元スレダンテ「学園都市か」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×7
251 = 202 :
ダンテ「ちょっといいか? それ、思い浮かべただけで出るのか?」
御坂「?」パリッ
ダンテ「電気」
御坂「ん~まあイメージすればね。他にも演算とかやんなきゃいけないことあるけど」
ダンテ「へえ…(悪魔のやり方に似てるな)」
上条「御坂はレベル5の第三位なんだぜ!通称レールガン!」
ダンテ「…それすごいのか?」
上条「あ~っと、つまり学園都市第三位の実力者ってことだ!」
御坂「ま、まあね。そーなんだけど」
ダンテ「へえ…そいつはすげぇな…最高に痺れるじゃねえか」ニヤァ
禁書「とうま、猛獣の前にエサをちらつかすのはあぶないかも」
上条「ダ、ダンテさん?!なんですかその危険なオーラは!!?」
御坂「な、何!?や、やるっていうの?!(なんなのよこの威圧感はッッ!!)」
252 :
ダンテスレがあったのか…
ダンテって、頭撃たれても、生きてるんだよな、悪魔だから
253 = 249 :
俺のダンテさんは雑魚の敵の鎌食らって即死するような軟弱者なんだけど
イベントシーンだとハッスルしまくるから困る
254 = 203 :
そういや禁書って銀髪なんだっけ
255 :
心臓串刺しでも生きてますがなww
256 = 202 :
御坂「い、言っとくけどね!そいつの方が強いのよ!私の攻撃一切効かないし!」
ダンテ「…へえ…お前強いのか…?」ジロッ
上条「こっちに振らないで下さい御坂サン!!いやぁ!!?そそその目で見ないで下さいダンテさん!!」
ダンテ「―――」ピクッ
上条&御坂&禁書「?」
ダンテ「悪い。用事だ」
上条「へ?」
ダンテ「また後でな」
上条「ま、待て!なんかあったのか?!まさかもう―――」
ダンテ「心配ねえ。パーティの開演はまだだ」
ダンテ「ちょっとしたつまみ食いさ」
そう言うと銀髪の大男は、上条達が返答する間もなく足早に路地裏へ入り消えた。
257 :
>>253
ごめん・・・ごめんよダンテさん・・・俺が不甲斐ないばかりに・・・
258 = 202 :
上条「つまみ食い…?」
禁書「とうま、任せといても心配ないんだよ」
上条「…」
御坂「…ちょっといい?」
上条「なんだ?」
御坂「あの人って一体何者なの?」
御坂「まさかあんたまた厄介事に首突っ込んでるの?」
上条「…いやっパーティだよ」
上条「しょ、食事会があるんだ」
上条「ほら、背中にギター背負ってただろ?」
上条「パーティの時に弾くんだ。その準備だよッ」
御坂「…そう…」
怪しい。
そして別にも引っかかる点がある。
彼女のレーダーが反応したのだ。
あの男は三人の視界から外れた途端とんでもない速度で移動し、
一瞬にして彼女の索敵範囲外へ離脱していったのである。
明らかに普通ではない。
260 = 202 :
御坂「本当?」
上条「…ああ」
上条は誰かが危険に晒されるのを極端に嫌う。
例えその誰かが赤の他人だろうと。
絶対に問題の外部の人間を自ら招き入れることは無い。
危険に晒されるのは自分だけでいい。
戦うのは自分だけでいい。
それがこの少年の絶対譲れないけじめ。
とある日に御坂美琴はそれを嫌と言うほどに突きつけられた。
今ここでどれだけ粘っても上条は彼女を招き入れないだろう。
御坂「…そう…あっ そろそろ帰らなくちゃ」
上条「?そうか、じゃあまたな」
御坂「うん、またね」
禁書「ばいばい短髪」
二人から離れ彼女は思う。
あんたが入れてくれないってんのなら―――。
こっちから無理やり飛び込むまでよ―――。
―――
261 :
ダンテ
桐生一馬
アカギ
天道総司
この辺は負ける姿が想像できない
262 = 203 :
>>261
勇次郎追加でお願いします
263 = 202 :
―――
ダンテは暗い路地にいた。
足元には切断された黒い左腕。
赤い毛が生え、指先には鋭い爪。
先ほどダンテが切り落とした、『ゴートリング』と呼ばれる高等悪魔の左腕である。
その悪魔自体は逃がしてしまった。
逃げられる事自体は特に珍しくない。
ダンテ自身が結構うっかり者なのでその隙を付けられることがあるし、
