元スレ新ジャンル「強がりな寂しがり屋」
新ジャンル覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
51 = 14 :
男友「せめて女友様の邪魔にならないように致します……」
女友「拗ねてるの?」
――。
久女「……」
鞍井「……わお」
女友「な、7本倒せたよー! ラッキー!」
男友「拗ねてねーからなっ! 次はスペアだっ!!」
男「拗ねてるね」
女「拗ねてるわね」
男友「そーれっ!」
――スペア
女友「わー、すごーい、男友くん格好いいよー!」
男友「当り前だー! 名誉返上だ、いくぞ!」
男(名誉を返上しちゃったよ……汚名でも挽回するのかな……)
52 = 14 :
久女「しゃー、ストライク!!」
男友「お前はーっ!! ハンデいらなくないか!?」
久女「え? 圧倒的点差で男友をいじめたくて」
鞍井「わー、さどー(棒読み)」
鞍井「とんがりろっ!!」
――。
男友「ストライクかよっ!! お前ら何かトリック使ってるな!?」
鞍井「Wiiで遊んでるだけよ」
男「ゲームだけであんなにうまくなるのかな」
女「なるのかもしれないわね」
女友「さーて、高得点目指して頑張ろう」
――。
――。
久女「スペアか……最後の一本を倒したのはすごいね」
鞍井「……すごい説明口調……」
久女「説明口調?」
53 = 14 :
男「女さんをフォローするためにも、俺が頑張らないと……」
――。
久女「2本と3本か……」
男「次は大丈夫……(だと良いな)」
久女「次は女さん……ハンデいる?」
女「絶対いらないわ」
男「……ああ、チャンスが……」
女「テレビで見た時は、こんな、感じっ!」
――。
鞍井「ガターね」
久女「ちょっと力入りすぎだよ、女さん」
女「力が入りすぎなのね……こう、かしらっ?」
――スペア。
久女「極端すぎっ!!」
男「男友、俺たちってさ――」
男友「みなまで言うな」
54 = 14 :
男「ちょっと飲み物買ってくるよ」
女友「はいはーい。女ちゃんも言ってきたら?」
女「女友ちゃん……」
男「はははは……(何か、慣れてきた……)」
男「ほら、紅茶」
女「あ、ありがとう……」
男「ボウリングって、難しいね……3、4年くらいやってないや」
女「男、ごめんなさい」
男「え?」
女「私が、足を引っ張ってるから……」
男「……遊びなんだからさ、もうちょっと気を抜こうよ、みんな楽しみに来てるんだから」
女「でも、勝ちたい……」
男「女さん?」
女「……」
55 = 14 :
男(ああ、そうだった。
女は、勝って見てもらいたいんだよね……今まで誰も、見てくれなかったから。
だけど――)
女「ごめんなさい、変よね……楽しんでみるわ」
男「女さん、俺はちゃんと見てるよ……いろんな女さんの良いところ、知ってる。
だから、勝ち負けなんて気にしなくてもいいんじゃない?」
女「……行きましょうか」
男(……あ、ちがう)
女「……」
男「女さん、ボウリングの投げ方……見てみない?」
女「え?」
男「こういうところには、うまく投げるコツとか、アドバイスが書いてあるんだ。
ほら。こうして、こう」
女「こ、こう……かしら?」
男「こう、じゃないかな?」
56 = 14 :
……
男友「おせーよ、どこまで飲みに行ってたんだよ」
男「ゴメン、ちょっとどれを買おうか迷ってたんだ」
鞍井「早く投げちゃえ」
男「うん」
男「こうして、こう、だよね……」
男友「イメトレか、男?」
男「うん、そんなところ。……それっ」
――。
久女「おーっ……9、10番が残ったけど、すごくうまくなった……ような?」
鞍井「そうだね、形から入った感じ」
男「まぐれだよ。次行くよ……それっ!」
――スペア。
男友「おーっ、やるな、男! 俺も負けてられないぜ! 見てろよ――」
女友「次、女ちゃんだね」
男友「……この行き場を失って迷子になったやる気はどうしよう?」
女友「迷子センターにでも連れて行けばいいよ」
57 = 14 :
女「スパ……下の楔形の印を見て……ふっ!」
――ストライク。
久女「おーっ、すごい! 女さんストライクだよ!?」
女「まぐれよ」
男「まぐれでも一瞬で会得したのが怖いね……」
女「スパ……なんだったかしら、あの目印……スプラッタ? 何か違うわね……」
58 = 14 :
男友「さっきは……4本、5本で9本か……次はストライクを取る!」
久女「頑張れー!」
