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    元スレモバP「飛鳥のいろんなデレがみたい」

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    101 :

    飛鳥(……触るな、か)

    飛鳥(熱を測る行為くらい許される間柄だと思っていたんだが……ボクの思い違いだったのかな)

    飛鳥(たまたま虫の居所が悪かった? それだけでボクにあんな風に冷淡な口調で吐き棄てられるか?)

    飛鳥(キミのことが……理解らないよ、P。……あれは?)



    「うん、だから反応見たさで冷たくしてみただけなんだ。ほんともう、悪いと思ってる」

    「お前なー、いい歳して子供相手に何やってんだよ。飛鳥だってオレらと2つしか変わんねーのに」

    梨沙「でもまぁ、あんな飛鳥が見れたんだからアンタのイタズラ心もなかなか侮れないわね?」

    「どういう意味だ?」

    梨沙「飛鳥、この世の終わりみたいな顔してフラフラさまよってたわよ。晴とぶつかって気付きもしないぐらいには」

    「一度目はオレの不注意もあったんだけどさ、二度目は完全にオレのこと目に入ってなかったよな。じゃなきゃぶつかりようもなかったぜ」

    「飛鳥がそんな状態に……オレが冷たくしただけで」

    梨沙「だけで、なんて思わない方がいいんじゃない? 他の子に同じことしてみなさい、もしかしたらもっと酷いことになるかもしれないから」

    「うん、3人くらいシャレにならなそうなのがパッと思いついた。やっぱりこういうタイプのドッキリは駄目だな、する方もされる方も心を痛める」

    「んなこといーから早く飛鳥にネタばらししてこいって。まだその辺ふらついてるかもしれねーぞ? また誰かとぶつかりながら」

    「そ、そうだな。飛鳥のこと探してくるよ。……でもそんなに飛鳥は落ち込んでくれてたのか、なるほどなー」

    梨沙「何ニヤけてんのよ、たしかに面白いもの見れたけどさ?」

    「その顔でネタばらしされたらオレなら蹴りたくなるかもな……」

    「ん? わかった、少し落ち着いてから探すか……そっかー」



    飛鳥(……そういうことだったのか)

    飛鳥(なんだ……ふふっ、よかった……。そうか……嫌われていた訳じゃなかったんだ)

    飛鳥(…………)

    飛鳥(安心したら腹が立ってきた……どうしてやろうか、P?)



    しばらく飛鳥に口をきいてもらえなくなったとかなんとか

    102 = 1 :

    「やっと飛鳥に許してもらえた……」

    「まぁ、反応見たいからって冷たくされたら怒って当然か。これぐらいで済んでよかったと思っておこう」

    「それにしても、なかなか隙がないな。そろそろデレが見たいところ」

    >>103でもすれば上手いこといけるかな?」

    103 :

    飛鳥とだけ熊本弁でコミュニケーション

    104 = 1 :

    ルール追加した途端にコンマが働きだすとは……

    105 = 1 :

    「飛鳥とだけ熊本弁でコミュニケーション?」

    「熊本弁といえば蘭子だよな。ダークイルミネイトが揃ってる時に、蘭子には普通の喋り方で飛鳥には熊本弁を使う……とどうなるか」

    「飛鳥の反応より蘭子の反応の方が気になるぞ。ものは試しだ、やってみよう」



    蘭子「煩わしい太陽ね……(おはようございます……)」

    「おはよう蘭子、どうした覇気が無いぞ」

    飛鳥「これだけ暑いとこうもなるさ。おはよう、P」

    (変な奴だと思われるだろうなあ。熊本弁なんてよくわからんけど、適当に言ってみるか)

    「炎天に羽を焦がせし我が双翼よ、凍結の魔翌力を生み出す匣より氷菓子を手にするがいい(暑さにへばられたら困るからな、冷蔵庫にアイスあるから食べていいぞ)」

    蘭子「!」 トゥンク

    飛鳥「……キミの方こそ暑さに頭をやられてしまったのではないよね?」

    「案ずるな、これしきで乱される魔翌力など持ち合わせておらぬわ(心配するな、俺は正常だよ)」

    蘭子「あ、あの……コホン。ククク、灼熱の業火に焼かれついに覚醒し我が境地まで辿り着いたのだな、友よ!(暑さのおかげで私みたくなれたんだね、プロデューサー!)」

    「ス◯カバーとメロ◯バー入ってるから、好きなの選んでくれ」

    蘭子「……」

    飛鳥「蘭子にこそ合わせてやればいいだろうに、それともわざとなのかい?」

    「なに、一時の戯れに過ぎぬ(まあ、ちょっとな)」

    蘭子「友よ、我の瞳を見よ。逸らしてはならぬ! 我が言葉を操るならば、まずは我に説くのが礼儀であろう!(プロデューサー、私の目を見て? 逸らしちゃだめ! 私みたいな言葉で話すなら、どうしてそうするのか私に説明してからにして!)」

    「いやー、何となく?」

    蘭子「えー、なんでなんで! だったら私にもー!」 ユッサユッサ

    「揺らすな揺らすな、余計な運動は暑いだけだぞ」

    蘭子「やだー! 私にもその言葉で話してくれなきゃやーだー!」 ユサユサ

    飛鳥「何やってるんだか……アイス、いただくよ」

    「その身の火照りが冷まされたならば、修練場へ向かうのだぞ(身体が涼んだら、レッスン場へ行くんだぞ)」

    蘭子「わーん、イジワルー!!」 ユッサユッサ

    (なんだこのかわいい生き物)

