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    元スレモバP「飛鳥のいろんなデレがみたい」

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    451 = 1 :

    「――という感じで、話がまとまりそうなんですよ」

    ちひろ「さすがですね♪ それにしても、作詞を飛鳥ちゃんにお任せするというのはプロデューサーさんのお考えで?」

    「ええ。飛鳥にはこれから話すつもりですが、どんな歌詞を紡いでくれるか今から楽しみですよ」

    ちひろ「断られるとは思ってないんですか?」

    「飛鳥ならやってくれますよきっと。飛鳥のセカイってやつを思う存分に表現するいい機会でもありますから」

    ちひろ「そうですか。ふふ、では私は少し席を外しますね」

    「え? ああ、どうぞ。――ふぅ、これでやっと飛鳥と顔を合わせられるな」

    飛鳥「……ボクが何だって?」

    「お、いいところに。……ほんとにいいとこに来たな、まるでタイミングを見計らったかのような」

    飛鳥「そんなことは些末な事さ。それで、ボクに何か話があるんじゃないのかい?」

    「まあな。今度飛鳥に新曲をあげられそうなんだ」

    飛鳥「新曲……ボクに?」

    「そう、飛鳥だけの曲。そこでもし飛鳥にその気があるなら、その曲の歌詞を書いてみないか?」

    飛鳥「! ボクが、ボクの曲に歌詞を……?」

    「飛鳥のセカイを俺やファンのみんなに見せつけてくれたらなと思ったんだ。曲はまだ出来てないけど、今ここにいる二宮飛鳥ってアイドルを飛鳥自身で伝えてほしい。どうだ?」

    飛鳥「……キミには視えているんだろう? 広がり続けるセカイの中心にいるボクを。以前とはまた違うステージを歩んでいるボクの姿を」

    「そんなところかな。もちろん無理強いはしないが」

    飛鳥「いや、やらせて貰おう。キミが一歩先を見据えているのなら、ボクが応えないでどうするんだ。ボクの持てる総てを歌に乗せて、伝えてみせるよ」

    「そうか、そいつは曲の完成が待ち遠しいな」

    飛鳥「だけどボクは作詞なんて本格的にしたことなどないんでね。キミにも何か手伝って欲しいな。今のボクの大半を形作ったキミだ、それくらい……いい、よね?」

    「俺に出来ることならな。先に言っておくと、俺も作詞なんてしたことないからそんなに力にはなれないぞ?」

    飛鳥「そんな事はないさ。こうして側にいてくれるだけでも、ボクにとっては……」

    「飛鳥……」

    飛鳥「……」

    「……」

    飛鳥(どうしよう……この空気、自分で誘発しておきながらキミの出方を伺うしか、ボクには……!)

    (誰かはよきてくれーー!! 誰でもいいからこの空気を、手遅れになっても知らんぞーー!!)

    ちひろ(ああもう何やってるんですか!)


    結局ちひろに助けてもらい、しばらく笑顔が怖かったとかなんとか

    452 = 1 :

    「事務所の中では気を付けないとな……」

    「しかしお預け食らったみたいでどうもなあ。飛鳥もあの時何を考えてたんだろうか」

    「そろそろ引き際を見極める時かな、あくまで俺はプロデューサーで飛鳥はアイドルなんだから。それにだいぶデレもみれたことだし」

    「と思ってはみても、やめられそうもない俺っていったい……? ええい、今は余計なことを考えず次は>>453だ!」

    453 :

    飛鳥を膝の上にのせてホラー映画(濡れ場マシマシ)を見る

    454 :

    ちひろさん相手にドッキリ仕掛ける相談アンド実践

    456 :

    「ホラー映画を観る、のはいいがなぜ俺は飛鳥を膝に乗せるところまで想像したのだろうか」

    「しかも中身は濡れ場の豊富なやつ……勢いと流れによっては俺の理性が非常にヤバいやつですね分かります」

    「良作ホラー映画の調達は小梅がいるとして、濡れ場が多いって注文つけるのはちと情けないな。しゃーないか」

    「小梅が持ってるやつならまあ、R指定も無さそうなラインで飛鳥が観ても大丈夫だろ。大丈夫だよな? ……大丈夫かな」



    小梅「……いいよ。今度持ってくるね、 えっと……なるべく怖くて……」

    「際どい濡れ場があるやつな。にしてもホラーに関してはさすがだよほんと」

    小梅「えへへ……プロデューサーさん、1人で観るの?」

    「いや違うけど、あっ」

    (まずった、小梅って誰かとホラー映画観るのも好きなんだよな。正しくはホラー映画を観ている人を観察するのが好きって感じか。それより借りるだけ借りるってのはどうなんだ……?)

