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    元スレ未央「安価で他のアイドルに告白する!」

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    101 :

    ちゃんみおルート入ってるな(確信)
    安価下

    102 = 71 :

    なんとなくテレビをつける

    103 = 45 :

    未央「とりあえず……テレビでも見る?」

    「うん、そうだね」

    未央「えっと、リモコンリモコン……あった。えーと、今は何がやってるのかな……」

    何の気なしにテレビをつけてみる。やっぱり話題に困った時はとりあえずテレビをつけるに限る……。

    しばらくチャンネルを回してみると……そのうちの一つのチャンネルでは、なんとNGの特集が組まれていた。

    未央「わっ、私たちが映ってる……。そういえば今日、NGの特集があうとか言ってたっけ……」

    「ほんとだ。なんか……こうやって自分の事をテレビで見るのは、ちょっと恥ずかしいね」

    未央「あー、わかるわかる。私最初の頃なんか、カメラの前にいるよりもテレビの中の自分を見てるほうがずっと緊張してたよー」


    そんな他愛もない話をしていると、特集コーナーは次第に私たち一人一人に焦点を当てたものになっていった。
    しまむーはテレビの向こうで満面の笑顔を浮かべて、頑張りますと意気込んでいた。

    未央「あ……」

    しばらくすると、今度は凛の番みたいだ。いつも通りのクールな印象の彼女が、液晶画面の中で優雅に歌い、踊っている。

    「も、もう、あんまり見ないでよ……」

    ソファの隣で座ってみていたしぶりんが、気恥ずかしそうに私の目線を手で遮ってくる。
    うんうんわかるよしぶりん、身近な人にテレビの自分を見られるのって、そういう恥ずかしさがあるよね。

    でも……。

    未央「(今日見えたしぶりんの女の子らしい一面って……ひょっとしたら、私しか知らないのかな)」

    画面にうつるいつも通りの彼女を見て、ふと、そんな考えが頭に浮かんだ。

    104 = 45 :

    未央「私も今まで長いことNGとして一緒に活動してきて……しぶりんのこと見てたつもりだけど、なんか今日は新しいしぶりんの魅力を見ちゃった感じかな」

    「へ?」

    未央「しぶりんっていつもクールな印象だったから、今日みたいに顔赤くして恥ずかしがったりするところは初めて見たっていうか……」

    未央「なんか、すっごくかわいいなって思った」

    「え……」

    ……あれ? なんだか隣のしぶりんがとんどん赤くなって……


    ……ん? 今私、何言ってた?


    未央「……あっ、しまった! つい本音がそのまま……じゃなくて、今のはその、自分の中の素直な気持ちがつい口から洩れちゃっただけで……」


    って、それじゃ言ってる事同じだ、私!


    「……もう、そういうところ、未央はずるいよ……」

    やっちゃったか、と思っていると、となりのしぶりんがまた顔を俯かせてしまった。

    「今日だって……初めてのデートで、私の事いっぱいリードしてくれて……すごくかっこよくて、かわいくて……」

    「キ、キス……だって、あんな風に……してくれて」

    「こ、こんなんじゃ、未央の事ますます大好きになっちゃうよ……」


    ぷしゅううう、と、煙の出る音が聞こえてきそうなくらいに耳まで真っ赤にしたしぶりんが、小さな声でそうつぶやく。

    未央「(わ、わ、なんだ、この空気……!)」

    いや、そりゃ好きって改めて言われて……嬉しいけど! そりゃ嬉しいけどさ! いやそういうことじゃなくって!
    なんだか、また空気がおかしなことになっちゃったよ……!


