のくす牧場
コンテンツ
牧場内検索
カウンタ
総計:127,063,100人
昨日:no data人
今日:
最近の注目
人気の最安値情報

    元スレ新ジャンル「強がりな寂しがり屋」

    新ジャンル覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
    ←前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitter

    51 = 14 :

    男友「せめて女友様の邪魔にならないように致します……」

    女友「拗ねてるの?」

    ――。

    「……」

    鞍井「……わお」

    女友「な、7本倒せたよー! ラッキー!」

    男友「拗ねてねーからなっ! 次はスペアだっ!!」

    「拗ねてるね」

    「拗ねてるわね」


    男友「そーれっ!」

    ――スペア

    女友「わー、すごーい、男友くん格好いいよー!」

    男友「当り前だー! 名誉返上だ、いくぞ!」

    (名誉を返上しちゃったよ……汚名でも挽回するのかな……)

    52 = 14 :

    「しゃー、ストライク!!」

    男友「お前はーっ!! ハンデいらなくないか!?」

    「え? 圧倒的点差で男友をいじめたくて」

    鞍井「わー、さどー(棒読み)」


    鞍井「とんがりろっ!!」

    ――。

    男友「ストライクかよっ!! お前ら何かトリック使ってるな!?」

    鞍井「Wiiで遊んでるだけよ」

    「ゲームだけであんなにうまくなるのかな」

    「なるのかもしれないわね」


    女友「さーて、高得点目指して頑張ろう」

    ――。
    ――。

    「スペアか……最後の一本を倒したのはすごいね」

    鞍井「……すごい説明口調……」

    「説明口調?」

    53 = 14 :

    「女さんをフォローするためにも、俺が頑張らないと……」

    ――。

    「2本と3本か……」

    「次は大丈夫……(だと良いな)」

    「次は女さん……ハンデいる?」

    「絶対いらないわ」

    「……ああ、チャンスが……」


    「テレビで見た時は、こんな、感じっ!」

    ――。

    鞍井「ガターね」

    「ちょっと力入りすぎだよ、女さん」

    「力が入りすぎなのね……こう、かしらっ?」

    ――スペア。

    「極端すぎっ!!」

    「男友、俺たちってさ――」

    男友「みなまで言うな」

    54 = 14 :

    「ちょっと飲み物買ってくるよ」

    女友「はいはーい。女ちゃんも言ってきたら?」

    「女友ちゃん……」

    「はははは……(何か、慣れてきた……)」


    「ほら、紅茶」

    「あ、ありがとう……」

    「ボウリングって、難しいね……3、4年くらいやってないや」

    「男、ごめんなさい」

    「え?」

    「私が、足を引っ張ってるから……」

    「……遊びなんだからさ、もうちょっと気を抜こうよ、みんな楽しみに来てるんだから」

    「でも、勝ちたい……」

    「女さん?」

    「……」

    55 = 14 :

    (ああ、そうだった。
      女は、勝って見てもらいたいんだよね……今まで誰も、見てくれなかったから。
      だけど――)

    「ごめんなさい、変よね……楽しんでみるわ」

    「女さん、俺はちゃんと見てるよ……いろんな女さんの良いところ、知ってる。
      だから、勝ち負けなんて気にしなくてもいいんじゃない?」

    「……行きましょうか」

    (……あ、ちがう)

    「……」

    「女さん、ボウリングの投げ方……見てみない?」

    「え?」

    「こういうところには、うまく投げるコツとか、アドバイスが書いてあるんだ。
      ほら。こうして、こう」

    「こ、こう……かしら?」

    「こう、じゃないかな?」

    56 = 14 :

