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    元スレ新ジャンル「偉そうメイド」

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    1 :

    「ただi…」
    「遅い! せっかくの料理が冷めてしまったぞ。
     ……まあいい。温めなおしておくから、その間に風呂に入ってこい」
    「は、はい」

    3 = 1 :

    「私手ずからの料理だ、有り難く食べるがいい」
    「は、はあ……あの」
    「なんだ?」
    「メイドさんの手作りなんですか? うちにはコックがいたはずですが……」
    「食材の無駄遣いをちょっと注意したら、泣いて出て行った」
    「それって、『ちょっと』じゃないんじゃ…」
    「なにか?」
    「イエナンデモ」
    「ああ、今日届いた郵便物は書斎に仕分けしておいてある。
     何通か大事な用件の物もあったようだから、
     寝る前にきちんと目を通せ」
    「はい」

    4 = 1 :

    さて立て逃げ

    5 :

    こら、逃げるな

    6 :

    これ逃げるでない

    7 :

    いいかげんもっとやれ

    9 :

    「ご主人様、夕食をお持ち致しました」
    「ありがとう、今日も美味しそうだね」
    「ええ、全くご主人様のような馬鹿舌にはもったいない夕食ですね」
    「……もしかして、お昼をカップラーメンで済ませたこと怒ってる?」


    これじゃただの毒舌?

    10 :

    「学校行ってくる」

    「行け、わが主人よ!だがその前に…」

    「?」

    「さあ、この宝箱を開けるがよい!!」

    「なんでいきなり王さまなんだ!!」

    11 = 1 :

    何で残ってるんだよw

    「あ、あの、メイドさん?」
    「なにか?」
    「あ、いえそのすみませんすみません」
    「謝るようなことをしたのか?」
    「いえ、そーゆーわけではないですが……(上から見下ろしてくる視線がマジ怖いんだもん)
     あ、明日ですね。友人を招きたいのですが」
    「いくらでも招くがいい。存分にもてなしてやろうではないか」
    「は、はあ…そ、それでそのう……せめて言葉遣いをね?」
    「別に仕事はきちんとこなしているのだ、問題ない」
    「うう、いえ、せめて丁寧語でお願いしたく……」
    「うむ……・あ、あー……」
    「……」
    「……」
    「……」
    「無理だな」
    「なんで!?」
    「へりくだる理由がない」
    「いやあの私が雇い主で、あなた使用人ですよね?」
    「それがなにか?」
    「……もういいです……」

    12 = 10 :

    「はあ、今日も疲れた…」

    「ご苦労さま」

    「肩と腰がバキバキだ、あー痛い」チラッ

    「ん?どうかした?」

    「いやなんでも。揉んだら気持ちいいだろうけど、自分じゃ揉めないしなあ」チラッ

    「分かったよ揉みますよ揉ませてもらいますよ」

    「うむ」

    13 :

    14 = 1 :

    「で、そのメイドってどこだよ」
    「いや、さっきから給仕してくれてるだろ」
    「……」
    「あ、すみません。おいしいですよ、この紅茶」
    「……」
    「確かに無口だけど、問題ってほどじゃないだろ? 紅茶の淹れ方も素晴らしいし、いいメイドさんじゃないか」
    「いや、いつもは酷いんだって」
    「そんなこと言ってるから怒って口きいてくれないんじゃないのか?」
    「だとすると俺はお前が帰った後地獄を見ることに……」
    「……」

    15 :

    続けて下さい

    16 = 1 :

    「あ、あの……メイドさん?」
    「……」
    「お、怒ってます?」
    「……疲れた……」
    「は?」
    「余計なことを口走らないように黙っていたら、疲れた」
    「なんでまた……」
    「すると、私がいつものような口をきいて、主人の面目を丸つぶれにしたほうがよかったと、
     そういいたいのか?」
    「いえ、そんな。それはお心遣い痛み入ります」
    「しかもなんだあの男! 紅茶ばかりがぶがぶ飲みおって!
     私が丹誠込めて焼き上げたアップルパイには見向きもしないだと!?
     なんだ、何が気にくわなかったんだ!」
    「いや、友は甘い物苦手で……」
    「それなら前もってそう言っておいてくれ!
     満足なもてなしが出来なかったとはメイドの名折れ
     今度呼ぶときはきっちりもてなしてやる……」
    「職業意識が高いのは結構なんですがね……」
    「なにか?」
    「イエナンデモ」

    17 = 5 :

    もっとやってくれ

    18 = 7 :

    もっとやらんかお願いします!!