    「……あ、未央の特集だ」

    未央「え? ……わーっ! なんか恥ずかしいから見ないでー!」


    そんなこんなで結局番組が終わるまで、私たちは変な空気のまま、テレビに映るお互いの姿を目に映していた。

    105 = 45 :

    未央「はぁ、はぁ……なんか、疲れた……」

    気づけば特集も終わって、時間はもう9時になっていた。

    チャンネルを回してみてもそれほど面白そうな番組もやっていなかったので、リモコンの電源ボタンを押してテレビを消す。


    未央「(さて……これからどうしよう?)」



    ↓2

    106 :

    風呂

    107 :

    お風呂

    108 :

    いっしょにおふろ

    109 = 70 :

    お風呂

    110 :

    一斉に現れる風呂勢

    111 :

    フロム勢か。尻を貸そう

    112 = 84 :

    欲望に忠実過ぎませんかねぇ・・・

    113 = 108 :

    だってその時間にヤる事なんてお風呂くらいしか

    114 = 45 :

    未央「そろそろお風呂入るのにちょうどいい時間かな……私、掃除して沸かしてくるね」

    「え、あ、うん。ありがとう……」

    しぶりんをリビングのソファに座らせたまま、私は家のお風呂を掃除しにかかる。いつもやっていることなので、ことさら時間はかからず手際よく終わらせてしまった。

    未央「よし、あとはお湯を張って……と」

    うちのお風呂は全自動なので、ボタン一つでお湯が沸かせてしまう。濡れた足をバスタオルでぬぐって、リビングで待つしぶりんの元に向かう。


    未央「おまたせー。沸かしてきたよ」

    「うん……」

    あれ? なんだかしぶりんの様子が変なような……。
    そんな妙な感覚を覚えながらも、お湯が張られるまでの十分ほど、しぶりんと他愛ない話をして待った。



    ピーッ


    未央「お、沸いたみたいだね」

    お湯が張られたことを知らせる電子音がリビングに響く。
    前にNGでお泊り会をしたときにみんなに貸した着替えがあるから、着替えに関しては大丈夫なはず。
    ここはお客さんだし、一番風呂はしぶりんに譲ってあげるべきかな。


    未央「じゃあしぶりん、先にお風呂入ってきていいよー。バスタオルと着替えは出しといたから」

    「……うん。ありがとう」

    何か迷っているような顔つきで、しぶりんが立ち上がる。
    すると、やはり何かを決心したのだろうか、振り返って、彼女はこういった。


    「未央……お風呂、一緒に入らない?」



    未央「ほえ?」

    115 = 107 :

    然り

    117 :

    いいぞいいぞ

    118 = 45 :

    「駄目……かな……」

    未央「一緒に? 一緒に……って、お風呂に一緒に?」

    「……」コクン


    しぶりんが小さくうなずく。

    未央「(ま、まぁ私も小さいころは弟と一緒に入ってたし……一応私の家は2人でも十分一緒に入れるくらいの広さはあるし……それはいいんだけど……)」

    未央「(……な、なんだろう。例え女の子同士とはいえ、今の空気のまま一緒にお風呂入るのはなんかめちゃくちゃ緊張する!!)」

    未央「(え、ええと、でもあれ? 一応今の私たちって恋人同士なんだから……一緒にお風呂に入るくらいは当たり前……なのかな?)」

    未央「(というか、私たちくらいの女の子同士の友達なら、恋人じゃなくてもお風呂くらいはありえる……かな?)」

    そんな事を脳内で考えていると、私がしばらく無言なのが不安になったのか、しぶりんが少し小さめの声で私に話しかける。


    「あ、もちろん、嫌じゃなければ……なんだけどさ」

    未央「え、い、嫌だなんてそんな事ないよ!」

    つい反射的にそう口走ってしまった。その瞬間、彼女の表情がほんの少し明るくなった。

    「そっか……じゃあ私、先に行って待ってるね」

    未央「んえ!? え、あ、うん! わ、わかったわたしもすぐいくね!!」


    言葉が喉の奥から押し出されるように、勢いで了承してしまった。
    彼女は嬉しそうに長い髪を揺らしながら、脱衣所へと消えていく。

    未央「な、なんか……どんどんまずいことになってる気がする……」

    119 = 45 :

    ふー、ふー、と深呼吸をして、しかしもう一緒に入る約束をしてしまった以上、すっぽかすわけにもいかない……と、私は覚悟を決めて、自分の部屋に着替えを取りに行く。
    とりあえず下着と、いつも来ているパジャマを一式持って、先ほどしぶりんが入った脱衣所に追いかけるように私も入った。

