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    元スレモバP「飛鳥のいろんなデレがみたい」

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    151 = 146 :

    てめーにDIOのスタンドの秘密をしゃべってもらう…

    152 :

    Pの魂を賭けよう!

    153 :

    ところでこいつは雪美の猫さ

    154 :

    「ポーカーで一勝負といってみるか。こういうの好きそうだよな飛鳥」

    「何も賭けずにするのもなんだし、飛鳥が誘いを受けそうなレベルで賭けでも……何を賭けたらやる気になるだろう?」



    飛鳥「ポーカー、ね」

    「賭けるとしたら、何を賭けたらやってくれるんだ?」

    飛鳥「キミからの誘いはいつも唐突だが、ついに賭け事を持ち込んできたか。それも中学生相手に、本気かい?」

    「まあな。何も賭けたくないってならそれでもいいけど」

    飛鳥「ふむ……。キミの方こそ、どれ程までなら賭けられるつもりでいるんだ?」

    「おっ、やってくれるのか?」

    飛鳥「リスクに見合う価値があるならやってあげてもいいよ。とはいえポーカーで賭けるものなんて、相場は決まっているけれどね」

    「ほう。一応聞いておこうか、その相場ってのは何だ?」

    飛鳥「もちろん魂さ」

    「グッド! ……いやいや、抽象的過ぎるだろ。スタンド使いとのバトルじゃあないんだから」

    飛鳥「フッ、ただのたとえ話だよ。それぐらいのモノを賭けなきゃ盛り上がりに欠けると思ったまでだ」

    「結構ノリノリだな飛鳥。魂か、勝った方が負けた方の魂を従わせられるってのは定番っちゃ定番だよなあ」

    飛鳥「そうだね。とてもシンプルで、スリルもある。わかりやすい構図だがそれ故に熱しやすい」

    「なら賭けるか、魂を。勝ったら相手の魂を服従させる、つまり……言うことを聞かせられる勝負を!」

    飛鳥「こうなることをキミは期待していたんじゃないか? まぁいいさ、すぐに後悔させてあげるよ」

    155 = 1 :

    レナ「私がディーラーとして立ち会えばいいのね?」

    「真剣勝負を任せられるのはあなたしかいないですからね」

    飛鳥「レナさんが見ていてくれたら不正しようもないはずだ。Pに買収でもされていなければ、の話だが」

    「そんなことしないって。ねえレナさん?」

    レナ「ええ、安心していいわ飛鳥ちゃん。そんな無粋な真似はしないわよ♪ カードを配る前に、ドローポーカーでいいのかしら。ジョーカーはどうする?」

    飛鳥「? 他にもポーカーがあるのかい?」

    「ドローでジョーカー抜きでお願いします。ポーカーの大会ではテキサス・ホールデムってルールがポピュラーなんだよ。全員共通に使える2枚のカードと手持ち5枚の計7枚、そこからなるべく強い役になる5枚を抜き取って勝負するんだ」

    飛鳥「へぇ、ということは役が揃えやすくなるんだね。チップを賭けた勝負ならそのルールの方が読み合いが深まりそうだ」

    レナ「うふふ、後でやってみる? ……さてと、Pさんからね。チェンジはどうする?」

    「するに決まってるでしょう、ちょっと待ってくださいね」

    (配られたカードはダイヤの3と9、ハートの2、クラブの9とJだ。ここは9と何かを残してツーペアかフルハウスを見るか、9だけ残してスリーカードとあわよくばフォーカードを狙うか)

    (……スリーカード狙いでいってみよう。外してもワンペアあれば引き分けくらいには出来るだろうし、少し気が楽だったな)

    「3枚お願いします」

    レナ「3枚ね、はい。次は飛鳥ちゃんの番よ」

    飛鳥「悩ましいな……」

    飛鳥(スペードの5、7、Qにハートの2、クラブの3……。ペアを作るにしてもどれを抜くかで迷うな。他に狙えそうな役といえば)

    飛鳥(7とQを変えてストレート、もしくは2と3を変えてスペードのフラッシュあたりかな。……スペードか、この局面でボクが賭けるに相応しい柄だね。フラッシュ狙いでいこう)

    飛鳥「2枚、変えよう」

    レナ「2枚ね。それでは勝負といきましょうか。2人のハンド見せてもらえる?」

    「いよいよだな飛鳥……勝負だ!」

    飛鳥「決着をつけようか、P……!」


    勝ったのは? >>156

    00~44…P
    45~54…引き分け
    55~99…飛鳥

    156 :

    それ

    157 = 1 :

