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    元スレ新ジャンル「少しずつ部品が届く」

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    1 :

    「ただいまー、って一人暮らしなんだけどねー……ん? 宅配便の不在票が……」
    「特に心当たりはないが……なんだろ?」
     ピポパ
    「すんません、不在票入ってたんで、再配達お願いしたいんですけど……今からとか大丈夫ですか?」
    「はーい、お願いします」

     しばらくして

     ピンポーン
    「おぉ、きたきた」
    「ん……名前がないぞ? 誰からだ? 中身の欄に『骨その1』って書いてあるけど……骨?」
     ガサガサ
    ドクロ「こんばんは」
    「………………」
    ドクロ「今日は暑かったですね。段ボールの中はもっと暑かったんですよ? 暑かったんですよ?」
    「………」
    ドクロ「どうしたんですか? 玄関に突っ立ってないで、早くクーラーのお部屋行きましょう?」
    「…………」
    ドクロ「あ、びっくりしちゃいました? しちゃいましたよね? 仕方ないから一から、なんと一から説明しちゃいますよ、っ

    ていうか当たり前やっちゅーねーん!」
    「……骸骨のくせしゃべり方がとってもうざい」
    ドクロ「えー」

    3 = 1 :

    「ふあぁ……よく寝た……」
    ドクロ「おはようございます」
    「おはようさん」
    ドクロ「その落ち着き具合が憎たらしくもある今日この頃です」
    「昨夜来たばっかだろ。しかし、ドクロなんだから、しゃべるなよ。こっそり埋められないじゃないか」
    ドクロ「そうやって、また誰にも知られないように葬るつもりなんですね。そう、あの月が綺麗だった夜のように……」
    「悪いが犯罪に手を染めたことはない」
    ドクロ「言ってみただけですよ……それはそうと、そろそろだと思いますので」
    「何が?」

     ピンポーン

     「おはよーございまーす、宅配便でーす」

    「……『骨その2』」ガサガサ
    ドクロ「今日は肋骨一式だったはずです。なくさないでくださいね。なくしたら本当に祟ります」
    「ひとつ聞いていいか?」
    ドクロ「どうぞ」
    「これ、いつまで続くんだ? 骨全部か?」
    ドクロ「骨も出すけど、筋肉に皮膚に脳に内臓に……ちゃんとコンプリートしてくださいね?」
    「組み立てられる自信がありません」

    4 = 1 :

    「ただいまー」
    「おかえりなさい」
    「……なんで肋骨が組みあがってるんだ?」
    「お仕事の間に組み立てました。どう? 胸像みたいでしょ?」
    (どう質問しても納得できる答えは返ってこないに違いない……)
    「しかし、自分で組めるなら、最初から言えよ!」
    「あぁ、箱から出しといてくれれば、あとは自分できますよー」
    「くそっ! 解剖学の本買っちまったじゃねーか! 高かったのに!」
    「……もしかして、ちょっと楽しみでした? まぁ、いずれ手伝ってもらいますから」
    「そうかよ」
    「もうちょっとしたら、ちゃんとおっぱいもできますからね。好きでしょ? おっぱい」
    「いまさらだけど、お前、女なんだ」
    「えっと、Cカップくらいで仕上がる予定ですので、お願いしますね?」
    「俺にブラを買えと!?」

    5 = 1 :

    「ふぅ……風呂上りのアイスは欠かせないよなー」
    「ですねー。食べたことないですけど」
    「まぁ、ドクロじゃな」
    「胃が届いたら、お願いしますね」
    「やっぱ俺が養うことになるのか……」
    「それはそうと、どうしたんですか。なんかひっかき傷みたいなの」
    「ん? あぁ、いつもその窓の外を通る猫がいてな。餌やったり遊んでたりしてたんだが、なんかいきなり引っ掻かれた」
    「……」
    「まぁ、初めて頭を撫でてみようかと挑戦したのが悪かったかも知れん。もうちょっと馴らした方がよかったかな」
    「……」
    「そういえば、最近見ないな。あの猫……」
    「そんな男さんに特別プレゼント、これから語尾に『にゃん』を付けてしゃべります」
    「いらん」
    「遠慮するなにゃん☆」
    「びっくりするほどうざい」