    ……
    男友「おせーよ、どこまで飲みに行ってたんだよ」

    「ゴメン、ちょっとどれを買おうか迷ってたんだ」

    鞍井「早く投げちゃえ」

    「うん」


    「こうして、こう、だよね……」

    男友「イメトレか、男?」

    「うん、そんなところ。……それっ」

    ――。

    「おーっ……9、10番が残ったけど、すごくうまくなった……ような?」

    鞍井「そうだね、形から入った感じ」

    「まぐれだよ。次行くよ……それっ!」

    ――スペア。

    男友「おーっ、やるな、男! 俺も負けてられないぜ! 見てろよ――」

    女友「次、女ちゃんだね」

    男友「……この行き場を失って迷子になったやる気はどうしよう?」

    女友「迷子センターにでも連れて行けばいいよ」

    57 = 14 :

    「スパ……下の楔形の印を見て……ふっ!」

    ――ストライク。

    「おーっ、すごい! 女さんストライクだよ!?」

    「まぐれよ」

    「まぐれでも一瞬で会得したのが怖いね……」

    「スパ……なんだったかしら、あの目印……スプラッタ? 何か違うわね……」

    58 = 14 :

    男友「さっきは……4本、5本で9本か……次はストライクを取る!」

    「頑張れー!」

    男友「おりゃっ!」

    ――。
    ――。

    「すごい、さっきと同じピンを、同じタイミングで倒してる……」

    鞍井「スプリットの位置までしっかりと再現している……!」

    男友「そんな慰めいらねえよっ!」


    「次は私ー。そーれっ!」

    ――ストライク。

    「ターキー取り損ねたから、次こそは取るよー!」

    男友「現時点ですごいけどな」


    鞍井「あるだぶらっ!」

    ――ストライク。

    「4つストライク並んだの、初めて見た気がする……」

    59 = 14 :

    女友「私だって目立ちたいよ! えいっ!」

    ――。――スペア。

    「スペアも4つ並んでるよ……」


    「何か、いい感じだな……それっ!」

    ――。

    「男君、あと一本だよ、頑張れーっ」

    「やるだけやってみるよ……えいっ」

    ――ミス。

    「9本でも高得点じゃない」

    「まあ、ね……」

    60 = 14 :

    「スパッ……出かかってるのよね……スパッ……もういいわ……
      ふっ!」

    ――ストライク。

    「女さんすごーい! 格好良い!」

    鞍井「さすが、男君が惚れるだけのことはあるよ」

    「鞍井さんまで……」

    「女さん、本当にすごいよ!」

    「男……まだまだ、これからが良いところよ!」

    「頼もしいよ、俺も負けてられないね」

    61 = 14 :

    (最終)
    男友「さ、さすがに……疲れたな……」

    女友「頑張ってね、男友くん」

    男友「お、おう……ふぉりゃっ!」

    ――、――。

    「8点か、残念、3投目はないね」

    男友「もうだめだ……」

    「なんだかんだ言って、私たちも疲れたよ……ねー、鞍井ちゃん」

    鞍井「私のチームの点数、ほとんど私のおかげじゃない、前半特に!」

    「……これで名誉挽回します……」

    ――、――。

    「うそっ、9点……残念……」

    62 = 14 :

    鞍井「私だって、目立ちたい……くーちゃんと背景キャラのままはイヤだーっ!」

    「何言ってるの、鞍井ちゃん!?」

    ――、――。

    「煩悩に支配された報いだね、1点って……」

    女友「さっきストライクだったから、この調子でいくよっ!」

    ――、――スペア。

    女友「やったっ、男友くん、私頑張るよっ!」

    男友「え? おう……」

    女友「……男友くん、ストライク取ったら……夏休み中に、海に連れて行って」

    男友「はぁ、何言って――」

    女友「約束、指きったよ!」

    男友「お前勝手に――」

    ――ストライク。

    男友「ぎゃー!?」

    63 = 14 :