    いろいろ訂正箇所が……


    訂正

    >>155
    飛鳥のハートの2→ダイヤの2


    ルール訂正

    >>8
    ×00よりマイナスか、99よりプラスへ振り切るまで続行
    ◯0よりマイナスか、100よりプラスへ振り切るまで続行

    ×00を下回ると負のオーラを纏った飛鳥、99を上回るとデレデレな飛鳥とイチャコラ(安価)しつつ現在値をその時のコンマに再設定
    ◯0を下回ると負のオーラを纏った飛鳥、100を上回るとデレデレな飛鳥とイチャコラ(安価)しつつ現在値をその時のコンマに再設定


    ルール補足
    ・コンマの00は100扱い

    158 = 1 :

    レナ「Pさんはスリーカードで、飛鳥ちゃんは……紙一重で届かなかったようね」

    「スペードが4枚、ってことはフラッシュか! スリーカードより上でしたよね。もし揃ってたら俺の勝ち目はフルハウスかフォーカード……あぶなっ」

    飛鳥「だが揃わなければ意味はない。おめでとうP、キミの勝ちだ」

    レナ「敗者はすべてを失い、勝者はすべてを得るものよ。ところであなた達は何か賭けたりしていたの?」

    「えっ? あ、いや、ははは。ただの勝負ですよ勝負。巻き込んでしまってすみませんね」

    (俺が勝ったから飛鳥に言うことをきかせられる、なんて言えるわけないよなあ。飛鳥が勝ってた場合ならともかく)

    飛鳥「賭けたのはボク達の魂さ。負けたボクの魂は、Pという牢獄に囚われた……。解放されるには如何なる命令にも従わなければならないんだ」

    「わっ、何言ってんだ!? 違うんですよ、こいつ最近特に拗らせてるもので」

    飛鳥「拗らせてるとはなんだ!」

    レナ「へぇ、女の子相手にそんなこと賭けてたの。ふぅん……今度私とも同じ条件で勝負してみない? ふふっ♪」

    「」 ゾクッ

    飛鳥「いいんだレナさん。リスクを負ってまでボクを好きなように出来る権利を得たPが、一体何を望むのか……。ボクは敗れこそしたけど、これから試されるのはむしろPの方だ」

    「なんだと?」

    飛鳥「我欲に身を投じるもよし、後先を考えて当たり障りないことをさせるもよし。しかしそこで怖気つくぐらいなら、ボクはこんな勝負を吹っ掛けてきたキミを軽蔑しよう。さて、キミはどうするつもりかな?」

    「ぐぬぬ、言ってくれるじゃないか飛鳥ァ!」

    レナ「飛鳥ちゃんの方が一枚上手だったみたいね。どうするのPさん、勝ったのはあなた。勝ったからには責任を果たさなきゃ」

    「あれれ~? 勝負に勝ったのに負けた気分なのは何でだろう。おかしいぞ~?」

    飛鳥「ゆっくり考えてくれて構わないよ。キミが選択するまで、ボクは高みの見物といこうか……ふふっ♪」

    「こ、こんなはずでは……!」

    159 = 1 :

    「うーむ」

    「無難なことをさせようにも飛鳥なら本当に俺のこと軽蔑してきそうだよな。かといえ一時の愉悦に溺れるわけにもいかず」

    「ここはギリギリを攻めるしかない、のか? 飛鳥も俺も傷つかないライン……か。まさかただの遊びのつもりがこんなことになるとは」

    「仕方ない、腹をくくろう。勝ったのは俺だ。飛鳥には言うことをきいてもらおう、内容は>>160だ!」

    160 :

    キス

    161 = 152 :

    ギリギリとはなんだったのか

    162 = 1 :

    「キスならあるいは飛鳥をごまかせるかもしれない。キスでいこう!」

    「何もキスなんてマウストゥマウスだけを指すわけじゃない。あとはいかにそっちに意識させないか、だな」



    飛鳥「仮眠室なんかに呼び出して何かと思えば、とうとう決まったようだね。ボクをどうするかをさ」

    「ああ。人気もない今なら好都合だ。ところで、何しても文句はないんだろうな?」

    飛鳥「……ないとは言い切れないが、限界はある。キミも社会の歯車だという自覚があるなら、自身や会社に不利益を被る事態へ発展させたくはないだろう?」

    「そりゃそうだ、あんな勝負一回で大事な担当アイドルに望んでいい範疇くらいわきまえているさ」

    飛鳥「ほぅ、では聞こうか。ボクに何をするつもりだい? あるいは何をさせるつもりかな」

    「……キスだ」

    飛鳥「うん? よく聞こえなかった、もう一回言ってくれ」

    「キスだよキス。大人しくしてろよ」 クイッ

    飛鳥「わっ……!」

    (身体を引き寄せてアゴを上げてやっただけで動揺してるな。これならごまかし切れる!)

