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元スレ八幡「死ねばいいのに」
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遥「よかったじゃん。うちのクラス男子いいのいなくてさー」
ゆっこ「あたしも。戸塚くんも一緒でしょ?」
相模「うん。マジ綺麗すぎて笑うしかないよ」
ゆっこ「だよねー」
八幡(やっぱり戸塚は他のクラスでも人気あるんだな)
本牧「あれ? 比企谷じゃないか」
八幡「……おう」
本牧「比企谷も実行委員だったんだ。あ、俺のこと覚えてる?」
八幡「ああ。本牧だろ」
ゆっこ「あたしも。戸塚くんも一緒でしょ?」
相模「うん。マジ綺麗すぎて笑うしかないよ」
ゆっこ「だよねー」
八幡(やっぱり戸塚は他のクラスでも人気あるんだな)
本牧「あれ? 比企谷じゃないか」
八幡「……おう」
本牧「比企谷も実行委員だったんだ。あ、俺のこと覚えてる?」
八幡「ああ。本牧だろ」
本牧「うん。知り合いがいてよかったよ」
八幡「俺のこと覚えてたんだな」
本牧「そりゃ出席番号も近かったしね」
八幡「なるほどな」
城廻「それでは、文化祭実行委員会をはじめまーす!」
八幡(なんかふんわりとした人だな)
城廻「えっと、生徒会長の城廻めぐりです。みんな、一緒に頑張ろうねー!」
「おーう!」
城廻「それじゃさっそく実行委員長を決めたいと思いまーす。誰か立候補いますか?」
八幡「俺のこと覚えてたんだな」
本牧「そりゃ出席番号も近かったしね」
八幡「なるほどな」
城廻「それでは、文化祭実行委員会をはじめまーす!」
八幡(なんかふんわりとした人だな)
城廻「えっと、生徒会長の城廻めぐりです。みんな、一緒に頑張ろうねー!」
「おーう!」
城廻「それじゃさっそく実行委員長を決めたいと思いまーす。誰か立候補いますか?」
八幡「本牧、やったらどうだ? 去年クラス委員長だったろ」
本牧「嫌だよ。やるとしても副委員長がいい」
八幡「なぜ副委員長?」
本牧「責任がある仕事はしたいけど、自分より責任が重い人がいないとやりたくないんだ」
八幡「お、おう……」
城廻「だ、誰もいないかなー?」
相模「あの、みんなやりたがらないならうちやってもいいですけど?」
城廻「本当? 嬉しいなー。じゃあ、自己紹介してもらっていい?」
本牧「嫌だよ。やるとしても副委員長がいい」
八幡「なぜ副委員長?」
本牧「責任がある仕事はしたいけど、自分より責任が重い人がいないとやりたくないんだ」
八幡「お、おう……」
城廻「だ、誰もいないかなー?」
相模「あの、みんなやりたがらないならうちやってもいいですけど?」
城廻「本当? 嬉しいなー。じゃあ、自己紹介してもらっていい?」
相模「はい。二年F組の相模南です。こういうの、少し興味あったし……。うちもこの文化祭を通して成長したいっていうか。とりあえずスキルアップのチャンスだと思うんで頑張ります」
八幡(なんでこっちがお前の成長を手伝わないとあかんのじゃ)
本牧「F組って比企谷のクラスメイトだろ?」
八幡「ああ。あいつはクズだ」
本牧「そうなんだ。確かにビッチっぽいよな」
八幡(こいつも中々酷いこと言うな)
本牧「F組ってビッチっぽい人多いよね」
八幡「否定は出来ない」
城廻「さ、じゃああとは副委員長と役割を決めまーす」
30分後
相模「本牧くん、よろしくねー」
本牧「ああ。よろしく」
相模「それじゃーねー」
本牧「……」
八幡「どうしたんだ?」
本牧「あの子が実行委員長で大丈夫かと心配になってきた」
八幡「まあ、こういうのは慣れてなさそうだったな」
本牧「まあ、生徒会長もいるし大丈夫だよね」
