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    元スレモバP「飛鳥のいろんなデレがみたい」

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    51 = 1 :

    「うーん……じっとしてないといけないから疲れるんだよな、あれ。あんまりソファーに座らない方がいいか」

    「でもどこからともなく雪美とペロがやってきて、気付いたらまた座らされてるってこともあるし……」

    「ま、いいや。悪い気がしないのは確かなんだから。それより飛鳥のデレだデレ」

    「お次は>>52でいってみるかな? さてどうなるやら」

    52 :

    コスプレ

    53 :

    「コスプレかあ。今の飛鳥ならいろいろ着てくれるかな?」

    「せっかくだし飛鳥に着せてみたい衣装を用意しとこう。何にしよう……」

    「コスプレの定番でいえばキャラものはもちろん、ナース、巫女、魔法少女、CA――」 チラッ

    菜々「?」

    「学生服……いやいや、飛鳥は中学生だからコスプレにならん」

    菜々「なんだかよくわかりませんけどナナを見たらメイド服なんじゃないですかーっ!?」

    「決めた。>>54をコスプレさせよう」

    菜々「あーん、無視しないでくださーい!」

    54 :

    メイド

    55 = 1 :

    「冗談ですよ。実は飛鳥にコスプレして欲しいなあとふと思いついたもので」

    菜々「いきなり何言ってるんですか!? そんな、担当アイドルを私欲でコスプレさせたいだなんて……!」

    「メイドの貫禄バッチリな菜々さんに、飛鳥に似合いそうなメイド服選んでもらえたらなー。あんまり詳しくないからなー」

    菜々「露骨過ぎますってば! うぅ、一応聞いておきますけど……飛鳥ちゃんにコスプレさせたいというのはやましい気持ちからでしょうか?」

    「いや、純粋に可愛いだろうなーと思って。思いません?」

    菜々「それはまあ、本人は嫌がりそうなのでキュートなツンツンメイドさんの爆誕ってところですかね?」

    「でしょう? お願いします菜々さん、俺に……飛鳥に似合いそうなメイド服をどうか……!」

    菜々「むむむ……。えっとぉ、1回しか着ないならレンタルにします?」

    「レンタルできるものなんですか、メイド服」

    菜々「レンタルできるものなんですよ、メイド服! じゃあ今度、プロデューサーとナナで一緒に……そのぅ……」

    「そうですね、任せっきりというわけにもいきませんし。あ、でしたら今から行きません? 善は急げと言いますから」

    菜々「今から!? えっ、今から? あれっ? ちょっと待ってくださいね、心の準備がまだ」

    「さあ行きましょうすぐ行きましょう、どこへ向かえばいいですか?」

    菜々「まだって言ってるのにーっ! と、とりあえずナナの知ってるお店は聖地にありますけど……今からじゃ間に合うかどうか、って聞いてます!?」

    「なおさら急ぎましょう! ほらほら、ウサミンパワーはどうしたんですか!」

    菜々「雑っ!? もっとナナを大切に扱ってくださーい!」



    飛鳥「騒がしいな……いったい何が、うん? あれは」

    飛鳥「……」

    56 = 1 :