    163 = 1 :

    飛鳥「……」

    「……」

    (あれ? なんだこの空気)

    飛鳥「たしか……花火を観に行った時に、キミは言ったね。キスをしやすい身長差がどうこう、って話を」

    「ん、まあな。そんな話もしたっけ」

    飛鳥「そして今、ボクに有無を言わさずキスをしようとしている。……あの時キスの話題を選んだのは、もともとそういった欲求を抱えていたからなんじゃないのかい?」

    「俺が日頃からそんなこと考えてるからキスの話をしたってか?」

    飛鳥「そうとしか思えない状況じゃないか。日常的にボクへそんな感情を、……劣情を抱いていたとは、ふふっ。困ったプロデューサーだなキミは」

    (なんだ、ペースを握られまいと揺さぶりをかけてきてるのか? 飛鳥が冷静になる前に本当に口を塞いでしまおうか……いやいやそれはまずいだろ! 飛鳥も女の子だし、口でするキスの相手は選びたいはずだ)

    「お、大人しくしてろってば。ほら、黙って目を瞑るんだ。やりにくいだろ?」

    飛鳥「強引にすることも出来るのにそれをしないとは、やはりキミは一応は紳士的であるみたいだ。……これでいいかい」

    (紳士ならこんなんでキスしようとはせんだろ! しかし意外とすんなり受け入れてくるな……まさかキスなんて初めてでもないからどんと来い、みたいに思ってる? まさかそんな……って俺が動揺してどうするんだ)

    「それでいい。……いくぞ」

    (後はおでこにでも口づけしてやるか、それとも頬のがいいか? この体勢で手の甲にするのは動きで怪しまれるだろうし、どっちにしよう)

    飛鳥「……? ちょっと待って」

    「おおっ、なんだよ。今からしようって時に」

    飛鳥「予感がしたんだ。最近のキミのことだから、またボクをからかおうとしているんじゃないか、ってね。もしかしてキミ……ボクの唇に触れるつもりなんて、最初からなかったんじゃないか?」

    「なにぃっ!? なぜそれをこの局面で……!」

    飛鳥「キミの考えそうなことぐらいお見通しさ。そうかそうか、またキミは子供騙しでボクを弄ぼうとしていたんだ。ふぅん……。キミは意気地が無いのか、それともボクを侮っているのか……」

    (謎に甘くなりかけていた空気が凍え出した!? 何か、何か武器はないのか!)

    飛鳥「はぁ、ガッカリだよ。所詮キミも浅知恵を弄するオトナに過ぎなかったんだね」

    「……さっきまでまんまとされるがままになっといてよく言うよ」

    飛鳥「何か言ったかい?」

    「いや……」

    (何故かわからんが旗色が悪い……くそー、飛鳥にも同じ立場にさせてこの苦悩を味わわせてやりたい……! ……待てよ? 同じ立場にさせる……?)

    飛鳥「それで、どうする? それでもするのかい、キスとやらを」

    「……ああ、するよ。最初からそのつもりで来たんだからな」

    飛鳥「…………そうか」

    「ただし、するのは俺からじゃあない。お前が俺にするんだよ飛鳥!」

    164 = 1 :

    飛鳥「……? 何だって?」

    「俺にキスをしてくれ、飛鳥がな。言うこときいてくれるんだろ?」

    飛鳥「! そういうことか……キミってヤツは……!」

    「悪いな飛鳥、勝ったのは俺なんだ。だから俺はお前に試されたりしない、お前を試す側なんだよ」

    飛鳥「くっ……」

    (女騎士よろしくの苦渋に満ちた表情を浮かべちゃってまあ、いい顔だ! 俺の苦しみを身を以て知るといい!)

