私的良スレ書庫
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元スレ美希「デスノート」
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アカン、美希もう詰んでるようにしか見えん(白目)
途中まではファインプレーで月以上に上手くいってたけど
目をつけられたらアウト、月みたいに監禁尋問にも耐えられないだろう
途中まではファインプレーで月以上に上手くいってたけど
目をつけられたらアウト、月みたいに監禁尋問にも耐えられないだろう
春香「でさ、響ちゃんが……」
美希「あはは。実に響らしいの」
春香「……なんか、ちょっと久しぶりだね」
美希「え?」
春香「こういう風に、他愛も無い話で盛り上がるの」
美希「あー……まあ最近、色々あったしね」
春香「うん。そうだね」
美希「…………」
春香「ねえ、美希」
美希「? 何? 春香」
春香「実は私……美希にずっと聞きたいことがあったんだ」
美希「……え?」
春香「今、聞いてもいい……かな?」
美希「な、何?」
春香「うん……えっとね」
美希「…………」
美希(ま、まさか……『実は美希がキラなんじゃないの?』とか……?)
美希(い、いや、そんなことはありえないの。だって春香はAのことは知らないんだし)
美希(今の状況でミキだけを疑うはずが……)
春香「美希って、さ」
春香「いつデスノートを拾ったの?」
美希「…………え?」
美希「あはは。実に響らしいの」
春香「……なんか、ちょっと久しぶりだね」
美希「え?」
春香「こういう風に、他愛も無い話で盛り上がるの」
美希「あー……まあ最近、色々あったしね」
春香「うん。そうだね」
美希「…………」
春香「ねえ、美希」
美希「? 何? 春香」
春香「実は私……美希にずっと聞きたいことがあったんだ」
美希「……え?」
春香「今、聞いてもいい……かな?」
美希「な、何?」
春香「うん……えっとね」
美希「…………」
美希(ま、まさか……『実は美希がキラなんじゃないの?』とか……?)
美希(い、いや、そんなことはありえないの。だって春香はAのことは知らないんだし)
美希(今の状況でミキだけを疑うはずが……)
春香「美希って、さ」
春香「いつデスノートを拾ったの?」
美希「…………え?」
なにいいい
ちょっとは予想してたけどミサミサとは何だったのか…
ちょっとは予想してたけどミサミサとは何だったのか…
なぜだろう
原作の月が負けた時は”あー、負けちゃったか”で済んでたのが
美希の場合は”頼むから負けてBADエンドにならないでくれ”と思うのは
原作の月が負けた時は”あー、負けちゃったか”で済んでたのが
美希の場合は”頼むから負けてBADエンドにならないでくれ”と思うのは
アイドル関係者の件的に、まぁ仲間内にデスノート所持者がいるだろうとは予想してたた
むしろミキは仲間の誰かが手放したリュークデスノートを受け継いだ二代目なんだと思ってたわ
むしろミキは仲間の誰かが手放したリュークデスノートを受け継いだ二代目なんだと思ってたわ
これPの移籍のくだりで黒井のおっさんの口から出たキラは美希じゃない気がするんだが
もしかして元々の持ち主が春香なのかなあとか思ったけど眼の取引持ちかけてる時点で所有権は美希に移ってるんだよね
さてこの先どうなるのかワクワクしてまいりました
さてこの先どうなるのかワクワクしてまいりました
会議がおこなわれるのが428じゃなくて765になりそうだな……
これから春香さんの顔はライトの顔を想像しましょう
特に悪いこと考えてる時は
特に悪いこと考えてる時は
計画通りのコマに春香のリボンつけるコラなんて誰も作るなよ!絶対だぞ!
>>278
おかしいな……千早の胸が膨らんでいる様に見えるぞ
おかしいな……千早の胸が膨らんでいる様に見えるぞ
乙乙
正直精神的には普通の女の子でしかない美希じゃこれでオワタと思ったが…、救いの神が!
正直精神的には普通の女の子でしかない美希じゃこれでオワタと思ったが…、救いの神が!
