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    元スレ新ジャンル「妹ストーカー」

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    101 = 76 :

    「なぁ・・・・妹よ」

    「ん?なぁに?」

    「え・・・・あぁ・・・・も、mowおいしそうだな一口くれよ」

    「いいよー。はいっ」

    「おっ、さんきゅー。はは・・・」



    (何を言おうとしてたんだ俺は・・・)

    102 = 76 :









    かぽーーーーん

    「・・・・ふぅ。いい湯だ」

    「にしても・・・」

    「はぁ・・・。いったいなんだっていうんだよ」

    「これが俺の望んでいた日常ってやつじゃないか。普通の妹と普通に接する。これが普通なんだ」

    「なのに・・・。なんだろ・・・・。すべてが非日常のことみたいな感覚で・・・」

    「俺は、変態ストーカー妹に日常を感じてたっていうのか?あれが普通だと・・・」

    「・・・・わかんねぇ」

    「ただ・・・・なんかしっくりこないのは事実だ」

    「どうすりゃいいんだよ」

    103 :

    〇〇ッ!

    ってのが嫌い

    104 = 76 :

    「おいーっす。風呂あがったからお前も冷めないうちに・・・あれ?」


    し-----ん


    「・・・あいつ、どこいったんだ・・・?」

    どん!ガラばたん!!びごん!!!

    「!!!!」

    「洗面所のほうからだ」

    105 :

    『ひゃうぅぅ』
    『ひゃうぅぅ』

    106 = 76 :

    「おい!!いったいどうしたんd」

    「あいたたたー・・・」

    「・・・」

    「あっ!!お兄ちゃん!!!」

    「・・・」

    「え、あ、えっと、その」

    「・・・まずはその右手にしっかりと握られている俺のパンツを手放せ。話はそれからだ

    107 = 76 :

    「・・・・・」せいざー

    「これでよし!っと」

    「おつかれさまです・・・」

    「どうやったらパンツ一枚取るだけで洗濯かごひっくりかえせるんだよ」

    「もはや奇跡」

    「はぁ?・・・・もういいよ。正座なんてしなくていいから、とりあえずリビング行こう」

    「?・・・うん」

    108 = 76 :

    「んで?結局こうなるのか」

    「抑えきれない衝動がより自分を高みへといざなったというか。もはやパンツと心中決める覚悟だったというか」

    「なにいってんだよ」

    「だってだって!!今日一日お兄ちゃんに触ることはおろか、まともに目すら合わせてないんだよ?」

    「いや、結構あってたけど」

    「こんなんじゃ全然足りないんだもん!!」

    「はぁ?」

    「でもさ、お兄ちゃんにはこれ以上呆れられたくないし、こうするしかなかったんだもん」

    「いや、こうするもなにも」

    「それくらいお兄ちゃんが好きなんだもん!!!」

    「!!!!!!!!」ずっきゅぅぅぅぅぅぅううううん!!!!!

    (うぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!)

    「・・・ば、ばくぁやろうぐぁ。い、今しゃらそんなこうげひ、いたくもかゆくもねへよ」

    (あ、あかん。もうダウン寸前・・・)

    109 = 76 :

    「だ、大体なぁ。お前はいつも何か一つ足りないんだよ」

    (今日一日何もなかっただけで妹の告白にこんな破壊力が付与されるとは)

    「今だってお前、こういうことしないでふつうに告白しとけばかわいいもんだったんだ」

    (だけど・・なんだこの気持ち・・・なんかホッとしてしまっている)

    「それにしたって勢いに任せすぎだろ。あんなんじゃ全く説得力がない」

    (そうか・・・やっぱり俺・・・こいつの変態ストーカーっぷりに安心してたんだな)

    「お前は何でもかんでも考えずに行動しちまうところが悪い癖なんだよな」

    (安心・・・いや、違う。それが普通だったんだ。・・・・いや、違う!!俺は・・・・)

    111 = 76 :