八幡「どうだろうな」
本牧「……俺も記録雑務にすればよかったかな」
八幡「変わらないからな」
本牧「別にお願いしてないよ。それじゃまた」
八幡「おう」
相模「本牧くん、よろしくねー」
本牧「ああ。よろしく」
相模「それじゃーねー」
本牧「……」
八幡「どうしたんだ?」
本牧「あの子が実行委員長で大丈夫かと心配になってきた」
八幡「まあ、こういうのは慣れてなさそうだったな」
本牧「まあ、生徒会長もいるし大丈夫だよね」
八幡「どうだろうな」
本牧「……俺も記録雑務にすればよかったかな」
八幡「変わらないからな」
本牧「別にお願いしてないよ。それじゃまた」
八幡「おう」
一週間後 教室
葉山「比企谷くん」
八幡「おん?」
葉山「文実に行くんだろ。俺も行くよ」
八幡「海老名さんの魔の手から逃れたいのか?」
葉山「それもあるけど……。有志団体の申し込みの書類を取りに行くんだ」
八幡「ああ、バンドか」
葉山「うん。戸塚とカラオケ行ったんだけど本当に歌上手いんだな」
八幡「だから言っただろ」
葉山「化粧ばえしそうな顔だしヴォーカルとしては文句ないな」
八幡「メイクすんのか?」
葉山「演劇でね。俺と戸塚はそのままの衣装で演奏することになったんだ」
八幡「衣装か。確か川崎が担当だったな」
葉山「……俺、川崎さんに頭おかしい人だと思われてるんだけど」
八幡「そりゃあんなこと言ってたらそう思われても仕方ないだろ」
葉山「君が言わせたんじゃないか!」
葉山「比企谷くん」
八幡「おん?」
葉山「文実に行くんだろ。俺も行くよ」
八幡「海老名さんの魔の手から逃れたいのか?」
葉山「それもあるけど……。有志団体の申し込みの書類を取りに行くんだ」
八幡「ああ、バンドか」
葉山「うん。戸塚とカラオケ行ったんだけど本当に歌上手いんだな」
八幡「だから言っただろ」
葉山「化粧ばえしそうな顔だしヴォーカルとしては文句ないな」
八幡「メイクすんのか?」
葉山「演劇でね。俺と戸塚はそのままの衣装で演奏することになったんだ」
八幡「衣装か。確か川崎が担当だったな」
葉山「……俺、川崎さんに頭おかしい人だと思われてるんだけど」
八幡「そりゃあんなこと言ってたらそう思われても仕方ないだろ」
葉山「君が言わせたんじゃないか!」
文実
陽乃「あれ? 比企谷くんに隼人じゃん」
葉山「陽乃さん?」
八幡「うす。なんではるのんがここに?」
陽乃「はるのんはやめてね? 有志団体募集のお知らせを受けたから来たんだ。管弦楽部のOGとしてね」
城廻「私が呼んだんだ。有志団体足りないからどうかなって思って。ていうか比企谷くんとはるさん知り合いだったんだ?」
陽乃「まあね」
城廻「となりの人は?」
八幡「同じクラスの小山です」
葉山「葉山だよ!」
陽乃「あれ? 比企谷くんに隼人じゃん」
葉山「陽乃さん?」
八幡「うす。なんではるのんがここに?」
陽乃「はるのんはやめてね? 有志団体募集のお知らせを受けたから来たんだ。管弦楽部のOGとしてね」
城廻「私が呼んだんだ。有志団体足りないからどうかなって思って。ていうか比企谷くんとはるさん知り合いだったんだ?」
陽乃「まあね」
城廻「となりの人は?」
八幡「同じクラスの小山です」
葉山「葉山だよ!」
陽乃「二人とも文実なの?」
葉山「俺は違うよ。有志団体の申し込みの書類を受け取りに来たんだ」
陽乃「ふーん。二人って仲良いんだ?」
葉山「どうなのかな?」
八幡「俺に聞くなよ。……普通じゃないの」
葉山「だそうです」
陽乃「比企谷くんの普通ってよくわからないなー。……雪乃ちゃんはいないの?」
八幡「はい。クラスのコスプレ喫茶を頑張るみたいですよ」
陽乃「そ、そっか」