    飛鳥(――とか思ってそうな顔してるな。また変なこと始めて……まったく)

    106 :

    「機嫌直してくれよ蘭子ー、俺の分もアイス食べていいから」

    蘭子「そのような供物で我の魂は鎮まらぬ!(アイスなんかいらないもん!)」

    「飛鳥、蘭子に鎮魂の儀式を捧げるには如何ようにすればよいのだ?(飛鳥、どうしたら蘭子の機嫌直るかな?)」

    蘭子「……っ!」 プルプル

    飛鳥「理解っててやってるよね、それ。ボクも面倒だからいつものキミに戻してくれないか?」

    蘭子「……そ、それって、普段の私も面倒……ってこと?」

    飛鳥「!? いや、ボクはそんなつもりじゃ……」

    蘭子「そんな……飛鳥ちゃんまで……」

    (なんか思わぬ展開になってきたぞ? どうしてこうなった)

    飛鳥「……ボサッとしてないで、キミからも何かフォローしてくれ」

    「むう。そうだぞ蘭子、飛鳥は俺が気まぐれを起こしたことに面倒だって言っただけだから、な? 蘭子の言葉を最初から通じてた飛鳥が今さら面倒なんて思わないって」

    蘭子「……そうなの? ……うん。勘違いしてごめんね、飛鳥ちゃん」

    飛鳥「蘭子は何も謝ることなんてないよ。そうだろう、P?」

    「うむ。此度の失態は我にあるな(ああ。今回悪いのは俺だな)」

    蘭子「あー……うー、それー! 我ともそれで喋って! 闇の言語で私ともお話しようぞー?」 ユッサユッサ

    「混ざってる混ざってる。蘭子、冗談のつもりだったんだ。慣れてないと頭使って疲れるんだこの喋り方、もう終わりにするから揺らすなって」

    蘭子「むー……其方の戯れにより我が魂は尚も猛っているわ。魔力が足りぬのなら我が力も捧げよう、だから……我ともこの言葉で語らわん(プロデューサーのせいで期待しちゃったの! 疲れちゃうのは代わりに私が何とかするから……私ともこの言葉でお喋りしよ?)」

    (おうふ、蘭子め照れ屋のくせに珍しく甘え方が上手いぞ? 俺が熊本弁使い出して嬉しかったとか?)

    飛鳥「…………」

    「参ったなあ、そんなに同じ言葉で喋ってみたかったのか。確かに蘭子の世界観ならその方が雰囲気出るんだろうけどさ」

    飛鳥「楽しそうだね。ふぅん、これが狙いだったというわけか」

    「えっ、いや」

    飛鳥「なら存分に蘭子と語り合うといい。次からはボクをダシに使わないでくれよ? それじゃ、お邪魔虫は去るとしよう」

    蘭子「飛鳥ちゃん……」

    飛鳥「いいんだ、蘭子。共通言語で話せる相手は貴重だからね。蘭子の気持ちも理解るから、気にせず彼と話してるといいよ。二人きりで……さ」

    「あっ……行っちまった」

    (蘭子に構い過ぎたかな、でもここで飛鳥を追ったら蘭子にも飛鳥にも顔が立たないか。今は蘭子のささやかな願いを叶えてやろう)


    このあとめちゃくちゃ熊本弁で話した

    107 = 1 :

    「あの去り際、嫉妬を抑えてたりしてたのかな? どうなんだろ」

    「蘭子とはその後も対して態度を変えてなかったから、やっぱり俺か。俺だろうなあ」

    「ま、まあこれで飛鳥とイチャコラ出来たらまた一味違うデレがみれるかもしれないしな、うん」

    「久々に仕掛けてみよう。>>108でデレてくれないだろうか?」

    108 :

    二人っきりで特大パフェ食べさせあい。なおどちらも食べきれなくてグロッキーになる模様
    書いてて思ったけど面倒なら後半書かんで良いです。

    109 = 1 :

    頂いた安価はなるべくこなしますよー

    グロッキーにまでさせるなら、完食できたら何でも言うこと1つ聞かせられる~みたいな流れにして失敗させましょうかねぇ(ゲス顔)

    110 :

    蘭子可愛すぎ問題

    111 :

    「パフェの食べさせあいとかしてくれたりはしないだろうか。なるべく大きいやつで長く過ごせるように」

    「喫茶店に行くぐらいなら他のアイドルともするけど、食べさせあいなんてのはさすがになあ」

    「……今の飛鳥だとおとなしく喫茶店についてきてくれるかも怪しいか。後のことは後で考えるとしてまずは喫茶店に誘おう」



    飛鳥「……それで、どうしてボクなんだい。誘うなら他に相手がいただろうに」

    (と言いつつも誘ったらついてきてくれる飛鳥であった)

    「いいじゃないか。飛鳥とゆっくり過ごしたかったんだよ」

    飛鳥「どうだかね。キミのことだ、また何かよからぬことを企んでいるんだろう?」

    (そう思ってるならどうしてついてきたのか、なんて聞いたら今からでも帰っちゃいそうだな。ここは利用させてもらうとしよう)