    「だからいつまでたっても次の段階に進めないんだよ」

    (俺は・・・ただの日常としてではなく)

    「つまりいつまでたっても俺から離れられないでいるんだ」

    (ただの・・・兄としてでもなく)

    「それじゃダメだろ?昨日も言ったが俺たちが兄弟である以上これから先はない。・・・でもな」

    (ただの・・・一人の男として)

    「はぁ・・・。そういう変態ストーカーな妹がやっぱり好きなんだよなぁ」

    112 = 76 :

    「・・・ん?え?」

    「つまりさ、俺はお前のそういうところが実はものすごく大好きな、どうしようもない変態兄貴なんだよ」

    「・・・・」ぽかーーん

    「正直な話、お前が俺のパンツ握ってんの見て不覚にも安心しちまったんだ。それと同時に思ったよ。
    もう俺の普通の妹は変態ストーカーなお前なんだってことにさ。はぁ・・・残念だ」

    「えー・・・と。あのぉ・・・」

    「ん?なんだ?」

    「それは・・・つまり・・・・相思相愛?」

    「う~ん・・・そうなんのかな。もう俺はお前のことしか頭にないんだよ」

    「!!!」ぼんっ

    「顔赤くなってるぞ。俺だって恥ずかしいんだ。なんてったってさんざん変態扱いしてたやつ
    それも妹を好きになっちまったなんてさ。ミイラ取りがミイラに、とはまさにこのことだな。よっぽど変態だよ俺も」

    114 = 76 :

    「あばばばばばばb」

    「あぁだめだ。完全にエラー起こしちゃったよ」


    この先俺たちに先があるだなんて思ってない。


    「お、お、お、おにいちゃまぁーー!!!」がばっ

    「うぉ!!急に抱きついてくんな!!離れろ!!」

    「いや~ん。もう離さない。ぜ~ったい離さないんだから!」


    いつかお互い別の誰かを好きになったりして、結局別れというものはやってくるのだろう。


    「うるせぇよ!!こんなんじゃおちおちテレビも見れねぇだろうが!!」

    「お兄ちゃんには私だけを見ていてほしいの!!」

    「あぁ!!かわいい!!」

    115 :

    なんだこのほのぼのなくせに微妙なゾクゾク感は…w

    116 = 76 :

    だけど、別れなんてものは兄弟である以上とりとめのないものなのかもしれない。
    だって妹が生まれた瞬間から間違いなく俺たちは死ぬまでつながっているのだ。


    「え!!?今・・・何て言った??」

    「かわいいかわいいかわいい!!おまえはほんとにかわいいよ!!!」


    だから俺たちはこれ以上の関係にはなれないのかもしれない。
    これが最も深い関係なのだとしたら、そういうものなのかもしれない。
    生まれた時からもう決まっていたのだと、これ以上なんてもとからないものなのだと。


    「お、お兄ちゃんが・・・か、か、か、かわ、かわ」

    「お前はかわいいよ。ほんとはずっと前から思ってたんだ。おまえはかわいい」

    「かわうぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!」

    117 = 76 :

    だがそれならば、妹が変態的ストーカーで俺を思っていなくても。
    もしかしたらいつかこうなっていたのかもしれない。
    いや、俺たちは元々こうだったのかもしれない。


    「うるせぇよ!!!耳元ででっかい声出すな!!!」

    「だってだって!お兄ちゃんにそんなこと言われたの・・・私」

    「あぁ、何度でも言ってやるよ」


    俺が妹をいつからか好きになっていて、妹はずっと俺を好きでいてくれた。
    俺たちが兄弟である以上、この先はもうないのだろう。
    だけど、今になって言えるのだ。心の底から、俺はこの変態ストーカーに。


    「お前はかわいい!!完璧だ!!変態だ!!ストーカーだ!!大好きだ!!」

    118 = 76 :

