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    元スレ千歌「決めた…!私、この転校を機にヤンキー辞めて、真面目に生きる!!」

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    751 = 710 :

    絵里「ふふっ…ハラショーね」

    千歌「え…?は…はら…?」

    穂乃果「はら…はらしょ…?はら…?」

    絵里「あっ…ごめんなさいね、ロシア語が出てしまったわ。気にしないで」

    千歌、穂乃果「ロ…ロシア語…!?」

    絵里「えぇ…ほら、私、ロシア人とのクォーターだし、たまにロシア語が出てしまう時があるのよ」

    千歌「す…すごい……かっこいい……」

    絵里「ふふっ、別にすごくはないわよ?私にとっては普通よ、普通」

    穂乃果「じゃ…じゃあ…!絵里先輩ってロシア語ペラペラなんですか…!?」

    絵里「えっ…」ギクッ!

    穂乃果「え…?」

    千歌「その反応って……もしかして喋れ…

    絵里「…るわよ!?喋れる!!喋れる!!当たり前じゃない!」

    穂乃果「わぁ~!じゃあ、やっぱり本当に喋れるんですね!すごいです!」

    絵里「そ…そう…?私にとっては大した事じゃないけど…?」

    千歌「いやいや!大した事ですって!!ロシア語喋れるなんて自慢できますよ!!」

    絵里「あはは…そ…そうかしら……」

    752 = 710 :

    穂乃果「あ!そうだ!!試しに何か喋ってみてくださいよ!ロシア語聞きたいです!」

    絵里「えっ!?」ギクッ!

    穂乃果「え…?」

    千歌「その反応って…やっぱり喋れ…

    絵里「…ぬ○fべ☆*uwは?@ら→〆□……」

    穂乃果、千歌「…!!?」

    絵里「………」ダラダラダラダラ…

    穂乃果「い…今って……」

    絵里「………」ダラダラダラダラダラダラ…

    千歌「す…すごい……」

    穂乃果「すごい…!」

    千歌「すごい!すごい!!かっこいい!!」

    絵里「…!」

    穂乃果「すごいです!絵里先輩!!私、何言ってるか全然分かりませんでした!!」

    絵里「そ…そりゃあね……ロシア語だから……あはは…」

    絵里(私も何言ってるか全然分からなかったわよ……)

    753 = 710 :

    ヤンキー「絵里さん!和平の儀、準備できました!」

    絵里「あっ…えぇ、分かったわ、今行く」

    穂乃果「も…もう…!?」

    絵里「ごめんなさいね、着いてすぐになってしまって……もう少し待ってもらう?」

    穂乃果「あ…い…いえ!大丈夫です!いつでもいけます!」

    絵里「そう?じゃあ、行きましょうか、高坂さん」

    穂乃果「は…はい!」

    海未「穂乃果!しっかりやるのですよ!」

    穂乃果「うん…!任せて!焔ヶ丘の番長としてバッチリこなしてくるよ!」

    ことり「穂乃果ちゃん、頑張ってね!」フリフリ

    穂乃果「うん!」

    絵里「高坂さん、こっちよ」

    穂乃果「はい!今行きます!」タッ…!

    754 = 710 :

    ことり「ふふっ…穂乃果ちゃん楽しそう…」

    海未「そうですね…本当によく笑うようになりました」

    梨子「えぇ…やっぱり穂乃果ちゃんはああでなくっちゃね」

    「でも、まだそう安心していい状況じゃないよね…A-RISEは戦争を起こすって言ってたし…」

    ことり「そうだね…でも、私は穂乃果ちゃんはあれでいいと思うんだ……ああやって前だけ向いて失敗なんて何も考えずに進んでいける……それが穂乃果ちゃんだもん」

    海未「えぇ…その代わり後ろを固めるのは私達の役目ですけどね」

    千歌「あはは…じゃあ、これから大変だね」

    海未「はい…でも、以前よりずっと心が楽なんです。だから、きっと上手くいく…そんな気がします」

    755 = 710 :