    「実はな、えーっとメニューは……お、あっあったた」

    飛鳥「これは……パフェ、の特大サイズ、だね」

    「このパフェをな? 食べさせあいっこしてみないか?」

    飛鳥「は? ……耳が悪くなったかな、もう一回頼むよ」

    「俺と飛鳥で、このパフェを食べさせあいっこ、してみない?」

    飛鳥「」

    (まさに絶句といった表情いただきましたー)

    112 = 1 :

    飛鳥「P。敢えて聞くけど、何のために?」

    「したくなったから? ここなら人目につかないし、どうだ?」

    飛鳥「……キミの発想には時折ついていけないな。た、食べさせあいなんてボクらの間柄で行う価値はあるのかい? 答えは否……ナンセンスだね」

    「ほう、つまり価値があればやってくれるのか」

    飛鳥「えっ?」

    「ならこうしよう。こんなサイズのパフェだ、食べ切れるかも怪しい。俺と飛鳥の分を別にして食べさせあう上でちゃんと食べ切れたなら」

    飛鳥「食べ切れた、なら?」

    「言う事を1つ、相手に何でも聞かせられる。何でもといっても当然出来る範囲でな。自力で空を飛べとか言われても仕方ないわけだし、他にもまあ、うん」

    飛鳥「……現実味があるようでいて、粗が目立つな。出来る範囲を主観で決められるのなら、何でもという割に制約をいくらでもかけられることにならないかい?」

    (女の子に文字通り言う事何でも聞かせる訳にいかんだろ! 聞かせてみたいけど!)

    飛鳥「だがキミがそんな提案をするということは、ボクの実現可能な範囲でボクにさせたいことがあるとみえる。こんな回りくどい手段を取ってまで、ね」

    (そこまでは特に考えてなかった、とは言わないでおこう)

    飛鳥「あるいは食べさせあうだなんてことさえ出来ればいい、言う事を聞かせるというのはボクを乗せるため咄嗟に出た方便……そのどちらかだろう」

    (まあ、そのどちらかになるだろうな)

    飛鳥「…………何でも、か。もしボクが勝っても、キミはボクの言う事を聞くつもりはあるのかい?」

    「そりゃあな。負けた後にやっぱ無し、とかする程度の覚悟しかないなら最初から挑んだりしない」

    飛鳥「それならボクにも、キミに一泡吹かせるチャンスはあるということか」

    「……吹かせたいの? 俺に一泡」

    飛鳥「言葉の綾さ。フフッ、いいだろう。受けて立とうじゃないか」

    「え、いいのか? 俺が言うのもなんだけど、このパフェかなりでかそうだぞ。俺でも食い切れるかどうかなのに飛鳥にはキツくないか?」

    飛鳥「だろうね。だから公平を期すため、キミにはボクの分をあらかじめ少し食べてもらいたい。それなら五分だ。五分以上の勝算でもなければ誘いに乗る訳にはいかない、そういうものだろう?」

    「まあ、そうだな。その条件で食べさせあいをしてくれるなら従おう。でもな飛鳥、俺もやる時はやる男だ。逃げるなら今のうちだぞ」

    飛鳥「逃げる? むしろボクは興が乗ってきたところさ。あまり余計な口を出さないでほしいな」

    「……本気ってことか。わかった、意地張って無理だけはするなよ? アイドルなんだから」

    飛鳥「失態を晒すつもりはないよ。さぁ、注文しようじゃないか」

    113 = 1 :

    飛鳥「これは……」

    「実物はさらにでかく見えるな……」

    飛鳥「P、約束だ。まず先にボクの分を減らしてくれ」

    「わかってるよ。そういや飛鳥って少食そうだけど、甘い物は別腹だったりするのか?」

    飛鳥「どうだかね。人並みには甘い物を好んでいるつもりだが、そこまで食に執着することもないかな。さて……はい、口を開けるんだ」

    「うん、わかってたけど食べさせてもらうって気恥ずかしいな……どれっ」 パクッ

    飛鳥「……?」 ゾクッ

    「さすがに最初の一口は美味い。これがいつ頃味すらも疎ましくなるのか、わぷっ」 パクッ

    飛鳥「ほぅ……。さぁP、食べたなら早く次の用意をしてくれ」

    「いや、ペース早いって、もう少しゆっくり食わせて、んむっ!?」 パクッ

    飛鳥「…………」 ゾクゾク

    「……あのー、飛鳥さん? どうしてほんのり恍惚としてらっしゃるのですか?」

    飛鳥「フ、フフッ……。食べさせるというのはなかなかどうして興味深いものだね。ついペットに餌をやり過ぎる気持ちが、今なら理解る気がするよ」

    「俺をペット扱いするなよ、むぐぅ!?」 パクッ

    飛鳥「あぁ……いい食べっぷりだ、P」

    (飛鳥が何かに目覚めようとしてる! この流れは何となくまずい、俺も反撃しないと!)

