元スレ武内P「今日はぁ、ハピハピするにぃ☆」

みんなの評価 : ○
751 = 708 :
心「アピってもぉ、アピピッ! なんかなんか、のーすうぃーてぃー☆」
武内P「頑張ってください」
美優「お料理もね? あの人の好物を聞いて、こっそり練習して……まぁす!」
武内P「頑張ってください」
心・美優「はい、頑張ります!」
武内P「笑顔で、頑張ってください」
心「……でも、反応が薄くてさー……はぁと、不安になっちゃう……」
心「んぐっんぐっ……プハーッ!」
美優「私も、どうやって距離を……縮めたら良いのか……」
美優「んっんぐっ……プハーッ!」
心・美優「……ゲフゥ」
武内P「……良い、飲みっぷりです」
752 = 708 :
武内P「しかし……そろそろ、良い時間ですね」
心「おいおーい! 話は、まだこれからだろ☆ 落ち着け!」
美優「この流れだと……二次会、ですね?」
早苗「おっ、良いわね! 二次会からなら、他の子も来れると思うわ!」
楓「ふふっ! 短い二次会には、なりそうにありませんね、うふふっ!」
武内P「まだ……飲まれるつもりですか?」
心・美優・早苗・楓「勿論♪」
武内P「……」
753 = 708 :
美優「――酒は命の水だから」
・ ・ ・
菜々「うっ、おええっ!……ハァ……ハァ……うええっ!」
・ ・ ・
心「――大和撫子、ここにあり☆ ある!」
早苗「今日は朝まで、飲んだくれるわよ!」
楓「あ、もしもし? これから二次会なんですけど、どうですか?」
武内P「……あの」
武内P「もう少し、その……なんとかなりませんでしたか?」
754 :
ウサミンが死んじゃう…
あと武内P鬱憤溜まってません?
755 = 730 :
まさかアイドルをけしかける武内Pがみられるとは……
756 = 708 :
・ ・ ・
ちひろ「――昨日のお休みは、リフレッシュ出来ましたか?」
武内P「そう、ですね」
ちひろ「どこかに出かけたりしたんですか?」
武内P「いえ……一日中、寝ていました」
ちひろ「えっ、そうなんですか?」
武内P「一昨日の夜……いえ、昨日の朝まで飲んでいたので」
ちひろ「……ああ、成る程」
武内P「……」
757 = 708 :
ちひろ「それは……相当飲んだんでしょうね」
武内P「ええ、何を話したかも……よく、覚えていません」
ちひろ「そこまで……?」
武内P「……はい」
武内P「彼女達と――佐藤さん、三船さんと飲むと、何故か彼女達の担当から――」
武内P「ナイスリセット」
武内P「……と、言われるのですが」
ちひろ「毎回?」
武内P「ええ……毎回、ですね」
ちひろ「……」
758 = 708 :
武内P「私は……彼女達に、何か言っているのでしょうか?」
ちひろ「そうですねぇ……最近、ちょっと元気が無いかな、って思ってたんですけど」
ちひろ「今日見た時は、前みたいに元気になってましたよ?」
武内P「そう、ですか」
武内P「彼女達も、あまりに飲むと記憶が飛んでしまうそうなので……」
武内P「ですが――何故か、心機一転してやる気が出る――と」
武内P「……そう、言われます」
ちひろ「ふわっと……なんとなく、覚えてるって事でしょうね」
ちひろ「……ふふっ! プロデューサーさんの事ですから――」
ちひろ「笑顔で、アイドルを続けられるような事を言ったんでしょうね♪」
武内P「……だと、良いのですが」
おわり
759 :
乙
やはり武内Pは根っからのプロデューサーだな・・・
760 :
美優さんが案外普通だったので安心した
しかししゅがみゆには担当の方がいるのね…ちょっと残念
761 = 730 :
まゆに同じケアをしてあげてほしいね
翌日まゆPが生きていられるのかどうか確認してみたい
762 :
武内PがシンデレラP以外のPやってるという設定でないなら、武内Pがアニメに出てなかったアイドルと担当P差し置いて馴れ合うのも違和感あったから、今回みたいなのも個人的には嬉しい
763 :
小ネタ拾ってくれて、ありがとうございます!