    「それにしても、本当にレンタルできるものなんですね。メイド服」

    菜々「普通は……予約して……届けてもらったり……するんですけどね……」

    「いやー、助かりました。すみませんね帰りまで急かしちゃって、後で腰でもマッサージします?」

    菜々「それはそれは……ってナナは別に腰なんて、17歳のナナにそんなの必要ありません……!」

    「俺におんぶされてるくせに何言ってるんですか。ほら事務所着きましたよ。さあて飛鳥は」 ガチャッ

    飛鳥「……やぁ。ボクが何だって?」

    「うおっ! い、いや、飛鳥に用があったからどこかなーって探そうと思ってたんだ。あービックリした……」

    飛鳥「ボクに用、ね。背中の彼女を連れ回して、挙句に背負ってまでも果たすべき用事がボクに?」

    菜々(ひぃっ、なんだか怖いですよ飛鳥ちゃん!) ヒソヒソ

    「……菜々さんのことはさておき」

    菜々(おかないでくださいよー!) ヒソヒソ

    「これをな。飛鳥に着て貰いたいなーって考え出したら止まらなくなってこうなった」

    飛鳥「これは……メイド服?」

    「うん。メイド飛鳥を一目見たくてさ。頼む! そのために菜々さんは犠牲になったんだ」

    菜々(犠牲って何ですか犠牲って!?) ヒソヒソ

    飛鳥「ウエディングドレスの次はメイド服か。キミはよほどボクをいろいろと着飾らせたいようだ」

    「見てみたいんだからしょうがないだろ、メイド服の飛鳥は絶対可愛いんだからな!」

    飛鳥「どうせ着るなら格好のつく衣装を着せてほしいものだが。……どうしてもかい?」

    「どうしても!」

    飛鳥「……まぁ、この服は最早俗っぽいけど当たり障りが無いともいえる、か。いいだろう。仕事としてではないのなら、その犠牲に報いてみてもいいよ」

    「ほんとか!? とか何とか言って、1回くらいは着てみたいとか思ってたりしない?」

    飛鳥「さぁ、どうかな。しかし着るにしても、ボク1人では正しく着るために時間が掛かりそうだ」

    「そのための菜々さんだ。着付けを手伝ってあげてください、お願いします!」

    菜々(元からそのつもりでしたよ! んもう、今度ちゃんとした埋め合わせしてくださいね! あ、ゆっくり降ろしてください、ちょっとまだ腰が……) ヒソヒソ



    その後、写真NGなメイド飛鳥の鑑賞会が事務所の一室で密やかに開催されたとかなんとか

    57 = 1 :

    「眼福だった……」

    「私服やらステージ衣装やらとはイメージが対極だしな……写真に撮りたかったなあ」

    「あんまり変なのでもなきゃ意外とホイホイ着てくれるのかもしれないし、また何か着てもらうのもいいな」

    「それはそれとして、>>58とかも試してみるぞ」

    58 :

    飛鳥が照れるまでひたすら褒めちぎる

    59 = 1 :

    「褒めちぎるだけならともかく照れるまでとなると、怒涛のラッシュで褒め倒す必要があるな」

    「飛鳥は照れ隠しするの上手そうだから見逃さないようにしないと……」

    「それより飛鳥の褒めるところはたくさんあるけど、どこから褒めていこうか。素直に受け取ってくれたらいいんだが」

    「まずは……>>60から褒めてみるかな?」

    (コンマが合計100超えるまで褒めちぎります)

    60 = 54 :

    ファッションセンス

    61 = 1 :

    「飛鳥といえば、あのこだわり持ったファッションセンスだよな」

    「様になっててビジュアルは自分なりに磨いてきたと言うだけはある。そこを褒められたら飛鳥も嬉しかろう」

    「よし、一気にこちらのペースへ持っていって褒め倒そう!」



    飛鳥「もう一度、言ってくれないか?」

    「だからー、飛鳥のファッションセンスは素晴らしいって何度も言ってるだろ?」

    飛鳥「突拍子もなかったものでね……。ボクを褒めようだなんてどういう風の吹き回しだい?」

    「何となくな。アイドルになれたとはいえ自分のセンスに自信ないって子はいるし、逆にアイドルになる前からセンス抜群な子もいる。飛鳥もそうだったなあって話をしようと思った」

    飛鳥「美意識は大事だからね。そうか、ボクなりに磨いてきたものはキミの眼鏡にかなうものだったんだ」

    「アイドルにスカウトしたくなるくらいにはな。素材の良さもあるだろう、でもそれをしっかり自分で生かしてるのは自分というものを理解してるってことだ。雑踏の中で俺が目を引かれたのも当然だな」

    飛鳥「……」

    「飛鳥? 聞いてるか?」

    飛鳥「手放しの絶賛なんて……慣れてないものでさ。ボクの中に湧き上がっている感情への整理が追いつかないんだ。どうしてくれるんだい、P? ふふっ……」

    (いきなり好感触だなおい、やっぱり褒められて嬉しい部分だったのかな? 次は>>62を褒めよう)


    (コンマ20以上で終了)

    63 = 1 :

    (ファッションを褒められて嬉しいならエクステにも触れておくべきだろうな)

    「エクステも似合ってるし、いやエクステが似合うように考えてるってことか。そもそもエクステなんてよく知ってたな」

    飛鳥「なんてことはない、辿り着いた先にこれがあっただけさ」

    「それでもただ付けるだけなら何というか浮くだけだけど、飛鳥はそうじゃなかった。ファッションとしても身体の一部と言っていいほど馴染んでるよ」

    飛鳥「……どうしたんだ、P? まさかまたボクの機嫌を取ろうだなんて思っているんじゃないだろうね」

    「そんなことないぞ? 率直な感想ってやつだ。どうせなら本人に聞いてもらった方がいいかなと」

    飛鳥「よしてくれ。言っただろう……慣れてないんだ」 プイッ

    (そっぽ向かれてしまった。でもこの流れならさすがに照れてるんだろうな)

    飛鳥「……認められるというのはこんなにもヨロコビをもたらすものなんだね。承認欲求に飢えていたつもりはないが、他ならぬキミに褒められると……鼓動の高鳴りがやみそうにもないな」

    (もしかして飛鳥ってチョロい?)