    男友「累計、353対290。男たちは230点だ、どういうことか分かるよな?」

    「いや、無茶でしょ……そんな……」

    「私たち、飲み物飲んでくるから、イメトレしながらゆっくりしててね」

    鞍井「意地悪ー」


    「女さん、ちょっと投げ方教えて」

    「え? ええ、どうしたの?」

    「ううん……楽しいから、せめて全部ストライク取ってみたいんだ」

    「……(コクン)」


    「下の楔形の印見える?」

    「うん……」

    「スパッツ? とか言うんだけど、それを見てラインを頭に思い浮かべるの」

    「スパッツ? まあいいや……うん、浮かべた」

    「そのラインに、ボールを載せて転がすのを想像するの」

    「もはやプロの思考じゃないか、むりだよ……」

    「男、無理じゃないわ……ちゃんと向き合って。何でもできるから」

    「……」

    「数学のテスト、一緒に頑張ったでしょう? 良い点数、とれそうだったんでしょう?」

    「うん」

    「……一緒なら、できるわ。きっとできる、私が叶えるから……」

    ――。

    64 = 14 :

    男友「ウソだろ!?」

    女友「んもう、なんで居ない時に限ってこんなことになるのよ」

    「あはははははは……ありえない」

    鞍井「まあ、勝ったからどうでもいいんだけどね」

    「最後の最後で、全部ストライク取っちゃった……」

    「ボーリング、おもしろいわね」

    65 = 14 :

    「最終結果報告ー。男友チーム290、久米チーム353、男チーム290。
       引き分けなので、罰ゲームは4人!」

    男友「しゃーない……罰ゲームって何?」

    「ふふふふー……この封筒にお題が書いてあるから、レストランで実行ね」

    男友「手の込んだことを……俺引くぞー……」

    女友「私はー……ん?」

    「……できるかな……」

    「……え?」

    「全員実行だからね」



    罰ゲームレストラン編は、明日あげておきます。
    読みづらいことないですか……?
    そろそろお休みなさい(-.- zzZZ

    67 :

    乙鰈

    68 :

    乙!
    テスト前だが明日も張り付くぜ

    69 = 14 :

    >>68
    うれしいけどほどほどにな! テストと単位はめっちゃ大事なんだぜ!

    70 = 43 :


    実は一番真剣になってる女に萌えた

    71 :



    うすた京介画で、脳内アニメが上映されたことは秘密

    72 :

    乙だぜ
    恐怖画像踏んで凹んでたが少し和んだぜ

    73 :

    乙!
    久女と鞍井のチームがいい味だしてる

    74 = 14 :

    何か、色々変だったので直してたらとんでもなく遅くなりました; スマソ・・・。
    なごんでもらえてうれしいんだぜ!
    投下。



    (レストラン)
    ウェイトレス「ご注文は何になさいますか?」

    「女ちゃん、罰ゲーム開始ー」

    「分かってるわ……コホン……えっと……」

    「わ……わたくしはこのレディース定食と、
      この下々の物に、おろしヒレカツ定食2つと、おろしロースカツ定食1つ、
      厚切りヒレカツ定食1つと、梅シソ巻きヒレカツ定食をお願いしますわ!
      あと、ドリンクバーも用意してちょうだい!」

    ウェイトレス「え、えっと……」

    「あ、これ罰ゲームなんです、すいません……」

    ウェイトレス「あ、そうじゃなくて……もう一度お伺いしてもよろしいですか?」

    「あははははは、女さんもう一回! 残念!」

    「レディース定食と、おろしヒレカツ定食2つ、おろしロースカツ定食、
      厚切りヒレカツ定食、梅シソ巻きヒレカツ定食、ドリンクバーをお願いしますわ!!」

    ウェイトレス「は、はい……確認させていただきます、
           レディース定食と、おろしヒレカツ定食2つ、おろしロースカツ定食、
           厚切りヒレカツ定食、梅シソ巻きヒレカツ定食、ドリンクバー、
           以上でよろしいですか?」

    「よ、よろしくってよ!」

    (女:罰ゲーム 全員の注文を、お嬢様口調で)

    75 = 14 :

