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>>331
ちょっとお借りしますよ…3
『男君へ。今日は私が先行予約です。ゆとり商店街のヤマジュン八百屋で待ってます』
男「…ってメールが女から来た訳だが。もう3回目だぞこのパターン」
男「でもそんなの関係ねえ!しかし、何でまた八百屋?…ん、見えてきたぞ」
店員?「いらっしゃい」
男「さて、女は何処に…お」
女「……」←『見切り品につき半額』
男「……」
店員?「そいつを御所望かい?ところでこのタグを見てくれ。こいつをどう思う?」
男「すごく……売れ残りです……」
店員?「男は度胸!なんでも試してみるのさ!」
女「は、半額ですよー?お買い得ですよー?」
店員?「いいこと思いついた。お前こいつを買っちまえよ」
男「……(ぶわっ)」
女「わ!お、男君、何で泣くの…?」
男「これください…」
店員?「うれしい事言ってくれるじゃないの」
女「あ、あの…男君?」
男「女…ぐす…そんなに自分を卑下しなくて良いから…う、くぅ…」
女「え、え?ええ???」
ちょっとお借りしますよ…3
『男君へ。今日は私が先行予約です。ゆとり商店街のヤマジュン八百屋で待ってます』
男「…ってメールが女から来た訳だが。もう3回目だぞこのパターン」
男「でもそんなの関係ねえ!しかし、何でまた八百屋?…ん、見えてきたぞ」
店員?「いらっしゃい」
男「さて、女は何処に…お」
女「……」←『見切り品につき半額』
男「……」
店員?「そいつを御所望かい?ところでこのタグを見てくれ。こいつをどう思う?」
男「すごく……売れ残りです……」
店員?「男は度胸!なんでも試してみるのさ!」
女「は、半額ですよー?お買い得ですよー?」
店員?「いいこと思いついた。お前こいつを買っちまえよ」
男「……(ぶわっ)」
女「わ!お、男君、何で泣くの…?」
男「これください…」
店員?「うれしい事言ってくれるじゃないの」
女「あ、あの…男君?」
男「女…ぐす…そんなに自分を卑下しなくて良いから…う、くぅ…」
女「え、え?ええ???」
あばばばばばばばばばばばば^q^
うp中にフリーズ美味しいですすすすすすすすすすす
うp中にフリーズ美味しいですすすすすすすすすすす
>>286
だるまの人だぁ~☆
だるまの人だぁ~☆
>>354
男×姉の長編お願いします><
男×姉の長編お願いします><
>>237-238
だめだどうしてもヤクルトで笑ってしまう
だめだどうしてもヤクルトで笑ってしまう
>>362
イイ
イイ
>>364
今北産業でパスわからない俺涙目
今北産業でパスわからない俺涙目
>>356
妹派の俺に姉との長編とは無理を言ってくれる…
時間かかりすぎなので出来た奴からボチボチ投下していく
シリアス分多めなので、面倒くさい人はスルー推奨
「何で俺が姉さんの部屋まで掃除せにゃならんのだ…いくら当番だからって…」
愚痴を漏らしながら掃除機を掛ける。"四角い部屋を丸く掃く"とはこの事だ。
隅っこに随分埃が溜まってしまっているが知った事か。嫌なら自分でやれ。
「まぁこんなモンかな…」
掃除機のスイッチを切って辺りを見回す。そういえば姉さんの部屋に入るのは久しぶりだ。
俺の部屋にはしょっちゅう押しかけてくるがな。
「それにしても随分片付いてるなあ。別に俺が掃除する必要なかったんじゃね?」
ぐるりと見渡してみて、ある一点で視線が止まる。本棚だ。そこにあるのは…。
『アルバム・男メモリアルvol.1』『アルバム・男メモリアルvol.2』…以下略。
「勘弁してくれ…」
ずらりと並べられた俺の恥部が秘められているであろうその書籍の山にウンザリする。
そのひとつを手に取り、パラパラとめくってみた。
「よくもまあ、こんなに集めたモンだな」
開く毎に視界に飛び込んでくる俺の顔、顔、顔。ガキの頃の俺だ。
これは俺がまだこの家に来て間もない頃だろうか。生意気そうな面してやがんな。
と、その時ページの隙間から何かがハラリと落ちた。紙片だ。
「おっと…」
元に戻そうと拾い上げた瞬間、紙片に書かれた乱雑な文字に俺は釘付けになった。
「これは…」
妹派の俺に姉との長編とは無理を言ってくれる…
時間かかりすぎなので出来た奴からボチボチ投下していく
シリアス分多めなので、面倒くさい人はスルー推奨
「何で俺が姉さんの部屋まで掃除せにゃならんのだ…いくら当番だからって…」
愚痴を漏らしながら掃除機を掛ける。"四角い部屋を丸く掃く"とはこの事だ。
隅っこに随分埃が溜まってしまっているが知った事か。嫌なら自分でやれ。
「まぁこんなモンかな…」
掃除機のスイッチを切って辺りを見回す。そういえば姉さんの部屋に入るのは久しぶりだ。
俺の部屋にはしょっちゅう押しかけてくるがな。
「それにしても随分片付いてるなあ。別に俺が掃除する必要なかったんじゃね?」
ぐるりと見渡してみて、ある一点で視線が止まる。本棚だ。そこにあるのは…。
『アルバム・男メモリアルvol.1』『アルバム・男メモリアルvol.2』…以下略。
「勘弁してくれ…」
ずらりと並べられた俺の恥部が秘められているであろうその書籍の山にウンザリする。
そのひとつを手に取り、パラパラとめくってみた。
「よくもまあ、こんなに集めたモンだな」
開く毎に視界に飛び込んでくる俺の顔、顔、顔。ガキの頃の俺だ。
これは俺がまだこの家に来て間もない頃だろうか。生意気そうな面してやがんな。