    >>2ごめんね、グロい方に進みそうでごめんね

    6 :

    ぴぴるぴるぴるぴぴるぴー♪

    7 :

    おし続けろ

    8 :

    なにこのワンピースのアレみたいなキャラ

    9 = 1 :

    「昔読んだ本にさ、『しゃべるされこうべ』って話があってな?」
    「ほうほう」
    「自分が殺した男の骸骨がしゃべるんだ。で、骸骨の方は『昔のことは水に流して、ひと儲けしないか?』つって、自分から見世物になるわけだ」
    「うぅ……自己犠牲のお話ですね。私、そういうの弱いんです。涙腺が……」
    「涙腺まだ届いてないだろ。それにそんな話でもない」
    「えー……」
    「で『しゃべるされこうべ』の見世物はたちまち評判になって、お殿様に呼ばれるわけだ」
    「あぁ、これはかつて嗅いだ匂い。そう、冷たく饐えた、まさに死の匂い……」
    「まぁ、確かにフラグ立ってるけどな。予想通り、骸骨は喋らない。男は激怒した殿様に斬り殺されてしまう。で、彼が絶命した瞬間、骸骨は声高く笑う……という話」
    「あらら……」
    「ところで、今日の段ボールはちょっとばかし大きいわけだが」
    「『骨その3』はきっと骨盤です。安産型のを選びました」
    「選べるんだ」
    「だってぇ……子供、三人は欲しいんですもん」
    「どう考えても人生設計を立てるタイミングが早すぎる」ガサガサ
    「あんまりじろじろ見ないでくださいね。えっちですから」
    「エロい骨盤ってなんだ」
    (とりあえず、こちらに害意はないようだが……)


    >>8最近読んでないんだが、そんなんなってんのか

    10 = 1 :

    「たとえば、服が透けるメガネがあるとするでしょ?」
    「夢のアイテムだな」
    「それで見られたら、とりあえず恥ずかしいじゃないですか。男女問わず」
    「まぁ、いい気分はしないな」
    「なら、なんでレントゲンって恥ずかしくないんでしょうね?」
    「いや、そういう問題じゃ……」
    「私もとりあえず骨丸出しですけど、あんまり恥ずかしくないし」
    「そうですか」
    「どの段階から羞恥心が芽生えるのでしょうか。やっぱり、子宮くらい?」
    「せめて皮張ってから言え」
    「皮張ったら、普通に裸じゃないですか! やーん、恥ずかしい!」
    「恥ずかしいのはわかったから、顎関節をカクカクさせるな」
    「一発芸、リブス・ブレード!!(露骨な肋骨)」
    「無駄にフレキシブルだな、おい!」
    「テンションあがってきたwwww」
    「うぜぇ」

    13 = 1 :

    「ふぅ……一週間でどうにか全身の骨が揃ったな」
    「ですねー」
    「どうだ? 立てるか?」
    「も~、筋肉ないのに立てるわけないでしょ」
    「呼吸器ないのにしゃべってる奴に言われたくない」
    「ところでお願いがあります」
    「何?」
    「壁に吊るすのやめてくれませんか。本格的に理科室みたいです」
    「ちょっとサイケなインテリアにでもしないとやってられん」
    「これからを考えたらちょっとじゃ済まないですよ? リアルエド・ゲインですよ?」
    「お前エド・ゲイン言いたいだけだろ」
    「おーろーしーてー!」
    「わーったよ! ほれ」

     クシャカシャガラカタ

    「関節がありえない方向に曲がってるわけだが」
    「腱もないですからね。骨だからあんまり痛々しくないでしょ?」
    「前から思ってたが、それは何でくっついてんだ?」

    >>11最近読んでないんだが、そんなんなってんのか
    あとエド・ゲイン解らなくてググる場合はグロ注意と一応書いておく。

    14 = 1 :