それに逃げる悪魔は別に追おうとは思わない。
だがこの時は少し違っていた。
戦闘中に突然別の感覚が彼の体を走ったのである。
その瞬間彼の体が反応し、無意識のうちに一瞬魔人化した。
ダンテ「…まさかな…」
その感覚には覚えがある。
スパーダの血の叫び。
魂の共鳴。
同じ血族の者の気配がどこからかする。
265 :
畜生、DMCしか元ネタ知らないのに開いちまった・・・
266 = 202 :
ダンテ「ネロか…?」
この感覚を引き起こす原因の者は三人知っている。
その内二人はもういない。
そして残るはネロ。
そうネロしかありえない。
ネロは今ボルヴェルクを追っている。
そのボルヴェルクも学園都市に来る魔帝軍に加わっていればネロが来てる可能性もある。
それしかない。
―――と、半年前のダンテならこう納得しただろう。
今は違う。
思い当たる人物がもう一人いる。
267 = 216 :
ゆうじろうってそんなに強いのか
268 = 202 :
半年ほど前のある日、ネロが突然事務所に電話をしてきた。
『閻魔刀』が突然『出てこなくなった』と。
その時は無くしたのかと思いネロをぶっ飛ばしてやろうかと思ったが、
詳しく話を聞くとどうやら普通に無くした訳ではなかったらしい。
『閻魔刀』が無いのにもかかわらずその力自体は失っていない。
なんかおかしい。
存在を感じるのに引き出せない。とネロは困惑していた。
ダンテにはわかった。
ネロに教える。
それは『閻魔刀』が別の者に召還された。と。
たまにダンテも『リベリオン』を召還することがあるからわかる。
魔剣は主に呼ばれると、どれ程距離があろうと一瞬で手元にやってくる。
そして続けて説明する。
存在を感じるのはお前がその召還した者と魂が繋がっているからだ。
いま残っている力は『閻魔刀』のじゃなく、もともとのお前の力だ。と。
269 :
>>267
人類最強とかそういう次元じゃないんだよな
270 = 203 :
>>267
スペック的に考えれば最強じゃないけど補正というかふいんき(ryが凄い
271 = 202 :
ネロは聞き返す。
『閻魔刀』を俺よりも強く呼んで召還できるやつなんているのかと。
ダンテは返す。
ああ、いる。
真の持ち主だ。バージル。
俺の兄貴だ。と。
ネロは再び困惑する。
死んだんじゃなかったのか?と。
ダンテは返す。
現にお前の話を聞くかぎりじゃあ復活したのは確実だろ。と
そう言いながらダンテ自身も己の言葉を反芻する。
復活。
今、バージルが生きている。
ニヤリと薄く笑う。
ネロは魂が繋がっているという点には特に疑問を持たなかったらしい。
それがスパーダの血族特有の物だと思っている。
ダンテは、
魂が繋がるなんて兄弟ですらおこらない。
もっと近しい関係じゃないとおこらない事 というのは伝えなかった。
272 :
勇次郎「ぬぅっ・・・この俺に刀など・・・不要・・・!!」 ペキッ
273 :
これが終わったら、ベヨネッタ希望
274 = 203 :
俺らの兄貴きたぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁ
275 = 202 :
ネロは どうすればいい?探して取り戻したほうが良いのか?と聞く。
ダンテは
ひとまず様子見だ と返す。
バージルを探し出し『閻魔刀』を奪いネロの手に戻すのは非常に難しい。
バージルははっきり言うとダンテより強い。
バージルを最終的に殺したのはダンテだ。
だがその時のバージルは自我を失っていたし、力も不完全で『閻魔刀』も無かった。
その状態であるにも関らずダンテを追い込んだ。
ダンテはギリギリ勝てたのである。
そんなバージルが復活し今『閻魔刀』を持っている。
困難極まりない。
ネロどころかダンテでさえ返り討ちに合う可能性がある。
それにバージルはそれほど危険人物ではない。
過去に一度人間界を危機に陥れたが、それは間接的な結果だった。
バージルは人間を根絶やしとか征服とかには全く興味が無い男だ。
そしてもう一つ。ダンテが気が進まない点がある。
家族と殺し合いするのはもうごめんだ。と。
276 = 221 :
兄貴復活ッ!兄貴復活ッ!兄貴復活ッ!