と、その時ページの隙間から何かがハラリと落ちた。紙片だ。
「おっと…」
元に戻そうと拾い上げた瞬間、紙片に書かれた乱雑な文字に俺は釘付けになった。
「これは…」
>>368の続き
「息子よ。彼女が今日から父さんの妻で、お前のお母さんになる人だ」
親父の再婚相手は若かった。親父と10歳は離れているように見える。
…若過ぎじゃね?ロリコンか、この親父。バックベアード様に怒られるぞ。
「よろしくね、男君」
女の人が…いや、新しい母さんが俺に挨拶してきた。俺はお辞儀だけする。
正直どうでも良かったんだ。親父の再婚も、新しい家族が増える事も。
「ちゃんと挨拶しないか、息子よ。お前、そんなに人見知りだったっけか?」
「緊張してるのよ。劇的な環境の変化に戸惑ってるのね、きっと」
「いや、新しいお母さんがあまりにも綺麗でビックリしたんだろう。ワッハッハ!」
親父と新しい母さんが勝手な憶測で盛り上がる。
「そうそう、忘れる所だったわ。娘達を紹介しなきゃね」
…娘。そうだ、この人には娘が二人居ると聞いた。まだ会った事はなかったけど。
「二人とも、こっちへいらっしゃい」
「はーい、お母さん」
(こくっ)
さっきから視界の端にチラチラ映っていた二つの影が近付いてくる。
これが…俺の姉になる女の子と、妹になる女の子。新しい家族。
(ぺこっ)
妹の方が僅かに頭を下げた。こいつ、さっきからお姉さんの後ろに隠れてて顔がよく見えんぞ。
おまけに一言も喋らない。随分暗そうな奴だな。まあ、それは俺もそう見られているだろうが。
「はじめまして。わあー、可愛い子ね」
そして、姉の方も俺に声を掛けてきた。その時、初めてしっかりと、彼女の顔を見る事が出来た。
……とても綺麗だと思った。
「息子よ。彼女が今日から父さんの妻で、お前のお母さんになる人だ」
親父の再婚相手は若かった。親父と10歳は離れているように見える。
…若過ぎじゃね?ロリコンか、この親父。バックベアード様に怒られるぞ。
「よろしくね、男君」
女の人が…いや、新しい母さんが俺に挨拶してきた。俺はお辞儀だけする。
正直どうでも良かったんだ。親父の再婚も、新しい家族が増える事も。
「ちゃんと挨拶しないか、息子よ。お前、そんなに人見知りだったっけか?」
「緊張してるのよ。劇的な環境の変化に戸惑ってるのね、きっと」
「いや、新しいお母さんがあまりにも綺麗でビックリしたんだろう。ワッハッハ!」
親父と新しい母さんが勝手な憶測で盛り上がる。
「そうそう、忘れる所だったわ。娘達を紹介しなきゃね」
…娘。そうだ、この人には娘が二人居ると聞いた。まだ会った事はなかったけど。
「二人とも、こっちへいらっしゃい」
「はーい、お母さん」
(こくっ)
さっきから視界の端にチラチラ映っていた二つの影が近付いてくる。
これが…俺の姉になる女の子と、妹になる女の子。新しい家族。
(ぺこっ)
妹の方が僅かに頭を下げた。こいつ、さっきからお姉さんの後ろに隠れてて顔がよく見えんぞ。
おまけに一言も喋らない。随分暗そうな奴だな。まあ、それは俺もそう見られているだろうが。
「はじめまして。わあー、可愛い子ね」
そして、姉の方も俺に声を掛けてきた。その時、初めてしっかりと、彼女の顔を見る事が出来た。
……とても綺麗だと思った。
幼「姉さんも妹ちゃんも予約予約いってるけど残念だったわね!!
男くんはもうすでに私のものよ!!」
姉「な、なんですって~」
幼「ふっふっふ。しかと見なさい!!これがその証拠よ!!」
きらーん
妹 !?
姉「そっそれはッッッ!!!幼馴染三種の神器!!幼き日2人で行った祭りの屋台で
買ったおもちゃの指輪!!」
幼「ふっふっふ~わかる?姉さん妹ちゃん。私は10年以上も前から左手の
薬指に予約を入れてたのよ!!」
姉「ま、負けた・・・」
妹 orz
あ~うん色々とごめん
男くんはもうすでに私のものよ!!」
姉「な、なんですって~」
幼「ふっふっふ。しかと見なさい!!これがその証拠よ!!」
きらーん
妹 !?
姉「そっそれはッッッ!!!幼馴染三種の神器!!幼き日2人で行った祭りの屋台で
買ったおもちゃの指輪!!」
幼「ふっふっふ~わかる?姉さん妹ちゃん。私は10年以上も前から左手の
薬指に予約を入れてたのよ!!」
姉「ま、負けた・・・」
妹 orz
あ~うん色々とごめん
>>369の続き
「男君、プリン食べる?それともゼリーの方が良いかな?」
この家で暮らし始めてから暫くして、まず真っ先に分かった事がある。
それは、新しく姉となったこの女の子はやたらと俺に構いたがるという事だ。
「いや、良いよ」
自分でも素っ気無い返答だとは思うが、他にどう言えと言うのか。
「あ、じゃあ何か飲む?うち、ヤクルトならいっぱいあるよ!」
無理だ。この馴れ馴れしさ。俺には耐え難い。
今まで一人っ子だった俺に急に兄弟が出来ただけでも万国驚天掌だというのに。
兄弟の絆と言うのはもう少し時間を掛けてゆっくり育んでいく物なんじゃないのか?
「ヤクルトだけはストックが切れないの。誰も買ってないのに。これ、うちの七不思議のひと…」
「だから要らないって言ってるだろ!!!」
イライラして思わず声を荒げてしまった。新しい姉となった人が固まる。
その後ろで例の、暗い妹が泣きそうな顔で縮こまっていた。
「…俺、部屋に戻るから」
なるべくそっちを見ないようにしてそそくさと立ち去る。
やっちまった。俺の馬鹿。何であそこで怒鳴る必要がある。
中学生日記か俺は。いや、俺はまだ小学生だ。うん、大丈夫。
…何が大丈夫なんだ、俺よ?