    「・・・もっと」

    かわいい妹は変態で

    「・・・」

    その上超のつくほどのストーカーで

    「もっと言ってよ・・・お兄ちゃん」

    その兄である俺ははその上を行く完全変態大魔王で

    「はぁ・・・」

    兄弟はあってはならない相思相愛。

    「お兄ちゃん・・・」

    だけどそんなの大したことはない

    「妹・・・」

    だって俺はこの妹のことが

    「大好きだ」

    119 = 76 :


           新ジャンル「妹ストーカー」
             パターン①
             お わ り



                                            ・

    121 = 76 :

    「なぁ妹よ」

    「はい、なんでしょうかお兄様」

    「うん、なんでそんな物陰から俺を見てるんだよ」

    「そういった質問に対する返答は難しいですね。ただ一言で、的確に説明するとしたら『性癖』ということになるんでしょうか」

    「あぁ、だめだこいつ」

    「お兄様、それよりもう学校へ向う時間です」

    「あ、あぁそうだな」

    122 = 76 :

    「・・・・」てくてくてく

    「・・・・」じーーーーー

    「・・・・」てくてくてく

    「・・・・」じーーーーー

    「・・・・なぁ」ぴた

    「なんでしょうか」

    「なんだこれ」

    「なんだこれ、と申しますと」

    「なんでお前は俺の5m後方を追うようにしてくるんだ?普通に歩けよ」

    「これは失礼。しかし私はこの行為で十分満足ですのでお気づかいなく」

    「答えになってねぇよ!!」

    123 = 76 :

    「?・・・と申しますと」

    「お前が女子中から俺と同じ高校に進んだのが2か月前」

    「えぇ」

    「そして俺とおまえが一緒に学校に通うようになって2か月」

    「早いものです」

    「なんでおまえはストーカーみたいについてくるんだよ!!!」

    「主君から一歩引いて構えるのが女性の本質かと」

    「違うよ!!それ全体的に解釈間違ってるよ!!」

    「しかしなぜでしょう。お兄様に責められるのはものすごく興奮します」

    「やめろぉぉおおおお!!!!ていうかストーカーすんなら普通に会話成立させてんじゃねぇよ!!!!!」

    124 = 76 :

    「またまたおもしろいことを。兄弟間でストーカーのまねごとなどするはずがないでしょう」

    「いや説得力みじんもねぇよ」

    「私のこれは日本女性特有の恥じらいと謙遜、そして性癖。この3つで構成されt」

    「一ついらんもんが入ってる。しかもおそらく最大要因はそれだ」

    「会話を断ち切るなんて冷たいです事」

    「俺はお前がこうなる前にもっときつく言っておけばよかったと、自分の優しさを憎んでさえいる」



    125 = 76 :

    「あらあら、ご自分をお責めになるのはおやめください。どうせなら私を直接罵ってほしいくらいで」

    「もうやだこの子」

    「大丈夫です。たとえどんな叱咤を受けてもそのすべてを愛(快楽)に変えてみせます」

    「何が大丈夫なんだかさっぱりわからん」

    「まぁその気になったらいつでも来てくださいね」

    「いや、その前にお前がこっち来いよ。そんな離れたとこに隠れてないでさ」

    126 = 76 :










    「・・・で」

    「?・・・はい?」

    「家に帰ってもなぜこの距離を保つのかホントに説明してくれ。お前の高校デビューにいったい何があった」

    「え?・・・すいません。少し聞こえづらくて・・・もう一度」

    「もっとこっちこいや!!!めんどくせぇ!!!」

    127 = 76 :

    「いいか?まずお前は・・・」

    「・・・・」もじもじ

    「・・・・」

    「・・・・」もじもじ

    「・・・お前、なにさっきからもじもじしてんだよ」

    「・・・あ、あのですね、実は・・・」もじもじ

    「・・・・」

    「こんなに近くでお兄様に全身をくまなく見られていると、その緊張してしまって・・・」もじもじ

    「・・・・は?」

    「きゃっ」もじ照れ

    128 = 76 :