男友「おりゃっ!」
――。
――。
久女「すごい、さっきと同じピンを、同じタイミングで倒してる……」
鞍井「スプリットの位置までしっかりと再現している……!」
男友「そんな慰めいらねえよっ!」
久女「次は私ー。そーれっ!」
――ストライク。
久女「ターキー取り損ねたから、次こそは取るよー!」
男友「現時点ですごいけどな」
鞍井「あるだぶらっ!」
――ストライク。
男「4つストライク並んだの、初めて見た気がする……」
59 = 14 :
女友「私だって目立ちたいよ! えいっ!」
――。――スペア。
男「スペアも4つ並んでるよ……」
男「何か、いい感じだな……それっ!」
――。
久女「男君、あと一本だよ、頑張れーっ」
男「やるだけやってみるよ……えいっ」
――ミス。
女「9本でも高得点じゃない」
男「まあ、ね……」
60 = 14 :
女「スパッ……出かかってるのよね……スパッ……もういいわ……
ふっ!」
――ストライク。
久女「女さんすごーい! 格好良い!」
鞍井「さすが、男君が惚れるだけのことはあるよ」
女「鞍井さんまで……」
男「女さん、本当にすごいよ!」
女「男……まだまだ、これからが良いところよ!」
男「頼もしいよ、俺も負けてられないね」
61 = 14 :
(最終)
男友「さ、さすがに……疲れたな……」
女友「頑張ってね、男友くん」
男友「お、おう……ふぉりゃっ!」
――、――。
久女「8点か、残念、3投目はないね」
男友「もうだめだ……」
久女「なんだかんだ言って、私たちも疲れたよ……ねー、鞍井ちゃん」
鞍井「私のチームの点数、ほとんど私のおかげじゃない、前半特に!」
久女「……これで名誉挽回します……」
――、――。
久女「うそっ、9点……残念……」
62 = 14 :
鞍井「私だって、目立ちたい……くーちゃんと背景キャラのままはイヤだーっ!」
久女「何言ってるの、鞍井ちゃん!?」
――、――。
久女「煩悩に支配された報いだね、1点って……」
女友「さっきストライクだったから、この調子でいくよっ!」
――、――スペア。
女友「やったっ、男友くん、私頑張るよっ!」
男友「え? おう……」
女友「……男友くん、ストライク取ったら……夏休み中に、海に連れて行って」
男友「はぁ、何言って――」
女友「約束、指きったよ!」
男友「お前勝手に――」
――ストライク。
男友「ぎゃー!?」
63 = 14 :
男友「累計、353対290。男たちは230点だ、どういうことか分かるよな?」
男「いや、無茶でしょ……そんな……」
久女「私たち、飲み物飲んでくるから、イメトレしながらゆっくりしててね」
鞍井「意地悪ー」
男「女さん、ちょっと投げ方教えて」
女「え? ええ、どうしたの?」
男「ううん……楽しいから、せめて全部ストライク取ってみたいんだ」
女「……(コクン)」
女「下の楔形の印見える?」
男「うん……」
女「スパッツ? とか言うんだけど、それを見てラインを頭に思い浮かべるの」
男「スパッツ? まあいいや……うん、浮かべた」
女「そのラインに、ボールを載せて転がすのを想像するの」
男「もはやプロの思考じゃないか、むりだよ……」
女「男、無理じゃないわ……ちゃんと向き合って。何でもできるから」
男「……」
女「数学のテスト、一緒に頑張ったでしょう? 良い点数、とれそうだったんでしょう?」
男「うん」
女「……一緒なら、できるわ。きっとできる、私が叶えるから……」
――。
64 = 14 :
男友「ウソだろ!?」
女友「んもう、なんで居ない時に限ってこんなことになるのよ」
久女「あはははははは……ありえない」
鞍井「まあ、勝ったからどうでもいいんだけどね」
男「最後の最後で、全部ストライク取っちゃった……」
女「ボーリング、おもしろいわね」
65 = 14 :
久女「最終結果報告ー。男友チーム290、久米チーム353、男チーム290。
引き分けなので、罰ゲームは4人!」
男友「しゃーない……罰ゲームって何?」
久女「ふふふふー……この封筒にお題が書いてあるから、レストランで実行ね」
男友「手の込んだことを……俺引くぞー……」
女友「私はー……ん?」
男「……できるかな……」
女「……え?」
久女「全員実行だからね」
罰ゲームレストラン編は、明日あげておきます。
読みづらいことないですか……?
そろそろお休みなさい(-.- zzZZ
67 :
乙鰈
68 :
乙!