「男君、プリン食べる?それともゼリーの方が良いかな?」
この家で暮らし始めてから暫くして、まず真っ先に分かった事がある。
それは、新しく姉となったこの女の子はやたらと俺に構いたがるという事だ。
「いや、良いよ」
自分でも素っ気無い返答だとは思うが、他にどう言えと言うのか。
「あ、じゃあ何か飲む?うち、ヤクルトならいっぱいあるよ!」
無理だ。この馴れ馴れしさ。俺には耐え難い。
今まで一人っ子だった俺に急に兄弟が出来ただけでも万国驚天掌だというのに。
兄弟の絆と言うのはもう少し時間を掛けてゆっくり育んでいく物なんじゃないのか?
「ヤクルトだけはストックが切れないの。誰も買ってないのに。これ、うちの七不思議のひと…」
「だから要らないって言ってるだろ!!!」
イライラして思わず声を荒げてしまった。新しい姉となった人が固まる。
その後ろで例の、暗い妹が泣きそうな顔で縮こまっていた。
「…俺、部屋に戻るから」
なるべくそっちを見ないようにしてそそくさと立ち去る。
やっちまった。俺の馬鹿。何であそこで怒鳴る必要がある。
中学生日記か俺は。いや、俺はまだ小学生だ。うん、大丈夫。
…何が大丈夫なんだ、俺よ?
『ギャルがナンパするのが今は常識!!』
http://51515151.fc2.com/m/gparty/c/
http://51515151.fc2.com/m/gparty/c/
>>372の続き
姉さん、事件です。俺、新しい家族と上手く馴染めません。ギスギスしっぱなしです。
…HOTEL風にナレーションした所でどうなる。第一、姉さんは当事者だろうが。
どうも上手く行かない時はとことん上手くいかないらしい。
家庭内での剣呑な空気を俺はそのまま学校にまで持ち込んでしまったようだ。
ただでさえ転校生という事で浮く俺。しかも攻撃的なふいんき(←なぜか(ry)を
常時発しているとあらば、そら誰も近寄ってこんわな。
やばい、マジやばいコレ。俺孤独。超孤独。オンリーロンリーグローリー…ってやかましいわ。
教師の「じゃあ二人組作ってー」とかいう発言ありえない。マジありえない。
そんな時は殺意のこもった目で教師を睨む。お前アホかと。馬鹿かと。
でも教師気付かない。代わりに隣の席の奴が気付いた。
うわ、めっちゃ俺の事避けてる。さらに追い込まれる俺。俺がアホかと。馬鹿かと。
でもこんな俺でも便所飯はせずに済んでいる。何故かって?
「おーとーこーくーん!給食一緒に食べよー!」
出たよ姉…になった人。あ、暗い妹も付いて来てやがる。
お前ら学年違うだろうが。自分のクラス戻れよ。
…ってハッキリ言えない俺涙目。だって確かにこれで救われてるもん。情けねー…。
「見て見てー!銀のスプーンを目に当てて…ウルトラマンセブーン!」
「…う、ぷっ…くくっ…」
「あ!今、男君笑ったよね?ね、絶対笑ったよね!」
「笑って…っく…ねーよ…」
この人は馬鹿だ。
俺がアンタの事嫌いですよオーラを全開にぶつけていると言うのに、ちっとも分かってない。
…いや。分かっててなお、この人は俺を避けないのか。だとしたら…凄い人、なのかもなあ…。
ああ、暗い妹も笑ってやがる。コイツもこんな顔が出来たんだな。可愛いじゃねえか、畜生。
姉さん、事件です。俺、新しい家族と上手く馴染めません。ギスギスしっぱなしです。
…HOTEL風にナレーションした所でどうなる。第一、姉さんは当事者だろうが。
どうも上手く行かない時はとことん上手くいかないらしい。
家庭内での剣呑な空気を俺はそのまま学校にまで持ち込んでしまったようだ。
ただでさえ転校生という事で浮く俺。しかも攻撃的なふいんき(←なぜか(ry)を
常時発しているとあらば、そら誰も近寄ってこんわな。
やばい、マジやばいコレ。俺孤独。超孤独。オンリーロンリーグローリー…ってやかましいわ。
教師の「じゃあ二人組作ってー」とかいう発言ありえない。マジありえない。
そんな時は殺意のこもった目で教師を睨む。お前アホかと。馬鹿かと。
でも教師気付かない。代わりに隣の席の奴が気付いた。
うわ、めっちゃ俺の事避けてる。さらに追い込まれる俺。俺がアホかと。馬鹿かと。
でもこんな俺でも便所飯はせずに済んでいる。何故かって?
