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    元スレダンテ「学園都市か」

    SS覧 / PC版 /
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    みんなの評価 : ★★★×7
    タグ : - 銀魂 + - aria + - DEVILMAYCRY + - gow + - とある魔術の禁書目録 + - ほむら + - みなみけ + - エヴァ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    102 = 1 :

    上条「つまり、ダンテさんはその悪魔達からインデックスを守りに来たのか?」

    ダンテ「んん、まあそんなところかな」

    上条「おお!そいつは頼もしいぜ!!」

    禁書「ちょっと…確認していい?」

    ダンテ「ああ?」

    禁書「その背中の箱に入ってるのは魔剣『リベリオン』だよね?」

    ダンテ「まあな」

    禁書「あの、それでね…今回、ムンドゥスということは…魔剣『スパーダ』も使う気なのかな?」

    上条「…?」

    ダンテ「…復活しちまった場合な」

    禁書「そ、そっか…」

    103 = 1 :

    上条「なんだ魔剣『スパーダ』って?」

    禁書「とうま。絶対に復活阻止しなくちゃダメなんだよ!もし『スパーダ』を使うことになったら…」

    上条「?そんなやべえ代物なのか?」

    ダンテ「まあな」

    禁書「前回のダンテが封印した時の場所はマレット島っていう島なんだけど…」

    上条「?」

    禁書「その島は魔剣『スパーダ』の力の余波で最終的に崩壊して消滅しちゃったの」

    上条「!!」


    ―――

    104 :

    おもしろい匂いしかしない支援

    105 = 1 :

    ―――

    同時刻
    イギリス、ロンドンのバッキンガム宮殿のとある一室

    この重苦しい空気漂う一室にイギリスの心臓部たるトップの者達が集っていた。
    イギリス女王エリザード、
    騎士派のトップ騎士団長(ナイトリーダー)、
    イギリス清教のトップ最大主教の代理の神裂火織とステイル=マグヌス、

    そしてこの重苦しい空気の原因を土産に持ってきたゲスト、『トリッシュ』。

    外からは工事の音が聞こえる。
    クーデターで破壊された部分の修復作業がはじまっていた。



    神裂「そ、その…つまり、魔帝軍を止めないと再びムンドゥスが復活するということですね?」

    トリッシュ「そう」

    106 :

    ダンテ「日本のピザは高けーんだよ」的な何か

    107 = 65 :

    >>101
    すまん間違えたwww

    108 = 81 :

    あそこ崩れたのダンテのせいだったのかよwww
    ムンドゥスが居なくなって境界線上にあった島が不安定になって云々とか考えてたわ

    109 = 1 :

    エリザード女王「ムンドゥス復活は持っての他」
    エリザード女王「なんとしてでも禁書目録を守らねばならぬな」

    トリッシュ「そゆこと」
    トリッシュ「あなたたちは禁書目録を確保したらあとはこっちに任せて」

    騎士団長「大丈夫なのか?」

    トリッシュ「私とダンテがいればどうにかなるわよ」
    トリッシュ「それにフォルトゥナのネロも上手くいけば増援に加わるし」

    神裂「ネロさん…も…」

    神裂とステイルは、ダンテ、ネロ、そしてこのトリッシュに面識がある。
    数年前、フォルトゥナの術式をインデックスに記録する時にこの三人が同席していたのである。

    111 = 1 :

    ※少し本筋から逸れるけど許して。
    ねーちんとネロたちの出会いが書きたい。

    ~~~~~~数年前~~~~~~~~



    伝説の魔剣士スパーダの物語。

    悪魔でありながら、魔界を裏切り人間の為に戦い、そして救った英雄。

    しかしスパーダ本人はその名や武勇伝が後世に残ることを由としなかった。
    その為もあってか、いつしか事実は物語となり、数ある伝説となりの一つとなり人々の記憶から薄れていった。

