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    元スレモバP「飛鳥のいろんなデレがみたい」

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    301 :

    ここらでちょっと突き放してみたいと思うは僕の悪い癖でして

    302 = 299 :

    ハッこれは…P! ワナだ!

    303 :

    (ただでさえ弱ってるところに突入するのは鬼畜の所業だよな……さすがに自重しとこう)

    (飛鳥が出て来るまで待つか。着替えるくらいの余力はあったはずだしすぐ来るだろう)



    (――と思ってたら20分は経ってる……いくら何でも遅いよな)

    (まさか倒れてたりは……ち、ちひろさん呼んでくるか? でもそうしてる間に処置が遅れて飛鳥に何かあったりしたら……ええい!)

    「飛鳥、大丈夫か!?」 ガチャッ

    飛鳥「……」

    「飛鳥? あれ、お前……」

    飛鳥「来てくれたんだね。やや遅かった気もするが……キミは来てくれた」

    「えっと……着替え終わってるよな? 何してた?」

    飛鳥「気分が悪くなってきてね。軽い熱中症にでも掛かったんじゃないかと判断して、休みつつ持ってきてたコレで水分を補給してたんだよ」

    「それはいいけど、だったらどうしてすぐ出て来なかったんだ? こんなとこで休んでないで、動けないなら俺を呼んでくれれば……」

    飛鳥「識りたかったんだ。時も場所も場合も関係なく、キミはなりふり構わずボクを助けにきてくれるのかを。ボクは……キミにどれ程想われているかを、さ」

    「あのなあ、心配するに決まってるだろう。飛鳥のことを預かってる身としては、何かあったら飛鳥にも飛鳥の親御さんにも申し訳が立たない」

    飛鳥「ボクじゃなくても同じことをしていた、そう云いたいのかい?」

    (うーん、着替えてるところに突入しようだなんて考えてたから踏み込めたってのはあるのか? 飛鳥ならたとえ着替え中でも許してくれたかもって信頼が……?)

    「……わからん。でもな、元気が残ってるならこんなことで人を試すようなことはするな。調子悪いのは嘘じゃないんだろ?」

    飛鳥「い、いいじゃないか。ボクだって……キミに何度も試されてきたはずだ。それなら……一度くらい、ボクだって」

    (おうふ、痛いところぐさぁー! されて返す言葉もないぞ)

    飛鳥「……確かに、少々やり方は良くなかったかもしれない。今となっては言い訳にもならないが、実はキミに状況を伝えるべきか迷いもあったんだ」

    「迷い?」

    飛鳥「あぁ。キミの前では強くありたい、それと同時にキミになら弱いところも曝け出せる。ボク自身どうしたいのか、決心がつかなかった」

    「それで俺が痺れを切らして行動に移した、と」

    飛鳥「だが理解ってしまった。キミがこんなところまで来てくれてボクは、嬉しかった。きっとボクは……本調子じゃないせいかな、今は弱さを曝け出してでもキミに甘えたいんだと思う」

    「うっ……ま、まあ調子悪い時は人恋しくなったりするしな。俺にどこまで応えられるかはわからないけど、頼ってくれていい。アメが欲しいなら……ムチ無しであげるから」

    飛鳥「……ありがとう。じゃあ、甘えても?」

    「ああ。俺としては早くここを出たいんだが、どうして欲しい?」

    飛鳥「そうだね、ここを出ないと始まらない。まずはキミの肩を借りて……そうだな、充分な安息を得たい」

    「それじゃあ車まで行こうか。寮まで送るよ」

    飛鳥「寮は駄目だ、部屋にボク1人取り残されて構わないと言うのか?」

    「えー……っと、なら病院?」

    飛鳥「そこまで大袈裟にしなくていい。それにボクを看て欲しい人は決まってる。ボクはただ、側にキミがいれば……キミが看病してくれたら、それでいい」

    「と、言いますと?」

    飛鳥「このままキミの部屋に連れていってくれ。仕事がまだ残ってるのなら、帰って来るまで休んで待ってる。帰りを待てる誰かがいるだけで、孤独に苛まれることもないだろうから」

    「……何言っても聞かなそうだな、しょうがない。寮母さんには門限が過ぎると伝えとく、俺もさっさと仕事片付けるから大人しくしとくんだぞ? また俺のベッドで寝てていいから」

    飛鳥「やった……! 善は急げだ、肩を貸りるよ」

    (この分ならすぐに良くなりそうだ。まったく、弱るどころかたくましいよ、ほんと)

