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    元スレ新ジャンル「妹ストーカー」

    新ジャンル覧 / PC版 /
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    552 = 545 :

    「ばいばい…お兄ちゃんっ」

    「ありがとうございました。連れて行ってください」

    警察「…っ」

    「必ず…必ずお兄ちゃんのプリン食べに行くから!」

    「ああ、待ってる」

    「ずっと探すからね!世界の果てまで探しに行くから!」

    「それでこそ、お前をストーカー呼ばわりした甲斐があるってもんだ」

    「私、お兄ちゃんを追いかけるストーカーになっちゃうよ!?」

    「楽しみにしてる」

    ―――それからも俺は色々あった。でも俺は生きる気力を失わなかった。
         今度こそ『妹』にちゃんと向き合いたかったから。そして…。



    ―――――
    ―――

    553 = 545 :

    -エピローグ 数年後 公園-

    「ありがとーございましたー!」

    「ふう…客足もひと段落か」

    「今日も結構売れたかな?」

    ―――ここまで何年かかったかな?プリン専門のパティシエってのも大変なもんだな。

    「あと1人分くらいかな、今日の在庫は」

    「………」

    ―――数年かかってパティシエの技術を獲得し、何とか公園で屋台を出すのが精一杯だった。

    「まだ工場には及ばないな」

    556 :

    やっと追いついた
    しえん

    557 = 545 :

    「ふう…」

    ―――妹の墓前にはミルクプリンを何回も届けた。
         その度にやっぱり悔しくて泣いてしまう。

    「誰が何と言おうと、俺は守れなかった」

    ―――襲撃事件後、俺は廃人のようだった。

    「何度も死のうと思ったよな?」

    ―――法でも裁けず、自分でも裁けず。

    「でも…」

    ―――裁くことがすべてではないこと、そして俺にパティシエの夢を与えてくれた妹がいた。

    「ストーカーだけどな」

    ―――正確にはストーカーになった、か?

    558 :

    今北で途中だがこの流れどこかで・・・
    いや失礼なんでもない

    559 :

    >>546
    変態じゃねえかww

    560 = 545 :

    「あのすみません。まだプリンはありますか?」

    「はいはいらっしゃいませー!最後のお1人分ですが♪」

    ―――アイツのおかげで、俺はプリン屋をできているんだよな。

    「ミルクプリンを…」

    「はいはい、いま箱に詰めますね」

    ジャラッ…

    「ん…?」

    ―――携帯電話のストラップ?

    「ふふ、斬新なデザインでしょう?チワワのお尻から何とヨークシャーテリアが!」

    ―――その瞬間、頬を涙が伝わったのが分かった。

    562 = 545 :

    「バカ野郎、来るの遅えよ」

    「探したんだよ、お兄ちゃん」

    「俺も苦労したんだぜ?」

    「うん、うん…!」

    「久しぶりだな?」

    「久しぶりだね!」

    「ただいま―――」






    「お帰り、お兄ちゃんっ―――!」



    Fin

    564 = 545 :

    ここまで糞ssに付き合ってくれてありがとう。
    何とか終われたようでホッとした。もう無理かと思ったけど何回もプロットし直したこの形に至る。
    説明し切れていない部分が多いこと、後半ストーカー関係なくなってこじつけがスゴいことになって申し訳ない。

    ただ一応スレ立て当初からの他愛もない会話の伏線は大概回収したし、ある程度謎も説明できるようにはなったと思う。たぶん…。
    少しでも面白かったと思ってくれたら幸いである。
    俺はもうこのスレには来れないと思うが有効活用してくれると嬉しい。パラレルワールドで好き勝手やって欲しいな。

    じゃあな、おやすみ(´・ω・`)ノシ

    565 :

    乙!

    ハラハラドキドキしっぱなしだったぜ
    1おやすみー

    567 :

    よかった。
    >>1おやすみ!

    568 :

    お疲れ様面白かった!女が出てきたときは鬱しかおえなかった

    569 :


    廚二くささがよかったお

    570 :

    >>1乙。おやすめー



    …で、この次に続くヤツいるのか?