    「女さんグッジョブ! あははははは、でも、ごめんね、ちょっと厳しかった!」

    鞍井「女さん、今日だけですごくおいしい活躍してるよ」

    「まだ顔が熱いわ……罰ゲームなんて、生まれて初めて味わったわよ……」

    「ドリンクバーだけ持ってきちゃおうよ」

    「その前に……男友君、罰ゲームなんだったかな?」

    男友「……ドリンクバーを自分でいれてくること禁止。
       ……もとい……地獄のミックスジュース」

    「皆で1/5ずつ入れよう」


    男友「……なんか、ケミカルな色とクレイジーなにおいと、あとオカルトなオーラが出てるぞ」

    (男友:罰ゲーム ファミレスでおなじみミックスジュース)

    男友「というか……ありきたりすぎていまいちオイシイ役じゃない気がするんだが……?」

    76 = 14 :

    (注文待ち)
    「でも女さんすごいよね。急にうまくなっちゃうんだもん、びっくりしたよー」

    鞍井「二人で秘密の特訓でもしてた?」

    男友「ヒワイだな」

    鞍井「男友君の思考がピンクなんでしょー?」

    男友「……今日俺への風当たり悪くない?」

    「どうなの? 女さん?」

    「販売機のところに、ストライクを取るコツって言うのがあって、
      本当にそれの通りにやってみただけよ」

    「えー、本当にそれだけ?」

    鞍井「天才肌なんだ」

    女友「初めて投げてここまでできるのは器用だよ、女ちゃん」

    「……照れるわね」

    77 = 14 :

    「いただきまーす」

    鞍井「男友君、大丈夫?」

    男友「いやいや、罰ゲームってのは分かるんだ、分かるんだけども……
       コップにソースと柚子胡椒は入れちゃダメだろ……」


    「さあ、男君罰ゲーム忘れないでね」

    「うん……難しいね、これ……」

    (罰ゲーム:男 利き手使用禁止)

    「……できないことはないんだな……」

    「男君器用ー」

    ……

    「この罰ゲーム、周りへの影響の方がひどくない?」

    「ゆっくりでもいいわ、まだ時間はあるのよ」

    「聞き手が使えないのは大変だねー」

    鞍井「ゆっくり話でもして時間をつぶそう。男友君、おかわりはいるかな?」

    男友「お手柔らかにお願いします……」


    男友「醤油ー!」

    78 = 14 :

    「残りもう少し!」

    「じゃあ、そろそろ帰る支度しておこうよ。あ、その前にお花つんでこよー」

    「……花? ……はどうでもいいや、急ごう――」

    「おー、指つった……なれないことをしすぎた……」

    鞍井「くーちゃん居ないから、利き手使ったえば?」

    「だめよ、私もやったんだから、行使してもらうわ」

    男友「ルールは絶対だぞ……だからソースはダメって何度言えばいいのかと」

    「やりぬくよ(ここでやる気になっちゃうの?)」


    「うぉー……」

    鞍井「大変だよね、『利き手が使えない』と」

    「うん……え? 何を言いたいの?」

    鞍井「さあねー」

    女友「……あー、なるほど。女ちゃん」

    「え? ――!? 無理無理無理、絶対無理よ!」

    女友「この間のキスの挽回――」

    「や、やるから……蒸し返さないでくれるかしら?」

    79 = 14 :

    「男」

    「え?」

    「早く食べないと、久女さん、戻ってくるわよ」

    「利き手使えないんだから、ゆるく見てほしいよ」

    「『利き手を使わなければ』いいのよね? ――はい」

    「え? えぇ!? 何やってるの女さん!?」

    「……私が、食べさせれば、利き手を使わないでしょう」

    「そうだけど、これはちょっと――」

    「食べるか食べないか、それが問題だ」

    (誰だこのシェイクスピアは!?)

