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    元スレ八幡「死ねばいいのに」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×4
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    1 :

    平塚「比企谷、この舐めた作文は何だ?」

    八幡「いや、高校生活を振り返ってのテーマに沿って書いたつもりですが?」

    平塚「アニメと読書のことしか書いてないじゃないか!」

    八幡「はぁ」

    平塚「それにスレイヤーズや爆れつハンターが入ってないぞ!!」

    八幡「流石にそれは世代じゃないので」

    平塚「うっ。……いや、しかし名前を知ってるだけでもましか……」

    八幡「それで作文は書き直せばいいんですか?」

    平塚「当たり前だ。それと君は友達はいるか?」

    SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1460731513

    2 = 1 :

    八幡「多分いたと思うんですけどエピソード記憶を失ってるもんで不明なんですよ」

    平塚「ということは君の家にはニートシスターが居候しているということだな。よし今から家庭訪問をしよう」

    八幡「すみません嘘です」

    平塚「嘘はよくないぞ、比企谷」

    八幡「はぁ」

    平塚「嘘をついた罰として君に奉仕を命じる」

    八幡「奉仕って。……俺DTなんですけど」

    平塚「その奉仕じゃない!! 奉仕活動だ!!」

    八幡「あー、そっちっすか。てっきり先生に俺のDT捨テルのかと……」

    平塚「卒業したら手伝ってやろうか?」

    3 = 1 :

    八幡「いや結構です。多分、俺に気がある女子が一人いるみたいなんで」

    平塚「なに!?」

    八幡「なんか一年の時から凄い見られてるんですよね。本人は気づいてないみたいなんですけど」

    平塚「ストーカーか?」

    八幡「どうですかね。まあ危害はないので安心していいかと」

    平塚「そうか。確かに君は目が腐ってる以外は顔が整っているからな」

    八幡「あざっす。それで奉仕活動って腕章つけて風紀委員すればいいんですか?」

    平塚「うちはそこまで荒れていないから大丈夫だよ」

    八幡「そうっすか? うちのクラスに優等生のくせに金髪野郎がいるんですけど」

    平塚「…………ついてきたまえ」

    八幡(逃げたな)

    4 = 1 :

    奉仕部


    平塚「失礼する」

    雪乃「平塚先生。入る時にはノックを、とお願いしていたはずですが」

    八幡(……ん?)

    平塚「すまんすまん。つい忘れてしまってな」

    雪乃「それでそのぬぼーっとした人は?」

    平塚「彼は比企谷。入部希望者だ」

    八幡「…………は?」

    平塚「君にはペナルティとしてここでの奉仕活動を命じる」

    八幡「嫌です」

    平塚「比企谷。ここはセクシーコマンドー部。略してひげ部だ」

    5 = 1 :

    八幡「入部します」

    雪乃「……っ!?」

    平塚「君ならそう言ってくれると思っていたよ。雪ノ下、彼のことを頼んだぞ」

    雪乃「え? あの?」

    平塚「彼は面白い性格をしているが友達がいなくてな。人との付き合い方を学ばせてやってくれ」

    雪乃「それは先生がすればいいのでは? それにここはそんな如何わしい名前の部では……」

    平塚「おっと、千葉テレビでガンダムXの再放送が始まってしまう。失礼する」

    雪乃「あっ」

    八幡「……」

    雪乃「とりあえず座ったら?」

    八幡「……ああ」

    6 = 1 :

    雪乃「初めまして、比企谷君。わたしの名前は雪ノ下雪乃。ここの部の部長をしているわ」

    八幡「あれ初めましてだっけか? 確か俺を轢いた車に乗っていたような……」

    雪乃「」

    八幡「何か凄い心配そうに俺のことを見てただろ。急に飛び出して悪かったな」

    雪乃「あ、えっと……」

    八幡「こっちが悪いのに沢山慰謝料も貰ってしまったしな。あれで氷菓のBD-BOXが買えたんだ。感謝している」

    雪乃「ど、どうも……」

    八幡「それで雪ノ下はセクシーコマンドー歴は何年なんだ?」

    雪乃「……そのセクシーコマンドーというのは何かしら?」

    八幡「知らないのか?」

    7 = 1 :

    雪乃「ええ」

    八幡「……くそ、平塚先生に騙されたのか……。セクシーコマンドーについては今度漫画を貸すから読んで自分で確認してくれ」

    雪乃「あ、ありがとう」

    八幡「それでここは何部なんだ?」

    雪乃「……っ。そ、そうね。それじゃゲームをしましょう」

    八幡「おう。ポケモンバトルでもするか?」

    雪乃「しないわ!」

    八幡「でも今持ってるゲームってポケモンくらいしかないんだが……」

    雪乃「そのゲームではなくこの部を当てるゲームをしようと言ったつもりなのだけれど……」

    八幡「それなら早く言ってくれ。言葉足らずはよくないぞ」

    8 = 1 :