    梨子「それに、A-RISEも今日まで何もしてこないしね。案外、諦めでもしたんじゃない?」

    千歌「いや、それは無いんじゃ…」

    「梨子ちゃんって、穂乃果ちゃんばりに楽観的だよね……」

    梨子「じょ…冗談よ!?流石に本気でそうとは思ってないわよ!」

    千歌「なんだ…冗談か……梨子ちゃんなら本気で思ってそうだったから……」

    梨子「そんな事ないわよ!私だってA-RISEの怖さはこの目でちゃんと見たんだから……あれは、もう普通じゃないわよ……」

    ことり「そうだね……A-RISEがこのまま終わるとは考えられない…」

    海未「警戒はしておく必要がありますね…」

    「うん……」

    756 = 710 :

    仕切り人「では、互いに誓いの血を…」

    絵里「……」ピッ…!

    指 ポタッ…

    穂乃果「いっ…」ピッ…!

    指 ポタタッ…


    善子「う…うーん……」ムクリッ…

    花丸「あ、善子ちゃん起きたずら」

    善子「あ…あれ……?ここは……」

    花丸「なに寝ぼけてるずら…もう始まってるずらよ?」

    善子「え…?」

    花陽「す…すごい……今日はアキバの歴史に残る一日になるよ……」

    「うわぁ……本当に血飲むんだ……」

    757 = 710 :

    赤酒 ズーン…

    穂乃果「………」


    梨子「ほ…穂乃果ちゃん、あれを飲むの……?」

    ことり「い…いや、まさか!穂乃果ちゃんお酒なんて飲めないし……」

    海未「口を付けるだけでいいと言ってありますよ、それぐらいなら穂乃果でもできますし」

    梨子「そ…そう……良かったわ…」

    758 = 710 :

    仕切り人「では、失礼ながら口上を述べさせていただきます!この度は長らく対立していた水見色、焔ヶ丘の誤解が解け、晴れて対立関係を解消し、互いに協力しあう事が決定されました!」

    絵里「……」

    穂乃果「……」

    仕切り人「つきまして、本日はここ秋葉原に伝わる伝説の儀式…和平の儀をもって同盟を結ばせていただきます!!」

    花陽「は…始まる……」ゴクリッ…

    仕切り人「では、まずは水見色高校代表!絢瀬絵里殿!誓いの証である赤酒にお口をお付けください!!」

    絵里「……」スッ…

    穂乃果「………」

    絵里「………」

    仕切り人「どうぞ!!」

    絵里「……」グイッ!

    穂乃果「…!!?」

    梨子「え…!?」

    「ご…豪快にいった…!」

    759 = 710 :

    絵里「………」ゴクゴク…

    穂乃果「………!」

    絵里「ぷは……」

    海未「なっ……」

    絵里「美味しかったわ」ニコッ

    ヤンキー「お…おぉ……!」

    ヤンキー「すげぇ…!飲みきった…!」

    ヤンキー「さ…さすが水見色の番長……」

    ザワザワ…ザワザワ…

    穂乃果「………!」

    760 = 710 :

    「す…すごいにゃ……あの量のお酒を一気に……」

    花丸「か…かっこいいずら……」

    善子「えぇ…憧れるわね……」

    花陽「す…すごい…!!さすが絵里先輩!!感激です…!!」

    穂乃果「…………」

    ことり「あはは…す…すごいね……絵里先輩……」

    海未「………」

    ことり「…?海未ちゃん…?」

    海未「…い…嫌な予感がします……」

    ことり「え…?」

    海未「くだらない事考えてないといいのですが……」

    761 = 710 :

    仕切り人「絢瀬絵里殿ありがとうございました!では、続いて焔ヶ丘高校代表!高坂穂乃果殿!誓いの証である赤酒にお口をお付けください!!」

    穂乃果「は…はい……」スッ…

    絵里「………」

    仕切り人「どうぞ!!」

    穂乃果「………」ゴクリッ…

    海未「穂乃果……口を付けるだけでいいのですよ……変な気を起こさないで……」

    穂乃果(絵里先輩…すごい飲みっぷりだった……)

    穂乃果(みんなも驚いてた……)

    穂乃果(………)

    穂乃果(海未ちゃんが口を付けるだけでいいとかなんとか言ってたような気がするけど……)

    穂乃果「……!」

    穂乃果(焔ヶ丘代表として、かっこ悪いところは見せられないよね…!!)