    飛鳥「…………いいだろう、ボクには従う義務がある。キミはそれでいいんだね?」

    「ああ、好きにしてくれて構わないぞ。まあ俺は大人だから? 別にどこをキスされたって? それで納得するけど?」

    飛鳥「……」 イラッ

    (あ、絶対今イラッてしたぞこいつ。やはり勝つのは大人気のない俺だったってことだ。……ちょっと調子に乗り過ぎたかな、飛鳥が獲物を狩る目つきになってきてるぞ)

    飛鳥「お望みとあらば、ボクは履行するまでさ。P、目を瞑っていてくれ」

    「はいはい、やりにくいもんな。これでいいか?」

    飛鳥「そのままじっとしているんだ。絶対に、何があっても動いたりしないでくれよ?」

    「前置き長いな。わかったわかった、じっとしてる」

    飛鳥「…………」

    (さてさて、飛鳥はどう来るかな? なんとか逃げ道がないか必死に模索してる最中だったりして)

    (飛鳥も負けず嫌いなとこがあるとはいえ、それで俺の唇を奪うなんてことは出来まい)

    (……。なかなかこないな。さすがに目瞑ってじっとし続けるのは疲れ、え? 俺の首に腕なんか回して何を)

    飛鳥「んっ――」

    「!?」 ビクッ

    飛鳥「……っ、動くなって言ったのに。だがこれで、ボクの勝ちだ」

    「や、勝ちとか負けとか、そうじゃなくて! おまっ……本気か!?」

    飛鳥「キミが言い出したことだ。責任の所在があるとしたら、それはキミの方にあると思うけどね」

    「別に俺は、どこにされてもいいって」

    飛鳥「P! ……その辺で、勘弁して貰えないか? ボクだって、ちっぽけな意地を張りたいがために及んだつもりは、ない……から」

    (うっ……伏し目がちに顔赤くさせて言われたら、これ以上つっこむのも野暮、か)

    「とにかく、この件はこれで終わりにしよう。そうだよな?」

    飛鳥「……」 コクン

    「よし。じゃあ解散! 俺は事務所に戻るな。飛鳥も帰るなら気をつけて帰るんだぞ」

    飛鳥「……あぁ、そうするよ」


    (あー、逃げるように飛鳥を置いてきてしまった! 何の勝ち負けか知らんが、たしかにこれなら俺の負けかもな……)


    飛鳥「…………」

    飛鳥「もう少し、身長あった方がしやすいかな」

    飛鳥「…………」

    飛鳥「もし次があるとしたら、今度こそキミの方からしてくれよ? ……ふふっ」

    165 = 1 :

    「……あー、あの柔らかな感触が忘れられん」

    「飛鳥だって平然となんてしてられないんじゃないか? なんか顔合わせにくいな」

    「といっても飛鳥がアイドルである以上、顔を合わさないなんてことはないわけだ。それならさっさといつもの調子に戻そう」

    「あれが飛鳥なりのデレだったと思えば俺の念願も叶ってるわけだしな! よし、>>166でもしてどんどん飛鳥のデレを、略してあすデレをみさせてもらうぞ!」

    166 :

    浴衣で花火大会へ

    167 = 1 :

    これで(-66、+6)になりますので、確率は低いですが一応リーチかかりました。一気に進んだなあ

    それにしても数字が不吉な並びになっててわろえない

    168 :

    かわいい

    169 :

    また花火かww
    夏だなー

    >>160を取った後に(飛鳥にキスさせる場所を選ばせるのもおもしろかったかな)
    …と思ってたらその通りの展開になってた
    サイキックミラクルテレパシー成功しちゃったな

    170 :

    「浴衣で花火大会……」

    「行きたいけど今2人きりになるのはなかなかに気まずい、しかも浴衣なんて飛鳥は持ってるのか?」

    「花火も観に行ったばかりなんだよな。そっちはまあ今度は縁日の屋台をメインに楽しんでこようか、問題は浴衣と2人きりは避けたいところ……それを解決するには、うん?」 チョイチョイ

    芳乃「よどんだ気を探ってまいりませば、そなたでしたかー。なにかお困りでしてー?」

    「芳乃か、芳乃……芳乃? 芳乃!」

    芳乃「わたくし依田は芳乃ですがー」

    「今度近くの花火大会にさ、浴衣を着たみんなと遊びに行きたいなーとか思ってたところなんだよ。芳乃なら着付けできるよな? 肝心の浴衣は、あー……借りてくるとして、一緒にきてくれたら心強いんだが」

    芳乃「ふむー、そういうことでしたらわたくしが力になりましょうー」

    「ありがとう! お礼といっちゃ何だが芳乃が屋台で何かする分は俺が出すからな!」

    芳乃「それはそれはー。ところでそなた、みなとは具体的に何人を引き連れるつもりなのでして?」

    「んー、そうだな……」

    (飛鳥と芳乃だけじゃなあ。せめてあと2人は呼びたいところ)

    「誰が来るかはこれからだけど、人数でいえば芳乃含めて他に3人くらい呼びたいと思ってる。多過ぎても着付けの面倒見るのとか大変だろうしさ」

    芳乃「わたくしは構わないのですが、そなたがそうおっしゃるのならそのつもりでおりましょうー。ふふー、楽しみですなー」

    (俺も純粋に縁日楽しもうか、前は仕事だったからゆっくり出来なかったし。さて、飛鳥の他に誘う2人はどうしよう。>>171>>172の浴衣なんかも見てみたいかな?)

