元スレ武内P「今日はぁ、ハピハピするにぃ☆」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ○
151 = 137 :
きれいないい話だった
152 :
あれ?いつ脱糞した?(錯乱)
153 :
脱糞は正直綺麗な話2回挟んでからが一番笑える
154 :
いいねえ。やはりギャップは宝だよ
155 :
綺麗な美波は諦めたから綺麗なかな子みたいわ、食欲魔神やないやつ
156 :
↑その話しもうなかったっけ?
バレンタインかなんかで
157 :
あったな
スレの終わりで
158 :
書きます
武内P「友人の作り方、ですか」
159 = 158 :
凛「うん。どうしたら良いか、わからなくて」
武内P「本田さんや、島村さん……他にも、多くの友人の方が……」
凛「違う、そうじゃなくて」
武内P「? では、一体……?」
凛「学校での、友達の作り方」
武内P「……」
武内P「……はあ」
160 = 158 :
武内P「渋谷さんは……学校に友人が、その……」
凛「ねえ、言わせたいの?」
武内P「し、渋谷さん?」
凛「ねえ、学校で友達が居るか、言わせたいの?」
武内P「……申し訳、ありません」
凛「居ないから聞いてるんでしょ!? 何なの!?」
武内P「すみません! 渋谷さん、申し訳ありませんでした!」
161 = 158 :
凛「居たら、相談なんかするわけない!」
武内P「はい……はい、その通りです」
凛「だよね? プロデューサーの今の確認、おかしかったから」
武内P「そう……ですね、はい」
凛「それで、早速なんだけど、どうすれば学校で友達が作れるかな」
武内P「……」
武内P「……頑張ってください」
凛「……」
凛「は?」
162 = 158 :
凛「プロデューサー? ねえ、プロデューサー?」
武内P「し、しかし……それ以外に、言い様が……!」
凛「アンタ、私のプロデューサーでしょ?」
武内P「ですが、その……学校生活の方までは……」
凛「あのね、プロデューサーが原因でもあるんだけど?」
武内P「えっ?」
凛「入学早々、スカウトしに何度も来てたでしょ」
武内P「……」
武内P「えっ?」
163 = 158 :
武内P「あの、まさか……」
凛「プロデューサーってさ、見た目が怖いでしょ」
武内P「……」
凛「私達はもう慣れたけど、普通の女子高生は怖いと思うの」
武内P「……」
凛「学校では……プロデューサーと、うちの事務所」
凛「――裏社会に通じてるって思われてるから」
武内P「……!?」
164 = 158 :
武内P「待ってください! その話は本当ですか!?」
凛「嘘ついてどうするの」
武内P「私のせいで、渋谷さんにご迷惑を……!?」
凛「ねえ、学校で、どうやって友達作ったら良いかな」
武内P「ご、誤解を解くことは……出来ないのでしょうか!?」
凛「話しかけたら、怯えられるんだよね」
武内P「……!?」
165 = 158 :
凛「まあ、私自身、未央や卯月みたいなタイプじゃないし」
武内P「ですが……」
凛「この前、教室から出る時に、クラスメイトとちょっとぶつかったんだよね」
武内P「……はい?」
凛「ねえ、何て言われたと思う?」
武内P「それは……ごめんなさい、と、そう言われたのでは?」
凛「ひっ!……って、言われた」
武内P「そこまで怯えられているのですか!?」
166 = 155 :
そもそもしぶりんが怖いってのもあるよーな・・・
167 = 158 :
凛「そうだよ。しかも、未央と似たタイプの明るい子に」
武内P「渋谷さんは……どう、反応されたのでしょうか?」
凛「私? 別に、いつも通りだけど」
武内P「お願いします、詳しく、教えて頂けますか?」
凛「だから、普通だってば」
凛「……ふーん、って言って終わり」
武内P「待ってください!」
武内P「その……それは、かなりの威圧感があります!」
168 = 158 :
凛「威圧感って……何それ?」
武内P「何故、そう言ってしまわれたのですか!?」
凛「だって、出入り口でふざけてたのは、向こうだし」
武内P「それで、ぶつかって来た……と」
凛「うん。なのに、悲鳴をあげたりするんだ、って思って」
武内P「……」
凛「まあ、大人な対応でしょ?」
武内P「……」
169 = 158 :
凛「文句を言ったら、こじれるかと思ってさ」
武内P「それで……どうされたのですか?」
凛「なんか、教室中が静かになったんだよね」
武内P「……成る程」
凛「おかしいなと思って見ても、全員目を逸らすの」
武内P「……」
凛「だから、そのまま教室を出て、終わり」
武内P「……」
170 = 158 :
凛「似たようなことが、何度もあってさ」
武内P「……渋谷さん」
凛「学校で友達、全然出来ないんだよね」
武内P「渋谷さんっ!」
凛「ねえ、どうすれば、友達作れるかな?」
武内P「っ! それ……は……!」
凛「一緒に、考えてくれるよね?」
武内P「っ……!」
武内P「……はい、勿論です」
171 = 158 :
武内P「その……まずは、誤解を解く事から、始めましょう」
凛「裏社会に通じてるって、誤解?」
武内P「はい」
凛「どうやって?」
武内P「そうですね……渋谷さんも、怖がられているようですし……」
凛「待って」
武内P「? はい、どうか、されましたか?」
凛「別に、私は怖がられてないでしょ」
武内P「えっ?」
172 = 157 :
>>166
しっ!聞こえるぞ!