    穂乃果「……」グイッ!

    海未「あっ…!!」

    花陽「ほ…穂乃果先輩も豪快にいった!!」

    762 = 710 :

    穂乃果「……!!?」

    絵里「……?」


    穂乃果「ぶっーーーーー!!!!!」ビシャアアアアッッッ!!!!

    絵里「…!!」


    善子「…!?」

    花丸「なっ……!」

    花陽「う…嘘……」

    ことり「穂乃果ちゃ……」

    海未「全く……あのバカは…」

    763 = 710 :

    絵里「………」ビチャビチャ…

    穂乃果「あぁ…!!え…絵里先輩がびしょびしょに…!!!」

    絵里「こ…これは……」ビチャビチャ…

    絵里「どういう意味かしら……?高坂さん……?」ゴゴゴゴゴゴ…

    穂乃果「ご…誤解です……!!決してわざとやったわけでは…

    ヤンキー「オラァァ!!!どういうつもりだ!焔ヶ丘ぁぁ!!!」

    ヤンキー「ウチの絵里さんに、なにさらしてくれとんじゃ!!ボケがあああ!!!」

    穂乃果「や…やば……」

    ことり「ほ…穂乃果ちゃん!早く謝って…

    海未「聞いてくれると思いますか!?逃げますよ!!弁明は後です!!!」

    穂乃果「え…!?えぇ…!!?」

    764 = 710 :

    ヤンキー「オラァァ!!逃すか!!ボケコラァァァ!!!」ドドドドド…!!!

    穂乃果「ちょ…!わわっ!わっーー!!!」


    ドンチャン!ドンチャン!ワイワイ!ワイワイ!


    善子「な…なにこれ……」

    花陽「そ…そんな……神聖な和平の儀が……」

    「にゃはは!穂乃果先輩っぽいにゃ!」

    「楽しそう!私も混ざろっかな…!」

    梨子「はぁ!?何言ってんの!曜ちゃん!!」

    千歌「あはははっ!なんか楽しーね!」

    梨子「た…楽しくないわよ!!せっかく水見色と焔ヶ丘が仲良くなれそうだったのに!」

    765 = 710 :

    「まあ、心配しなくても大丈夫でしょ!すぐ誤解だって伝わるよ!」

    梨子「そ…それはそうかもしれないけど……」

    善子「全く……バカな生き物ね…不良っていいのは……」

    千歌「あはは…でも、私は好きだな……不良の生き方って…」

    梨子「え…?」

    千歌「うん…!私は、自分の細かい事なんて気にせずに自分のやりたいように生きる不良って生き物が好き!」

    梨子「ち…千歌ちゃん……?」

    766 = 710 :

    千歌「梨子ちゃん!」

    梨子「なに…?」

    千歌「私分かった!」

    梨子「…?」

    千歌「分かったよ!私が探してた答え!私が大切にしたいもの!!」

    梨子「え…!」

    千歌「私は今ここにある幸せを守りたい!!」

    梨子「…!」

    梨子「千歌ちゃん……」

    千歌「今日、みんなでワイワイしてるのがすごい楽しかった!私は今日みたいな日がこれからも続いていって欲しい!」

    千歌「どうかな?梨子ちゃん!」

    梨子「うん…!私もそれがいいと思う!」ニコッ!