ドラマ版見たけどどっかしらぶっとんでんな
さて春香はどういう経緯で目を手に入れたのやら
さて春香はどういう経緯で目を手に入れたのやら
【キラ対策捜査本部(都内のホテルの一室)】
総一郎「竜崎」
L「お手間を取らせてしまいすみません。夜神さん」
総一郎「いや、いい。それより話とは」
L「夜神さんの方から先にどうぞ」
総一郎「……分かった。端的に言って、今はやはり星井君の娘さん……星井美希を徹底的に調べるべきだと思う」
L「…………」
総一郎「竜崎も言っていたが、彼女と接点のある人物が二人も、しかもそのいずれもがキラ事件開始とほぼ同じタイミングで心臓麻痺死なんて怪し過ぎる」
総一郎「先ほど、あなたは私に当時在籍していた765プロの関係者全員と前任のプロデューサーとの間の人間関係の精査を指示したが、今はそれより星井美希に絞って捜査した方が……私も彼女の身辺に限定した捜査を行った方が良いと思う」
L「……夜神さん」
総一郎「? 何だ? 竜崎」
L「素晴らしいです」
総一郎「え?」
L「私が夜神さんにお話ししようとしていたことは、今夜神さんが私に仰ったこととほぼ同じです」
総一郎「! では竜崎。あなたも……」
L「はい。私も今は可能な限り星井美希に焦点を絞って捜査すべきと考えています。彼女は現時点において限りなく黒に近いグレーです」
総一郎「そうだったのか。では、先ほどの私への指示は……」
L「はい。あれは他の捜査員の方の目を逸らすために出したダミーの指示です。本当の指示は今からお伝えします」
総一郎「……分かった。では頼む」
総一郎「竜崎」
L「お手間を取らせてしまいすみません。夜神さん」
総一郎「いや、いい。それより話とは」
L「夜神さんの方から先にどうぞ」
総一郎「……分かった。端的に言って、今はやはり星井君の娘さん……星井美希を徹底的に調べるべきだと思う」
L「…………」
総一郎「竜崎も言っていたが、彼女と接点のある人物が二人も、しかもそのいずれもがキラ事件開始とほぼ同じタイミングで心臓麻痺死なんて怪し過ぎる」
総一郎「先ほど、あなたは私に当時在籍していた765プロの関係者全員と前任のプロデューサーとの間の人間関係の精査を指示したが、今はそれより星井美希に絞って捜査した方が……私も彼女の身辺に限定した捜査を行った方が良いと思う」
L「……夜神さん」
総一郎「? 何だ? 竜崎」
L「素晴らしいです」
総一郎「え?」
L「私が夜神さんにお話ししようとしていたことは、今夜神さんが私に仰ったこととほぼ同じです」
総一郎「! では竜崎。あなたも……」
L「はい。私も今は可能な限り星井美希に焦点を絞って捜査すべきと考えています。彼女は現時点において限りなく黒に近いグレーです」
総一郎「そうだったのか。では、先ほどの私への指示は……」
L「はい。あれは他の捜査員の方の目を逸らすために出したダミーの指示です。本当の指示は今からお伝えします」
総一郎「……分かった。では頼む」
以下、>>253からの続きとなります。
【三日後の夜・キラ対策捜査本部/資料室(都内のホテルの一室)】
(星井美希に対する監視・一日目)
ワタリ「竜崎。取り付けた監視カメラと盗聴器は全て正常に作動しています」
L「よし。よくやってくれた。ワタリ」
総一郎「…………」
L「夜神さん」
総一郎「何だ? 竜崎」
L「まだ完全には納得されていませんか?」
総一郎「……まあな。だがやると言った以上は徹底的にやる覚悟でいるつもりだ」
L「ありがとうございます。心から感謝します」
総一郎「…………」
ワタリ「竜崎。星井美希が帰宅したようです」
L・総一郎「!」
美希『ただいまなのー』
星井母『お帰り、美希』
菜緒『お帰りー』
美希『今日、パパは?』
星井母『遅くなるって』
美希『そっか』
菜緒『でもパパ、もうキラ事件の担当じゃなくなったんでしょ? なのに何でまだ帰って来るの遅いんだろ?』
星井母『さあ』
美希『ミキ的には、前に比べたら家に居る時間が大分増えたから、とりあえずは良いんじゃないかなって思うな』
菜緒『まあねぇ』
L「……星井さん、ご家族にはある程度捜査の事について話しているようですね」
総一郎「そのようだな。だが竜崎……」
L「分かっています。ここで明らかになったことをもって星井さんを問い詰めるようなことはしませんし、そもそもできません」
総一郎「ああ。それをすれば、我々がこうやって極秘に家の中を監視していることまで分かってしまうからな」
L「はい」
L「…………」
L(星井美希がキラだとしたら……父親から捜査本部の情報を得ることができていた……?)