    飛鳥は「ねぇ、他には? キミの目に映るボクはそれで全てかい? そんなはずはないだろう?」

    「お、おう。そうだな……他には――」



    (せがまれる度に褒めようと思っていたことを褒めちぎっていたら、飛鳥の方がいっぱいいっぱいになっていた。飛鳥曰く、見せられない顔になっているだろうからこっち見ないでくれ、とのこと)

    (……うん、これなら飛鳥だけじゃなくて、みんなのこともちゃんと言葉にして褒めてみようかな。褒められてこんなに喜んでくれるなら褒めた俺としても気持ちがいい)

    64 = 1 :

    「褒めるって大事なんだなあ、飛鳥が見違えるほど表情を柔らかくして俺にまた何かを期待する目を向けてたっけ」

    「褒めポイント……ストックしておくか。あまり適当なこと言ったり同じことばかり褒めたら飛鳥にも悪印象だろうし」

    「それにしても照れ飛鳥は可愛かった。声を大にして言いたい、照れ飛鳥は可愛いかった」

    「不意打ち気味に褒めてまた照れ飛鳥を拝ませてもらおう。それはともかく、この調子で次は>>65でいってみるか」

    65 :

    ホラー映画鑑賞

    66 :

    「ホラー映画を鑑賞して素のリアクションを引き出してみるか」

    「飛鳥はホラー耐性あるのかな? 怖くても顔に出すような奴じゃないから注意深く見ておかないと」

    「……映画の鑑賞会なのか飛鳥の鑑賞会なのかわからんな。まあいいや、ホラーといえば――」



    「なあ飛鳥、小梅から借りた新作DVDのホラー映画を観るんだけどお前もどうだ?」

    飛鳥「ホラーね……あまり興味はないな。どうしても誰かと鑑賞したいのなら他をあたってくれ」

    (断られるパターンは考えてなかったな……なんてこったい。返すときに小梅から映画の感想を求められてるし一人でも観ないと……)

    「わかったよ。もう他に残ってるアイドルはいないし、さっさと帰って一人で観ようかな」

    飛鳥「? 事務所で観るんじゃないのかい?」

    「いや、くつろぎながら観たいし帰って観るつもりだったよ。飛鳥も気を付けて帰るんだぞ」

    飛鳥「……待った」

    「なんだ? ああ、送ってほしいなら送ってやるぞ」

    飛鳥「そうじゃない、気が変わったんだ。ボクもそれ、観るよ」

    「それって、これか?」

    飛鳥「他に何があるっていうんだ。ほら、さっさと帰るんだろう? 早く行こうじゃないか、今宵限りに上映される小さな映画館へ、さ」

    (あぶねー! また飛鳥の気が変わらないうちに部屋に連れ込もう。……連れ込むって間違っちゃいないけどなんだかいかがわしい響きだ)

    67 = 1 :

    飛鳥「ここがキミの……邪魔するよ」

    「どうぞどうぞ。なんか飲むか? 500mlペットボトルだけどソフトドリンクなら多少は揃ってるぞ。冷蔵庫から好きなの持ってけ」

    飛鳥「へぇ、気が利くね。最初からボクを誘うつもりで用意していたかのようだ。ふふっ」

    (事務所にいるうちに鑑賞する予定だったし、飲み物も偶然買い置きが溜まってただけだけど水は差さないでおこう)

    「さすがにポップコーンはないけどな。ホラー映画で食うものなのかもよく知らんが」

    飛鳥「映画はよく観るのかい? わざわざ借りるくらいだから、ホラー映画が好きとか?」

    「そうでもないかな。でもまあ、どうせ観るなら誰かと観たいだろう? ホラーなら特に」

    飛鳥「そう……だね。フッ、あまりみっともないところを見せないでくれよ?」

    「それはお互い様だ。小梅が勧めるぐらいだからホラーとして良作そうだし、いつまで涼しそうな顔をしてられるかな?」

    飛鳥「それこそお互い様さ。御託はいい、早く鑑賞しようじゃないか」

    「おう、それじゃあ再生するぞ」


    (そして、悲鳴や息を飲む音が漏れないよう意地の張り合いが2時間弱続いたのだった)

    68 = 1 :

    「……」

    飛鳥「……」

    「凄かったな」

    飛鳥「うん……」

    「外、暗くなっちゃったな」

    飛鳥「うん……」

    「寮まで送るよ。先に車乗っててくれ、ほらキー渡しとくから」

    飛鳥「うん? ……あぁ、理解った」

    ガチャッ

    「さてさて、せっかくあんなもの鑑賞した後だし、暗い駐車場の車の中に一人で過ごしてもらってみよう。どうなるかな?」


    3分後...

    「早速着信がきたぞ。まあまだ早いな、スルーしよう」


    さらに5分後...

    「携帯が鳴り止まないな、なかなか来なくて痺れを切らしただけだったり? もうちょいスルーしてみるぞ」


    さらに10分後...

