元スレ新ジャンル「強がりな寂しがり屋」
新ジャンル覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
651 = 14 :
(翌日 若者向けアクセサリー店)
男「すいません」
店員「はい」
男「お尋ねしたいのですが、この指輪って――」
男「じゃあ、これをください」
店員「お買い上げありがとうございます」
男「……あ、包装頼んでもいいですか?」
店員「はい……プレゼントですか?」
男「ええ、まあ……」
店員「彼女さんへ、ですか?」
男「……ええ」
店員「そうですか……あの、余計な御世話でしたらすいませんけれど……」
男「?」
652 = 14 :
店員「こちらのペアリングや、ペアペンダントはいかがですか?」
男「……いや、どうせなら、あっちのちょっと高いほうが良いです」
店員「そうですか?」
男「ええ……あ、でも、一応説明だけは聞いてもいいですか?」
店員「はい……こちらはメーカーで新しく発売されたもので、
ペアをコンセプトにしていまして、
シルバー925という、ほとんど純銀の製品なんです」
男「はあ」
店員「こちらのメーカーのものは、本日までサービス期間でして、
中には半額以下の物もあるんですよ」
男(おれは、やっぱりいいものを送ってあげたいな……せっかくだけど、断ろう)
男「あの――」
店員「ペアルック、おそろいが好きな恋人さんも多いので、
私どもは若い人に向けてはひと押しふた押ししているんですよ」
男「おそろい……」
653 = 14 :
男「……結局、店員さんのお勧めのほうで買っちゃったけど……いいよね?」
男「諭吉さん一人だけなんて、親切な店だな」
男「……結婚指輪は給料三ヶ月分なんだよね……バイトで×××円もらってるから
三ヵ月だと……うわっ、十万円近く……しかも社会での給料だと……うわっ……」
男「喜んでくれるかな……」
男生徒「あれー、男じゃん」
男「……やあ」
男生徒「お前、ヒッキーじゃないんだな、意外意外!」
男「女生徒さんはいないんだね?」
男生徒「最近青い日がな」
男「……?」
男生徒「あれ、彼女いるのに分からねーんだ?」
男「……帰ってもいいかな」
男生徒「かってにどーぞ」
男生徒「……ノリが悪いから全然分からねーな、こないだも放課後は一人で帰っちまうし」
男生徒「女生徒の行ったことが嘘なのか……? まあ、いいか、じきに分かるだろ」
男生徒「よう、□□か? いまから何かかって遊びに行くわ
駅前と街の方のと、どっちのケーキが良い?」
654 :
再開ktkr
待ってたよーwwwwww
655 = 14 :
(夕方 男宅)
男「あ、男友ー、明日空いてる?」
男友『空けれないこともない』
男「あした、女の誕生日なんだ、うちに来ないか?」
男友『……二人きりでなくてもいいのか?』
男「いや、それもいいかなとか考えたんだけど……
女はにぎやかなのは苦手だけど、誰かと居るのは好きみたいだからさ」
男友『……よく理屈は分からんが……まあ、いいか……
分かった、予定は空けるから安心しろ』
男「ありがとう」
656 = 14 :
男「それと、女友さんも誘っても大丈夫かな?」
男友『それなら大丈夫だ、ほれ』
男「え?」
女友『もしもーし?』
男「あ、そっちに居たんだね……」
女友『明日、何かあるの? 女ちゃんの誕生日だけど』
男「実はね、――」カクカクシカジカシカクイキューヴ
女友『なるほど、うん、いいよ、私も行くよ』
男「ありがとう、よかったら午前中、女をどこかへ誘っててくれないかな?」
女友『あー、小細工するんだ』
男「難しいかな?」
女友『良いんじゃない? 女ちゃんは喜ぶと思うし』
男「ありがとう、よろしく」
男友『女友、早く来いよ?』
女友『え?』
男友『早く続きしようぜ、我慢できねーよ』
女友『ちょっ、男友くん――』ピッ
男「……。……バカップルどもが……」
657 = 14 :
――寸劇
女友「んもう、男友くんひどい! わざと誤解される言い回ししたでしょっ!?」
男友「だって、もう23戦0勝22敗1引き分けだぜ?