    脱衣所の扉を開けると、浴室の中からはシャワーの水が流れる音が聞こえる。
    家族が使う洗濯籠とは別に、しぶりんが来ていたワンピースが丁寧に折りたたまれて置いてあった。

    未央「(な、なんか生々しい……)」

    未央「(……いや、大丈夫だ。たとえ恋人同士じゃなくたって、女の子の友達同士が一緒にお風呂に入るなんて、世間一般で日常的に行われてる普遍的行為のはずだ!)」

    未央「(だから、何もおかしなことはない! ……はずだ、私!)」

    自分を無理やり説得させるように意気込むと、私は今日のデートに来ていったパーカーとスカートを脱ぎ、下着だけの姿になる。
    いつものように脱いだ服を洗濯籠にいれて、次は下着を脱ごう……とした時に、これを脱いだら自分の裸をしぶりんに見せることになるのか……と急に実感が沸いてきた。

    未央「(な、なにも気負うことなんかないよね……)」


    恐る恐る、普段よりも3倍ほどのろまなペースで上と下の下着を脱いで洗濯籠に入れると、とうとう私は……生まれたままの姿になった。
    このこと自体は毎日やっていることなのだから、殊更緊張するようなことじゃないんだけど。
    扉一枚隔てたあの向こうに、私の友達が……いや、今は一応私の恋人なんだけど……とにかくしぶりんが、私と同じ生まれたままの姿でシャワーを浴びているんだ。

    丁度そのタイミングでシャワーの音が止んだ。それをきっかけにして、いざ。
    一瞬息を止めたまま、浴室の扉を開けた。

    120 = 45 :

    「あ、未央……」

    未央「お、おう、しぶりん……」

    お互いに言葉が詰まったまま、湯気が立ち上る浴室の前で向かい合う。
    しぶりんの体は……意図的に私が目を逸らしているせいで、ダイレクトに視界には入ってこない。

    けれど……いつも入っている浴室に、普段は嗅いだことのない香りが……しぶりんの髪の甘い匂いかな? それが立ち込めているような気がした。
    その女の子らしい匂いに、ふと頭の奥がくらくらと揺れるような錯覚を味わう。


    「えっと、先に、失礼してるね……?」

    未央「あ、大丈夫大丈夫! もうぜーんぜん平気だから! ちゃんと温まってね!」

    ごまかすように言うと、とりあえずシャワーが空いたようなので、しぶりんからシャワーヘッドを受け取る。
    とりあえず私も体を濡らして、その間にしぶりんには先に湯船に入っててもらおう。

    「…………」

    俯いたまま、ちゃぷんと湯船につかるしぶりん。ここに来てまだ私は緊張からか、彼女の体をほとんど正視できていなかった。

    一通りシャワーを浴び終わると、隣からしぶりんの声が響いてきた。


    「未央も……とりあえず湯船につかったら? 暖かいよ」

    未央「え、う、うん。じゃあ……そうしよっかな……」




    ↓2

    1.凛と向かい合って湯船につかる
    2.凛の後ろから湯船につかる

    123 = 45 :

    未央「それじゃあ……失礼してっと……」

    しぶりんが自分の前方を開けてくれたので、浴槽には人がもう一人入るだけのスペースが生まれた。
    私は湯船に足のつま先をすっと差し込むようにして、しぶりんと向かい合う形で浴槽に入る。

    少し多めに張っていた湯が、私が入ったことでちょっとだけ溢れた。


    未央「…………」

    「…………」


    一通り肩までお湯につかってしまうと、少し前を見る余裕ができた。
    しぶりんは口元がお湯につかる形で、いつものように(と言っても見るのは今日がはじめてだけど)顔を赤くして俯いていた。
    彼女が顔を俯けるのは恥ずかしがっている証拠だと、今日一日でもう既に判明してしまっている。いや、恥ずかしいのは私も同じだけど。




    ――ちょん



    未央「……あっ、ごめ……」

    「だ、大丈夫……」

    ふと、私の足先が彼女の太ももに触れてしまった。
    私の家のお風呂は十分広いとはいえ、15歳の人間が二人はいろうとすると、やはり多少は狭さを覚える。

    私たちはお互いの折り曲げた足が交差するようにして、向かい合って浴槽に入っている。
    ふに、と、彼女の柔肌に私の足が当たるだけでも、心臓が跳ねるように緊張してしまう