    171 :

    拓海

    172 :

    蘭子

    173 :

    泰葉!

    174 :

    む、胸が大きい人より控え目な方が着物似合うって言うし、全然問題ないな…うん

    175 :

    (拓海と蘭子あたり誘ってみよう。拓海は面倒見いいしちょうど仕事でも浴衣着てるから慣らすのにもいいな)

    (蘭子は芳乃とも仲良いし、蘭子と一緒なら飛鳥も多少は浴衣に抵抗なく袖を通してくれるだろう)

    (飛鳥は蘭子と比べるとまだ仕事の幅少なくて衣装もいつもの路線ばかりだもんなあ。ましてプライベートで違う路線の服なんか、こうでもしなきゃ着てくれなさそうだ)

    (じゃあそろそろ誘ってくるか、浴衣も借りなきゃならんしな。拓海のは……仕事で着てるのを使い回すのはまずい、素直に全員分借りよう)

    (メイド服借りた時も思ったけど当日レンタルもできる店って意外とあるな。借りる店決めたら、今度はそれぞれ着たい浴衣を選ばせるか)



     そして

    芳乃「みなの着付けが整いましてー。ねーねー、どうでしてー?」

    「おー、やっぱり似合うな芳乃は。いつもより涼しそうでだいぶ印象も変わってくるもんだ、かわいいぞー」

    拓海「……なあ、よく考えたら仕事じゃねーんだから浴衣なんざ着る必要なかったよな? おう?」

    「バレたか。いや、拓海の浴衣姿が絵になるのは知ってたからプライベートでゆっくり見たかったんだよ。すまんな」

    蘭子「ククク、大和の魂を取り込んだ我の新たなる聖装、如何なるぞ?(私の浴衣姿、どうですか?)」

    「なんだかんだ何着ても似合うよな蘭子って。今度浴衣の仕事取れたら取ってこようか?」

    飛鳥「……。どう、かな」

    「おう……」

    拓海「なんだあ? コイツの浴衣に見惚れちまったかのかよ? ……わかるぜ、普段あんま変わり映えしねぇ格好ばっかだと余計に見違えるっつーか」

    蘭子「未知なる衣を纏い可憐なる翼を得たようね、我が同胞飛鳥よ!(すっごくかわいいよ、飛鳥ちゃん!)」

    飛鳥「そんなことないさ。なぁ、P?」

    「……そうだ、準備が出来たみたいだし早く行こう。先に車回してくる!」

    芳乃「? そんなに急がずとも、そなたー?」

    拓海「ちょ、おいっ! 逃げやがったなPの奴、まさか照れてんのか? アイツにしちゃあ珍しいな」

    蘭子「て、照れてるんですよ! いつも格好良い飛鳥ちゃんが今日はこんなに可愛いんだもん、そうに決まってます!」

    飛鳥「いいんだ、蘭子。無理にフォローしなくたって……似合わないことくらい、ボクが一番理解ってるから」

    蘭子「無理なんかしてないもん!」

    拓海「……ったくしょうがねえ。あのヤロー、花火の前にいっちょシメとくか」

    芳乃「気の巡りが穏やかではないですねー。みなみな、落ち着きなさいー」



    「やってしまった……」

    (いつもだったら茶化すなり褒めるなり出来たはずなのにな。浴衣姿なんて見せられたらますます女の子として意識しそうになるだろ!)

    (……破壊力あり過ぎたな、あの時のキス)

    176 = 1 :


    「花火の時間になるまでぷらっと回るかー。結構屋台出てるみたいだし、適当に楽しんでいこう」

    拓海「アンタのおごりでな。アタシら着替えと一緒に貴重品置いてきたぞ?」

    「えっ、そうなの? ……そうか、浴衣だもんな。巾着とか要るよな」

    芳乃「わたくしはこの通り、ぬかりはないのでしてー」

    「芳乃はもともと着付けの面倒を見てもらう代わりにおごることになってたんだが、その芳乃だけ財布を持ってる状況なのか。……まあいいさ、未成年しかいなんだし保護者の俺が全部出そう」