そろそろ我慢できないから勝ちたいじゃねーか」(女友と格ゲー中)
女友「んもー!! 明日男くんに会い辛いでしょ!?」
Player 1, Win!!
男友「あ、勝てた」
女友「聞いてるのー!?」
男友「分かったって、フォローしておくから……」
女友「絶対だよ」
男友「はいはい……『男、聞いてくれ、今俺はものすごく気持ちいいぞ』――」
女友「ばかぁーっ!!」デュクシ!!
男友「うぉあっ!?」
女友, Win!!
男友「……グーで……マイサンを……反則負けだろ、常識的に考えて……」
658 = 14 :
スンマセン、やっぱり微妙なんで、手直ししてから投下します
鞭打ってでも頑張って完成させるんで;
>>637
男生徒「あ? 何で俺がそんな目に会わなきゃなんねーんだよ?」
>>638
男生徒「ってーな、なにすん――」
ボコボコボコボコ……
あ、意外と男生徒人気、悪い意味で
659 = 654 :
乙です
がんばれよーノシ
661 :
男生徒ワロタ
662 :
>>657からの続き
(男宅)
男友「お前もよくこんな手の込んだことしようと思ったな……」
男「変かな……?」
男友「いやさ、考えてみろよ、寂しがりならな、
普通は今日一日そばに居てやろうとか考えそうなものだけどな」
男「……呼び戻した方が良いかな?」
男友「やめとけ、手おくれだ」
男「……どうしよう……」
男友「すげーウマい料理でも頑張って作って、拗ねれないようにでもするんだな」
男「うぅ……」
663 = 14 :
(翌日 女宅)
女友「今日は男くんが午前中用事なんだってねー」
女「ええ……忘れてないと良いけどね……」
女友「うん?」
女「なんでもないわ」
女友「そろそろ秋モノに目をつけておきたいから、一緒に行こうよ」
女「ええ」
女友「まずは街に出てみようか」
女「そうね」
女友(あーあー、今日もこんなに強がっちゃって……
まあ、お楽しみは後に取っておかないとね)
664 = 14 :
(男宅)
男友「とりあえず部屋の片づけはこんな感じか……」
男「悪いね、せっかくの休みなのに……」
男友「昼飯一回分な」
男「容易いよ」
男友「ローラー借りるぞ」
男「うん、廊下に掃除機と一緒に置いてあるよ」
男友「うーす」
男友「うわー」
男「何?」
男友「縮れ毛発見」
男「いちいち言わないでもいいよ……」
男友「女ものだ」
男「は!?」
男友「冗談だ……キレイ過ぎてやることねーんだよ!!」
男「……」
665 = 14 :
(女サイド 街)
鞍井「こんなところで会うなんてね」
女友「え?」
久女「やっほー」
女「あ、二人とも」
鞍井「休みだし、ちょっと街までね」
久女「よかったら、一緒に買い物しようよ」
女「ええ、いいわよ」
女友「……男くんからのはからい?」
鞍井「その通り、ぬかりはないよ」
女友「男くんも抜け目がないなぁ……」
666 = 14 :
女「そろそろお昼にしようかしら?」
久女「まだ早いと思うけど……」
女「やけ食いしたいだけよ」
女友「(う……)せめて晩ご飯でやろうよ、ね?」
鞍井「じゃあさ、今から○△の服見に行こうよ?