    304 = 1 :

    「早く帰らないと……あ、夕飯も買ってきてやらなきゃ」

    「俺が看てやる必要のあるほどまだ具合悪いのかな。復調したならすぐにでも寮に送ってやろう」

    「……まあ、多少は遅くなっても問題ないけども。飛鳥次第か」

    「今ごろ飛鳥、何してるだろう。ちゃんと寝てるかな。俺の部屋で>>305してたりしないよな?」

    305 :

    秘蔵コレクション探し

    306 = 1 :

    今回の飛鳥アイプロ、目をつぶらせたPの手を取って自分の鼓動を聞かせてるんですが、これはどこに手をやってるんですかね……?

    他にも結構デレてくれてるので更に上乗せしたデレをさせるべきなのか迷っております(白目

    307 :

    具体的にどんなデレを見せてくれるつもりなのか見せてくれないと分からないな

    308 :

    自分から触らせに行ったのは地味にアイドル内で初めてかもしれない
    触ってもいいよしたのはいたけど

    310 :

    おつ

    311 :

    飛鳥は首絞めフェチだから首を触らせたんだよ…
    特にそういう設定はないけどそうだったらいいな

    312 :

    あすかわいい

    313 :

    「秘蔵コレクションとか掘り出してたりしないだろうな……なんだか俺の部屋に来たがる節があるし、興味でもあるのか?」

    「まあ俺だって飛鳥の部屋がどうなってるか気にはなる。飛鳥も同じなのかもな」

    「何か心配になってきたぞ。大人しく寝ててくれよ~」



    飛鳥「……退屈だ」

    飛鳥(大人しく横になっているだけではせっかくの機会を無為に過ごしてしまう。無理はしないように、今度こそこのチャンスを活かそう)

    飛鳥(不覚にも前回はこのベッドで寝落ちしてしまったからな。さて、ボクが探りを入れたなんて悟られないよう注意して調べてみるか)

    飛鳥(Pの部屋に他の女性の影が無いか……えっと、明らかに長さの合わない髪の毛が落ちていないか調べるといいんだっけ)

    飛鳥(物を動かす必要はないし、これなら気付かれないよね)

    飛鳥(…………ベッドの周辺にはない、かな。ふぅ……よかった)

    飛鳥「……」 ワサワサ

    飛鳥(……抜けないか。まぁいい、他も当たってみよう。テレビの周辺とか物が多くて紛れ込んでるかも)

    飛鳥(えっと……ん? この小さめのCD収納ケース、前は無かったはずだ。新調したようにも見えないし、ということは以前は隠されていた……?)

    飛鳥(ふむ、見過ごせないな。少し中身を……NG、とあるが、これ全部そうなのか? NG……ニュージェネのことだろうか。隠しておくぐらいここにPのお気に入りが詰まってるってこと……?)

    飛鳥(……。いや、落ち込むのはこの目で確かめてからにしよう。幸い中身を確認する時間はある。…………、よし) ピッ

    ??「――なんだか暑いなぁ。ちょっと脱いじゃいますね~」

    ??「わー! カメラ回ってるって、ストップストップ!」

    飛鳥「……ん?」

    315 :

    「――帰ったぞー。大人しく寝てたかー」

    飛鳥「……」 ジトー

    「おいおい、体起こしててもう大丈夫なのk……あっ」

    飛鳥「フッ、その顔……気付いたようだね。己の罪深さに」

    「いや、待て。これも仕事の一環というか延長線というか、とにかくチェックしてたんだよ!」

    飛鳥「ほう? 以前ボクがここへ来た時に観たLIVE映像集とは違うようだが」

    「そ、それは……」

    飛鳥「おおかた編集でカットせざるを得なくなったNG映像を寄せ集めたものだろう? どうせ地上波に乗せられないモノを、なぜキミがこうして保管してるのか……興味深いね」

    (くっ、さすがにこれは職権乱用が過ぎるからな……)