    雪乃「くっ。ご、ごめんなさい……」

    八幡「そうだな。読書をする儚げな少女」

    雪乃「誰が儚げなのかしら。それとなぜ急に前髪を弄っているのかしら?」

    八幡「神原駿河の部屋並に本が積み立てられてる汚い部室」

    雪乃「別に汚くないわ。それに本は後で片づけるつもりだもの」

    八幡「なるほど。ここは奉仕部だな」

    雪乃「せ、正解よ。さっきの推理関係ないじゃない……」

    八幡「一応省エネさんの真似をしてみたんだが」

    雪乃「誰かしら? それでなぜ奉仕部だとわかったの?」

    八幡「平塚先生に奉仕活動を命じられたからそのまま言ってみただけだが?」

    9 = 1 :

    雪乃「」

    八幡「生徒たちに奉仕活動をする部活でいいのか?」

    雪乃「そ、そうね。と言ってもただ手助けするわけではないわ」

    八幡「つまり?」

    雪乃「釣った魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えると言った方がわかりやすいかしら」

    八幡「なるほど。あくまで補助的な感じか」

    雪乃「そうね。こほん、奉仕部へようこそ比企谷くん。歓迎するわ」

    八幡「おう。生まれて初めて歓迎されたわ」

    雪乃「これが人生最後の歓迎にならないといいわね」

    八幡「ああ。心配してくれてありがとな」

    10 = 1 :

    雪乃「…………へ?」

    八幡「今の話だと依頼方式なのか?」

    雪乃「そうね」

    八幡「依頼がない時は何をしているんだ?」

    雪乃「読書ね」

    八幡「あんま依頼は来ないのか?」

    雪乃「月に一回あるかないかくらいしかしら」

    八幡「暇なんだな。まあ、俺も読書好きだからいいけどよ」

    雪乃「そう。……それより比企谷くん」

    八幡「ん?」

    11 = 1 :

    雪乃「今更で大変申し訳ないのだけれどあの時はごめんなさい」

    八幡「何を謝ってるんだ?」

    雪乃「だから去年あなたを轢いてしまったことよ」

    八幡「いや、お前が運転してたわけじゃないし。それに急に飛び出したのは俺だからな」

    雪乃「そうだけれど……」

    八幡『だから君は悪くない』

    雪乃「何故か今イラっとしてしまったわ」

    八幡「それは正しい感情だ」

    雪乃「それより不思議ね」

    八幡「何がだ?」

    12 = 1 :

    雪乃「特にコミュニケーション能力が低いわけでもないのになぜ友人が出来ないのかしら?」

    八幡「まあ、この目が腐ってるのと、思ったことをずばっと言ってしまうからだろうな」

    雪乃「そうなの?」

    八幡「後はこの学校で友人になりたいと思う奴に巡り合えてない」

    雪乃「……そう。それはわたしも同じね」

    八幡「特にうちのクラスはうるさい奴が多いし。死ねばいいのに」

    雪乃「さすがにそれは言い過ぎだと思うのだけれど……」

    八幡「まあ、とりあえずこれからよろしく頼むわ」

    雪乃「ええ」

    13 = 1 :

    今回はここまで
    また明日

    こっちもよろしくです
    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1457623182/

    16 :

    ゆきのんが暴言吐かないだけですごく爽やか
    期待

    17 :


    タイトルで京極夏彦かと思ってひらいたけどこれはこれで面白そう

    18 :

    >>17
    俺いつ書き込んだっけなぁ……いやてっきり八幡が例の小説のごとく「[ピーーー]ばいいのに」の一言からバッサバッサ相手を切り倒していく話かと

    19 :

    人間同士の格付けって初対面の時に確定するって良く分かる話

    20 :

    乙でした
    奉仕部での初邂逅の時に事故の件を持ち出す八幡は卑怯
    雪ノ下の鉄面皮に対して特効すぎる

    21 :

    卑怯ではあるが、その事をすぐに言わないで謝らない雪乃が悪いことになるからね

    22 :

    原作は勝手に罪悪感抱いてただけで突っ込まれた車にただ乗ってた人が悪くなるとかないわ

    23 :

    ぱーるーぱーるりぱーるりらー
    みんなーしねばいーのにー☆

    24 :