    千歌「えへへ…///ありがと!梨子ちゃん!」

    767 = 710 :

    「はぁ……また千歌先輩がクッサい事言ってるにゃ」

    千歌「えぇ…!?」

    「まあ、でも……言ってる事はなんとなく分かるにゃ」

    千歌「え…?」

    「凛も守りたい……A-RISEなんかに壊されたくないにゃ」

    千歌「凛ちゃん……」

    「それは私も!今日みたいに、ずっとみんなで笑っていたい!」

    千歌「曜ちゃん…!」

    花陽「もちろん、私もです…!頑張りましょう!みんなで!みんなの笑顔を守るために!」

    千歌「花陽ちゃん…!!」

    梨子「そうね……頑張りましょう…!私達ならきっと大丈夫よ!」

    千歌「うん…!そうだね!きっとできる!!A-RISEなんかぶっ倒そう!!」

    768 = 710 :

    善子「あ…A-RISEを倒すって……あんた…」

    花丸「あはは…でも、この人達ならやっちゃいそうずらね」

    善子「そうだ、ずら丸、あんた凛達に聞きたい事あったんじゃないの?」

    「え?凛達に?」

    花陽「どうかしたの…?」

    花丸「う…うん……その……」

    「…?」

    花丸「黒澤ルビィちゃんって覚えてる?ほら、まる達と中学同じだった……」

    「え…あ…あぁ……覚えてるけど……何かあったの?」

    769 = 710 :

    花丸「実は…最近全く連絡がつかなくなったんずら……」

    花陽「え…!?れ…連絡が……!?」

    花丸「うん…中学卒業した後もずっと連絡取り合ってたんだけど……」

    梨子「心配ね……変な事に巻き込まれてないといいけど……」

    「たしか、緑王行ったんだよね?お姉ちゃんがいるとかで…」

    花丸「そうずら…今の緑王の番長のダイヤさんずら……」

    千歌「番長……」

    「千歌ちゃん……」

    千歌「うん……何か裏がありそうだね……」











    --------------------

    770 = 710 :


    同じ頃、緑王学園ー

    生徒会室-


    にこ「ちょっとー!!なんで、また、あんたと二人っきりなのよ!!」

    「知らないわよ、私に言わないで」

    にこ「あぁ!!またタメ口!!年上なんだから敬語使いなさいよ!!」

    「年齢は上でも同学年でしょ?留年しすぎて…ぷぷっ……」

    にこ「わ…笑うんじゃないわよ!!」

    771 = 710 :

    にこ「…ったく……希は?どこ行ったの!?」

    「さぁ……また、あそこじゃない?」

    にこ「はぁ…?ま…またぁ……?」

    にこ「全く…どんだけ柔道好きなのよ……」






    柔道場-


    「ふぅーー……」

    柔道部員「あ…あぅ……」

    柔道部員「う…腕が……あぁ……」

    柔道部員「う…うぐぁ……」

    「今日もいい稽古ができたみたいやね!」

    「じゃあ、明日もよろしくなー」ガララ…






    生徒会室-


    にこ「じゃあ、ダイヤは?あいつ、生徒会長でしょ!?なんで、いつも居ないのよ!」

    772 = 710 :

    「ルビィを探してるんでしょ?居なくなったらしいじゃない」

    にこ「ル…ルビィ……?あぁ…妹の?」

    「えぇ、にこちゃんの隣のクラスのね」

    にこ「…!」ムカッ…

    にこ「あんた、いちいち私の事バカにしないと喋れないわけ…?」

    「そんな事ないわよ?に…こ…ちゃん?」

    にこ「…!」ブチッ…

    にこ「ちゃ…ちゃん付けで呼ぶんじゃないわよ!!!真姫!!!」

    「はいはい…」













    --------------------

    773 = 710 :


    神田明神-


    花陽「よしっ…と……」

    善子「できた?」

    花陽「うん…とりあえず、私からもLINE送ってみたよ…」

    「凛も送っといたにゃ」

    梨子「これで見つかってくれるといいわね…」

    花丸「うん……本当に心配ずら…」

    善子「まあ、きっと大丈夫よ!あの子、ああ見えて、芯は強い子だから!」

    花丸「う…うん……」

    774 = 710 :