173 = 158 :
凛「私自身は怖がられてないでしょ、って言ってるの」
武内P「あ、あの……渋谷さん?」
凛「何?」
武内P「……いえ、何でも……ありません」
凛「怖がられてるのは、プロデューサーと、事務所だから」
武内P「……」
凛「私には、問題なんて無い。そうだよね?」
武内P「……」
武内P「…………」
武内P「はい、その通りです」
174 = 158 :
武内P「では、まず、私が裏社会の人間だと言う誤解を解きましょう」
凛「だから、具体的にどうすれば良いの」
武内P「愚痴です」
凛「……愚痴?」
武内P「はい。私に対する愚痴をクラスメイトの方に、言ってください」
凛「どうして?」
武内P「そうすれば、愚痴を言っても大丈夫な人間なのだと、自然に――」
凛「ねえ、どうしてそういう事言うわけ?」
武内P「……」
武内P「えっ?」
175 = 158 :
武内P「あの……渋谷さん?」
凛「私に、よく知りもしないクラスメイトに、プロデューサーの愚痴を言えって?」
武内P「は、はい……その、色々と、あるでしょうし」
凛「絶対言わない」
武内P「えっ?」
凛「私、文句があったら直接言うから。だから、それは無し」
武内P「……はあ」
凛「もっと真面目に考えて」
武内P「……」
176 = 158 :
武内P「あの……一つ、気になったのですが」
凛「何?」
武内P「クラスメイトの方は、私がプロデューサーだと、ご存知なのですか?」
凛「知ってるよ。前に聞かれて、答えたから」
武内P「! その時は、会話が成り立っていたのですね!?」
凛「そういえば……そうかも」
凛「うん……凛ちゃんのプロデューサーさん、顔怖いねー……って、皆笑ってた」
武内P「それで、渋谷さんは……何と?」
凛「何が面白くて笑ってるのか教えて、って」
武内P「……」
177 = 158 :
武内P「渋谷さんは……そう、仰ったのですね」
凛「うん。だって、疑問に思って」
武内P「……疑問、ですか?」
凛「アンタ、私のプロデューサーでしょ?」
武内P「……」
凛「まあ、顔は怖いのは確かだけど……でも、笑う必要は無いよね?」
武内P「そのお心遣いは有り難いのですが……その、怒って、しまわれたのですか?」
凛「まさか。その位じゃ、怒ったりしないってば」
凛「皆に合わせて、笑顔で聞いたから」
凛「……こんな感じで」ニコッ!