八幡「今ホッとしました?」
葉山「俺は違うよ。有志団体の申し込みの書類を受け取りに来たんだ」
陽乃「ふーん。二人って仲良いんだ?」
葉山「どうなのかな?」
八幡「俺に聞くなよ。……普通じゃないの」
葉山「だそうです」
陽乃「比企谷くんの普通ってよくわからないなー。……雪乃ちゃんはいないの?」
八幡「はい。クラスのコスプレ喫茶を頑張るみたいですよ」
陽乃「そ、そっか」
八幡「今ホッとしました?」
陽乃「してないよ!? そ、そういえば彼が委員長?」
本牧「え?」
八幡「違います。本牧は副委員長です」
陽乃「そうなんだ。てっきり仕切ってるから彼だと。それじゃ比企谷くん?」
相模「ごめんなさーい。クラスのほう顔出してて遅れちゃいましたー」
城廻「はるさん、この子が委員長ですよ」
相模「……あ、相模南です」
陽乃「ふぅん。文化祭実行委員長が遅刻? それもクラスに顔出してて?」
相模「あ、その……」
陽乃「やっぱり委員会はそうでなきゃねー。文化祭を最大限に楽しめる人こそ委員長に相応しいってねー」
相模「あ、ありがとうございます……」
本牧「え?」
八幡「違います。本牧は副委員長です」
陽乃「そうなんだ。てっきり仕切ってるから彼だと。それじゃ比企谷くん?」
相模「ごめんなさーい。クラスのほう顔出してて遅れちゃいましたー」
城廻「はるさん、この子が委員長ですよ」
相模「……あ、相模南です」
陽乃「ふぅん。文化祭実行委員長が遅刻? それもクラスに顔出してて?」
相模「あ、その……」
陽乃「やっぱり委員会はそうでなきゃねー。文化祭を最大限に楽しめる人こそ委員長に相応しいってねー」
相模「あ、ありがとうございます……」
20分後
八幡「ふぅ。……PC用眼鏡でも買うかな」
陽乃「ならわたしがプレゼントしてあげようか?」
八幡「お願いします」
陽乃「比企谷くんは遠慮しないなー。それで由比ヶ浜ちゃんとは上手くいってるの?」
八幡「はい。無事DT卒業しました」
陽乃「DT?」
八幡「童貞ですけど?」
陽乃「」
八幡「雪ノ下さん?」
八幡「ふぅ。……PC用眼鏡でも買うかな」
陽乃「ならわたしがプレゼントしてあげようか?」
八幡「お願いします」
陽乃「比企谷くんは遠慮しないなー。それで由比ヶ浜ちゃんとは上手くいってるの?」
八幡「はい。無事DT卒業しました」
陽乃「DT?」
八幡「童貞ですけど?」
陽乃「」
八幡「雪ノ下さん?」
陽乃「あ、ううん。そっか、そっか。上手くいってるようで何よりだね」
八幡「うす。それより雪ノ下さんに聞きたいことがあるんですけど」
陽乃「なにかな?」
八幡「セックスは週に何回すればいいんすかね?」
陽乃「」
相模「みなさん、ちょっといいですかー?」
八幡(よくねえよ。大事なこと聞いてんだ。黙ってろクズが)
相模「文化祭を楽しむにはクラスのほうも大事だと思います。予定も順調にクリアしてるし、少し仕事のペースを落とすってのはどうですか?」
本牧「相模さん、それはやめた方がいい。バッファをもたせるために……」
相模「でも雪ノ下さんだってクラスのほうも楽しんだ方が良いって言ってたじゃん。そうですよね?」
陽乃「え? あ、うん。そうだねー」
相模「それに文実は優秀な人が多いし大丈夫だよ」
八幡(もしかしてその優秀な人に自分を含めたりしてるのん?)
相模「本牧くんも少しはクラスに顔出したら?」
本牧「……わかった。委員長がそう言うなら従うよ。責任はしっかり取ってね」
相模「うん。本牧くんは心配性だってー」
本牧「……」
八幡「……」
陽乃「え? あ、うん。そうだねー」
相模「それに文実は優秀な人が多いし大丈夫だよ」
八幡(もしかしてその優秀な人に自分を含めたりしてるのん?)