    114 = 1 :

    「ストップだ飛鳥、ここからは交互に食べさせていこうじゃないか。お前の分、これならいい勝負になるだろう?」

    飛鳥「む……そうだね、ボクとしたことが本来の目的を忘れかけていたみたいだ」

    「そんなに楽しかったのか俺への餌付け。さてと、じゃあ俺も飛鳥に食べさせてやろうかなあ。ほれ」

    飛鳥「……」

    「ん? ほら飛鳥、口開けろって」

    飛鳥「うん、そうしようとはしているんだが、うん……」

    「わかるぞー。自分のタイミングで物を口に運べないから、口を開けて待つってのがなんか恥ずかしくなるんだよな」

    飛鳥「……キミは無理にボクへ食べさせようとはしないよね。紳士的なキミなら」

    「お前は無理に俺の口へ突っ込んでた自覚あるんだな。そら、早くしないとアイスが溶けるぞ」

    飛鳥「これだけあるならむしろ溶けてしまってくれた方が助かるんだが……んっ」 パクッ

    「おお……」

    飛鳥「……あぁ、確かに最初の一口は美味しいね。じゃあ次はボクの番だ」

    「俺も何となく人に物を食べさせることへの何とも言えない快感が、うわぷっ!」 ムグッ

    飛鳥「ふふっ……♪」

    「もっと優しく食わせてくれよ……ほれ、あーん」

    飛鳥「あーんはやめよう、いろんな意味で閉口ものだ」

    「俺も言いながら思った。仕切り直して、ほれ」

    飛鳥「……。あむっ」 パクッ

    (慣れないうちのこの初々しさ、噛み締めておこう……)



    20分後...


    「――ほら、口開けろって。それともギブなのか?」

    飛鳥「いやだ……もう生クリームはいやなんだ……。Pこそ食べなよ、さぁ」

    「や、やめろ……溶けたバニラアイスとチョコレートソースのブレンドに漬け込んだフルーツなんて見たくない……」

    飛鳥「……まだまだ残ってるけど、どうしよう?」

    「俺はいいや。店の人には申し訳ないけど、しばらく甘い物は食べられそうもないな……。飛鳥は? 頑張って食べ切って俺に言う事聞かせるか?」

    飛鳥「そんなのもうどうだっていいよ……。甘味を避けてブラックコーヒーが美味しく感じてしまう程度に、ボクの舌はいろいろ麻痺してしまってるんだ……」

    「……出ようか、店」

    飛鳥「うん……」


    飛鳥に目覚めかけていた様々な何かも引っ込んだとかなんとか

    115 = 1 :

    「結果的にいろんなものをうやむやにしたひと時だった……」

    「まあでも、普段の飛鳥を考えたら物を食べさせるなんてさせてくれないだろうし、いいもの見れたのは間違いない」

    「変化球で迫るのも面白いかもな。見たことない飛鳥が見れるかもしれないぞ」

    「あんまり捻っても警戒されそうだから、次は>>116なんかで様子見してみるか」

    116 :

    混浴風呂

    117 :

    「混浴風呂……事案になってしまいかねない」

    「待てよ? 堂々と一緒に入っても問題ない風呂もあるよな。足湯とか」

    「よしよし、嘘はついてないって方向で誘ってみよう。どんな反応するかな飛鳥のやつ」



    飛鳥「…………」 ジト-

    (無慈悲なジト目が俺に襲い掛かった。当然か)

    飛鳥「P、キミは少し己に忠実過ぎやしないか?」

    「まあいいじゃん言ってみるだけ言ってみても」

    飛鳥「グラビアの時の水着越しではボクの肢体に満足しなかった、ということなのか。それとも混浴というシチュエーションに……?」 ブツブツ

    「おーい、文句があるなら聞くからもっと声を大きくしてくれー」

    飛鳥「文句よりも疑問の方が口をついて出てくるんだよ。これでもボクは思春期なりの繊細さを持ち合わせているつもりなんだ。それをキミは一寸の躊躇いもなく一緒にお風呂に入りたい、だなんてさ」

    「ついでだよついで。今度のロケの近くに評判のとこがあってさ、健康や美容効果もあるらしいぞ」

    飛鳥「それなら一緒に入る必要は見当たらないんだが」

    「どうせならと思ってさ。せっかく一緒に入っても問題ないんだしわざわざ離れて入らなくてもいいだろ?」

    飛鳥「む……待ってくれ、どうしてそんなにボクの心境を鑑みようとしないんだ?」

    「何か不都合でもあるのか?」

    飛鳥「あるに決まってるだろう! それとも、キミにとって14歳はそんなにコドモなのかい。キミはプロデューサーとして年頃の少女の何を見てきたんだ?」

    (足湯だとは思ってなさそうな反応だな。さて、ここからどうするか)

    118 = 1 :

    「そうか……わかった。他のアイドルはOKしてくれたんだがなあ」

    飛鳥「えっ? 入ったの、かい?」

    「うん、二つ返事で。居合わせたみんなで入ったこともあったっけ」

    飛鳥「み、みんなで?」

    「むしろ俺が誘われたっていうか」

    飛鳥「誘われた……だと?」

    「気軽にこう、どう? みたいな感じでな。だから俺も飛鳥を誘ってみたんだけど」

    飛鳥「?? そんな馬鹿な……この事務所の連中はそこまで性におおらかなのか……?」

    (混乱してるみたいだな。ま、足湯だからなわけだが)

    「嫌なら仕方ないかー。わかったよ、ロケ終わったら速やかに撤収しよう。それじゃ俺はこの辺で」

    飛鳥「あ、P…………」

    (あとは当日ネタバラシするまでこの話には触れないでおこう。どんな反応するか楽しみだ)



    飛鳥「……」

    飛鳥「まさか、な。そんなはずは……」

    飛鳥(……それとも、まだボクがこの非日常の世界に馴染んでいないだけなんだろうか。自分のプロデューサーと混浴するぐらい……どうってことのない世界……?)