武内P「……良い、笑顔です」
武内P「……」
武内P「……良い、笑顔でですか」
178 = 158 :
凛「そう言えば……その時から、渋谷さん、って呼ばれるようになった」
武内P「……はい、当然の結果です」
凛「おかしくない? 怒り顔ならともかく、笑顔だよ?」
武内P「それは……パワー過多スマイルと言いますか……」
凛「納得できない。ちゃんと説明して」
武内P「クラスメイトの方は、怖い顔のプロデューサーで……ですね」
凛「うん」
武内P「渋谷さんが苦労しているのではないか、と」
武内P「……それで、愚痴を聞いてあげようと、そう、考えたのだと思われます」
凛「……」
凛「……成る程、そういう事ね」
179 = 158 :
凛「つまり、皆は私の心配をしてくれてたんだ」
武内P「! そうです! 渋谷さん、その通りです!」
凛「うん、確かにそれで苦労したのは、何度かあるね」
武内P「はい、職務質問を受ける等です!」
凛「ふふっ、なんで少し元気になってるの? 変なの、急に」
武内P「……ですので、笑っていたのは面白くてではなく、ですね」
凛「私を気遣って、笑ってたんだよね。クラスメイトの皆は」
武内P「はい! その通りです、渋谷さん!」
凛「でも、私も楽しそうな雰囲気に合わせて……気遣って、笑ったんだけど」
武内P「……」
武内P「……はい、そうですね」
180 = 158 :
凛「そうしたら、皆静まり返っちゃってさ……何なの?」
武内P「それは……」
凛「そんな雰囲気の中、一人で笑ってるの、馬鹿みたいでしょ」
武内P「……」
凛「笑顔になんてなれないから、合わせて表情を消してさ」
武内P「……」
凛「……でも、このままじゃいけないと思って、友達を作ろうと思ったんだ」
武内P「……はい。私も、可能な限り、協力しようと思います」
凛「プロデューサー……うん、ありがとう」ニコッ!
武内P「……良い、笑顔です」
武内P「まず、学校で笑顔はやめましょう」
おわり
181 :
こわい
182 :
不器用だなぁ
183 :
笑顔とは本来なんとか
184 :
原因はわかったけど相談相手を間違えてる気もする…
185 :
ちゃんみおも頭抱えるレベル
186 = 181 :
そろそろ唯里奈を
187 :
大和亜希さんとか、おいしそうだよね
188 :
貼り
ナターリア「安価で、高級事務所前ズシだゾ!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1529889347/
189 = 188 :
書きます
武内P「不良になりたい、と」
190 = 188 :
亜希「そうなのであります! 何か、いい方法はありませんか!?」
武内P「いえ、あの……何故、その様な事を?」
亜希「プロデューサー殿は、炎陣をご存知でしょうか?」
武内P「はい、勿論です」
亜希「では、率直にお聞きします!」
亜希「私は、炎陣で浮いているとは思いませんか!?」
武内P「……」
武内P「ん、んんっ……いえ、その……」
191 = 188 :
武内P「み、皆さんは……とても、良いユニットだと思います」
亜希「それは、わかっています! ですが!」
武内P「あの……何か、きっかけはあったのでしょうか?」
亜希「きっかけ、でありますか?」
武内P「はい」
武内P「今更、不良にまでなろうと思った、きっかけがあるはずです」
亜希「きっかけ……ん? 今更?」
武内P「空耳です」
192 = 188 :
亜希「きっかけは……はい、あります」
武内P「! それを教えて頂けますか?」
亜希「プロデューサー殿は、自分が炎陣で唯一の成人だとご存知で?」
武内P「……はい、そうですね」
亜希「つまり、打ち上げで、私一人がお酒を飲めるのです」
武内P「あの……それが、どう、きっかけになるのでしょうか?」
亜希「不良になれば……」
亜希「良いではありませんか、少し位飲んでもバレないであります!」
亜希「……そう、言えると、考えた末に至りました!」
武内P「待ってください! 絶対に、いけませんよ!?」
193 = 188 :
亜希「しかし、よく考えてみてください!」
武内P「何をですか!?」
亜希「炎陣の打ち上げは、焼き肉なのであります!」
武内P「それは……はい、聞いています」
亜希「焼き肉と言ったら、ビールでありましょうが! ビールで!」
武内P「……はあ」
亜希「にも関わらず!」
亜希「いや、アタシらは未成年だから、お酒は飲まない」