相模「本牧くんも少しはクラスに顔出したら?」
本牧「……わかった。委員長がそう言うなら従うよ。責任はしっかり取ってね」
相模「うん。本牧くんは心配性だってー」
本牧「……」
八幡「……」
10分後
本牧「はぁ」
八幡「お疲れさん」
本牧「やっぱり嫌な予感が当たった。それじゃ俺は帰るよ」
八幡「ああ。……んで雪ノ下さんは何が狙いなんすか?」
陽乃「え?」
八幡「いや。ちょっと待ってください」
陽乃「比企谷くん? 急に前髪弄ってどうしたの?」
八幡「なるほど。わかりました」
陽乃「言ってみて?」
本牧「はぁ」
八幡「お疲れさん」
本牧「やっぱり嫌な予感が当たった。それじゃ俺は帰るよ」
八幡「ああ。……んで雪ノ下さんは何が狙いなんすか?」
陽乃「え?」
八幡「いや。ちょっと待ってください」
陽乃「比企谷くん? 急に前髪弄ってどうしたの?」
八幡「なるほど。わかりました」
陽乃「言ってみて?」
八幡「まず雪ノ下さんは相模のことを気に入っていない」
陽乃「うんうん」
八幡「なので相模に文実をおろそかにするよう巧みに吹き込み、文化祭を破たんさせるつもりですね?」
陽乃「えっと、そこまでは……」
八幡「そして委員長である相模を追い詰めて追い詰めて自殺させる気ですね?」
陽乃「違うよ!?」
八幡「これは一期で見た某情報屋のやり取りに似ている。そういえばあいつも母校に来て後輩をたぶらかせてたな」
陽乃「比企谷くん、聞いてる?」
八幡「やっぱり雪ノ下の姉か。恐ろしいですね……」
陽乃「ねえ、比企谷くん。わたしの話聞いて?」
陽乃「うんうん」
八幡「なので相模に文実をおろそかにするよう巧みに吹き込み、文化祭を破たんさせるつもりですね?」
陽乃「えっと、そこまでは……」
八幡「そして委員長である相模を追い詰めて追い詰めて自殺させる気ですね?」
陽乃「違うよ!?」
八幡「これは一期で見た某情報屋のやり取りに似ている。そういえばあいつも母校に来て後輩をたぶらかせてたな」
陽乃「比企谷くん、聞いてる?」
八幡「やっぱり雪ノ下の姉か。恐ろしいですね……」
陽乃「ねえ、比企谷くん。わたしの話聞いて?」
今回はここまで
副会長は原作とアニメだと大分印象が違いますね
白石さん可愛い
副会長は原作とアニメだと大分印象が違いますね
白石さん可愛い
デュラララネタだけ毎回わからない、知ってて当然のアニメなのかな?
八幡「同じクラスの小山です」
葉山「葉山だよ!」
ワロタww
葉山「葉山だよ!」
ワロタww
五日後 文実
八幡「うす」
本牧「お疲れ」
八幡「……なんかまた人減ってないか?」
本牧「そうだね。相模さんも来てないし」
八幡「全体の進捗は?」
本牧「今のところ予定通り。……だいぶ余裕持たしてたんだけど」
八幡「そうか」
城廻「あ、お疲れさまー」
八幡「お疲れさまです。先輩は毎日出てますね」
八幡「うす」
本牧「お疲れ」
八幡「……なんかまた人減ってないか?」
本牧「そうだね。相模さんも来てないし」
八幡「全体の進捗は?」
本牧「今のところ予定通り。……だいぶ余裕持たしてたんだけど」
八幡「そうか」
城廻「あ、お疲れさまー」
八幡「お疲れさまです。先輩は毎日出てますね」
城廻「うん。最後の文化祭だからねー」
八幡「ですよね」
城廻「休み明けから増えるだろうし、頑張ろう?」
八幡「うす」
藤沢「あの、比企谷先輩」
八幡「ん?」
藤沢「書類でわからないところがあるので聞いてもいいですか?」
八幡「ああ。お前も毎日出てて偉いな」
藤沢「そんなことないですよ。実行委員なので当たり前ですよ」
八幡「当たり前か」
八幡(当たり前のことを出来ない奴らがどれだけいるのやら)
八幡「ですよね」
城廻「休み明けから増えるだろうし、頑張ろう?」
八幡「うす」
藤沢「あの、比企谷先輩」
八幡「ん?」
藤沢「書類でわからないところがあるので聞いてもいいですか?」
八幡「ああ。お前も毎日出てて偉いな」
藤沢「そんなことないですよ。実行委員なので当たり前ですよ」
八幡「当たり前か」
八幡(当たり前のことを出来ない奴らがどれだけいるのやら)
30分後
八幡「ふぅ」
八幡(とりあえず残っている連中は優秀なやつが多いようで思ったより遅れてなさそうだな)
本牧「申請のまとめどう?」
八幡「今のところ多くないから問題ない。後でエクセルで表作って提出する」
本牧「助かるよ」
八幡「んで相模のクズはまだ来ないわけ?」
城廻「あ、相模さんならお腹痛くて帰ったみたいだよー」
八幡「……死ねばいいのに」
本牧「そうですか……。決裁印どうしようか?」
八幡「俺に聞くなよ。……いや、お前がもうやっちゃえよ」
八幡「ふぅ」
八幡(とりあえず残っている連中は優秀なやつが多いようで思ったより遅れてなさそうだな)
本牧「申請のまとめどう?」
八幡「今のところ多くないから問題ない。後でエクセルで表作って提出する」
本牧「助かるよ」