今日って秋モノ入荷セールしてたはずだよ?」
女「……じゃあ、そのあとで」
一同(男君、早くなんとかして……)
鞍井「女友ちゃん、女ちゃん、どうしたの?」
女友「寂しいのかもしれない……」
鞍井「ふーん……」
女「……」
667 = 14 :
(男サイド)
男友「お、メールか……おー」
男「どうしたの?」
男友「いやー、何というか、客観的に見てだ……面白いなー」
男「ん?」
男友「女がやけ食いしたいらしいぜ? 珍しい」
男「そんな他人事みたいに」
男友「他人事だろうが」
男「うぅ……」
668 = 14 :
(女サイド)
女「あ、電話……」
女「はい」
男『あ、俺だけど……今から、会えないかな……?』
女「……今、女友ちゃんたちと一緒なんだけど……?」
男『いや、みんな誘ってくれて構わないよ』
女「……でも――」
女友「誰?」
女「え? あ、男、から……」
女友「なんて?」
女「……」
女友「ちょっと借りるよ」
女「あ……」
女友「もしもし、男くん? (ボソボソ)助け舟出してあげようか?」
男『よ、よろしく……』
女友「……えー? 男くんの家に行けるの? うん、行く行くー!」
女「あ!?」
女友「久女ちゃん、鞍井ちゃんもどう?」
久女「賛成ー」
鞍井「良いね、いかがわしい本でも探してやろうか」
女友「女ちゃん、いいよね?」
女「……ええ、まあ……」
669 = 14 :
女友「……どうしたの? 私たちと居るのが、つまらなかった?」
女「そうじゃなくて……」
女友「……?」
女友「男くんに、怒ってる?」
女「違う……そうじゃないの……何て言うか……」
女「……私、プレゼント用意したのに、全然会ってくれなくて……」
女「だから、何か……ヤだな、って……」
鞍井「女友ちゃん、これって……」
女友「うん……寂しいんじゃなくて、拗ねてるだけみたいだ……」
久女「カワイイ」
670 = 14 :
(男サイド)
男「男友、留守を頼むよ」
男友「おう……エロ本探しててもいいか?」
男「……良いけど(ねーよ)」
男友「走ってケーキ潰すなよ?」
男「うん」
男「さて、行きますか!」
男「とりあえず……昼までには戻れるよね」
男「よし!」
――ブルン! ←(男はバイク持ってます)
671 :
再開ktkr
672 = 14 :
ひとまずここまで投下しておきます
今晩また続き投下する予定
673 :
乙!
俺はいつまでも待ち続けるぜ
674 :
>>670からの続き
(洋菓子店)
男「男友、内緒にしておいてくれるだろうな……」
男「帰ってきて、ケーキ見て驚かそうと思ってたのに、バレてたら意味ないもんなー」
男「んー……どれが良いだろう……」
―かれこれ15分―
男「タイムリミットあるんだった……さっさと決めないと……」
男「……ん?」
『うさぎのケーキ』
男「……こんな子供っぽいの嫌いかなー……?」
男「……ええい、ままよ! すいません、これください!」
店員「はいかしこまりました」
男「給金あるからまだまだ余裕だな……」
店員「プレートはお付けしますか?」
男「はい、『Happy Birthday deer O n na』でお願いします」
店員(鹿?)
男「よし、潰さないように急ぐぜ……」
――ブルン!!
675 = 14 :
(数分後、女サイド 洋菓子店前)
女友「女ちゃん、早く行こう」
女「あ、ちょっとだけ待って……」
女「……女友ちゃん、聞いてもいいかしら?」
女友「ん?」
女「……ケーキって、いくらくらいするのかしら?」
女友「え?」
女「……ほら、男の誕生日……近いから」
女友「ああ」
女「男が忘れてても、私は覚えてるから……お父さんのもお母さんのも、女友ちゃんのも」
女友「……ありがとう」
女友「じゃあ、選ぶの手伝うよ」
676 = 14 :
女「結構種類があるのね……」
女友「おー、これなんていいかもね」
久女「どれ?」
女「あ、ウサギ……これ、良い――」
鞍井「えー、子供っぽいよ……」
久女「ちょうど売り切れみたいだし」
女「……そうね、私のケーキじゃなくて男のケーキだから……
男のケーキなら、チョコレートケーキとか、切ってあるやつの方が良いかもしれないわ」
女友「でも、女ちゃんって動物好きだったよね? とくにウサギとか――」
女「あ、この切り株みたいなケーキなんていいかもしれないわ!!」
鞍井(……ウサギ好きは、寂しがり屋だからか……?)
