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    元スレ武内P「今日はぁ、ハピハピするにぃ☆」

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    651 = 647 :

    未央「ちなみに、私は別にオッケー派だよん!」

    卯月「そうなんですか? 未央ちゃん、嫌だって言うと思ってました」

    「そうだね、ちょっと意外かも」

    未央「ほら、私って兄弟が居るでしょ?」

    未央「だから、読む漫画もタバコ吸うシーンとか出てくるから、案外ね」

    卯月・凛「……」


    未央「でさ、プロデューサーが吸ってる姿を想像したら……ちょっと格好良くない?」


    卯月「それは、その……なんとなく、わかります」

    「……まあ、悪くないかな」

    652 = 647 :

    「だけど、私は反対」

    未央「まあ、しぶりんならそう言うと思ったよ」

    「だってさ、ちゃんと見ててくれるって約束したんだよ?」

    卯月「えっと……それと、タバコと何の関係が?」

    「そんなの、決まってるでしょ」

    未央・卯月「?」


    「タバコなんて吸ってたら、長生き出来ないでしょ」


    未央「……そういう理由か~」

    卯月「今のは……ちょっと、予想外でした」

    653 = 647 :

    未央「でもさ、一本吸ったらズルズルと……って聞くよね」

    卯月「ぷっ、プロデューサーさんなら、大丈夫ですよ!」

    未央「いやー、わかんないよ~?」

    「……」


    「ちょっと、出てくる」


    未央「しぶりん、プロデューサーを頼んだよ!」

    卯月「凛ちゃん、頑張ってください!」

    「……」


    「そんなんじゃないから!」

    654 = 647 :

      ・  ・  ・

    部長「やっぱり、一服しないと……どうにもねぇ」

    武内P「……」


    部長「……」

    カチッカチッ! シュボッ…

    部長「……スーッ」

    部長「……フーッ」

    …モワアアアァ


    部長「ああああああ来た来たこれだよこれええええええ」ガクガクガクガク!


    「何なのそれ!?」

    655 = 640 :

    部長吸ってるの大麻かなにかじゃないのか?

    656 = 647 :

    武内P「っ!? 渋谷さん!? どうして喫煙室に!?」

    「どうしてじゃないでしょ! 何なの、あれ!?」

    武内P「あれ……とは?」

    「あれ!」


    部長「……スーッ」

    部長「……フーッ」

    …モワアアアァ


    部長「んんんんんんやっぱり一服は必要だねえええええええ」ガクガクガクガク!


    武内P「…………」

    武内P「タバコです」


    「そんなわけないでしょ!?」

    657 = 647 :

    「納得できない! ちゃんと説明して!」

    武内P「いえ、それは……!」

    「何か、変な薬か何かじゃないの!?」


    部長「はっはっは、何を言っとるんだね!」ニコニコ!

    部長「……スーッ」

    部長「……フーッ」

    …モワアアアァ


    部長「ただのタバコだよおおおおおおただのおおおおおお」ガクガクガクガク!


    武内P「……部長の、言う通りです」

    「ふざけないでよ!」

    658 :

    つよしスペシャルか漢方マサルダイナミックみたいなもんか

    659 = 647 :

    「有り得ない! ただのタバコで、あんなになるなんて!」

    武内P「……」

    「ねえ! アンタ、あんなの吸おうとしてたの!?」

    武内P「……」


    部長「ああ、そう大声を出さないで貰えるかな?」ニコニコ!

    部長「……スーッ」

    部長「……フーッ」

    …モワアアアァ


    部長「一服くらいいいいい静かにしたいいいいいい」ガクガクガクガク!


    武内P「……との事ですので」

    「……!?」

    660 = 647 :

    武内P「あの……渋谷さん」

    「何」

    武内P「貴女は、未成年です」

    「だから?」


    武内P「喫煙室から、今すぐ出てください」


    部長「そうだよおおおおお彼の言う通りだあああああ」ガクガクガクガク!


    「……!」

    グイグイッ!

    武内P「あ、あの……渋谷さん?」

    「……!」

    グイグイッ!