    蘭子「友よ! 彼の地で我が魔弾を解き放たん!(プロデューサー! 私あれやってみたい!)」

    飛鳥「射的か、いいね。蘭子のその瞳が獲物を捉える瞬間、見せて貰うとしよう」

    蘭子「ククク、我が瞳だけでは足りぬ。そなたの魔眼も揃いし時、如何なる的をも射抜く力へと昇華するのだ!(私だけじゃなんだし、芳乃ちゃんも手伝ってくれたら全部当たりそうな気がするな~)」

    芳乃「わたくしの目に魔の類は宿っておりませぬがー、ひとつやってみませー。そなたー」

    「おう、2人分な。――よしいいぞ、2人の射撃の腕前を見せてもらおうじゃないか」

    蘭子「我が瞳に撃ち落せぬものなど……!(当ててみせる!)」

    芳乃「これが射的用の鉄砲なのですねー。猟銃なら見たことはありましたがー、ほー」

    拓海「あー、ダメだダメだそんなんじゃ、蘭子!」

    蘭子「ひゃいっ!?」

    拓海「んなヘンテコな構えしたって当たんねーよ。それと持ち方、そのまま撃ったら撃鉄に指挟んで血豆ができちまうって」

    蘭子「ヘンテコじゃないのに……。えっと、こうですか?」

    芳乃「そなたー、わたくし射的をしたことがないのですが、手ほどきをいただけませぬかー?」

    「ああ。じゃあまず持ち方だけど――」



    蘭子「当たった! ……でもビクともしませんね」

    拓海「あんなでけーのはちょっとやそっとじゃ落ちねえようになってんだよ。この中で狙い目っつったら、ん?」

    飛鳥「……」

    拓海「いけね、何フツーに楽しんでんだアタシ!? 悪りぃなこっからは自分の力で獲物を狩れ、気合いだ気合い!」

    蘭子「! 今こそ……我が魔翌力の全てを解き放つ時!(よーし、頑張るぞー!)」


    「よし、あとは照準が合ったと思ったら引き金を引くんだ。当てるだけじゃ景品は貰えないから、なるべく端っこを狙うんだぞ」

    芳乃「合わせてー、引き金をー、それー」 パァンッ

    「お、当たりはしたかな? そうだなあ、もうちょっとこう……むぐっ!?」

    拓海「芳乃、借りてくぜ。ちょーっとツラ貸して貰おうか、なあP?」

    「なんだよいきなり、腹が減ってるならそう言ってくれたらよかったのに」

    拓海「ちげーよ! とにかく、話があっからこっちこい。すぐ終わる」

    「……? ああ、わかった」

    177 = 1 :

    安価出せるまでいきたかったけどひとまずここまで。サクサク更新とは何だったのか……

    明日まで、明日までお待ちください!

    178 :

    無理ないペースでいいのよ乙

    179 :

    いい感じにPと飛鳥の関係がどろどろしてきたぞ
    争え…もっと争え…

    180 :