テスト前だが明日も張り付くぜ
69 = 14 :
>>68
うれしいけどほどほどにな! テストと単位はめっちゃ大事なんだぜ!
70 = 43 :
乙
実は一番真剣になってる女に萌えた
71 :
乙
うすた京介画で、脳内アニメが上映されたことは秘密
72 :
乙だぜ
恐怖画像踏んで凹んでたが少し和んだぜ
73 :
乙!
久女と鞍井のチームがいい味だしてる
74 = 14 :
何か、色々変だったので直してたらとんでもなく遅くなりました; スマソ・・・。
なごんでもらえてうれしいんだぜ!
投下。
(レストラン)
ウェイトレス「ご注文は何になさいますか?」
久女「女ちゃん、罰ゲーム開始ー」
女「分かってるわ……コホン……えっと……」
女「わ……わたくしはこのレディース定食と、
この下々の物に、おろしヒレカツ定食2つと、おろしロースカツ定食1つ、
厚切りヒレカツ定食1つと、梅シソ巻きヒレカツ定食をお願いしますわ!
あと、ドリンクバーも用意してちょうだい!」
ウェイトレス「え、えっと……」
男「あ、これ罰ゲームなんです、すいません……」
ウェイトレス「あ、そうじゃなくて……もう一度お伺いしてもよろしいですか?」
久女「あははははは、女さんもう一回! 残念!」
女「レディース定食と、おろしヒレカツ定食2つ、おろしロースカツ定食、
厚切りヒレカツ定食、梅シソ巻きヒレカツ定食、ドリンクバーをお願いしますわ!!」
ウェイトレス「は、はい……確認させていただきます、
レディース定食と、おろしヒレカツ定食2つ、おろしロースカツ定食、
厚切りヒレカツ定食、梅シソ巻きヒレカツ定食、ドリンクバー、
以上でよろしいですか?」
女「よ、よろしくってよ!」
(女:罰ゲーム 全員の注文を、お嬢様口調で)
75 = 14 :
久女「女さんグッジョブ! あははははは、でも、ごめんね、ちょっと厳しかった!」
鞍井「女さん、今日だけですごくおいしい活躍してるよ」
女「まだ顔が熱いわ……罰ゲームなんて、生まれて初めて味わったわよ……」
男「ドリンクバーだけ持ってきちゃおうよ」
久女「その前に……男友君、罰ゲームなんだったかな?」
男友「……ドリンクバーを自分でいれてくること禁止。
……もとい……地獄のミックスジュース」
久女「皆で1/5ずつ入れよう」
男友「……なんか、ケミカルな色とクレイジーなにおいと、あとオカルトなオーラが出てるぞ」
(男友:罰ゲーム ファミレスでおなじみミックスジュース)
男友「というか……ありきたりすぎていまいちオイシイ役じゃない気がするんだが……?」
76 = 14 :
(注文待ち)
久女「でも女さんすごいよね。急にうまくなっちゃうんだもん、びっくりしたよー」
鞍井「二人で秘密の特訓でもしてた?」
男友「ヒワイだな」
鞍井「男友君の思考がピンクなんでしょー?」
男友「……今日俺への風当たり悪くない?」
久女「どうなの? 女さん?」
女「販売機のところに、ストライクを取るコツって言うのがあって、
本当にそれの通りにやってみただけよ」
久女「えー、本当にそれだけ?」
鞍井「天才肌なんだ」
女友「初めて投げてここまでできるのは器用だよ、女ちゃん」
女「……照れるわね」
77 = 14 :
久女「いただきまーす」
鞍井「男友君、大丈夫?」
男友「いやいや、罰ゲームってのは分かるんだ、分かるんだけども……
コップにソースと柚子胡椒は入れちゃダメだろ……」
久女「さあ、男君罰ゲーム忘れないでね」
男「うん……難しいね、これ……」
(罰ゲーム:男 利き手使用禁止)
男「……できないことはないんだな……」
久女「男君器用ー」
……
男「この罰ゲーム、周りへの影響の方がひどくない?」
女「ゆっくりでもいいわ、まだ時間はあるのよ」
久女「聞き手が使えないのは大変だねー」
鞍井「ゆっくり話でもして時間をつぶそう。男友君、おかわりはいるかな?」
男友「お手柔らかにお願いします……」
男友「醤油ー!」
78 = 14 :
男「残りもう少し!」
久女「じゃあ、そろそろ帰る支度しておこうよ。あ、その前にお花つんでこよー」
男「……花? ……はどうでもいいや、急ごう――」
男「おー、指つった……なれないことをしすぎた……」
鞍井「くーちゃん居ないから、利き手使ったえば?」
女「だめよ、私もやったんだから、行使してもらうわ」
男友「ルールは絶対だぞ……だからソースはダメって何度言えばいいのかと」
男「やりぬくよ(ここでやる気になっちゃうの?)」
男「うぉー……」
鞍井「大変だよね、『利き手が使えない』と」
男「うん……え? 何を言いたいの?」
鞍井「さあねー」
女友「……あー、なるほど。女ちゃん」
女「え? ――!? 無理無理無理、絶対無理よ!」
女友「この間のキスの挽回――」
女「や、やるから……蒸し返さないでくれるかしら?」
79 = 14 :
女「男」
男「え?」
女「早く食べないと、久女さん、戻ってくるわよ」
男「利き手使えないんだから、ゆるく見てほしいよ」
女「『利き手を使わなければ』いいのよね? ――はい」
男「え? えぇ!? 何やってるの女さん!?」
女「……私が、食べさせれば、利き手を使わないでしょう」
男「そうだけど、これはちょっと――」
女「食べるか食べないか、それが問題だ」
男(誰だこのシェイクスピアは!?)