八幡「んで相模のクズはまだ来ないわけ?」
城廻「あ、相模さんならお腹痛くて帰ったみたいだよー」
八幡「……死ねばいいのに」
本牧「そうですか……。決裁印どうしようか?」
八幡「俺に聞くなよ。……いや、お前がもうやっちゃえよ」
本牧「え?」
八幡「大丈夫だ。相模が文句言ってきたら俺がぶち殺す」
城廻「殺しちゃ駄目だよ!?」
本牧「……そうだな。使えないビッチを待っててもどうしようもないし」
城廻「君も酷いね!?」
八幡「仕方ないですよ。自分の成長の為にとか言ってたくせにこの体たらくですから」
城廻「……うーん、もう少し考えて委員長を決めたほうがよかったかなー……」
八幡「そうかもしれないですね。まあ、今更ですし残った精鋭たちで頑張りましょう」
城廻「うん。精鋭かぁ。なんかカッコいいねー?」
八幡(なんか癒されるなぁ)
八幡「大丈夫だ。相模が文句言ってきたら俺がぶち殺す」
城廻「殺しちゃ駄目だよ!?」
本牧「……そうだな。使えないビッチを待っててもどうしようもないし」
城廻「君も酷いね!?」
八幡「仕方ないですよ。自分の成長の為にとか言ってたくせにこの体たらくですから」
城廻「……うーん、もう少し考えて委員長を決めたほうがよかったかなー……」
八幡「そうかもしれないですね。まあ、今更ですし残った精鋭たちで頑張りましょう」
城廻「うん。精鋭かぁ。なんかカッコいいねー?」
八幡(なんか癒されるなぁ)
18時半
城廻「今日はそろそろ終わりにしようか」
本牧「そうですね」
八幡「もう18時半か。今日も働いたなぁ」
城廻「わたしが上司なら飲みに連れていくべきなのかなー?」
八幡「いや、飲めないですし」
城廻「あ、そうだ。明日は休みだしみんなでファミレスでも行かない?」
藤沢「ファミレスですか?」
城廻「うん。もちろん強制じゃないから行きたい人だけ。どうかな?」
本牧「そうですね。今更ですけど親睦を深めることにも繋がりますし」
城廻「うんうん。駅前のサイゼでいいよね?」
八幡「絶対行きます」
藤沢「それじゃ私も」
城廻「今日はそろそろ終わりにしようか」
本牧「そうですね」
八幡「もう18時半か。今日も働いたなぁ」
城廻「わたしが上司なら飲みに連れていくべきなのかなー?」
八幡「いや、飲めないですし」
城廻「あ、そうだ。明日は休みだしみんなでファミレスでも行かない?」
藤沢「ファミレスですか?」
城廻「うん。もちろん強制じゃないから行きたい人だけ。どうかな?」
本牧「そうですね。今更ですけど親睦を深めることにも繋がりますし」
城廻「うんうん。駅前のサイゼでいいよね?」
八幡「絶対行きます」
藤沢「それじゃ私も」
19時 サイゼ
城廻「藤沢さんは帰り大丈夫?」
藤沢「はい。両親が共働きで帰っても誰もいないですし」
八幡「ほーん。俺と同じだな」
本牧「うちもだよ。城廻先輩のうちはどうなんです?」
城廻「うちはお母さんが専業主婦だよー」
八幡「いいですね。城廻先輩も専業主婦が似合いそうです」
城廻「そうかなー? ありがとう」
本牧「口説いてるのか?」
八幡「なんでそうなるんだよ」
八幡(でも今の由比ヶ浜に聞かれてたら怒られるだろうな)
城廻「藤沢さんは帰り大丈夫?」
藤沢「はい。両親が共働きで帰っても誰もいないですし」
八幡「ほーん。俺と同じだな」
本牧「うちもだよ。城廻先輩のうちはどうなんです?」
城廻「うちはお母さんが専業主婦だよー」
八幡「いいですね。城廻先輩も専業主婦が似合いそうです」
城廻「そうかなー? ありがとう」
本牧「口説いてるのか?」
八幡「なんでそうなるんだよ」
八幡(でも今の由比ヶ浜に聞かれてたら怒られるだろうな)
20時
城廻「とりあえず知ってる子には声掛けする方向でいいかな?」
八幡「そうですね。俺誰も知らないので役に立たないですけど」
本牧「相模さんのクラスメイトだろ?」
八幡「アイツには話しかけたくない」
藤沢「相当嫌いなんですね」
八幡「むしろあいつが好きな実行委員がいるの?」
藤沢「……ですね」
城廻「でも相模さんも月曜から頑張るかもしれないし」
城廻「とりあえず知ってる子には声掛けする方向でいいかな?」
八幡「そうですね。俺誰も知らないので役に立たないですけど」
本牧「相模さんのクラスメイトだろ?」
八幡「アイツには話しかけたくない」
藤沢「相当嫌いなんですね」
八幡「むしろあいつが好きな実行委員がいるの?」
藤沢「……ですね」
城廻「でも相模さんも月曜から頑張るかもしれないし」
八幡「そうだといいんですけどね。…………ん?」
相模「あっ」
ゆっこ「南ちゃん、どうしたの?」
相模(やばっ。なんでこんなところに城廻先輩達が……)
城廻「あれ? 相模さん、体調不良じゃなかったの?」
相模「え、えっと……。実はよくなったので夕食を食べに来たんですよー」
城廻「そうなんだー。治ってよかったねー」
八幡(なに信じちゃってるのこの人!?)