764 :
>>761
心と美優さんはその、担当Pのイスの上でそういうことしないから
765 :
今まで出てこなかった子達との絡みも増えてきて嬉しい反面
いつ糞尿の被害にあうのかという恐怖も
766 :
「すみません」
耳に飛び込んできたのは、低い声。
沢山の花の匂いに包まれながら寝ていた私は、
その声を聞くまで、誰かが近くに来ていた事に気付かなかった。
こんな事では、留守を守っているとは言えない。
けれど、相手がこの人だったからこそ、私は眠り続けていた……なんて。
「誰か、居ませんか?」
高い――高い位置から聞こえるその声が、私の耳をくすぐる。
この人が、此処を訪ねてくる理由は、一つしか無い。
それは、私にとって、とても誇らしい事。
だから、私は私の役目を果たさなきゃいけない。
「――ワンッ」
寝そべっていたカウンターの陰から出て、声をかける。
なるべく驚かさないように……けれど、気づいて貰えるように、ハッキリと。
その甲斐あってか、彼は驚くことなく、ゆっくりとしゃがみ込み、
「……」
無言で、手の平を上に向け、差し出してきた。
凛ちゃんが、スカウトというのを最初にされた時は、こんな感じだったのかな。
普通の人なら、おいで、とか……何かしらの言葉を言うのに。
だけど、私は言葉なんてなくても、その差し出された手がどんな意味を持つか、知ってる。
「クゥ~ン」
テチテチと、足の爪がタイルに当たって音を立てる。
掃除をしたばかりで、まだ乾ききっていない床を歩くと、ヒンヤリしていて気持ちが良い。
けれど、足の裏が濡れたから、飛びつくのは、無し。
だって、これからお仕事なのに……スーツを汚しちゃ、悪いから。
「……」
差し出された手、その指先の匂いを嗅ぐ。
色々な……本当に、色々な匂いが入り混じった、独特な香り。
私の知っている、誰とも違う、この人だけの、匂い。
「……」
鼻先で感じる、手の暖かさ。
くすぐったかったのか、それとも、なんとなくかは、わからない。
指先が動き、私の鼻を小さく撫でた。
それがむず痒くて、お返しにその指先をペロリと舐め、
「ワンッ!」
急に何するの、と声をあげる。
おかげで、勝手に振れてしまう尻尾の付け根が、ちょっと痛いから。
767 :
ハナコ…?
768 = 766 :
「……」
私の声を聞いても、この人は、差し出した手はそのままに、しゃがみ込んでいる。
少し驚かせようと思ったのに、どこまでも、穏やかな空気で。
遊んで欲しい、という衝動をグッとこらえ、お淑やかに振る舞う。
尻尾の動きは誤魔化せないけど、それ位はお手の物。
「……」
私の頭が、スッポリ収まってしまいそうな、大きな手。
ちょっと固い手の平に顔を預け、頬を擦り寄せる。
その度に、擦り寄せた側――左の耳が、親指の付け根に当たってる。
フワフワの自慢の毛並みは、凛ちゃんもお気に入り。
「……」
人差し指が、遠慮がちに、耳の後ろを撫でてくる。
一撫で毎に、その強さは増していって、あっ、今が丁度良い!
うん、そう……んー……悪くないかな。
自然と目が細まっていくのがわかるけど、しょうがないじゃない。
「……」
続いて、親指が、目と目の間の毛を整えるように撫でてくる。
太い指が撫でてくる場所は広くて、気持ちよさに、思わず眠くなってきてしまう。
床はまだ濡れてるけれど、横になろうかな。
だって、眠くなったら、寝っ転がるのが普通でしょ。
「……」
ちょっとの間、手が離れるけれど、きっと大丈夫。
ほら、次に撫でて欲しい所、わかるよね。
その大きな手で、お腹を全体的に。
前の足を曲げて、目を見ながら、アピールして――
「……プロデューサー?」
――たけど、その声を聞いて、私はグルリと体を回した。
温かい手が触れるはずだった場所は、今はもう、冷たい床に接してる。
今の格好、見られてなかったかな?