    しーねばーいいのにーしねばいーのにーみんなしんじゃえーばーいーのにー

    25 :

    あげとくね

    26 :

    死んどけ

    27 :

    まぁ葉山含めそこら辺のは[ピーーー]ばいいのにね

    28 :

    職員室


    平塚「比企谷、なぜ調理実習をさぼった?」

    八幡「そりゃあんな下手くそ達と一緒に料理をしたら俺の腕が下がるからですよ」

    平塚「なに?」

    八幡「俺に調理実習をさせるなら第一席でも連れてくることですね」

    平塚「比企谷、君は料理が出来るのか?」

    八幡「はい。毎日手作り弁当持ってきてますし」

    平塚「な、なんだと……」

    八幡「今度よかったら先生の分も作ってきましょうか?」

    平塚「いいのか!?」

    八幡「はい。一人分増えたところであまり変わらないですし」

    平塚「そうか。ではよろしく頼むとしよう」

    八幡「うす。それじゃ」

    平塚「ああ。部活はさぼるなよ」

    29 = 1 :

    奉仕部


    八幡「雪ノ下、昨日言ってた漫画だ」

    雪乃「あ、ありがとう」

    八幡「それと少し相談があるんだが」

    雪乃「なにかしら?」

    八幡「事故の時に散歩してた女子がいただろ?」

    雪乃「ええ。確か由比ヶ浜結衣さんだったかしら」

    八幡「そうだ。その由比ヶ浜なんだが一年の時から俺のことをずっと見てくるんだ」

    雪乃「ずっと?」

    八幡「ああ。視線を感じるたびに振り返ると由比ヶ浜が隠れてるんだよ」

    雪乃「隠れるのが苦手なのね」

    30 = 1 :

    八幡「たまに男子トイレまでついてきたこともある。由比ヶ浜は俺のストーカーなのだろうか?」

    雪乃「ちなみに彼女と話したことは?」

    八幡「ない。病院に見舞いに来たことがあったようだがちょうど検査中でな」

    雪乃「そう。つまり直接お礼を言われてないのね」

    八幡「自宅にも来たみたいでお菓子を貰ってたぞ」

    雪乃「なるほど。あなたにお礼を言いたくて様子を伺っていた……。違うわね。さすがに一年も様子を伺うはずないもの」

    八幡「だな。となると由比ヶ浜がチョロインで俺に気があるんじゃないかと思うんだ」

    雪乃「チョロイン?」

    八幡「ラノベでよく出てくる簡単に男に惚れる女のことだ。ISのヒロインたちがまさにそうだな」

    雪乃「惚れやすい女子ってことね」

    31 = 1 :

    八幡「そういうことだ。ただ俺が勘違いしやすいところもあるから客観的な意見を聞きたかった」

    雪乃「そういうこと。そうね。断言は出来ないけれど由比ヶ浜さんはあなたに何かしらの好意を抱いていると思うわ」

    八幡「そうか」

    雪乃「それにしても一年間も見続けてるなんて怖い子ね」

    八幡「そういうのってストーカー気質もあるのか?」

    雪乃「そうね。積極性がない分、一度境界線を越えてしまうと何をしでかすかわからないかもしれないわ」

    八幡「怖いな……」

    雪乃「わたしの小学生の時にクラスメイトの内気な男子にストーカーされたことがあるの」

    八幡「確かに由比ヶ浜は所属しているグループはうるさくて死ねと思うが、個人としてはうるさくはないな」

    雪乃「一応、気を付けたほうがいいと思うわ」

    32 = 1 :

    八幡「ヤンデレ系じゃないことを祈るわ」


    結衣「し、失礼しまーす」


    雪乃「あら。噂をすれば影とやらね」

    八幡「ああ」

    結衣「あれ? なんでヒッキーがここにいるの!?」

    八幡「ヒッキーとは俺のことか?」

    結衣「そうだよ。……やだ、偶然出くわすなんてやっぱあたしとヒッキーって運命的?」

    八幡「……ん?」

    雪乃「ヒッキー。比企谷くんにぴったりのあだ名じゃない」

    八幡「確かに俺は引きこもりだが、学校に来てる時点でレベルが低い引きこもりだ。なのでヒッキーと呼ばれるほどじゃない」

    結衣「別に引きこもりだからヒッキーじゃないんだけど……」

    33 = 1 :