    天草式、必要悪の教会という裏世界に属している神裂すらスパーダの神話の神話は知らなかった。

    しかしある時、人づてに『閻魔刀』の話を聞く。
    全ての空間と次元を切断し、人と魔を分かつ、史上最強の刀。
    その刃は神すら切り捨てると言われている刀。

    その話に興味を持ち、神裂は必要悪の教会の蔵書を漁った。
    そしてフォルトゥナという小さな城塞都市の教典を見つけた。
    その中にスパーダの伝説と『閻魔刀』の事が書いてあった。

    112 :

    1行目でなぜかボンガロ思い出して吹いた

    113 = 106 :

    ヤマトォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ

    114 = 1 :

    神裂はうすうす予想はついていたものの、その記述を見て落胆する。

    『閻魔刀』とはスパーダが所有していた魔剣の一つ。
    そこまでは問題ない。

    だがこの大戦争の事は見ても眉唾だ。

    そんな大規模な動乱があったのなら、世界中の書物になにかしら残ってない方がおかしい。
    となると『閻魔刀』の存在自体も怪しい。

    もし本当に存在したとしても、実際に見つけるのは不可能。
    完全に失われたか、どこか人知れず厳重に封印されているだろう。
    本物の聖杯を探し出すくらい困難なことだ。

    その考えに行き着き、神裂の『閻魔刀』探求は終了した。

    しかしその後しばらくした時、思わぬ形で再び『閻魔刀』の探究心に火がつく。

    115 = 81 :

    >>113
    君が望んでやまぬものは!!

    116 :

    おいィ、アニメ版のダンテさんはパティというロリィにハァハァしている男なんだが?

    ダンテが打ち止めや禁書目録と出会ったら……

    支援

    117 :

    4でバージルが復活すると思ってて楽しみにしてたのに復活しなくて涙目になったのは俺だけじゃないはず、
    刀も技の種類少ししかなかったし

    118 = 1 :

    ある時、神裂とステイルはインデックスの護衛としてフォルトゥナへ向かうことを命じられた。
    フォルトゥナの魔導書をインデックスに記録する為だ。

    『悪魔狩り』を生業とする魔剣教団の本拠地、フォルトゥナ。
    かつて一時期スパーダが治めていたという城塞都市国家。

    とある事件以前までははほとんど外界と接触を持たず、必要悪の教会ですらその実態をほとんど把握していなかった
    魔術サイドの闇の最深部。

    いや、魔術サイドというよりも、『悪魔サイド』という独立した勢力として表現したほうが正しいのかもしれない。

    そのフォルトゥナの鉄壁ベールを剥す事件が、神裂達が行く一年前に起こった。

    最大主教の話によると、魔剣教団の上層部が神を作り出す事を目論んだという。
    それに使われたのがスパーダの血と魔剣『スパーダ』、そして『閻魔刀』。
    それをスパーダの血族が防いだとの事だった。

    119 = 1 :

    この事件を機に、フォルトゥナはいくらかオープンになり、
    外界の各魔術機関とも盛んに交流する様になった。

    そしてこの事件は魔術サイド全体を震撼させた。
    (とはいえこのフォルトゥナの動乱を知っている者は魔術サイドの中でも極一部なのだが)

    神を作るというのもかなりの事だが、それ以上に驚かせたのはかのスパーダの神話が事実だったという事だった。


    そして神裂は打ち震えた。

    『閻魔刀』が実在した。
    しかもつい最近フォルトゥナで使用された。

    インデックス護衛という任務があるにもかかわらず、まるで観光にでも行くかのように神裂は嬉々としてイギリスを旅立った。

    120 = 1 :