    飛鳥(ボクの感覚がおかしいのか? 可能性でいえばPが嘘を吐いていることの方がよほど高い、はず)

    飛鳥(……だがもし仮に混浴ぐらい当然だというなら、何も恥ずかしがることはない、ともいえる。少しばかりボクが覚悟を決めるだけで、薄布1枚の……下手すれば裸の付き合いをPと――)

    飛鳥(ってそんな訳あるか! そんな訳ない、だろう?)

    飛鳥(そんな訳…………)

    飛鳥(……)

    119 = 1 :


    そして

    (飛鳥のやつ、朝やロケ地までの移動中はそわそわ落ち着かなかった割に、カメラ回ってるところでは普段通りだ。プロらしくなってきたなあ)

    (とはいえあの落ち着きのなさは混浴の話が尾を引いてるはずだから、撮影終わったらどう出てくるかな? いつもより大きめのバッグを提げてたのも気になるな)



    「お疲れさん」

    飛鳥「あぁ、お疲れさま。今日のボクはどうだった?」

    「よかったと思うぞ。別に変なところはなかったしな」

    飛鳥「ならいいんだが。ふぅ……少し疲れたな」

    「そうか? じゃあ早く帰って休んだ方がいい。行こう」

    飛鳥「い、いいよそんな。疲れているのは心というか、身体はそこまで疲労を感じてはいないんだ」

    「気疲れしてたんだな。今日のロケに何か不満でもあったのか?」

    飛鳥「そっちは別に、むしろプライベートの方が……うん。たしかこの近くだったよね。評判だっていう、その」

    「ああ、足湯な」

    飛鳥「えっ」

    「あっ」

    飛鳥「ほぅ……足湯、ね。それなら一緒に入っても問題ないはずだ」

    「あ、あれー? 言ってなかったっけ?」

    飛鳥「白々し過ぎて言葉もないよ。……またキミはボクの反応を見て楽しんでいたんだろう?」

    「……半分は」

    飛鳥「半分? それが全てじゃないのかい?」

    「いやー、もしかしたら本当に混浴OKしてくれたりしないかなあって下心も」

    飛鳥「ば、馬鹿を言うな! どうしてボクがそんなこと……!」

    「ですよねー。あーあ、誰か俺しか入れないはずの個人風呂に先回りして入って待っててくれたりしないかなあ」

    飛鳥「妙に具体的だね。そういうこと、いつも期待してるとか?」

    「俺も男だしな。……で、足湯だけど入ってくか? 健康や美容効果に良いって評判は嘘じゃないぞ」

    飛鳥「そうしようかな。お望み通り、一緒に入ってあげるよ」

    「そりゃどうも。ここからだとあっちの方だったかな、さて行くかー」

    飛鳥「……うん」

    飛鳥(念のため水着を用意しておいたけど、無駄になりそうだな。どのみち水着で入れるとも限らなかったし、足湯でよかった……)

    「飛鳥ー、置いてくぞー?」

    飛鳥「あぁ。今往くよ」


    この後、安心のあまり油断した飛鳥の太ももや脚をめちゃくちゃ堪能した

    120 = 1 :

    「あー、良いものを拝ませてもらった」

    「飛鳥も裸を見られるよりはマシだと思ったのか、普段はジロジロ見ないでくれとか言いそうなところを何も言わなかったな」

    「にしても、タイツを破ったりして目に付きやすくしてるくせに見るなっていう方が無理ってもんだ。見せたいのか見られたくないのか、女の子のそういう部分はよくわからん」

    「って何を言ってるんだ俺は。えっと今度はー、>>121でいってみるか?」

    121 :

    手料理を振る舞う

    122 :

    「手料理を振る舞って俺の料理スキルを見せつけてみよう」

    「さすがに中学生の子より料理らしい料理は作れる、と信じたい」

    「そんなに大それた物は作れないし、昼ご飯を持参して少しつつかせる程度になるかな? そうと決まれば食材買ってくるか」



    ちひろ「……どうしたんですか? その重箱」

    「たまには弁当でもと思って作り出したら止まらなくて、せっかくだから持てるだけ持ってきました」

    ちひろ「それなら今日のお昼はピクニック気分で、アイドルの子たちと中庭辺りで食べてみてはいかがでしょう? きっとみんなも喜んでくれますよ♪」

    「いいですねそれ、都合良さそうなアイドルに声掛けてみます!」

    (今日のスケジュール的に誘えそうなアイドルは誰がいたっけ? 飛鳥は確定として、>>123-125にも声を掛けてみようかな?)