    雪乃「由比ヶ浜結衣さんだったかしら?」

    結衣「うん。なんであたしの名前知ってるの?」

    雪乃「ちょうどあなたの話をしてたのよ」

    結衣「あたしの?」

    八幡「ああ。俺が助けた犬の飼い主が由比ヶ浜だろ?」

    雪乃「ついでに比企谷くんを轢いた車に乗っていたのがわたしよ」

    結衣「」

    八幡「まさかこの三人が同じ空間にいるとは」

    雪乃「不思議なものね」

    結衣「そんな……」

    34 = 1 :

    雪乃「どうしたのかしら?」

    結衣「なんでヒッキーから言っちゃうの!?」

    八幡「え」

    結衣「劇的にあたしが飼い主であることを告白して、そのままお互いに意識する関係を作ろうと思ってたのに!!」

    八幡「」

    雪乃「」

    結衣「酷いよ! せっかく一年もヒッキーのこと監視して様子を伺ってたのに!!」

    雪乃(本当に様子を伺ってたのね……)

    八幡「なんで俺が怒られてるんだ?」

    雪乃「わたしに聞かれても困るわ。由比ヶ浜さん、なぜ一年も比企谷くんに話掛けなかったの?」

    35 = 1 :

    結衣「えっと、少女漫画みたいに隠し事をして時間が経ってから打ち明けたほうが燃えるかなと思って」

    雪乃「…………はい?」

    結衣「だから二年でヒッキーと同じクラスになった時も凄い嬉しかったよ。アオハライドも二年で一緒になったもんね?」

    八幡「知らんがな」

    結衣「少し計画狂っちゃったけど告白するね。あたしがヒッキーが助けてくれた犬の飼い主です!!」

    八幡「お、おう……」

    結衣「あの時はありがとね。おかげでサブレは今も元気に暮らしてるよ!」

    八幡「サブレって犬の名前か?」

    結衣「そうだよ。ヒッキーが助けてくれなかったらサブレはミンチになってたと思うんだ。本当ありがと」

    雪乃「……」

    36 = 1 :

    八幡「まあ、散歩中はリード離さないように気をつけろよ」

    結衣「うん。もう絶対離さないし!!」

    八幡「それで由比ヶ浜は奉仕部に何しに来たんだ?」

    結衣「あ、本題忘れてた。ヒッキーの告白ついでにクッキーを渡そうと思ったんだ」

    八幡「クッキー?」

    結衣「うん。でもあたし料理苦手だから。平塚先生に相談したら奉仕部を紹介されて」

    八幡「なぜ平塚先生に相談した? あの人見るからに料理出来なさそうだろ」

    雪乃「そうね。それに煙草臭い時もあるわ」

    結衣「えっと、アニメ見て暇そうにしてたから!」

    八幡「あの人は職員室で何してんだよ……」

    37 = 1 :

    結衣「それで奉仕部でクッキー作りを教わろうと思ったんだけど。もう打ち明けちゃったしいいかな」

    雪乃「そ、そう……」

    結衣「確か雪ノ下雪乃さんだよね。あの時は迷惑掛けてごめんね」

    雪乃「別に気にしてないわ」

    結衣「ありがと。それでヒッキーも奉仕部の部員なの?」

    八幡「ああ。副部長だ」

    雪乃「あなたを副部長に任命した覚えはないのだけれど」

    八幡「雪ノ下が部長だから必然的に俺が副部長になるだろ」

    雪乃「……まあ、いいわ。それでは由比ヶ浜さんの依頼はなしということでいいのね?」

    38 = 1 :


    結衣「うん。それとあたしも奉仕部に入っていいかな?」

    雪乃「理由は? 比企谷くんのことが好きで傍にいたいからじゃないでしょうね?」

    結衣「え? なんでわかったの!?」

    雪乃「あなたが比企谷くんのストーカーをしてたという話を聞いたからだけれど」

    結衣「あたし、ヒッキーのストーカーなんてしてないよ。ずっと見てただけだもん!」

    八幡「それもストーキング行為のうちに入るよ」

    結衣「でも少女漫画の主人公とか結構相手のこと見てるし! 隣町まで相手の男子を追いかけたりする子もいるみたいだよ?」

    八幡「それは少女漫画のキャラじゃないから。……ていうか俺のこと好きなのかよ」

    結衣「うん。でもまだ告白はしないし」

    39 = 1 :

    八幡「…………へ?」

    結衣「夏休みにお祭りがあるでしょ? その時に浴衣姿で告白するつもりなんだけど」

    八幡「予告してきたよこの子……」

    結衣「それであたしの入部認めてくれる?」

    雪乃「駄目よ。そのような理由では入部は認められないわ」

    結衣「えー、そんなー……」

    八幡「諦めろ。それに俺たちがオッケーしても平塚先生が認めてくれないだろ?」

    雪乃「そうね」

    結衣「それじゃ平塚先生が認めてくれたらいいの?」

    雪乃「え、ええ」

    結衣「わかった。聞いてくる!!」

    40 = 1 :