677 = 14 :
女「すいません、このケーキいただけますか?」
店員「はい」
女友「男くん、喜ぶと良いね?」
女「ええ」
店員「プレートにお名前入れましょうか?」
女「はい?」
店員「こちらの写真のように、名前を入れることができるんですよ?」
女「あ、そうですか……
じゃあ、『Happy Birthday dear OTOKO !!』でお願いします」
店員「はい、しばらくお待ちくださいませ」
『Happy Birthday dear OTOKO !!』
鞍井「プロすげー!」
女「ありがとうございます」
店員「いえいえ、お会計、××円になります」
女「はい」
店員(今日は誕生日が今日の高校生のお客さん多いなぁ……)
679 = 14 :
(男サイド)
男「余裕だな、すぐ家につける――」
……。
男「……あれ? エンスト? 嘘だろ!? あ、ガソリン忘れてた!!」
男「……間に合うよな……」
男「……男友、任せたぞー……」
男友「……名探偵コ○ン、全巻読んじまったぜ」
男友「DVDは何があるかな、っと……なんもねーな……」
男友「……あれ? 何で俺一人でいるんだ? 何か空しくなってきた……」
680 = 14 :
スマソ、何か知らんがPCの調子悪そうなんで、今日はここまでで切る
続きも近々投下する予定
マジスマソ……;
女「おやすみなさい、みんなも明日もがんばるのよ」
681 = 678 :
乙っした
683 :
520 彼は立ち去り,イエスが彼のためにどのように大きな事柄を行なったかをデカポ
そのまま舌を絡ませ、吸い上げていく。
妹の苦痛の声を可哀想に思いながらも、それを与えているのが自分であるとい
腰を強く叩きつける。
真奈美その、ちょっといいか?
にしてくれ。
かを見ようと言った。
あっ、あっ、ああんっやぅっ、やっ、やぁんっおにぃ、あっおに
えよう。 623 彼女に誓った,お前がわたしに求めるものは何でも,わたしの王
684 :
子供の手を取って,タリタ,クムと言った。これは訳せば,少女よ,あなたに
いうのは,ファリサイ人たち,つまりすべてのユダヤ人たちは,年長者たちの伝統を
653 彼らは海を渡り,ゲネサレトの地に着き,岸に舟をつないだ。 654 彼らが舟か
が地を離れた。数瞬で、高空にまで浮翌遊する。
一旦射精し冷静になると、実の妹をおかずにしている事が悲しくてたまらない。
1469 その女中は彼を見て,そばに立っている者たちに再びこう言い始めた。この
全になる感覚、無になる感覚、すべてを知覚する感覚
い。
ねない超丈夫な不死の体。――究極の生命体。
686 :
頭の中で妹が甘えた声を上げ悶える様を想像しながら、押さえつけたティッシュに精を放つ。
689 :
>>662
やっイっちゃう、はぅっイっちゃうの
真奈美本当にすまなかった俺が悪かった許してくれ
くなさをとがめた。生き返った彼を見た者たちの言うことを,彼らが信じなかったか
1529 通りかかった者たちは,頭を振りながら彼を冒とくして言った,へえ!神
狂乱射精!大量射乳!!!死ぬううううう!!!!!
た膣口に再突入する。熱汁を溢れさせた灼熱の牝の鍾
た。
妹の苦痛の声を可哀想に思いながらも、それを与えているのが自分であるという事に、
630 使徒たちはイエスのもとに集まり合った。そして彼に,自分たちが行ない,また
690 :
今日はPCご機嫌っぽい
何かスクリプトが色々やっちゃってるみたいだけど投下するぜ
待たせてスマソ、>>679からの続き
(女サイド)
女友「遊びに来たよー」
女「お邪魔するわね」
男友「おーす、男は今でかけてるぞー」
女友「そうなんだ」
女「何しに行ってるの?」
男友「ケーキ買いに――」
一同(除、男友+女)(バカかお前はー!!!)
男友「……ほら、電車通学だろ、男のお母さん! 定期買いに言ってるんだ!!」
一同(そのごまかしには無理がある!!)