277 = 201 :
バージルキター
278 :
>>261
上条さんさえいなければ
その中に一方通行も加わってただろうな
279 = 261 :
>>262
ダンテ
桐生一馬
アカギ
天道総司
塾長
ガッツ
勇次郎
この辺は負ける姿が想像できない
280 = 202 :
ダンテ「…」
路地裏で一人考える。
ダンテ「バージル…」
どこからか気配を感じる。
向こうもダンテを感じている。
既に学園都市にいるのか、
それともどこか別の場所にいるのかはわからない。
だが確実にこちらを意識している。
ダンテ「お前もこのパーティに混ざりたいのか?」
ムンドゥスの復活。
多くの世界・次元を巻き込んだ大イベントだ。
ダンテ「…」
最悪の事態を考える。
それは魔帝の復活ではない。
ダンテ「三度も殺り合うのはカンベンだぜ。バージル」
ポツリと呟き、路地裏をあとにする。
281 = 203 :
>>279
あとはラッキーマン辺りだなwww
282 = 202 :
―――
暗い路地裏を人間離れした速度で移動する人影があった。
グレーのスーツに黒い髪の壮年の男。
それだけなら特におかしい点は無い。
事実、先ほどまで普通に路上を歩き、人の流れに身を任せていた。
だが『変装』が解けはじめている今は違う。
大きく開かれた目からは赤い光が漏れている。
そして左腕が無かった。
一歩が20mを越える程の歩幅で、行き先も考えずにただひたすら走る。
先ほどの出来事を思い出す。
突如眼前に現れた赤いコートを羽織った悪魔。
283 :
>>279
ガッツよりグリフィスだろ
ガッツに一度負けたけどGH化以降は想像出来ない
284 = 202 :
魔界では高名な武人である、高等悪魔の彼ですら恐怖を覚えた。
『悪魔すら泣き出す( DEVIL MAY CRY)』と称される怪物。
スパーダの息子にしてムンドゥスを封印した、紛れも無く神クラスの悪魔。
無論、即座に逃亡した訳ではない。
全ての力を解き放ち、そして挑んだ。
が、次の瞬間には左腕が肩から切り落とされていた。
そのまま死を覚悟したが、突然ピタリと止まったためなんとか逃げることができた。
285 = 202 :
「(とにかく…今は逃げねば)」
あの強烈な一撃でほとんどの力を削ぎとられ、最早左腕さえ再生できない。
男は走り続ける。
「…」
何かを察知した男は急停止する。
路地の先には仁王立ちする小さな影が二つ。
匂いからして人間。
高等悪魔の彼にしてみれば道端の小石程度の小さな存在だが。
鋭い悪魔の勘が反応する。
男は油断せずにその二つの影を見据える。
―――
287 :
http://www.youtube.com/watch?v=ATpe0f-WasA
288 = 202 :
―――
上条達と離れた後、御坂美琴はあの銀髪の『ダンテ』という男を探した。
後輩の白井黒子もなにやら心当たりがあるらしく、協力を快諾した。
二人は各地へテレポートしてはレーダー捜査を繰り返した。
そしてテレポート12回目にして遂に高速で移動する反応を捉え、
先回りしたのである。
御坂「…あの人…じゃない?」
黒子「…お、お姉さまッ!!」
御坂「…ッ!!?」
よく見ると男の左腕が無い。
しかしそれ以上に二人を驚かせたのはその男の顔である。
赤く光る瞳。
御坂「どうみても普通じゃないわね…」
黒子「一体何者なんですの…?」
男「人間の娘か…?」
御坂「(雰囲気的に…平和的にいかなさそうね…見るからに敵意むき出しだし)」
御坂の体が緊張する。
すぐにでも電撃を放てるように神経を研ぎ澄ます。
それを察知し、黒子も太ももにある釘を意識する。
289 = 202 :
御坂は考える。
こんな人間離れした速度で移動する人物が二人同時に現れるか?