    「……いただきます」


    男友「……良い」

    女友(誰だこのルイは)

    女友「今度やってあげようか?」

    男友「ぜひ――」

    女友「やーだねっ」

    男友「……」

    80 = 14 :

    「よーし、帰ろうか!」

    男友「って、会計は?」

    「済ませちゃったよ?」

    鞍井「今日は急に入ったバイトの臨時収入があったからって、
       みんなと遊びたかったんだって」

    「それだけじゃないよー、今日の占い12位で、
       みんなと過ごせばラッキーな日だったんだもん」

    一同(要するに、ただ振りまわされてただけなのね……)


    男友「ところで、鞍井の投げる前の掛け声、何だったんだ?」

    鞍井「主に世界遺産。詳しくはググって」

    男友「ググる? って、そうじゃなくて、言う意味あったのか?」

    鞍井「10本倒せるおまじない。ストライクは4回、スペアは3回、
       後々ガタ落ちだったけどね」

    「十分スゲーよ」

    女友(何気に私はスペア8連続だったけどね)

    81 = 14 :

    (解散後 男・女)
    「後でちゃんと返したけど、端数払ってくれるなんてな」

    「今度、何か持って行ってお礼でもしないと」

    「お弁当かな、やっぱり」

    「喜んでくれるかしら?」

    「もちろんだよ」


    「女さん……」

    「何?」

    「……やっぱり、恥ずかしいからいいや」

    「……ちょっと、恋人っぽいこと、してみたかったのよ……悪い?」

    「全然」

    「……夫婦が、こんな風だったらな、って思っただけなのよ……」

    82 = 14 :

    ――寸劇2 ~背景のぼやき~

    (帰路 久女・鞍井)
    「……スコアが良すぎて、しかも後半意気消沈したから……目立てなかったね」

    鞍井「大丈夫、目立てないのはいつものことだから」

    「そうだねー」

    鞍井(くーちゃん、せめて何か論破してほしかったよ)


    鞍井「ところで、女友さんの罰ゲーム、何だったの?」

    「回避くじ……」

    鞍井「……何でそんなもの作ったの」

    「自分の遊び心が憎いです……」


    「……もしかして、罰ゲームもできなかった私たちって、自分で首絞めてない?」

    鞍井「そんなことないわよ(ああ、だめだ……くーちゃん、筋金入りのおバカな子だ)」



    ここまであげておきます。
    そろそろ夏期講習編へ移るあたり; 時間軸は夏休みです、念のため。

    84 = 68 :

    待ってました
    読んでるだけで酷使した脳が蘇るのが手に取るようにわかる……
    ゆっくりでいいからこれからも頑張ってくれ

    85 = 67 :

    待ってました
    夏休みといえば海か山かに行く予定はあんのかな~
    楽しみだ

    86 :

    続き待ってるぜ

    87 = 66 :

    いつまでもまつぜ!

    88 = 73 :

    女に友達がたくさんできて良かった……

    89 :

    話作るのムズいわ。
    大学編つづけます。

    「結局来てしまった……別に、女が気になった訳じゃないから、良いよな」
    「……えっと……向こうの棚だな」
    「よしあった、この本だ」
    「にしても、女さんはどこだろう……」
    「……俺には関係ないか」

    トントン
    「あ、女さん」
    「勉強?課題?手伝おうか?」
    「いや、ちょうど今終わったところ」
    「私も休憩。4限、休講って知ってた?」
    「あ、知らなかった……」

    「今日はもう帰らうかと思ってるんだけど、一緒に帰る?」
    「そうしようかな……」

    90 = 33 :

    続けて。

    「今日は歩こうよ」
    「そうすっか……スーパーとかあるの?」
    「うん、酒店も近いから、晩酌も悩まないよ」
    「お酒って……一浪?」
    「ううん、まだ19。たまにだし、大丈夫かな、って」
    「へー……あ、でも春に19って早いよね」
    「うん。誕生日、知ってたら祝ってくれた?」
    「かもね」
    「つれないなぁ……」

    91 = 33 :

    「ここかー、バスで見るけど、きたことないなー」
    「筑前煮だよね?」
    「うん」
    「じゃあ、タケノコとコンニャク、ゴボウと……」
    「お、わらびもちだ。88円か、2つ買って行こう」
    「あ、卵が92円だ、男、買っておこうよ」
    「ほいさ」

    92 = 33 :

    「女、俺の家きてみない?」
    「近かったら寄ろうかな」
    「道2つ挟んだ隣のアパートだよ」
    「あ、近いんだ」
    「どうする?」
    「じゃあ寄ろうかな」
    「ついでっつーか……晩飯もどう?」
    「良いよ、筑前煮の作り方教えてあげる」
    「ありがたい!」

    一応ここまで。
    需要あれば続けます

    93 :

    需要ありまくるんだぜ!