    千歌「でも、用心するに越した事はないよ…A-RISEが関わってるかもしれないから……」

    花丸「あ…A-RISEが…!?なんで……」

    「緑王の番長さんの妹だから……A-RISEの言ってた戦争ってのが、アキバの三校を戦わせる事だとしたら、可能性はあるよね……」

    花丸「そんな……ルビィちゃん……」

    千歌「許さない……A-RISE……私が絶対ぶっ倒してやる……」

    梨子「………」

    梨子「千歌ちゃん……?」

    千歌「なに…?梨子ちゃん……」

    梨子「あんまり考えすぎちゃダメよ……?曜ちゃんに昔のことは聞いたけど、執着しすぎないようにね…?」

    千歌「え…?」

    千歌「む…昔のことって……」

    「あはは…ごめん、千歌ちゃん……私の判断で言っちゃった……」

    梨子「い…いや!私が言わせたようなもので……」

    千歌「そ…そっか……もう梨子ちゃんも知ってるのか……」

    775 = 710 :

    梨子「う…うん……ダメだった…?」

    千歌「………」

    千歌「いや…ダメじゃないよ……私もいつか話さないといけないと思ってたから……」

    梨子「………」

    千歌「………」

    千歌「どう思った……?」

    梨子「え……」

    千歌「私の昔の話聞いて……梨子ちゃんの意見が聞きたいな……」

    梨子「……!」

    梨子「う…うん……私は…」

    梨子「………」

    千歌「………」

    梨子「私は…やっぱり千歌ちゃんのやった事が正しいとは言えないわ……」

    千歌「……!」

    千歌「そっ…か……」

    776 = 710 :

    梨子「でも、それは千歌ちゃんも分かってる事でしょう?だから、直そうとした……」

    千歌「……」

    千歌「うん……」

    梨子「なら、それでいいと思うわ、失敗なんて誰にでもある……だから、しょうがないとは言わないけど、それを直そうとできるなら、失敗も無駄じゃないはずよ」

    千歌「………!」

    千歌「梨子ちゃん……」

    千歌「あはは…やっぱり梨子ちゃんはすごいな……言う事が違うや……」

    梨子「そんな事ないわよ……私のだって本の入れ知恵みたいなものだし……」

    千歌「それでもすごいよ、ありがとう…梨子ちゃん…少しスッキリした……」

    梨子「……!」

    梨子「そう……良かったわ……」

    777 = 710 :

    千歌「………」

    梨子「あ、それと千歌ちゃん」

    千歌「ん?なぁに?」

    梨子「今度、千歌ちゃんの故郷に連れてってね」

    千歌「え…!?」

    千歌「で…でも……私は……あっちだと……」

    梨子「ちゃんと説明すればいいのよ、そうすればきっと、みんな分かってくれるわ」

    千歌「……!」

    千歌「梨子ちゃん……」

    778 = 710 :

    梨子「誤解されたままなんて悲しいわ、千歌ちゃんはこのままでいいの?」

    千歌「……!」

    千歌「そ…それはヤダけど……」

    梨子「そう……じゃあ、誤解は解かないとね…」

    千歌「 う…うぅ……でも……」

    梨子「………」

    梨子「大丈夫よ…千歌ちゃん……」

    千歌「え……?」

    梨子「大丈夫……穂乃果ちゃんの事もそうだったでしょ?きっと大丈夫……信じれば上手くいくわ」

    千歌「……!」

    梨子「それに、内浦って良い所なんでしょ?行ってみたいのよ、純粋にね?」

    千歌「梨子ちゃん……」

    千歌「う…うん…!分かったよ…!じゃあ、私がたっぷり内浦の良い所紹介してあげるよ!私が生まれ育った街だもん!沢山知ってるよ!!」

    梨子「そっか…!楽しみね!」ニコッ!

    千歌「うん…!」ニコッ!













    --------------------

    779 = 710 :


    同じ頃-

    秋葉原少年刑務所-


    刑務官「もう悪さするんじゃないぞ!」

    ??「はいはい!分かってるって~!」

    ??「も~、私達ちゃんと更生したんだから大丈夫だよ!」

    刑務官「本当に更生してるといいんだが……」

    780 = 710 :

    ??「ほんと!ほんと!刑務官のみんなにも感謝してるんだから!」

    ??「うんうん!だから、たっぷりお礼しないとね!」

    刑務官「む…?」

    ??「よっと!」ガシッ!