「おーとーこーくーん!給食一緒に食べよー!」
出たよ姉…になった人。あ、暗い妹も付いて来てやがる。
お前ら学年違うだろうが。自分のクラス戻れよ。
…ってハッキリ言えない俺涙目。だって確かにこれで救われてるもん。情けねー…。
「見て見てー!銀のスプーンを目に当てて…ウルトラマンセブーン!」
「…う、ぷっ…くくっ…」
「あ!今、男君笑ったよね?ね、絶対笑ったよね!」
「笑って…っく…ねーよ…」
この人は馬鹿だ。
俺がアンタの事嫌いですよオーラを全開にぶつけていると言うのに、ちっとも分かってない。
…いや。分かっててなお、この人は俺を避けないのか。だとしたら…凄い人、なのかもなあ…。
ああ、暗い妹も笑ってやがる。コイツもこんな顔が出来たんだな。可愛いじゃねえか、畜生。
>>374の続き
少しずつだが俺は打ち解けていったような気がする。
姉さんとの会話にはちゃんと応対するし、不必要に怒鳴ったり不機嫌になったりしない。
妹とは若干だが意思の疎通が図れてきた。こいつは今も無口だがそれは元からだったらしい。
その分、顔の表情、身体の動作でストレートに感情を伝えてくる。
母さんの作る飯は美味い。そして優しい。女神のような人だと思った。
親父は…どうでも良いか。
傍目にはお互いの間にあったわだかまりが完全に解消されたように見える。
俺の胸につっかえている、ただひとつの事を除いては。
「んー…?」
「な、何だよ?姉さん。顔近いっつーの…」
「男ってさあ。なーんかまだ私に隠してる事あるでしょ?」
「無いってそんなの…良いから給食食べようぜ。昼休み終わっちゃうぞ」
「ふーん。まあ良いけど…」
あれは明らかに納得してない顔だな。まあ、詮索してこないだけマシか。
「時に妹、俺のプリンが見当たらないんだが」
(むぐっ)
「てめえ、リスのように頬を膨らませやがって。かえせ!かーえーせー!」
(ぶんぶんぶん!…ごくっ)
「こ、こいつ飲み込みやがった!そしてその表情は偉業を達成した戦士の顔!」
(チッチッチ♪)
「アブドゥルか!?それはアブドゥルの真似かーッ!似てねえんだよォーッ!」
「平和な午後よねえ…」
平和だったさ。この時まではな。
少しずつだが俺は打ち解けていったような気がする。
姉さんとの会話にはちゃんと応対するし、不必要に怒鳴ったり不機嫌になったりしない。
妹とは若干だが意思の疎通が図れてきた。こいつは今も無口だがそれは元からだったらしい。
その分、顔の表情、身体の動作でストレートに感情を伝えてくる。
母さんの作る飯は美味い。そして優しい。女神のような人だと思った。
親父は…どうでも良いか。
傍目にはお互いの間にあったわだかまりが完全に解消されたように見える。
俺の胸につっかえている、ただひとつの事を除いては。
「んー…?」
「な、何だよ?姉さん。顔近いっつーの…」
「男ってさあ。なーんかまだ私に隠してる事あるでしょ?」
「無いってそんなの…良いから給食食べようぜ。昼休み終わっちゃうぞ」
「ふーん。まあ良いけど…」
あれは明らかに納得してない顔だな。まあ、詮索してこないだけマシか。
「時に妹、俺のプリンが見当たらないんだが」
(むぐっ)
「てめえ、リスのように頬を膨らませやがって。かえせ!かーえーせー!」
(ぶんぶんぶん!…ごくっ)
「こ、こいつ飲み込みやがった!そしてその表情は偉業を達成した戦士の顔!」
(チッチッチ♪)
「アブドゥルか!?それはアブドゥルの真似かーッ!似てねえんだよォーッ!」
「平和な午後よねえ…」
平和だったさ。この時まではな。
>>375の続き
その日の放課後。帰る用意をしていると、クラスメイトの男子数人が寄って来た。
デブと、丸刈りと、ガリと、洟垂れだ。
ガキ大将グループを絵に描いたような奴らだ。この21世紀の時代に…。
「おい、転校生」
デブが俺を呼ぶ。どうもこいつがグループの中心らしいと俺は即座に把握した。
「何か用?」
思いっきりウザそうな感じを出したつもりだったが、デブはヘラヘラ笑っている。
「ちょいと小耳に挟んだんだがよお…お前、シスコンなんだってな」
「…何だって?」
何を言ってるんだコイツは?
「おっと!間違えるなよ。シスコーンじゃねえぞ。俺はシスコーンは嫌いだ」
「聞いてねーよ…」
「シスターコンプレックス。いわゆるひとつの、姉萌え妹萌えですね」
デブの脱線しかけた話を戻そうとしたら、今度はガリが話し始めた。
だから何を言ってるんだコイツらは?俺がシスコン?アホ抜かせ。
「隠しても無駄だぜ。オメー、昼休みの時間いっつも姉妹と一緒じゃねえか」
「ああ…」
まあ確かに、あれは人によってはシスコンっぽいと思われるかもしれない。
仕方ないじゃん、他に友達居ないんだから。だからずっと姉さんと妹と遊んでて…。
「……あれ?それって人によらなくてもシスコンに見られる状況じゃね?」
「おお、認めたな。そうだよお前はシスコンだ。今やこのクラスの常識だぜ」
ま、マジで!?このデブはマジでそんな事を言っているのか!?
ホーリーシット!俺の当初のクールでワイルドなイメージは一体何処に!?
その日の放課後。帰る用意をしていると、クラスメイトの男子数人が寄って来た。
デブと、丸刈りと、ガリと、洟垂れだ。
ガキ大将グループを絵に描いたような奴らだ。この21世紀の時代に…。
「おい、転校生」
デブが俺を呼ぶ。どうもこいつがグループの中心らしいと俺は即座に把握した。
「何か用?」
思いっきりウザそうな感じを出したつもりだったが、デブはヘラヘラ笑っている。
「ちょいと小耳に挟んだんだがよお…お前、シスコンなんだってな」
「…何だって?」
何を言ってるんだコイツは?
「おっと!間違えるなよ。シスコーンじゃねえぞ。俺はシスコーンは嫌いだ」
「聞いてねーよ…」
「シスターコンプレックス。いわゆるひとつの、姉萌え妹萌えですね」
デブの脱線しかけた話を戻そうとしたら、今度はガリが話し始めた。
だから何を言ってるんだコイツらは?俺がシスコン?アホ抜かせ。
「隠しても無駄だぜ。オメー、昼休みの時間いっつも姉妹と一緒じゃねえか」
「ああ…」
まあ確かに、あれは人によってはシスコンっぽいと思われるかもしれない。
仕方ないじゃん、他に友達居ないんだから。だからずっと姉さんと妹と遊んでて…。
「……あれ?それって人によらなくてもシスコンに見られる状況じゃね?」
「おお、認めたな。そうだよお前はシスコンだ。今やこのクラスの常識だぜ」
ま、マジで!?このデブはマジでそんな事を言っているのか!?