学園の能力者ならおかしくない。
だがあの『ダンテ』という男もこの目の前の男も、
どう見ても学園都市の能力開発を受けた世代ではない。
とすると外部の能力者か?
そんなのが二人同時に偶然にも現れるか?
怪しすぎる。
御坂「聞きたいんだけど」
男「…」
御坂「『ダンテ』って銀髪の人知ってる?」
その言葉を聴いた途端男の表情が大きく歪む。
男「貴様…」
御坂「(…なんかキレたっぽい…)」
御坂「黒子」
290 :
>>287
相変わらずマジキチだな
291 = 202 :
返事をする間も無く黒子は男を拘束するべく、
黒子は男の真後ろ上の死角へ飛ぶ。
男の後頭部へドロップキックを、渾身の一撃を放つべく。
しかし黒子がテレポート先で見た光景は、予想とは異なっていた。
男の真後ろ上の死角へ飛んだはず。
なのになぜ―――
なぜ男はこちらを見据えて右腕を振り上げている?
ドンッ!!っと巨大な破壊音。
少女の体が大きく後方へ吹き飛ばされた。
292 = 202 :
目を開けると粉塵が舞っている。
パラパラと周りから何かの欠片が落ちる音が聞こえる。
黒子「…ッ!!」
起き上がろうとすると激痛が体を駆け巡った。
しかし痛みの他にもう一つ。
彼女が慣れ親しんだ―――電撃による痺れ。
御坂「黒子ッ!!大丈夫!!?」
黒子「だ、大丈夫ですの…!」
御坂美琴が放った電撃によって彼女の体は弾かれ、男が振り上げた右腕の直撃をすんでの所で免れたのだ。
その痺れの原因を放った少女の声の方へ目をやると、間に立つあの男、そしてその周りの惨状も目に入った。
男の足元のアスファルトがまるで砲弾が炸裂したかのように
直径5m程、深さ1mほど抉れていた。
大穴は両脇のビルへも食い込んでおり、壁が大きく崩れて屋内が見えていた。
あれが直撃していたら―――
黒子の脳裏に僅かな一瞬で枝分かれした別の未来が浮かぶ。
小さな体は原型を留めていなかっただろう。
しかし粉塵が晴れ男の姿が露になった時、その妄想は跡形も無く吹き飛んだ。
293 = 202 :
粉塵の中から現れた、人型の『何か』。
体の表面はゴツゴツしており、筋肉らしきものが大きく浮き出ており、
首から胸元と肘から先が赤い毛で覆われている。
指先には鋭い爪。
山羊の頭に巨大な角。
目から溢れている赤い光。
体の回りを黒い霧のような物がまとわり付いており、
そこから透かして見える奥の風景は絶えず揺らいでいる。
さっきの男と結びつくのは左腕が無いという点のみだった。
異形の化物は数刻前にも見た。
だが目の前の『それ』は明らかに異質だ。
ズゥ!!!っと凄まじい威圧感と恐怖が黒子の体に圧し掛かる。
『それ』を見た黒子は何も考えられず、体も完全に硬直した。
『逃げる』という事すら考え付かなかった。
295 :
ダンテのSSと聞いてきますた
296 = 202 :
『ゴートリング』。
十字教では『バフォメット』と呼ばれる大悪魔の種族。
高等悪魔の中でもさらに上位の存在。
黒子の体を固く縛る。
生命としての本能よりもさらに深淵―――魂の恐怖が。
が、突如聞こえた叫びが彼女を深淵の闇から呼び戻す。
「あぁぁあああぁあぁあああぁあああ!!!」
僅かに意識が戻る。
テレポートをしようと思う程の余裕は無かった。
地面を思いっきり蹴り、無我夢中でその場を離れる。
と同時に
バキンッ!!と大気を切り裂く音が響く。
297 = 203 :
oi
おい、御坂と黒子あきらかにヤベェだろ
298 :
死神の鎌振り回す人?
300 = 272 :
一方その頃
オナニーしてたら右手から日本刀出てきてワロタwwww(2)
みんなの評価 : ★★★×7
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