本牧「城廻先輩、さすがにそれは……」
相模「あっ」
ゆっこ「南ちゃん、どうしたの?」
相模(やばっ。なんでこんなところに城廻先輩達が……)
城廻「あれ? 相模さん、体調不良じゃなかったの?」
相模「え、えっと……。実はよくなったので夕食を食べに来たんですよー」
城廻「そうなんだー。治ってよかったねー」
八幡(なに信じちゃってるのこの人!?)
本牧「城廻先輩、さすがにそれは……」
藤沢「……」
城廻「え? どうかした?」
相模「そ、それじゃお疲れさまでーす」
八幡「……別にお前は疲れてねえだろ」
相模「なんか言った?」
八幡「聞こえてないならいいよ。早く帰ったらどうだ?」
相模「言われなくても帰るし」
ゆっこ「え、えっと、失礼しまーす……」
八幡「……」
城廻「ひ、比企谷くん? 怖い顔しちゃってどうしたの?」
本牧「城廻先輩。比企谷は相模さんが仮病でさぼってたので怒ってるんですよ?」
城廻「え? サボり?」
本牧「はい」
藤沢「服屋の袋持ってましたし決定的ですよね」
城廻「そうなんだ……。期待してたんだけどなー……」
八幡「仕方ないですよ。それより城廻先輩」
城廻「なに?」
八幡「今から委員長を変えることって可能ですか?」
城廻「え?」
本牧「城廻先輩。比企谷は相模さんが仮病でさぼってたので怒ってるんですよ?」
城廻「え? サボり?」
本牧「はい」
藤沢「服屋の袋持ってましたし決定的ですよね」
城廻「そうなんだ……。期待してたんだけどなー……」
八幡「仕方ないですよ。それより城廻先輩」
城廻「なに?」
八幡「今から委員長を変えることって可能ですか?」
城廻「え?」
三日後 月曜
八幡「今日も金曜と人数は変わらずか」
城廻「一応、声掛けしたんだけどみんな忙しいみたいで……」
八幡「クラスに顔出すのに忙しいんですね。わかります」
藤沢「あの、城廻先輩はクラスの方に顔出さなくていいんですか?」
城廻「大丈夫だよー。それにわたし、生徒会長だから」
八幡「……」
雪乃「失礼します」
結衣「失礼しまーす!」
八幡「由比ヶ浜に雪ノ下? どうしたんだ?」
八幡「今日も金曜と人数は変わらずか」
城廻「一応、声掛けしたんだけどみんな忙しいみたいで……」
八幡「クラスに顔出すのに忙しいんですね。わかります」
藤沢「あの、城廻先輩はクラスの方に顔出さなくていいんですか?」
城廻「大丈夫だよー。それにわたし、生徒会長だから」
八幡「……」
雪乃「失礼します」
結衣「失礼しまーす!」
八幡「由比ヶ浜に雪ノ下? どうしたんだ?」
結衣「あたしはヒッキーの様子見に来たの!」
雪乃「わたしはクラスの子に文実を手伝うように頼まれて」
八幡「そうなのか」
雪乃「随分人が少ないのね」
八幡「ああ。少数精鋭だ。いいだろ?」
雪乃「ふふ、そうね」
女子「あ、雪ノ下さん。本当に来てくれたんだー」
雪乃「ええ。クラスの方はわたしがやることはないもの」
八幡「そうなのか?」
雪乃「わたしはクラスの子に文実を手伝うように頼まれて」
八幡「そうなのか」
雪乃「随分人が少ないのね」
八幡「ああ。少数精鋭だ。いいだろ?」
雪乃「ふふ、そうね」
女子「あ、雪ノ下さん。本当に来てくれたんだー」
雪乃「ええ。クラスの方はわたしがやることはないもの」
八幡「そうなのか?」
雪乃「後は仕入れと衣装の仕上げくらいかしら」
八幡「まだ一週間以上あるのに……。早いな……」