ホーリーシット!俺の当初のクールでワイルドなイメージは一体何処に!?
それ以来、俺はまた姉さんと妹を避けるようになった。
昼休みは例の、ガキ大将グループとつるむようになった。
最初は「あんなのと一緒に遊ぶのやめなよ」としきりに説得していた姉さんも、
俺の「学校で新しい友達作っちゃいけないのか?」の一言に諦めたようだ。
何だろうな、これ…また俺、意固地になってる。こんなはずじゃなかったのになあ。
良いじゃないかシスコンでも。人にどう思われようとも。だって俺は…。
「…君。男君!」
「えっ!?」
思考の迷路から突如呼び出される。見るとクラスメイトの女子が傍に立っていた。
「あなたにお客さんよ。あの扉のトコ」
言われてそちらを見ると、そこに居たのは果たして我が妹であった。
「何だよ。もう教室には来るなって言ったろ」
廊下に連れ出し、早く帰れと言った感じで嫌そうに対応する。我ながらセコイ。
しかし、どうも今日は妹の様子が変だ。明らかに焦っている。
「…おね…ちゃんが…!!!」
「姉さんがどうかしたのか?」
「…く…喧嘩…あの…太い人達を呼び出して…」
「何、だって?」
次の瞬間、俺は無意識に走り出していた。
姉さんが?あのガキ大将グループを呼び出して?どういう事だ?何のため?誰の所為?
…決まってる。俺の、所為。
俺があいつらとつるんでるから。姉さんはずっとそれを快く思っていなかった。
でも、どうする気だ?俺とはもう一緒に遊ばないでとでも言うのか?
アイツらがそんなの聞くタマかよ。そんなの聞いて、黙って大人しくしてるタマかよ。
逆上して、それで姉さんを…!姉さん!!!
昼休みは例の、ガキ大将グループとつるむようになった。
最初は「あんなのと一緒に遊ぶのやめなよ」としきりに説得していた姉さんも、
俺の「学校で新しい友達作っちゃいけないのか?」の一言に諦めたようだ。
何だろうな、これ…また俺、意固地になってる。こんなはずじゃなかったのになあ。
良いじゃないかシスコンでも。人にどう思われようとも。だって俺は…。
「…君。男君!」
「えっ!?」
思考の迷路から突如呼び出される。見るとクラスメイトの女子が傍に立っていた。
「あなたにお客さんよ。あの扉のトコ」
言われてそちらを見ると、そこに居たのは果たして我が妹であった。
「何だよ。もう教室には来るなって言ったろ」
廊下に連れ出し、早く帰れと言った感じで嫌そうに対応する。我ながらセコイ。
しかし、どうも今日は妹の様子が変だ。明らかに焦っている。
「…おね…ちゃんが…!!!」
「姉さんがどうかしたのか?」
「…く…喧嘩…あの…太い人達を呼び出して…」
「何、だって?」
次の瞬間、俺は無意識に走り出していた。
姉さんが?あのガキ大将グループを呼び出して?どういう事だ?何のため?誰の所為?
…決まってる。俺の、所為。
俺があいつらとつるんでるから。姉さんはずっとそれを快く思っていなかった。
でも、どうする気だ?俺とはもう一緒に遊ばないでとでも言うのか?
アイツらがそんなの聞くタマかよ。そんなの聞いて、黙って大人しくしてるタマかよ。
逆上して、それで姉さんを…!姉さん!!!
>>377の続き
「だからね、あんまり悪い事にあの子を巻き込むのは…」
「んー。別に俺ら、アンタが言うような事してる訳じゃ…」
「…………!…………!!…………!!!」
「今はね。でもこれから……何か五月蝿いわね」
「………ぁ………!…ね…………ん!!!」
「ホントだ。何か聞こえますね。怒声のよう…な…」
「うぉああああ!ねえさああああん!!!」
「ちょっ、男!?なになになんなの~!!??」
「お前らあああ!姉さんに手を出すなあああ!!!」
「「「「ぬあーーーーーーーーっ!!!」」」」
「フタエノキワミ、アッー!」
・
・
・
その後の事は思い出したくも無い。
先生に怒られ、ガキ大将ズの親御さんに文句を言われ、
母さんに叱られ(この時の母さんは般若だった。一生忘れない)、
結局俺の暴走が全ての元凶と判明した暁には、姉さんにも呆れられた。
「あなたねえ…もうちょっと状況を把握してから来なさいよ」
「だって妹が姉さんが喧嘩してるって言うんだもんよ」
(ふるふる)「…喧嘩違う…く、ち、喧嘩…口喧嘩…」
「まぎらわしいっつの!ハッキリ喋れ!あ・あ・あめんぼあかいなアイウエオ、だ!」
妹に八つ当たりしていると、後頭部をチョップで叩かれた。
「こら!妹は悪くない!全部あなたの所為!」
「だからね、あんまり悪い事にあの子を巻き込むのは…」
「んー。別に俺ら、アンタが言うような事してる訳じゃ…」
「…………!…………!!…………!!!」
「今はね。でもこれから……何か五月蝿いわね」
「………ぁ………!…ね…………ん!!!」
「ホントだ。何か聞こえますね。怒声のよう…な…」
「うぉああああ!ねえさああああん!!!」
「ちょっ、男!?なになになんなの~!!??」
「お前らあああ!姉さんに手を出すなあああ!!!」
「「「「ぬあーーーーーーーーっ!!!」」」」
「フタエノキワミ、アッー!」
・
・
・
その後の事は思い出したくも無い。
先生に怒られ、ガキ大将ズの親御さんに文句を言われ、
母さんに叱られ(この時の母さんは般若だった。一生忘れない)、
結局俺の暴走が全ての元凶と判明した暁には、姉さんにも呆れられた。
「あなたねえ…もうちょっと状況を把握してから来なさいよ」
「だって妹が姉さんが喧嘩してるって言うんだもんよ」