見られてたら……ちょっと、まずいかも。
「渋谷さん」
「ごめん。ほんの少しだけ、裏に入ってて」
凛ちゃんの指が、おいでおいでと、サインを送ってくる。
だから私は、急いで凛ちゃんの元へと、カチカチと音を立てながら駆けつけた。
優しく迎えて入れてくれる、大きいけど、小さな手。
慣れた手付きで、笑いながら、頭を撫でてくる。
「ハナコ……浮気?」
「ワンッ!」
そんなんじゃないから!
769 = 766 :
・ ・ ・
「何、話してるんだろ」
カウンターの椅子に座りながら、ソワソワした様子で凛ちゃんは呟いた。
あの人が来てるのに、凛ちゃんがお店に出てるって事は、
用事があるのは、お母さんとお父さんだったんだ。
私はてっきり、凛ちゃんに用事があるんだと思ってた。
だって、朝からずっと、落ち着きが無かったし。
「何話してるんだろうね~ハナコ~」
凛ちゃんは私を抱き抱え、背中を撫でながら聞いてきた。
花と、凛ちゃんの匂いに包まれながら、考えてみるけれど、答えは当然出ない。
だけど、私にも、わかることがある。
今日の凛ちゃんは、いつもと違って、どこか不安そう。
「クゥ~ン」
私が凛ちゃんのために出来る事なんて、数える程しかない。
だから、その出来る事を精一杯、やろうと思う。
傍に寄り添う。
それが、望まれている事で……私も、それを望んでいるから。
「もう、ちょっと……くすぐったいって」
私にだけ見せる、弱気な表情の凛ちゃんの顔を……ペロリと舐める。
そうしたのは、凛ちゃんがアイドルになってから、二回目。
アイドルになってから、凛ちゃんは顔に何かを塗るようになったの。
その味が苦手だからしてこなかったけど――
――するべきだと思ったし、したいから、する。
「……ありがと」
ぎゅうと、抱きしめられる。
その声は、少しだけど、いつもの凛ちゃんに戻った気がする。
私は、凛ちゃんを撫でてあげたりも、抱き締めてあげる事も出来ない。
「……」
でも、ちょっと強く抱き締められた時、声を上げずに我慢する事は出来る。
「……」
凛ちゃんは、何も言わずに私を抱き締め続ける。
これで、背中を撫でてくれれば私としては、言うこと無いんだけど。
でも、こうやって抱っこされるだけっていうのも……まあ、悪くないかな。
せっかくだから遊んでも欲しいけど、我慢しないとね。
「後で、ボールで遊ぼうか」
ボール!? 本当に!?
770 = 767 :
飼い主に似るって本当ですね…
771 = 766 :
・ ・ ・
「ねえ、何話してたの?」
お散歩の途中、公園のベンチで一休み。
後ろの木が、照りつける日差しを遮ってくれていて、少し涼しい。
アスファルトを歩いてきた足を地面につけ、休ませる。
私の右には、凛ちゃん。左には、プロデューサー。
「渋谷さんの、スケジュールについてのご相談を」
タシタシと、尻尾を揺らして葉っぱを散らす。
付け根の所に葉っぱがあると、落ち着いて寝転がれないし。
うん、これで大丈夫。
これなら、ゆっくり出来るかな。
「……それだけ?」
遠くで、男の子達がボールで遊んでるのが見える。
良いなぁ、とっても楽しそう。
私も混ぜて欲しいんだけど、紐は、しっかり握られてるし。
前に駆け出した事があって以来、凛ちゃんは気をつけてるみたいなの。
「はい。それだけです」
さっきは、寝てる途中で起こされちゃったから、まだ眠い。
此処に来るまでに、かなりはしゃいじゃったのもあるけど。
話はまだ続きそうだから、寝てても問題無いと思う。
フワァと、一つ、大きなアクビをする。
「でも……だって……!」
凛ちゃんが、少し大きな声をあげたけれど、私の瞼は開かない。
それよりも、頭の位置を決める方が、今の私には大切だ。
あっ、顎をベターっと地面につけると、ヒンヤリして涼しい。
……うん、眠れそう。
「大丈夫です。何の問題もありません」
声が、どんどん遠くなっていく。
「渋谷さん、私を信じてください」
帰ったら、ボール遊びをして貰うんだから。
「……わかった、信じる」
きっと、沢山遊んでくれるに違いない。
「頼りにしてるから」
「はい。私は、貴女のプロデューサーですから」
凛ちゃん、元気になったみたいだし。
772 = 766 :
・ ・ ・
「……ァフ」
ふかふかの、私専用のベッドで丸まりながらアクビ。
あれから、いっぱいボールで遊んで貰った。
今日は、たくさん寝たけど、その分動いたから、もうヘトヘト。
いつもよりも、グッスリ眠れそう。
「ふふっ……信じてください、か」
凛ちゃんが、自分のベッドに寝転がりながら、呟いた。
今日は、一日落ち着きがない日みたい。