    飛鳥「P」

    「はい」

    飛鳥「正座」

    「はい」

    飛鳥「こんな子供染みた演出まで用意してるとは思わなかったよ。ねぇ、ボクはつまらない冗談は好きじゃないな。いいかい? ボクを怖がらせたかったのかどうかは敢えて聞かないでおいてあげるけど、趣味の悪いことはしない方がいい。小説を読了したら読後感というものが待っているように、ああいった映画を鑑賞してのめり込んでいた世界観を延長させたくなる気持ちは理解らないでもないが、自分の部屋にまで連れてきた相手へすることではないんじゃないか? そうだろう?」

    (早口気味にまくしたてられた。怖かったのかな)

    飛鳥「……聞いてるのかい?」

    「はい」

    69 = 1 :

    「んー、結局飛鳥のホラー映画の得意不得意まではわからなかったな。得意ではないんだろうけども」

    「そろそろ寝ようかなってところで飛鳥から着信くるし、一人で眠れなくなったとかなら可愛いもんだが」

    「飛鳥も強がりだからなあ。さてと、気を取り直すか。次行こう次」

    >>70でいってみようかな?」

    70 :

    グラビア撮影の仕事

    71 :

    >>63
    飛鳥は「~」 になってる箇所が……はって何だろう

    ほどよい長さで終わるかと思ったルールと終了条件でしたが、意外と長引きそうですね?

    72 :

    「グラビア撮影の仕事をさせてみよう。飛鳥の水着かあ」

    「…………」

    「水着かあ……」



    「飛鳥、仕事取ってきたぞ」

    飛鳥「へぇ。どんな仕事だい?」

    「グラビア撮影だ。こういうのも経験してもらおうと思ってさ」

    飛鳥「……グラビアって、ボクの水着姿を撮らせる、ってことだよね」

    「そうだな」

    飛鳥「それが衆目に晒される、と」

    「アイドルなんだから今さらだろう?」

    飛鳥「そうだけど、そうじゃない。ボクはこの身を包む衣装を含めて、ボクという偶像を体現させてきたんだ」

    「うん」

    飛鳥「水着ではボクのセカイを表しきれるかどうか。ボクという偶像を求めるヤツらからすれば、水着なんてボクに求めないんじゃないのか?」

    「そんなことないぞ! いいか、飛鳥。アイドルの水着姿を見たくないファンなんていない。この俺が断言しよう!」

    飛鳥「……」

    「だから自信を持ってグラビアを、って飛鳥?」

    飛鳥「まさかとは思うが、キミもボクの水着姿を……見たい?」

    「見てみたいに決まってる! あ、でもそのためにこの仕事取ってきたわけじゃないからな?」

    飛鳥「どうだか。……まぁ、確かに経験という意味では不足している領分ではある。キミが見せてくれる世界に少しでもボクの興味をひくものがあればいいんだが」

    「よし、それじゃ頼んだぞ!」

    (とはいえ14歳ってこともあるし、飛鳥のファッション性も尊重して肌の露出ばかりをアピールするようなのは控えておかんとな。渚の天使路線はまたいつかってことで)

    73 = 1 :


    撮影当日・とあるビーチにて

    (ええい、飛鳥はまだか! 着替えに手間取ってるならおれが手伝いにいってやろうか!)

    (にしても飛鳥が普段ステージで着てる衣装もそこそこ露出多いんだよな。あれを着れて水着をためらうのはやっぱり何か違うのだろう)

    (下着と水着も隠せてる面積からしたら同じなのに別物扱いだし、女の子の水着に対するイメージがよくわからん)

    (っと、さすがにそろそろ来るかな? ……おっ)

    飛鳥「……。お望み通り、水着のボクのお披露目さ。どう、かな」

    「グッド! 飛鳥こそどうだ? その水着は」

    飛鳥「思っていたものとは違ったよ。あぁ、決して悪い意味ではなくてね。これならボクもボクらしくあれそうさ」

    「お気に召したようで何より。撮影までまだ時間あるし、楽にしててくれ。俺は飛鳥の撮影が終わるまでにちょっとやることが」

    飛鳥「そうかい? なら、そうさせて貰うとしよう。キミも自分の仕事をするといい」

    「ああ。ちょくちょく様子は見に来るから、それじゃ」



    (さてさて、これだけ暑けりゃ解放的なお姉さんの一人や二人いるだろう)

    (長らくスカウトなんてしてなかったけど、せっかくだからティンとくるような人を探してみよう)

    74 = 1 :

    飛鳥(ふぅ。気に入ったとはいえ水着は水着だ、やはり落ち着かないな)

    飛鳥(こんな時ぐらい近くで見守ってくれててもいいだろうに。ボクを放ってまでやることなんてあるのか?)

    「……」

    飛鳥(ん、ボクの様子を見に戻ってきたようだ。……そうだ、彼を目で追っていれば何をしてるか見当が付くかもしれない)

    飛鳥(また動いたな。よし、出来る範囲で視認してみるとしよう)



    (……うーん、なかなかティンと来ないな。たまに声を掛けても逃げられるし)

    (まあこんなもんか。そう簡単に原石を掘り出せてたら苦労はしないんだ、焦らずいこう)



    飛鳥(…………)

    飛鳥(道往く若い女性を片っ端から観察しているようにしか見えない。たまに声も掛けているみたいだし、何をしているんだか)

    飛鳥(今日この場でキミの目に映る少女は、ボクじゃ不満だっていうのか……?)