    124 :

    良きかな良きかな

    125 = 45 :

    未央「…………」

    さっきから、心臓がうるさい。
    一応入浴剤は入れておいたので、彼女の体はお湯の色に隠れて見えなくなっている。

    今更ながら、お風呂に入浴剤を入れておいた私の判断はグッドだったと言わざるを得ない。もしこれでしぶりんの裸が見える状態だったら、私の心臓の鼓動はこんなもんじゃすまなかっただろう。


    しかし、特に話すことがあるわけでもなく……かといってこのまま二人して永遠に湯船につかっているわけにもいかない。

    ……どうしよう。ここは……。



    ↓3


    1.凛が体を洗ってくれる。
    2.今日のデートの話をする

    130 = 45 :

    「あ、あのさ、未央……」

    未央「ん? なに?」

    「えっと……体洗うの手伝ってあげようか?」

    未央「えっ!?」

    いきなりの申し出に、私はつい湯船から肩を飛び上がらせてしまった。


    「ほら、今日は……デートで、すごくリードしてくれたからさ……そのお返しに……」

    「せめて背中くらいは流してあげようかなって思って」

    未央「そ、そういうことか……」


    確かにさっきまで話題に困っていたところだ。このまま沈黙が流れるというのもそれはそれで気まずくて困る……。


    未央「じゃあせっかくだから……お願いしようかな」

    「……うん!」


    そういうわけで私は湯船から出て風呂椅子に座ると、後からしぶりんが私の後ろに回り込んだ。
    いつも使っているハンドタオルにボディーソープをつけると、きめの細かい泡が手を包み込む。

    未央「えっと……じゃあ、これ。お願い」

    「うん、任せて」


    どきどき跳ねる心臓を静まらせようと努力する傍ら、後ろのしぶりんに視線をくれないままハンドタオルを手渡した。

    131 :

    卯月「どうしよう……私だけ何にもなかったら……怖いよ」

    132 = 124 :

    あなたが神か

    133 = 45 :

    ふわ……と、泡が私の背中を包み込む感覚が走る。
    ハンドタオルの感触はそのまま背中を上下左右に走り、気持ちいい、といった感触とはまた別に、どこかむずがゆいような感覚が同時に脊椎に刺激を与える。
    いつも自分でやってる当たり前のことなのに……しぶりんに背中を洗ってもらってるって考えると、なんだか胸の奥が更にうるさく騒ぎ立ててしまう。

    未央「ん……」

    ごし、ごし、ふわ、ふわ。
    後ろではきっと、しぶりんが一生懸命私の背中を洗ってくれているんだろう。浴室に入ってからもう少なくとも5分は経つというのに、いまだに彼女の体をまともに見られていないのが、この空間の現実味の無さに拍車をかけているかのようだった。

    「次は……腕洗うね」

    未央「う、うん。お願い……」

    一通り背中を洗い終わったからなのか。しぶりんの持つタオルは今度は私の右腕に移動した。
    うう、私二の腕のお肉とかついてないかなぁ……なんて余計なことを考えていると、もう既に手首の先まで泡に包み込まれている。
    そして……私の手のひら。ここだけは、しぶりんはハンドタオルを使わずに、自分の指を絡めるようにして洗ってくれた。

    「……ふふ、未央の指……すべすべだね」

    未央「あ、ありがと……」

    なんだか気恥ずかしい。そんな思いをしていると、今度は左腕。
    次は最初から、しぶりんはタオルじゃなくて、既に十分泡に包まれていた彼女自身の手で直接洗ってきた。

    未央「ひぅ……っ」


    しぶりんの柔らかい肌と私の肌が泡越しに直接触れ合うその感覚は、こそばゆくて、少し恥ずかしい、そんな気持ちが泡と一緒にごちゃまぜになったような感触として、私の毛穴に染み込むかのようだった。

    134 = 45 :