    小梅「同僚さん? ……それともお友達? どんな人か教えてくれたら……他にも面白いの……貸せるかも」

    「うーん…………」

    (小梅が居たらストッパーになってくれてちょうどいいんじゃないか? いや、むしろ小梅も居るという状況を逆手に? そうでなくとも二人きりか他に誰かいるかだと飛鳥の反応変わりそうだけど、どうしよう?)


    >>457

    ①小梅も誘おう
    ②飛鳥と2人きりがいい

    458 = 1 :

    小梅の監視下での羞恥プレイルートですね(?)

    2人きりだとおそらく飛鳥に主導権握られた上での理性との戦いになってました。続きはなるべく早く書きますん

    459 :

    (うん、やっぱり小梅が居てくれた方が良さそうだ)

    「実はな、飛鳥と観ようかなって企んでたんだよ」

    小梅「飛鳥ちゃん……?」

    「飛鳥って格好付けたがるだろ? だから恐怖心を煽られてなお体裁をどこまで保っていられるかってさ」

    小梅「……あー」

    「加えて濡れ場シーンを目の当たりにさせればますます平常心ではいられなくなるはずだ。あの飛鳥がコロコロ表情を変えるかもしれないところ、気にならないか?」

    小梅「……良い反応してくれそう」

    「じゃあさ、小梅も一緒にホラー映画観てくれないか? 2人で飛鳥の反応も楽しもう」

    小梅「? 私もいいの……?」

    「DVD借りるだけ借りてってのもなあ。それに小梅も誰かとホラー映画観るの好きだろ? ならどうだ?」

    小梅「……うん。とびっきりのやつ、探してくる……♪」

    「ほ、ほどほどにな? 俺も得意ってほどでもないから、な?」



    後日、P宅

    小梅「お邪魔します……」

    (そわそわと物珍しそうに中へ入ってくる小梅と)

    飛鳥「……」

    (何やら物言いたげな視線を寄越してくる飛鳥であった。まる)

    「適当にくつろいでくれ。あ、持ってきてくれたか小梅?」

    小梅「ばっちり……どれにしようかな……?」 ゴソゴソ

    「いくつか持ってきたんだな。決まったら貸してくれ。……どうした飛鳥」

    飛鳥「別に何でもないさ。何でも、ね」

    (他のアイドルも招いたせいだろうなあ。ま、小梅が仕掛け人というかこちら側だとは露にも思うまい。存分に楽しませてもらうとしよう)

    460 = 1 :

    (テーブル前のクッションに飛鳥と小梅、2人をベッドから見下ろせる位置に俺が座ってる。手を伸ばせば届く距離だ。昼間だけど部屋を暗くして雰囲気も出ている)

    (ホラー映画に気を取られてる隙に脅かすには絶好のポジションだが、ちらちら飛鳥がこっちを向いてくるのはどうしたものか。小梅の手前、いつもより俺との距離が離れてるせいもあるのかな)

    (小梅には飛鳥の反応を引き出すことは伝えてあるし、ぼちぼち飛鳥にちょっかい出してみよう)

    「今のところ展開が穏やかだな。いきなり脅かしてくるタイプなのか?」

    小梅「そういうシーンもあるけど……ふふふ」

    飛鳥「もったいぶるね。おおかた綿密に人間模様を描いて感情移入を誘ってから、じわじわと絶望へ引きずり下ろしていくんだろうさ」

    小梅「飛鳥ちゃんって、ホラー……好き?」

    飛鳥「生憎どちらとも云えないな。好きでも嫌いでも無ければ、得意でも苦手でもないよ」

    小梅「そうなんだ……。幸子ちゃん、この前一緒に鑑賞した後……しきりに後ろを気にしてたっけ……」 チラッ

    (お、小梅からの合図だ。さてさて)

    飛鳥「彼女は感受性が豊かそうだし、仕方ないんじゃないか?」

    小梅「その時に観たのはね……主人公はずっと……誰かに見られてる感じがするの。取り憑いた悪霊が、あの手この手で振り向かせようとして……」

    飛鳥「……」

    小梅「振り向いたら、最後…………主人公も頑張ったんだけど、やっぱり駄目だったの。……ある時にね、突拍子もなく……こんな感じの、一人暮らしの部屋にいたのに……誰かから、肩に……手を置かれて……」