男「……いただきます」
男友「……良い」
女友(誰だこのルイは)
女友「今度やってあげようか?」
男友「ぜひ――」
女友「やーだねっ」
男友「……」
80 = 14 :
久女「よーし、帰ろうか!」
男友「って、会計は?」
久女「済ませちゃったよ?」
鞍井「今日は急に入ったバイトの臨時収入があったからって、
みんなと遊びたかったんだって」
久女「それだけじゃないよー、今日の占い12位で、
みんなと過ごせばラッキーな日だったんだもん」
一同(要するに、ただ振りまわされてただけなのね……)
男友「ところで、鞍井の投げる前の掛け声、何だったんだ?」
鞍井「主に世界遺産。詳しくはググって」
男友「ググる? って、そうじゃなくて、言う意味あったのか?」
鞍井「10本倒せるおまじない。ストライクは4回、スペアは3回、
後々ガタ落ちだったけどね」
男「十分スゲーよ」
女友(何気に私はスペア8連続だったけどね)
81 = 14 :
(解散後 男・女)
男「後でちゃんと返したけど、端数払ってくれるなんてな」
女「今度、何か持って行ってお礼でもしないと」
男「お弁当かな、やっぱり」
女「喜んでくれるかしら?」
男「もちろんだよ」
男「女さん……」
女「何?」
男「……やっぱり、恥ずかしいからいいや」
女「……ちょっと、恋人っぽいこと、してみたかったのよ……悪い?」
男「全然」
女「……夫婦が、こんな風だったらな、って思っただけなのよ……」
82 = 14 :
――寸劇2 ~背景のぼやき~
(帰路 久女・鞍井)
久女「……スコアが良すぎて、しかも後半意気消沈したから……目立てなかったね」
鞍井「大丈夫、目立てないのはいつものことだから」
久女「そうだねー」
鞍井(くーちゃん、せめて何か論破してほしかったよ)
鞍井「ところで、女友さんの罰ゲーム、何だったの?」
久女「回避くじ……」
鞍井「……何でそんなもの作ったの」
久女「自分の遊び心が憎いです……」
久女「……もしかして、罰ゲームもできなかった私たちって、自分で首絞めてない?」
鞍井「そんなことないわよ(ああ、だめだ……くーちゃん、筋金入りのおバカな子だ)」
ここまであげておきます。
そろそろ夏期講習編へ移るあたり; 時間軸は夏休みです、念のため。
84 = 68 :
待ってました
読んでるだけで酷使した脳が蘇るのが手に取るようにわかる……
ゆっくりでいいからこれからも頑張ってくれ
85 = 67 :
待ってました
夏休みといえば海か山かに行く予定はあんのかな~
楽しみだ
86 :
続き待ってるぜ
87 = 66 :
いつまでもまつぜ!