    「じゃあ、今度は足……ちょっと開いて」

    未央「え、あ……わっ」

    しぶりんに軽く股を開かせられると、途端に羞恥心が襲ってくる。
    流石に場所が場所だけに素手で洗うのはまずいと思ったのか、しぶりんはハンドタオルに持ち替えて、私の太ももを泡で包み込んでくる。

    未央「(あ、あれ……背中洗うって言ってたような……このまま全部洗われちゃうのかな……)」

    そんなぼうっとした思考をしていると、もう既にしぶりんは私の左足、そして右足と、ゆっくりと、だけどどこか愛おしむようにハンドタオルを動かしていた。
    ほんの少し前までなら考えられなかったこの空間に、どんどん私の頭はのぼせてゆく。
    たまにしぶりんの濡れた長い髪が私の体に張り付くのが、どきどきしてたまらなかった。

    未央「(なんで……こんなに緊張してるんだろう。ただ、女の子同士でお風呂に入ってるだけなのに……)」

    だんだん思考がままならなくなってくるのを感じながら、しぶりんの声も、ぼやけるように私の耳に入ってくる。

    「じゃあ……前、洗うね?」

    未央「ふぇ……あ……」

    ふわ、と。泡の感触がとうとう私のお腹に回り込んできた。
    そしてこの状況で、それが意味するものが分からないほど、私はもう……浮足立っていた。

    135 :

    パンツフライドチキンした

    136 = 116 :

    ユートピアはここか

    137 = 45 :

    ふわふわと、私のお腹が泡にまみれていく。
    視界には、しぶりんの細い腕が泡に包み込まれているのも飛び込んでくる。

    そしてしぶりんの腕は、だんだん上のほうへ……私の胸元にまで届いてきた。


    「えっと……洗うね」


    未央「……うん」


    ふに、と。私の胸にある二つの膨らみが、しぶりんの持つハンドタオルに形を変えられる。
    ん……と小さく声が出そうになったが、寸でのところで堪え、飛び跳ねまくる心音を抑えることに必死で従事する。
    どうしよう、私、顔赤くなってないかな。というか心臓のドキドキ、しぶりんにバレちゃわないかな……などと、相変わらず宙に浮いたような思考が私の脳を包み込んでいた。

    「綺麗……」

    未央「……えっ?」

    「いや、未央の体、綺麗だな……って。すっごく、すべすべで……」

    未央「そ、それ言うならしぶりんだって……んっ、そうじゃん……アイドルなんだし……」

    「そんな……あっ」


    ふと、私の左胸にハンドタオルを当てたまま、しぶりんの手が止まる。

    「未央の心臓……すごくドキドキしてる」

    未央「え……あっ……」


    未央「(ドキドキしてるの、バレちゃった……)」



    なんだろう。だけど決して――不快では、なかった。

    138 :

    まさかここまで掘り下げるとは思ってなかった
    いいぞもっとやれ
    やってください

    139 = 124 :

    おれもドキドキしてる…///

    140 = 107 :

    キスはした
    ペッティングも済ませた
    あとは繋がるのみだな

    141 = 45 :

    結局、首から下が泡で包み込まれてしまった私を、しぶりんはシャワーで優しく、丁寧に洗い流してくれた。
    なんだか今までのすべてが夢だったかのように、ふわふわと私の意識は湯気にまぎれて浴室の宙を舞っているかのようだ。

    未央「えっと……ありがと……」

    「うん……どういたしまして」

    「……髪も洗おうか?」

    未央「あ、ううん、大丈夫……。……それよりさ」


    未央「↓2」



    1.もう一回二人で湯船につかる?
    2.私も凜の体、洗ってあげようか?