雪乃「当然よ。わたしが指揮しているのだから」
結衣「よかったらあたしも手伝おっか? クラスでやることもだいぶ少なくなったし」
八幡「助かる。由比ヶ浜はいらないけど」
結衣「ひどーい! 彼女にいらないとか酷すぎだし!」
雪乃「それで委員長の相模さんは?」
八幡「……あいつはもう委員長じゃない」
雪乃「え?」
八幡「本牧が委員長になった。んで俺が副委員長」
八幡「まだ一週間以上あるのに……。早いな……」
雪乃「当然よ。わたしが指揮しているのだから」
結衣「よかったらあたしも手伝おっか? クラスでやることもだいぶ少なくなったし」
八幡「助かる。由比ヶ浜はいらないけど」
結衣「ひどーい! 彼女にいらないとか酷すぎだし!」
雪乃「それで委員長の相模さんは?」
八幡「……あいつはもう委員長じゃない」
雪乃「え?」
八幡「本牧が委員長になった。んで俺が副委員長」
結衣「え? どういうこと?」
本牧「えっと……」
八幡「相模は委員長クビってことだ」
雪乃「そう。使えないトップが下されるのはよくあることね」
女子「雪ノ下さん、相変わらず毒舌だねー」
雪乃「あなたが相模さんは使えないとわたしに言ってたじゃない」
本牧「そうなの?」
女子「うん。だってサボってばかりだし、いても役に立たないし」
結衣「さがみんにそういうの期待しちゃ駄目だよ? あたしと同じで赤点ギリギリなんだから」
本牧「えっと……」
八幡「相模は委員長クビってことだ」
雪乃「そう。使えないトップが下されるのはよくあることね」
女子「雪ノ下さん、相変わらず毒舌だねー」
雪乃「あなたが相模さんは使えないとわたしに言ってたじゃない」
本牧「そうなの?」
女子「うん。だってサボってばかりだし、いても役に立たないし」
結衣「さがみんにそういうの期待しちゃ駄目だよ? あたしと同じで赤点ギリギリなんだから」
「」
城廻「相模さんって成績よくなかったんだねー」
藤沢「そうですね」
八幡「あいつ何もいいところがねえな」
結衣「とりあえず本牧くんの指示に従えばいいの?」
八幡「あ、ああ。そうだな。雪ノ下もいいか?」
雪乃「ええ。それではわたしにも指示を」
本牧「あ、うん。それじゃ……」
八幡「んじゃ俺は教室に行ってくる」
結衣「なにしに?」
八幡「相模に引導を渡しに」
城廻「相模さんって成績よくなかったんだねー」
藤沢「そうですね」
八幡「あいつ何もいいところがねえな」
結衣「とりあえず本牧くんの指示に従えばいいの?」
八幡「あ、ああ。そうだな。雪ノ下もいいか?」
雪乃「ええ。それではわたしにも指示を」
本牧「あ、うん。それじゃ……」
八幡「んじゃ俺は教室に行ってくる」
結衣「なにしに?」
八幡「相模に引導を渡しに」
教室
葉山「相模さん、文実は大丈夫なのかい?」
相模「うん。順調に進んでるよー」
葉山「いや、そういうことじゃなくて……」
相模「それより葉山くんと戸塚くんの黒執事楽しみだなー」
葉山(この子馬鹿なんだろうか?)
海老名「相模さん、こっちは人手足りてるから文実に行ってきてもいいよ?」
相模「え? 本当に大丈夫?」
海老名「うん。大丈夫」
海老名(だってお喋りしかしてないよね)
葉山「相模さん、文実は大丈夫なのかい?」
相模「うん。順調に進んでるよー」
葉山「いや、そういうことじゃなくて……」
相模「それより葉山くんと戸塚くんの黒執事楽しみだなー」
葉山(この子馬鹿なんだろうか?)