    「今日の段ボール~(だみ声)」
    「おぉ、今日から生モノが揃っていくわけですね」
    「生モノ言うな。えっと……『頭蓋の中身セット』だそうな」
    「おぉ~……なんか、先を考えるとキツいの来ましたね」
    「目玉の瓶詰、舌の瓶詰、歯茎の瓶詰、三半規管の瓶詰、神経の束、血管網……」
    「ふむふむ……」
    「そして来ました、脳みそ瓶詰!」
    「いぃやっふうううぅぅぅ!!!」
    「……自我とはどこから生まれ、どこへ還るものなのか」
    「もしもーし、逃げないでくださーい」
    「……出かけてくるから、その間に組み立てといて」
    「はーい」

    「ただいまー……って、うわ、想像以上にきっつい出来上がりだな」
    中身「どんな美人でも一皮剥けばこんなもんです」
    「まぁ、いいけどさ……とりあえず、ほい」
    中身「おぉ、包帯とサングラスですか。透明人間作戦」
    「そういうこと。ほれ、巻いてやる」
    中身「ふあーい」
    「ちなみに、俺が居なくても巻けるか?」
    中身「努力します」
    「努力がいるのか……」

    15 :

    ザンダクロスか

    16 :

    どの段階から血が通う人間になるのだろう?

    17 = 1 :

    「しかし、最初はどうなるかと思ったが、組み立てはお前が全部しちゃうし、俺いらないんじゃね?」
    中身「そっ、そんなことないです! 男さんは、絶対必要です!!」
    「ん? そんな必死にならなくてもいいと思うが……」
    中身「だって、男さんがいないと、カラスに目玉突っつかれたりとか、脳みそほじられたりとか!」
    「俺はカラスよけかよ」
    中身「もう、仕方ないですねぇ。口でしてあげますから、我慢してください」
    「そんな話してねえぇぇ!」
    中身「チッ」
    「舌打ちができるようになったのはおめでとう。でもムカつく」

    18 :

    中身に進化したwwwwwwww

    20 = 1 :

    「今日は……『消化器その1』か」
    中身「うわぁい」
    「覚悟はしていたが、とうとうお前に食費を払う日がきたのだな」
    中身「大丈夫ですよ。全部できるまでは、本格的に食べなくても平気です」
    「…………おい、これ」
    中身「え?」

     『小腸の瓶詰』

    「なんかメモが入ってる……『腸は長いから、先に単独で送ります、ごめんね』」
    中身「なんで腸だけ!? 食道も胃もないのに!?」
    「絶望してるとこ悪いが、俺はこのメモを誰が書いてるかすごく気になる」
    中身「なんか腸だけあっても生殺しですー!」
    「じゃぁモツ鍋にして食うか?」
    中身「うわぁ……」
    「冗談ですごめんなさい」

    21 :

    神経ってことはすげえ痛そう

    22 = 1 :

    「ほれ、あーん……」
    中身「んぐ……あまーい!」
    「消化器が全部そろったと思ったら、さっそくアイスか」
    中身「いいじゃないですかー。もう一口ください」
    「それはそうと、食ったものはどうなるんだ? 俺がトイレに連れてかねばならんのか?」
    中身「食べてるときくらい話題を選んでくださいよ……まぁ、そうなりますかね。覗いちゃ嫌ですよ?」
    「お前が完成品でもそんな趣味はない」
    中身「やだ、男君ったら、やっぱり口でするのが好きなのね……」
    「お前も話題選べ」

    23 :

    どうなるんだよこれ
    寝られるのかよおれ

    25 = 1 :

    「あぁ、やべぇ! 寝坊したぁ!」
     
      ピンポーン
     「おはよーっす。宅配便っす」

    「こんなときに! ってお前も毎日来てるからって若干馴れ馴れしくなってんじゃねぇ!」
     「サーセンwww」
    「本当に時間がねぇ!」
    中身「箱からは出しといてくださいね! 鮮度が命なんですから!」
    「はいはい、ほらよ!」ポイポイ
    中身「あ、もっと大事に! 今日は大切なものなんですから!」
    「遅れるうぅぅ!!」バタン! ドタドタドタ……
    中身「……行っちゃった」

    「あぶねぇ、どうにか遅刻は免れたぜ……ただいま」
    「おかえりなさい」
    「あぁ……ってあれ?」
    「なんですか?」
    「なんか、顔が……」
    「今日は『筋肉セットその1』ですから。おもに顔周りでした」
    「そ、そか」
    「そっちこそどうしたんですか?」
    「どうもないわ! ハゲ!」
    「髪の毛もそのうち届きますから、安心してください」
    (言えないっ! 包帯越しでもはっきり解るくらい美人だなんてとても言えない……っ!)