今もまた、ベッドの上で、コロリと寝返りをうったのがわかる。
だけどそれは、嬉しくて転がったみたいで、笑い声も聞こえてきた。
「何それ?……ふふっ」
凛ちゃんは、アイドルになってから忙しくなった。
お家に居る時間も減ったし、遊んでくれる時間も……短くなった。
――でも、前よりも、キラキラしてる。
ふとした瞬間見上げる横顔は、今までに無いほど、輝いて見える。
だからきっと、凛ちゃんはアイドルになって良かったんだと思う。
「……ァフ」
アイドルになって、今までに無い悩みも増えたみたい。
けれど、凛ちゃんは、いつもそれを乗り越えてる。
プロデューサーも、凛ちゃんを助けてくれてる。
だからきっと、何の問題も無い。
「……」
アイドルが何なのか、私にはわからない。
プロデューサーが、何をする人なのかも知らない。
今日だって、何があって、あの人が此処に来たのかも、サッパリ。
――でも、それで良い。
「……ふふっ!」
凛ちゃんが、幸せそうに笑っていれば、私にとってそれが一番だから。
「……ァフ」
……そろそろ、寝ようかな。
そうだ……今度あの人が来た時は、ボールを持って行こう。
「プロデューサー……ふふっ!」
凛ちゃんをこんな笑顔にさせるんだから、きっと、楽しいに違いない。
おわり
773 :
プロデューサーって業が深いわ…色々と
774 :
シリアスなしぶりん良い
775 :
ふと思ったけど千枝ちゃんはこの世界でも合法なのだろうか?
776 :
描写されてないけど、ハナコもプロデューサーの前でうんちしたんだろうな
777 :
乙す。無関係な第三者からみると、多分全員まともなんだろうなあ(目をそらしながら
778 :
>>775
千枝PとまゆPと武内Pは同期らしい
779 :
ハナコはそんなはしたないことはしないよ
780 :
己のなかの邪念といつも張り合ってる千枝Pとか面白そう。
781 :
ハナコかわいい
782 :
みりあと千枝ちゃんはどっちも合法だろう、二人のpは大変だな
783 :
クロスとかのまとめ
武内P「大人の魅力、ですか」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1510490903/
機動武闘伝Gガンダム(東方不敗編)
武内P「便秘、ですか」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1513243315/
GS美神
武内P「起きたらひどい事になっていました」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1510316855/
機動武闘伝Gガンダム(ドモン編)
DQ(勇者タケウチ)
仮面ライダー555
仮面ライダー555(魔法少女編)
涼宮ハルヒ(仮面ライダーキョン)
武内P「結婚するなら、ですか」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1510232193/
カウボーイビバップ
北斗の拳
キン肉マン(CP編)
プリキュア(大人組)
機動戦士ガンダム(シャア編)
シティーハンター
武内P「クローネの皆さんに挨拶を」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1509970245/
聖闘士星矢(ギャグ)
覇王大系リューナイト
銀魂
らんま1/2
聖闘士星矢(クロス)
武内P「アイドル達に慕われて困っている?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1509802732/
キン肉マン(アスタリスク編)
ハローキティ(サンリオピューロランド編)
ポケモン
武内P「今日はぁ、ハピハピするにぃ☆」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1509708830/
水曜どうでしょう(マレーシアジャングル探検)
ハローキティ(新幹線編)
キン肉マン(Krone編)
784 :
書きます
武内P「ドッキリ、ですか」
785 = 784 :
未央「そうそう! でさ、協力して欲しいんだよね!」
武内P「協力……私が、ですか?」
卯月「プロデューサーさんと言い争ってるフリをして、ですね?」
武内P「……はあ」
凛「皆が、どういう反応をするか見たいんだって」
武内P「……成る程」
武内P「お話は、わかりました」
786 = 784 :
未央「協力してくれるの!?」
武内P「いえ、申し訳ありませんが……お断りします」