(ふるふる)「…喧嘩違う…く、ち、喧嘩…口喧嘩…」
「まぎらわしいっつの!ハッキリ喋れ!あ・あ・あめんぼあかいなアイウエオ、だ!」
妹に八つ当たりしていると、後頭部をチョップで叩かれた。
「こら!妹は悪くない!全部あなたの所為!」
>>378の続き
「でも、ま…そこまで私の事を想ってくれてたなんてねえ…」
急に姉さんがニヤニヤしだした。うっ、コイツ完全に小悪魔の顔になりやがった。
「姉さん嬉しいわあ。今までの素っ気無い態度は、全部照れ隠しだったのね」
「…ああ、そうだよ。わりーかよ」
「へっ???」
てっきり俺が躍起になって否定すると思っていた姉さんは、唖然。
正に鳩が豆鉄砲食らったって奴か。AAで表すなら、( ゚д゚)←コレだな。
そうだ。俺の胸の中で、ずっとつっかかっていた、たったひとつの想い。
俺は、この人が、好きだったんだ。姉としても、女性としても。
「一目惚れ…ってヤツかなあ…」
ボソッと独り言を呟いたつもりが、後ろでボンッと音がした。
振り返ると、茹蛸になった我が姉が頭から煙を出している。
「なに、あに、はに、を、いっへ…」
「カンでる、カンでる。落ち着いて。深呼吸。ひっひっふー」
ちなみに何故俺がこんなに落ち着いているかと言うと、何の事はない。開き直りだ。
「ひ、ひ、ふー…ってわしゃあ妊婦かい!」
またチョップが飛んできた。俺はスウェーで避け、逆に丸めた紙片で姉さんの頭を叩く。
「いたっ!…なにこれ」
「ノートの切れ端」
「それは分かってるけど…あれ、何か書いてある?」
『先行予約 男』
「でも、ま…そこまで私の事を想ってくれてたなんてねえ…」
急に姉さんがニヤニヤしだした。うっ、コイツ完全に小悪魔の顔になりやがった。
「姉さん嬉しいわあ。今までの素っ気無い態度は、全部照れ隠しだったのね」
「…ああ、そうだよ。わりーかよ」
「へっ???」
てっきり俺が躍起になって否定すると思っていた姉さんは、唖然。
正に鳩が豆鉄砲食らったって奴か。AAで表すなら、( ゚д゚)←コレだな。
そうだ。俺の胸の中で、ずっとつっかかっていた、たったひとつの想い。
俺は、この人が、好きだったんだ。姉としても、女性としても。
「一目惚れ…ってヤツかなあ…」
ボソッと独り言を呟いたつもりが、後ろでボンッと音がした。
振り返ると、茹蛸になった我が姉が頭から煙を出している。
「なに、あに、はに、を、いっへ…」
「カンでる、カンでる。落ち着いて。深呼吸。ひっひっふー」
ちなみに何故俺がこんなに落ち着いているかと言うと、何の事はない。開き直りだ。
「ひ、ひ、ふー…ってわしゃあ妊婦かい!」
またチョップが飛んできた。俺はスウェーで避け、逆に丸めた紙片で姉さんの頭を叩く。
「いたっ!…なにこれ」
「ノートの切れ端」
「それは分かってるけど…あれ、何か書いてある?」
『先行予約 男』
>>379の続き
「…はあ???」
「姉さんは、俺が予約した」
「ど、どういう意味?」
「この予約は、当事者である俺か姉さんによってしか破棄される事はない」
「え?え?」
「だから、破棄されるまでは俺はずっと姉さんの傍に居る」
「…………」
「そういう意味での、予約。いや、約束、かな?」
「そう…これが、先行予約…なのね…」
呟き、紙片を握り締めて俯いた姉さんの表情は窺い知れない。
それで良い。だって俺も、今とても見せられるような顔をしていないと思うから。
「…何であんな事したんだろうなあ」
拾った紙片を隙間に戻し、アルバムを本棚にしまう。
掃除機抱えて部屋を出て、下の階まで降りていく。
ああ、聞こえてきた。我が姉と妹の喧しい声が。
「ちょっと!男の席は私の隣だってば!ちゃんと『予約』したんだから!」
「…私だって…『予約』…してる…!」
ああ、そうだとも。あの時、妹は横でバッチリ見てたとも。
以来、姉に対して変な対抗心を燃やしている。おかしいよね、前は中睦まじい姉妹だったのに。
溜息をひとつ大きくつき、意を決して俺は居間へと突入して行った。
「こらあッ!その『先行予約』はキャンセルじゃあッ!」
「…はあ???」
「姉さんは、俺が予約した」
「ど、どういう意味?」
「この予約は、当事者である俺か姉さんによってしか破棄される事はない」
「え?え?」
「だから、破棄されるまでは俺はずっと姉さんの傍に居る」
「…………」
「そういう意味での、予約。いや、約束、かな?」
「そう…これが、先行予約…なのね…」
呟き、紙片を握り締めて俯いた姉さんの表情は窺い知れない。
それで良い。だって俺も、今とても見せられるような顔をしていないと思うから。
「…何であんな事したんだろうなあ」
拾った紙片を隙間に戻し、アルバムを本棚にしまう。
掃除機抱えて部屋を出て、下の階まで降りていく。
ああ、聞こえてきた。我が姉と妹の喧しい声が。
「ちょっと!男の席は私の隣だってば!ちゃんと『予約』したんだから!」
「…私だって…『予約』…してる…!」
ああ、そうだとも。あの時、妹は横でバッチリ見てたとも。
以来、姉に対して変な対抗心を燃やしている。おかしいよね、前は中睦まじい姉妹だったのに。
溜息をひとつ大きくつき、意を決して俺は居間へと突入して行った。
「こらあッ!その『先行予約』はキャンセルじゃあッ!」
はい、長編終了
時間掛けすぎやで…マジでスマンかった、反省している…
だが後悔はしていない
してないでござる!絶対にしてないでござる!