    武内P「そ、袖を引っ張ら……渋谷さん!?」

    661 = 647 :

    「言われた通り、喫煙室から出る」

    グイグイッ!

    武内P「あ、いえ、私は……」

    「アンタ、本当にアレを吸う気なの!?」

    グイグイッ!


    部長「……スーッ」

    部長「……フーッ」

    …モワアアアァ


    部長「んんんんんんふっふっふうううううう」ガクガクガクガク!


    武内P「はあ……一本だけ、ですが」

    「有り得ない! そんなの、認めないから!」

    662 :

    一本すったらずるずる行くやつですね完全に・・・

    663 :

    ハッパかな

    664 = 647 :

    部長「……渋谷凛くん」ニコニコ!


    「……何……ですか」キッ!


    部長「おおう、これは嫌われてしまったかな?」ニコニコ!

    部長「……スーッ」

    部長「……フーッ」

    …モワアアアァ


    部長「喫煙はああああああ個人の自由だよおおおおおお」ガクガクガクガク!


    「プロデューサー! 絶対、吸っちゃ駄目だから!」

    武内P「……」

    「どうして困った顔してるの!? 何なの!?」

    665 = 647 :

    部長「そうだね……彼女には、言っても良いんじゃないか?」ニコニコ!

    武内P「部長?」

    部長「遅かれ早かれ、知ることだろう」ニコニコ!

    武内P「はあ……ですが」

    部長「……」ニコニコ!

    武内P「……」


    武内P「……渋谷さん」


    武内P「あれは――普通のタバコではありません」


    「馬鹿にしてるの!? 見ればわかるから!」

    666 = 647 :

    「やっぱり、変なクスリとかなんでしょ!?」

    武内P「いえ、そのような事は、決して」

    「じゃあ、あれは何なの!?」

    武内P「あれは、346プロダクション特製の――」


    部長「……スーッ」

    部長「……フーッ」

    …モワアアアァ


    部長「吸うううううううスタドリだよおおおおおお」ガクガクガクガク!


    「吸うスタドリ!? あれって、スタドリなの!?」

    武内P「はい。通常のものは、飲むスタドリ」

    武内P「あちらは、効果の高い、吸うスタドリです」


    部長「はああああああ漲る漲る漲るねえええええええ」ガクガクガクガク!


    「……!?」

    667 = 647 :

    部長「……ふぅ、吸い終わってしまったよ」キリリッ!


    「っ!?」ドキッ!

    「……待って」

    「何……何なの……!?」


    部長「だが、一服したおかげで午後も頑張れそうだ」キリリッ!


    「何か……部長さん、格好良くなってない!?」

    武内P「あちらの姿が、部長の本来の姿です」

    「はあっ!?」

    武内P「普段は多忙のため……とても、疲れていらっしゃいますから」


    部長「何、君ほどではないさ」キリリッ!


    「……!?」

    668 = 647 :

    「……ねえ、一つ聞いても良い?」

    武内P「? はい、何でしょうか?」

    「あれを吸ったら……プロデューサーも、その……なの?」

    武内P「えっ? あの、すみません……よく、聞こえなかったのですが」

    「っ……だから……!」


    部長「――彼は、とても優秀だ」キリリッ!

    部長「きっと、君が期待する以上だと、私は思うよ」キリリッ!


    「……」ジッ…

    武内P「?」


    「……」

    669 = 647 :

    「……良いよ、好きにすれば?」

    武内P「渋谷さん?」

    「体に、害は無いんでしょ?」

    武内P「はい」

    「なら、良いよ。待ってるから、早く」

    武内P「? では……失礼します」

    「……!」ワクワク


    武内P「……」

    カチッ! シュボッ…

    武内P「……スーッ」

    武内P「……フーッ」

    …モワアアアァ


    「!?」ビクンッ!

    「っふううううううううううううううんんんんんんんんんんん!?」ガクガクガクガクガク!


    部長「まずい!――副流煙だ!」キリリッ!

    670 :

    ダメだこんなん一回吸ったら後戻り出来るわけないじゃないか!だってちひろさん謹製だぞ!?