    (……ああ、そういうことか) ポンッ

    飛鳥「っ!?!?」 ゾクッ

    小梅「……飛鳥ちゃん、どうかした?」 チラッ

    (グッジョブ小梅、つか手慣れすぎだろ!) グッ

    飛鳥「な、何でもない……! くっ……P? 今のは……」

    「おっ、不穏なBGMが流れてきたぞ。こっからじゃないか?」

    小梅「うん、そろそろ……かな?」

    飛鳥「む……」

    (こうして映画とリアルの両方に精神を削られる飛鳥であった)

    461 = 1 :

    飛鳥「…………」

    「結構凄いな濡れ場……でもこっから何か出て来たりして。大丈夫か飛鳥?」

    飛鳥「あ、あぁ……問題ないさ。必要なシーンなのかは理解しかねるが、不意を突くには確かに絶好ではあるね。それと……決して怖じ気づいたという訳では無いが、壁に背を預けられたら特にいうことはないかな……」

    「おっ? じゃあこっち来てもいいぞ」ポンポン

    飛鳥「こっち、って?」

    「壁が欲しいんだろ? 俺が壁になろうじゃないか」

    飛鳥「」

    「ほらほら、俺の膝の上じゃちょい座り心地悪いかもだけど」

    飛鳥「んなっ、な……ボクを……コドモ扱いしているのかい?」

    「俺としても近くに誰かいたら気が紛れるしさー。……なんなら小梅、こっち来る?」

    飛鳥「!?」

    小梅「んー……飛鳥ちゃんが行かないなら、プロデューサーさんのところ……行ってみたい、……かも?」

    飛鳥「待つんだ小梅、キミは欠片も怖がっていないじゃないか。Pのひ……膝に座る理由は無いはずだ。そうでなくとも、少しは自分の身を顧みるべきだろう」

    小梅「?」

    飛鳥「? じゃなくてだね……」

    「どっちでもいいよ、飛鳥が来ないなら小梅来てくれないか?」

    飛鳥「ぐっ………………ふ、ふふふ」

    (笑い出した……壊れたか?)

    飛鳥「いいさ、踊らされてあげるよ……P。小梅を人質に取るとは恐れ入ったね。あぁ理解ったとも、言い出したのはボクだ。キミの提案を受け入れようじゃないか……!」

    (隣で小梅が微笑ましそうにしているのを、自棄になった飛鳥では気付くべくもないな)

    「じゃあほら、どうぞどうぞ」

    飛鳥「…………こ、これでいいんだろう?」 ポフッ

    「おおぅ……」

    (あー飛鳥の髪の匂いとか膝への柔らかでちょっと骨ばってなくもない感触とかこのまま抱き締めたくなる華奢な身体とかこれは想像以上にヤバいヤバ過ぎる俺は映画が終わるまで飛鳥に手を出さないでいられるだろうかいやいられない嗚呼許されるのなら今確かめたいただ飛鳥が飛鳥であるその証でもそうならないよう小梅が飛鳥もとい俺の方を楽しそうに観察していてすんでのところで俺はこの膝の感触だけで満足出来そうというかするしかないなこれは)

    飛鳥「……ま、まぁ、意外と座り心地は悪くないみたいだ」

    (しかし映画の中で濡れ場はまだ続いてるから否が応でもこの体勢は今みてる映像をダイレクトに象徴していなくもなくてあんなもんみせられて俺はお預けですかそうですかとセカイの残酷さにうち震えるしかないこの状況をどうにか打破したいと思わないではいられないだろと世の男性諸君に問いたいのだが一体俺はどうしたらいいのだろう助けて神様仏様)

    飛鳥「……急に無言でいられても困るんだが、P?」

    「…………」

    飛鳥「…………」

    小梅(2人とも、真っ赤だなぁ……今映ってるシーンのせい……?)