    10分後


    結衣「平塚先生、認めてくれるって」

    雪乃「え」

    八幡「マジか……」

    結衣「うん。なんかあたしの頭が少しおかしいから奉仕部で更生した方がいいって。酷くない?」

    雪乃「頭が少しおかしいのは否定出来ないわ」

    八幡「そうだな」

    結衣「二人とも酷いし! ていうかヒッキーって結構Sな感じなんだ。ということはあたしは黒王子とオオカミ少女のような……」

    八幡「なにぶつぶつ言ってんだ?」

    雪乃「さあ?」

    結衣「……うん。ヒッキー、あたしのこと苛めてもいいけど暴力はやめてね?」

    41 = 1 :

    八幡「安心しろ。男女平等パンチは一級フラグ建築士さんの特権だ」

    雪乃「比企谷くんより更正する必要があるようね……」

    結衣「それと教室でも話しかけてもいい?」

    八幡「それはやめた方がいいんじゃないか」

    結衣「なんで?」

    八幡「俺って嫌われてるだろ。お前に迷惑を掛けてしまうかもしれない」

    結衣「ヒッキー、あたしのこと気遣って。……やばい、超惚れ直したし///」

    八幡「え」

    結衣「でも大丈夫だよ。少女漫画に障害はつきものだから!」

    八幡「お、おう……。ていうかクラスと大分キャラが違うんだが」

    42 = 1 :

    結衣「あたし、相手に合わせるのが得意な設定だから」

    八幡「設定なのかよ」

    結衣「うん。それにヒッキーも優美子みたいな女王様よりあたしみたいなおどおどしてる方がいいでしょ?」

    八幡「もうそのキャラは完全に崩れ去ったんだが」

    結衣「えー。じゃー教室でもこんな感じでいこうかなー」

    八幡「そうなるとお前の周りが困惑するんじゃないか。どうでもいいけど」

    結衣「ヒッキー、隼人くん達のこと本当嫌いだよねー」

    八幡「まあな」

    雪乃「葉山隼人くんのことよね?」

    八幡「ああ。笑顔がうさん臭くてな。後は金髪が気に入らない。金髪にするならブレザーの中にアロハシャツ着やがれ」

    43 = 1 :

    結衣「隼人くんはみんな仲良しがモットーみたいだから」

    雪乃「そう。彼も変わらないのね」

    八幡「知り合いなのか?」

    雪乃「一応幼馴染よ」

    結衣「そうなんだー。ゆきのんも隼人くんのこと好きじゃなさそうだね」

    雪乃「ええ。……ゆきのん?」

    結衣「うん。雪ノ下さんのあだ名なんだけど」

    雪乃「由比ヶ浜さんはあだ名をつけるセンスが皆無なのね」

    結衣「そんなことないし。ゆきのん、可愛くない?」

    雪乃「…………もういいわ」

    44 = 1 :

    八幡「それで葉山と昔なにかあったの?」

    雪乃「簡単に言えば彼がわたしへの苛めを止めようとして悪化したことかしら」

    結衣「ゆきのんも苛められてたんだ?」

    雪乃「ええ。わたし、可愛い「あたしも苛められてたんだー!」

    八幡「由比ヶ浜もか?」

    結衣「うん。あたしって結構可愛い方だから」

    雪乃「」

    八幡「そうだな。雪ノ下も由比ヶ浜も嫉妬されてきたのか」

    結衣「やった。ヒッキーに可愛いって言ってもらったし///」

    八幡「お、もう17時か。そろそろ帰るか」

    45 = 1 :

    結衣「うん。ヒッキー、ニケツしてー」

    八幡「帰る方向一緒なのか?」

    結衣「違うけど?」

    八幡「じゃあ駄目じゃねえか」

    結衣「バス停まででいから!」

    八幡「……わかった」

    結衣「ありがと。よし、背中に胸を押し付けてあたしのこと意識させるからよろしくねー」

    八幡「よろしくお願いします。……雪ノ下、帰らないのか?」

    雪乃「あ、そうね。帰りましょう」

    結衣「ゆきのん、またねー」

    八幡「じゃーな」

    雪乃「……はぁ……」

    46 = 1 :

    また明日か明後日
    ゆきのんは苦労人になるかも

    47 :

    なんだこの…なんだ?

    49 :

    この奉仕部に所属してると頭がおかしくなりそう


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