    123 :

    藍子

    124 :

    アーニャ

    125 :

    東郷あい

    126 :

    危なげないのに面白い組み合わせだ

    127 :

    おもしろい
    安価に対応して話書けるのってすごいなーと思う

    128 :

    (藍子、アーニャ、あいさん、そして飛鳥。みんな名前のイニシャルがAだ。こんな偶然もあるんだな、よしレッスン始まる前に声を掛けておこう)



    「――それじゃこの辺で食べようか」

    藍子「あっ、シート引きますね。アーニャちゃんそっち側持ってもらっていいですか?」

    アーニャ「ダー、藍子。こうですね?」

    飛鳥「都会の真ん中にいても気分は味わえるものだね。ピクニックか、仕事を除けばいつ以来かな」

    「オーストラリアは凄かったな、虫除けスプレーはなくてもいいよな?」

    飛鳥「あるに越したことはないけれど、あの密林を思えば何てことはないさ。……そういえばあいさんの姿が見えないようだが」

    「すぐ来るんじゃないか? ほら、言ってる側から」

    あい「すまないね、待たせたかな?」

    「いえいえ、これから腰を下ろすところでしたよ。それより何か買ってきたんですか?」

    あい「これかい? 飲み物を適当に揃えてきたんだ。この食事会が突発的に決まったのなら、そこまで用意してはいないんじゃないかと思ってね」

    「飲み物か……すっかり忘れてた。おっ、しかも紙コップとはわかってますね。雰囲気出るなあ、わざわざありがとうございます」

    藍子「みなさん、座ってください。気持ち良いですよ♪」

    アーニャ「目線が低くなるだけで、いつもの景色も違う世界に見えてきます。不思議、です」

    「どれどれ……あー。職場の敷地内だってのにこの牧歌的な感じ、癒されるなあ。地面の緑を近くに感じるからかな」

    あい「知らず知らず疲れも溜まっていたのだろう。たまにはのんびりといこうか、Pくん。幸い私達には自然と場を和ませてくれるスペシャリストがついている」

    飛鳥「前から気になっていたんだ。体感時間を減速させるという、ゆるふわオーラってヤツを見せてもらおうか。フフッ」

    アーニャ「藍子、大人気ですね。私もゆるふわ、できますか?」

    藍子「え、ええ~? 私は特別なことをしてるつもりはないんですが……」

    「ははっ、いつも通りいてくれたらいいんだよ藍子。さあてまったりしますかー」

    129 :

    女の子四人の中に男一人って結構大変そうだ

    130 :

    アイドル事務所で働いておきながら何を今更感

    131 :

    ゆるふわ空間

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    132 :

    イニシャルオールAは平和だなぁ

    133 = 1 :

    「大したものじゃないけど……どうぞどうぞ」

    飛鳥「謙遜することはない。ボクらにとってはキミの手料理というだけで付加価値は充分さ」

    藍子「わぁ、どれも美味しそうですね。普段からお料理したりするんですか?」

    「いや滅多にしないよ。たまに作り出すと加減がわからなくなって、気付いたらこんなんなってるんだよな」

    アーニャ「私も、星を見ていると夢中になって時間を忘れます。プロデューサーはお料理が好きなんですね?」

    「どうだろ、言われてみるとそうかもしれない。時間があれば趣味になってたかも?」

    あい「たまにするからこそ没頭してしまうのだろうね。私も演奏する機会が減ってからは、サックスを手に取るといつまでも奏でたくなるな」

    飛鳥「ボクにもそういう瞬間はある。漫画、は最近描けていないが、ヘアアレンジはやり甲斐も増したからね。時が刻まれていくのも忘れてずっと髪を弄っていられるよ」

    藍子「みなさん素敵な趣味があるんですね。羨ましいなあ」

    アーニャ「藍子の趣味も、とても素敵です。そうですね、プロデューサー?」

    藍子「そうでしょうか。地味というか、お散歩が好きって人もあまり見掛けませんし……」

    「今のご時世だとたしかに珍しいかもな。だけどさ、見慣れた風景に溶け込んで些細な変化を見つけては喜んだり楽しんだりできるなんて、凄く風流だと思うぞ俺は」

    飛鳥「わびさび、とでも言うのかな。いろんなものが溢れている現代社会においてそういった心を解する人は少ないだろう。派手ではなくとも、華はある。ボクはそう思うな」

    藍子「そんな風に言っていただけると……なんだか恥ずかしいな……でも、とても嬉しいです♪」

    あい「フッ、良い笑顔だよ藍子くん。おっと、そろそろ手を付けないと休憩時間が足りなくなってしまうな」

    飛鳥「なん……だと? ボク達は既にゆるふわ空間に支配されていたというのか……?」

    (藍子がケーキバイキングに行ってもケーキ1つで時間になる、って話は本当かもしれない)

    藍子「あうぅ、すみません! 私、あいさんが買ってきてくれた飲み物を注ぎますね! アーニャちゃんはお茶でいい?」

    アーニャ「スパスィーバ、あー、ありがとうございます。プロデューサー、このおにぎりと卵焼き、いただきますね」

    あい「どれ、労いの意を込めてきみの分は私が取り分けてやろう。何がいい、Pくん?」

    「ありがとうございます、何でもいいですよ。さあみんなどんどん食べてくれ、唐揚げとか定番ばっかだけどその分ハズレもないはずだから」

    134 :

    (さすがに5人分には少し足りなかったかな? まあ俺以外は女の子だし、これぐらいでちょうど良いのかも)

    あい「――聞こえているか、Pくん。それとも空腹が満たされて眠くなってしまったかな?」

    「? あ、すみません……えっと、何でしたっけ?」

    あい「きみの好物を知りたいんだ、貰ってばかりでは悪いからね。それに……私もきみへ手料理を振る舞ってみたくなったのさ」

     ピクッ

    (ん? 他の3人の動きが止まったぞ?)