卯月「あー……プロデューサーさんなら、そう言うと思いました」
武内P「ドッキリを仕掛けるにしても、別の方向性はどうでしょうか?」
凛「そうだね。あまり、趣味が良いとは言えないし」
未央「……」
未央「……どうしてそんな事言うの?」
卯月・凛「……」
卯月・凛「えっ?」
武内P「……」
787 = 784 :
未央「ただのおふざけじゃん! ねえ、そんなに駄目!?」
卯月「みっ、未央ちゃん!?」
凛「おっ、落ち着いてよ、未央!」
未央「……もう良いよ」
未央「私、アイドル辞める!」
卯月・凛「!?」
武内P「待ってください!」
卯月・凛「!?」
武内P「本田さんは、アイドルを辞められてしまっては――」
武内P「――ただの美少女になってしまいます!」
卯月・凛「ほあっ!?」
788 :
ただのというか距離感が近いドスケベ系美少女に
789 = 784 :
卯月「ぷっ、プロデューサーさん!? 何言ってるんですか!?」
凛「変な事言ってないで、未央を止めてよ!」
未央「な~んちゃって! ドッキリ大成功~!」
武内P「……」
卯月・凛「……はい?」
未央「いやー! どうだった? 私の演技!」
卯月「え、演技……?」
未央「プロデューサーも、良い演技だったよ!」
凛「プロデューサーも、って……アンタもグルだったの!?」
武内P「……すみません。どうしてもと、そう、言われて」
卯月・凛「……!?」
790 = 784 :
未央「ほら! 騙すには、まず味方からって言うじゃん?」
武内P「私は……駄目だと言ったのですが」
凛「でも、結局流されてるし……有り得ないんだけど」
未央「まあまあ、しぶりん! そう怒らないでってば!」
未央「……って、しまむーは、驚いて固まっちゃったかな?」
卯月「……」
卯月「……ひどいです」
未央・凛「……」
未央・凛「えっ?」
武内P「……」
791 = 784 :
卯月「私……もう、ニュージェネをやっていく自信がありません」
未央「しっ、しまむー!? ご、ごめん! そこまで怒るなんて!」
凛「うっ、卯月落ち着いて! ただの悪ふざけだってわかったんだし!」
卯月「……もう良いです」
卯月「私、プロデューサーさんと一緒になります!」
未央・凛「!?」
武内P「待ってください!」
未央・凛「!?」
武内P「島村さんは、まだ17歳です! 一緒になるのは――」
武内P「――3年後、20歳になった時と約束したはずです!」
未央・凛「ほああっ!?」
792 = 784 :
未央「何!? 何!? 約束って何!?」
凛「二人共何言ってるの!? ねえ、ちょっと!」
卯月「……な~んちゃって! ドッキリ大成功です♪」
武内P「……」
未央・凛「……はい?」
卯月「実は……未央ちゃんから話を聞いて、すぐに……」
未央「プロデューサーに相談してたって事……!?」
卯月「それで、逆ドッキリを……えへへ♪ 頑張りました!」
凛「逆ドッキリ、って……ねえ、またグルだったの!?」
武内P「……すみません。どうしてもと、そう、言われて」
未央・凛「……!?」
793 = 784 :
卯月「こうでもしないと、未央ちゃんは止まらないかな、って」
武内P「私は……他に方法があると、そう、思ったのですが」
未央「いやー、効いた……良薬口に苦しって言うけど、思い切り効いたよ」
卯月「えへへっ♪ 演技も、ちょっと勉強したんですよ!」
卯月「島村卯月、頑張りました!」
凛「……」
凛「……ふざけないでよ」
未央・卯月「……」
未央・卯月「えっ?」
武内P「……」
794 = 784 :
凛「プロデューサーは、どうして私に黙ってたの?」
未央「し、しぶりん? もしかして……マジギレしてる?」
卯月「ごっ、ごめんね凛ちゃん! これしか思いつかなくて……!」
凛「……もう良い」
凛「エッチまでしたのに、ふざけないでよ!」
未央・卯月「!?」
武内P「?」
凛「!?」
未央「えっ……プロデューサー、なんかキョトンとしてない?」
卯月「何だか、話がまるで伝わってないみたいな……」
凛「ちょっと!? ねえ、ちょっと!?」
795 = 784 :
凛「エッチまでしたのに、ふざけないでよ!」
武内P「……?」
凛「……!?」
未央「ねえ、しぶりん……まだ、続ける?」
卯月「あの、凛ちゃん……もう、見てられないんです……けど」
凛「二人は黙ってて!」
未央・卯月「……はい」
凛「エッチまでしたのに、ふざけないでよ! プロデューサー!」
武内P「えっ!?」
武内P「す、すみません……先程から、私に言っていたのですか!?」
凛「ふうううぅぅぅん!」ジタバタ!