    終始Pと飛鳥は変な気分のまま鑑賞会が続いたとさ

    462 = 1 :

    「……生殺しとはこのことか」

    「飛鳥は飛鳥でその後ずっと律儀に俺の膝の上だもんな……正直映画の内容が思い出せん」

    「もし小梅がいなかったら膝の上は避けられてたかな? 得したのかどうなのか今となっては、だな」

    「飛鳥の女の子らしい感触、しばらく忘れられそうもないや。一旦落ち着いて、>>463でもしてみようか」


    コンマ89以上でーED

    463 :

    お忍びで温泉旅行

    464 :

    逝ったか……

    465 = 1 :

    やっと……終わったんやなって

    安価こなしてー展開のデレパート(?)をこなした後にED、の流れになります
    EDでは+値も何かしら展開を左右するようにしますが、ノープランなのでどうなるやら

    半年近くに渡りましたがようやく終演と相成りそうです。もう少しだけお付き合い頂ければ幸いです

    466 :

    ようやく終わるのか 嬉しいような寂しいような

    467 :

    おっつおっつ
    最後まで楽しみにしてる

    468 :

    本当に怖いホラー映画って実はなかなかないよね…
    怖くないけど面白いホラーもあるし

    最後がどうなるにせよ終わるのはいいことだ
    楽しみだなー

    469 :

    「お忍び温泉旅行、か」

    「足湯なのを伏せて混浴誘った時もあったなあ。温泉旅行なんて誘ったら警戒されるかもしれん」

    「……というかカップルでもないのに温泉旅行誘ったってどうあがいても警戒されるに決まってるか。日帰りならまあ……うーん」



    飛鳥「温泉旅行?」

    「もちろんお忍びでな。秘湯でもあればいいんだが」

    飛鳥「……」

    (ひとまず声掛けてみてそれから考えたかったけど、何だか思い詰めたように悩み出してそれどころじゃないな……撤退するか?)

    飛鳥「質問、いいかな」

    「あ、ああ。どうぞどうぞ」

    飛鳥「その旅行は日帰りかい? それとも泊まり掛けで?」

    「決めてない、ですはい」

    飛鳥「ふぅん……なら、キミはどちらがいい? 日帰りか、それとも泊まり掛けか」

    「え、いや、どちらでも……俺は飛鳥が」

    飛鳥「ボクに委ねるのは認めないよ。今キミに聞いているのは、キミ自身がどういうつもりで温泉旅行をボクに持ち掛けたのかはっきりさせたいからなんだ」

    「えっと、もしかして怒ってる?」

    飛鳥「ボクは冷静さ。冷静だから、何故キミがそんなことを提案したのか、見極めなければと思い至ったんだ」

    (やっぱり気楽に誘っていいもんじゃなかったか……この前の混浴の件も響いてるのかな)

    飛鳥「……ふぅ、仕方ないな。何か勘違いしているみたいだから宣言しておくが、ボクはキミの提案を魅力的に捉えているんだよ」

    「え、そうなの?」

    飛鳥「だからこそ、キミがボクを誘う真意を識りたいんだ。キミは……ボクをどうしたいのかを」

    「どうしたい、って」

    飛鳥「温泉旅行だろう? いくら何でも、意識するなって方が無理な話じゃないかな。また騙されるのも癪だしね」

    「うっ……根に持ってたか、俺が悪いんだけどさ」

    飛鳥「もう一度聞くよ。日帰りなのか、泊まり掛けなのか、キミはどちらを望んでいるんだ?」

    「俺は――>>470

    00~32…日帰り
    33~66…決められない
    67~99…泊まり掛け

    470 :

    しゅたっと着地

    471 :

    今夜は寝かさないぜ!
    レッツパーティー!

    472 = 1 :

    コンマ如何でEDの流れが決まっていきますので、マイナスの中でも報われたり、とことん病んだりするかもしれません

    飛鳥には一握りの幸せくらいは掴んでほしいですね(すっとぼけ

    473 :

    一握りの幸せも与えない気か

    475 :

    ここからバッドエンドになるの逆に難しそうではあるが

    476 :

    これだけやって飛鳥くんをただのパートナー扱いとかしたら
    刺されても文句は言えない

    477 :

    「泊まり掛けで行けたらとは思うけどさ、色々難しいし」

    飛鳥「障害なんか排除出来るさ。問題点を挙げてみてくれ」

    「そりゃあ何といっても世間体だろ。俺達はプロデューサーとアイドル、しかも飛鳥はまだ中学生。泊まり掛けで行ったのがバレたらアウトもいいところだ」

    飛鳥「それなら何とかなる。志希の失踪に付いていった先で世話になった旅館だ。立地といい人目を避けれるんじゃないか? それに利用客の情報を漏らすようなところなら、とっくにボクらは問題になってるよ」