    拓海「この辺でいいか。……祭りの日にゴチャゴチャ言いたかねーんだが、あんなツラされちゃあな」

    「あんなツラ?」

    拓海「飛鳥のことだよ。言わなきゃわかんねーアンタでもないだろ?」

    「……。悪いな、気を遣わせて」

    拓海「アタシはただ祭りを楽しみたいだけだ。その様子だと、テメーが何をするべきかぐらいわかってるみてえだな」

    「そりゃあな。でもお前に心配されるほどだとは思ってなかったよ、ありがとう。おかげで踏ん切りがついた」

    拓海「……ヘッ、やっと調子出てきたか。今日のは貸しにしといてやるよ!」

    芳乃「おやー、いつもの安らかなる気を感じましてー」

    「芳乃!? ってあれ、飛鳥と蘭子は?」

    芳乃「そなたたちを探しているのではないでしょうかー」

    「動かずにいられるあいつらじゃないわなあ……。芳乃もどうして置いてきたりしたんだ?」

    芳乃「いま求められていますのは、わたくしではなくそなたのようですのでー。なに、そなたにかかればわたくしなどいなくとも二人を見つけるのは容易きこと、でして?」

    「……ああ、もちろんだ。すぐ引き連れて戻ってくるからお前達はここにいてくれ、行ってくる!」

    拓海「おうっ、次またシケたツラさせやがったら容赦しねーからな!」



    蘭子「……どこ行っちゃったのかな、みんな。芳乃ちゃんならすぐ見つけてくれるはずなのに」

    飛鳥「そうだね」

    蘭子「あの、手繋いでいい? わ、私達だけでもはぐれないように、なんて……えへへ」

    飛鳥「いいよ。繋ごうか」

    蘭子「うん! ねぇ、飛鳥ちゃん。プロデューサーのこと、考えてなかった?」

    飛鳥「……えっ? どうしてそう思うんだい?」

    蘭子「ずっと元気ないみたいだったから。プロデューサーもどこかいつもと違ったし、もしかしたら何かあったのかなーって」

    飛鳥「何もないさ、何も。……何もしなければ、よかったのかな……」

    蘭子「飛鳥ちゃん?」

    飛鳥「……何でもない。さぁ、みんなを探しに往こう。迎えが来るのを待っているだけなんて、たくさんだ」


    「その必要はないぞ」

    181 = 1 :

    蘭子「プロデューサー!」

    「すまん、ちょっと用が出来てお前達を見てやれなかった。拓海と芳乃は向こうにいるから、早く合流しよう」

    飛鳥「……」

    蘭子「……待って。少しだけ、いいですか?」

    「ん? どうした蘭子。歩きながらじゃダメなのか?」

    蘭子「その、プロデューサー。もっと飛鳥ちゃんのこと見てあげて!」

    飛鳥「!? 蘭子、キミは何を――」

    蘭子「飛鳥ちゃんの浴衣姿にだけ、何も言わなかったでしょ? ……褒めてほしいな、私だったら。あんなに自分には合わないって恥ずかしがってたのに、プロデューサーが見たいって言ったから飛鳥ちゃんは……!」

    「そのことか。大丈夫だよ、蘭子もありがとな。それを伝えるためにも探しに来たんだ。俺1人でさ」

    蘭子「……そうなの?」

    「蘭子の前だけど、いいよな? 飛鳥」

    飛鳥「……あぁ、好きにしてくれ。蘭子のおかげで、キミに対してボクにかける恥はもう残っていないから……」

    蘭子「ご、ごめんね飛鳥ちゃん! だってだってぇ!」

    「ははは……あー、飛鳥。単刀直入に言わせてもらうと、俺は4人の中でお前の浴衣姿に一番目を奪われたよ」

    飛鳥「……。どうせ嘘だろう?」

    「本当だ。何というか、飛鳥が凄く女の子らしく見えちゃって上手く言葉にならなかったんだ。いや、普段が女の子らしく見えないって意味じゃないぞ? な、蘭子?」

    蘭子「ふぇっ!? わ、我に振るでない!」

    「そ、そうだな、悪かった。そういうことだから、決してコメントしづらくてお茶を濁したなんてことはないからな?」

    飛鳥「……本当? キミはそうやっていつもボクを振り回すじゃないか」

    「本当に本当だ。似合ってるよ、飛鳥。可愛いぞ」

    蘭子「よかったね、飛鳥ちゃん♪」

    飛鳥「よくない……! ボクと同じく和服とは縁遠い蘭子や拓海さんの方が様になっている、内心そう思っているんだろう?」

    「あのなあ。そもそも和服ってのは胸がない方がよく似合うって言われるものなんだぞ」

    蘭子「……え?」

    飛鳥「……ん?」

    「……あ」

    182 = 179 :

    ここでPじゃない人が出てきて

    「なぜならお前たちはここで死ぬからだ……」
    「おっ、お前は――!」

    ☆次回、二人が秘めた闇の力が今目覚める……!

    ってならないか不安になった

    183 = 1 :


