だが……、だからこそ、私たち残党がこうして集まり、彼の帰還を待っている……」
ナツメ「ここまで、来たわ。もう一歩も退かない」
アテナ「勿論、そのつもりよ」
ランス「まったく持ってその通りです」
ナツメ「だから……違うわ。私は……サカキをもう一度ロケット団へと……。ただそれだけを目指す」
ランス「サカキ様ですか」
ナツメ「……ロケット団のトップには、やはり……サカキがいるべき」
ラムダ「ヒヒヒッ、そりゃ賛成だなぁ。あのお方ほど、トップが似合う男もおるまい」
アテナ「そうね。……三年前、サカキ様はロケット団の解散だけを告げて、どこかへと消えてしまわれた」
ナツメ「だが……、だからこそ、私たち残党がこうして集まり、彼の帰還を待っている……」
ナツメ「ここまで、来たわ。もう一歩も退かない」
アテナ「勿論、そのつもりよ」
ナツメ「ラムダはこの電波発生装置が完成次第、ここから北にあるいかりのみずうみに向けて電波を流し続けて」
ラムダ「コイキングだらけのみずうみをギャラドスまみれにってか」
ナツメ「……それを捕獲すれば、戦力が大幅に強化される」
ナツメ「加えて、ロケット団の力を誇示することにもなるわ」
ラムダ「あいよ、了解したぜ、ヒヒヒッ。電力供給にはマルマインでも使うかね」
ナツメ「任せるわ」
アテナ「私はどうすればいいのかしら?」
ナツメ「……特にないわ。ラムダの電波が影響を及ぼし始めるまではね」
ランス「それでは準備でもしておくとしますか……。さすがに私のズバットでは力不足なのでね」
ナツメ「どうする気なの?」
ランス「せめてゴルバットまで進化させてあげませんと」
ナツメ「そう。頑張って」
ラムダ「コイキングだらけのみずうみをギャラドスまみれにってか」
ナツメ「……それを捕獲すれば、戦力が大幅に強化される」
ナツメ「加えて、ロケット団の力を誇示することにもなるわ」
ラムダ「あいよ、了解したぜ、ヒヒヒッ。電力供給にはマルマインでも使うかね」
ナツメ「任せるわ」
アテナ「私はどうすればいいのかしら?」
ナツメ「……特にないわ。ラムダの電波が影響を及ぼし始めるまではね」
ランス「それでは準備でもしておくとしますか……。さすがに私のズバットでは力不足なのでね」
ナツメ「どうする気なの?」
ランス「せめてゴルバットまで進化させてあげませんと」
ナツメ「そう。頑張って」
ナツメ「ここが私の部屋?」
アテナ「そうよ。幹部には部屋が与えられているわ」
ナツメ「なかなか良いところにアジトを作ったわね」
アテナ「三年前からコツコツとやってきたのよ。奥にはサカキ様の部屋もあるわ」
ナツメ「……準備が良いのね」
アテナ「抜かりはないわ。……それにしても、少し見ないうちに本当に女になったわね」
ナツメ「またその話? レッドとは何もないわ」
アテナ「まぁ、良いじゃない、少し話しましょうよ。女と女だけの座談会だわ」
ナツメ「な、何を……」
アテナ「さぁ、いろいろ聞き出してあげるわよ」
ナツメ「い、いらないわよ……!」
アテナ「そうよ。幹部には部屋が与えられているわ」
ナツメ「なかなか良いところにアジトを作ったわね」
アテナ「三年前からコツコツとやってきたのよ。奥にはサカキ様の部屋もあるわ」
ナツメ「……準備が良いのね」
アテナ「抜かりはないわ。……それにしても、少し見ないうちに本当に女になったわね」
ナツメ「またその話? レッドとは何もないわ」
アテナ「まぁ、良いじゃない、少し話しましょうよ。女と女だけの座談会だわ」
ナツメ「な、何を……」
アテナ「さぁ、いろいろ聞き出してあげるわよ」
ナツメ「い、いらないわよ……!」
【アサギシティ・ポケモンセンター】
レッド「悪いなラプラス。預けてすぐに連れ出して」
ラプラス「きゅう」
レッド「今はお前くらいしかなみのりできる奴がいないんだ」
レッド「さすがにメノクラゲやクラブに乗っていけるわけないし……」
レッド「俺のわがままで、お前はバトルには出してやれないけど……」
レッド「頼むな、ラプラス」
ラプラス「きゅう♪」
レッド「喜んでるのか、お前?」
ラプラス「きゅう、きゅー!」
レッド「可愛い奴だな」ナデナデ
ラプラス「きゅう……」
レッド「悪いなラプラス。預けてすぐに連れ出して」
ラプラス「きゅう」
レッド「今はお前くらいしかなみのりできる奴がいないんだ」
レッド「さすがにメノクラゲやクラブに乗っていけるわけないし……」
レッド「俺のわがままで、お前はバトルには出してやれないけど……」
レッド「頼むな、ラプラス」
ラプラス「きゅう♪」
レッド「喜んでるのか、お前?」
ラプラス「きゅう、きゅー!」
レッド「可愛い奴だな」ナデナデ
ラプラス「きゅう……」
ミカン「はぁ……っ、はぁっ、レッドさん!」
レッド「ミカンちゃん。早かったね」
ミカン「人をあまり待たせるわけには行きませんから! ましてやチャンピオンの――」
レッド「ああ、そのことなんだけどさ……」
ミカン「はい」
レッド「とりあえず、俺がチャンピオンであることは忘れていて欲しいんだ」
ミカン「へ……?」
レッド「……俺はただのポケモントレーナー……、それだけなんだよ」
ミカン「レッドさん……」
レッド「ごめんね、今は、チャンピオンと呼ばれたくはないんだ」
ミカン「わかりました。レッドさんは、レッドさんってことですね」
レッド「うん、まあ、そう言うことでお願いするよ」
レッド「ミカンちゃん。早かったね」
ミカン「人をあまり待たせるわけには行きませんから! ましてやチャンピオンの――」
レッド「ああ、そのことなんだけどさ……」
ミカン「はい」
レッド「とりあえず、俺がチャンピオンであることは忘れていて欲しいんだ」
ミカン「へ……?」
レッド「……俺はただのポケモントレーナー……、それだけなんだよ」
ミカン「レッドさん……」
レッド「ごめんね、今は、チャンピオンと呼ばれたくはないんだ」
ミカン「わかりました。レッドさんは、レッドさんってことですね」
レッド「うん、まあ、そう言うことでお願いするよ」
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