    「ていうかさ、お前はストーカーの本質たるものを理解してないよ」

    「ですから私は決してストーカーではないのですが」

    「はぁ・・・まぁそれならそれでもいいよ。そういうことなら、こういう風になったらストーカーだということで覚えておいてくれ」

    「かしこまりました」

    「まずはそうだな。盗撮とかかな。まぁこれもストーカーっちゃぁストーカーの行為だわなぁ」

    「えっ・・・・」

    「えっ・・・・」

    129 = 76 :

    「・・・・」

    「・・・・」

    「・・・・まぁ続きをお願いします」

    「え、あ、あぁそうだな。あとは、まぁ郵便物のチェックとか」

    「えっ・・・・」

    「・・・・」

    「あ・・・・」

    「・・・・えー・・・・」

    「いや、まだセーフです。セーフ、セーフ」

    「・・・・あとは、そうだなベッドの下に潜るとか、服を盗むとか、まぁそもそも人の部屋に入ってること自体すでにそうだよな」

    「・・・・・ふー」

    「あからさまにやっちゃったな~みたいな顔してんじゃねぇよ」

    130 = 76 :

    「なんだよおまえパーフェクトじゃねぇかよ!!」

    「えぇ、衝撃の事実でしたね。えぇ驚きです」

    「何普通に返してんの?お前もうただの会話が成立するストーカーなんだぞ?」

    「こうなったらそう名乗るほかありませんね。遺憾です・・・」

    「えぇー・・・もう思ってた反応と全然違うんだけど」

    「お兄様には大変申し訳ないと思っております」

    「なんだよこいつ超話しにくいよ」

    131 :

    こんな朝から乙なもんだな

    132 = 76 :

    「ですがある意味私たちはお互いにとって理想的な存在であるのもまた事実」

    「何言っちゃってんの?」

    「私はお兄様という存在によって性欲を満たし、お兄様もまた私によって心満たされている」

    「うん、ごめん、その根拠はどっから来てるの?ねぇ」

    「よって私たちはお互いがなくてはならない存在として確立されているのです」」

    「聞いちゃいねぇよ」

    133 = 76 :

    そうか・・・・・もう朝なのか・・・・・

    134 :

    妹がストーカーなんじゃなくて
    妹のフリをしてくるストーカーだろ

    なんで妹で書いてるんだよこの人

    135 = 76 :

    「待て待て待て。勝手なこと言ってるが俺がいつお前を必要としたんだ?」

    「あぁその突き刺すようなセリフ・・・・たまりません」

    「いや、答えろよ」

    「お兄様。お言葉ですが兄弟間にあって相手をいつ必要としたかなんて説明不要。なぜならそれ以前に私たちは深い関係で結ばれているからです」

    「そこに自分のセリフへの矛盾は存在しないのか?」

    「ですがお兄様も私を必要となさっているから無理に距離を離さずいてくださるんでしょ?」

    「とことん自分にいいように解釈してないか?そんなこと考えてねぇよ」

    「そこです」

    「は?」

    「何かを考える前にそもそも私たちの間に離別の文字なし。あぁなんて運命的!」

    「だめだこいつマジで話になんねぇ」

    136 = 105 :

    >>1のせいで睡眠時間2時間ちょっとだけど
    なんか爽快な朝だ

    137 = 45 :

    これは>>1じゃないよな

    138 = 70 :

    >>1じゃなくても俺は支援する

    139 = 70 :

    書き手カムバック

    140 = 47 :

    「ふあああ…何か今日はやたら体がダルイな」

    「しんどそうだねえ、お兄ちゃん」

    「さも今までずっとここにいました的に普通に登場すんなよストーカー野郎め」

    「はい、お兄ちゃん。ミルクたっぷりココア」

    「…は?」

    「お兄ちゃん、体がダルイ時は牛乳大目のココアを飲むの、好きでしょ?」

    「あ、ああ…(コイツにそんなこと言ったっけ…?)」

    「まあまあ、座って落ち着いて飲んでよ♪」

    「………ズズズ……うめえ」

    「ニッコリ♪」

    「………(時々普通に俺の好みを突いてくるから困るんだよなあ…)」

    142 = 47 :