    飛鳥「些か特定のアイドルの扇情的なシーンが多いし……そのせいなのかボクの映像は少ないし……」

    「ま、まあうちのアイドルでNG出やすいのがほら、な? それと飛鳥はあまり手が掛からないから少なくて当然、あーでも最新で追加されたぞ」

    飛鳥「え、本当かい? 最新ってことはハワイ……水着……?」

    「うん。えっと、これか。――ほらこれだ」

    飛鳥「……これ、ボクが溺れかけたシーンじゃないか!」

    「使ってもいいって言ってくれたけど、やっぱり保留にしたんだよ」

    飛鳥「思っていたのと違う……。いや、思っていたようなボクの痴態を保管されても困るが……他のアイドルに視線を奪われるくらいなら……?」 ブツブツ

    (問題は俺に助けられた後に俺へ向けた飛鳥の顔が、どう見ても恋する女の子のそれに見えてしまったから、なんてNG理由だったのは黙っておこう。世間的にはクールなままでいさせてやりたいしな)

    飛鳥「……とにかく、これはボクが破棄しておく。いいね」

    「えっ」

    飛鳥「どうせ世に出せないのなら構わないだろう? それと、キミがこんなモノを持っているとアイドル達に知れ渡ったら……どうなるかな?」

    (お、俺の秘蔵のお宝映像集があああ……!!)

    飛鳥(……格好悪いところとはいえ、水着ならまぁ……ボクのところだけは残してあげてもいいかな)

    「……はぁ。飛鳥、それだけ元気ならもう大丈夫だな。飯買ってきたから、食べ終わり次第寮に送ってやるよ」

    飛鳥「え? あ、そんなことは……」

    「簡単なもので悪いけど、栄養はあるはずだからしっかり食べていってくれな。どーれ準備するかあ」

    飛鳥(ボ、ボクとしたことが……二度までも……!)

    316 = 1 :

    「畜生ォ、持って行かれた……!」

    「まああんなもんコソコソ集めてたなんて知れたら俺の首も飛ぶ、のかな……アイドル達からは嫌われるか。バレる前にここらでスッキリできて良かったと思っとこう」

    「飛鳥も体調は戻ったみたいだし、明日また会えるよね」

    「たくさん楽しいこと作りたいよね――そうだ、次は>>317してみよう」

    318 :

    部屋を探る飛鳥の動きが怖い
    でもかわいい

    やっとプラスが来たな
    この勝負まだまだわからんぞ…

    319 = 1 :

    打ちっ放しに行くのかコースに出るのか、事務所の敷地内でパターゴルフか家でみんゴ○するのか迷いますね……

    余談ですが飛鳥1枚取り出来ました。やったぜ

    320 = 318 :

    Pのキャディでコースを回るのも楽しそうではある
    年齢制限とかあるんかな?

    321 :

    「ゴルフかあ。ハワイにもゴルフ場はあったけど海辺しか回れそうになかったんだよな」

    「俺もまだあまりやったことないが、試しに誘ってみてから後のこと考えるか」



    「二宮ーゴルフしようぜー」

    飛鳥「眼鏡を掛けた少年が級友に野球でも誘うかのような気軽さだね」

    「まあな。で、どうよ?」

    飛鳥「ゴルフ、か。すまないがあまり知識を持ち合わせていないし、敷居も高く感じてしまうよ」

    「そうだよなあ、俺もゴルフなんて大人の嗜み程度にしか思ってなかったもんだ」

    飛鳥「……キミがまた手取り足取り教えてくれるというなら、ボクとしてはやぶさかでもないが……どうする?」

    (手取り、ってそうかバッティングセンターに寄った時のこと言ってるんだな。また打ち方から教えるとなると、 なんだかそれ目的みたいに思われそうだ)

    「んー……敷居が低くて俺が教える必要もないゴルフもあるぞ」

    飛鳥「? へぇ、どんな?」

    「パターゴルフさ。転がしてホールに入れるだけだから、フォームより力加減と集中力がものを言う」

    飛鳥「ふぅん……あぁ、偉い人の部屋にありがちなあれのことか」

    「それもありがちなイメージだな。で、どうする? やってみないか?」

    飛鳥「キミがそこまで云うなら、付き合うよ。でも初めは前のようにカラダで教えて欲しいな、その方が飲み込みやすいみたいなんだ」

    「わかった。でも本当に教えることなんてそんなに無いぞ?」

    飛鳥「いいから、キミは黙ってボクのカラダとココロに刻みつけてくれ」

    「うん、わかったからその言い回しはやめよう事案になりかねん」

    322 = 1 :

    (-79、+6)ですね、訂正します……

    324 = 1 :


