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元スレ新ジャンル「砂かけ少女」
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ザザーン
女「……」
男「……」
女「……」
男「……静か、だな」
女「たまに、こんな日があったっていいよ」
男「……ホントのたまに、ならな」
女「……だね」
女「……」
男「……」
女「……」
男「……静か、だな」
女「たまに、こんな日があったっていいよ」
男「……ホントのたまに、ならな」
女「……だね」
男「ん?」
女「ちょ~っと見てて」
男「ああ」
女「……」ドサッ
男「??」
女「……やっぱ、後ろに尻もちついても駄目か」
男「なに、しているんだ?」
女「ん、ゴメン、もう一回」
男「ああ」
女「……」ボサッ
男「って、おい!どうしたんだ!」
女「……あれ?やっぱり、飛べない」
女「ちょ~っと見てて」
男「ああ」
女「……」ドサッ
男「??」
女「……やっぱ、後ろに尻もちついても駄目か」
男「なに、しているんだ?」
女「ん、ゴメン、もう一回」
男「ああ」
女「……」ボサッ
男「って、おい!どうしたんだ!」
女「……あれ?やっぱり、飛べない」
男「ったく、砂浜に顔からダイブしたときにはビックリしたぞ」
女「ご、ゴメン」
男「髪の毛が砂だらけだ。ほら、目閉じろ」
女「ん」
男「……よし、もういいぞ」
女「ありがと」
男「ハァ……。んで、結局何がしたかったんだ?」
女「私、実は……」
男「実は?」
女「……夢見てたみたいなんだ。なんか、SF映画に出てきそうな夢」
男「夢?」
女「ご、ゴメン」
男「髪の毛が砂だらけだ。ほら、目閉じろ」
女「ん」
男「……よし、もういいぞ」
女「ありがと」
男「ハァ……。んで、結局何がしたかったんだ?」
女「私、実は……」
男「実は?」
女「……夢見てたみたいなんだ。なんか、SF映画に出てきそうな夢」
男「夢?」
女「そう。なんか、転ぼうとすると瞬間移動しちゃう夢」
男「……」
女「そんな変な顔しないでったら。って、そりゃいきなりこんな話聞かせられたら、私も面喰らうと思うけどさ」
男「す、スマン」
女「一回目はね。一昨日。友がバイト行っちゃって、男が塾行って私一人でここに来てた」
男「そうだったのか」
女「みんな来てないけど、走ってないのはなんか嫌で、私一人で走ってた」
女「私、そのとき砂に足をとられたみたいで、こけそうになったんだ」
女「手を前に出そうとしても手が動かなくて、足を前に出そうとしてももつれちゃってて」
女「でも、倒れる目の位置にガラス片があってさ、避けられないの」
女「周りの時間がゆっくりに感じてさ。『ああ、私の目見えなくなっちゃうのかな』なんて冷静に考えちゃったりしてさ」
男「だ、大丈夫だったんだよな」
男「……」
女「そんな変な顔しないでったら。って、そりゃいきなりこんな話聞かせられたら、私も面喰らうと思うけどさ」
男「す、スマン」
女「一回目はね。一昨日。友がバイト行っちゃって、男が塾行って私一人でここに来てた」
男「そうだったのか」
女「みんな来てないけど、走ってないのはなんか嫌で、私一人で走ってた」
女「私、そのとき砂に足をとられたみたいで、こけそうになったんだ」
女「手を前に出そうとしても手が動かなくて、足を前に出そうとしてももつれちゃってて」
女「でも、倒れる目の位置にガラス片があってさ、避けられないの」
女「周りの時間がゆっくりに感じてさ。『ああ、私の目見えなくなっちゃうのかな』なんて冷静に考えちゃったりしてさ」