時間掛けすぎやで…マジでスマンかった、反省している…
だが後悔はしていない
してないでござる!絶対にしてないでござる!
DQNA「ねえ君、お金持ってる?」
DQNB「俺達財布無くしちゃってさぁ……お家に帰れねぇんだよ」
DQNC「金貸してくんね?ってか財布置いてけや」
男「これがまさか世に言う……」
DQN:ABC「カツアゲだわなぁ」
男「……にせんえん札しか持ってませんが」
DQNA「んな札ある訳ねぇだろ!! バカだと思って舐めやがって!やっちまえ!」
DQN達「死ねゴルァァ!!」
男「えぇぇぇえ!!??」
DQN「?、?、?」グッグッ
DQN「どうした?」
DQN「なんかっ!……殴れねぇ?」
姉「ふふん、貴様らの暴力は私が先行予約した」ザッ
男「姉さん!」
DQN達「意味わかんねえ事言いやがってぇ!死ねや糞アマァァ!!」
姉「あたぁ!ほぁた!」メコッ
DQN達「オブチッ……この女……つ……え……」
姉「貴様ら全員分の暴力の味はどうだ」
DQN達「に、に逃げろ!……邪魔だチビ!」ドン
妹 コケッ
男「あ、転けた」
妹 ムカ…… 「止まれ愚図共」
DQN達「う、動けな……っ!?」ビキッ
妹「お前らは死神に売約済み、……」
DQN達 ヒッ!ナンダテメェ!?ハナセ!
妹「……f×ck off」
DQN達 ギャァァァァァ………ッ!……ッッ!
男「……ゴクリ」
邪www気wwwwww眼www
DQNB「俺達財布無くしちゃってさぁ……お家に帰れねぇんだよ」
DQNC「金貸してくんね?ってか財布置いてけや」
男「これがまさか世に言う……」
DQN:ABC「カツアゲだわなぁ」
男「……にせんえん札しか持ってませんが」
DQNA「んな札ある訳ねぇだろ!! バカだと思って舐めやがって!やっちまえ!」
DQN達「死ねゴルァァ!!」
男「えぇぇぇえ!!??」
DQN「?、?、?」グッグッ
DQN「どうした?」
DQN「なんかっ!……殴れねぇ?」
姉「ふふん、貴様らの暴力は私が先行予約した」ザッ
男「姉さん!」
DQN達「意味わかんねえ事言いやがってぇ!死ねや糞アマァァ!!」
姉「あたぁ!ほぁた!」メコッ
DQN達「オブチッ……この女……つ……え……」
姉「貴様ら全員分の暴力の味はどうだ」
DQN達「に、に逃げろ!……邪魔だチビ!」ドン
妹 コケッ
男「あ、転けた」
妹 ムカ…… 「止まれ愚図共」
DQN達「う、動けな……っ!?」ビキッ
妹「お前らは死神に売約済み、……」
DQN達 ヒッ!ナンダテメェ!?ハナセ!
妹「……f×ck off」
DQN達 ギャァァァァァ………ッ!……ッッ!
男「……ゴクリ」
邪www気wwwwww眼www
~ 五日目の朝 ~
妹 …キュポッ キュキュッ キュキュキュ…
姉「zzz…あん、そこはらめぇ…むにゃ? 妹? おふぁよう…
男を奪い合う恋敵の私を起こしにくるなんて、珍しいわねぇ」
妹 つんつん(書いたところを指さす)
男「ひゃあんっ!? わ、私のパンツを『先行予約』したの!?」
妹 …ニヤリ
姉「だ、駄目よ妹…私達は家族同士だし、それに女の子同士なのよ?
二重にいけないことだわ…それって…」
妹 すたすた
姉「あれ? 行っちゃった…? ま、まさか! 私のパンツを『先行予約』
したからといって、使うとは限らない…むしろ私のパンツを『お取り置き』
したというの!? これでは男とあんなことやこんなことができない…っ!」
男「うわああっ!? 妹、いくらなんでもそれは駄目だ!!」
姉「くっ、男が危ない…! そうだ、閃いた! 妹が『お取り置き』したのは
私のパンツであって、私自身じゃない…つまり、このパンツを脱げば
私は自由になる! 男、今お姉ちゃんが助けにいくわ!!」だだっ
男「ちょっ!? 姉さん、家の中だからってノーパンで走るなよ!?」
妹 チッ
妹 …キュポッ キュキュッ キュキュキュ…
姉「zzz…あん、そこはらめぇ…むにゃ? 妹? おふぁよう…
男を奪い合う恋敵の私を起こしにくるなんて、珍しいわねぇ」
妹 つんつん(書いたところを指さす)
男「ひゃあんっ!? わ、私のパンツを『先行予約』したの!?」
妹 …ニヤリ
姉「だ、駄目よ妹…私達は家族同士だし、それに女の子同士なのよ?
二重にいけないことだわ…それって…」
妹 すたすた
姉「あれ? 行っちゃった…? ま、まさか! 私のパンツを『先行予約』
したからといって、使うとは限らない…むしろ私のパンツを『お取り置き』
したというの!? これでは男とあんなことやこんなことができない…っ!」
男「うわああっ!? 妹、いくらなんでもそれは駄目だ!!」
姉「くっ、男が危ない…! そうだ、閃いた! 妹が『お取り置き』したのは
私のパンツであって、私自身じゃない…つまり、このパンツを脱げば
私は自由になる! 男、今お姉ちゃんが助けにいくわ!!」だだっ
男「ちょっ!? 姉さん、家の中だからってノーパンで走るなよ!?」
妹 チッ
ジリリリリリ、リン
男「朝か……ん?誰が目覚まし時計止めてぐおわっ!?」
妹 ばふんっ
男「朝からいきなり頭突きか!? プリンか!?勝手にプリン食べてごめんなさい!」
妹 ふるふる
男「ん? 違うのか」
妹 ピト…
男「唇? 唇がどうか……まさか…」
妹 ソワソワ
男「先行予約か……ん? これ姉さんのだぞいもうt」
妹 がばっ
男「おうわ!? 離せ!何を!?」
妹 んー…
男「!、ヤバいヤバいヤバいって!マジで!!ちょwww力強いwwwwww流石柔道部wwwwww」
妹 んーー……
男「ふんぬぅををを!!……ハアッ!!」グッ
妹 !?