    「げ…自転車の鍵失くしちゃった…」

    「やっべえ、急がなきゃいけないのに…あーどうすっかなあ」

    「どうしたのお兄ちゃん?」

    「どうもしねえよ、自転車の鍵失くしただけだ。ストーカー野郎は消えてくれ」

    「…鍵を開ければいいの?」

    「…は?」

    「ニヤリ…ふふ、この程度の鍵なら15秒で十分だわ」

    カチャカチャカチャ…

    「あ、おい!勝手に変なもの鍵に突っ込むな―――」

    ガシャコンッ!!

    「いっちょあがりー♪」

    「………」

    「はいどーぞっ!」

    「…貴様が易々と家に侵入できる理由がやっと分かったよ」

    143 = 47 :

    「むう…」

    「どうしたのお兄ちゃん?」

    「ストーカー野郎には関係ねえよ。どうせ分かんないだろ?」

    「積分?宿題なの?」

    「ふん、どうせ貴様には解けない問題だ。さあ、さっさとどこかへ―――」

    「ここはねまず―――」

    スラスラ ペラペラ

    「てなもんで、ほら!解は-2だよ」

    「うう…グスッ…」

    「どうしたのお兄ちゃん、何かうっすら涙目だけど」

    「何か自分の存在が悲しくなってきただけだよ…ちくしょう」

    144 :

    >>134
    新ジャンルなんだからスレタイの捉え方は書き手次第だろーに

    145 = 47 :

    勧誘「ほら、貴方も欲しくなってきたでしょう?」

    「いやだから別にいらないですって(参ったなあこの宗教勧誘、しつこ過ぎる…)」

    「ただいまあ…あれ?お兄ちゃん、お客さん?」

    「他人の前でお兄ちゃん言うな貴様。まあそれはおいといて厄介な―――」

    勧誘「あらあ!かわいい妹さんですねえ♪」

    「アンタもコイツを妹と呼ぶな!」

    「えへへへっ/////」

    「照れるな貴様もっ!」

    勧誘「どうです!?かわいい妹さんのためにも、ね?」 ズズイ

    「ちっ…もういい加減帰れってくれよ…」

    「えっ?もしかしてお兄ちゃん、この人に帰って欲しいの?…ニヤリ」 ゴニョゴニョ

    「…?(勧誘オバハンに耳打ち?)」

    勧誘「あ、ああああああッ!?し、失礼しましたああああああッ!!!」 バタバタバタッ

    「ふっ、ちょろいもんだよ、お兄ちゃん…クスッ」

    「何を言ったんだ!?何にそこまで恐怖したんだッ!?」

    146 = 47 :

    「兄さん」

    「うごふッ!?」

    「あれ、どうしたの?」

    「な、何で当然兄さん呼称にチェンジしたんだ?」

    「…あれえ?もしかしてお兄ちゃんの方がよかった?」

    「はッ!?バカ言うな!てゆーか貴様に元々兄呼ばわりされる筋合いなんてねーし!」

    「あ、そう?じゃあ兄さんでいくことにするね」

    「あ、いや…まあ…えっと…」

    「『お兄ちゃん』?」 ニヤニヤ

    「………」

    「『兄さん』?」 ニヤニヤニヤニヤ

    「………ッ」

    「あはははははははっ♪しょうがないなあっ、お兄ちゃんって呼んであげるよ」 ニッコリ

    「…くう!コイツ他人なのに!ストーカーなのにッ!!俺のバカ野郎ッ!おおおおお…」

    147 = 47 :