(星井美希に対する監視・一日目)
ワタリ「竜崎。取り付けた監視カメラと盗聴器は全て正常に作動しています」
L「よし。よくやってくれた。ワタリ」
総一郎「…………」
L「夜神さん」
総一郎「何だ? 竜崎」
L「まだ完全には納得されていませんか?」
総一郎「……まあな。だがやると言った以上は徹底的にやる覚悟でいるつもりだ」
L「ありがとうございます。心から感謝します」
総一郎「…………」
ワタリ「竜崎。星井美希が帰宅したようです」
L・総一郎「!」
美希『ただいまなのー』
星井母『お帰り、美希』
菜緒『お帰りー』
美希『今日、パパは?』
星井母『遅くなるって』
美希『そっか』
菜緒『でもパパ、もうキラ事件の担当じゃなくなったんでしょ? なのに何でまだ帰って来るの遅いんだろ?』
星井母『さあ』
美希『ミキ的には、前に比べたら家に居る時間が大分増えたから、とりあえずは良いんじゃないかなって思うな』
菜緒『まあねぇ』
L「……星井さん、ご家族にはある程度捜査の事について話しているようですね」
総一郎「そのようだな。だが竜崎……」
L「分かっています。ここで明らかになったことをもって星井さんを問い詰めるようなことはしませんし、そもそもできません」
総一郎「ああ。それをすれば、我々がこうやって極秘に家の中を監視していることまで分かってしまうからな」
L「はい」
L「…………」
L(星井美希がキラだとしたら……父親から捜査本部の情報を得ることができていた……?)
菜緒『あっ。美希のCM』
星井母『あら、ホント』
美希『なんか未だにTVの中の自分を観るのは慣れないの』
菜緒『ねぇ、この一緒に出てる子誰?』
美希『海砂ちゃんなの』
菜緒『ふーん。かわいいね』
星井母『ミキミキとミサミサって、なんかダジャレみたいね』
美希『それはちょっと失礼って思うな』
L「…………」
総一郎「…………」
L「一家団欒、といった感じですね」
総一郎「……うむ」
L「ところで、今日報道された犯罪者の中でキラの裁きの対象になりそうなものはいましたか?」
総一郎「ああ。老夫婦を殺害し、金品を奪った強盗殺人犯が一名。これまで同様なら、おそらく本日中に裁かれるだろう」
L「キラの殺しの時間帯は平日は一貫して19時頃から22時頃……そろそろですかね。そちらの準備は大丈夫ですか?」
総一郎「ああ。警察庁にいる部下に、キラによる裁きが行われたらすぐに私に一報を入れてもらうように頼んである。『キラの動きをリアルタイムで捕捉しておきたいから』と言うと二つ返事で快諾してくれた」
L「! 警察庁……もしかして、あの時の……?」
総一郎「ああ。伊出と宇生田だ」
L「そうでしたか」
総一郎「キラを追っている者はこの捜査本部の者だけではないからな。彼らも彼らで懸命にやってくれている」
L「……はい」
星井母『あら、ホント』
美希『なんか未だにTVの中の自分を観るのは慣れないの』
菜緒『ねぇ、この一緒に出てる子誰?』
美希『海砂ちゃんなの』
菜緒『ふーん。かわいいね』
星井母『ミキミキとミサミサって、なんかダジャレみたいね』
美希『それはちょっと失礼って思うな』
L「…………」
総一郎「…………」
L「一家団欒、といった感じですね」
総一郎「……うむ」
L「ところで、今日報道された犯罪者の中でキラの裁きの対象になりそうなものはいましたか?」
総一郎「ああ。老夫婦を殺害し、金品を奪った強盗殺人犯が一名。これまで同様なら、おそらく本日中に裁かれるだろう」
L「キラの殺しの時間帯は平日は一貫して19時頃から22時頃……そろそろですかね。そちらの準備は大丈夫ですか?」