    671 = 647 :

      ・  ・  ・

    未央「――それで、医務室に運び込まれたの?」

    「もうやめて、その話」

    卯月「あの……体の方は、大丈夫なんですか?」

    「うん……って、やめてって言ってるでしょ、卯月?」

    卯月「す、すみません」

    未央「とりあえずさ、しぶりん」

    「……何?」

    未央「吸った後のプロデューサー、どうだったの?」

    卯月「あっ、そうですよ凛ちゃん! もう、普通に戻っちゃってますし!」

    「どう……って」


    「……」ニヘラッ


    未央・卯月「!?」

    672 = 647 :

    未央「ねえ、何その笑い!?」

    「えっ?」ニヘラッ

    卯月「そっ、そんなに格好良かったんですか!?」

    「……まあ、悪くないかな」ニヘラッ

    未央・卯月「……!?」


    ガチャッ


    武内P「! 皆さん、お揃いで――」


    未央「プロデューサー!」

    卯月「プロデューサーさん!」


    武内P「っ!? ど、どうかしましたか……?」


    「……」ジッ…

    「……」…ニヘラァ~ッ


    未央・卯月「……!」イラァッ!

    673 = 647 :

    未央「プロデューサー! 喫煙室行こ! 喫煙室!」

    武内P「えっ!?」

    卯月「疲れてますよね!? 一服、したくないですか!?」

    武内P「あっ、いえ……渋谷さんの事があったので……」


    武内P「完全に……禁煙しようと、そう、思いまして」


    未央・卯月「はいっ!?」

    未央「何言ってるの!? 禁煙なんて、する事ないって!」

    卯月「そうです! 我慢する方が、体に良くありません!」


    武内P「い、いえ、ですが……もう、決めましたので」

    武内P「私はもう……吸いません」


    未央・卯月「じゃあ、最後に! これで最後!」


    未央・卯月「最後に、一本だけ!」



    おわり

    674 = 670 :


    こんなにヤバそうなのに後遺症とか禁断症状とか出ないのか……

    675 :

    映像が欲しい…!

    676 :

    ここまでくるのに多くの犠牲があったか…

    677 :

    >>部長「まずい!――副流煙だ!」キリリッ!

    ここめっちゃ笑った

    678 :

    ビョウキ トシヨリ チヒロサン

    679 :

    吸うスタドリを新田さんがキメたらいつもの数倍やばいことになりそう。

    680 = 676 :

    きれいな初期美波になるよ

    681 :

    平成の怪物

    682 :

    バハ仕様の美波の可能性も

    683 :

    飲むスタドリ
    吸うスタドリ…

    噛むスタドリもありそうだけどガム噛んでる武内Pは想像しづらいな

    684 :

    もう一歩進めて食べるスタドリにしよう
    ミナミィが裏ルートから入手して食事に混入しそうで怖いけど

    685 :

    塗るスタドリ
    貼るスタドリ

    なんか薬品だな?

    686 :

    スタドリって合法?

    687 :

    座薬型とか直腸から直接吸収できるから効きそう

    688 :

    ○○するスタドリって週刊ストーリーランドっぽく聞こえるな

    689 :

    下手すればスタドリはおろかシンデレラプロジェクトそのものがトワイライトゾーンの題材になってもおかしくないレベル

    690 :

    これぞチヒロポンってか

    691 :

    スタドリ注射とかいう禁断のドーピング

    692 :

    そのうちスタドリ自体がプロデュースをし始める

    693 = 676 :

    そしたら専務もAIになって厄介さが増す

    694 :

    AIなら失禁も脱糞もしないんだから楽なもんだ

    695 = 681 :

    違う、これはただのビタミン剤じゃ

    696 :


    「……聞いた事があるんです」


     背後――後部座席から、普段の彼女らしくない、神妙な声が聞こえてきた。
     しかし、落ち着きがないという訳ではなく、むしろ、言動の端々には育ちの良さが窺える。
     彼女とユニットを組んでいる方から聞いた話だが、料理も得意なようだ。
     最も、その方とじゃれるような口論を繰り返し、騒々しいイメージがついてしまっているが。