    「んー、でもそこって温泉あるのか? それに場所や旅館の名前は覚えてる?」

    飛鳥「どうだったかな、LIVEも控えてたしとにかく通された部屋ですぐ休むことにしたから……。ま、まぁ旅館というくらいだから風呂設備は充実していたと思うよ」

    「……じゃあそこに二部屋取れたら第一の問題はクリアということにしようか」

    飛鳥「二部屋? あぁ、ダミーという事かい?」

    「ダミーというか、同じ部屋に泊まったりしたら怪しむなってのが無理だしな、誰に見られるとも分からないんだから。というかそれ以前に飛鳥もその方がいいだろう?」

    飛鳥「ふむ……最悪押し掛ければ何とでもなるか」ボソッ

    「2人で来ること自体怪しいことこの上ないけど、世話になった挨拶とお礼も兼ねてってことで何とか通すか……近くで仕事があることにもしとこう。あれ、じゃあ他に問題は?」

    飛鳥「ほら、障害なんてこんなものさ」

    「飛鳥が乗り気でいてくれてるもんなあ。でも運悪く他の利用客に騒がれでもしたら」

    飛鳥「その時は部屋で大人しくしていればいい。部屋風呂はあったし、それが不満ならボクが、……せ、背中くらいは流してあげても、いいよ」

    「そいつはなかなか――って無理するなよ? 気持ちだけ受け取っておくから」

    飛鳥「……早苗さん達のそういうサービスは受けておいて、ボクでは嫌だとでも?」

    「何で知ってるんだよ!?」

    飛鳥「ほぅ、やはり事実だったのか。早苗さんならやりかねないとは思っていたが」

    「一度ならず他のメンバーも引き連れてくるとは思わなかった……うん、ならその時はお手柔らかに頼む」

    飛鳥「決まりだね。後はボクがあの旅館の所在を思い出すだけだ」

    「思い出せなかったら?」

    飛鳥「……。志希をもう一度解き放とう」

    「おい」

    478 = 1 :

    そして

    「まさかほぼ貸切状態とは……都合はいいけどここの経営は大丈夫なのか?」

    飛鳥「知る人ぞ知る場所なのかもね。存分に利用させて貰おうじゃないか」

    「じゃあ荷物を置いてきてひとっ風呂浴びてこよう。貸切の露天風呂か、贅沢だなあ。ゆっくり入ろうな」

    飛鳥「となると、キミの背中を流しにはいけないが」

    「いいっていいって。あ、そういえばエクステどうするんだ? さすがに外した方がいいよな」

    飛鳥「……うん。今日なら、いいかな。いよいよキミにありのままのボクを晒す刻が来たようだ」

    「そんな大事なのか……」

    飛鳥「あぁ、キミも覚悟しておいてくれ。ボクも覚悟をーー決めてきたから」

    「お、おう。さてと、じゃあまた後で。風呂上がったら部屋にいるから、好きなタイミングで来てくれ。食事の時間まで何かしてよう」

    飛鳥「了解。またね、P」



    「ふぅ……」 チャポッ

    (覚悟しておいてくれ、か。いよいよ言い逃れも出来そうにないな。俺が飛鳥をどう思ってるのか聞いてくるんだろう、当然だ。なあなあにするには踏み込み過ぎた)

    飛鳥『P、そこにいるのかい?』

    「ん、おお。いい湯だぞ。もしかしてそっちもお前1人か?」

    飛鳥『どうやらそうらしい。これならキミの背中を流しにいっても大丈夫そうかな』

    「こらこら、やめなさい」

    飛鳥『ふふ、冗談さ。それは部屋風呂で、ね』

    「……」

    (飛鳥からひたむきな、そしてどこか歪んだ好意を感じる。ずっと気付かない振りをしてきた俺にそれを受け入れる資格があるのだろうか。好きなように振り回してきた結果だというなら、そして俺自身が望むなら、俺は、飛鳥をーー)

    飛鳥『P? もう上がってしまったのか?』

    「いるよ、いるいる。のぼせそうになったら上がるさ」

    (覚悟を決めよう。この旅行中に、俺は飛鳥を……>>479)


    00~32…あくまで自分は飛鳥のプロデューサー
    33~66…全てを打ち明けて一線を引く
    67~99…たとえこの先どうなろうとも、飛鳥を受け入れる

    479 :

    へーい

    481 :

    世界レベルとは何だったのか

    482 :

    Pが引いても飛鳥が引くとは限らぬぞ

    483 :

    一線を弾けるのか

    484 :

    >>479
    やっちまったなあ

    485 :

    流行の最先端に乗ってしまってスヤァしてたのでもうしばしお待ちを……

    書くつもりはないんですけど、もしこの後飛鳥に絡め取られるようにえっちな展開になったりでもしたら、その部分を見たいという業の深い方はいらっしゃるのだろうか

    486 :