    カコーン

    「お、上手い上手い。慣れてきたみたいだな」

    飛鳥「力加減さえ掴めばあとは自分との戦いだから、なんとかボクにも出来ているよ」

    「これはこれで結構楽しいだろ? 実際にコース回ってのパターは距離も斜面も毎回異なるからもっと難しいんだよなあ」

    飛鳥「奥が深いみたいだね。……なぁ、それなら一つ賭けでもしてみないか?」

    「賭け?」

    飛鳥「生憎ボクらが興じているものでは、距離の調整以外に環境の変化を生じさせられない。ならばボクらが変わるしかないだろう?」

    「ほう。確かに漫然とやるよりプレッシャーを掛けた方が面白いかもな。でも何を賭けるんだ?」

    飛鳥「そうだな――やはりここは勝者の言う事を敗者に一つ聞かせる、というのがいいんじゃないか」

    「それってポーカーの時にもやったよな。うーん……」

    飛鳥「おや、ノッてこないのかい?」

    (冗談のつもりが本気で唇奪われたしなあ。今度は勝っても負けてもタダでは済まない予感がする……かといえ、勝って当たり障りないことをさせても飛鳥は不服そうにするんだろうな)

    飛鳥「……まぁ、無理にとは言わないよ。ではこうしよう。勝者は敗者へ望むことを一つ口にすること。敗者はそれを叶えてあげるもよし、拒否するもよし。望みはその場で叶えられないようなことでもいい。これなら一応リスクは回避出来るはずだが」

    「んー、でもそれってプレッシャーになり得るのか?」

    飛鳥「考えようによっては充分な重圧になるとボクは思うがね。断ってもいい、という点がミソなのさ」

    「? 俺には負けてもノーリスクにしか聞こえないぞ」

    飛鳥「さてどうだか。やるのかい、やらないのかい?」

    「……まあ、それぐらいなら。それでやってみよう」

    (断っていいなら負けても安心だよな。飛鳥の言い方は何か引っ掛かるけど、これなら別に飛鳥に勝たせてやってもいいか? 勝ちに行って当たり障りないこと飛鳥に望むのもなんだし、ノーリスクで飛鳥が俺に何を望むのか聞いてみる方がいいかも)

    325 :


    飛鳥「――キミが外したから、ここでボクが決めれば勝者はボクだ。いいね?」

    「意外と膠着してたな。いいぞ、飛鳥も外したらサドンデス直行だ」

    飛鳥「そうはさせないよ。ステージに立って大勢の観客の前で歌うことに比べたら、この程度……!」

    「へぇ、そっちもまだプレッシャーに感じてるんだな」

    飛鳥「人前に出ること自体は大分慣れたけど、それとは違ったプレッシャーも今はあるんだ。如何に最高のパフォーマンスを引き出せるか、ってね」

    「プロみたいなこと言ってくれるなあ。いや、もうプロと言ってもいいのかもな」

    飛鳥「フッ、まだまださ。だがそうあろうとしなければいつまで経ってもなれないのだろう。ならばボクは…………っ」

    カコーン

    飛鳥「決めなきゃいけない場面では、決められるようにしたい。ボクの勝ちだ、P」

    「ああ、俺の負けだ。でも飛鳥の成長が垣間見れてプロデューサーとしては大勝利だから気分は悪くないぞ」

    飛鳥「それよりも、約束だ。ボクの望みをキミは聞かなきゃならない。そうだろう?」

    「わかってるよ。それを断れることもな。で、望みって何だ?」

    飛鳥「ボクの望みはね……」 ポフッ

    「お、おお? 人の胸元に身体を預けたりしてどうした?」

    飛鳥「……もしキミに特別といえるヒトがいないのなら、ここを、キミの鼓動が聴こえるこの場所を……ボクだけのものにしてもいいかな」

    「う、いや……それは……」

    飛鳥「落ち着くんだ、ここ。きっとそう感じるのはボクだけじゃない。だが安らぎを得られるのを識っているのは他にあまりいないはずだ。誰かに気付かれる前に……踏み入られる前に、ここを独占していたい。嫌だというなら、キミがボクを拒みたければ諦めるしかないが……」

    (こ、断りづれええええぇぇ! そうか、拒否権があるってのは負けた方に選択権を委ねるに等しかったのか。負けてもノーリスクなんてことは全然なかった……)

    飛鳥「……どうだい? 返事を、聞かせてくれないか」

    「ぐぬぬ…………わかった。人前じゃなければ、な。飛鳥が人前に出るのを慣れたとしても、こればっかりは駄目だぞアイドルとして」

    飛鳥「理解ってるよ。ここはボク個人、二宮飛鳥という一人の少女としての場所だ。それ故に価値がある……ボクだけの場所……♪」

    (なんだこの試合に負けて勝負にも負けた感じは! まあでも飛鳥がいつになくご機嫌のようだし、たまにはこういうのもいいか。……いいよな?)