    拓海「おっ、花火上がりだしたか。P、そのたこ焼き1つ貰うぜ!」

    「……花より団子ってか? ほら」

    拓海「るせっ! どこもかしこも良い匂いさせやがって、待ってる間に腹減ったんだよ! ……で、アンタ今度は何やらかしたんだ?」

    「勢い余ったというか、口滑らしたというか。……はあ」

    拓海「ま、シケてるよりかは随分マシになったけどな、うおおっ!?」

    「? どうしたん、うわっ!? お、おかめのお面?」

    芳乃「わたくしでしてー」

    「芳乃か……それ、気に入ったんだな」

    芳乃「おかめとはアメノウズメを由来とするのでしてー。神々をも笑わせたといいますればー、わたくしもそれにあやかりみなの笑顔をばとー」

    「不意を突いてその顔が出てくると、なかなか怖いな……」

    拓海「あ、アタシは別にビビったわけじゃねーからな! それよかあっちの2人にも見せてやったらどうだ?」

    芳乃「ええー、必ずや笑顔にしてみせませー」

    拓海「……アイツもかわいい顔してどっか抜けてるっつーか、面白いよな。実際何モンなんだよ?」

    「現人神ってやつなのかもな、今は違っても芳乃ならこれからなりそうだ」



    蘭子「飛鳥ちゃん、もう戻らない? またはぐれちゃうよ~」

    飛鳥「……1人になることを許されないこの騒がしい空間が憎くすらあるな。夜空に咲く花を以てしても今のボクの心はピクリとも動じない」

    芳乃「それはいけませんねー。笑顔が一番でしてー」

    飛鳥「笑顔なんて忘れたね……わっ!?」

    蘭子「あ、動じた、じゃなくてどうしたの飛鳥ちゃ、ひぃっ!?」

    芳乃「……不評なのでして。ふむー、おかめは魔除けにこそ発揮するようですなー」

    飛鳥「驚かさないでくれよ……いや、決して驚いたというわけではないが。……放っておいてほしいんだ」

    蘭子「でも……」

    芳乃「蘭子、あの方の元へ参りましょうー。わたくしも見ておりますゆえー」

    蘭子「……うん。飛鳥ちゃん、何かあったらすぐ戻ってきてね?」

    飛鳥「あぁ。またあとで」


    飛鳥(ふぅ。さて、どうしたものかな)

    飛鳥(ボクの浴衣姿……可愛い、のかな。胸がない方が、なんて余計なこと口にするから、照れもしないし怒れもしなくなったじゃないか)

    飛鳥(……いつからだろう。あの花火のように、キミと交わした言葉はボクの空虚な心にいつまでも残響として繰り返される)

    飛鳥(何事にも縛られず自由に生きていたかったが、なかなかそうもいかないらしいな)

    飛鳥(キミはボクにとっての枷、なのかい? それとも――)



    蘭子「アメノ、ウズメ? 芳乃ちゃん、詳しく聞かせて!」

    芳乃「アメノウズメは日本神話に登場する芸能の神でしてー。日本最古の踊り子とも言われておりまするー」

    「おかめトークはもういいだろ……」

    184 = 1 :

    「んー、なかなかバランスよくいかないものだ」

    「飛鳥がだんだんと情緒不安定になりつつあるような。原因があるとしたらほぼ俺なんだろうけど」

    「ここは一旦様子を見てみるか……」






    飛鳥「……変だな。傾向からしていつもより闇を抱えていれば、ボクを喜ばせにPが来てもいい頃合いなのに」

    飛鳥「まさか、ボクのことなんてPはもう……」

    飛鳥「…………いや、悪い方にばかり考えるな。仮にPがボクを……ボクとのキスすらも忘れようとしても、思い出させればいい。それだけのことさ」

    飛鳥「ボクのことを今まで以上に見てくれるようにするには、どうしたらいいかな……?」

    飛鳥「……。>>185とか、してみようか? もう待ってるだけじゃ……いられないんだ」

    185 = 179 :

    手紙を渡す

    186 = 1 :

    -EDへのリーチも掛かったので趣向を変えて次回は飛鳥視点にしてみます

    コンマ50になれば数値が逆転しますし+EDもまだまだ可能ですが、この流れが順当に続きそうな予感しかしないのは何故でしょうね?

    187 :

    単純にそっちのほうが確率的に高いしな
    でもどう転ぶかは最後までわからないぜ…

    188 :

    よく見たらまた魔力が魔翌力に……蘭子ォ!

    189 = 1 :

    飛鳥「手紙か。ふむ」

    飛鳥「直接言葉を交わしていては伝わりにくいこともある、か。……ボク達の間で完全に言葉がいらなくなるまでは、まだ掛かりそうだしね」

    飛鳥「試してみる価値はあるな。そうと決まれば、あとは何を書き綴るかだ」

    飛鳥「手紙だからこそ伝えられそうな、あるいは聞き出せそうなこと……何があるだろう。ボクは手紙という手段を用いて彼からどんな返事を期待する……?」

    飛鳥「……>>190-192について、かな。まずは書いてみよう。とても読ませられたものじゃなければ、その時は考え直せばいいさ」

    190 :

    好きな女性のタイプ

    191 :

    またデートしたいゾ

    192 :

    日ごろの感謝

    193 :

    完璧な流れだ

    194 = 192 :

    すごくかわいい手紙になりそう

    196 :

    完璧だけど一人ホモが居ますねぇ

    197 :

    響かもしれないだろ!

    198 :

    はいさーい!ワタシ、ナターリアだゾ!

    199 :

    キメラアイドルやめーや

    200 :

    キメラとか懐かしい
    レジ2は最高だった


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