    刑務官「…!?」

    刑務官「な…!何をする…!!」

    ??「お礼だよ…?お、れ、い」スッ…

    刑務官「なっ!ちょ…ま…待て!!」

    ??「いままでありがとね!!」


    ガツンッッッ!!!!


    刑務官「あ…あが……」バタッ…

    781 = 710 :

    ??「イェーイ!ナイスパンチー!!」

    ??「あははは!いやぁー!スッキリしたぁー!久しぶりに人殴ったよー!!」


    ??「鞠莉さん…果南さん……」ザッ…

    果南「ん…?」クルッ…

    鞠莉「あっ…!!」

    ??「刑務所で反省したかと思ったら……相変わらずのようですね……」

    果南「ダ……」

    鞠莉「ダイヤ…!!」

    ダイヤ「お久しぶりですね、二人とも」

    782 = 710 :

    鞠莉「ほんとに久しぶりねー!!元気してた!!?」

    ダイヤ「えぇ…鞠莉さん達はどうでした?年少で一年過ごしてみて……」

    鞠莉「そうね~…結構楽しかったわよ!ね?果南」

    果南「うん!意外にね~!結構自由な時間とかもあったし!」

    ダイヤ「そうですか……」

    鞠莉「んん~??どうかしたのかな?ダイヤ?」

    ダイヤ「え…?」

    果南「悩んでる顔してるよ?ダイヤ!」

    ダイヤ「え!?そ…そんな……顔に出てました……?///」

    果南「あはは!昔っからの付き合いだからね!なんでも分かっちゃうよ!」

    ダイヤ「そ…そうですか……」

    783 = 710 :

    鞠莉「うん…!それも、今回は結構深刻な悩みっぽいねぇ~!」

    ダイヤ「………」

    果南「どうしたの?なんでも言ってみて?」

    ダイヤ「果南さん……」

    鞠莉「そうよ?私達の仲でしょ?それに、私達焔ヶ丘辞めちゃったから、今暇人なのよねぇー!まあ、一人お礼しないといけない子がいるけど……」

    ダイヤ「あはは……そ…そうですか……じゃあ……」

    果南「………」

    鞠莉「………」

    ダイヤ「果南さん……鞠莉さん……」

    果南「なぁに?」

    鞠莉「早くいいなさいよ!もう!」

    784 = 710 :

    ダイヤ「ほ…焔ヶ丘と水見色を……」

    果南「ん?焔ヶ丘と水見色?」

    ダイヤ「潰す手伝いをして欲しいんです……」

    果南「………!」

    鞠莉「あら……」ニコッ…

    ダイヤ「こ…答えは……」

    果南「ふふっ……そんなの決まってるじゃん…」

    鞠莉「えぇ……」



    鞠莉「もちろん…イエスよ、焔ヶ丘水見色潰し……楽しんでいきましょう?ダイヤ……」









    --------------------
    -----------------
    --------------

    完結編に続く……

    785 = 710 :

    ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございました!

    長くなりましたが、ここで今回のスレは閉じさせていただきます。続きである完結編は別スレにて今年の夏頃に公開予定です。

    786 :

    夏か
    待ってるぞ

    787 :


    面白かった
    続編も期待

    788 :

    いやぁ面白かった
    次は夏かぁ…遠いなぁ(´・ω・`)

    789 :

    一気に読んでしまうくらい面白かった
    夏か~気長に待つか

    790 :

    キャラがみんなイキイキしてておもしろかった乙
    カリスマポンコツ番長二人(三人?)の更なる活躍に期待してる
    夏が待ち遠しいなぁ

    791 :

    夏が待ち遠しい
    ちゃんと完結するまで待ってます

    792 :


    めっちゃ面白かったわ 続き待ってる

    793 :

    おつおつ待ち遠しい

    794 :

    はやく夏になれ

    795 :

    >>748
    ここかわいい

    796 :

    夏までの生きる希望が増えてしまった


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