男「だ、大丈夫だったんだよな」
女「何かあったら、今日ここに来てないって」
男「……それは、そうか」
女「私はそこから20mくらい離れたところで顔から砂浜に落ちて、なにも無かった。……あ、いやちょっとした擦り傷くらいはつくちゃったけどね」
男「……」
女「二回目は、昨日、勝負の時。状態は一回目とほぼ同じ。ガラス片は無かったけど」
女「ちょうど、友と男が岩のかげで見えなくなってるときだね」
男「ああ、折り返した女は見てたからな」
女「そのときにこけた私は、200mちょっと先のゴールを過ぎたところでこけてた」
男「……俺たちもその夢に付き合わされてるってことか?」
男「……それは、そうか」
女「私はそこから20mくらい離れたところで顔から砂浜に落ちて、なにも無かった。……あ、いやちょっとした擦り傷くらいはつくちゃったけどね」
男「……」
女「二回目は、昨日、勝負の時。状態は一回目とほぼ同じ。ガラス片は無かったけど」
女「ちょうど、友と男が岩のかげで見えなくなってるときだね」
男「ああ、折り返した女は見てたからな」
女「そのときにこけた私は、200mちょっと先のゴールを過ぎたところでこけてた」
男「……俺たちもその夢に付き合わされてるってことか?」
女「それは……それは、わからないけど」
女「今度は、こけても何もならなかったよ」
男「……そうか」
女「これで私の話は終わり……。昨日話せなくてゴメンね」
男「……いや、いい。確かに、こんな突飛押しもない話を聞いたら、笑い話にしてしまうかもしれないしな」
女「そういってもらうと、助かる」
男「……」
女「……」
女「今度は、こけても何もならなかったよ」
男「……そうか」
女「これで私の話は終わり……。昨日話せなくてゴメンね」
男「……いや、いい。確かに、こんな突飛押しもない話を聞いたら、笑い話にしてしまうかもしれないしな」
女「そういってもらうと、助かる」
男「……」
女「……」
男「……こけることが発動条件というわけじゃないんじゃないか?」
女「へ?」
男「砂浜以外で転んだっていうのはあるか?」
女「え、ちょ、ちょっと待って」
男「ん?なんだ?」
女「さっきから、黙ってそれ考えてたの?」
男「あ、その……悪かったか?」
女「あ、別にそういうわけじゃなくて、その……私にこういう話を黙ってられたとかそういうのに、ショック受けたのかなって思ってたから」
男「それはさっき『いい』と答えたんだが」
女「……」
男「……?」
女「っぷははははははははは!!」
女「へ?」
男「砂浜以外で転んだっていうのはあるか?」
女「え、ちょ、ちょっと待って」
男「ん?なんだ?」
女「さっきから、黙ってそれ考えてたの?」
男「あ、その……悪かったか?」
女「あ、別にそういうわけじゃなくて、その……私にこういう話を黙ってられたとかそういうのに、ショック受けたのかなって思ってたから」
男「それはさっき『いい』と答えたんだが」
女「……」
男「……?」
女「っぷははははははははは!!」
男「ど、どうした?」
女「あはははは!ハァ…ハァ…ぷくくくくくぁははははは!」
男「……」
女「あははははははは!」
男「……」
女「わ、悪い、ヒィヒィ……と、止まらな、ぁはははははは!!」
男「……」
女「あははははははははははは!!」
女「あはははは!ハァ…ハァ…ぷくくくくくぁははははは!」
男「……」
女「あははははははは!」
男「……」
女「わ、悪い、ヒィヒィ……と、止まらな、ぁはははははは!!」
男「……」
女「あははははははははははは!!」
アーッハッハハハハアーハヒャヒャヒャハハヒャハヒャヒャヒャヒャヒャ!!!