    326 = 1 :

    「そんなこんなで、端から見ても浮かれまくりな飛鳥が出来上がってしまった」

    「あの様子だと二つ返事で大概のことしてくれそうだなあ……」

    「いろいろやってきたけどまたとないデレッデレの飛鳥を堪能する絶好の機会でもあるし、ここは慎重にいこう」

    「そうだなあ。……今の飛鳥なら、>>327で最高のデレみれるかも?」

    327 :

    ポッキーゲーム

    328 = 1 :

    「ポッキーゲームなんて普段の飛鳥だったら嫌がりそうなところだよな、俗っぽいとか言って」

    「何はともあれポッキーを調達しておくか。今日のおやつってことで」



    (たまに食べるとこんな美味かったっけ? ってなるなこれ) ポリポリ

    飛鳥「……珍しいね、キミが間食だなんて」

    「お、レッスン終わったのか。ポッキー欲しい?」

    飛鳥「あぁ、ボクのカラダも例に漏れず疲労回復のために糖分を欲しているようだ。では貰おうか」

    「じゃあ、ほれ」

    飛鳥「?」

    「俺も端から食べていくから好きなところまでポリポリするといい。さあどこまで食べられるかな?」

    飛鳥「……。またキミはゲームという形にして、そんなにボクと……したければ素直に言ってくれればいいのに」

    (なんか凄いこと呟かれた気がしたが俺には何も聞こえてない、聞こえてないぞ!)

    「冗談だって、普通に食いたきゃ1本どころか1袋やるよ。それ持ってってみんなのとこ行ってくるといい」

    飛鳥「P、誰もやらないとは言ってない。……ポッキーゲーム、だったね。細かいルールを知識として蓄えておく必要は無いと思っていたが……ふむ」

    「よくあるところだと、お互いに端から食べていって先に離したり顔を背けた方が負けって感じかなあ」

    飛鳥「負けたらどうなるんだ? それに、互いに行き着く所まで辿り着いた場合は?」

    「負けたらやっぱり罰ゲームかな。tulipしちゃったら、そこでお終い?」

    飛鳥「ふぅん。……キミがしたいというなら、付き合ってあげるさ。俗っぽいと敬遠していても肌で感じてみなければ理解らないこともある、そう学んだばかりだしね」

    「あら前向き。じゃあやってみるか! やるからにはtulipしちゃっても恨みっこなしだぞ?」

    飛鳥「当然だ。キミの方こそ、覚悟はいいか? ボクはできてる」

    「できてるのか……」



    コンマで結果判定

    >>329
    飛鳥>>330

    合計が100以上の場合…唇が触れ合うまで退かない
    合計が100未満の場合…数値の低い方が負け。同値なら引き分け

    329 :

    はい

    330 :

    ふむ

    331 :

    えんだあああああ

    332 :

    やったぜ

    333 :

    意外に飛鳥が折れるのが早かったww
    Pがぐわーっと行ったな! 男を見せたな!

    334 :

    やったぜ。

    335 :

    (覚悟はできてるらしいけど、飛鳥だって自分が少女だと自覚してるのなら付き合ってもない男と簡単にキスなんてしたくもされたくもないはずだ。ここらで攻勢に回って本当にそんな覚悟があるのか確かめてみよう)


    飛鳥(きっとキミはボクがどう出るか探りを入れてくるんだろうな、哀しいかなそれは読めているよ。ならまずは様子見して、それでも煮え切らないならこちらから仕掛けてやる。ボクを甘く見ない方がいいよ……P)


    (オラオラオラ、早く退かないとtulipだぞ! 唇はキスするために咲いてることになるぞ!) ポリポリポリポリ


    飛鳥(こんなに顔と顔が近くても、鼓動が早まることはボクばかりなのかな……って近っ! そんなにがっついてくるなんて想定g、あっ――)






    「…………」

    飛鳥「…………」


    (どう見ても俺が奪いにいったようなものです本当にありがとうございました。奇襲が成功したみたいな手応えだったんだが……飛鳥、怒ってたりしない?)