    「っと、あいさんは女性人気が高いからなー。昔から料理の差し入れなんかを貰ってたとか?」

    あい「ああ。貰う側なら幾度となく経験しているのだがね……特に2月は大変だったな。邪険に扱うわけにもいかず、かといえ1人でどうにか出来る量でもなかった」

    「今は友チョコ~とか同性同士でやり取りするハードルも下がってますしね。それで、俺の好物でしたっけ」

    藍子「あの……プロデューサーさん?」

    アーニャ「私も、プロデューサーの好きな食べ物、知りたいです」

    飛鳥「……」 チラッ

    「お前らも? なんで?」

    アーニャ「カニェーシナ、あー、もちろん今日のお返しです。プロデューサーからは……いろんなものをたくさん、貰っています。あいと同じ、私が貰ってばかりなのは不公平ですね?」

    「気にすることないのに。藍子も?」

    藍子「プロデューサーさんより上手くは作れないかもしれないですけど、私も……日頃の感謝の気持ちを込めて作ったお弁当、食べてほしいんです。少しでも伝わってくれたらいいなって……ダメ、ですか?」

    「ダメなことはない、ないに決まってる! ……飛鳥は?」

    飛鳥「キミに感謝していないことはないさ。それを伝える方法はアイドルとして輝くことだと、そう思っていたが……そんな形もあるんだね」

    「本当にいいんだぞ、気にしなくて。お返しが欲しくて誘ったんじゃないんだからさ」

    飛鳥「……なんだい、ボクのはいらないとでも言いたいのか? ボクのだけ……ねぇ、P?」

    「!? いやいや、そんなことないって! でも4人分か……あいさん、こんな時俺はどうしたらいいんですか!」

    あい「それを心得ていたら私も苦労はしなかったよ。なに、今日のことは内密にしておく。皆が皆きみへの想いを形にして持ってきてしまったら、大変なことになりそうだ」

    「ははは……さすがにそんな事態にはならないでしょうけど、怖いなあ……夏場だしなあ……」

    (せめてそれぞれ違う日に渡してくれることを祈っていよう……。この面子ならちゃんと食べられる物を作ってくれるだろうから、そっちの心配はしなくてもいいか)

    飛鳥「それで、Pの好物は何なんだ? まだ聞いてないよ」

    藍子「やっぱり体力のつきそうなもの、でしょうか? お肉料理ですとか」

    アーニャ「一生懸命、作りますね。食べたいもの、何でも言ってください」

    「食べたいもの、か。女の子の手料理ってだけで何でもいけそうだけど、そうだなあ――」


    この後めちゃくちゃ遅刻しかけた

    135 = 1 :

    「楽しみ半分怖さ半分の約束をしてしまった気がしてならない」

    「……念のため他のアイドル達から目の付かないところで食べた方がいいかなあ? 絶対領域に逃げ込むとしたら俺もいよいよ便所飯デビューになるわけだが」

    「待て待て、せっかくの手料理をそんなところで食べられるか! 早めに受け取って外回りしてる間にでも食べよう。それしかないな」

    「そういや飛鳥って料理なんか出来るのか? 家事とかしてそうなイメージあまりないんだよな。まあいいや、次は>>136でいってみよう」

    136 :

    花火を観に行く

    137 = 1 :

    安価キャラ偏りなく書こうとしたら飛鳥分が薄くなっていたという罠

    ンー、アーニャを書くのは難しい、ですね?

    138 :

    アーニャはロシア語だからね。でもかわいい。…のあさんとかも独特の言い回しがあって難しそう。

    140 :

    毎日30人くらいが一品ずつ持ってきて、アイドル満漢全席をやっている光景が浮かんだ

    141 :

    お向かいなら一人で用意できるぞ

    142 :

    「花火でも観に行くか? もうそんな季節だしな」

    「さすがに花火は嫌いなんてことはない、はず。でも素直じゃないというか変にひねくれてるからなーあいつ」

    飛鳥「誰がひねくれてるって?」

    「そりゃあお前……げげっ、飛鳥!?」

    飛鳥「いつの時代のリアクションなんだか……それで、何をぶつくさ言ってたのさ」

    「あのな飛鳥、いきなり出てくるのは反則なんだぞ?」

    飛鳥「知らないよ。で、キミは1人で何を呟いていたんだい? 花火がどうとか聞こえたような」

    (こいつ絶対聞こえてたんだろうな最初っから。めんどくさくならないうちに白状しとくか)

    「近くで花火大会があるみたいだから、飛鳥でも連れてこうかと考えてたんだ」

    飛鳥「ボクでも……とはご挨拶じゃないか。何か勘違いしているようだが、ボクはキミから受けた誘いなら思考停止して承諾する、とでも思ったら大間違いだよ」

    (こう言ってるけど本当は俺が誘うの待ってるんだろうな。こんな態度取られると意地悪したくなる、あると思います)

    「じゃあ……行かないんだな? わかった、今回は他を当たるよ」

    飛鳥「……む」

    「えっと、どうすっかなー。まだ残ってるアイドルはっと」 スタスタ

    飛鳥「…………」

    (刺さるような熱い視線を感じる。我ながら大人気ない真似をしてしまった)