    143 :

    そりゃ2よ

    146 = 45 :

    未央「私も……しぶりんの体、洗ってあげようか?」

    「えっ?」

    未央「いやその……さっき洗ってくれた、お礼……みたいな」

    「…………」

    一瞬俯きかけたしぶりんだったけど、すぐに持っていたハンドタオルを私に渡すと、さっきまで私が座っていた風呂椅子にすっと腰かけた。

    「じゃあ……してもらおうかな」

    未央「うん、わかった」

    私……なにやってるんだろ。なんでわざわざ自分から……。
    いや、そりゃしぶりんとは普通に友達なんだから、お礼に体洗ってあげるくらいなんでもないんだけどさ。

    ハンドタオルで泡立てられえているボディーソープは、まだ十分使える量が残っていた。
    目の前に座ったしぶりんの背中に、さっきと同じようにハンドタオルをあてがう。


    未央「(うわ……)」

    と、さっきまで意図的に視界に入れないようにしていたしぶりんの裸の体が、否応なしに私の体に飛び込んでくる。

    未央「(しぶりんの体……こんなに細くてきれいだったっけ……)」

    その硝子細工の芸術品のような美しさに、私は思わず息をのむ。
    そりゃあ……水着姿の撮影みたいなものなら何度か見たことがあるけど、今私の目の前に座ってるしぶりんは、私もそうだけど何も身に着けてない、裸なわけで……。

    そう考えると、一気に私の顔が熱っぽくなるのが自分でもわかった。

    147 = 45 :

    未央「(と、とりあえず、背中を洗ってあげなきゃ……)」

    彼女のきめの細かい肌に、ハンドタオルをあてがう。そのまま背中をまんべんなく洗うように手を動かし、次に腕を洗うためにハンドタオルを移動させる。

    未央「(うっ……)」

    しぶりんの柔らかい肌に、私の指が沈み込む。同じ女の子なのに、思わずうっとりするほど白くて綺麗な肌だ。

    未央「(無心……無心……)」

    未央「……どうかな、かゆいところ、ない……?」

    「ん、大丈夫だよ。ありがとう」

    そんな問答を行いながら、着々と、彼女の腕も洗い終わり、さっき自分がされたように脚も洗ってみせる。

    未央「よ、よし。それじゃあ……しぶりん。前、洗うね?」

    「うん。……お願い」


    大丈夫。さっき私がしてもらったようにするだけだ。それだけなら何も特別な事じゃない。
    そう自分に言い聞かせるようにして、私はしぶりんの細いお腹に泡をあてがった。

    148 = 45 :

    未央「こ……こんな感じで、いいかな……?」

    「うん、大丈夫……」

    着々と、私の手はしぶりんのお腹から胸元にまで上がってきている。
    そしてついに、後もう洗い残すところは……彼女のその胸に残るのみとなった。

    未央「じゃあ、失礼して……」

    二つに膨らんだその丘に、泡がまとわりつき、彼女の肌色を隠していく。
    しぶりんの肩が震えているのが伝わってくる。彼女もさっきは……こんな感じだったのかな。
    ふと、さっきのしぶりんの真似ではないけれど、彼女の左胸に軽く手をあてがってみた。その瞬間、消え入りそうな声で「あっ……」という声が漏れる。


    未央「…………」


    未央「ドキドキ……してるね」

    「やめてよ、恥ずかしい……」

    未央「しぶりんだってしてたじゃん。そのお返しだよ」

    「うわ、自分の心臓の音聞かれるのって、結構恥ずかしい……うぅ」

    149 :

    みんな右手が忙しくてレスができないと見える
    安価下

    150 = 45 :

    未央「……なんかかわいいね、しぶりん」

    「……何言ってるの、もう……いいから早く流してよ」

    未央「はいはい、わかりましたよー」


    自分が洗う側になって少し落ち着いたからか、少しは喋る余裕が出てきたのかもしれない。
    私は少しだけいつもの通りの感じになって、しぶりんを軽くからかうような素振りも見せてみた。

    しぶりんの体を包み込む泡をシャワーで全て流しきってしまうと、彼女は一言「……ありがとう」と言って、立ち上がった。

    さて、この後は……しぶりんは髪を洗うだろうし、私はしばらく浴槽に浸かっていようかな……と思い、浴槽の方に移動しようとした、その瞬間だった。



    「………」

    濡れた髪を体に張り付かせたしぶりんが、私の方に振り返り、二歩だけ近づき歩み寄ってきた。

    未央「し、しぶりん?」

    「……未央」

    もう一歩。更に私の股の間にその長い脚を滑り込ませるように。
    胸と胸がくっつかんばかりの距離に彼女は近づいて、こう言った。


    「……キス、しよ?」


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