未央・卯月「……」
796 = 784 :
凛「なんで!? どうして自分じゃないと思ったわけ!?」
武内P「あ、いえ、その……」
武内P「島村さんと、渋谷さんが、実は……という関係で」
武内P「本田さんに対する、二段ドッキリだと……そう思っていました」
凛「なんで!?」
武内P「し、島村さんと、渋谷さんが、ですね」
武内P「逆ドッキリを仕掛けようと提案されたタイミングが……はい、ほぼ同時期で」
武内P「……なので、企画に変更があったのだと、そう、考えました」
凛「……!?」
未央・卯月「……あー」
797 = 784 :
未央「それは……しょ、しょうがないよね! うん!」
卯月「は、はい! むしろ、タイミングが良すぎたんですよ!」
凛「っ……な~んちゃって! ドッキリ! ドッキリだから!」
凛「だから、もうこの話は無し! 良い? 終わり!」
未央「う、うん」
卯月「は、はい」
武内P「待ってください」
未央・卯月・凛「!?」
武内P「渋谷さん……貴女は、それで良いのですか?」
武内P「ドッキリが失敗……いえ、空振りしても、笑顔でいられますか?」
凛「……そんなの……出来るわけない……!」
未央・卯月「……」
798 = 784 :
・ ・ ・
一時間後
未央「……なんかごめんね、しまむー」
卯月「……いえ、私もふざけちゃったのがいけないんです」
未央「っと……そろそろ、時間だね」
卯月「……ですね」
未央「しっかり打ち合わせして、練習時間も取るから……ってさ」
卯月「私達に言ったら……ドッキリになりませんよね」
未央・卯月「……」
未央「……まあ、良いか」
卯月「……はい、早く終わらせましょう」
799 = 784 :
ガチャッ
未央・卯月「……失礼します」
凛「ずっと見てるって、プロポーズでしょ!?」
武内P「渋谷さん! 台詞が! 台詞が打ち合わせと違います!」
凛「LIVEは打ち合わせ通りにいくとは限らないから!」
武内P「待ってください! ですが、その流れはあまりにも!」
凛「打ち合わせ通りにすれば満足!? それで良いの!?」
武内P「お願いします! どうか! どうか、打ち合わせ通りに!」
凛「エッチしてよ!」
武内P「助けてください! 本田さん! 島村さん! 助けてくださ――い!」
未央・卯月「……」
未央・卯月「うわぁ」
800 = 784 :
凛「ねえ! なんで、二人に助けを求めるわけ!?」
武内P「す、すみません!」
凛「謝って欲しくなんかない! 訳を聞いてるの!」
武内P「――!」
武内P「……渋谷さん」
武内P「どうして、貴女に言う必要があるのか……私には、わかりません」
未央「あっ、台本の流れに入ったね、今」
卯月「はい。私も、わかりました」
凛「はあっ!? わからない!? ふざけないで!」
凛「アンタ、私のプロデューサーでしょ!?」
未央「おっと、しぶりん気づいてないね」
卯月「今の凛ちゃん……凄く、イライラしてます」
みんなの評価 : ○
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