    「なーんて、冗談だ冗談。俺は飛鳥を誘いたいたかったんだよ!」 クルッ

    飛鳥「っ!? と、当然だね。キミの持ちうる選択肢なんてボク以外にあるわけがないんだ」

    (微妙に目が赤くなってる気がしないでもないけど、俺を睨みすぎたせいってことにしとこう)

    「じゃあ飛鳥、現地集合だと会えなくなりそうだし今日は一緒に帰ろうか」

    飛鳥「あぁ、その方が賢明だろう。そうすると時間になるまで何していようか」

    「そうだなあ。野球拳でもする?」

    飛鳥「……別にいいよ、エクステを一本ずつ外していいのならね」

    「うわっ、ずりー! 元からするつもりなかったからいいけどずるいな!」

    飛鳥「そういうルールで挑む方が悪いんだ。どうした、掛かってこないのかい?」

    「調子に乗りおって……!」

    飛鳥「フッ、そちらこそ。これはほんのささやかな抵抗さ」

    143 :

    Pはこじれたらどうするんだ
    責任を取るつもりはあるのか
    と変にはらはらしてきた

    144 :

    >>4のちっひの台詞からして普段からちょっかい出してるんじゃないかな

    145 = 1 :

    >>143
    これまでの流れから飛鳥が病みやすい(?)行動を何となく取るようになってます
    0か99を振り切った3回中3回ともマイナス方面でしたので、暫定的に現在値の変動(による話の展開)とは別に飛鳥を振り回し気味にしてみようかなと


    ところで1ヶ月くらいあれば終わるかと思ってたのにまだまだかかりそうですね?
    もっとサクサク進めるべきなのか、遅くとも文量削らない方がいいのか悩みどころです……

    146 :

    自分はどっちでもいいなあ
    ゆっくりでもサクサクでも、どっちでもいいから楽しんで書いてほしい
    楽しくないと続かないのがSSというものだから

    しかしどっちでもいいが一番困るのもSSというものか
    強いて言えばサクサクかな 更新があると嬉しくなるからたくさん更新されそうなほうを選ぶ

    147 :

    >>146
    書いてて楽しめてはいますね。安価をどう捌くか考えるだけで楽しいので
    1レス毎に時間かかるから続けて書きにくいというのはありますが……

    更新する時になるべく次の安価を出せるまで書けるよう、気持ちコンパクトにしていきましょうか。気持ちだけ

    148 = 1 :



    飛鳥「――こういう時は、誘った側が絶景を拝めて他の観客にも知れ渡っていない穴場まで連れていってくれる、と決まっているものだが」

    「んなもん知るかい。しっかし混んでるなあ、人混みに流されないようにな」

    飛鳥「あぁ。ならこうしよう」 クイッ

    「ん? 袖なんて摘まなくたって手を繋げばよくないか?」

    飛鳥「あまり安売りするとつけ上がりそうだからね。ボクの手を引きたければ、キミの意思でそうするといい」

    「はいはい。よっぽどはぐれそうになったらそうするよ。これだけ混んでれば周りにも手繋いでるとこなんて見えないだろうし」

    飛鳥「……まぁいい、始まらないうちにもう少し夜空を見上げやすい所を探そう」

    「人だかりで見にくいか? 身長さほど高くないもんな飛鳥」

    飛鳥「これでも平均程度はあるつもりだよ。とりわけ低くもないさ」

    「14歳の平均身長は156cmなんだぞ。お前たしか154cmじゃなかった?」

    飛鳥「くっ……って、どうして年齢別の平均身長なんて識っているんだキミは」

    「はっはっは。うちの小学生が軒並み低身長であることに気づいてついでに調べたんだよ。知ってるか? たとえば12歳女子の平均って150cm位なんだ。小学生の12歳で一番大きい桃華が145cm……後はわかるな?」

    飛鳥「やめよう、ボクらがここにいる理由はそんな話をするためじゃない。そんな身近な世間話をされては雰囲気が台無しじゃないか」

    「悪い悪い。あー、身長といえばキスしやすい身長差が12cmって聞くな。これならどうだ?」

    飛鳥「周りにカップル客が散見されるからといって、ボクに聞かせる話なのかい?」

    「ま、飛鳥はノってこないと思ってたよ。さてさてこの辺なら見やすいか?」

    飛鳥「こんなものかな。ちなみに、キミにとっての12cm差って」

    「おっ、上がったぞ! いよいよだな!」

    飛鳥「……そう、だね。闇夜に咲き誇る刹那の花々を、今は楽しむとしようか――」



    (帰り際、花火に感動してなのか何かを言い出そうにも言葉が出てこない飛鳥を寮まで送ってやった。やたら俺の頭から足まで見てたのは何だったんだろう)

    149 = 1 :

    「花火良かったなあ。形崩れまくってたけどぴにゃこら太型の花火もあったらしい」

    「事務所の連中を今度集めて花火でもしてみようか? さぞ華やかなことだろう」

    「……でもいたずらっ子も少なくないし危ないか。ないとは思うが火傷なんて負ってほしくはないしな」

    「花火はさておき、次は飛鳥と何しよう。>>150?」

    150 :

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