    「こういう時は――」


     先程から、己の役目を放棄したかのように回らない車のタイヤ。
     労働意欲に満ち溢れているのだが、いかんせん、状況が状況。
     交通事故に加えて、大雨により、100キロ以上の渋滞。
     地方での仕事帰りの私と彼女を乗せた社用車は、それに巻き込まれていた。


    「――ペットボトルにする、って」


     そして、その車内でも、事故……いや、人災が起ころうとしている。
     長時間車内で過ごした彼女は、既に限界を迎えていた。
     車内には、運転手である私と、その担当アイドルである、彼女の二人だけ。
     だが、今の言葉を聞いて、この場で解散したくなったのは、言うまでもないだろう。


    「待ってください! まだ、他に方法があるはずです!」


     思わず大声が出てしまった。
     それに驚いたのか、彼女がいつも持ち歩いているギターが倒れ、
    後部座席のドアに当たって音を立てる。


     ギターケース。


    「……」


     恐らく、私と彼女は、ある一つの結論を導き出した。
     バックミラー越しに、後部座席に座る彼女の表情を確認する。


    「……」


     己の信じる物を信じ、突き進むと決めた彼女が見せた……躊躇い。
     ギターを取り出し、そのケース内に……する。
     用が済んだら、ケースを閉じ、封印する。
     恐らくそれが、今、彼女がとれる最善の行動。


    「……いや! ペットボトルで!」


     にも関わらず、彼女は頑なにペットボトルを使用しようとしている。
     詳細まではわからないが、彼女がこうまで頑なになるのは、
    恐らく、彼女が目標とする人物に何か余計な事を吹き込まれたからだろう。
     基本的には正しい知識を教えて頂けているのだが、
    彼女はしばしば、その素直さからか冗談を本気と捉えている事がある。


    「それが、ロックのLIVEじゃ普通みたいですから!」


     ロックのLIVEでは、普通……ですか。
     ですが、考え直してください。


     ここは、車内です。

    697 :

    破れちゃいそう(573マンタロウ)

    698 = 696 :



    「もう少し! もう少しで、SAに着きます!」


     ですから、我慢してください。
     チラリと後ろに視線を向け、言葉を続けようとした私の目に、
    彼女が、本当にペットボトルにすると決めたのがひと目でわかる光景が飛び込んできた。


    「んっ……んっ……!」


     飲んでいる。
     ペットボトルの中身を飲み干そうとしている。
     彼女の喉の動きから、流れ込む水の勢いがかなりのものとわかる。
     本来ならば、健康的で魅力のある姿なのだろうが、
    突貫で簡易トイレを作っているのだと思うと、残念ながら、何の魅力も感じなくなってしまう。


    「ぷはぁっ!」


     工事が、終わったらしい。
     いそいそと、空になったペットボトルを後部座席の足元に置き、
    役目を終えた筈のそれに、緊急の用向きを。


     ――止まらない。


     彼女は、自分の信じるロックを信じているのだ。
     我が道を突き進もうとする彼女を止めるのは、容易では無い。
     だが、本当に、もう少しだけ我慢していただくだけで良いのだ。
     だから……お願いします!


    「どうか! どうか、考え――」


     ぷぽうっ!


    「――直して……くださ……い」


     エアー。


     だが、その音は、どこか狭い空間へ向けて放たれたような、くぐもった音。


    「あ、あのっ!? 何が――」


     ぷぽうっ!


     エアー。


     二度目のその音を聞き、私は確信し……言葉を失った。
     彼女は、とんでもない事を実行しようとしている。


    「きっ、聞かないでくださいよ! プロデューサー!」


     ――ペットボトルに、大をしようとしているのだ。


     恥ずかしそうに顔を赤くする彼女とは逆に、私の顔は血の気が引き真っ青になっていた。

    699 = 689 :

    また>>1が粛々と脱糞投下してる…

    700 = 697 :

    ビッグベンかよ……


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