亜希「……などと! そんな事を皆は言うのです!」
武内P「大和さん、落ち着いてください!」
武内P「とても、普通の事を言われているだけです!」
194 = 188 :
亜希「私も、そう思います……思うのですが!」
武内P「一人で飲むのが寂しい、と?」
亜希「そう、それ! それなのであります!」
武内P「確かに……一人で飲むのは、はい」
亜希「しかし、相手は未成年! バトルフィールドには、入れない!」
亜希「規律を守れない者は、兵士失格でありますからな!」
武内P「規律の前に、法律で定められていますから、ね」
亜希「しかし……不良兵士ならば、どうでありましょうなぁ?」ニヤリ
武内P「……大和さん」
武内P「それは……悪い、笑顔です」
195 = 188 :
亜希「不良兵士ならば、待機中の飲酒も存分に行う事でしょう」
亜希「未成年に飲酒を勧めるなど、引き金を引くより容易いかと」
武内P「それで、不良になりたい……と」
亜希「そうであります! 常識が、邪魔をするのです!」
武内P「あの……大和さんが、お酒を飲まないという選択肢は?」
亜希「……実は、一度試そうとしたのですが」
亜希「あ、大和さんは、遠慮せずにビールで良いですよ」
亜希「……と! こう、こんな感じで! 敬語を使われたんでありますもん!」
亜希「おかしいとは思いませんか!? さっきまで、亜希、って呼んでいたのに!」
武内P「……はあ」
196 = 188 :
亜希「自分は! あんなにも、困難な状況に陥るとは想定しませんでした!」
武内P「それは……はい、大変ですね」
亜希「そうでありましょう!? そうでありましょう!?」
武内P「しかし……未成年者に、飲酒を勧めるために、不良になると言うのは……」
亜希「ならば! 他に方法はありませんか!?」
武内P「打ち上げで、壁を感じなくなる方法……ですか」
亜希「むむっ! もう、こんな時間に!」
亜希「プロデューサー殿! 現時刻をもって、このフィールドを終了!」
亜希「次の戦場へ、移動するであります!」
武内P「えっ?」
197 = 188 :
・ ・ ・
亜希「カンパーイ!」
武内P「か、乾杯」
亜希「んぐっんぐっ……プハーッ! やはり、一日の締めはビールでありますなぁ!」
武内P「……良い、飲みっぷりです」
亜希「カレーとビールは、戦士の栄養源です! 必須栄養素ですぞ!」
武内P「は……はあ」
亜希「んぐっんぐっ……プハーッ!」
亜希「生一つ、追加で!」
武内P「ペースが早くないですか……!?」
198 = 188 :
亜希「何を言うでありますか! まだまだ、飲みますよ!」
武内P「そ、そうですか」
亜希「むっ、料理の気配が! いただきますであります!」
武内P「ど、どうぞ」
亜希「むぐむぐ……んぐっんぐっ……プハーッ!」
武内P「……良い、飲みっぷりです」
亜希「はっはっは! この程度、余裕でありますよ!」
亜希「ささっ! プロデューサー殿も、飲みましょう!」
亜希「いやー! 飲む人間が共に居るというのは、違いますなぁ!」
武内P「……はい、いただきます」
199 = 188 :
・ ・ ・
亜希「だからねぇ、私もねぇ、辛いんでありますもん」
亜希「ヤンキーって言ってもねぇ、皆案外真面目なんですもん」
亜希「炎陣なのにねぇ、アルコール燃料はねぇ、一人だけでありますもん」
亜希「コーラとかねぇ、烏龍茶じゃねぇ、自分は動きませんもん」
亜希「カレーとねぇ、ビールとねぇ、あとねぇ……」
武内P「大和さん! 酔い過ぎです、大和さん!」
亜希「酔い過ぎ? 誰がでありますか?」
亜希「まさか、プロデューサー殿は、もう酔っているでありますか?」
武内P「酔っているのは、貴女です!」
200 = 188 :
亜希「私に酔うだなんて、何を言ってるでありますか~も~!」ケラケラ!
武内P「物凄くお酒に弱いではないですか!」
亜希「誰がですか? そんな人間、確認できませんが?」
武内P「大和さん、貴女です!」
亜希「はっはっは! 何をおっしゃいますか!」
武内P「二杯目のビールも、ほとんど残っていますよ!?」
武内P「まだ、飲み始めて10分しか経っていません!」
亜希「いえいえ、飲み始めたのは、フタマル……」
武内P「はい、二十時の」
亜希「マルマルモリモリ♪」
武内P「何を言っているんですか!?」
みんなの評価 : ○
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