    19 = 1 :

    「朝だ、起きろ。朝食はどうする」
    「ああ……メイドさん…。 今日は遠慮しておきます……」
    「ほっほお、私の料理が食えないと言うのか? いい度胸だ」
    「ああ……いえ、どうも風邪のようで……」
    「なんだ、風邪か。では朝食は消化にいいオートミールといちじくのコンポートにする。
     何か食べないと治るものも治らないぞ」
    「すみません……」
    「朝食までおとなしく寝ていろ。あとで追加の毛布を持ってきてやる」

    20 = 1 :

    >>1の勝手な妄想イメージ

    偉そう
    仕事はすんげーできる。てきぱきとそつなくこなす
    でも偉そう
    一応主人は立てるし、ましてあごで使うとかしない
    でも偉そう

    「なにか?」

    21 = 7 :

    いいなぁ

    22 :

    偉そうって言うかただのツンメイドじゃ

    23 = 22 :

    >>22あれ 俺書き込んだっけ?

    24 :

    「…庭の落ち葉がすごいなぁ…メイドさん落ち葉の処理をお願いね?」
    「なぜ私が?」
    「…え?貴女はここの『メイドさん』でしょ?」
    「ええ」
    「なら…」
    「私はけっこう忙しいんです。炊事…洗濯…掃除…そろそろ買物にも…」
    「…でも…これも掃除なんじゃ…」
    「御主人様のお庭なんですから、ご自分でなさって下さい。今日はお暇でしょう?」
    「…まぁ…暇だけど…」
    「ほうきで掃いて集めるだけですから簡単です…お教えしましょうか?」
    「…いや、いいよ…ひとりでできる」
    「そうですか…まぁ私としましても、それくらいは出来てもらわないと困りますが…」
    「………」
    「これがほうきです…ではお願いします」
    「…うん…」
    「…あ…お風呂を沸かしておきますのでお済みになりましたらどうぞ」
    「…ありがとね」
    「いえ、メイドとして当然のことです…それでは」
    「…………なら落ち葉掃除してよ」
    「…なにか?」
    「ぇあ!?…べ、別に?」

    25 :

    男はショタ

    26 = 7 :

    ぬふん

    27 = 1 :

    「……出がけに傘は渡したはずだが?」
    「……すみません、ぬかるみで転んじゃって」
    「……」
    「怒ってます?」
    「……万が一を思って風呂は入れてある。とっとと入ってこい」
    「すみません……せっかく毎日掃除してるのに廊下汚れちゃいますね。
     後で掃除します」
    「掃除は私の仕事だ。風呂の間にやっておく」
    「でも……」
    「なにか?」
    「いえ……」
    「とっとと行け……ああそれと」
    「なんですか?」
    「風呂から出たらキッチンに来い。ホットミルクを淹れておいてやる」

    28 :

    これ いいな

    29 = 7 :

    ふぉびょんっ!

    30 :

    すごくいいよぉ~!!

    32 = 24 :

    「御主人様、落ち葉掃きの方はお済みでしょうか?」
    「うん、大体ね」
    「ではこれを…先程買って参りました」
    「…サツマイモ?いいね!」
    「さすがに焼き芋くらいはご存知のようですね…では焼き上がりましたら御呼び下さい」
    「…え?私が焼くの?」
    「はい」
    「…メイドさんが焼いてくれるのかと…」
    「落ち葉焚きは焦げた匂いが服につきますので…」
    「…でもメイド服って仕事着なんだし焦げた匂いくらい……私なんか私服なんだけど…」
    「お洗濯は私が責任を持って致します。…私が服に匂いがつくのを避けるのはお夕食の給仕の為です」
    「…夕食?」
    「匂いがお食事を不快にさせてしまいます。それが御主人様ならばなおさらです。それくらいわかっていただけますでしょう?」
    「…う…それは…あ!なら先にお風呂に…」
    「お食事の後も仕事はございますし…いつ御主人様が呼ばれるとも知れませんので、それまでは入浴などできません」
    「…………」
    「これだけ言えばわかっていただけましたでしょう?…それでは失礼します」
    「………そこまできっちりしなくても…メイドさんがお風呂入るくらい…」
    「…なにか?」
    「ぅあ!?べ、別に?」

    33 :

    ええいもっとへりくだれッ!