    飛鳥(…………。今の、Pからしてくれたようなものだよね。あんなに貪るようにポッキーを、ひいてはボクの唇を……)


    (呆気に取られてるみたいで表情からはまだ察せられないな。でもこの様子だと、俺にキスされること自体は問題ではないのか? ポーカーの時もやっぱり意地を張って無理したわけでもない……?)


    飛鳥(……。Pは誰彼構わずキスなんてしてくるヤツじゃない。そんなPがゲームにかこつけて、予防線を張ったうえでとはいえ、ボクの唇を奪いにきた。それが意味するところは……?)


    「こ、こういうゲームだからな。飛鳥も覚悟してたんなら、文句はないだろう?」

    飛鳥「文句なんて……ない。だが…………」

    (文句の一つでもぶつけてくれた方がむしろ気が楽なんだけどな)

    飛鳥「……ポッキーはまだあるかい?」

    「え? ああ、まだまだあるよ」

    飛鳥「結着……ついてないよね。今のはつまり、引き分けだ。だからもう一度勝負しよう」

    「もう一度……だと……?」

    飛鳥「キミがこんなゲームを持ちかけた真意を汲み取りたいんだ。この結果がキミの望んだ通りなのか、はたまた未必の故意なのか、ボクにはまだ推し量れない。確信が持てるまで何度でも付き合ってもらわないと」

    「何度でもって、おまえなあ」

    飛鳥「幸いポッキーは1袋分あるみたいだからね。ほら、第2ラウンドだ」

    「俺はもう今のでいろいろお腹いっぱいなんだが」

    飛鳥「んんっ!」 グイッ

    「わ、わかったわかった。ポッキー咥えながら怒るなよ、可愛いだろ……ったく」

    (なーに、今度はさっさと顔逸らすか力加えてポッキーを折ってしまえばおしまいよ。残念だったな飛鳥!)

    336 = 1 :

    「あー、俺の負けだー。参ったなー」

    飛鳥「……フッ、そう来たか。でもそれは通らない。忘れたのかい、P?」

    「え、何を?」

    飛鳥「負けたら罰ゲームなんだろう? 勝ったのはボクだ。さて、敗者にどんな罰を科そうか……」

    「いや、確かにそうは言ったけどそれはただの普遍的なイメージを述べた結果であってだな?」

    飛鳥「決めた。ボクに……キ、キスをするんだ。それも唇に、ね」

    「」

    飛鳥「敗者は速やかに罰を受けることだ。ほら、早く」

    (ポッキー離しても離さなくてもキスする運命じゃねーか! まずい、ポッキーを処理しなきゃその数の分だけ奪われ兼ねない!) サッ

    飛鳥「おっと、悪い子だ。罰もまだだというのに」 スッ

    「チィッ、読まれたか!」

    飛鳥「返して欲しくばボクに勝つことさ。もっとも、ボクに勝つのは困難を極めるだろうが……ふふっ」

    (かくなるうえは汚い大人に成り下がってでも無理やり逃げるしか――)

    飛鳥「……P。キミはボクを裏切ったりはしないよね? ボクの嫌いな、つまらないオトナなんかじゃない……そうだよね?」 キュッ

    (あ、詰んだ。今の飛鳥の手を振り払うなんて俺には……詰んだ)





    ちひろ「あら? どうしたんですかプロデューサーさん、生気が抜けたような顔なんてして」

    「……吸い尽くされたというか、まあ、そんな感じです」

    ちひろ「私が席を離れた小一時間の間に何があったんですか……」

    「そういえば……キスには味があるっていうじゃないですか……」

    ちひろ「え? あー、ファーストキスはレモン味~とか、そんな話聞いたことありますね」

    「あれ、違うんです。キスってね、チョコレートの味なんですよ……」

    ちひろ「……お薬3000シンデレラコインになりますが、今だけ無料にしておきます」



    飛鳥「~~♪」

    337 = 1 :

    「ふぅ。すっかりしてやられてしまった……」

    「飛鳥レベルの子とキスする事自体は幸福なことだとは思うんだが……」

    「若気の至りってこともあるし、せめて飛鳥がこの先後悔しないような男にならないと」

    「それはそれとしてどうしよう。変に意識したら負けだよな。いつも通り、今度は>>338でもしてみようか」

    338 :

    お姫様抱っこ

    339 :

    いつもどおり(変態行為)

    340 :

    色々と踏み外してる感じがいいね!
    追い詰められているぞ!