    (あー、だめだ。今日はだめそう。大人しく飛鳥のところに戻って付き添うか、ちょうど休憩入ったみたいだな)

    「調子はどうだ、飛鳥?」

    飛鳥「あいにく上手く撮れていなくてね。予定より長引くかもしれない」

    「そうか、俺もやることやってきたからこれからは付いててやるぞ。何かあれば遠慮なく言ってくれ」

    飛鳥「……なら、遠慮なく。キミは今まで何をしていたんだい? ボクを置いて、ここに来ている知らない女性と楽しくやっていたように見えたが」 ムスッ

    「えっ、いやいや! 俺は遊んでたわけじゃないぞ!」

    飛鳥「本当に? つまらない嘘なら聞く耳を持つつもりはないよ」

    「本当だって! せっかくだからスカウトしたくなる人でもいないか見て回ってたんだよ」

    飛鳥「……スカウト?」

    「Exactly(その通りでございます)」

    飛鳥「なんだ、そういうことか……。で、でもボクが撮影の仕事をしている傍ら、ボクのことに目もくれずそんなことをしているのは失礼じゃないか?」

    「失礼って、飛鳥に? そう言われるとそうかもしれないけど、俺もプロダクションのためにやってることだしなあ」

    飛鳥「とにかく! ……これ以降はボクだけをその視界に収めることだ。いいね?」

    「お、おう。そのつもりで戻ってきたんだ、あとは飛鳥の撮影をずっと見守ってるよ」



    (そして、俺が見ている前では遅れを取り戻す勢いでスムーズにOKを連発した。一人にさせたのがまずかったらしい、片手間にスカウトなんてやるものじゃないな……)

    75 = 1 :

    「……あー、なんとかなった」

    「しかし撮影の最中に俺のこと見てたのか、飛鳥。そんなに離れてはいなかったから視界に入れる程度なら無理ではなかったろうけど」

    「それにしても、飛鳥も俺がいないと心細くなったりするんだな。ちゃんと見ててやらないと」

    「……信頼損なったりしてないよな? 次は>>76、してみようか」

    76 :

    なでなで

    77 = 1 :

    「幸子によって鍛えられたなでスキル、飛鳥に発揮させてみよう」

    「大人しくなでなでさせてくれるといいんだけど、まずはやってみるか」



    「…………」 ナデナデ

    飛鳥「…………」 ジトッ

    (そこには無言で少女の頭を撫で回す男と、そんな男にただひたすらジト目で何かを訴える少女がいたのであった)

    「……」 ナデリナデリ

    飛鳥「……」 ジトー

    「……」

    飛鳥「……」

    「…………」 ナデッ

    飛鳥「…………」 ジッ

    (先に言葉を発したら負け、みたいな空気になってきたような気がする。よくわからんが飛鳥はされるがままになってるしもう少し撫でていようかな?)

    78 = 1 :


    「…………」 ナデナデ

    飛鳥「…………」 ジトッ

    飛鳥(せっかく今日は髪型が決まってたっていうのに、いきなり台無しだよ。どうして今日に限って……ボクには滅多にこんなことしないくせに)

    「……」 ナデリナデリ

    飛鳥「……」 ジトー

    「……」

    飛鳥「……」

    「…………」 ナデッ

    飛鳥「…………」 ジッ

    飛鳥(くっ、撫でられていると妙に落ち着くな。人の頭を撫で慣れている? これ以上髪を乱されるのは……しかしこの機会を逃したら……)

    79 = 1 :

    (飛鳥も黙ったまんまだし、やめ時を見失ったぞ。こうなりゃ別なところもなでなでして飛鳥に何かしら声を出させ、俺の勝ちということで場を収めよう。……なーにいってんだっつってな)

    「……」 ナデナデ

    飛鳥「……?」

    「……」 ナデナデ

    飛鳥「……っ」 ピクッ

    「……」 ナーデナーデ

    飛鳥「……!?」

    「……」 ナデ..ナデ..

    飛鳥「……」

    「……」 ナデナデナデナデナデナデナデナデ

    飛鳥「ひゃっ!」

    「勝った……」

    飛鳥「……何に勝ったつもりなのかは知らないが、P。おいたが過ぎるんじゃないか?」

    「いやあ飛鳥が何も言わないからつい」

    飛鳥「ほう。ボクが声をあげなかったらあのまま、ボクの……その、どこまで撫でていたのだろうね?」

    「どうもすみませんでしたー!」

    飛鳥「フッ。反省の色が見えるまで……キミにもボクの受けた屈辱、味わってもらうとしよう」 ワシャワシャ

    「Oh...セットした髪が……」

    80 = 1 :