    >>23 その疑問は俺もあるわけだが。やっぱ時間があれだから伸びないね。
        一応全部書いてあるから、寝落ちしない限りは尻切れにはならないと思うよ。

    26 :

    気になって仕方がないぞぉぉぉぉぉぉ

    27 = 18 :

    全裸待機してるぜ

    28 :

    くそったれ!寝ようと思った矢先にこれかよ!
    支援!

    29 :

    夜中のvipほど面白い奴が乱立するのは嫌がらせとしか思えないな


    >>1面白いから頑張ってな

    30 :

    うぉぉぉおおお!良スレに出会っちまった!!
    支援

    31 = 1 :

    「……『筋肉セット胴体編』」
    「やっとできるんですね」
    「何が」
    「おっぱい。まぁ、正確には筋肉じゃないですけど。たぶん入ってるかと」
    「女の子が簡単におっぱいとか言うなよ……」
    「今までそんなこと気にしてなかったくせに」
    「だー! うっさい! 仕事行くからな!」
    「はーい」

    「うわぁ……」
    「うん、うすうす想像してましたけど、包帯ぐるぐる巻きにされると予想外にエロいですね」
    「あの下は筋肉丸出し筋肉丸出し筋肉丸出し筋肉丸出し……」
    「私、男君だったら……いいよ? 私のおっぱい、好きにして?」
    「うっせ! うっせ!!」

    「……で、どうでした?」
    「包帯の感触と柔らかさが相まって、大変おいしゅうございました」
    (計画通り!)
    (しかし一揉みだけとは何と言うヘタレ……)

    32 = 1 :

    「男さん……いいんですよ?」
    「私、どうされたって、文句なんてないです」
    「こんな私を、ちゃんと最後まで面倒みてくれて……嬉しかった」
    「私には、こんなことしかできませんけど……ちゃんと、膜だって届いたんです……えへへ」
    「私を、いっぱい汚してください……」

    「はっ!」
    「ゆ、夢か……」
    「……くそっ。俺は……くそっ!」



    「条件は三つ」
    「ひとつ、最後まで彼が君の面倒を見てくれること」
    「ふたつ、君の正体を、この会話も含めて、絶対に彼に悟られないこと」
    「みっつ、三週間、つまり今日から君が『完成』して6時間を迎えるまでに、彼に抱かれること」
    「うまくいったなら、祝福してあげよう」
    「でも、失敗したら……」

    「……んゅ」
    「……夢、ですか。それとも、違うんですか?」
    「解って、います……大丈夫。おっぱい、触ってくれたし」

    34 = 1 :

    上体「今日は『筋肉セット両腕編』が届きました」
    上体「これで、どうにか移動はできるようになりましたね」
    上体「と、なれば! やっぱりガサ入れでしょう!」ガサガサ
    上体「噂に聞けば、ベッドの下とかが狙い目……」
    上体「おぉ、あった……うわぁ、なんか、縛ってるのとか多いですね……」
    上体「…………」
    上体「この包帯、趣味と実益……なんてことは……」

    35 :

    男www

    36 = 30 :

    女の進化が早ぇぇwwwwwww

    37 = 8 :

    皮膚ないのに触られたらものすごく痛いんじゃね?
    神経はまだないのか

    38 = 1 :

    「あれだな。足だけ骨とか、男塾でそういう死に方してる人いたな」
    上体「まぁ、とにかく一人でアイスが食べられます。快挙です」もぐもぐ
    「まずそれか」
    上体「あと、こんなこともできるようになりました」むにぅ
    「谷間とか作っても、俺はもう惑わされん」
    上体「えー、いいんですよ、無理しないで揉んでください」
    「いらん!」
    上体「えー、ほらほらぁ」ぴと
    「て、手を握るな! 化け物!」
    上体「あ……」
    「う……も、もう寝るからな!」

    上体「化け物……かぁ。ですよね。それが、正しいんですよね……」


    >>36 時間もアレだし。あんまり長くする気もないのでね。
    >>37 そういうのはあんまり考えちゃだめ

    39 = 1 :