    その部分だけR板でどうぞどうぞ早く早くまだかまだか

    487 :

    みせてくれ

    488 :

    とりあえず脱いだ

    489 :

    (嘘をつくのだけは駄目だ、飛鳥も納得しない。……打ち明ければ納得するかといえばまた別な話だが)

    (こんな半端な気持ちで飛鳥を弄んじゃいけないよな。まだ14歳の女の子だぞ。飛鳥にはもっと、自由に羽ばたいてほしい。引き際を見誤ったせめてもの償いはしなければ)

    (……。心残りが無いわけじゃない。飛鳥と過ごした日々は少なからず満たされていたんだから)

    「そろそろ……上がるよ。また後でな」

    飛鳥『うん。また、後で』



    (旅館の方に気を利かせてもらって俺の部屋で飛鳥と一緒に夕食を頂いた。後はもう、寝てしまうまでの間に打ち明けなければ)

    「飛鳥、話があるんだ。いいかな」

    飛鳥「……理解ってるよ。この刻を待っていたんだ、キミから来ないならボクから話すつもりだったからね」

    「そうなのか? 一応聞くけど、俺が今から何を話そうとしていたと思う?」

    飛鳥「ボクらの事について、だろう? いい加減はっきりとさせておきたかったんだ」

    「そうか……そうだよな」

    飛鳥「余計な言葉が要らない関係というのも悪くはないが、それでもボクは、キミからの確かな答えを待っていた。今、この局面においてなお先送りにはさせられない。ボクらしかいないこの場所で……キミの言葉が、キミの答えが欲しい」

    (これから告げる答えが飛鳥の望んでいないものだったとしても、ここでうやむやには出来ない。はっきり、させよう)

    「飛鳥、聞いてくれ。俺が出した、出さなきゃいけない答えってやつを」

    飛鳥「……うん」

    「今まで……散々俺のわがままに付き合わせたな。でももう、それもお終いだ。明日からプロデューサーとアイドルらしい関係に戻ろう」

    飛鳥「……? えっ?」

    490 = 1 :

    「元々はクールな飛鳥のデレるところをみたいなんて俺の安易な考えから始まったんだ。それがいつしかこんなところまで来るようになって、もっと早くに歯止めを掛けなきゃいけなかったんだ」

    飛鳥「P? キミは……何を……」

    「謝って済む問題じゃないけど、ずっと付き合わせてすまなかった。受け入れてくれる飛鳥に甘え過ぎてたな……それももう、今日で止める。俺達のあるべき距離感に戻そう」

    飛鳥「違う、違う違う! ボクが欲しかったのは……聞きたかったのは、そんな言葉じゃない!」 バッ

    (浴衣の胸倉を掴まれてしまった。怒っているのかと思いきや、今にも飛鳥は泣きそうな顔をしている……)

    飛鳥「たとえ始まりがそうだったとしても、ボクらの過ごしてきた日々は……全て偽りだったというのか? ボクはただの道化に過ぎなかったと、キミは……」

    「……」

    飛鳥「違うだろう? キミによって育まれたこの想いは、に、偽物なんかじゃない。ボクを付き合わせたと云うが、共に過ごした時間は……嘘じゃなかったはずだ。あの日々が計算で成り立っていたとは、ボクには思えない」

    「……」

    飛鳥「……どうして黙ってるんだよ。何とか言ってくれ、本当にボクが道化みたいじゃないか……。今更無かったことになんて、ボクには……出来ないんだから」

    「……」

    飛鳥「ねぇ、嘘なんだろう? そうやってまたボクの反応を……ボクの、反応……?」

    「飛鳥……」

    飛鳥「……嫌だ。ボクの知っているPは、ここにいるんだ。ボクが好きなPはここにいるんだ! ……そうだよね、P……?」

    (飛鳥が感情のままに俺に泣きすがっている。俺は、そんな飛鳥をーー)


    +値がコンマに影響します

    01~69…突き放せなかった
    70~00…突き放した

    491 = 1 :

    安価忘れた……

    >>492 のコンマでお願いします

    492 :

    ほい

    493 :

    突き放した~

    494 :

    終わらせてあげてよぉ

    495 = 1 :

    バッドエンドかはたまたヤンデレエンドか、いろいろ考えておりますので気長にお待ちください

    496 :

    これは刺されますね・・・

    497 :

    あっ...

    499 :

    さよならは突然に

    500 :

    はやくはやく


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