    35 :

    ああもうくたばれば良いのに

    36 = 1 :

    風呂と言えば…
    (多分雇い初めの頃)

    「うわっ、何入ってきてるんですか!」
    「気にするな。使用人に裸を見られてうろたえる主人がどこにいる」
    「ここにいますよ! っていうか何の用ですか!」
    「背中を流そう」
    「何考えてるんですか!」
    「メイドとして当たり前の仕事だが? ……ああ、私が脱ぐと思ったのか? そういう仕事は受け付けていないぞ」
    「どういう意味ですか! ……でも服濡れますよ?」
    「主人の風呂の世話くらいで服を濡らすなど、ありえん。この程度出来なくてどうする」
    「……いや、でも……」
    「なにか?」
    「ナンデモアリマセン……でもっ! お風呂の世話はいいですからっ!」

    必死の説得で風呂での安寧を確保したという

    37 = 1 :

    「でも、美人だねえメイドさん。男なんてほっといて今度一緒に遊びに行かない?」
    「……」
    「あー……メイドさん。友に何言っても面目潰されたとか思いませんから……
     お返事してあげてください」
    「……ふぅ……いいのか?」
    「ええ……っていうか、いっぺんきっちり言い聞かせてやってください。私、あっち向いて耳ふさいでますから」
    「感謝する」
    「声もかっこいいねえ……ぜひ色よいお返事を」
    「大馬鹿者がっ!」
    「へ?」
    「言うに事欠いて『男なんて』とはどういうことだ! 主人をコケにされて気分のいい使用人があるかっ!
     そもそも働いている最中の人間を口説くなど、公私混同も甚だしいわっ!
     だいたい以前来たときもそうだが……(以下略)」
    「ひいいい」

    38 = 7 :

    わこーれ

    39 = 24 :

    「ぅ~寒いなぁ…こんなに冷えるなんて…」
    「御主人様、ここにおられましたか」
    「…あれ?メイドさん?…へっくし!!」
    「どうなさいました!?まさかお風邪を!?」
    「え?いや寒くて…熱っぽくはないけど…」
    「…出掛けにコートを召しますよう言ったはずですが?」
    「…あ、ごめん…出掛けるときは温かかったから…」
    「この季節は昼間は暖かくても夕方になると冷えると私は言いましたよね?」
    「…ご、ごめん…」
    「…いえ、まずはこのコートをお召しください。そのままではお風邪を…」
    「わざわざ持ってきてくれたの?ありがとう」
    「メイドとして当然です。御主人様はもう少し……へくちっ!」
    「…あ…メイドさんも?…早く帰らないとね?いくらコートを着てても寒いものは寒いし…メイドさんも風邪引いちゃうし…」
    「…わ、私より御主人様です。では早く帰りましょう」
    「…………メイドさんが風邪引いたら私も困るんだけどなぁ…」
    「…なに…へくちっ!」
    「…だ、大丈夫?」
    「…はい平気…へくちっ!…うぅ~…」
    「………やれやれ…これは…」
    「……なにか?」
    「え?…早く帰ろうってことだよ」
    「はい…御主人さ…へくちっ!」
    「…………」

    40 = 1 :

    「はっはっは、こってり絞られたねえ。紅茶が冷めちゃったよ」
    「……淹れなおしてくる」

    「……イイ」
    「は?」
    「実に良いよ、彼女! 今までいなかったタイプだ。是非ともお近づきになりたいよ!」
    「君ねえ……まあ、好きにやったんさい」

    41 = 1 :

    「すまない、先ほどは少し言い過ぎた」
    「いやいや、非はこちらの方にあると思い知りました。
     つきましては今度きっちり口説きに伺いたく、今週のお休みは?
     ……これくらいならいいよね? 今ここでしか聞けないし」
    「ないな」
    「へ? じゃあ来週」
    「ない」
    「再来週は」
    「ない」
    「もしかしてずーっと休みナシ?」
    「もしかしなくてもずっと休み無しだな」
    「いやいやいや、ありえんでしょ」
    「でもそう言う契約だからねえ」
    「休んでもすることもない。他の人間に仕事を任せる気にもならんしな」
    「まじかよ……給料がいいとか、そういうこと?」
    「うちにそんな余裕無いよ……月一万円」
    「ありえねーだろ、それ!」
    「でもそう言う契約だからねえ」
    「金銭以上に過分の報酬を戴いている」
    「だそうで」
    「……」
    「なにか?」
    「参りました」

    42 :