    復興作業が続くフォルトゥナに降り立った神裂達がまず驚いたのは、
    街の中心にそそり立つ巨大な黒い石版だ。

    綺麗に斜め一閃で切断されており、
    切り落とされた上半分が傍に横たわっている。
    切断される前は高さ200mはあっただろうか。

    案内のフォルトゥナの者曰く、あれは聖碑、地獄門、と呼ばれるもので、魔界への扉だったらしい。
    先の事件でスパーダの血族の者が『閻魔刀』を用いて切断したとのことだ。
    材質は未知の物質で、その硬度は鋼鉄を遥かに凌ぐため、撤去作業ができず事件当時からあのままだという。

    神裂はその光景に息を呑んだ。

    どうやって刀で切断したのか想像がつかない。
    もしかして『閻魔刀』とはとてつもなく巨大な物なのかもしれない。
    刀とは名前だけで、実際は全く違う武器かもしれない。

    121 = 35 :

    妄想が広がりんぐ

    こんなSSを待ってた

    122 = 1 :

    思いを巡らしてるうちに、とある聖堂へ案内された。
    魔導書の記録は翌日に予定されていたが、どうやら同席する者が急かした為このまますぐに行われるとの事だった。

    位の高そうな者に謝罪されたが、神裂は快諾した。
    先に用件を済ませて、フォルトゥナ城等スパーダゆかりの場所を巡りたかったのである。
    ステイルに 君はわかってるのかい?これは任務だぞ と注意され表情を引き締めたが、胸の高鳴りは収まらなかった。

    聖堂はかつて歌劇場として使われていたらしい。
    中央に台座があり、その周りを半円状に長椅子が何重にも置かれていた。

    彫刻が施された何本もの柱、200人ほど収容できる広さ、そして天井は高く中央の部分にはステンドグラス。
    そこから外の光が真っ直ぐに台座に降り注いでいる。
    この建物自体が芸術品だ。

    123 = 1 :

    だが良く見ると、柱の上の方が欠けたりしている。
    そしてかの事件でここも戦いの場になったらしい。

    神裂は一目見てそれが剣によるものだとわかる。

    台座の奥は妙にガランとしていた。
    恐らく何かの彫像が置いてあったのだろうが、戦闘で傷がつき撤去でもされたのだろう。

    神裂は屋内を見渡す。
    すると、余りにも場違いな服装をしている二人を見つけた。
    神裂も人の事を言えないのだが。

    124 = 1 :

    周りの物が質素な服を着、頭にフードをかけているので尚更その二人が目立つ。

    一人は20代後半あたりの金髪の妖艶な女性。

    女の神裂ですら照れてしまうほど美しい。
    台座の近くにある手すりに座って足をプラプラさせている。
    黒のチューブトップとタイトな皮のパンツがよりいっそうその官能的なオーラを引き立てている。


    そしてもう一人は恐らく30代後半の、赤いコートの銀髪の男。

    長いすにだらしなく寝そべっている。
    良く見ればかなり端正な顔立ちだ。
    腰には巨大な拳銃。
    そして一際異彩を放つのは傍に立てかけられた銀色の不気味な大剣。

    125 = 59 :

    この文才は裏山

    126 = 1 :

    ステイルもその二人を見つけたのか、なにやら怪訝な表情をしている。

    インデックスはそんな二人を気にすることも無く先ほど 小腹がすいていましたらどうぞ と差し出された料理を貪っていた。

    そんなインデックスを見て、
    あの金髪の女性とは正反対の清らかな美しさの、
    その料理を持ってきたキリエと呼ばれる女性が苦笑いをしていた。

    その時、神裂と長いすに寝そべっていた銀髪の赤いコートの男の目があった。

    127 :

    ダンテがダンテらしくていいね支援

    129 :

    てかどのアニメ、漫画、ゲームの世界巡ってもダンテに勝てるやつっていないよね

    130 = 35 :

    >>129
    ダンテは強いけどそれはない

    131 = 1 :

    銀髪の男は神裂を見るや、むくりと起き上がった。
    そして神裂の全身を舐めるように眺める。
    その男の視線に気付き、近くの手すりに座っていた金髪の女性もこっちを見る。