    341 :

    「お姫様抱っこか、これもいつもの飛鳥だったら俗っぽいとかであまり良い気はしなさそうなんだが」

    「今の飛鳥にしたらどうなるやら。それに理由もなくするのもなあ……とにかく様子を見てみよう」




    飛鳥(視線を感じる……)

    志希「ねーねー飽きちゃった~、ちょっとそこまで遊びにいってきていいかにゃあ?」

    飛鳥「ん? あぁ、好きにしたらいいんじゃないか。ボクはまだ振り付けを覚えきれてないから休んでる暇は無いけどね」

    志希「じゃあいってくる! どこいこっかな~、この前良くしてくれた旅館の人達に挨拶しにいこっかな~♪」

    飛鳥「ちょっとそこまででタクシー使うつもりか? 明日のレッスンまでには帰ってきてくれよ、志希」

    志希「了解~♪」

    飛鳥「……まったく、つくづく自分の平凡さを思い知らされるな。もう一度始めからやり直そう」


    (頑張ってるみたいだな。やる気モードの志希のペースに合わせなくていいのに)

    (そうだ、ヘトヘトになった飛鳥を運んでやる形でお姫様抱っこしよう。これならそんなに不自然でもないぞ)

    (あの様子だと持ってあと1時間ってとこか。その頃にまた来てみるか)




    飛鳥「はぁ……はぁ……」

    「もう休んだらどうだ。適度に休まなきゃ効率は下がる一方だぞ」

    飛鳥「キミか……。そう思うなら、ボクの効率を上げてくれないか? なんてね」

    「ほら水分、マッサージもしてほしいなら言ってくれ」

    飛鳥「ほぅ、随分と気前がいいんだね。……うん、なら今日はこの辺で切り上げようかな」

    「いいんだぞ、志希のペースに合わせなくて。まだまだ日程には余裕があるんだからな」

    飛鳥「……フッ、これもセカイへの抵抗の一つさ。彼女の才能とセカイにボクの理解は及ばない、そう断じてしまう前にやるだけの事をやってみたいんだ」

    「? どういうことだ?」

    飛鳥「彼女もまた一人の少女である、そういうことだよ。共通項がそれだけあれば……たとえ追い越せなくても追い付ける。彼女の生きているセカイに共感し、寄り添う事ぐらいならボクにも、ってね」

    「志希と……何かあったのか?」

    飛鳥「何もないさ。これはボクの気まぐれに過ぎない。見識を広めたいだけかもしれないし、ただの意地かもしれない。この眼を曇らせない為にも、ボクより少し年上なだけの少女に遅れを取りたくないんだ」

    「そっか。膝を笑わせながらのセリフでなければ格好ついたんだがなあ」

    飛鳥「……うるさいな、嫌ならキミの手でこの脚をまた動かせるように癒してくれ」

    「はいはい」

    342 = 341 :

    「柔らかい脚だなあ」

    飛鳥「筋力が足りていない、そう指摘したいのかい?」

    「そうじゃない。こんな柔っこくて細っこい脚じゃ無理はきかないだろうなって」

    飛鳥「むぅ……確かに14才にもなれば、性差を感じざるを得ないことも増えたが。でもキミにそこまで心配されるほどヤワじゃないつもりだよ」

    「それなんだよな。うちのアイドル、みんな体重少なくてさ。プロフィールを公表してる以上アイドルとしてはそれでいのかもだが、正直心配になる」

    飛鳥「油断すればすぐにカロリーが還元されるからね……まさに油を断たねばならないのさ」

    「飛鳥はどうなんだ? こんなになって頑張ってるんだから、消費した分ぐらいは食べて貰わないと」

    飛鳥「問題ないよ。無理が祟って周囲に迷惑を掛けるほどコドモでもないつもりだから」

    「そうか? 成長期なんだから、あまり無理はするなよ」

    飛鳥「過保護だね、それだけ心配されているということかな。ボクがコドモだからかい?」

    「そんなんじゃない。ただ目が離せないだけだ。理由は特には……ん?」

    飛鳥「いや、それならいいんだ。……♪」

    (なんか機嫌良いな。今のうちにお姫様抱っこをしてみるか)