    「おいメイド、夕飯できたぞ」

    「はーい、今日のご飯はなにかな?」

    「お前の大好物のカレーライスだ」

    「辛さはもちろん甘口だよね」

    「ああ。子供用のルーを使ってる」

    「では、いっただきまーす!」

    「まだご主人様が箸をつけてないのに食うのかメイドよ」

    「ご主人様、箸じゃなくてスプーンだよ」

    「そんなことお前に言われんでもわかってるわ! 第一、なんで俺が調理してんだよ、メイドであるお前がしろよ!」

    「えー、だってご主人様料理好きだって言うから私はご主人様を思って」

    「いつから俺にそんな設定ができたんだよ!」

    「私に言ってくれたじゃないですか・・・・・・夢の中でですけど」

    「いいから仕事しろよっ!」

    43 = 1 :

    「こんな夜中に廊下で何をしている」
    「ああ、ちょっと……眠れなくて。メイドさんは?」
    「夜の見回りだ。不審者や戸締まりをチェックしている」
    「ご苦労様です……では、寝室に戻ります」
    「ああ、待て。これをやろう」
    「いい香りですね、これは?」
    「ラベンダーのポプリだ。安眠効果がある」
    「ありがとうございます。そうか、いつもいい香りがすると思ったら」
    「主人の脇に控えるのに、料理や埃のにおいをさせているわけにもいくまい」
    「なるほど……それにしても……」
    「なにか?」
    「いえ」

    44 :

    仮面のメイドg……いや、なんでもない

    45 = 1 :

    >>44
    男で再生されたら負けだと思っている

    46 :

    >>44よ、お前のせいで
    俺の脳内メイドがムキムキのごっついおっさんになったぞ
    どうしてくれる

    47 :

    この流れならメイドガイアイを使ってくれるはずだ。

    48 = 1 :

    「男のメイド…か」
    「どうしました?」
    「世に男のメイドという物があったとして、それは召使い(サヴァント)とか執事(バトラー)と呼ばれるべきではないのか?」
    「まあ、それを言い出すと、財政困難を言い訳に雑用メイド(メイドオブオールワーク)のあなたに、召使いや執事の仕事を任せてるうちも問題ですから」
    「好きでやっていることだ。気にするな」

    49 = 24 :

    「申し訳ありません…お世話をする私の方が風邪を引くなど…」
    「しょうがないよ。風邪なんて引くときは引くもんだし…」
    「しかし私は御主人様にお使えするメイドとして…」
    「…風邪引いたときくらい大人寝てなよ…いつもよく働いてくれてるし…」
    「はい…申し訳ありません」
    「何か欲しいものある?…あ!薬も…」
    「…なにをなさるおつもりですか?」
    「え?…看病を…」
    「御主人様に風邪が移ります。そのようなことはなさらずともけっこうです。」
    「…でも…」
    「ときに御主人様…お食事やお風呂はご自分でご用意できますか?」
    「え?…まぁ…たぶん…」
    「私は心配です…普段何もなさらない御主人様が私が治るまでの間ろくな生活を送れないのではと…」
    「…私そこまでひどい?」
    「いいですか?御主人様…この際お食事はコンビニのお弁当でも構いません。包丁やコンロは絶対に使わないでください。御主人様には危険過ぎます」
    「…私…調理実習は受けたことあるよ?」
    「お風呂は銭湯をご利用ください。浴室ふざけるとで滑って転ぶかもしれません。危険ですからお止めください。…銭湯なら周りに人がいますから…少しは安心です。」
    「…私…小学生じゃないよ?」
    「あぁ…御主人様が心配です…心配です」
    「…………これ…もしかして熱で?なら私よりメイドさんのほうが…」
    「…なにか?」
    「…いやなんでもないです…お医者さん呼んできますね?」
    「電話は廊下のつきあたりにあります。使い方は…」
    「知ってるよ?…ここ私の家だし…」
    「…ならおさらいです。まず受話器を……」
    「…………」

    50 = 1 :

    「ああ、そうだ。今日の晩は出先で食べてきますから、いりませんよ」
    「わかった。ゆっくり楽しんできたまえ」

    「ただいま帰りました。あれ? いいにおいがしますね」
    「ずいぶん冷え込んだからな。私用のシチューを温めなおしておいた。腹がふくれているようなら、ココアにするが」
    「いえ、体も冷えましたし、ありがたいです。いただきます」

    「あり合わせの野菜クズを煮込んだだけだから、少々口に合わないかも知れないが」
    「今日の会食よりよほどおいしいですよ」
    「そう言って貰えれば有り難い」
    「食費とか……足りなかったら言ってくださいね」
    「十分に貰っている。この程度やりくりできなくてどうする」


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