女「だから、悪かったって~!そんな憮然な顔すんなよ」
男「……別に怒ってはいない」
女「んじゃ、その眉間の皺をもっと浅くしてくれよ~」
男「……」
女「いや、ホントにゴメン。別に男のこと笑ったわけじゃないんだ。これはホントだ」
男「……それなら、どうして」
女「嬉しかった。ありがと」
男「そうか」
女「男が友達でよかったって心から思えたんだ」
男「……そうか」
男「……別に怒ってはいない」
女「んじゃ、その眉間の皺をもっと浅くしてくれよ~」
男「……」
女「いや、ホントにゴメン。別に男のこと笑ったわけじゃないんだ。これはホントだ」
男「……それなら、どうして」
女「嬉しかった。ありがと」
男「そうか」
女「男が友達でよかったって心から思えたんだ」
男「……そうか」
男「……でも、女の笑顔が見れて良かった」
女「ん?」
男「今日は昼からずっと沈んでたからな」
女「……ありがと」
男「いや、なんというか、その……俺にも男としての甲斐性があってよかった」
女「……男でもそういうのは気にするんだ?」
男「あった方がいいのは確かだ。それに、このまま暗い顔されてたら、友に叱られるからな」
女「友が~?あいつは別に私の心配なんてするわけないじゃん」
男「……そう、かもな」
女「ん?」
男「今日は昼からずっと沈んでたからな」
女「……ありがと」
男「いや、なんというか、その……俺にも男としての甲斐性があってよかった」
女「……男でもそういうのは気にするんだ?」
男「あった方がいいのは確かだ。それに、このまま暗い顔されてたら、友に叱られるからな」
女「友が~?あいつは別に私の心配なんてするわけないじゃん」
男「……そう、かもな」
女「友はどうしたんだろうね~」
男「……確かに、今まではいきなり帰るなんてことはなかったからな」
女「やっぱ、ツッコミにはボケが必要だからな~」
男「明日になったら、たぶん出てくるさ」
女「確かにそんな気がする」
男「……ん?」
女「どしたの?」
男「……友の家って知ってるか?」
女「え?えっと……行った時はないかな」
男「だよな……なんとなく、それが気になっただけだ」
女「?」
男「……確かに、今まではいきなり帰るなんてことはなかったからな」
女「やっぱ、ツッコミにはボケが必要だからな~」
男「明日になったら、たぶん出てくるさ」
女「確かにそんな気がする」
男「……ん?」
女「どしたの?」
男「……友の家って知ってるか?」
女「え?えっと……行った時はないかな」
男「だよな……なんとなく、それが気になっただけだ」
女「?」
男「んじゃ、そろそろ帰るか」
女「うん」
男「今日は勝負できなかったけどな」
女「どうせ、私と勝負したら男が勝つの目に見えてるもん」
男「瞬発力じゃ負ける気がするんだが」
女「男は、もうちょっと体柔らかくしなきゃね」
男「……俺、そんなにかたいか?」
女「ときどき、もうちょっと柔らかければもっといい動きできるのに~って、思う時が」
男「……今後の課題にする」
女「うん」
男「今日は勝負できなかったけどな」
女「どうせ、私と勝負したら男が勝つの目に見えてるもん」
男「瞬発力じゃ負ける気がするんだが」
女「男は、もうちょっと体柔らかくしなきゃね」
男「……俺、そんなにかたいか?」
女「ときどき、もうちょっと柔らかければもっといい動きできるのに~って、思う時が」
男「……今後の課題にする」
女「たのも~」
叔母「……もう来たの?」
女「あ~、今回は『ジャンプ』してないよ?」
叔母「あらそう。それで?」
女「いや、そんな別にそれ以外で来たっていいでしょ」
叔母「……まぁね。ちょっと日課になるんじゃないかと身構えた分、頭の柔軟性がなくなってたみたいだわ」
女「まぁ、もちろんそっちの相談もあるけどね」
叔母「……」ガチャ
女「受話器持って何するつもりだ」
叔母「近所の子供たちに私の代わりに言ってもらおうと」
女「そんなに流行らしたのか!」
叔母「……もう来たの?」
女「あ~、今回は『ジャンプ』してないよ?」
叔母「あらそう。それで?」
女「いや、そんな別にそれ以外で来たっていいでしょ」
叔母「……まぁね。ちょっと日課になるんじゃないかと身構えた分、頭の柔軟性がなくなってたみたいだわ」
女「まぁ、もちろんそっちの相談もあるけどね」
叔母「……」ガチャ
女「受話器持って何するつもりだ」
叔母「近所の子供たちに私の代わりに言ってもらおうと」
女「そんなに流行らしたのか!」
( ゚∀゚)Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)アヒャヒャヒャヒャ!!
アイディア枯渇パンク状態になりました……
妄想力を養うために寝てきます……
昨日と同じく、落ちたら落ちたでよし
P.S.今日は特にずっと張り付いてくださったID:S+lI10wg0に感謝します
その他レス頂いた方、とても励みになります。ありがと
妄想力を養うために寝てきます……
昨日と同じく、落ちたら落ちたでよし
P.S.今日は特にずっと張り付いてくださったID:S+lI10wg0に感謝します
その他レス頂いた方、とても励みになります。ありがと
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