総一郎「ああ。警察庁にいる部下に、キラによる裁きが行われたらすぐに私に一報を入れてもらうように頼んである。『キラの動きをリアルタイムで捕捉しておきたいから』と言うと二つ返事で快諾してくれた」
L「! 警察庁……もしかして、あの時の……?」
総一郎「ああ。伊出と宇生田だ」
L「そうでしたか」
総一郎「キラを追っている者はこの捜査本部の者だけではないからな。彼らも彼らで懸命にやってくれている」
L「……はい」
【同日・21時頃】
L「…………」
L(夕食後、星井美希はすぐ風呂に入り、その後はずっと自分の部屋でくつろいでいる……)
L(今のところ、特に目立った行動はみられないが……)
ピピピピッ
総一郎「! 伊出だ」ピッ
L「!」
総一郎「私だ。……そうか。分かった。わざわざすまんな」ピッ
L「夜神さん」
総一郎「ああ。今日報道された強盗殺人犯が留置場内で死亡したそうだ」
L「!」
総一郎「死因はおそらく心臓麻痺。死亡推定時刻は今から約30分前」
L「30分前……!」
(監視カメラの録画映像を巻き戻すL)
L「…………」
総一郎「……星井美希は今と同様、自分の部屋でくつろいでいた時間帯だな……」
L「はい。ベッドに寝そべり、手にはスマートフォン……念の為、天井に仕掛けたカメラの映像を拡大し、スマートフォンの画面を確認してみます」
総一郎「うむ」
L「……ずっと同じアプリゲームをやっていますね」
総一郎「…………」
L「…………」
L(夕食後、星井美希はすぐ風呂に入り、その後はずっと自分の部屋でくつろいでいる……)
L(今のところ、特に目立った行動はみられないが……)
ピピピピッ
総一郎「! 伊出だ」ピッ
L「!」
総一郎「私だ。……そうか。分かった。わざわざすまんな」ピッ
L「夜神さん」
総一郎「ああ。今日報道された強盗殺人犯が留置場内で死亡したそうだ」
L「!」
総一郎「死因はおそらく心臓麻痺。死亡推定時刻は今から約30分前」
L「30分前……!」
(監視カメラの録画映像を巻き戻すL)
L「…………」
総一郎「……星井美希は今と同様、自分の部屋でくつろいでいた時間帯だな……」
L「はい。ベッドに寝そべり、手にはスマートフォン……念の為、天井に仕掛けたカメラの映像を拡大し、スマートフォンの画面を確認してみます」
総一郎「うむ」
L「……ずっと同じアプリゲームをやっていますね」
総一郎「…………」
L「…………」
L(星井美希がキラだとすれば……今、この状態で人を殺したというのか?)
L(キラの殺人には顔と名前が必要……そして、先ほど殺された強盗殺人犯の顔と名前は今日の昼には報道されていた)
L(星井美希は今日、家に帰ってからはニュース等を一切観ていなかったが……日中、家の外でこの犯罪者の情報を得ることは十分可能だっただろう)
L(とすると日中、家の外でこの者の顔と名前の情報を得ておき、今殺した……ということか?)
L(しかし、仮に念じるだけで人が殺せるとしても……生身の人間であれば殺しを行う際、挙動や表情に何らかの変化はあっていいはず……)
L(だがこの監視カメラの映像を観ている限り、星井美希にはとてもそのような変化は……)
L「…………」
総一郎「! 部屋の電気を消した」
L「遠赤外線カメラに切り替えます」
美希『…………』
総一郎「……普通に寝ているようだな……」
L「そうですね」
L(午後10時過ぎに就寝……以前私が推理したキラの人物像に当てはまってはいる、が……)
L(…………)
L(星井美希がキラだとすれば……今、この状態で人を殺したというのか?)