    「お兄ちゃん、待ったあ?」

    「貴様なぞ待ってもいないわ!たまたまここにいただけ―――ほぐあッ!?」

    「ほえ?どうしたのお兄ちゃん」

    「な、何で眼鏡かけてるんだ…?(ドキドキ)」

    「眼鏡?ああ、今日ねコンタクト落としちゃって…仕方なく」

    「そ、そうか…コンタクト、してたのか貴様…(ドキドキ)」

    「…ニヤッ。ねえお兄ちゃん♪」

    「な、何だよ?」

    「コンタクトの私と眼鏡の私、どっちがいい?」 ニヤニヤ

    「はあッ!?貴様がコンタクトしようが眼鏡かけようが知ったこっちゃないわ!」

    「えーつれないなあ?」 ニヤニヤニヤニヤ

    「ったく!貴様はどうしてそうどうでもいいことばかり聞くんだ!」

    「ごめんね?ふふふ…」

    「ま、まあでも…あ、あれだ!コンタクト買うまでは…う、うん、仕方なく眼鏡でもかけとけ!」

    「はいはーい♪」

    148 = 47 :

    「今夜はめちゃくちゃ星が綺麗だなあ」

    「そうだね」

    「当たり前のように隣で話かけてきているが、貴様5分前まで影も形もなかった気がするが」

    「あ、あれ木星かな?」

    「うーん、位置的には確かに…いやでも…」

    「望遠鏡で確かめてみよっか」 タタタタタ…

    「望遠鏡?俺、望遠鏡なんて持ってな―――」

    「さあ見てみよー♪」 ガシャコンッ!!

    「何だこのハイスペック望遠鏡の数々は!?何でこんなの持ってんだよ貴様!」

    「さあねえ?」

    「ん!?ラベル…?」

    「あ!それは…!?」

    『お兄ちゃん観察用近距離』 『お兄ちゃん観察用遠距離』 『お兄ちゃん観察用中距離暗視用』

    「………………」

    「あははははは!まあまあまあまあっ♪」

    149 = 47 :

    「暇だな…何かいい暇つぶしないかな―――」

    「お兄ちゃーん♪スマブラやろー」

    「いかにも兄妹シチュエーションだが、貴様は赤の他人だ?ドゥーユーアンダスタン?」

    「ほらほらほら!早くコンセント入れて、はい、お兄ちゃん1コンね」

    「だーかーらー!誰も貴様とやるなんて一言も」

    「よーし!私カービィーね」

    「ちょ貴様!?カービィーは俺の持ちキャラだぞ!勝手に取るなよ!」

    「いいじゃん♪じゃあお兄ちゃん黄色いカービィーにしてきなよっ」

    「はあ!?カービィーはピンクだろ!ピンクと決まってるんだよ!」

    「ふーんだ!もう私が取っちゃったもんねっ」

    「ちくしょうが…ん?」

    「きゃあきゃあ♪」

    「…なんか俺、いいように乗せられてね?」

    150 = 47 :

    「ぐふ…0勝27敗…貴様どれほど強いんだよ」

    「ふっふっふ…お兄ちゃん弱いねえ?」

    「んだと!?貴様ストーン使いすぎなんだよ!」

    「あははははははッ!作戦勝ちと言って欲しいなあ?」

    「ったく…悔しいからもう1戦だ貴様!勝ち逃げは許さんぞ!」

    「いいよっ!どうせまた私が勝つんだけれども?」

    「次は負けん―――」

    「…ねえお兄ちゃん(ボソッ)」

    「ああん?早くステージを選んでくれ―――」

    「誰かと一緒にゲームができるって…楽しいよね。本当に、本当に…」

    「ん?まあそりゃスマブラなんてそういうゲームだからな…ん?」

    「あはは…」

    「……?(涙…?気のせいか?)」

    「さあコテンパンにしてあげるよ、お兄ちゃん!ふっふっふ…覚悟してね!?」

    「…ん?ああ…おう!次は貴様に負けんぞ!俺のヨッシーがピンクを蹴り返してくれるわ!」


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