    「さて後は帰る支度をしないとな。着替えないといけないし、今日は特別に運んでやろう」 スッ

    飛鳥「わっ!? ちょ、急に何するんだ!」

    「おお軽い軽い。……すまん、調子に乗った。降ろそうか」

    飛鳥「そ、そうは云ってないだろう。こういう事は、心の準備が必要なんだ。許可は下ろすから事前に申請してくれないか」

    「わかったよ、次はそうする。さ、このままいくぞ」

    飛鳥「まったく……あの、ボクはどうしていればいいんだろう」

    「首筋に腕を回してくれたら支えやすいかな? そのままでも別に構わないけど」

    飛鳥「そういうものなのなら、そうしよう。……こんなのボクの柄じゃないが、経験を積めたことには感謝しようかな。一応、少女の憧れのようなものだから、ね」



    志希「まさかお金持ってなかったなんてね~。お腹すいたし、飛鳥ちゃんどうしてるかなぁっと――あれ?」


    飛鳥「コドモとはいえヒト一人を持ち上げられる程度にはキミも腕力はあるんだね。感心したよ」

    「女の子ぐらい抱きかかえてやれなきゃ格好つかないしな。それよりも、疲れてるくせに口は減らないみたいだな?」

    飛鳥「褒めたつもりなんだが。気を悪くしないでくれ、ボクはキミを頼りにしてるんだ」


    志希「……」



    飛鳥(お姫様抱っこか……まさかキミからボクにしてくれるとはね。信頼する異性に抱きかかえられるというのは、思っていたよりも居心地がいいものらしい……ん?)

    志希「やあやあ、帰ってきちゃった♪ そんなことよりぃ、すんすん」

    飛鳥「おいおい、汗もまだ処理していないのに……」

    志希「ん~。すこーし残ってるね、落ち着く匂い」

    飛鳥「理解るものなのかい? 良い嗅覚をしているな」

    志希「えへへ~。……いいなぁ、もうちょい嗅いでもいーい? 飛鳥ちゃんの香りも混ざっていい感じにブレンドされてるんだよ~」

    飛鳥「ボクは着替えている最中なんだが……どうぞ、好きにするといい」

    飛鳥(ん? 志希は今何て口にした? まるでPとの接触に羨望の眼差しを向けるような、もしかしてさっきまでのを見られていたのか?)

    飛鳥(……どうやらボクにも志希よりリードしている部分はあるみたいだな。それならボクも志希と対等に渡り合えるというものだ。何よりも、キミとの距離という誰にも負けたくない部分で……ふふっ♪)

    343 = 341 :

    「なんかやけに志希が擦り寄ってくる気がする……何でだろう」

    「スーツのジャケット貸したら大人しくなったけど、俺の匂いがマタタビ代わりになるってどういうことなの」

    「なるべくしたいようにさせてやるのが俺の信条だしな……その内飽きて返してくれることを願おう。それより飛鳥のことだ」

    「ここらで>>344でもしてみるか。最近は主導権握られっぱなしだしな」

    344 :

    下着選び

    345 :

    乱高下がやばい

    346 :

    コンマでチキンレースでも始まったのかと

    飛鳥の下着を一緒に選びたい人生だった……サイズはAなのかBなのか

    347 = 341 :

    あ、酉間違えてました……

    349 :

    「下着選び? 飛鳥の? 漂う犯罪臭ががが」

    「……逆転の発想をしよう。俺は飛鳥に下着を選ばせてもらえるほどの人間なのか? そう、飛鳥の下着を選ぶ前に俺は飛鳥に選ばれなければならない!」

    「うん、さすがに無理だろ。駄目元で提案してみるけど、さすがになー。なー?」



    飛鳥「下着……」

    (まあこうなるわな。多感な時期の女の子が大人の男に下着を選ばせるなんてことが出来るはずが)

    飛鳥「なぁ、それは何の為だ?」

    「と申しますと?」

    飛鳥「ボクの下着を選ぶという建前で、キミは女性の下着売り場に近付きたいとか……歪んだ欲望を抱いてはいないかい?」

    「滅相もありません」

    飛鳥「となると目当てはボク……? ボクの下着姿を見たいとか?」

    「見てみたくはある」

    飛鳥「それがメインの目的ではない、か。本気でボクの下着をキミが選びたいと?」

    「そう言ったつもりだけど」

    飛鳥「…………そういう性癖がキミにはある、ファイナルアンサー?」

    (む……ここであると答えたら軽蔑されるだろうし、ないと答えても悪ふざけだと捉えられて軽蔑されるはず。どのみち軽蔑されるにしても、何て答えようか?)


    Pの性癖は?

    >>350
    00~19…実は本当にあった
    20~59…ある、ということにする
    60~99…神に誓って、ない

    350 :

    ある


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