    96 :

    大学編乙。女の口調が違ってて面白い。
    逆パターンの続きwktkなんだぜ! 見てくれてるかな……?


    (帰路 男・女)
    「楽しかった?」

    「ええ、とても……」

    「……」

    「……」


    「ねえ、男……これから、私の家で二次会やらない?」

    「え?」

    「……今、すごく楽しいから、もっと昂っていたいの」

    「……うん。何か借りて行こうか? その後スーパーで何か買って帰ろう」

    「ええ」

    97 = 33 :

    続けます

    「料理上手いなー」
    「じゃなきゃ生活できなかったから……」
    「へー……」
    (過去形?言い間違いだよな)
    「ん……どう、男?」
    「え?」
    「味見」
    「あ、そういうこと」
    「おー、美味にございます」
    「間接キス」
    「なっ……たまたまだよ、いいじゃねーかよっ!!」
    「照れてる?」
    「むあーっ!?」
    「照れなくても良いのに……キス、してみる?」
    「いやいやいや……」
    「じょーだん」

    98 = 14 :

    スマン、ちょっとかぶった;
    多分先に投下していいんだよね……?


    「レンタルなんてしたことないんだけど、分かる?」

    「うん、会員証も持ってるから、すぐ借りられるよ」


    「あ、これ知ってる……すごく怖い映画ね」

    「まあ(この棚はホラー映画だからね……あ、この間見てた映画だ)」


    「おー、懐かしい」

    「何これ? ロボット?」

    「昔すごく好きでさ……ライオンとかゴリラの形をしたロボットが戦うんだ。
      一時期、プラモデルも買っててね……今は棚にしまってあるけど」

    「そうなの。男の子ね……」

    「ガキンチョだったなぁ……」


    「なかなか決まらないね……」

    「そうね、どれも面白そうだから……」

    ……

    「同じスタジオが作った映画を3本も借りちゃったよ……見きれるかな?」

    「期間までの間にまた見れば良いわ」

    「まあね。
      あ、そういえばこの映画、日本で初めて音響にデジタル方式を採用した映画なんだよ」

    「そうなの?」

    「うん。あ、早くしないと、スーパー閉まるね」

    「あら、そうね」

    99 = 14 :

    「炭酸って飲める?」

    「割と好きよ。あ、新しい味出たのね、買ってみましょうか?」

    「あ、紙パック紅茶も安い。これも買って行こう」

    「あ、ケーキフェアやってるのね……」

    「……」

    「……何よ?」

    「いや、女の子だなー、って」

    「甘党よ。男も食べる?」

    「そうだね、めったに食べないから、たまには良いかもね」

    「私も、長いこと食べてないわね……10年くらいかしら……?」

    100 = 14 :

    (買い物終了後 女宅)
    「お邪魔します(おー、クチナシの香りだ)」

    「たまには、居間の方で見ましょうか」

    「あ、もう好きなように……」

    「DVDのセットの仕方分かるかしら?」

    「大丈夫だと思うよ、操作はほとんど一緒でしょ」

    「じゃあ、私はいろいろ用意しておくわね」


    「よし、セット完了。女さん、準備良いよ」

    「そう、手が空いてたら、お皿持っていくの手伝ってくれるかしら?」

    「うん。あ、飲み物の方は俺が持つよ」

    「ありがとう」


    ←前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitterで / 新ジャンル一覧へ
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。

    類似してるかもしれないスレッド


    トップメニューへ / →のくす牧場書庫について