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    元スレ京太郎「修羅場ラヴァーズ」爽「完全無欠のハッピーエンド!」

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    101 :

    東京都内の、とある屋敷。

    その中の、二十畳はあるだだっ広い和室。

    エアコン完備、最新のパソコンもあり、男子高校生が好みそうな漫画や娯楽品も全て揃えてある。

    ただ一人で暮らすには十分過ぎるほどに快適と言えよう――部屋を囲む木製の格子を除けば、だが。


    「……」


    そんな部屋の真ん中で敷かれた布団に寝っ転がって。

    京太郎は、ただぼんやりと木目の天井を眺めていた。


    もう、何日も外の景色を見ていない。

    ここにあるのは、何の慰めにもならない娯楽品と。


    「~♪」


    一人の、狂った女だけだ。

    102 :

    彼女は何が楽しいのだろうか。

    頬杖をついて、ニヤニヤと此方を眺めている。


    「何が欲しい? 何でもあげるよ、きょーちゃん」

    「……」

    「~♪」


    京太郎は、答えない。

    答えても無駄だから。


    「~♪」


    食事に一服盛られ、気付いたらこの部屋にいて。

    それからずっと、この部屋から一歩も出られない。

    ペットか何か、飼われている希少動物のような扱い。


    彼女が変わらない限り、きっとこの部屋は変わらない。

    103 = 1 :

    「さて、と」


    やがて、彼女はこの状況に飽いたのだろうか。

    ゆっくりとした仕草で立ち上がると、京太郎に背を向けた。


    「それじゃ、また来るからねぃ。いい子でまってろよー?」


    名残惜しげに振り返り、手を振る彼女。

    そんな彼女に、京太郎は――。


    選択肢 下3
    1 背中を向けて、寝っ転がった
    2 「……俺は、ペットかよ」
    3 その他

    108 :

    3.じゃああんたと違ってボインボインのはやりをくれ

    109 :

    3咏が欲しい

    110 = 1 :

    「……」


    彼女の言葉に応えず、背中を向けて寝っ転がった。

    何も変わらない。外に出られないのも、彼女に言葉が届かないのも。

    変わるとすれば、それは京太郎が諦めた時。

    何もかもを彼女に委ね、自分の意思すら投げ捨てた時。

    その時こそが、彼の終わりで彼女の始まり。



    彼女は、焦らない。

    ただひたすらに、ゆるりとその時を待ち続けるだけだ――。


    【never end】

    111 = 1 :

    咏って顔立ちとかはあんまロリっぽくないと思う
    ちなみに2を選んだら裁縫end


    小ネタ安価下3

    112 = 104 :

    パウチカムイ大暴走

    113 :

    由暉子から京太郎を奪ったはやりを待ち受けていたのは信じていた母の裏切りであった…

    114 :

    善野さんとの情事を末原さんとついでにいくのんに見られた

    115 = 105 :

    ネリーENDの駆け落ちを詳しく

    116 = 108 :

    咲は男も姉のお下がり

    117 = 1 :

    結局のところ。

    誰が、悪かったんだろう。

    118 :

    メゲるわ……

    121 :

    他人に見られるような所で盛っちゃうカップルが悪い

    122 :

    導いてくれる監督、支えてくれる後輩。

    この二人あってこその自分だと、末原恭子は認めている。

    恩義、信頼――恥ずかしいから口にはしないけれど、胸を占める温かな想いは彼女をいつも奮い立たせてくれる。


    なのに。



    「京太郎……んっ」


    寄り添い、重なる二つの影を見た瞬間に。

    まるで、全てが閉ざされたような気がした。

    124 :

    それでもいくのんなら
    いくのんならきっと何とかしてくれる

    125 = 1 :

    扉の隙間から覗く光景に酷く胸を痛めながら――それでも、目を反らせず。


    「なんや、これ……ぇ」


    京太郎は恭子の恋人でもなんでもない。

    善野も、恭子の恩師ではあるがそれだけだ。

    なのに――。


    「――裏切られた。そう思う?」

    126 = 1 :

    耳たぶを嬲るような声音に、思わず肩が跳ねる。

    大声を上げてしまいそうになるところを、辛うじて口を押さえた。


    「……代行」

    「これでも、ちゃーんと……みんなのことは、見とるんよ?」


    いつから背後にいたのか。

    いつものように目を細めて、静かに郁乃が立っていた。

    127 = 1 :

    「罪な男やねー。須賀くんも」

    「……アイツは、そんなんじゃ」

    「そう?……なら」



    「私が、須賀くんをとっても――ええんやな?」


    「……」

    128 = 1 :

    「ゆーっくり。じーっくりでええよ?」


    郁乃の指が、恭子の頬を撫でる。

    幼子をあやすように。

    出来の悪い生徒を、導くように。


    「答えが出たら……ね?」


    恭子は、ゆっくりと深呼吸をして。

    静かに、頷いた。

    129 = 1 :

    燃ゆる命の嵐を胸に戦うときだ叫けぶぜ


    小ネタ安価下3

    130 :

    有珠山編アフター

    131 :

    パウチカムイ大暴走

    132 :

    恋人と一緒に泊まった温泉旅館で稲村杏果とかいう若女将に喰われる京ちゃん
    アカンなら安価下

    133 :

    ネリーENDで駆け落ちに至る経緯を詳しく

    134 :

    いくのんが最終的に一人勝ちしそうで怖い

    135 :

    >>129
    (京太郎と言う名の)夢と平和を奪い返すわけですねわかります

    136 :

    普通の恋愛させてーなー……

    137 :

    セーラ大勝利にさえ修羅場の気配があったからなー…

    138 :

    それは、月の綺麗な夜だったと思う。



    「私も」


    肌蹴た着物から露出した肩や、太腿の白さ。

    頬を朱に染める、興奮と羞恥心。

    プライドも倫理観も捨てて、俺を求め手を伸ばす。


    「思い出が、欲しいな」


    その姿も、心の内も。

    久しぶりに再会した彼女は、少女とは呼べなくなっていた。

    139 = 1 :

    翌日。

    恋人と二人並んで、旅館の入口で振り返る。


    「次に来る時には、苗字も変わってるかな?」

    「お、おう。多分な」


    杏果の台詞で、恋人が照れたように頬をかく。

    まぁ確かに、次に二人でここに来る時は彼女も須賀性に変わっているだろう。

    いや、もしかしたら二人だけではなく、もう一人か二人か増えているかもしれない。


    「それじゃ……また、ね」


    そんなこちらの考えを、果たして杏果はどこまで読み取っているのか。

    実に楽しげで、穏やかに手を振っている。


    「ああ……『また』な」


    それに応えるように、俺も手を振り。

    恋人と手を繋ぐと、ゆったりとした足取りで旅館を後にした。

    140 :

    閑無ちゃんかな?

    141 = 1 :

    シノハユ編を書くなら多分どう書いても閑無ルートになります
    学生時代のほろ苦い思い出を振り返りながら、閑無とくっついた京ちゃんが色んな女にちょっかい出される話を書きたい


    次に書くのは多分宮守短編
    ヒロインエイスリン。小瀬川京太郎
    もしくは有珠山で何かの短編
    または何か思いついたら書きます

    142 :


    しょうじょーだったとーなーつかーしーくー

    144 :


    前に見た、京太郎⇔真深 なんかも面白かったけどな
            ↑
           はやり

    145 :

    舞ってる

    148 :

    待っとるで

    149 :

    待ってます

    150 :

    ネリーたんイエーイ!


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