    神裂「(…?)」

    銀髪の男は立ち上がると、傍に立てかけてあった銀色の大剣を背中にかけ、つかつかと向かってきた。
    金髪の女も続く。

    さっきから奇妙な感覚がある。
    あの男と目があった時からだ。

    妙に落ち着かない。
    体の奥底がザワザワする。

    ステイルも同じだったようだ。
    ジッと近づいてくる奇妙な二人を睨む。

    そしてその二人は神裂達の目の前に来る。

    後ろで料理を貪っていたインデックスがその二人を見てピタっと動きを止める。
    良く見ると手が小刻みに震えている。

    132 = 1 :

    「あなた達がイギリス清教の?」

    金髪の女が口を開く。

    神裂「は、はい」

    「で、禁書目録はその子?」

    金髪の女がインデックスを指差す。

    ステイル「そうだが。あなた達は?フォルトゥナの方には見えないが」
    ステイル本人は隠しているつもりだろうが、警戒心を抱いているのは見え見えだった。

    「あ~、助っ人ってところかしらね」

    助っ人。
    良く意味がわからない。
    神裂がそれを聞き返そうか迷っていると、銀髪の男が口を開いた。

    「ほぉ…あと三年…いやあと五年すりゃかなりホットになるぜお嬢ちゃん」
    神裂をジロジロ見ながら意味不明な事を喋る。

    神裂「…は?」

    133 = 78 :

    >>129
    ないな

    135 = 81 :

    スタイリッシュエロオヤジだなwww

    136 = 35 :

    >>134
    ジョルジュ落ち着け!手がおかしいぞ!

    137 = 129 :

    >>133
    いやでも時は止められるし、すぱーだ持ってる状態のダンテ止められるやつなんているか?

    138 = 1 :

    「あっちが禁書目録ってことはお嬢ちゃんとそっちの坊やは護衛ってとこか?」

    銀髪の男は神裂の七天七刀を見ながら言葉を続ける。

    神裂の横でなにやらチリッと音がした。
    坊やと呼ばれステイルがイラついたのがわかる。
    まあ実際に少年なのだが。

    神裂「…はい」

    「禁書目録ねえ…女ってのは聞いてたがこんなに若いとはねえ」

    銀髪の男はインデックスに目を移す。

    「へえ…こっちも将来が楽しみだな。いい女になるぜ」

    その言葉を聞いて耐えかねたステイルが口を開く。

    ステイル「おい!あんたさっきから何なんだ?!」

    横から金髪の女性が銀髪の男に言う。

    「あなた少しだまってなさいよ」

    銀髪の男は苦笑いしながら両手を挙げ、へいへい という仕草でそれに答えた。

    139 = 35 :

    >>137
    JOJOの世界にいるし
    ドラゴンボールにいるし
    ディスガイアにもいるし

    これぐらいしか思いつかんわ

    140 = 31 :

    見事に脳内で再生される

    141 = 1 :

    その時、聖堂のドアが勢い良く開き、一人の若い男が飛び込んできた。
    目の前の二人ほどでは無いものの、その男も奇抜な姿をしていた。

    青いコートに銀髪。

    神裂達はその男の右手を見て驚いた。

    異形の右手。
    赤い甲羅のようなもので覆われ、その甲羅と甲羅の隙間が青白くぼんやりと光っていた。

    142 = 65 :

    スタイリッシュさはダンテさんが最高だぜ

    143 = 1 :