    「そうか、髪が乱れるからジト目だったのか……」

    「でも抵抗する素振りを見せない飛鳥も悪いはずだ」

    「だからつい勢いでいろんなところを撫でくり回したって仕方ないんだ。おあいこおあいこ」

    「……俺は誰に言い訳してるんだ? そんなことより次は>>81でもやってみよう」

    81 :

    髪を梳かす

    82 :

    早すぎぃ

    83 = 1 :

    「お詫びの気持ちも込めて、今度は飛鳥の髪を梳かしてやろう」

    「でも既に整えられている髪を梳かしてもやりがいがないなあ」

    「…………ふむ」



    「……」 ナデナデ

    飛鳥「っ……キミも学習しないね」

    「まあまあ、今度はちゃんと訳あって撫でてるんだ」

    飛鳥「訳があればいつでも撫でていいなんて理屈はないよ」 ジトッ

    「うん。だからな、この後飛鳥の髪を梳かしたいんだけど、いいか?」

    飛鳥「梳かす? そのためにボクの頭をまた無断で撫でたっていうのか?」

    「そう。これなら大人しく梳かせてもらえると思って」

    飛鳥「はぁ……何にせよそういうことは先に言ってくれ。それと、どうしてボクの髪を梳かしたいだなんて思ったんだ?」

    「それがさあ、この前撫でた時から触り心地が忘れられなくてな。そんな髪を撫で回して乱すだけじゃ物足りなくなったというか、そんなとこ」

    飛鳥「ボクの髪は玩具じゃないだが――そこまで言われると悪い気はしないね。髪もそれなりに気を遣ってるからさ」

    「じゃあじっくりと撫で倒した後に梳かしても?」

    飛鳥「もうキミの好きにするといいよ。やれやれ、困ったヤツだな。ふふっ」

    84 = 1 :

    (さて、飛鳥の髪を梳かすぞ。こっちもじっくり堪能させてもらおうかな)

    (でも長さ自体はそんなでもないんだよなあ。エクステで部分的に長くは見えるけども)

    (……エクステも同じように梳かしていいんだろうか)

    飛鳥「どうしたんだい? キミの念願は今、叶えられようとしているというのに」

    「ああ、何でもない。それじゃ始めるとしますか」



    飛鳥「なんだかくすぐったいな。撫でられるのもそうだけど、他人にこれだけ髪を触らせるなんていつ以来だろう」

    「へぇ、それなら俺も飛鳥の髪を触れるありがたみを感じないとな」

    飛鳥「そうしてくれ。ボクにしては珍しいことなんだから」

    「そうなのか。どうして俺にはこんなに触らせてくれるんだ?」

    飛鳥「……それ、わざわざ聞くことかい?」

    「えっ、あー……」

    飛鳥「キミのそういうところは直すべきだね。言葉にしないと伝わらないこともあるが、黙って察することも時には必要だよ」

    「黙って察する、ねえ」

    飛鳥(……何故だろう。一瞬だけ裕子の顔が脳裏をよぎったな)

    (なんかどこぞのサイキックアイドルを思い浮かべてしまった。疲れてるのかな)



    裕子「ムムム……どこかで誰かが私を呼んでいるような……? ならばそのテレパシー、今度はこちらから送信しましょう! むーん!」

    輝子「? さて、水持ってきた、ぞ……っ!? す、少し目を離した間に……またキノコが……成長期、なのか?」

    85 = 1 :

    「シイタケ嫌いな人って結構いるよな。どの辺が駄目なんだろう」

    飛鳥「匂いが受け付けない、って聞いたことはあるな。調理方法によっては克服出来るのかもしれないが、味や食感もまた好き嫌いの別れるところだしね」

    「匂いかー、考えたこともなかった。シイタケの匂いってどんなだっけ?」

    飛鳥「さぁね。調理済みのものしか嗅いだことがないなら理解らないんじゃないか?」

    「それはあるな。……あれ? なんで急にキノコの話がしたくなったんだ俺」

    飛鳥「変なものが飛んできた、とか」

    「うわあ、しっしっ。って、んなわけあるか」

    (それより、あらかた梳かしつくしてしまったぞ。残るは……エクステか。梳かしてもいいのかな? やってみよう)

    (やっぱり長い方が梳かしがいが、ん? あれ、引っ掛かったか?)