88 = 73 :
女に友達がたくさんできて良かった……
89 :
話作るのムズいわ。
大学編つづけます。
男「結局来てしまった……別に、女が気になった訳じゃないから、良いよな」
男「……えっと……向こうの棚だな」
男「よしあった、この本だ」
男「にしても、女さんはどこだろう……」
男「……俺には関係ないか」
トントン
男「あ、女さん」
女「勉強?課題?手伝おうか?」
男「いや、ちょうど今終わったところ」
女「私も休憩。4限、休講って知ってた?」
男「あ、知らなかった……」
女「今日はもう帰らうかと思ってるんだけど、一緒に帰る?」
男「そうしようかな……」
90 = 33 :
続けて。
女「今日は歩こうよ」
男「そうすっか……スーパーとかあるの?」
女「うん、酒店も近いから、晩酌も悩まないよ」
男「お酒って……一浪?」
女「ううん、まだ19。たまにだし、大丈夫かな、って」
男「へー……あ、でも春に19って早いよね」
女「うん。誕生日、知ってたら祝ってくれた?」
男「かもね」
女「つれないなぁ……」
91 = 33 :
男「ここかー、バスで見るけど、きたことないなー」
女「筑前煮だよね?」
男「うん」
女「じゃあ、タケノコとコンニャク、ゴボウと……」
男「お、わらびもちだ。88円か、2つ買って行こう」
女「あ、卵が92円だ、男、買っておこうよ」
男「ほいさ」
92 = 33 :
男「女、俺の家きてみない?」
女「近かったら寄ろうかな」
男「道2つ挟んだ隣のアパートだよ」
女「あ、近いんだ」
男「どうする?」
女「じゃあ寄ろうかな」
男「ついでっつーか……晩飯もどう?」
女「良いよ、筑前煮の作り方教えてあげる」
男「ありがたい!」
一応ここまで。
需要あれば続けます
93 :
需要ありまくるんだぜ!
96 :
大学編乙。女の口調が違ってて面白い。
逆パターンの続きwktkなんだぜ! 見てくれてるかな……?
(帰路 男・女)
男「楽しかった?」
女「ええ、とても……」
男「……」
女「……」
女「ねえ、男……これから、私の家で二次会やらない?」
男「え?」
女「……今、すごく楽しいから、もっと昂っていたいの」
男「……うん。何か借りて行こうか? その後スーパーで何か買って帰ろう」
女「ええ」
97 = 33 :
続けます
男「料理上手いなー」
女「じゃなきゃ生活できなかったから……」
男「へー……」
男(過去形?言い間違いだよな)
女「ん……どう、男?」
男「え?」
女「味見」
男「あ、そういうこと」
男「おー、美味にございます」
女「間接キス」
男「なっ……たまたまだよ、いいじゃねーかよっ!!」
女「照れてる?」
男「むあーっ!?」
女「照れなくても良いのに……キス、してみる?」
男「いやいやいや……」
女「じょーだん」
98 = 14 :
スマン、ちょっとかぶった;
多分先に投下していいんだよね……?
女「レンタルなんてしたことないんだけど、分かる?」
男「うん、会員証も持ってるから、すぐ借りられるよ」
女「あ、これ知ってる……すごく怖い映画ね」
男「まあ(この棚はホラー映画だからね……あ、この間見てた映画だ)」
男「おー、懐かしい」
女「何これ? ロボット?」
男「昔すごく好きでさ……ライオンとかゴリラの形をしたロボットが戦うんだ。
一時期、プラモデルも買っててね……今は棚にしまってあるけど」
女「そうなの。男の子ね……」
男「ガキンチョだったなぁ……」
男「なかなか決まらないね……」
女「そうね、どれも面白そうだから……」
……
男「同じスタジオが作った映画を3本も借りちゃったよ……見きれるかな?」
女「期間までの間にまた見れば良いわ」
男「まあね。
あ、そういえばこの映画、日本で初めて音響にデジタル方式を採用した映画なんだよ」
女「そうなの?」
男「うん。あ、早くしないと、スーパー閉まるね」
女「あら、そうね」
99 = 14 :
男「炭酸って飲める?」
女「割と好きよ。あ、新しい味出たのね、買ってみましょうか?」
男「あ、紙パック紅茶も安い。これも買って行こう」
女「あ、ケーキフェアやってるのね……」
男「……」
女「……何よ?」
男「いや、女の子だなー、って」
女「甘党よ。男も食べる?」
男「そうだね、めったに食べないから、たまには良いかもね」
女「私も、長いこと食べてないわね……10年くらいかしら……?」
100 = 14 :
(買い物終了後 女宅)
男「お邪魔します(おー、クチナシの香りだ)」
女「たまには、居間の方で見ましょうか」
男「あ、もう好きなように……」
女「DVDのセットの仕方分かるかしら?」
男「大丈夫だと思うよ、操作はほとんど一緒でしょ」
女「じゃあ、私はいろいろ用意しておくわね」
男「よし、セット完了。女さん、準備良いよ」
女「そう、手が空いてたら、お皿持っていくの手伝ってくれるかしら?」
男「うん。あ、飲み物の方は俺が持つよ」
女「ありがとう」
みんなの評価 : ☆
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