    キリエ「ネロ!」

    インデックスに食事を出してくれたキリエと呼ばれていた女性が、その若い男のであろう名を呼んだ。

    ネロ「悪い遅れた!って明日の予定じゃなかったのか?」
    近くにいたフォルトゥナの者が事情を説明する。

    その説明を聞くやいなや、ダンテの方を睨む。

    ネロ「またあんたかよ」

    ダンテへ声を投げかける。

    ダンテ「いいじゃねえか。さっさと終わらせて帰りてえんだよ。今のこの街は退屈すぎてどうにかなっちまいそうだぜ」

    ネロ「あんたがそう感じるならこっちとしては嬉しいね」

    つかつかとネロが神裂とダンテ達のところへ歩いてくる。
    なぜか近づいて来るにつれ右手の輝きが増す。

    ネロ「で、あんた達がイギリス清教のか?」

    神裂「は、はい」

    144 = 1 :

    それぞれが自己紹介を済ませる。

    ネロ「それにしても三人とも随分と若いな」

    ダンテ「だろ、その赤毛の坊やなんて昔のお前にそっくりじゃねえか。生意気そうな目つきとかよ」

    ステイルが再びムッとする。
    ネロはそのダンテの言葉をフンっと鼻で笑って流す。

    トリッシュ「じゃ、役者がそろったことだし、早速はじめましょ」

    その声を聞き、フードを被ったフォルトゥナの者達が魔導書を持って来て台座の上に乗せる。
    その数は10冊。

    ネロ「じゃあ皆出てくれ」
    ネロが周囲の者達に外に出るよう促す。

    神裂は少し困惑する。
    大抵、魔導書を記録する時は厳かにやるものだ。
    周囲に結界を何重にも張り、同席するものはそれ相応の霊装を着たりする。

    だがここには結界が張られている気配も全く無いし、
    神裂も人の事は言えないがこの目の前の三人の服装もおかしい。
    そして何よりもこの三人には全く緊張感が無い。
    ダンテにいたってはあくびして背伸びをしている。

    神裂「(…舐めてるんでしょうかこの人たちは…)」

    146 = 104 :

    ダンテの仕草がいちいち脳内再現できてにやけてしまう俺キメェ

    147 :

    その報告はしなくていいです

    148 = 1 :

    トリッシュが台座に向かい、なにやら魔導書を二つに分けている。
    そして三冊積みあがった方にポンと手を載せ、

    トリッシュ「こっちは記録しなくていい方ね」
    と言った。

    神裂は疑問に思った。
    記録しないならなぜここに持ってくる?
    そしてそれに返答したダンテの言葉は信じられないものだった。

    ダンテ「今ぶっ壊せばいいのか?」

    トリッシュ「やりたいならどうぞ」

    魔導書を『ぶっ壊す』? ありえない。

    魔導書とはただの本ではない。
    それそのものが魔法陣と化しており、干渉を一切受け付けない。
    しかもあれは原典だ。
    たとえ傷をつけられたとしてもすぐに自己修復し、強力な迎撃術式が作動する。

    どれだけ手を尽くしても封印するのが精一杯だ。
    壊すなんて困難極まりない。

    インデックスとステイルもそのやりとりに驚愕している。
    神裂「(…何を言っているんでしょうかこの方達は…)」

    いよいよ心配になってくる。

    149 :

    4放置したけど、こういうの見るとやりたくなるな

    150 = 1 :

    だが唖然としている三人を尻目に、トリッシュは三冊の魔導書をダンテに向かって適当に放り投げた。

    インデックス「ね、ねぇ!!ちょ、ちょっと!!!」

    耐えかねたインデックスが声を上げる。

    インデックス「こ、壊すってどういうこと?」

    ダンテ「その言葉のまんまだ」
    そう返しながら床に落ちている三冊の魔導書を拾い積み上げる。

    インデックス「む、無理じゃないかな?!」

    ダンテ「まあ見てろって」
    そういうとダンテは背中の大剣に手をかけ、

    イェァァァ!!!

    掛け声と同時に、積みあがっている魔導書目がけて一気に振り下ろした。

    ゾン!!!っと三冊の魔導書が両断された。

    バラッと切断された魔導書が無残にも散らばる。
    そしてすぐに眩く燃え始め、5秒もたたずにしおしおと小さくなり跡形も無く消えた。


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