パンッ
男「…あ」
妹 ひりひり
男「ち、ちが……」
妹 うるうる
男「そういう訳じゃないんだ!本当だ!」
妹 ぱたぱたぱた………
男「……大変だ」
男「朝か……ん?誰が目覚まし時計止めてぐおわっ!?」
妹 ばふんっ
男「朝からいきなり頭突きか!? プリンか!?勝手にプリン食べてごめんなさい!」
妹 ふるふる
男「ん? 違うのか」
妹 ピト…
男「唇? 唇がどうか……まさか…」
妹 ソワソワ
男「先行予約か……ん? これ姉さんのだぞいもうt」
妹 がばっ
男「おうわ!? 離せ!何を!?」
妹 んー…
男「!、ヤバいヤバいヤバいって!マジで!!ちょwww力強いwwwwww流石柔道部wwwwww」
妹 んーー……
男「ふんぬぅををを!!……ハアッ!!」グッ
妹 !?
パンッ
男「…あ」
妹 ひりひり
男「ち、ちが……」
妹 うるうる
男「そういう訳じゃないんだ!本当だ!」
妹 ぱたぱたぱた………
男「……大変だ」
>>388
お前は俺を怒らせた
お前は俺を怒らせた
姉「今日はブルーね、どうしたの?」
男「妹は?」
姉「さあ?……私にも構ってよー、そりゃ」ペタ
男「ん」
姉「今日は私が先行予約したからね、お出かけしよ?」ギュー
男「んー…」
姉「ねぇえぇぇぇえ」グリグリ
男「妹探してくる」
姉「あっそー、行ってらっしゃーい」
男「ありがとう、姉さん……あと、」
姉「ん?」
男「ブラは着けた方がいいよ」スタスタ
姉「……あれ!?」
男「妹やーい」スタスタ
妹 しくしく
男「なんで家の裏にいるの……わっ?!」ダシン
妹 しくしく
男「なんで投げんの……」
妹 「わたし……きらい?」シクシク
男「きらいじゃないよ」
妹「ウッ、も、……ぶった」
男「ぶったんじゃないよ、妹の力がいきなり緩んだから、」
妹「だって……てがいたいかとヒッ、おもって」
男「ありがとう、ごめんなさい妹ちゃん、許してくれる?」
妹 コク
男「妹は?」
姉「さあ?……私にも構ってよー、そりゃ」ペタ
男「ん」
姉「今日は私が先行予約したからね、お出かけしよ?」ギュー
男「んー…」
姉「ねぇえぇぇぇえ」グリグリ
男「妹探してくる」
姉「あっそー、行ってらっしゃーい」
男「ありがとう、姉さん……あと、」
姉「ん?」
男「ブラは着けた方がいいよ」スタスタ
姉「……あれ!?」
男「妹やーい」スタスタ
妹 しくしく
男「なんで家の裏にいるの……わっ?!」ダシン
妹 しくしく
男「なんで投げんの……」
妹 「わたし……きらい?」シクシク
男「きらいじゃないよ」
妹「ウッ、も、……ぶった」
男「ぶったんじゃないよ、妹の力がいきなり緩んだから、」
妹「だって……てがいたいかとヒッ、おもって」
男「ありがとう、ごめんなさい妹ちゃん、許してくれる?」
妹 コク
>>71を見れば幸せになれるZE!
妹 クイクイ
男「ん?」
妹 んー……
男「……えー」
妹 うるうる 「きらい?」
男「……ちょっとだからね」
妹 ニコニコ
男「……ん」
妹 ちゅ がしっ
男「ん!?」
妹 グルン、グュガ!!
男(ちょwww見事な縦四方wwwwww)
妹 ちゅぅぅぅぺろぺろ……
男「んっんっんーっ!!!」ビクンビクン
父「なあ母さん」
母「あら、なあに?」
父「なんで谷さんは娘と同じ柔道家なのにあんなに気持ち悪いんだろうなあ……」
母「それは私の娘ですもの」
父「!、なるほど!!」
男「ん?」
妹 んー……
男「……えー」
妹 うるうる 「きらい?」
男「……ちょっとだからね」
妹 ニコニコ
男「……ん」
妹 ちゅ がしっ
男「ん!?」
妹 グルン、グュガ!!
男(ちょwww見事な縦四方wwwwww)
妹 ちゅぅぅぅぺろぺろ……
男「んっんっんーっ!!!」ビクンビクン
父「なあ母さん」
母「あら、なあに?」
父「なんで谷さんは娘と同じ柔道家なのにあんなに気持ち悪いんだろうなあ……」
母「それは私の娘ですもの」
父「!、なるほど!!」
>>396
㌧クス
㌧クス
最初のは見たことなかったなぁ
だがありがたく頂いた
そんな俺は妹派
だがありがたく頂いた
そんな俺は妹派
>>391続き
妹入室&鉢合わせの図
http://kjm.kir.jp/?p=171004
http://kjm.kir.jp/?p=171005
セリフはないから本文参照。
ちょっとここで一旦停止。
今日中に再開します。
妹入室&鉢合わせの図
http://kjm.kir.jp/?p=171004
http://kjm.kir.jp/?p=171005
セリフはないから本文参照。
ちょっとここで一旦停止。
今日中に再開します。
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