    571 :

    >>1
    おもしろかったぜ

    572 = 551 :

    >>1
    何となくそんな気がしてたがやっぱりあんたか
    後書きで確信した
    また何か書いてくれよ

    573 = 563 :

    >>1
    すごく良かった 感動した

    574 :

    お疲れ様でした。
    なによりハッピーエンドでよかった。

    575 = 550 :

    >>1

    新ジャンルの本懐は一レス一ネタだからな
    俺も気力がありゃまた書くわ
    あ、でも、やっぱ長編な悪寒

    577 = 570 :

    書き出したらいずれシメなきゃイカンのがなぁ…

    578 :


    涙目になってしまった

    SSが終わるのってやっぱ寂しいわ
    どうしてもこの後の物語が気になってしまう

    579 :

    >>1乙です
    またどこかであえたらいいなぁ

    582 :

    >>1
    すげぇ面白かった!

    583 :

    >>1
    張り付いてて良かったわ

    584 :

    まだ読んでないから落とせない

    585 :

    >>1乙、素晴らしかった
    正直もっと読みたい

    586 = 584 :

    ほーう!

    587 = 583 :

    誰か新しく書く人はいないのかな

    588 = 584 :

    >>562で涙腺崩壊した

    589 :

    起きたら終わってた…

    591 = 551 :

    まだ残ってるのか
    誰か書こうぜ

    592 :

    おつ

    593 = 569 :

    あげ

    594 = 592 :

    いまから

    595 :

    596 = 565 :

    「いってきまーす」

    「(ああ…妹ちゃんかわいい! 今日もすっごくかわいい!)」ハアハア

    「おいこら、そこのお前。電信柱の陰でいったい何してる」

    「む……何よいきなり。今あなたの妹さんをストーキングするのに忙しいの。用なら後にしてちょうだい」

    「……朝っぱらから上等じゃねえか、変態め! 俺の妹には、指一本触れさせんぞ!」

    「触れようだなんて、恐れ多い! 私はただ尾行や、盗撮ができれば満足よ!」

    「なおさら悪いわ! 帰れ! このストーカー女!」

    「うるさい! シスコン男のくせに!」


    スレタイ見た時こういうことかと思った

    597 = 595 :

    >>596
    続けてくれ

    598 = 565 :

    ジリリリリン

    「はい、もしもし?」

    「…………(あああ、妹ちゃんかわいい! 電話越しの声が愛らしい!!)」

    「あのー、どちら様ですか?」

    「…………(小リスのように、首をかしげる仕草が目に浮かぶ!)」

    「……変なの」ガチャン

    「あ、待っ……。しまった、今日こそお話しようと決心したのにぃ……」

    599 = 565 :

    「電話、誰からだった?」

    「分かんない。何も言ってくれなかったよ」

    「また無言電話か。最近、多いな」


    ジリリリリリン


    「あ、また電話。どうしよう、もう塾行かないと……」

    「ああ。俺がとるから、行ってこいよ」


    ジリリリリン


    「妹さんは、そろそろ塾の時間。しかし、まだギリギリ間に合うはず。私の読みに狂いは無い!」


    ガチャ


    「……!(来た! さあ、今日こそ『パンツ何色?』って聞くのよ私!)」

    「はーい、もしもーし」

    「チェンジ」

    600 = 565 :

    「やっと昼かー。腹へったー」

    男友「なあ、天気いいし、屋上で飯食わね?」

    「いいねー、えーと弁当弁当……」

    男友「いいよなー、いつもお母さんに弁当作ってもらえて。俺なんかいつも買い弁だぜ」

    「ふっ……我が友よ、聞いて驚け。今日は妹が弁当作ってくれたのだ!」

    男友「おー、よかったじゃん。何でまた?」

    「実は、最近母さんが忙しくてだな……ってあれ? べ、弁当が無い!?」

    男友「なんだ、忘れたのか?」

    「そんな馬鹿な!? 確かに鞄に入れたのにぃいい!!」



    「ふふふ……、今日ばかりは妹さんを諦めて、あの男を尾行してよかったわ」

    「手作り弁当ウマー」


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