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元スレレッド「――俺はマサラタウンのレッドだッ」
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――タマムシジムの森近く。
エリカの背に追いついた。
カスミ「エリカさん、状況はッ?」
エリカ「はい。被害は森とジムのみ。
人もポケモンも、予め避難していたようです」
レッド「……」
エリカ「はい、なんでも、喋るニャースが、
爆弾を巻きつけて乱入。
『早く非難しないと爆発させるニャ』などと呻き、
それが本物の爆弾だったので、みなさん避難を。
――その避難のとたんに、この放火です」
カスミ「……なにそれ?」
エリカの背に追いついた。
カスミ「エリカさん、状況はッ?」
エリカ「はい。被害は森とジムのみ。
人もポケモンも、予め避難していたようです」
レッド「……」
エリカ「はい、なんでも、喋るニャースが、
爆弾を巻きつけて乱入。
『早く非難しないと爆発させるニャ』などと呻き、
それが本物の爆弾だったので、みなさん避難を。
――その避難のとたんに、この放火です」
カスミ「……なにそれ?」
燃えさかる森を見て、レッドが拳を握りしめた。その時だった――。
地面に大きな影が落ちた。
上を見上げれば、青空を竜が飛行していた。
カスミ「なに、あのリザードン。こっちに向かってくるッ!」
その竜は、ゆっくりと地面に降り立とうとしていた。
地面に大きな影が落ちた。
上を見上げれば、青空を竜が飛行していた。
カスミ「なに、あのリザードン。こっちに向かってくるッ!」
その竜は、ゆっくりと地面に降り立とうとしていた。
バッサ、バッサ、バッサッ――。
翼による風に、レッドは帽子を押さえた。
レッド「――――」
その邪悪な顔をした炎竜は、
それに似合わない慇懃な礼をとるように、
静かにレッドに向かって頭を落とした。
リザードンの鼻先付近を、レッドは軽くなでた。
それに対してリザードンは、なんの抵抗もせず受け入れた。
――それはレッドの最初の仲間だった、ヒトカゲだった。
翼による風に、レッドは帽子を押さえた。
レッド「――――」
その邪悪な顔をした炎竜は、
それに似合わない慇懃な礼をとるように、
静かにレッドに向かって頭を落とした。
リザードンの鼻先付近を、レッドは軽くなでた。
それに対してリザードンは、なんの抵抗もせず受け入れた。
――それはレッドの最初の仲間だった、ヒトカゲだった。
リザードンの背にのる二人が驚いていた。
コジロウ「おいおい。あの暴れん坊が、ガキに頭をさげたぞォッ!?」
ムサシ「あんなジャリボーイに? うっそでしょォ!」
コジロウ「わっけ分かんねー」
ムサシ「おい、アンタ、早くアジトに飛び立ちなさいよ!」
リザードン「――――」ギロリ。
コジロウ「……あの、よろしければ、ぼくたち家に帰りたいなぁーって」
リザードンは、ふんっと二人を落とし、尻尾で二人を遠くへ打ち上げた。
ムサシ・コジロウ「やな感じィィィィイイ――」
謎の愉快なロケット団員は星になった。
コジロウ「おいおい。あの暴れん坊が、ガキに頭をさげたぞォッ!?」
ムサシ「あんなジャリボーイに? うっそでしょォ!」
コジロウ「わっけ分かんねー」
ムサシ「おい、アンタ、早くアジトに飛び立ちなさいよ!」
リザードン「――――」ギロリ。
コジロウ「……あの、よろしければ、ぼくたち家に帰りたいなぁーって」
リザードンは、ふんっと二人を落とし、尻尾で二人を遠くへ打ち上げた。
ムサシ・コジロウ「やな感じィィィィイイ――」
謎の愉快なロケット団員は星になった。
エリカ「このリザードンは、レッドさんの」
カスミ「間違いないわ。
だって、ロケット団に調教されてる筈なのに、
こんなにレッドに哀しい眼を向けてる……助けて欲しいのよッ」
ギャラドス事件の経験が、そうカスミに強く確信させていた。
レッド「…………」
×××「おいおい、そのリザードンは、レッドくんのじゃないぞ」
その男の声に、三人が振り返った。
カスミ「間違いないわ。
だって、ロケット団に調教されてる筈なのに、
こんなにレッドに哀しい眼を向けてる……助けて欲しいのよッ」
ギャラドス事件の経験が、そうカスミに強く確信させていた。
レッド「…………」
×××「おいおい、そのリザードンは、レッドくんのじゃないぞ」
その男の声に、三人が振り返った。
――ポン。
――ポン。
モンスターボールの開閉音。
その刹那、スピアーとサイドンが激突していた。
スピアーの角のような両手が、サイドンの角を抑えつけていた。
レッド「――――――」
サカキ「ふん」
睨むあう両者。
状況に追いつけない、カスミとエリカ。
サカキ「そいつは我々が奪い取った、
正真正銘、我がロケット団のリザードンだ」
――ポン。
モンスターボールの開閉音。
その刹那、スピアーとサイドンが激突していた。
スピアーの角のような両手が、サイドンの角を抑えつけていた。
レッド「――――――」
サカキ「ふん」
睨むあう両者。
状況に追いつけない、カスミとエリカ。
サカキ「そいつは我々が奪い取った、
正真正銘、我がロケット団のリザードンだ」
燃える森を背景に、悪と赤が対立する。
レッド「……」
サカキ「俺の本性? 化かし合いを続けて、ロケット団に近づきたかったか?
そんなもの、ここでたった今断ち切ってやっただろうが?」
サカキ「戦っていた土俵から、理不尽に降りるのも有効だぞ」
カスミ・エリカ「……」ごくり。
レッド「……」
サカキ「俺の本性? 化かし合いを続けて、ロケット団に近づきたかったか?
そんなもの、ここでたった今断ち切ってやっただろうが?」
サカキ「戦っていた土俵から、理不尽に降りるのも有効だぞ」
カスミ・エリカ「……」ごくり。
カスミ「レッド、こいつがロケット団だって知ってたの?」
レッド「……」こくり。
エリカ「まさかジムリーダーが、ロケット団だなんて。
やはりサカキさん。貴方とはお話する必要がありそうですわね」
オレ
サカキ「話、か。善のおまえ達に、悪の言葉は通じないさ」
――うむ、改まって自己紹介といくか」
赤いネクタイを緩め、サカキが酷薄な顔を浮かべた。
――俺がロケット団の首領だ。驚いてもらえたかな?
レッド「……」こくり。
エリカ「まさかジムリーダーが、ロケット団だなんて。
やはりサカキさん。貴方とはお話する必要がありそうですわね」
オレ
サカキ「話、か。善のおまえ達に、悪の言葉は通じないさ」
――うむ、改まって自己紹介といくか」
赤いネクタイを緩め、サカキが酷薄な顔を浮かべた。
――俺がロケット団の首領だ。驚いてもらえたかな?
落ちます。
保守、支援してくれている方、ありがとうございます。
皆さんの暇つぶしになっているなら嬉しいです。
保守、支援してくれている方、ありがとうございます。
皆さんの暇つぶしになっているなら嬉しいです。
"真下がガラ空きだ!"
"大きくなったなぁ、シルバー"
この辺はスーパーチキンスキン。
"大きくなったなぁ、シルバー"
この辺はスーパーチキンスキン。
保守ありがとうございます。
もうすぐ完結予定です。
妹に邪魔されなきゃ8時くらいに書けると思います。
もうすぐ完結予定です。
妹に邪魔されなきゃ8時くらいに書けると思います。
>>688が不憫すぎる…ちゃんと見た奴1人もいなさそう
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