L(キラの殺人には顔と名前が必要……そして、先ほど殺された強盗殺人犯の顔と名前は今日の昼には報道されていた)
L(星井美希は今日、家に帰ってからはニュース等を一切観ていなかったが……日中、家の外でこの犯罪者の情報を得ることは十分可能だっただろう)
L(とすると日中、家の外でこの者の顔と名前の情報を得ておき、今殺した……ということか?)
L(しかし、仮に念じるだけで人が殺せるとしても……生身の人間であれば殺しを行う際、挙動や表情に何らかの変化はあっていいはず……)
L(だがこの監視カメラの映像を観ている限り、星井美希にはとてもそのような変化は……)
L「…………」
総一郎「! 部屋の電気を消した」
L「遠赤外線カメラに切り替えます」
美希『…………』
総一郎「……普通に寝ているようだな……」
L「そうですね」
L(午後10時過ぎに就寝……以前私が推理したキラの人物像に当てはまってはいる、が……)
L(…………)
【翌日夜・キラ対策捜査本部/資料室(都内のホテルの一室)】
(星井美希に対する監視・二日目)
L「…………」
総一郎「…………」
L(今日報道された犯罪者のうち、三日前に下校中の小学生を包丁で刺殺した疑いで逮捕された者がつい先ほど……21時頃に心臓麻痺で死亡した)
L(同時刻、星井美希はバスルームでシャワーを浴びていた)
L(……本当に可能なのか? こんな日常の動作を当たり前にこなしながら人を殺すなどということが……)
L(それに昨日も今日も、犯罪者が死んだとされる時刻に星井美希に挙動や表情の変化は一切みられなかった)
L(…………)
L(犯罪者が死んだとされる……時刻……?)
L「……夜神さん」
総一郎「? 何だ? 竜崎」
L「私は今まで思い違いをしていたのかもしれません」
総一郎「思い違い?」
L「はい。これまで私は、キラによって殺された犯罪者の死亡推定時刻=キラが裁きを行った時刻、と思い込んでいました」
L「それは、殺された犯罪者の死亡推定時刻が平日では19時頃から22時頃の間、土日は昼頃から22時頃までと固定していたからです」
L「しかしキラは、顔と名前が分かる者ならいつでも自由に殺すことができる……。つまり、人の死そのものを自由に操ることができる」
L「ならば、その死の時間をも操ることができるとしても不思議ではない」
総一郎「つまり……殺しの行為自体は先にしておいて、実際に犯罪者が死ぬ時間は後の時刻にずらしておくことも可能……ということか?」
L「はい。そしてそれが可能であるとすれば、犯罪者が死んだ瞬間の挙動を観ていても意味は無い」
(星井美希に対する監視・二日目)
L「…………」
総一郎「…………」
L(今日報道された犯罪者のうち、三日前に下校中の小学生を包丁で刺殺した疑いで逮捕された者がつい先ほど……21時頃に心臓麻痺で死亡した)
L(同時刻、星井美希はバスルームでシャワーを浴びていた)
L(……本当に可能なのか? こんな日常の動作を当たり前にこなしながら人を殺すなどということが……)
L(それに昨日も今日も、犯罪者が死んだとされる時刻に星井美希に挙動や表情の変化は一切みられなかった)
L(…………)
L(犯罪者が死んだとされる……時刻……?)
L「……夜神さん」
総一郎「? 何だ? 竜崎」
L「私は今まで思い違いをしていたのかもしれません」
総一郎「思い違い?」
L「はい。これまで私は、キラによって殺された犯罪者の死亡推定時刻=キラが裁きを行った時刻、と思い込んでいました」
L「それは、殺された犯罪者の死亡推定時刻が平日では19時頃から22時頃の間、土日は昼頃から22時頃までと固定していたからです」
L「しかしキラは、顔と名前が分かる者ならいつでも自由に殺すことができる……。つまり、人の死そのものを自由に操ることができる」
L「ならば、その死の時間をも操ることができるとしても不思議ではない」
総一郎「つまり……殺しの行為自体は先にしておいて、実際に犯罪者が死ぬ時間は後の時刻にずらしておくことも可能……ということか?」
L「はい。そしてそれが可能であるとすれば、犯罪者が死んだ瞬間の挙動を観ていても意味は無い」
L(同時刻、星井美希はバスルームでシャワーを浴びていた)
事案
事案
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