海老名「相模さん、こっちは人手足りてるから文実に行ってきてもいいよ?」
相模「え? 本当に大丈夫?」
海老名「うん。大丈夫」
海老名(だってお喋りしかしてないよね)
川崎(なんか海老名から黒いオーラを感じる)
相模「それじゃうち、そろそろ委員会に行ってこようかなー」
八幡「来なくていいぞ。お前の席もうねえから」
相模「…………は?」
海老名「比企谷くん、どういうこと?」
八幡「相模は委員長クビってことだ」
相模「」
葉山「クビ?」
八幡「ああ。当たり前だろ? 文実にいつも遅れてくるし、クラスで仕事してると思えばお喋りしてるだけ」
相模「う、うち、ちゃんと仕事してるし!」
八幡「は? 毎回城廻先輩と本牧にフォローされてるじゃねえか。いつになったら独り立ち出来んだよ?」
相模「……っ」
相模「それじゃうち、そろそろ委員会に行ってこようかなー」
八幡「来なくていいぞ。お前の席もうねえから」
相模「…………は?」
海老名「比企谷くん、どういうこと?」
八幡「相模は委員長クビってことだ」
相模「」
葉山「クビ?」
八幡「ああ。当たり前だろ? 文実にいつも遅れてくるし、クラスで仕事してると思えばお喋りしてるだけ」
相模「う、うち、ちゃんと仕事してるし!」
八幡「は? 毎回城廻先輩と本牧にフォローされてるじゃねえか。いつになったら独り立ち出来んだよ?」
相模「……っ」
八幡「まあ、仕事が出来なくてもやる気があればいい。でもやる気もないだろ?」
相模「はー? なんでそんなことアンタに言われないといけないわけ!?」
八幡「先週の金曜に仮病で文実サボってたじゃねえか」
相模「」
戸部「え? マジ?」
三浦「でもクラスにいなかった?」
葉山「確かいたと思うけど。俺と会話してたし……」
八幡「ファミレスで遭遇したもんな。服屋の袋を持ってよ」
相模「……ッ!」
戸部「マジで? 相模さん、サボりはよくないっしょー」
相模「はー? なんでそんなことアンタに言われないといけないわけ!?」
八幡「先週の金曜に仮病で文実サボってたじゃねえか」
相模「」
戸部「え? マジ?」
三浦「でもクラスにいなかった?」
葉山「確かいたと思うけど。俺と会話してたし……」
八幡「ファミレスで遭遇したもんな。服屋の袋を持ってよ」
相模「……ッ!」
戸部「マジで? 相模さん、サボりはよくないっしょー」
八幡「こっちは少人数で頑張ってたのに。委員長は楽しく買い物ですかー?」
相模「……」
八幡「まあこれでお前もよくわかっただろ。自分は人の上に立つ器じゃないってことが」
葉山「比企谷くん、少し言いすぎじゃないか?」
八幡「言い過ぎじゃないだろ。相模含めサボってる奴らのせいで文実で真面目にやってる奴らが被害を被ってるんだよ」
葉山「……」
八幡「生徒会長の城廻先輩だって最後の文化祭なのにクラスに顔出さずに文実につきっきりだ」
葉山「そ、そうか……」
戸部「それは生徒会長さん、可哀相すぎだべ」
八幡「というわけで文実にはもう来なくていいからな」
相模「……」
廊下
八幡(うーん、言い足りなかったかもしれない)
川崎「ちょっと」
八幡「ん? どうした?」
川崎「いや、あんたが女子にあそこまで言うの初めて見たから……」
八幡「そうか?」
川崎「うん。あたしみたいに見捨てずに助けてあげたりしないんだ?」
八幡「なんで俺が相模みたいなゴミ救わないといけないんだ?」
川崎「あ、いや……」
八幡「っと、悪い。川崎は弟思いのいいやつだからな。弟の大志もいい奴だったし」
川崎「そ、そう。……なんだか照れるんだけど」
八幡「クラスの雰囲気悪くしてすまないな。海老名さんにも謝っておいてくれ」
八幡(うーん、言い足りなかったかもしれない)
川崎「ちょっと」
八幡「ん? どうした?」
川崎「いや、あんたが女子にあそこまで言うの初めて見たから……」
八幡「そうか?」
川崎「うん。あたしみたいに見捨てずに助けてあげたりしないんだ?」
八幡「なんで俺が相模みたいなゴミ救わないといけないんだ?」
川崎「あ、いや……」
八幡「っと、悪い。川崎は弟思いのいいやつだからな。弟の大志もいい奴だったし」
川崎「そ、そう。……なんだか照れるんだけど」
八幡「クラスの雰囲気悪くしてすまないな。海老名さんにも謝っておいてくれ」
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