    飛鳥「わっ、ちょ、何やってるんだ、エクステをそんな風に扱ったら……!」

    「あっ」

    飛鳥「あっ」



    「この度は大変申し訳御座いませんでした」

    飛鳥「いいから、ちゃんと鏡を持っていてくれよ。キミによって外れてしまったエクステを元通り付け直せるまでね」

    「面目ない……」

    飛鳥「何度も言うようだけど、ボクに何かしようって時は先に言ってほしいんだ。こういうことになる前にさ」

    「肝に銘じるよ。飛鳥には安易に手を出さない、今ここで誓わせてくれ」

    飛鳥「……そういう言い回しもどうかと思うんだが。繊細な部分に断りもなく触れるなってだけで、キミを拒絶しようなんてボクは……別に」

    「……」

    飛鳥「……何か言ってよ」

    「いや、黙って察するところかと思って」

    飛鳥「沈黙が憂鬱に感じることもあるんだ。黙ってないですぐに返事がほしい時もあるんだよ」

    (めんどくせええええええええ! でも今回は俺が悪いんだから素直に改めよう……結局どう接するべきなんだ? これが思春期の繊細なハートってやつなのか……)

    86 = 1 :

    「人の心を読めたらああいう間違いはせずに済むのかなあ」

    「いざとなったらうちのサイキックアイドルに弟子入りするか」

    「……それはないな、うん。そもそも後天的に開花させられる能力なのか、エスパーとかそういうのって?」

    「気を取り直そう。次は……そうだな、>>87、してみるか」

    87 :

    エステ体験ロケ いろいろ揉まれる

    88 = 1 :

    何となくサブで同じキャラを何度も出さないようにしてますが、今回ばかりはマッサージ師してた愛海が適役過ぎますね……

    89 :

    Pも仕事体験

    90 = 89 :

    アイドルのマッサージするのもPの仕事

    91 = 89 :

    id被っとる.,.

    92 :

    ほーん

    93 :

    「エステの体験ロケでもやってもらおうかな。中学生には早いか? いや、敢えて背伸びさせるというのも面白い」

    「それならあんまり本格的にやるのもなんだし、プロダクション内のエステルームでバラエティ気味に撮ってもらおう。どんな絵になるかな?」



    飛鳥「エステ、ね。ビジュアルを磨いてきたつもりのボクも、器であるボク自身の身体を磨いたことはあまりなかったな」

    「なら良い機会だな。気軽に体験してきてくれ、そんなに格式ばったものじゃないから」

    飛鳥「ロケ地が見知った場所ともなれば、些か気勢もそがれようってものさ。14歳のボクには分相応ってやつかい?」

    「え、いや……うちの設備じゃ不満か?」

    飛鳥「そうじゃなくて、率直に表現すると手抜きに思えてね。名高いところへその身をもってレポートしにいくわけではなさそうだ、と思ったまでだよ」

    「ただでさえエステなんていかなくても良いような若さだしなあ。だからって、おざなりに扱ってるつもりもないぞ」

    飛鳥「……そう信じたいね。ところで、ボクの他に随伴者がいると聞いたが」

    「そろそろ来るんじゃないか? あ、きたきた」

    幸子「お待たせしました! カワイイボクがさらにカワイくなってしまう企画だと聞きましたよ! さすがプロデューサーさん、わかってますね♪」

    「よろしくな幸子。今回のエステ体験ロケはお前ら14歳コンビでやってもらう。頼んだぞ」

    幸子「任せてください、フフーン♪」

    飛鳥(駄目だ、方向性が見えてきた……。謀ったなP……!)

    94 = 1 :

    (まずは幸子から体験してもらう運びになった。ルーム内で一体何が行われているやら。音声だけモニターさせて貰ってるけどいやはや)


    幸子「よろしくお願いします。カワイイボクをもっとカワイくしてくださいね! ……あれ?」

    ??「うひひ、じゃなかった、よろしくね幸子ちゃん♪」

    幸子「どうしてあなたが……はっ、もしかしてドッキリ? ドッキリなんですか!?」

    ??「やっぱりそうなるよね。でも安心して! 今日のためにあたしも修行してきたんだよ、しゅぎょー!」

    幸子「修行と言われましても。そういえば最近姿を見かけませんでしたねぇ」

    ??「粗相を働いた罰だとかで、ここでご奉仕活動をしてたんだぁ……。目の前のお山を登っちゃいけないつらさ、幸子ちゃんにわかる!?」

    幸子「わかりませんよ! ……あのぅ、もしかしてボク、あなたからエステ体験を?」

    ??「これでも評判良いんだからね! 女の子の柔らかいところを揉んだりするのは得意だし!」

    幸子「うーん……。カメラが回ってるんですからくれぐれも変な真似はしないでくださいね?」

    ??「大丈夫だって、あたしもそろそろシャバの空気吸いたい……シャバの意味よく知らないけど。それじゃあ横になってリラックスしてくださいな」 ワキワキ

    幸子「手付き! 手付きが怪しいですって! ……これでいいんですか?」

    ??「そうそう。ではではいただk、いきまーす」

    幸子「はふぅ……意外と気持ちいいものですねぇ」

    ??「前にマッサージのお仕事した時の経験を、こうやってこうやって」

    幸子「ひぅっ! くすぐったいような、でも気持ちいいような……?」

    ??「あたしのエステはリラクゼーションが専門なんだぁ。どんどんリラックスしてね? うひひ」

    幸子「からだはほぐれる一方なのに、心は警戒心で研ぎ澄まされていくのですが。リラックスとはいったい……あぁ~」

    ??「トロ顔幸子ちゃんの出来上がりぃ! カメラさん撮れてる~?」


    (なにやってだあいつら)

    95 = 1 :

    飛鳥「……ねぇ」

    「ん?」

    飛鳥「ボクも往かないといけないんだよね、あの地へ。あの戦場へ」

    「変な真似はさせないからそこは安心していいぞ」

    飛鳥「それもあるが……まぁいい。往ってくるよ」

    「おう。いってこい」



    ??「はぁ……これでお山にも登っていいなら最高だったのになぁ」

    幸子「」zzz...