    「ついに」
    「ついに」

      「「人型完成いぃぃ!!!」」

    「いやぁ、長かった……」
    「長かったと言っても、二週間と5日ですよ」
    「えらく細かく数えてるな……しかし、全身包帯をほどくと、まだ筋肉丸出しなんだよなぁ……」
    「これが二足歩行……凄い! 頭(ず)が高い!」
    「使い方間違えてるぞ」
    「はぁ、明日で完成です。一気に皮膚と髪が生えます」
    「なんかお手軽だな」
    「手伝ってくださいね?」
    「え?」
    「言ったじゃないですか。そのうち手伝ってもらうって」
    「だ、だが、そんな最後の最後で……」
    「お願いします」
    「お、おい! 頭上げろよ!」
    「最後ですから……もう、終わりですから」
    「……解ったよ」

    43 = 1 :

    「なになに……『本溶液を百倍に薄め、対象を浸してください』って、これ風呂しかないだろ……」
    「ははは……」
    「手伝えと言うから、なにをさせられかと思ったけど、風呂貸せばいいだけかよ?」
    「そういうことみたいですね」
    「はぁ……しかし」

     『皮膚体毛培養溶液~お得な2リットル~』

    「この生命を冒涜するかのようなセンスはどうにかならんのか」
    「まぁまぁ、細かいことは置いといて……」
    「解ったよ、用意すればいいんだろ?」 

    「よくかき混ぜてっと……こんなもんか?」
    「なんか、明らかに卑猥なヌルヌル具合なんだが……コラーゲンと思っておこう」
    「おーい! 準備できたぞー!」
    「あ、はい……えっと、お願いしていいですか?」
    「はいはい、何なりと」
    「その……だ、抱っこして、お風呂入れて下さい」
    「いや、お前歩けるだろ」
    「まだ二束歩行に慣れてないもんで。転んじゃったら大変なことに。今までの部品がばらばらと崩れて!」
    「あー! もう、解ったからグロいウソをつくな」
    「す、すみません……じゃぁ、お願いします。包帯はこのままで大丈夫ですから」
    「はいよ……っと、やっぱ重いな」
    「当り前ですよ」
    「なぁ……当たってるんだが」
    「当ててるんですよ? なんなら、包帯取って生で当てましょうか?」
    「ほらよ」

      ドボ~ン!!

    44 = 1 :

    「きゃぁっ! も、も~! 乱暴にしないでくださいよぉ!」
    「お前が変なこと言うからだろ」
    「や、やだ……だめ……」
    「え?」
    「うあ……だ、め……外れちゃう……」
    「だ、大丈夫か!? おい!」
    「なんちゃって」
    「…………」
    「心配しました?」
    「はぁ……なんか疲れたけど、仕事いかなくちゃな」
    「はい、行ってらっしゃい。帰ったら、生まれ変わった私とご対面ですよ」
    「へいへい、楽しみにしとくよ。ほれ」ぱちゃ
    「へ? ボール?」
    「暇だろうかな。それで遊んどけ」
    「こ、こんなのもう要りません!」ぱしゃぱしゃ
    「手が執拗にボールをもてあそんでるわけだが」

    45 = 30 :

    応援してる。がんばれ

    46 = 29 :

    もしかして前野?

    47 = 1 :

    「しかし、今日で終わりかぁ……これから、どうすんだろうな、あいつ」
    上司「おい、男。今夜暇か? まぁ、暇でなくても関係ないけどな。残業してくれ」
    「はーい」
    (……まぁ、大丈夫だろ)


    「ふぅ……どうにか、無事に完成しましたね……」
    「タオルと服借りますね~……タンスタンス……」
    「あれ……これ……」
    「あは……ブラジャーだ。買っててくれたんですねぇ」
    「恥ずかしかったかな? 悪いことしちゃいました……」

    「……もう、要らないのに」



    >>46 前野でまっさきに稲中が思い浮かんだ。逆にいえばほかに心当たりがありんせん。

    48 = 29 :

    >>47
    ゴメン勘違いだった文の書き方がなんとなく似ていたもんだから

    49 = 30 :

    >「……もう、要らないのに」

    なん・・・・だと・・?


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