女「そうだったの……大変ね」
一同(あなたも引っかかりますか)
691 = 14 :
(男宅)
男「お、女たち……もう、来てるんだ……」ゼェゼェ
男「ただいまー……」
女友「男くんお帰りー」
鞍井「男君もなかなか手の込んだことをするね」
男「え?」
男友「すまん、男……口が滑った……」
男「……想定してました……」
男友「すまん」
男「いいよ、午前中の貸し返したことにしてくれれば……」
692 = 14 :
男「改めまして、女、おめでとう」
女「ありがとう……」
男「……買ってきたばかりだけど、ケーキ食べようよ」
女「……ええ、紅茶、用意するわね」
女友「主役は座ってて! 男くんティーバッグとか、カップってどこにあるの?」
男「ん? 食器棚の――」
鞍井「ほら、座ってて」
男「……食器棚のところ」
久女「カップは?」
男「食器棚――」
男友「はいはいはいはい、膝かっくん!!」
――。
男「~~~!!! イス! イスが直撃したよ!?」
男友「わりぃ……」
693 = 14 :
男「はい、これが誕生日ケーキです!」
一同「おー……えー……」
鞍井「ないわ」
久女「ないね」
男友「ガキか……」
男「え? なに? このいかにも『やっちゃいました』って空気は……」
女友「……いや、正解なんじゃないかな?」
男「え?」
女「……」ジー
男「……女?」
女「はっ!?」ジュル・・・
鞍井(狙ってたんだ……意外とカワイイかも……)ポッ
鞍井(はっ!? ちがう、私は未体験エリアには踏み入れない!!!)
694 = 14 :
女「あ、ありがとう、男……」グシュッ
男「え? あれ、なんで泣いてるの?」
女「誕生日にケーキ食べられるの、今日で六回目だから……」
男「……えー……」ブワッ
女「ふぇぇ……男、本当にありがとう……」だきっ
男「……」ナデナデ
男友「……あ、ちょっとトイレ借りるぞ」
女友「わ、私は……玄関借りようかな」
男(玄関で何をするんだろう……?)
久女「あ、電話だ、ちょっとごめんね」
男(着信音なってない……)
鞍井「じゃあ、私は男君の部屋で、いかがわしいDVD探そうかな」
男(ねーよ)
695 = 14 :
男「ほら、蝋燭消して」
女「こんなにあるんだ1、2、3、……」
男「誕生日おめでとう、女」
女「え? あ……」フーッ
男「……あ、しまった、男友とか居ないと、祝ったことにならないか」
男友「いや、しっかり居るから安心しろ」
男「あ、そうか――って、トーテムポールかよっ!!」
↑空いたドアから、上から順に、男友、女友、久女、鞍井と頭が並んでのぞいている
男友「いやー、仲のよろしいことで」
一同「おめでとう、女(さん)(ちゃん)」
696 = 14 :
トーテムポール
┃ (・ω・)←男友
┃ (゜ω゜)←女友
┃ (´ω`)←久女
┃ (-ω-)←鞍井
697 = 14 :
男「さて、ケーキとり分けますか――」
女友「ちょーっと待った」
男友「誰の誕生パーティーだと思ってんだ、男友」
男「え? 女の誕生日パーティーだろ?」
男友「『今日の分は』な」
男「?」
女友「女ちゃん、持ってきて」
女「ええ」
男「……まさか」
男友「そう、そのまさか! これは男の誕生ケーキだ――」コッ
――べしゃ、音を立てて落ちる、ケーキが入っているであろう箱
一同「……」
男友「……あ、俺これからバイトが……いや、何でもないです……」
久女「裁判官、判決を」
鞍井「私刑」
女友「リンチ!?」
男友「ドラ○もん、助けて……」
698 = 14 :
女「あ、でも……中身はほとんどつぶれてない」
男友「本当か? よかった――」
女友「男友くん、あとでよーくお話ししようかぁ?」
男友「……男、妖怪二口女に食われそうなんだ、助けてくれ……」
鞍井「二人とも、おめでとう」
久女「お幸せにー」
男「……結婚式みたいじゃないか」
女「もー……はやく、食べましょう」
女友「色気よりも食気?」
女「女友ちゃん、ひどい」
699 = 14 :
女友「女ちゃん、プレートは女ちゃんのだよ」
女「え? わけないの?」
久女「これは誕生日の人の特権だよ」
女「……いいの?」
鞍井「というか食べたほうが良いと思う」
女「なんでかしら……?」
一同(こんなかわいそうな誕生日、見てるのが辛いんだよ……)
700 = 14 :
男友「男ももらっとけ」
男「え? あ、うん……女、いる?」
女「誕生日の人の特権だから……男が食べたほうが良いわ」
男「そう?」
女友「お熱いですな」
鞍井「半分こすればいいのに」
男・女「はっ!?」
一同(以外と抜けてるんだよね、この二人……そんなところがよく似てる)
女友「紅茶に使うお湯沸かすねー
やかん借りるよ」
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