    飛鳥「実力は確かなようだね、愛海」

    愛海「あっ、飛鳥ちゃん!? その節は……どうも」

    飛鳥「……忘れよう、お互いのために。ボクらは今だけを見て進むべきだ。そうだろう?」

    愛海「そう、だね! じゃあ飛鳥ちゃんも横になって、特別サービスしちゃうよ!」

    飛鳥「贔屓されても困るんだが、キミのお手並み、拝見させて貰うとしよう」

    愛海「毎度あり~♪ 神の指先、みせてあげるっ!」

    飛鳥「……っ!? くっ、幸子はこれを受けていたというのか……!」

    愛海「飛鳥ちゃんも一瞬で幸子ちゃんのところに送ってあげるからね、それっ!」

    飛鳥(うぅ、カメラに撮られてる前で惚けた顔は晒したくない……。でもこれをボクは耐えられるのか……?)

    愛海「我慢しなくていいんだよ、飛鳥ちゃん。夢の世界に連れてってあ・げ・る♪」

    飛鳥「ふっ、くぅ…………はぁ、あぁ…………」

    愛海「カメラさーん! どんどん撮ってー! ゆるゆるになった飛鳥ちゃんなんて滅多に見れないよ~!」



    (幸子と飛鳥には悪いけど、愛海のおかげで数字取れそうな気がしてきた)

    96 = 1 :

    「うーん、数字の代わりに何か大切なものを失わせてしまってはいないだろうか」

    「痴態を晒したわけじゃないし、問題ない、よな?」

    「でも何となく飛鳥も幸子も、あのロケから俺と目を合わせてくれなくなった気がする。蕩けた二人をお姫様抱っこで運んだせいかな……」

    「そろそろ普段の飛鳥に戻ったろう。今度は>>97してみるぞ」

    97 :

    冷たく接してみる

    98 = 1 :

    なかなか進展しないので早めにルールを追加しておきます……

    >>8
    追加ルール

    ・10ターン以内に0を下回るか99を上回らなかった場合、次のターンはその時点でー値と+値の低い方にそのままコンマ分追加される特殊展開へ移行

    ・ー値と+値が同値の場合、1~49ならー、51~99なら+へ加算(+の時はコンマから50引いた分)。50が出たら次も特殊展開を続行

    ・特殊展開では視点を変え、飛鳥からPへおねだりするような形で安価を出す

    99 = 1 :

    「冷たく接する……ううん、理由もなく冷たくするの難しいんだよな」

    「身に覚えもなく冷たくされるのも同じぐらいキツいよなあ。だからこそやってみる価値があるわけだが」



    「……」

    飛鳥「やぁ。おはよう、P」

    「……」 コクン

    飛鳥「? どうしたんだい、人が挨拶してるというのに黙りこくったりして」

    「別に、何でもないよ」

    飛鳥「調子でも悪いのかい? まさか熱でも――」 ソッ

    「触るな」

    飛鳥「っ……」 サッ

    「仕事には差し支えないから、俺のことは気にしなくていい。営業行ってくる」

    飛鳥「…………」



    (おー、緊張したー! 最後の怒るでもない悲しむでもない、何とも言えない飛鳥の表情が忘れられん……。営業から帰ったら様子みて謝ろう)

    100 = 1 :

    「――それでよー、うおっぷ」 ボフッ

    梨沙「ん? 何やってんのよ……飛鳥も前見てたなら避けるくらいしてやんなさいって」

    飛鳥「…………」

    梨沙「飛鳥? 聞いてる?」

    「いてて、悪いな飛鳥。オレがちゃんと前向きながら話してればぶつからずに済ん、おわわっ!?」 ボフッ

    飛鳥「…………」

    梨沙「この様子だと何にも見えてないし聞こえてないみたいね。考え事でもしてるの? なんだか顔がやたら暗いけど」

    「くっ、強引にDF突破しようったって笛吹かれたらおしまいなんだからな!」

    梨沙「晴もどこで競ってるのよ? ま、そっとしておいてあげましょ。Pがきたらフォローするように言っておかないとね」

    「だな。しっかし何があったら飛鳥があんな暗くなるんだ?」

    梨沙「晴でいえば、もう一生サッカーが出来なくなったとかそのぐらいのレベル?」

    「いやな例えすんなよ! ……さすがにあれよりもっと落ち込む自信あるぜ、それだと」

    飛鳥「…………」


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